JP3181724U - 学習用机の付け替え用杉板製天板 - Google Patents

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Abstract

【課題】既存の学校用机の天板を再利用し、さらに教材を用い、その効果により教室内の汚染物質を含む空気の浄化と学業増進における脳活性化を図った学習用机の付け替え用杉板製天板を提供する。
【解決手段】学校用机の廃棄天板1を再利用した学校用机であって、既存天板の裏面に溝状刻設した杉板材4を嵌め込み式にして、既存天板とに微隙間を持って設置できるような構造になって、杉材の木質構造によって室内の汚染ガスの浄化の機能を持つこと、および脳波における活性化の機能を持つ、前記嵌め込み式カバー状天板6が、表面積で0.2〜1m2である。
【選択図】図5

Description

本考案は、事務机、学童机等の天板に載設される環境に優しい木製デスクカバー天板に関するものであり、杉材を用いた脳活性化並びに汚染物質浄化の機能性を持つ学習用机の付け替え用杉板製天板であって、学校用机の天板を再利用した学校用机の天板に関する。
小学校、中学校等において使用されている学習机(以下学校用机という。)は約10〜20年にて、破損の激しい物から順次、更新されている。特に机のJIS改正により旧JISは2002年12月末日で期限が切れ、天板の寸法が400mm×600mmから450mm×650mmが標準になった。
従って旧JISに対応する机の対応が増えている。一つの県内だけの試算でも年間5,000〜10,000台の机が処理されている。
学校用机の天板は、表面に薄いメラミン化粧板が貼り合せられているものであり、このメラミン化粧板に傷がついても貼り替えが困難であり、これまでは焼却処分しかできなかった。
また、スチール製の机の表面に樹脂を注入した強化木材を用いた学校用机もあるが再生時に表面を削ると表面硬さが不均一になり、やはり焼却処分されていた。これでは、木材資源が充分に活用されているとは言い難く、天板に使用した木材は植林から50年以上も経たものが多い観点からも机の有効利用が望まれていた。
使用される事務机、勉強机の大部分は、側板は金属製が多いが、人間の目、鼻等に近い天板は表面が天然木材以外の健康に影響を与える合成建材や合成樹脂シート等に接着剤が大量に使われるようになり、そこから発する有害物質によって、人体に様々な害を与えてきた。
学習机の天板にリサイクルボートを利用することが可能と記載してあるが、学校用机のリサイクルに関するものではない(特許文献1参照)。
また廃却された学校用机の天板を再利用した学校用机であって、廃却天板の表裏面を整面し、当該表面に圧縮杉板材又はプラ擬木板材を貼り合せ、裏面には木製板材を貼り合せて製作した天板を用いたものであることが記載されている(特許文献2参照)。
正しい姿勢を保って勉学、仕事に励めるとともに、筆記用具や消しゴムなどの転落を防止し、さらに木目で隅アール形状の人に優しいデスク用板を提供して、四隅をアールに形成した長方形状の木目厚板の高さ方向正面中央部位にワンポイントマークを付するとともにその正面側を除く表面の三方周辺内側に細溝を回設し、さらにはその細溝の中間にスペース溝を設けて構成されるデスク用板であることが記載されている(特許文献3参照)。
金属板や木板などの基板の表面からの剥がしやすさを損なうことなく、耐熱性及び耐水性に優れた化粧板、及びこれを用いた再生容易な基台を提供しようとするものである。化粧シートと紙からなり、該紙の平均繊維長が1μm〜5mmである化粧板としたものが提案されている(特許文献4参照)。
さらに事務机、学童机、テーブルスタンド等の天板に載設される環境に優しい木製デスクカバー天板にして、天然木材の集成材を細かく組合わせ、環境に優しい接着剤にて構成した箱型天板に、取付穴等を設け、該取付穴には、取付ボルト、それを締め付ける取付金具をそれぞれに設置し、取付ボルトを締め付け調整して、児童用机天板等に環境に優しい木製デスクカバー天板を覆い載設するものが提案されている(特許文献5参照)。
