JP3183553U - 靴 - Google Patents

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

【課題】 見栄えが良く、脱ぎ履きし易く、履き心地が良い靴を提供すること。
【解決手段】 舌状の砂除け部14を有する前甲被部19と、砂除け部14を左右から覆い重なるように設けられ、靴紐12で互いに結び付けられる一対の内羽根部16a及び外羽根部17aを有する側甲被部15と、靴紐12とを備え、砂除け部14及び側甲被部15によって履き口部13が形成されている靴11において、靴紐12は、ゴム様弾性体製であり、内外の各羽根部16a、17aの内表面Uと砂除け部14の外表面Sとがそれぞれゴム様弾性体製の伸縮部18を介して互いに連結され、伸縮部18のうち少なくとも砂除け部14の外表面Sと連結する第1連結部18aを含む部分が、靴11を履いた状態及び脱いだ状態のいずれの状態においても、内外の各羽根部16a、17aの内表面Uと砂除け部14の外表面Sとの間に配置される構成。
【選択図】 図1

Description

本考案は、見栄えが良く、脱ぎ履きし易く、履き心地が良いビジネスシューズを含む靴に関する。
従来の靴の一例として、前甲被部と、左右の各側甲被部とを備え、この前甲被部及び左右の各側甲被部の上縁部が環状の履き口部として形成されている靴がある(例えば、特許文献1参照。)。この靴の履き口部には、前甲被部と左右の各側甲被部との間の2つの各境界部に切り込み部が形成されている。更に、この履き口部には、環状の履き口補強部が設けられ、この履き口補強部の前甲被部側の一部がゴムバンドで形成されている。このゴムバンドによって、環状の履き口補強部が拡縮可能になっている。
この従来の靴によると、靴を脱ぎ履きするときに、ゴムバンドが伸長することができるので、迅速容易に靴の脱ぎ履きをすることができる。そして、靴を履いたときに、ゴムバンドが短縮するので、この履き口補強部が足首に密着することができ、靴の履き心地を良くすることができる。
実開平07−21336号公報
上記従来の靴では、砂除け部で正面からゴムバンドを覆う構成としてあるので、靴の正面からは、このゴムバンドが見え難いようになっているが、靴を脱いだときに、靴の履き口部側からは、ゴムバンドが見える状態となり、靴の見栄えが劣るという問題がある。
そして、靴を履いた状態で、ゴムバンドの縁部と履き口補強部本体の縁部との結合部が、足首の正面部に直接に圧接するので、足首の正面部に不快な圧迫を感じる恐れがある。
また、ゴムバンドの縁部と履き口補強部本体の縁部との結合部は、足が直接に触れる部分に形成されているので、靴を脱ぎ履きするときに、足がその結合部に擦れることによって不快な痛みを感じる恐れがある。
本考案は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、見栄えが良く、脱ぎ履きし易く、履き心地が良いビジネスシューズを含む靴を提供することを目的としている。
本考案に係る靴は、舌状の砂除け部を有する前甲被部と、前記砂除け部を左右から覆い重なるように設けられ、靴紐で互いに結び付けられる一対の内羽根部及び外羽根部を有する側甲被部と、前記靴紐とを備え、前記砂除け部及び前記側甲被部によって履き口部が形成されている靴において、前記靴紐は、ゴム様弾性体製であり、前記内外の各羽根部又はその近傍の内表面と前記砂除け部の外表面とがそれぞれゴム様弾性体製の伸縮部を介して互いに連結され、前記伸縮部のうち少なくとも前記砂除け部の外表面と連結する第1連結部を含む部分が、靴を履いた状態及び脱いだ状態のいずれの状態においても、前記内外の各羽根部の内表面と前記砂除け部の外表面との間に配置される構成であることを特徴とするものである。
この考案に係る靴によると、足が通る履き口部が、砂除け部及び側甲被部を含む部品によって環状に形成され、靴を脱ぎ履きするときに、それぞれがゴム様弾性体製の靴紐及び伸縮部が伸長することができるので、靴紐を解いたり結ぶ作業を行わずに、更に、例えば靴べらを使用しなくても簡単に靴を脱ぎ履きすることが可能である。
