JP3177188B2 - パケットの送受信方法及び装置 - Google Patents

パケットの送受信方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は総括的にネットワー
ク通信システムに関し、詳細にいえば、ユーザの接続に
対して最小限の帯域幅を保証するサービスをサポートす
るATMネットワーク・ノードに関する。
【0002】
【従来の技術】非同期転送モード(ATM)は高速ネッ
トワークの次世代の基本技術になっている。高速ネット
ワークは様々なトラフィック要件及びサービス品質(Q
oS:Quality of Service)要件の多種多様な用途をサ
ポートする。このような多様性は異なる制御流方針を必
要とする。たとえば、マルチメディアやタイム・クリテ
ィカルなアプリケーションなどのある種のアプリケーシ
ョンは、遅延やスループットのレベルが保証されている
ことを必要とするが、損失に耐えられるのに対し、LA
Nトラフィックなどの他のアプリケーションは遅延やス
ループットの変動には耐えられるが、損失にはきわめて
敏感である。
【0003】ATM予約帯域幅(RB:Reserved Bandw
idth)サービスにおいて、ユーザは呼セットアップ時に
ネットワークとのトラフィック・コントラクトを確立し
てから、データを伝送する必要がある。コントラクトは
希望するQoSクラスの指定、及びトラフィック記述子
のセットを含んでいる。ネットワークはリソース割振り
によって、ATM接続に希望するQoSを与えるか、そ
の呼を拒絶するかする。送信元と送信先の間に割り振ら
れた帯域幅は、統計的な多重化ゲインを利用するために
ピーク速度未満であるが、複雑なソフトウェアを必要と
し、しかもトラフィックの輻輳やデータの損失を引き起
こすことがある。
【0004】LAN環境において、送信元はバースト性
のものであり、かつ予測不能である。トラフィックはい
くつかの大きさにわたる時間スケールできわめて高い変
動性を有している。このような予測不能な送信元の場
合、ネットワーク内での過大な損失をさけるためにピー
ク速度を割り振ることができる。しかしながら、帯域幅
が遊休期間であっても予約されていることとなるため、
ネットワークの使用は効率が悪いものとなる。
【0005】ネットワークに対するリンクの利用度を高
める方法の1つは、非予約帯域幅(NRB:Non Reserv
ed Bandwidth)サービス・クラスを追加することによる
ものである。このサービス・クラスにおいて、帯域幅は
まったく予約されず、送信元は残っている帯域幅のうち
できるだけ多くの帯域幅を取得して、最善をベースとし
て伝送を行うことができ、RBトラフィックに影響を及
ぼすことがない。それ故、リソースがあらかじめ割り振
られることがなく、NRBサービスは送信元を制御する
ための制御流手法を必要とする。流れ制御機構の品質が
呼損失率の点でNRBサービス・サポートの効率を限定
する。接続経路上のネットワーク・ノードで実施され
た、ヨーロッパ特許願第EP94480125号に開示
されているホッピング輻輳流れ制御機構は、改善された
流れ制御機構である。隣接するノードから送られた選択
的(接続あたりの)または大域バックプレッシャ・コマ
ンドにより、着信トラフィックは接続経路のホップごと
に選択的または大域的にレジュームされるか、絞られる
かする。
【0006】しかしながら、NRB接続には、トラフィ
ック管理作業グループのATMフォーラム技術委員会
(ATM Forum Technical Committee in the Traffic Man
agement Working Group)で検討されているように、A
TMネットワークによるサービスが受けられる保証がま
ったくない。新しいサービス・カテゴリの必要性が特定
されており、利用可能ビット伝送速度(ABR:Availa
ble Bit Rate)が予約帯域幅サービスと非予約帯域幅サ
ービスとの間に設けられている。ABR接続の場合、終
端システムはネットワークに対して、最大必要帯域幅
(ピーク・セル速度(PCR:Peak Cell Rate))及び
最小必要帯域幅(MCR:Minimum Cell Rate)の両方
を指定することとなる。ATMフォーラムで定義された
ABRサービスは送信元と送信先の間の流れ制御プロト
コルも含んでいる。終端システムは流れ制御機構から受
信したフィードバックにしたがってそのトラフィックに
適合すると考えられる。ABRサービスで期待される特
性は、保証最小帯域幅、利用可能帯域幅の順当な共用、
及び、流れ制御プロトコルの場合には、低セル損失率で
ある。このサービスがセル転送遅れを制御できないた
め、これはリアル・タイムのアプリケーションをサポー
トすることを目的としていない。これはNRBサービス
と同じであるが、終端システムが保証されたQoS、ク
リティカル・データ転送(防衛情報などの)、スーパー
・コンピュータのアプリケーション、及び良好な遅延挙
