JP3178908U - Wearing tool - Google Patents
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Abstract
【課題】競技者の競技中における競技者の体温上昇を抑え、身体への負荷を軽減する装着具を提供する。
【解決手段】装着具10は、第1の布1と第2の布2とを有する。第1の布1は、中央部11と、第1の粘着テープ部12と、第1の粘着テープ12と反対方向に延在する第2、第3の粘着テープ部13、14とを有する。第2の布2は、真円状をなし、中央部11との間に保冷剤を収納する収納スペースXができるようにして中央部11上に張り付けられている。第2の布2には、保冷剤50を収納スペースXに入れるための開口部30が設けられている。
【選択図】図1An object of the present invention is to provide a wearing device that suppresses an increase in the temperature of the athlete during the competition and reduces the load on the body.
A wearing tool includes a first cloth and a second cloth. The first cloth 1 includes a central portion 11, a first adhesive tape portion 12, and second and third adhesive tape portions 13 and 14 extending in the opposite direction to the first adhesive tape 12. The second cloth 2 has a perfect circle shape, and is stuck on the central portion 11 so as to form a storage space X for storing the cold insulation agent between the second fabric 2 and the central portion 11. The second cloth 2 is provided with an opening 30 for putting the cold insulation agent 50 into the storage space X.
[Selection] Figure 1
Description
この考案は、競技者のパフォーマンス力を高める技術に関する。 This invention relates to a technique for enhancing the performance performance of the competitors.
スポーツの競技者の身体をケアする各種技術が提案されている。例えば、特許文献1には、スポーツの競技者の襟足を冷却することにより体温の過度の上昇を抑えるようにした技術の開示がある。同文献1に開示された襟足冷却具は、三日月状の本体部と、本体部の上縁に連結された首あて部と、これら両部内に装填された保水材とを有する。この襟足冷却具を競技者の首に装着すると、保水材から水分が蒸発する際の気化作用によって着用者の後方首筋が冷却される。よって、この技術によると、競技者の競技中あるいは競技後の体温の上昇が抑えられ、身体への負荷が軽減される。
Various techniques for caring for the athletes of sports have been proposed. For example,
ところで、人間の脇は、汗腺の数が他の部位よりも多く、動脈が集中している。よって、スポーツの競技中に競技者の脇を保冷剤により冷却できれば、競技中における競技者の体温の上昇を効果的に抑えることができるはずであるが、このような技術は未だ実用化に至っていない。 By the way, on the human side, there are more sweat glands than other parts, and arteries are concentrated. Therefore, if the side of the athlete can be cooled with a cooling agent during sports competition, it should be possible to effectively suppress the rise in the athlete's body temperature during the competition, but such technology has yet to be put into practical use. Not in.
本考案は、このような課題に鑑みてなされたものであり、スポーツの競技中における競技者の体温の上昇を効果的に抑えて身体への負荷を軽減できるようにすることを目的とする。 This invention is made | formed in view of such a subject, and it aims at enabling it to suppress the raise of the athlete's body temperature during the competition of a sport effectively, and to reduce the load on a body.
上記課題を解決するため、本考案は、保冷剤または保温剤を競技者の脇の下に装着する装着具であって、中央部と、前記中央部から第1の方向に向かって延在する第1の粘着テープ部と、前記中央部における前記第1の粘着テープ部の基端の部分と反対側の部分を基端として前記第1の方向と反対の第2の方向に向かって延在する第2及び第3の粘着テープ部とを有する第1の布と、前記中央部との間に前記保冷剤または保温剤を収納する収納スペースができるようにして前記中央部上に張り付けられた第2の布であって、前記保冷剤または保温剤を前記収納スペースに入れるための開口部が設けられた第2の布とを具備する装着具を提供する。 In order to solve the above-mentioned problem, the present invention is an attachment device for attaching a cold-retaining agent or a heat-retaining agent to a player's armpit, and includes a central portion and a first portion extending from the central portion toward the first direction. And a second portion extending in a second direction opposite to the first direction with a portion on the opposite side of the proximal portion of the first adhesive tape portion in the central portion as a proximal end. A second cloth attached to the central portion so as to provide a storage space for storing the cold-retaining agent or the heat-retaining agent between the first fabric having the second and third adhesive tape portions and the central portion. And a second cloth provided with an opening for placing the cold-retaining agent or the heat-retaining agent into the storage space.