そして、靴を履いた状態では、靴紐及び伸縮部が短縮する方向に弾性力が働くので、この靴紐及び伸縮部の両方の弾力性によって、砂除け部及び側甲被部を足に適切な強さで密着させることができる。これによって、足が靴の内側でずれて動くことを防止でき、履き心地を良好にすることができる。
また、伸縮部のうち少なくとも砂除け部の外表面と連結する第1連結部を含む部分が、内外の各羽根部の内表面と砂除け部の外表面との間に配置されている構成としているので、靴を履いた状態及び脱いだ状態で、靴の外側から伸縮部が見え難いようにすることができる。よって、美観の優れた靴を提供することができる。
更に、伸縮部の上記第1連結部を含む部分は、内外の各羽根部と砂除け部との間に配置され、当該砂除け部を介して足に当接する構成となっているので、靴を脱ぎ履きするときに、足がその第1連結部を含む部分に直接に当たって擦れることがなく、心地よく靴を脱ぎ履きすることができる。また、このように構成されているので、靴を履いた状態で、上記第1連結部を含む伸縮部の足の甲に対する面積当たりの押圧力を小さくすることができ、足の甲が受ける当該押圧力による不快感を抑制することができる。
そして、靴紐がゴム様弾性体製であるので、靴を脱ぎ履きしても、靴紐の弛みを防止でき、靴紐の引き締まった状態を維持することができる。
この考案に係る靴において、前記伸縮部及び前記靴紐は、前記砂除け部及び前記側甲被部を足に密着させる方向に弾性力が働くように設けられ、靴の脱ぎ履きのときに伸長するものとするとよい。
このようにすると、靴を脱ぎ履きするときに、伸縮部及び靴紐が伸長することができるので、靴紐を解いたり結ぶ作業を行わずに、簡単に靴を脱ぎ履きすることができる。
そして、靴を履いた状態では、伸縮部及び靴紐は、砂除け部及び側甲被部を足に密着させる方向に弾性力が働くので、この伸縮部及び靴紐の両方の弾力性によって、砂除け部及び側甲被部を足に適切な強さで密着させることができる。これによって、足が靴の内側でずれて動くことを防止でき、靴の履き心地を良好にすることができる。
この考案に係る靴において、前記一対の各伸縮部は、平板状に形成され、靴を履いた状態及び脱いだ状態のいずれの状態においても、前記第1連結部は、前記内外の各羽根部の内表面と前記砂除け部の外表面との間に重なり合った状態となるものとするとよい。
このようにすると、靴を履いた状態及び脱いだ状態で、平板状に形成された一対の各伸縮部は、内外の各羽根部の内表面と砂除け部の外表面との間に重なり合った状態となり、靴の外側から一対の各伸縮部が効果的に見え難くすることができる。
そして、一対の各伸縮部が平板状に形成され、しかも、各伸縮部が砂除け部に連結する第1連結部を含む部分は、足との間に砂除け部が配置され、第1連結部を含む部分が直接に足に接触しない構成となっているので、靴を脱ぎ履きするときに、足が第1連結部を含む部分に当たって擦れることがなく、更に心地よく靴を脱ぎ履きすることができる。また、このように構成されているので、靴を履いた状態で、当該第1連結部を含む部分の足の甲に対する面積当たりの押圧力を小さくすることができ、足の甲が受ける当該押圧力による不快感を十分に抑制することができる。
この考案に係る靴において、前記側甲被部は、内側甲被部及び外側甲被部を有し、前記内羽根部は、前記内側甲被部と一体物として形成され、かつ、前記外羽根部は、前記外側甲被部と一体物として形成され、更に、前記各伸縮部は、前記内外の各羽根部又はその近傍の内表面を形成する内部材に対して第2連結部を介して連結し、当該第2連結部が前記各羽根部のそれぞれの外表面に現れないように設けられているものとするとよい。
このようにすると、内羽根部を内側甲被部に連結するための縫合部等の連結部、及び外羽根部を外側甲被部に連結するための縫合部等の連結部を不要にすることができる。そして、各伸縮部を内外の各羽根部又はその近傍の内部材に連結する第2連結部(例えば縫合部)が、内羽根部及び外羽根部のそれぞれの外表面(外部材)に現れないようにすることができる。これによって、この靴の外観の見栄えの向上を図ることができる。
