JP3177879U - ブレーキシステムのメンテナンス補助工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動車内での人力によるブレーキペダルの踏込動作をなくし、ブレーキ液の交換作業工数を減らして交換コストを大幅に低減できるブレーキシステムのメンテナンス補助工具を提供する。
【解決手段】本体10と、係止手段20と、空気圧式作動手段30と、コントローラ60とを含む。本体10は、外部スリーブ11と、支持スリーブ12と、調整ロッド13とを有し、空気圧式作動手段30は、空気圧シリンダ31と、第1ガス吸排装置32と、第2ガス吸排装置33と、作動ロッド34とを有する。制御スイッチ69を操作すると、空気圧シリンダ31に、第1ガス吸排装置32又は、第2ガス吸排装置33を経て高圧エアを送入し、作動ロッド34を押し付け、それに伴いブレーキペダルを上又は下に向けて作動させ、動作を繰り返し行ってブレーキペダルを上下動させる。
【選択図】図1

Description

本考案は、ブレーキシステムメンテナンスの技術領域に適用され、特に、技術上では、制御スイッチを操作することによって、空気圧シリンダに高圧エアを送入し、作動ロッドを上下摺動に押し付けて、それに伴いブレーキペダルをタッチ式押圧部材で上下動させ、オイルパイプ内の空気を排出し、ブレーキ油交換作業を完了するよう働きかけるためのブレーキシステムのメンテナンス補助工具に関るものである。
現代科学技術の日進月歩の発展につれて、自動車の性能も高くなり、人々からドライブの楽しさへの追求の要求にも十分に満足されるようになった。優れた車両は、馬力が強く、スピードが速いなどの優れた性能を持つべきことのほか、常にブレーキシステムが正常運転が可能となるように確保することも不可欠な要件である。
自動車のブレーキシステムのメンテナンスを行う過程において、ブレーキ油の交換が最も大事である。従来のブレーキ油の交換方式は、自動車の前方に一人が指示をしながら新しいオイルをオイルタンク内に注ぎ、自動車内にもう一人が足でブレーキペダルを踏み続けることによって、ブレーキシステムにおけるブレーキのオイルパイプ内の古いオイルとエアを完全に排出してから、ブレーキ油を交換している。上記した交換作業においては、二人で協力して行わなければならないため、工数がかかるうえに、交換コストが嵩むため、改善する必要がある。
本考案は上記した点に鑑み、長年に亘って関連製品に係る製造開発や設計を従事し、その経験を生かして、上記目標について、詳しく設計を慎重に考案した末、確実な実用性を備えた本考案を想到した。
本考案の目的とするところは、自動車の前方に一人が指示をしながら新しいオイルをオイルタンク内に注ぎ、自動車内にもう一人が足でブレーキペダルを踏み続けることによって、ブレーキシステムにおけるブレーキのオイルパイプ内の古いオイル及びエアを完全に排出させるようオイル交換を行なっているが、上記過程において二人で協力して行わなければならないため、工数がかかり、交換コストが嵩むといった従来技術の問題点を解決することにある。
前記問題を改善するため、本考案のブレーキシステムのメンテナンス補助工具は、
外部スリーブと、支持スリーブと、調整ロッドとを有し、前記外部ロッドの中心に第1軸孔が軸方向に設けられ、その一端にブラケットが設けられ、他端に外蓋が設けられ、前記ブラケットの一側に第1調整板が調整可能に配設され、前記ブラケットの他側に第2調整板が調整可能に配設され、前記外蓋の中心にネジ孔が貫通され、ネジ孔に調整ネジが螺着され、前記調整ネジの一端に摘みが設けられ、前記調整ネジを前記外蓋に固定するためそのネジにナットが螺着され、前記外部スリーブの外周部に第1スロットホール及び第2スロットホールが軸方向に貫通され、前記支持スリーブの外周面の一側に第1接続部及び第2接続部が設けられ、前記第1接続部及び第2接続部が前記外部スリーブの外周面に固定され、前記支持スリーブの中心に第2軸孔が軸方向に貫通され、前記調整ロッドの一端に連結部が設けられ、前記調整ロッドの外周中間部分にラチェット部が環設され、前記ラチェット部の末端にストップリングが設けられ、前記ストップリングは前記調整ロッドが前記支持スリーブからの脱落を防ぐためのもので、前記連結部に当接部材が装着され、前記当接部材には係合部が設けられた本体と、