本考案では、第1の布と第2の布との間に収納スペースがあり、第2の布に開口部がある。このため、本考案では、開口部を外側に押し広げて同部から保冷剤を収納スペース内に入れることができる。また、本考案では、中央部から相対向する方向に向かって延在する第1の粘着テープ部と第2の粘着テープ部及び第3の粘着テープ部がある。このため、本考案では、第2の粘着テープ部を競技者の胸に張り付け、第3の粘着テープ部を競技者の腕の付根の前側の部分に張り付け、第1の粘着テープ部を競技者の背中における肩甲骨の部分に張り付けることにより、装着具の中央部を競技者の脇に密着させ、中央部の収納スペース内の保冷剤と脇との間の熱交換を促すことができる。また、人間の脇は、身体の中で静脈が最も集中している部位であるとともに、汗腺が最も集中している部位でもある。よって、競技者の脇に保冷剤をあてた場合の冷却効果は他の部位に保冷剤をあてた場合の冷却効果よりも高い。従って、本考案によると、競技者の競技中における競技者の体温上昇を抑え、身体への負荷を軽減することができる。 In the present invention, there is a storage space between the first cloth and the second cloth, and the second cloth has an opening. For this reason, in this invention, an opening part can be expanded outside and a cold insulator can be put in a storage space from the part. Moreover, in this invention, there exists a 1st adhesive tape part, a 2nd adhesive tape part, and a 3rd adhesive tape part extended toward the direction which opposes from a center part. Therefore, in the present invention, the second adhesive tape portion is attached to the athlete's chest, the third adhesive tape portion is attached to the front part of the base of the athlete's arm, and the first adhesive tape portion is attached to the athlete. By sticking to the scapula part on the back of the player, the center part of the wearing equipment is brought into close contact with the side of the player, and heat exchange between the cold-retaining agent and the side in the storage space in the center part can be promoted. In addition, the side of a human being is a part where veins are most concentrated in the body and a part where sweat glands are most concentrated. Therefore, the cooling effect when the cooler is applied to the side of the athlete is higher than the cooling effect when the cooler is applied to other parts. Therefore, according to the present invention, it is possible to suppress an increase in the temperature of the athlete during the competition and to reduce the load on the body.
以下、図面を参照しつつ本考案の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1(A)は、本考案の第1実施形態である装着具10の正面図である。図1(B)は、装着具10の断面を左から見た図である。この装着具10は、各種スポーツの競技者の脇の下にゲル状保冷剤50を装着するためのものである。装着具10は、2枚の布1(第1の布)および2(第2の布)を一体化したものである。2枚の布1および2のうち布1は、長さL(例えば、L=100mm)、幅W(例えば、W=30mm)、厚さH(例えば、H=2mm)の寸法を有している。布1は、伸縮性を持った織布(例えば、綿糸とウレタンゴム糸を素材とする織布)を裁断したものである。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
<First Embodiment>
FIG. 1A is a front view of a wearing
布1は、中央部11と、粘着テープ部12(第1の粘着テープ部)と、粘着テープ部13(第2の粘着テープ部)と、粘着テープ部14(第3の粘着テープ部)とを有する。中央部11は、等脚台形の一対の脚(きゃく)を外側に凸ませたような形状を有している。中央部11における幅W方向に対向する側縁RML及びRMRは湾曲している。粘着テープ部12は、中央部11から長さL方向と平行な方向(第1の方向)に向かって延在しており、粘着テープ部13及び14は、中央部11における粘着テープ部12の基端の部分と反対側の部分を基端とし、粘着テープ部12の延在方向と反対側の方向(第2の方向)に向かって延在している。
The
より詳細に説明すると、粘着テープ部12は、長さL1(例えば、L1=30mm)、幅W2(例えば、W2=15mm)の寸法を有している。粘着テープ部12の先端22は半円状に湾曲している。粘着テープ部12の表面SF12には粘着剤が塗布されている。粘着テープ部13は、長さL1、幅W3(例えば、W3=10mm)の寸法を有している。粘着テープ部13の先端23は半円状に湾曲している。粘着テープ部13の表面SF13には粘着剤が塗布されている。粘着テープ部14は、長さL1、幅W3の寸法を有している。粘着テープ部14の先端24は半円状に湾曲している。粘着テープ部14の表面SF14には粘着剤が塗布されている。中央部11における粘着テープ部13の基端の部分と粘着テープ部14の基端の部分は幅W方向に距離W5(例えば、W5=5mm)だけ離れている。