一方、室内空気汚染による健康被害が子供から高齢者にいたるまでシックハウス問題や化学物質過敏症等のような大きな問題となりその対策が急がれる。窒素酸化物含有空気の浄化方法および浄化装置を開示する。この装置においては、セルロース含有植物材料を空気の浄化のために用いている。道路用窒素酸化物浄化装置を開示する。この装置においては、木材の屑が窒素酸化物の浄化に用いられている。駐車場用窒素酸化物浄化装置を開示する。この装置においては、木材の屑が窒素酸化物の浄化に用いられている(特許文献6〜8参照)。
しかしながら、環境に影響を与えない杉木材が見直され、人体に近くて、最も健康に、精神的に影響を与えると考えられる事務机の樹脂面、スチール面の天板に代わり、天然の杉木材にて作製されたカバー状天板の提供はなされていない。また子供の勉学に対してこれらの精神的活性化と環境の浄化には、さらなる改善が求められていた。
特開2007−159867号公報 特開2009−183494号公報 特開2001−61560号公報 特開2002−36477号公報 実用新案登録第3065796号公報 特開2005−152765号公報 特開2007−21275号公報 特開2007−50389号公報
本考案は学校用机では、天板の表面が傷付いているので表面を削り取り、平らに整面する。学校用机の天板を再利用した学校用机であって、天板の表裏面を整面し、当該表面に杉板材を貼り合せて製作した天板を用いたものである。
処理された学校用机の天板は表面が傷付いているので表面を削り取り、平らにしかし、表面の硬い化粧板を削り取ると天板の厚さが薄くなり、木製の芯材は比較的柔らかいので、そのまま机の天板として使用することはできない。これは強化木材を用いた学校用机も同様である。
本考案は、そのため、最近環境に影響を与えない天然の杉木材が見直され、全体が天然杉木材にて造られた机では高価であり、学業机としては経費が高くなる。そこで、人体に近くて、最も健康に、精神的に影響を与えると考えられる学習机、事務机の樹脂面、スチール面の天板に代わり、天然の杉木材にて作製されたカバー状天板の提供を目的とするものである。
学習机の天板の大きさが400mm×600mm〜450mm×650mmの大きさになっていることから、古い机の天板の表面を整面しても大きさが小さくて、そのまま表面に杉板材を貼り合せることはできない。そこで、既存の学習机の天板の周囲に杉木材を嵌め込み式に貼り合せて外形寸法を大きくする必要が生じる。上記問題点の解決を意図するものであり、勉学中、脳の活性化と汚染物質を含む空気を高い効率で浄化できる既存の机の上に嵌め込み式杉材の机カバーを提供することを目的とする。
学校用机の使用済天板を利用した学校用机であって、既存天板の表面全体に裏面に溝状刻設した杉板材を嵌め込み式にして、既存天板とに微隙間を持って設置できるような構造になっている学習用机の付け替え用杉板製天板である。
学校用机の使用済天板を利用した学校用机であって、既存天板の表面全体に、杉材の天板の大きさにして、裏面には3〜10mmの幅、3〜10mmの深さで溝状刻設して、表面には表面加工した平滑な杉板材を嵌め込み式にして、既存天板との間に2〜5mmの隙間を持って設置できる構造になっている裏面、及び周囲の側面に木材を貼り合せて製作した嵌め込み式カバー状天板にしている。
裏面に溝状刻設した杉板材のカバー状天板は、前面から空気を流通、浸透できるように開口部を設けて、刻設した溝構造を使用手前方向に上昇傾斜をもたせており、溝状刻設した杉板材に高比表面積の表面形状を有し、該カバー状天板の裏面を杉材の黒心材および赤面材になるようにして、切削加工により溝のスリット、山型または波型の部分を形成されている杉平板を使用している。
杉材の木質構造によって室内の二酸化窒素、オゾン、またはホルムアルデヒドから選択される汚染ガスにおける、空気浄化の機能を持つこと、および杉材から発生される成分による脳波における活性化の機能を持つことから、事務、又は勉学の能率、集中力を高めている上で、前記嵌め込み式カバー状天板が、当該平板体の表面積で0.2〜1.5平方メートル机の付け替え用学習用机の付け替え用杉板製天板である。
