JP3184129U

JP3184129U - 携帯用歯磨きセット

Info

Publication number: JP3184129U
Application number: JP2013001860U
Authority: JP
Inventors: 隆徳和田
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2013-04-03
Filing date: 2013-04-03
Publication date: 2013-06-13
Anticipated expiration: 2023-04-03

Abstract

【課題】歯ブラシと、歯間ブラシと、うがい薬とをコンパクトに収納し、携行に適した携帯用歯磨きセットを提供する。
【解決手段】歯ブラシ１の柄部３におけるブラシ部５が設けられた正面３ａ側にはポケット部７を形成し、該ポケット部には収納体９を取り出し自在に嵌着し、該収納体は上端を開口した収納体本体１１と該収納体本体の該開口上端に開閉自在に備えさせた蓋１３とよりなり、該収納体本体にはそれぞれ該開口上端に開口する歯間ブラシ収納室１５とうがい薬収納室１７とを備えさせ、該歯間ブラシ収納室には歯間ブラシを収納し、該うがい薬収納室にはうがい薬を収納し、該蓋を閉じたときには該歯間ブラシ収納室とうがい薬収納室とが密閉され、該蓋を開けたときには該歯間ブラシ収納室とうがい薬収納室とが開口するようにしたことを特徴とする携帯用歯磨きセット。
【選択図】図１

Description

本考案は、携帯用歯磨きセットに関するものであり、特に、歯ブラシと、歯間ブラシと、うがい薬とをコンパクトに収納した携帯用歯磨きセットに係るものである。

最近、多くの人は、毎食後、歯ブラシのみならず、歯間ブラシとうがい薬とを使用することを欲する。このような人にとっては、食事を伴う外出時、旅行時等には、歯ブラシと、歯間ブラシと、うがい薬とを携行する必要がある。

そこで、特開２００１−１３７１０３号公報は、開閉蓋を備えた携帯用容器内を第一の収納室と、第二の収納室と、第三の収納室とに区画し、第一の収納室には歯ブラシと歯間ブラシとを収納し、第二の収納室にはコップを収納し、第三の収納室には洗口液と歯磨き剤とを収納してなる携帯用歯磨きセット（以下「従来の携帯用歯磨きセット」という。）を提供している。

特開２００１−１３７１０３号公報

しかるに、上記従来の携帯用歯磨きセットは、開閉蓋を備えた携帯用容器内を三つの収納室に区画し、各収納室に歯ブラシと、歯間ブラシと、洗口液（うがい薬）等を収納するようにしているため、嵩張り、携帯に適しているとは言い難いものである。

本考案は、上記従来の携帯用歯磨きセットにおける上述の如き問題を解決し、歯ブラシと、歯間ブラシと、うがい薬とをコンパクトに収納し、携行に適した携帯用歯磨きセットを提供しようとしてなされたものである。

上記課題を解決するために、本考案は、下記の携帯用歯磨きセットを提供する。

（１）歯ブラシの柄部におけるブラシ部が設けられた正面側にはポケット部を形成し、該ポケット部には収納体を取り出し自在に嵌着し、該収納体は上端を開口した収納体本体と該収納体本体の該開口上端に開閉自在に備えさせた蓋とよりなり、該収納体本体にはそれぞれ該開口上端に開口する歯間ブラシ収納室とうがい薬収納室とを備えさせ、該歯間ブラシ収納室には歯間ブラシを収納し、該うがい薬収納室にはうがい薬を収納し、該蓋を閉じたときには該歯間ブラシ収納室とうがい薬収納室とが密閉され、該蓋を開けたときには該歯間ブラシ収納室とうがい薬収納室とが開口するようにしたことを特徴とする携帯用歯磨きセット（請求項１）。

（２）前記蓋は前記収納体本体の開口上端に密嵌させる（請求項２）。

（３）前記柄部とは別体の外筒体を前記ポケット部に対し上方と下方とよりそれぞれ着脱自在に嵌合させ得るようになし、該外筒体を上方より該ポケット部に嵌合させたときには該外筒体は該ポケット部の上部と前記ブラシ部と柄部と収納体とを覆い、該外筒体を下方より該ポケット部に嵌合させたときには該外筒体は前記柄部の延長部となる（請求項３）。

[請求項１の考案]
この携帯用歯磨きセットは、歯ブラシの柄部におけるブラシ部が設けられた正面側にはポケット部を形成し、該ポケット部には収納体を取り出し自在に嵌着し、該収納体に歯間ブラシとうがい薬とを取り出し自在に収納しているため、歯ブラシと、歯間ブラシと、うがい薬とがコンパクトに収納され、携行に適したものである。