動(分散ファイル転送、遠隔手順コール、コンピュータ
・プロセス・スワップ/ページングなどの)を必要とす
るあらゆるデータ遠隔通信(NRBサービス、eメー
ル、テレックス、ファックス、バンキング・トランザク
ション、LAN相互接続などに対する)を必要とする場
合のアプリケーションに適用される。
【0007】ABRサービスのセル損失率は流れ制御の
品質に左右されるものであるが、接続あたりの保証最小
帯域幅及び利用可能帯域幅の順当な共用に関してABR
サービスで期待される特性は、スケジューリング手法の
品質に左右される。このABRサービスが出現し始めて
いるATMネットワーク・ノードの業界において、最小
帯域幅が保証されており、利用可能帯域幅の順当な共用
をサポートできるスケジューリング手法を提供すること
が必要となっている。このいわゆる「最小サービス」の
サポートは、接続のセットアップ時に最小帯域幅を必要
とし、受け入れる各接続(MCR)がこの最小帯域幅を
有することを保証する。接続経路のネットワーク・ノー
ドで実施されるスケジューリング手法にもよるが、最小
帯域幅を経路上で帯域的に、あるいは常に、かつネット
ワーク・ノードの各ノードにおいて保証することができ
る。最小帯域幅を保証する両方の方法はMCRパラメー
タに合ったものである。最小サービス・サポートの第2
の特性は「残っている」帯域幅の順当な共用である。帯
域幅の順当な共用は最小サービス・トラフィックに予約
されていない帯域幅と、予約されているが、最小サービ
ス・トラフィックが使用していない帯域幅の一部とを含
んでいる。実際には、最小サービスをサポートするスケ
ジューリング手法をABR流れ制御などのネットワーク
流れ制御機構を組み合わせることができる場合、得られ
るサポートは呼損失率を改善することとなる。ネットワ
ーク流れ制御の効率がよければよいほど、呼損失率は低
くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、ABR接続などの最小サービス接続をサポートする
スケジューリング手法を提供し、各接続に対する最小使
用可能帯域幅と、これらの接続の間に残っている帯域幅
の順当な共用を保証することである。
【0009】本発明の第2の目的は、各最小サービス接
続の最小帯域幅が、必要とされる場合に、そのノードで
サポートされているそれぞれの他の接続の着信速度と無
関係に実際に提供されることである。より詳細にいえ
ば、各最小サービス接続に割り振られた最小帯域幅が、
集合着信トラフィックが出力能力を超えた場合にも保証
されることである。
【0010】本発明の第3の目的は、RB(ATMフォ
ーラムの場合のCBR、VBR)またはNRB(ATM
フォーラムの場合のUBR)またはATMフォーラムで
定義されたABR接続などの最小サービス接続を含んで
いる任意の混合トラフィックをサポートするとともに、
各タイプのサービスに対して期待されるものと同じ特性
ないしQoSを、これらが単独でサービスを受けている
かのようにして、維持する、特にABRサービスに対し
て低いCLRを維持することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明はパケット・ネッ
トワーク・ノードにおいて、接続の確立時に必要とされ
る最小限の帯域幅を有する接続のパケットを送受信する
方法において、パケットを専用接続待ち行列に受信する
ステップと、絶対時間の制御の下で、接続待ち行列をそ
の予約帯域幅に対応する速度にしたがってスケジュール
するステップと、スケジュールされた接続待ち行列の待
ち行列識別子を格納するステップと、格納した接続待ち
行列識別子を読み取り、何らかの識別子が見つかった場
合には、読み取られた識別子に対応する接続待ち行列の
第1のパケットを送信するステップと、識別子がなにも
格納されていない場合には、接続待ち行列をスケジュー
ルし、何らかのパケットが見つかった場合には、第1の
パケットを送信するステップを備えている方法を開示す
る。
【0012】詳細にいえば、本発明の方法はパケットが
ATMセルである場合のATMネットワークに使用する
ことができる。
【0013】本発明はネットワーク・ノードのアダプタ
に使用することのできる、上記方法のステップを実施す
る装置も開示する。
【0014】本発明の解決策により、二重スケジューリ
ングが提案される。第1のスケジューラは最小サービス
接続によって要求された場合に、最小帯域幅を保証し、
相補スケジューリングは接続の間で残余帯域幅を共用
し、最小帯域幅のスケジューリングに影響を及ぼさな
い。さらに、第1のスケジューリングはATMフォーラ
ムで要求されているQoSによりRBトラフィックを処
理することができる。これと平行に、相補スケジューリ
ングはNRBトラフィックも処理することができ、スケ
ジューラがラウンド・ロビン・スケジューラである場合
に、NRB接続と最小サービス接続の間の帯域幅を順当
に共用する。ABRフィードバック機構と組み合わされ