厚みが薄過ぎる場合には、充分な浄化効果が得られにくい。厚過ぎる場合には、その木材を組み込んだ装置の重量が大きくなってその装置を狭いスペースに設置することが難しくなる場合がある。
本考案においては、この木材部品の表面の全面を木口面とすることもできるが、必要に応じて、木口面と、木口面以外の面(板目または柾目など)とを併用することができる。表面に露出する木口面の面積の割合がなるべく大きくなるように設計される。
本考案者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果として、本発明を完成させた。すなわち、本考案によれば、以下の方法などが提供され、そのことにより上記課題が解決される。(1)杉の木質成分の呼吸による脳の活性化と、(2)汚染物質を含む空気を杉の木口面に接触させて、空気の浄化方法であって、ここで、室内、及び教室内の該汚染物質の浄化によって優れた環境によって勉学できるようにしている。
具体的な汚染物質の例としては、例えば、二酸化窒素、オゾン、ホルムアルデヒドなどが挙げられる。二酸化窒素、オゾンに代表される活性酸素に対して有用である。
杉は裸子植物門・球果植物綱の樹木である。任意のスギが使用可能である。本考案に好ましく使用可能な具体的なスギの種類としては、例えば、小国杉、屋久杉、飫肥杉、神代杉、春日杉、吉野杉、秋田杉、土佐杉、御山杉、霧島杉、市房杉、日光杉、北山杉、日田杉、天竜杉、などがある。
杉材の表面において、二酸化窒素は空気中の水分と反応して硝酸と亜硝酸になり、木材内部に沈着する。杉材の表面においては、この反応が極めて速い速度で進むため、杉が二酸化窒素を高い効率で浄化できると考えられる。杉材は、その内部に様々な微量成分を含有することが知られている。例えば、スギがジテルペン、トリテルペン、セスキテルペン、フラボノイド、リグナンなどを含有することが研究されている。このような杉の成分が、脳の活性化と窒素酸化物を含む空気の高効率の浄化に役立っていると考えられる。
また杉は一般に、長い繊維を有するが、木口面においては、その長い繊維の断面が露出されることになり、この断面から木材の深い部分にまで空気が入りやすい。このことも、窒素酸化物の浄化に役立っていると考えられる。
また針葉樹は一般に、仮導管が均一に配列し、木口面においては、その長い繊維の横断面が露出されることになり、この断面から木材の深い部分にまで空気が入りやすい。このことも、空気の浄化に役立っていると考えられる。
本考案に用いる杉の木材の樹齢は、特に限定されない。若齢木を用いてもよく、古材を用いても良い。若齢木を用いる場合には、間伐材を用いることができる点で好ましい。
具体的には、杉の若齢木を用いることが好ましい。例えば、樹齢25年〜35年のものが好ましい。杉古材には材中にタンニンが含まれる。このため、杉古材を用いた場合には、大量(二酸化窒素浄化量の3分の1程度)の一酸化窒素が発生するため、好ましくない。
本考案に用いる木材は、心材、すなわち、樹木の中心部の着色した材でもよく、辺材、すなわち、外周部の材でもよい。心材が好ましい。心材を用いる場合には、赤化した赤心材であってもよく、黒化した黒心材であってもよい。黒心材がより好ましい。
杉材は、伐採した後、必要に応じて乾燥させた後に使用される。ここで、乾燥の際の温度が高すぎると、木材内のヘミセルロースが分解しやすくなる。ヘミセルロースが分解するとホルムアルデヒドが出るので、ホルムアルデヒドの生成を抑制するため、乾燥は低温で行うことが好ましい。たとえば、乾燥温度は、70℃以下であることが好ましい。
本考案においては、杉を切断した木材の木口面を、二酸化窒素を含有する空気に接触させる。従って、木口面が表面に露出するように杉は切断される。
木口面とは、木の繊維方向に対して略90°の面をいう。好ましくは、約70〜110°である。より好ましくは、約80〜100°である。さらに好ましくは、約85〜95°である。
この木材部品は、必要に応じて、その空気に接触させるべき木口面以外の面に塗装等を施しても良い。但し、木口面については、塗装等をまったく行わずに直接空気に接触させることが好ましい。必要に応じて、その木口面の一部分に塗装などのコーティングを施しても良いが、少なくともその一部は直接空気に接触できるように、コーティングのない部分が設けられるべきである。本考案の浄化は、必要に応じて、上記木材部品に他の部材を組み合わせた構成とすることができる。