前記支持スリーブの外周面の他側に装着するとともに前記ラチェット部に係止された係止手段と、
空気圧シリンダと、第1ガス吸排装置と、第2ガス吸排装置と、作動ロッドとを有し、前記第1軸孔内に当接部材、弾性部材及び空気圧シリンダが順次に収容され、前記第1ガス吸排装置を第1スロットホール内に通すよう前記空気圧シリンダの外周面の一端に前記第1ガス吸排装置が配設され、前記第2ガス吸排装置を前記第2スロットホール内に通すよう前記空気圧シリンダの外周面の他端に前記第2ガス吸排装置が配設され、前記空気圧シリンダの内部にピストンが収容され、前記ピストンの外周面にピストンリングが嵌合され、前記空気圧シリンダの一端に前記作動ロッドが挿通され、前記作動ロッドの一端に前記ピストンが固定され、他端にタッチ式押圧部材が配設され、前記第1ガス吸排装置の端面に第1調圧弁が設けられ、その外周面に第1給排気口が設けられ、前記第2ガス吸排装置の端面に第2調圧弁が設けられ、その外周面に第2給排気口が設けられた空気圧式作動手段と、
前記第1、第2給排気口に連通されたコントローラを含む。
本考案のブレーキシステムのメンテナンス補助工具は、従来技術の効果と比べて、まず、運転席のブレーキペダルの両側に第1、第2調整板をそれぞれセットし、操縦ハンドルに当接部材を当接して、運転席内の取付作業を完了させた後に、一人がオイルタンク内に新しいオイルを注ぎながら制御スイッチを操作し、空気圧シリンダ内に高圧エアを送入し、作動ロッドを上下摺動に押し付けて、それに伴いブレーキペダルをタッチ式押圧部材で上下動させ、オイルパイプ内の空気を排出させることができので、自動車内にもう一人が足でブレーキペダルに繰り返して加圧及び解放動作を行う必要がなくなり、作業工数を減らして交換コストを大幅に低減できる。
図1は、本考案に係る一実施例の外観を示す斜視図である。 図2は、本考案に係る一実施例の分解斜視図である。 図3は、本考案に係る一実施例の作動ロッドが上に向ける作動動作を示す断面図である。 図4は、本考案に係る一実施例の作動ロッドが下に向ける作動動作を示す断面図である。 図5は、本考案に係る一実施例の使用状態を示す図である。
以下に図面を参照しながら、本考案の好適な実施例について説明するが、本考案はこれらの実施例に限定されるものではない。
図1〜図5に示すように、本考案のブレーキシステムのメンテナンス補助工具は、本体(10)と、係止手段(20)と、空気圧式作動手段(30)と、コントローラ(60)とを含む。
本体(10)は、外部スリーブ(11)と、支持スリーブ(12)と、調整ロッド(13)とを有する。外部ロッド(11)の中心には第1軸孔(111)が軸方向に設けられ、その一端にブラケット(15)が設けられる。その他端には外蓋(16)が設けられる。ブラケット(15)がU字形を呈して設けられ、その一側に第1ネジ孔(151)、他側に第2ネジ孔(152)がそれぞれ設けられている。第1調整板(153)に第1長穴(1531)が設けられている。第1座金(155)及び第1長穴(1531)内に第1ネジ(154)を順次に通し、さらに第1ネジ孔(151)に螺着して、ブラケット(15)の一側に第1調整板(153)を調整可能に固定する。同様に、第2調整板(156)に第2長穴(1561)が設けられる。第2座金(158)及び第2長穴(1561)内に第2ネジ(157)を順次に通し、さらに第2ネジ孔(152)に螺着して、ブラケット(15)の他側に第2調整板(156)を調整可能に固定する。