この考案に係る靴において、前記各伸縮部の前記内外の各羽根部又はその近傍の内表面と連結する前記各第2連結部が、前記内外の各羽根部又はその近傍の内表面と前記砂除け部の外表面とが互いに重なり合う部分から離れた位置にそれぞれ配置されているものとするとよい。
このようにすると、靴の内表面において、砂除け部の内表面と各羽根部又はその近傍の内表面との段差の大きさを各第2連結部によって減少させることができる。これによって、靴の履き心地を良くすることができる。
この考案に係る靴において、前記靴紐は、外観が革製又は布製に見えるように彩色し又は形成されているものとするとよい。
このようにすると、靴紐が伸縮自在なことによって靴の脱ぎ履きをし易くすることができ、しかも、外観が革製又は布製に見えるので、美観の優れた靴紐を提供することができる。これによって、この靴全体としてフォーマルな場所に適合することができる美観を備える靴を提供することができる。
この考案に係る靴は、ビジネスシューズとするとよい。
このようにすると、上記のような作用を奏するビジネスシューズを提供することができる。
この考案に係る靴によると、見栄えが良く、脱ぎ履きし易く、履き心地が良いビジネスシューズを含む靴を提供することができる。
この考案の一実施形態に係る靴を履き口部側か見た状態示す斜視図である。 図1に示す靴の砂除け部を押し下げて一対の伸縮部が見える状態にした斜視図である。 図1に示す靴の一対の左右の各側甲被部を広げて一対の伸縮部が見える状態にした平面図である。 図1示す靴の平面図である。 図1に示す靴の右側甲被部を広げて右側伸縮部が見える状態にした側面図である。 図1示す靴の側面図である。
以下、本考案に係る靴の一実施形態を、図1〜図6を参照して説明する。この実施形態の靴11は、例えば靴紐12を有するビジネスシューズに適用したものである。ここで言うビジネスシューズとは、靴11全体としてフォーマル(正式、公式)な場所に適合することができる美観を備える靴という意味である。
ただし、靴11をビジネスシューズと言われる靴以外の靴に適用することができる。要は、本考案は、見栄えが良く、脱ぎ履きし易く、履き心地が良いビジネスシューズを含む靴を提供することを目的としている。
図1及び図2に示す靴11は、履き口部13が砂除け部14及び側甲被部15を含む部品によって環状に形成され、この砂除け部14及び側甲被部15には、それぞれがゴム様弾性体製の伸縮部18及び靴紐12が設けられている。そして、この伸縮部18及び靴紐12は、砂除け部14及び側甲被部15を足に密着させる方向に弾性力が働くように設けられ、靴11の脱ぎ履きのときに伸長するように機能するものである。
図1は、脱いだ靴11を履き口部13側か見た状態示す斜視図であり、この状態では、一対の各伸縮部18は、内羽根部16a及び外羽根部17aの下に隠れて見えない状態となっている。図2は、図1に示す靴11の砂除け部14を手で押し下げて一対の伸縮部18が見える状態にした斜視図である。
そして、図1、図2、図4〜図6において、一対の各伸縮部18を破線で描いてあるが、この破線は隠れ線であり、縫製を表すものではない。
この靴11は、図1、図2及び図5に示す前甲被部19と、側甲被部15と、一対の伸縮部18と、靴紐12と、靴底20とを備えている。
前甲被部19は、靴11の前側部分を形成するものであり、舌状の砂除け部14を有しており、この砂除け部14は、履き口部13の一部を構成している。
側甲被部15は、図1及び図2に示すように、靴11の後側部分を形成するものであり、内羽根部16a及び外羽根部17aを有している。この内羽根部16a及び外羽根部17aは、砂除け部14を左右から上側に覆い重なるように設けられ、靴紐12で互いに結び付けられるものである。そして、この側甲被部15は、内側甲被部16及び外側甲被部17を有している。
内羽根部16aは、内側甲被部16と一体物として形成され、外羽根部17aは、外側甲被部17と一体物として形成されている。