例えば、上記木材部品の木口面の反対側の面、すなわち裏面に、裏打ちする材料または支持体となる部材を積層することができる。例えば、支持体となる部材として平板を用意し、これに上記木材部品を1つもしくは複数積層して、浄化装置とすることができる。積層は、木材部品と支持体とは、その間に接着剤または粘着剤層を設けることにより固定してもよく、あるいは釘、木ネジまたはボルトおよびナットなどを用いて木材部品と支持体とを固定してもよい。また、支持体となる部材に穴を開けておき、その穴に上記木材部品をはめ込むことにより固定してもよい。
木口面の大きさが小さ過ぎる場合には、充分な空気の浄化効果が得られにくい。
また、大き過ぎる場合には、原料となるスギ木材の入手が難しくなる場合がある。
本考案においては、木口面を外側に露出させることが好ましいが、必要に応じて、木口面を内側に配置して、その木口の表面に空気が接触するようにしても良い。例えば、板目面または柾目面に深い溝や切れ込みなどのスリットや山型、波型などの加工部分を形成することなどにより木口面を露出させることができる。すなわち、スリットを形成することにより、木口面と空気が接触する面積が広くなり、浄化効果を増大させることが可能になる。
スリットの形状は任意であるが、木口面を広く露出させるような形状が好ましい。スリットの形成の方法としては、従来公知の木材切削方法を使用することができる。すなわち、鋸等を用いることができる。
スリットは、板を正面から見た際に直線状であってもよく、折れ線状であってもよく、曲線状であってもよい。
曲線状のスリットが複数設けられる場合、複数のスリットが交差しないように設けられてもよく、交差するように設けられてもよい。例えば、円弧状のスリットを同心円状に設けることも可能である。また、スリットにより、板の表面に模様を形成しても良い。このように板目または柾目にスリットや、山型、波型形状の溝などの凹部を形成する方法には、以下のような特徴がある。
木口加工材と板目(柾目)への加工材を比較すると、板目(柾目)への加工材の方が(1)加工が容易で加工コスト面においても優位であり、(2)施工性も高く、使用範囲が広範であり、(3)加工に伴い表面に木目による美しい模様が現れ、意匠性が高く、そして(4)環境浄化機能を有する使用事例の前例はない、との優位性を有する。このため、板目(柾目)への加工材は木口加工材より販路の広い材となる。
板目(柾目)材への加工は、スリット、V型、波型等多様な形状が可能であり、かつ容易であり、それぞれ異なった高い意匠性を発揮することが可能になる。
本考案においては、板目または柾目の面に、U〜V字形状の溝を形成して木口面を表面に露出させることもできる。この場合、U字形状の溝の表面は、木材の繊維に直交せず、90°未満の角度で交差することになる。溝の表面と木材繊維との角度は、90°に近いほど、木口面に近い面が露出して高い浄化量が期待できるので好ましい。
U字形状の溝の深さは、目的とする建材の所望の外観形状などに応じて適宜選択することが可能であり、好ましくは1mm以上であり、より好ましくは、2mm以上であり、さらに好ましくは、3mm以上である。
U字形状の溝の最上部の幅は、目的とする建材の所望の外観形状などに応じて適宜選択することが可能であり、好ましくは1mm以上であり、より好ましくは、2mm以上であり、さらに好ましくは、3mm以上である。
本考案においては、県内だけでも年間5,000〜10,000台も廃却される学校机の天板を用いて、その表面、裏面及び必要に応じて側面に圧縮硬化した杉材を貼り合せることで再度10年以上も使用に耐えられる学校用机を再生することができる。これにより従来、焼却処分していた天板の使用年数が倍以上に延びることが期待できる。
また、表面にプラ擬木板材を用いた場合にも資源のリサイクルに貢献できる。