外蓋(16)の中心にネジ孔(161)が貫通され、ネジ孔(161)に調整ネジ(162)が螺着される。調整ネジ(162)の一端に摘み(1621)が設けられている。調整ネジ(162)を外蓋(16)に固定するためそのネジにナット(163)が螺着される。外部スリーブ(11)の外周部に第1スロットホール(112)及び第2スロットホール(113)が軸方向に貫通され、第1及び第2スロットホール(112、113)が軸方向に直線状配列される。支持スリーブ(12)の外周面の一側に第1接続部(121)及び第2接続部(122)が設けられ、第1、第2接続部(121、122)が外部スリーブ(11)の外周面に固定される。支持スリーブ(12)の中心に第2軸孔(123)が軸方向に設けられる。調整ロッド(13)の一端に連結部(131)が設けられ、その外周中間部分にラチェット部(132)が環設される。ラチェット部(132)の末端にストップリング(133)が設けられる。ストップリング(133)は調整ロッド(13)が支持スリーブ(12)からの脱落を防ぐためのもので、連結部(131)に当接部材(134)が装着される。当接部材(134)には係合部(1341)が設けられている。
支持スリーブ(12)の外周面の他側に係止手段(20)が装着されるとともにラチェット部(132)に該係止手段(20)が係止される。係止手段(20)は、ベース(21)と、ラック(22)と、係止棒(23)と、係止座(24)と、押圧部材(25)とを有する。ベース(21)とラック(22)が支持スリーブ(12)の外周面の他側にそれぞれ設けられる。ベース(21)とラック(22)とが軸方向に直線状配列される。係止座(24)が座金(26)を挿通してベース(21)に固定される。係止棒(23)の一端に係止部(231)が設けられ、他端に環状凹溝(233)が設けられる。係止部(231)に近接してストッパ(232)が設けられる。係止棒(23)をばね及び係止座(24)に順次に通し、ラック(22)に押圧部材(25)の中間を枢着し、その一端に係合部(251)が設けられる。その他端に押圧部(252)が設けられる。係合部(251)が環形凹溝(233)に係合される。
空気圧式作動手段(30)は、空気圧シリンダ(31)と、第1ガス吸排装置(32)と、第2ガス吸排装置(33)と、作動ロッド(34)とを有する。第1軸孔(111)内に当接部材(35)、弾性部材(36)及び空気圧シリンダ(31)が順次に収容される。弾性部材(36)は圧縮ばねであり、第1ガス吸排装置(32)を第1スロットホール(112)内に通すよう空気圧シリンダ(31)の外周面の一端に第1ガス吸排装置(32)が配設される。第2ガス吸排装置(33)を第2スロットホール(113)内に通すよう空気圧シリンダ(31)の外周面の他端に第2ガス吸排装置(33)が配設される。第1、第2ガス吸排装置(32、33)が第1、第2スロットホール(112、113)に当接される。空気圧シリンダ(31)の内部にピストン(37)が収容される。ピストン(37)の外周面にピストンリング(371)が嵌合される。空気圧シリンダ(31)の一端に作動ロッド(34)が挿通される。作動ロッド(34)の一端に前記ピストン(37)が固定される。他端にタッチ式押圧部材(38)が配設される。タッチ式押圧部材(38)が弾性体である。第1ガス吸排装置(32)の端面に第1調圧弁(321)が設けられる。その外周面に第1給排気口(322)が設けられる。第2ガス吸排装置(33)の端面に第2調圧弁(331)が設けられ、その外周面に第2給排気口(332)が設けられている。
コントローラ(60)は第1、第2給排気口(322、332)に連通されている。