[請求項２の考案]
収納体本体の蓋は、該収納体本体の開口上端に密嵌させるようにしたため、該開口上端を完全に密閉することができる。

[請求項３の考案]
携帯用歯磨きセットの非使用時には、外筒体を上方よりポケット部に嵌合させることにより、該外筒体に該ポケット部の上部とブラシ部と柄部と収納体とを覆わせることができるため、ポケット部の上部とブラシ部と柄部と収納体とが清潔な状態に保持され、これらのものにホコリ、汚れ等が付着するおそれがない（図５参照）。また、該外筒体を下方より該ポケット部に嵌合させたときには該外筒体は柄部の延長部となるため、歯ブラシの使用時には該外筒体を手で把持することができる（図４参照）。

図１は、本考案による携帯用歯磨きセットの一例において、外筒体を外した状態を示す断面図である。図２は、収納体の断面図である。図３は、収納体の側面図である。図４は、上記携帯用歯磨きセットを歯ブラシとして使用する状態を示す側面図である。図５は、上記携帯用歯磨きセットの非使用時の状態を示す側面図である。

符号１に示すものは歯ブラシである。歯ブラシ１は、柄部３にブラシ部５を設けてなるものである。

歯ブラシ１の柄部３におけるブラシ部５が設けられた正面３ａ側にはポケット部７を形成する。因みに、本出願においては、歯ブラシ１の柄部３におけるブラシ部５が設けられた面を正面（３ａ）というものとする。図１参照。なお、図１において符号３ｂに示す面は、歯ブラシ１の柄部３における正面３ａと反対側の面、すなわち背面である。

ポケット部７には収納体９を取り出し自在に嵌着する。該収納体９は上端１１ａを開口した収納体本体１１と該収納体本体１１の該開口上端１１ａに開閉自在に備えさせた蓋１３とよりなる。

収納体本体１１にはそれぞれ該開口上端１１ａに開口する歯間ブラシ収納室１５とうがい薬収納室１７とを備えさせ、該歯間ブラシ収納室１５には歯間ブラシ１９を収納し、該うがい薬収納室１７にはうがい薬２０を収納し、該蓋１３を閉じたときには該歯間ブラシ収納室１５とうがい薬収納室１７とが密閉され、該蓋１３を開けたときには該歯間ブラシ収納室１５とうがい薬収納室１７とが開口するようになす。

歯間ブラシ１９は、一例として、図２に示すように、把持部２１と、該把持部２１の一端２１ａに突設した軸部２３にフィラメント２５を取り付けてなる歯間ブラシ部２７とよりなるものである。

うがい薬２０は、洗口液であり、少量のうがい薬２０を口に入れて口内を軽くゆすぐのである。

前記蓋１３は、収納体本体１１の開口上端１１ａに密嵌させることにより、該開口上端１１ａを完全に密閉する。

図示の事例においては、前記柄部３とは別体の外筒体２９を前記ポケット部７に対し上方と下方とよりそれぞれ着脱自在に嵌合させ得るようにしている。該外筒体２９を上方より該ポケット部７に嵌合させたときには該外筒体２９は該ポケット部７の上部７ａと前記ブラシ部５と柄部３と収納体９とを覆い、該外筒体２９を下方より該ポケット部７に嵌合させたときには該外筒体２９は前記柄部３の延長部となる。

外筒体２９は一端２９ａを開口した筒状体である。図示の事例においては、ポケット部７には外筒体２９の当該一端２９ａに当接する当接縁３１を突設している。

１歯ブラシ
３柄部
３ａ正面
３ｂ背面
５ブラシ部
７ポケット部
７ａ上部
７ｂ下部
９収納体
１１収納体本体
１１ａ上端
１３蓋
１５歯間ブラシ収納室
１７うがい薬収納室
１９歯間ブラシ
２０うがい薬
２１把持部
２１ａ一端
２３軸部
２５フィラメント
２７歯間ブラシ部
２９外筒体
２９ａ一端
３１当接縁

Claims

歯ブラシの柄部におけるブラシ部が設けられた正面側にはポケット部を形成し、該ポケット部には収納体を取り出し自在に嵌着し、該収納体は上端を開口した収納体本体と該収納体本体の該開口上端に開閉自在に備えさせた蓋とよりなり、該収納体本体にはそれぞれ該開口上端に開口する歯間ブラシ収納室とうがい薬収納室とを備えさせ、該歯間ブラシ収納室には歯間ブラシを収納し、該うがい薬収納室にはうがい薬を収納し、該蓋を閉じたときには該歯間ブラシ収納室とうがい薬収納室とが密閉され、該蓋を開けたときには該歯間ブラシ収納室とうがい薬収納室とが開口するようにしたことを特徴とする携帯用歯磨きセット。
前記蓋は前記収納体本体の開口上端に密嵌させたことを特徴とする請求項１に記載の携帯用歯磨きセット。
前記柄部とは別体の外筒体を前記ポケット部に対し上方と下方とよりそれぞれ着脱自在に嵌合させ得るようになし、該外筒体を上方より該ポケット部に嵌合させたときには該外筒体は該ポケット部の上部と前記ブラシ部と柄部と収納体とを覆い、該外筒体を下方より該ポケット部に嵌合させたときには該外筒体は前記柄部の延長部となるようにしたことを特徴とする請求項１又は２に記載の携帯用歯磨きセット。