More specifically, the
布2は、布1よりも高い保水性を持った素材からなる。布2は、布1の中央部11との間に保冷剤50を収納する収納スペースXができるようにして中央部11上に張り付けられている。また、布2には、保冷剤50を収納スペースXに入れるための開口部30が設けられている。より詳細に説明すると、布2は、真円状をなしている。布2は、中央部11における粘着テープ部12の基端の位置と粘着テープ部13及び14の基端の位置の間の幅よりも僅かに小さい直径を有している。布2の中央部11側を向いた面における周縁の部分は接着剤により中央部11に接着されている。布1の側縁RMLおよびRMRと布2の周縁との間の幅は同じになっている。また、布2の開口部30は真円状をなしている。布2の開口部30は布2の中心にある。布2における開口部30の内縁には環状のゴム31が設けられている。また、布1の中央部11における収納スペースX側に臨む部分には断熱フィルム32が貼付されている。
The
以上が、本実施形態の構成の詳細である。本実施形態によると次の効果が得られる。
第1に、本実施形態では、布1の中央部11と布2との間に収納スペースXがあり、布2に開口部30がある。このため、本実施形態では、図2に示すように、開口部30を外側に押し広げて同部30から収納スペースX内に保冷剤50を入れることができる。また、本実施形態では、中央部11から相対向する方向に向かって延在する粘着テープ部12と粘着テープ部13及び14とがある。このため、本実施形態では、図3の例(装着具10を左の脇に装着する例)に示すように、粘着テープ部13を競技者の胸に貼り付け、粘着テープ部14を競技者の左腕の付根の前側の部分に貼り付け、粘着テープ部12を競技者の背中における肩甲骨の部分に貼り付けることにより、装着具10の中央部11を競技者の脇に密着させ、中央部11の収納スペースX内の保冷剤50と脇との間の熱交換(冷却)を促すことができる。また、人間の脇は、身体の中で静脈が最も集中している部位であるとともに、汗腺が最も集中している部位でもある。よって、競技者の脇に保冷剤50をあてた場合の身体の冷却効果は他の部位に保冷剤50をあてた場合の冷却効果よりも高い。従って、本実施形態によると、競技者の競技中における体温の上昇を抑え、身体への負荷を軽減することができる。ここで、装着具10を右の脇に装着する場合は、粘着テープ部13を競技者の右腕の付根の前側の部分に貼り付け、粘着テープ部14を競技者の胸に貼り付け、粘着テープ部12を競技者の背中における肩甲骨の部分に貼り付けるとよい。
The above is the details of the configuration of the present embodiment. According to this embodiment, the following effects can be obtained.
First, in the present embodiment, there is a storage space X between the
第2に、本実施形態では、中央部11における収納スペースX側に臨む部分に断熱フィルム32が貼付されている。よって、本実施形態によると、断熱フィルム32のないものよりも収納スペースX内の保冷剤50の冷却効率が高くなる。従って、本実施形態によると、競技者の体温上昇を抑制できる時間を長くすることができる。
2ndly, in this embodiment, the
第3に、本実施形態では、布2における開口部30の内縁に沿って環状のゴム31が設けられている。このため、競技者がその脇に装着具10を装着して運動している間は開口部30の口径は小さくなっており、競技者が腕を激しく振っても収納スペースX内の保冷剤50がその外に出ることはない。従って、本実施形態によると、競技者の競技中に保冷剤50が収納スペースXの外に出て競技者に違和感を与える、という事態の発生を防止することができる。
Thirdly, in the present embodiment, an
第4に、本実施形態では、粘着テープ部12、13、14の各々の先端22,23,24が半円状をなしている。このため、粘着テープ部12、13、14の各々の先端22,23,24が矩形状になっているものに比べて身体から剥がれ難くなる。よって、本実施形態によると、競技者の競技中に粘着テープ部12,13,14の先端22,23,24が身体から剥がれて競技者に違和感を与える、という事態の発生を防止することができる。
Fourthly, in the present embodiment, the
第5に、本実施形態では、粘着テープ部12,13,14の長さが同じになっている。このため、本実施形態では、粘着テープ部13を胸(または腕)に、粘着テープ部14を腕(または胸)に、粘着テープ部12を背中に各々張り付けた状態において、粘着テープ部12,13,14が中央部11を引っ張る力が均等になる。よって、本実施形態によると、粘着テープ部12,13,14の長さが同じでないものを脇に装着した場合よりも脇から外れ難くなる。
Fifth, in this embodiment, the lengths of the
第6に、本実施形態では、布2が布1よりも保湿性の高い素材により形成されている。このため、布2は、競技者の身体から出る汗を保有し易い。そして、布2が汗を吸ってその水分の含有量が大きくなると、保冷剤50及び身体間の熱交換効率が高まる。よって、本実施形態によると、脇の冷却効率をより高めることができる。
Sixth, in this embodiment, the
<第2実施形態>
図4(A)は、本考案の第2実施形態である装着具10Aの正面図である。図4(B)は、装着具10Aの側断面を左から見た図である。図4(A)及び図4(B)において、装着具10のものと同じ要素には同一の符号を付し、これらについての再度の説明を割愛する。この装着具10Aの布2Aは、大布40と小布41とからなる。大布40は、布1の中央部11における粘着テープ部12の基端と粘着テープ部13及び14の基端と間の真中の位置よりも粘着テープ部13及び14側に張り付けられている。小布41は、布1の中央部11における粘着テープ部12の基端と粘着テープ部13及び14の基端との間の真中の位置よりも粘着テープ部12側に張り付けられている。この装着具10Aでは、大布40の縁は小布41の上に食み出したフラップ部FLを成している。そして、図5に示すように、この装着具10Aでは、フラップ部FLを開くと大布40と小布41の間に開口部30Aが現れ、この開口部30Aから収納スペースX内に保冷剤50を入れられるように構成されている。本実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
Second Embodiment
FIG. 4A is a front view of a wearing
以上、本考案の第1及び第2実施形態について説明したが、かかる実施形態に以下の変形を加えてもよい。