コントローラ(60)がテーブル(70)に装着され、その一側に第3給排気口(61)及び第4給排気口(62)がそれぞれ設けられている。第1、第3給排気口(322、61)が第1ガス輸送ホース(63)を介して連通される。第2、第4給排気口(332、62)が第2ガス輸送ホース(64)を介して連通されている。コントローラ(60)の他側に給気口(65)が設けられる。給気口(65)の両側に第1排気口(66)及び第2排気口(67)がそれぞれ設けられる。給気口(65)が第3ガス輸送ホース(68)を介して高圧エア供給装置(71)に連通される。エア供給装置(71)は、空気圧縮機であり、コントローラ(60)の天井面に制御スイッチ(69)が装着されている。
係止手段(20)の係止部(231)がラチェット部(132)に係止されるとき、支持スリーブ(12)に沿って軸方向に片方向のみ摺動するよう調整ロッド(13)を規制する。係止部(231)をラチェット部(132)から離間するよう押圧部(252)に外力を与えると、係止手段(20)による係止機能を失い、調整ロッド(13)が支持スリーブ(12)に沿って軸方向に快速且つ両方向へ向けて摺動が可能になる。
弾性部材(36)は、空気圧シリンダ(31)が当接することで、振動を和らげる効果を果たし、さらに、調整ネジ(162)が当接部材(35)に押し付けられる度合を変えることによって、弾性部材(36)の減震能力を調整することができる。
よって、運転席のブレーキペダル(72)の両側に第1、第2調整板(153、156)をそれぞれセットし、さらに、押圧部(252)に外力を与えて調整ロッド(13)を速やかに引っ張り出して、当接部材(134)が操縦ハンドル(73)に近づくと、押圧部(252)を弛めてラチェット部(132)に係止部(231)を係止させ、引き続いて、調整ロッド(13)を軸方向に片方向に摺動し、操縦ハンドル(73)に当接部材(134)の係合部(1341)を当接させれば、運転席における本考案の取付作業を完了することになる。
また、ブレーキペダル(72)とタッチ式押圧部材(38)の取付位置及びタッチニーズについては、それに合わせて第1、第2長穴(1531、1561)により第1、第2調整板(153、156)のブラケット(15)に固定する位置を調整すれば良い。
よって、制御スイッチ(69)を操作して、第4給排気口(62)に給気口(65)を連通させ、第1排気口(66)に第3給排気口(61)を連通させれば、空気圧シリンダ(31)に第2ガス吸排装置(33)を経て高圧エアが送入される。タッチ式押圧部材(38)を下に向けて連動するよう作動ロッド(34)を押し付けることに伴い、ブレーキペダル(72)を下へ作動させるとともに、第1ガス吸排装置(32)を介して第1排気口(66)から排気ガスが排出される一方、制御スイッチ(69)を操作して、第3給排気口(61)に給気口(65)を連通させ、第2排気口(67)に第4給排気口(62)を連通させれば、空気圧シリンダ(31)に第1ガス吸排装置(32)を経て高圧エアを送入し、タッチ式押圧部材(38)を上に向けて連動するよう作動ロッド(34)を押し付けて、それに伴いブレーキペダル(72)を上へ作動させるとともに、第2ガス吸排装置(33)を介して第2排気口(67)から排気ガスが排出される。上記した動作を繰り返し行えばブレーキペダル(72)を上下動できて、オイルパイプ内の空気を排出してブレーキ油の交換作業を完了することができる。
第1、第2調圧弁(321、331)は、空気圧シリンダ(31)に進出する高圧エアの流量を調整可能となっている。
以上のように、単に本考案の好ましい具体的な実施例に過ぎず、本考案の実用新案登録請求の範囲を局限するものではなく、いずれの当該分野における通常の知識を有する専門家は、本考案の分野の中で、適当に変更や修飾などを実施できるが、それらの実施が本考案の主張範囲内に納入されるべきことは言うまでもないことである。
10・・・・・・本体
11・・・・・・外部スリーブ
12・・・・・・支持スリーブ
13・・・・・・調整ロッド