ただし、内羽根部16aは、内側甲被部16と一体物として形成したが、これに代えて、内羽根部16aを内側甲被部16と別物とし、この内羽根部16aを内側甲被部16の本体部に例えば縫合してもよい。同様に、外羽根部17aは、外側甲被部17と一体物として形成したが、これに代えて、外羽根部17aを外側甲被部17と別物とし、この外羽根部17aを外側甲被部17の本体部に例えば縫合してもよい。
伸縮部18は、例えば平板状のゴム様弾性体製であり、一対設けられ、各伸縮部18は、内外の各羽根部16a、17a又はその近傍の内表面Uと砂除け部14の外表面Sとを当該各伸縮部18を介して互いに連結している。そして、各伸縮部18は、当該伸縮部18のうち少なくとも砂除け部14の外表面Sと連結する第1連結部18aを含む部分が、靴11を履いた状態及び脱いだ状態のいずれの状態においても、内外の各羽根部16a、17a又はその近傍の内表面Uと砂除け部14の外表面Sとの間に配置されるように設けられている。
また、この一対の各伸縮部18は、図1〜図6に示すように、靴11を履いた状態及び脱いだ状態のいずれの状態においても、第1連結部は、内外の各羽根部16a、17aの内表面Uと砂除け部14の外表面Sとの間に重なり合った状態となるように設けられている。
更に、この一対の各伸縮部18は、図1及び図2等に示すように、内外の各羽根部16a、17a又はその近傍の内表面Uを形成する内部材に対して第2連結部18bを介して連結し、当該第2連結部18b(例えば縫合部)が各羽根部16a、17aのそれぞれの外表面に現れないように設けられている。
また、図1及び図2等に示すように、各伸縮部18の内外の各羽根部16a、17a又はその近傍の内表面Uと連結する各第2連結部18bが、内外の各羽根部16a、17a又はその近傍の内表面Uと砂除け部14の外表面Sとが互いに重なり合う部分から離れた位置にそれぞれ配置されている。
ただし、上記のようにせずに、第1及び第2連結部18a、18bを内外の各羽根部16a、17a又はその近傍の内表面Uと砂除け部14の外表面Sとの間にそれぞれ配置してもよい。
靴紐12は、図1に示すように、一対の内羽根部16a及び外羽根部17aを互いに結び付けて、これら一対の内羽根部16a及び外羽根部17aを有する側甲被部15、並びに、砂除け部14を足に密着させるためのものであり、例えばゴム様弾性体製である。そして、靴紐12は、外観が革製又は布製に見えるように彩色し又は形成されている。
ただし、靴紐12は、外観が革製又は布製に見えるように彩色し又は形成したが、これ以外の外観となるように形成してもよい。図5に示す20は、靴底である。
次に上記のように構成された靴11の作用を説明する。この図1及び図2等に示す靴11によると、足が通る履き口部13が、砂除け部14及び側甲被部15を含む部品によって環状に形成され、靴11を脱ぎ履きするときに、それぞれがゴム様弾性体製の靴紐12及び伸縮部18が伸長することができるので、靴紐12を解いたり結ぶ作業を行わずに、更に、例えば靴べらを使用しなくても簡単に靴11を脱ぎ履きすることが可能である。
そして、靴11を履いた状態では、靴紐12及び伸縮部18が短縮する方向に弾性力が働くので、この靴紐12及び伸縮部18の両方の弾力性によって、砂除け部14及び側甲被部15を足に適切な強さで密着させることができる。これによって、足が靴11の内側でずれて動くことを防止でき、履き心地を良好にすることができる。
また、伸縮部18のうち少なくとも砂除け部14の外表面Sと連結する第1連結部18aを含む部分が、内外の各羽根部16a、17aの内表面Uと砂除け部14の外表面Sとの間に配置されている構成としたので、靴11を履いた状態及び脱いだ状態で、靴11の外側から伸縮部18が見え難いようにすることができる。よって、美観の優れた靴11を提供することができる。