(1)上記実施形態では、装着具10の収納スペースXには保冷剤50が収納された。しかし、この収納スペースXにカイロなどの保温剤を収納してもよい。
(2)上記実施形態における長さL、L1、幅W、W2、W3、厚さHは例示に過ぎず、長さL、L1、幅W、W2、W3、厚さHを上記実施形態と異なる値としてもよい。
Although the first and second embodiments of the present invention have been described above, the following modifications may be added to such embodiments.
(1) In the above embodiment, the
(2) The lengths L, L1, widths W, W2, W3, and thickness H in the above embodiment are merely examples, and the lengths L, L1, widths W, W2, W3, and thickness H are the same as those in the above embodiment. Different values may be used.
1,2,2A…布、10,10,10A…装着具、11…中央部、12,13,14…粘着テープ部、30,30A…開口部、31…ゴム、32…断熱シート、50…保冷剤。 1, 2, 2A ... cloth, 10, 10, 10A ... mounting tool, 11 ... central part, 12, 13, 14 ... adhesive tape part, 30, 30A ... opening, 31 ... rubber, 32 ... heat insulating sheet, 50 ... ice pack.
Claims (8)
中央部と、前記中央部から第1の方向に向かって延在する第1の粘着テープ部と、前記中央部における前記第1の粘着テープ部の基端の部分と反対側の部分を基端として前記第1の方向と反対の第2の方向に向かって延在する第2及び第3の粘着テープ部とを有する第1の布と、
前記中央部との間に前記保冷剤または保温剤を収納する収納スペースができるようにして前記中央部上に張り付けられた第2の布であって、前記保冷剤または保温剤を前記収納スペースに入れるための開口部が設けられた第2の布と
を具備することを特徴とする装着具。 A mounting device for mounting a cold or warming agent on the armpit of the athlete,
A central portion, a first adhesive tape portion extending from the central portion in the first direction, and a portion on the opposite side of the central portion from the proximal end portion of the first adhesive tape portion A first cloth having second and third adhesive tape portions extending in a second direction opposite to the first direction,
A second cloth affixed to the central portion so that a storage space for storing the cold-retaining agent or the heat-retaining agent is formed between the central portion and the cold-retaining agent or the heat-retaining agent in the storage space; And a second cloth provided with an opening for insertion.
The second cloth has the second and third pressure-sensitive adhesives located at a center position between a base end of the first pressure-sensitive adhesive tape part and a base end of the second and third pressure-sensitive adhesive tape parts in the central part. It consists of a large cloth affixed to the tape part side and a small cloth affixed to the first adhesive tape part side from the middle position, and the edge of the large cloth protrudes onto the small cloth The wearing device according to claim 6, wherein a flap portion is formed, and an opening appears between the large cloth and the small cloth when the flap portion is opened.
Priority Applications (1)
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JP2012004562U JP3178908U (en) | 2012-07-25 | 2012-07-25 | Wearing tool |
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JP2012004562U JP3178908U (en) | 2012-07-25 | 2012-07-25 | Wearing tool |
Publications (1)
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JP3178908U true JP3178908U (en) | 2012-10-04 |
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Family Applications (1)
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2012
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