JP3178940U

JP3178940U - ゴルフボール用マーカー

Info

Publication number: JP3178940U
Application number: JP2012004068U
Authority: JP
Inventors: 比呂史木村
Original assignee: 有限会社グリーニング
Priority date: 2012-07-05
Filing date: 2012-07-05
Publication date: 2012-10-11
Anticipated expiration: 2022-07-05

Abstract

【課題】カップから遠く離れた場所に置いてもその置き場所を確認できるゴルフボール用マーカーを提供する。
【解決手段】円盤部１と、該円盤部１の下面中央にグリーン面に突き刺す脚部２が形成されたゴルフボール用マーカーであって、前記円盤部１の周面の適位置に該円盤部１と同一平面を保ってグリーン面Ｇに突き刺す第二の脚部３を設けたゴルフボール用マーカー。
【選択図】図４

Description

本考案は、ゴルフボール用マーカーに関する。

従来一般に提供されているゴルフボール用マーカーは、小さな円盤部の下面中央にグリーン面に突き刺す脚部を形成したものであった。

しかし、前記従来一般のゴルフボール用マーカー（以下単に「マーカー」と言う。）はグリーン上に置いた時に前記円盤部がグリーン面と同一平面となるためその置き場所を確認することが困難な場合があった。

特に、カップから遠く離れた場所に前記マーカーが置かれた場合であってカップ側からパッテングラインを読む場合には前記マーカーの置き場所の確認が困難であった。そこで必要に応じて遠くから確認できる構造のマーカーが提案されている（登録実用新案第３０４８０１７号公報）。

前記提案されたマーカーは、円盤状の基盤部と、この基盤部の下面側に垂下し、グリーン面に埋め込み可能なピン状の埋め込み部とを備えたゴルフボール用マーカーにおいて、前記基盤部には、この基盤部に覆いつく閉止位置と基盤部から立ち上がった起立位置との間を回動可能な起立部がヒンジを介して備えられていることを特徴としている。

登録実用新案第３０４８０１７号公報

本考案は、従来一般のマーカーと同様に前記円盤部をグリーンと同一平面に置いて使用することができるとともに、カップから離れた場所に置く場合には前記円盤部を縦方向にして置くことができ、遠くから置き場所を容易に確認することができるマーカーを単純な構造で安価に提供することを目的とする。

前記目的を達成するための本考案に係るマーカーは、円盤部と、該円盤部の下面中央部にグリーン面に突き刺す脚部が形成されたマーカーであって、前記円盤部の周面の適位置に該円盤部と同一平面を保ってグリーン面に突き刺す第二の脚部を設けたことを特徴とする。

前記本考案によれば、従来一般のマーカーと同様に円盤部の下面中央部に形成された脚部をグリーン面に突き刺して使用することができる。また、グリーン上のボールがカップより遠く離れた位置に載った場合には、前記第二の脚部をグリーン面に突き刺して前記円盤部をカップ方向に向けて置くことができる。

すなわち、前記円盤部を縦方向にしてグリーン面に置くことができ、カップ方向からパッテングラインを読む場合にマーカーの位置を容易に確認することができる。その結果、プレーの進行も早められる。

本考案の実施の一形態は、前記第二の脚部を近接させて複数設けたことを特徴とする。この実施の一形態によれば、前記複数の第二の脚部をグリーン面に突き刺すことにより前記円盤部の回動が完全に固定されて風などにより揺動あるいは倒されたりすることが防止される。

本考案のマーカーによれば、必要に応じて円盤部を縦方向にしてグリーン面に置くことができ、遠くからの確認が容易である効果が得られる。また、プレーの進行も早められる。

本発明の実施の一形態を示し平面図である。図１に示すマーカーの側面図である。従来一般の使用状態を状態を示す側面図である。本考案の使用状態を示す正面図である。他の実施の一形態を示す平面図である。

図１及び図２において、１は小さな円盤部であり、２は該円盤部１の下面中央
部に形成されグリーン面に突き刺す脚部である。従来一般のマーカーは前記円盤部１及び脚部２がプラスチックの一体成形などによって構成されている。

本考案では、さらに、前記円盤部１の周面の適位置に該円盤部１と同一平面を
保ってグリーン面に突き刺す第二の脚部３が設けられる。この本考案の構成は従
来のマーカーと同様にプラスチックによる一体成形が可能であり単純な構造で安
価に提供することができる。図５は、前記複数の第二の脚部を近接させて複数３、
３設けた例である。

前記構成の本考案のマーカーは、図３に示すように、従来一般のマーカーと同様に前記円盤部１の下面中央部に形成された脚部２をグリーン面Ｇに突き刺して使用される。

また、グリーン面Ｇのカップ（図示せず）から遠く離れた位置にボールが載った場合には、図４に示すように、前記第二の脚部３をグリーン面Ｇに刺し込んで円盤部１を縦方向にしてグリーン上に置くことができる。

すなわち、前記円盤部１の表面をカップ方向に向けて縦方向にしてグリーン面Ｇに置くことができる。したがって、カップの方向からパッテングラインを読む場合に離れた位置にあるマーカーを容易に確認することができる。その結果、プレーの進行が早められる。

また、図５に示す実施例のマーカーの複数の脚部３、３をグリーン面Ｇに突き刺した場合には前記円盤部１の回動が完全に固定されて風などにより揺動させられたり倒されたりすることが防止される。

本考案の装置によれば、必要に応じて円盤部を縦方向にしてグリーン面に置くことができ、離れた位置からの確認が可能である。また、結果として、プレーの進行が早められ、産業上の利用可能性は大である。

１円盤部
２脚部
３第二の脚部
Ｇグリーン面

Claims

円盤部と、該円盤部の下面中央にグリーン面に突き刺す脚部が形成されたゴルフボール用マーカーであって、前記円盤部の周面の適位置に該円盤部と同一平面を保ってグリーン面に突き刺す第二の脚部を設けたことを特徴とするゴルフボール用マーカー。
前記第二の脚部をそれぞれ近接させて複数設けたことを特徴とする請求項１に記載のゴルフボール用マーカー。