15・・・・・・ブラケット
16・・・・・・外蓋
20・・・・・・係止手段
21・・・・・・ベース
22・・・・・・ラック
23・・・・・・係止棒
24・・・・・・係止座
25・・・・・・押圧部材
26・・・・・・座金
30・・・・・・空気圧式作動手段
31・・・・・・空気圧シリンダ
32・・・・・・第1ガス吸排装置
33・・・・・・第2ガス吸排装置
34・・・・・・作動ロッド
35・・・・・・当接部材
36・・・・・・弾性部材
37・・・・・・ピストン
38・・・・・・タッチ式押圧部材
60・・・・・・コントローラ
61・・・・・・第3給排気口
62・・・・・・第4給排気口
63・・・・・・第1ガス輸送ホース
64・・・・・・第2ガス輸送ホース
65・・・・・・給気口
66・・・・・・第1排気口
67・・・・・・第2排気口
68・・・・・・第3ガス輸送ホース
69・・・・・・制御スイッチ
70・・・・・・テーブル
71・・・・・・高圧エア供給装置
72・・・・・・ブレーキペダル
73・・・・・・操縦ハンドル
111・・・・・第1軸孔
112・・・・・第1スロットホール
113・・・・・第2スロットホール
121・・・・・第1接続部
122・・・・・第2接続部
123・・・・・第2軸孔
131・・・・・連結部
132・・・・・ラチェット部
133・・・・・ストップリング
134・・・・・当接部材
151・・・・・第1ネジ孔
152・・・・・第2ネジ孔
153・・・・・第1調整板
154・・・・・第1ネジ
155・・・・・第1座金
156・・・・・第2調整板
157・・・・・第2ネジ
158・・・・・第2座金
161・・・・・ネジ孔
162・・・・・調整ネジ
163・・・・・ナット
231・・・・・係止部
232・・・・・ストッパ
233・・・・・環状凹溝
251・・・・・係合部
252・・・・・押圧部
321・・・・・第1調圧弁
322・・・・・第1給排気口
331・・・・・第2調圧弁
332・・・・・第2給排気口
371・・・・・ピストンリング
1341・・・・係合部
1531・・・・第1長穴
1561・・・・第2長穴
1621・・・・摘み
前記問題を改善するため、本考案のブレーキシステムのメンテナンス補助工具は、
外部スリーブと、支持スリーブと、調整ロッドとを有し、前記外部スリーブの中心に第1軸孔が軸方向に設けられ、その一端にブラケットが設けられ、他端に外蓋が設けられ、前記ブラケットの一側に第1調整板が調整可能に配設され、前記ブラケットの他側に第2調整板が調整可能に配設され、前記外蓋の中心にネジ孔が貫通され、ネジ孔に調整ネジが螺着され、前記調整ネジの一端に摘みが設けられ、前記調整ネジを前記外蓋に固定するためそのネジにナットが螺着され、前記外部スリーブの外周部に第1スロットホール及び第2スロットホールが軸方向に貫通され、前記支持スリーブの外周面の一側に第1接続部及び第2接続部が設けられ、前記第1接続部及び第2接続部が前記外部スリーブの外周面に固定され、前記支持スリーブの中心に第2軸孔が軸方向に貫通され、前記調整ロッドの一端に連結部が設けられ、前記調整ロッドの外周中間部分にラチェット部が環設され、前記ラチェット部の末端にストップリングが設けられ、前記ストップリングは前記調整ロッドが前記支持スリーブからの脱落を防ぐためのもので、前記連結部に当接部材が装着され、前記当接部材には係合部が設けられた本体と、
前記支持スリーブの外周面の他側に装着するとともに前記ラチェット部に係止された係止手段と、