本考案によれば、学習机において、脳の活性化と汚染物質を含む空気の浄化が提供される。この机では、高い勉学の向上効率を提供できるという利点を有する。また、さらに従来の学習机で杉材を加工して使用しているので、木材加工経費が安く済む点でも非常に有利である。
勉学中における空気の浄化については、脳の活性化と環境改善によって学業の向上がもたらされる。汚染物質との吸着による浄化できる。そのうち、杉木口面との反応による浄化能力は、辺材、心材に関係なくほぼ一定の値で長時間持続される。
国内の人工林のうち約4割は杉林であり、本考案の利用により、国内各地域の杉材並びに杉間伐材の地産地消に資する。このため、学校関係の机などで教育の向上と杉木材の利用に係る環境負荷の低減に寄与することができる。また、木材の使用により、利用した木材内に炭素が固定されるとともに、伐採された跡地には再植林がなされ、引続き二酸化炭素の吸収、固定が行われることから、地球温暖化の防止に寄与できる。
このように、伐期令に達した国内資源のスギ材の活用が可能になり、さらには、大気汚染防止対策並びに地球温暖化防止対策にも寄与することが可能になる。
学習用机の付け替え用杉板製天板図を示す。 学習用机の付け替え用杉板製天板の取り付け利用図を示す。 学習用机の付け替え用杉板製天板の裏面図を示す。A:前向き B:後向き 学習用机の付け替え用杉板製天板の断面図と構造図を示す。 学習用机の付け替え用杉板製天板の取り付け状態図を示す
以下、本考案を詳細に説明する。
本考案に係る天板の再利用方法について以下図面に基づいて説明する。なお使用済天板は表面が傷付いているので表面を学習用机の付け替え用杉板製天板で整面化する。天板の厚みは通常約20mmあるので、裏面に6mmスリットを設けて、整面した。
図1は学習用机の付け替え用杉板製天板図を示す。図2に学習用机の付け替え用杉板製天板を取り付け利用図、図3に学習用机の付け替え用杉板製天板の裏面図を示す。さらに図4に学習用机の付け替え用杉板製天板の断面図と構造図を示す。図5は学習用机の付け替え用杉板製天板の取り付け状態図を示す
学校用机の使用済天板を利用した学校用机であって、既存天板の表面全体に、杉平面板材の大きさにして、裏面には6mmの幅、6mmの深さで溝状刻設して、表面には表面加工した平滑な杉板材にした天板を嵌め込み式にして、既存天板との間に3mmの隙間を持って設置できる構造になっている裏面、及び周囲の側面に木材を貼り合せて製作した嵌め込み式カバー状天板にした。
また裏面に溝状刻設した杉板材のカバー状天板は、表面の面積を0.25m2にして、前面から空気を流通できるように開口部を設けて、刻設した溝構造を使用手前方向に3°上昇傾斜をもたせており、溝状刻設した杉板材に高比表面積の表面形状を有し、該カバー状天板の裏面を杉材の赤面材になるようにして、切削加工により溝のスリットを形成されている杉平板を使用した。
また、上記木材部品の側面または裏面に、この木材部品を保持する脚部となる部材を取り付けた。上記木材部品の側面には、枠のような部材を取り付けた。
また、側面に接着剤を付与するなどして、複数の木材部品を連結した。
この机を使用することによって、勉学の能率が向上して、ホルムアルデヒドの存在量が多い場所に有用である。ホルムアルデヒドは、いわゆるシックハウスの1つの原因とされ、ホルムアルデヒドを除去することは非常に重要である。
学校用机の使用済天板を利用した学校用机であって、既存天板の表面全体に、杉平面板材の大きさにして、裏面には5mmの幅、5mmの深さでスリット状溝状刻設して、表面には表面加工した平滑な杉板材にした天板を嵌め込み式にして、既存天板との間に2mmの隙間を持って設置できる構造になっている裏面、及び周囲の側面に木材を貼り合せて製作した嵌め込み式カバー状天板にした。
また裏面に溝状刻設した杉板材のカバー状天板は、表面の面積を0.25m2(平方メートル)にして、前面から空気を流通できるように開口部を設けて、刻設した溝構造を使用手前方向に2°上昇傾斜をもたせており、溝状刻設した杉板材に高比表面積の表面形状を有し、該カバー状天板の裏面を杉材の赤面材になるようにして、切削加工により溝のスリットを形成されている杉平板を使用した。