更に、伸縮部18の上記第1連結部18aを含む部分は、内外の各羽根部16a、17aと砂除け部14との間に配置され、当該砂除け部14を介して足に当接する構成となっているので、靴11を脱ぎ履きするときに、足がその第1連結部18aを含む部分に直接に当たって擦れることがなく、心地よく靴11を脱ぎ履きすることができる。また、このように構成されているので、靴11を履いた状態で、上記第1連結部18aを含む伸縮部18の足の甲に対する面積当たりの押圧力を小さくすることができ、足の甲が受ける当該押圧力による不快感を抑制することができる。
そして、靴紐12がゴム様弾性体製であるので、靴11を脱ぎ履きしても、靴紐12の弛みを防止でき、靴紐12の引き締まった状態を維持することができる。
よって、この実施形態の靴11によると、見栄えが良く、脱ぎ履きし易く、履き心地が良いビジネスシューズを含む靴を提供することができる。
また、図1及び図2等に示す靴11は、伸縮部18及び靴紐12が、砂除け部14及び側甲被部15を足に密着させる方向に弾性力が働くように設けられ、靴11の脱ぎ履きのときに伸長する構成となっているので、靴11を脱ぎ履きするときに、靴紐12を解いたり結ぶ作業を行わずに、簡単に靴11を脱ぎ履きすることができる。
そして、靴11を履いた状態では、伸縮部18及び靴紐12は、砂除け部14及び側甲被部15を足に密着させる方向に弾性力が働くので、この伸縮部18及び靴紐12の両方の弾力性によって、砂除け部14及び側甲被部15を足に適切な強さで密着させることができる。これによって、足が靴11の内側でずれて動くことを防止でき、靴11の履き心地を良好にすることができる。
また、図1、図4及び図6に示すように、一対の各伸縮部18は、平板状に形成され、靴11を履いた状態及び脱いだ状態のいずれの状態においても、内外の各羽根部16a、17aの内表面Uと砂除け部14の外表面Sとの間に各伸縮部18が重なり合った状態となる構成としたので、靴11を履いた状態及び脱いだ状態で、一対の各伸縮部18が靴11の外側から効果的に見え難くすることができる。
更に、一対の各伸縮部18が平板状に形成され、しかも、各伸縮部18が砂除け部14に連結する第1連結部18aを含む部分は、足との間に砂除け部14が配置され、第1連結部18aを含む部分が直接に足に接触しない構成となっているので、靴11を脱ぎ履きするときに、足が第1連結部18aを含む部分に当たって擦れることがなく、更に心地よく靴11を脱ぎ履きすることができる。また、このように構成されているので、靴11を履いた状態で、当該第1連結部18aを含む部分の足の甲に対する面積当たりの押圧力を小さくすることができ、足の甲が受ける当該押圧力による不快感を十分に抑制することができる。
そして、図1及び図6に示すように、内羽根部16aは、内側甲被部16と一体物として形成され、かつ、外羽根部17aは、外側甲被部17と一体物として形成され、更に、各伸縮部18は、内外の各羽根部16a、17a又はその近傍の内表面Uを形成する内部材と第2連結部18bを介して連結し、当該第2連結部18bが各羽根部16a、17aのそれぞれの外表面(外部材)に現れないように設けられている。
このようにすると、内羽根部16aを内側甲被部16に連結するための縫合部等の連結部、及び外羽根部17aを外側甲被部17に連結するための縫合部等の連結部を不要にすることができる。そして、各伸縮部18を内外の各羽根部16a、17aの内部材(内表面Uを形成する部材)に連結する第2連結部18b(例えば縫合部)が、内羽根部16a及び外羽根部17aのそれぞれの外表面に現れないようにすることができる。これによって、この靴11の外観の見栄えの向上を図ることができる。
また、図1、図2、図4〜図6に示す靴11は、各伸縮部18の砂除け部14の外表面Sと連結する各第1連結部18aを含む部分が、各羽根部16a、17aの内表面Uと砂除け部14の外表面Sとの間にそれぞれ配置され、各伸縮部18の各羽根部16a、17a又はその近傍の内表面Uと連結する各第2連結部18bが、内外の各羽根部16a、17a等の内表面Uと砂除け部14の外表面Sとが互いに重なり合う部分から離れた位置にそれぞれ配置されている構成である。