空気圧シリンダと、第1ガス吸排装置と、第2ガス吸排装置と、作動ロッドとを有し、前記第1軸孔内に当接部材、弾性部材及び空気圧シリンダが順次に収容され、前記第1ガス吸排装置を第1スロットホール内に通すよう前記空気圧シリンダの外周面の一端に前記第1ガス吸排装置が配設され、前記第2ガス吸排装置を前記第2スロットホール内に通すよう前記空気圧シリンダの外周面の他端に前記第2ガス吸排装置が配設され、前記空気圧シリンダの内部にピストンが収容され、前記ピストンの外周面にピストンリングが嵌合され、前記空気圧シリンダの一端に前記作動ロッドが挿通され、前記作動ロッドの一端に前記ピストンが固定され、他端にタッチ式押圧部材が配設され、前記第1ガス吸排装置の端面に第1調圧弁が設けられ、その外周面に第1給排気口が設けられ、前記第2ガス吸排装置の端面に第2調圧弁が設けられ、その外周面に第2給排気口が設けられた空気圧式作動手段と、
前記第1、第2給排気口に連通されたコントローラを含む。
本体(10)は、外部スリーブ(11)と、支持スリーブ(12)と、調整ロッド(13)とを有する。外部スリーブ(11)の中心には第1軸孔(111)が軸方向に設けられ、その一端にブラケット(15)が設けられる。その他端には外蓋(16)が設けられる。ブラケット(15)がU字形を呈して設けられ、その一側に第1ネジ孔(151)、他側に第2ネジ孔(152)がそれぞれ設けられている。第1調整板(153)に第1長穴(1531)が設けられている。第1座金(155)及び第1長穴(1531)内に第1ネジ(154)を順次に通し、さらに第1ネジ孔(151)に螺着して、ブラケット(15)の一側に第1調整板(153)を調整可能に固定する。同様に、第2調整板(156)に第2長穴(1561)が設けられる。第2座金(158)及び第2長穴(1561)内に第2ネジ(157)を順次に通し、さらに第2ネジ孔(152)に螺着して、ブラケット(15)の他側に第2調整板(156)を調整可能に固定する。外蓋(16)の中心にネジ孔(161)が貫通され、ネジ孔(161)に調整ネジ(162)が螺着される。調整ネジ(162)の一端に摘み(1621)が設けられている。調整ネジ(162)を外蓋(16)に固定するためそのネジにナット(163)が螺着される。外部スリーブ(11)の外周部に第1スロットホール(112)及び第2スロットホール(113)が軸方向に貫通され、第1及び第2スロットホール(112、113)が軸方向に直線状配列される。支持スリーブ(12)の外周面の一側に第1接続部(121)及び第2接続部(122)が設けられ、第1、第2接続部(121、122)が外部スリーブ(11)の外周面に固定される。支持スリーブ(12)の中心に第2軸孔(123)が軸方向に設けられる。調整ロッド(13)の一端に連結部(131)が設けられ、その外周中間部分にラチェット部(132)が環設される。ラチェット部(132)の末端にストップリング(133)が設けられる。ストップリング(133)は調整ロッド(13)が支持スリーブ(12)からの脱落を防ぐためのもので、連結部(131)に当接部材(134)が装着される。当接部材(134)には係合部(1341)が設けられている。

Claims (10)

  1. 外部スリーブと、支持スリーブと、調整ロッドとを有し、前記外部ロッドの中心に第1軸孔が軸方向に設けられ、その一端にブラケットが設けられ、他端に外蓋が設けられ、前記ブラケットの一側に第1調整板が調整可能に配設され、前記ブラケットの他側に第2調整板が調整可能に配設され、前記外部スリーブの外周部に第1スロットホール及び第2スロットホールが軸方向に貫通され、前記支持スリーブの外周面の一側が前記外部スリーブの外周面に固定され、前記支持スリーブの中心に第2軸孔が軸方向に貫通され、前記調整ロッドの一端に連結部が設けられ、前記調整ロッドの外周中間部分にラチェット部が環設され、前記連結部に当接部材が装着され、前記当接部材には係合部が設けられた本体と、
    前記支持スリーブの外周面の他側に装着するとともに前記ラチェット部に係止された係止手段と、