また、上記木材部品の側面または裏面に、この木材部品を保持する脚部となる部材を取り付けた。上記木材部品の側面には、枠のような部材を取り付けた。
また、側面に接着剤を付与するなどして、複数の木材部品を連結した。
この机を使用することによって、勉学の能率が向上して、ホルムアルデヒドの存在量が多い場所に有用である。ホルムアルデヒドは、いわゆるシックハウスの1つの原因とされ、ホルムアルデヒドを除去することは非常に重要である。
一般事務机であって、既存天板の表面全体に、杉平面板材の大きさにして、裏面には8mmの幅、8mmの深さで溝状刻設して、表面には表面加工した平滑な杉板材にした天板を嵌め込み式にして、既存天板との間に3mmの隙間を持って設置できる構造になっている裏面、及び周囲の側面に木材を貼り合せて製作した嵌め込み式カバー状天板にした。
また裏面に溝状刻設した杉板材のカバー状天板は、表面の面積を1.3(平方メートル)m2にして、前面から空気を流通できるように開口部を設けて、刻設した溝構造を使用手前方向に3°上昇傾斜をもたせており、溝状刻設した杉板材に高比表面積の表面形状を有し、該カバー状天板の裏面を杉材の赤面材になるようにして、切削加工により溝のスリットを形成されている杉平板を使用した。
また、上記木材部品の側面または裏面に、この木材部品を保持する脚部となる部材を取り付けた。上記木材部品の側面には、枠のような部材を取り付けた。
また、側面に接着剤を付与するなどして、複数の木材部品を連結した。
この机を使用することによって、勉学の能率、集中力も向上して、生徒の勉学の意欲も増した。教室内の空気の浄化もできて、勉学の優れた環境になった。
1.学校用机の使用済天板
2.表面
3.裏面
4.溝状刻設した杉板材
5.微隙間
6.嵌め込み式カバー状天板
7.天板
8.側板

Claims (4)

  1. 使用済学校用机であって、当該天板の表面全体に対して、裏面が微細な溝状刻設し、表面が平滑になっている杉板材を嵌め込み式略正方形又は略長方形平板にして、既存天板との間に微隙間の空間を持って嵌め込みできる構造になっていることを特徴とする学習用机の付け替え用杉板製天板。
  2. 使用済学校用机であって、既存天板の表面全体に、平滑な略正方形又は略長方形の杉平面板材の大きさにして、裏面には3〜10mmの幅、3〜10mmの深さで溝状刻設して、表面には表面加工した平滑な杉板材にした付け替え天板を嵌め込み式平板体にして、既存天板との間に2〜5mmの隙間を持って設置できる構造になっている裏面、及び周囲の側面に木材を貼り合せて製作した嵌め込み式カバー状天板にしていることを特徴とする請求項1に記載の学習用机の付け替え用杉板製天板。
  3. 裏面に溝状刻設した杉板材のカバー状付け替え平板体は、前面から空気を流通、又は浸透できるように開口部を設けて、刻設した溝構造を使用手前方向に上昇傾斜をもたせており、溝状刻設した杉板材に高比表面積の表面形状を有し、該カバー状天板の裏面を杉材の黒心材および赤面材になるようにして、切削加工により溝のスリット、山型または波型の部分を形成されている杉平板を使用していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の学習用机の付け替え用杉板製天板。
  4. 杉材の木質構造によって室内の二酸化窒素、オゾン、またはホルムアルデヒドから選択される汚染ガスにおける、空気浄化の機能を持つこと、および杉材から発生される匂い成分による脳波における活性化の機能を持つことから、事務、又は勉学の能率、及び集中力を高めている上で、前記の嵌め込み式カバー状付け替え天板が、当該平板体の表面積で0.2〜1.5平方メートルであることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の学習用机の付け替え用杉板製天板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016087386A (ja) * 2014-11-05 2016-05-23 古田 元 空気清浄機
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