このようにすると、靴11の内表面において、砂除け部14の内表面と各羽根部16a、17a又はその近傍の内表面Uとの段差の大きさを第2連結部18bによって減少させることができる。これによって、靴11の履き心地を良くすることができる。
更に、ゴム様弾性体製の靴紐12は、外観が革製又は布製に見えるように彩色し又は形成されている。このようにすると、靴紐12が伸縮自在なことによって靴11の脱ぎ履きをし易くすることができ、しかも、外観が革製又は布製に見えるので、美観の優れた靴紐12を提供することができる。これによって、この靴11全体としてフォーマルな場所に適合することができる美観を備える靴を提供することができる。
そして、上記のように、この考案に係る靴をビジネスシューズに適用することによって、上記のような作用を奏するビジネスシューズ11を提供することができる。
以上のように、本考案に係る靴は、見栄えが良く、脱ぎ履きし易く、履き心地が良いという優れた効果を有し、このような靴に適用するのに適している。
11 靴
12 靴紐
13 履き口部
14 砂除け部
15 側甲被部
16 内側甲被部
16a 内羽根部
17 外側甲被部
17a 外羽根部
18 伸縮部
18a 第1連結部
18b 第2連結部
19 前甲被部
20 靴底
U 羽根部等の内表面
S 砂除け部の外表面

Claims (7)

  1. 舌状の砂除け部を有する前甲被部と、
    前記砂除け部を左右から覆い重なるように設けられ、靴紐で互いに結び付けられる一対の内羽根部及び外羽根部を有する側甲被部と、
    前記靴紐とを備え、
    前記砂除け部及び前記側甲被部によって履き口部が形成されている靴において、
    前記靴紐は、ゴム様弾性体製であり、
    前記内外の各羽根部又はその近傍の内表面と前記砂除け部の外表面とがそれぞれゴム様弾性体製の伸縮部を介して互いに連結され、前記伸縮部のうち少なくとも前記砂除け部の外表面と連結する第1連結部を含む部分が、靴を履いた状態及び脱いだ状態のいずれの状態においても、前記内外の各羽根部の内表面と前記砂除け部の外表面との間に配置される構成であることを特徴とする靴。
  2. 前記伸縮部及び前記靴紐は、前記砂除け部及び前記側甲被部を足に密着させる方向に弾性力が働くように設けられ、靴の脱ぎ履きのときに伸長することを特徴とする請求項1に記載の靴。
  3. 前記一対の各伸縮部は、平板状に形成され、靴を履いた状態及び脱いだ状態のいずれの状態においても、前記第1連結部は、前記内外の各羽根部の内表面と前記砂除け部の外表面との間に重なり合った状態となることを特徴とする請求項1又は2に記載の靴。
  4. 前記側甲被部は、内側甲被部及び外側甲被部を有し、
    前記内羽根部は、前記内側甲被部と一体物として形成され、かつ、
    前記外羽根部は、前記外側甲被部と一体物として形成され、更に、
    前記各伸縮部は、前記内外の各羽根部又はその近傍の内表面を形成する内部材に対して第2連結部を介して連結し、当該第2連結部が前記各羽根部のそれぞれの外表面に現れないように設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の靴。
  5. 前記各伸縮部の前記内外の各羽根部又はその近傍の内表面と連結する前記各第2連結部が、前記内外の各羽根部又はその近傍の内表面と前記砂除け部の外表面とが互いに重なり合う部分から離れた位置にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の靴。
  6. 前記靴紐は、外観が革製又は布製に見えるように彩色し又は形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の靴。
  7. ビジネスシューズであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の靴。
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