    空気圧シリンダと、第1ガス吸排装置と、第2ガス吸排装置と、作動ロッドとを有し、前記第1軸孔内に弾性部材及び空気圧シリンダが順次に収容され、前記第1ガス吸排装置を第1スロットホール内に通すよう前記空気圧シリンダの外周面の一端に前記第1ガス吸排装置が配設され、前記第2ガス吸排装置を前記第2スロットホール内に通すよう前記空気圧シリンダの外周面の他端に前記第2ガス吸排装置が配設され、前記第1、第2ガス吸排装置が前記第1、第2スロットホールにそれぞれ当接され、前記空気圧シリンダの一端に前記作動ロッドが挿通され、前記作動ロッドの一端に前記ピストンが固定され、他端にタッチ式押圧部材が配設され、前記第1ガス吸排装置の端面に第1調圧弁が設けられ、その外周面に第1給排気口が設けられ、前記第2ガス吸排装置の端面に第2調圧弁が設けられ、その外周面に第2給排気口が設けられた空気圧式作動手段と、
    前記第1、第2給排気口に連通されたコントローラと、を含むブレーキシステムのメンテナンス補助工具。
  2. 前記ブラケットの一側に第1ネジ孔、他側に第2ネジ孔がそれぞれ設けられ、前記第1調整板に第1長穴が設けられ、前記第1座金及び第1長穴内に前記第1ネジを順次に通し、さらに前記第1ネジ孔に螺着して、前記第2調整板に第2長穴が設けられ、前記第2座金及び第2長穴内に前記第2ネジを順次に通し、さらに前記第2ネジ孔に螺着されることを特徴とする請求項1に記載のブレーキシステムのメンテナンス補助工具。
  3. 前記第1軸孔内において前記外蓋と前記弾性部材との間に当接部材が収容され、前記外蓋の中心にネジ孔が貫通され、前記ネジ孔に調整ネジが螺着され、前記調整ネジの一端に摘みが設けられ、前記調整ネジにナットが螺着されたことを特徴とする請求項1に記載のブレーキシステムのメンテナンス補助工具。
  4. 前記支持スリーブの外周面の一側に第1接続部及び第2接続部が設けられ、前記第1、第2接続部が前記外部スリーブの外周面に固定されたことを特徴とする請求項2に記載のブレーキシステムのメンテナンス補助工具。
  5. 前記第1及び第2スロットホールが軸方向に直線状配列されたことを特徴とする請求項1に記載のブレーキシステムのメンテナンス補助工具。
  6. 前記係止手段は、ベースと、ラックと、係止棒と、係止座と、押圧部材とを有し、前記ベースと前記ラックが前記支持スリーブの外周面の他側にそれぞれ設けられ、前記係止座が座金を挿通して前記ベースに固定され、前記係止棒の一端に係止部が設けられ、他端に環状凹溝が設けられ、前記係止部に近接してストッパが設けられ、前記係止棒をばね及び前記係止座に順次に通し、前記ラックに前記押圧部材の中間を枢着し、その一端に係合部が設けられ、他端に押圧部が設けられ、前記係合部が前記環形凹溝に係合されていることを特徴とする請求項1に記載のブレーキシステムのメンテナンス補助工具。
  7. 前記コントローラがテーブルに装着され、その一側に第3給排気口及び第4給排気口がそれぞれ設けられ、前記第1、第3給排気口が第1ガス輸送ホースを介して連通され、前記第2、第4給排気口が第2ガス輸送ホースを介して連通され、前記コントローラの他側に給気口が設けられ、前記給気口の両側に第1排気口及び第2排気口がそれぞれ設けられ、前記給気口が第3ガス輸送ホースを介して高圧エア供給装置に連通され、前記コントローラの天井面に制御スイッチが装着されたことを特徴とする請求項1に記載のブレーキシステムのメンテナンス補助工具。
  8. 前記弾性部材は、圧縮ばねであり、前記空気圧シリンダが弾性的に当接可能になっていることを特徴とする請求項1に記載のブレーキシステムのメンテナンス補助工具。
  9. 前記タッチ式押圧部材は弾性体であることを特徴とする請求項1に記載のブレーキシステムのメンテナンス補助工具。
  10. 前記ラチェット部の末端にストップリングが設けられたことを特徴とする請求項1に記載のブレーキシステムのメンテナンス補助工具。
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