て、本発明のスケジューリング手法はATMフォーラム
のABRサービスをサポートする。相補スケジューラを
従来技術のホッピング機構などのネットワーク制御の流
れのコマンドにサブミットし、NRB及び最小サービス
・サポートに損失のないサービスをもたらすことができ
る。
【0015】本発明のスケジューリングの場合、最小帯
域幅は接続経路の各ノード・ポイントにおいて、常に考
慮される。接続の確立時に最小サービス接続によって必
要とされる最小帯域幅に関して、最小帯域幅がネットワ
ークにおいて、「確定的」な態様であるが、「統計的」
ではない態様で与えられる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は2つのATMサービス、す
なわちRBサービスとNRBサービスのサポートを示し
ている。これらのサービスは独立したスケジューリング
手法によってサポートされており、RBサービスのスケ
ジューリングはNRBサービスよりも優先するものであ
り、NRBサービスのスケジューリングはRBサービス
が活動していない場合に活動化され、各種のNRB接続
の間で残っている帯域幅の共用をもたらす。図1の実施
形態に戻ると、着信セルのATMラベルをまず探索し
て、どのサービスにセルが属しているかを判定する(1
00)。140などのRB接続待ち行列と155などの
NRB接続待ち行列のセットは独立したスケジューリン
グ手法によって管理される。NRB接続のセルは中間待
ち行列(101)に待ち行列化され、NRBトラフィッ
クの各種のプロセス時間を可能とする。一例としては、
NRB待ち行列155をこれらが空でない場合にのみ、
2つの独立したスケジューリング手法のうち第2のもの
によって読み取り可能とすることがある。この後者の動
作は第2のスケジューリング手法の効率を改善するが、
セルを空待ち行列155に待ち行列化する場合の待ち行
列化時間を長くする。追加処理のため媒体速度を維持で
きない場合、中間待ち行列101が追加される。この実
施形態は好ましい実施の形態に選択される。RBトラフ
ィックに対する待ち行列140及びNRBトラフィック
に対する待ち行列101における待ち行列化処理は、媒
体速度で行われる。中間待ち行列101が存在していな
い場合には、待ち行列140及び待ち行列155におけ
る待ち行列化処理は、媒体速度で行われる。RBスケジ
ューリング手法は優先権を有しており、必要な場合にN
RBのものに割り込むことができる。図1に示すRBサ
ービスに対するスケジューリング手法は次のように作動
する。オプションのポリシング機能(110)が呼のセ
ットアップ時に確立されるトラフィック・コントラクト
に対して着信セルをチェックする。非適合セルは必要に
応じ廃棄される。オプションの成形機能(111)はト
ラフィック・コントラクトにしたがってセルの出発を再
スケジュールして、セル遅延変動(CDV)許容セッテ
ィングにしたがってポリサーが受け入れた着信セルの流
れのCDVがあれば、これを少なくする。ポリシング機
能はセルの到着によってトリガされるが、成形機能(リ
ーキー・バケット・アルゴリズムないし出発カレンダに
基づく)は、絶対タイミング・セル間間隔(Tics)
190によってトリガされる。接続が成形されると、対
応する接続待ち行列(140)がシェーパによってスケ
ジュールされる。この待ち行列が空でない場合、待ち行
列の先頭のセルが接続待ち行列140から待ち行列解除
され、RBサービス待ち行列160に待ち行列化され、
出力線で伝送される。接続が成形されない場合、この接
続のセルはRBサービス待ち行列(160)に直接待ち
行列化される。待ち行列160はシェーパと出力線の間
のパイプライン・ユニットとして役立つだけである。セ
ル伝送機能(120)はRBサービス待ち行列160を
空にし、セルを出力線上に送る。RBセルが空である場
合、セル伝送機能はNRBサービスのセルを、このよう
なセルがNRBセル・スペース170で準備できている
場合に、伝送する。NRB及びRB混合サービス・サポ
ートに対するスケジューリング手法も図1に示されてい
る。NRBサービス(130)のスケジューラは空でな
い接続待ち行列(ラウンド・ロビン・スケジューラはス
ケジューリングの一例である)を選択し、接続待ち行列
の最初のセルをNRBセル・スペース(170)へ移動
して、伝送する。NRBトラフィックの処理と同様、中
間待ち行列101は最小サービスに対する可変処理時間
を可能とするとともに、媒体速度を平均値に維持する。
NRBサービスの処理はRBトラフィック(145)に
サービスする優先動作(147)による動作により直ち
に停止させることができる。任意選択で、従来技術のも
ののような流れ制御機構はNRBトラフィック(19
5)に印加される選択的バックプレッシャ・コマンド
(いくつかのNRB接続)または大域パックプレッシャ
・コマンド(すべてのNRB接続)を備えている。選択
的バックプレッシャ・コマンドはラウンド・ロビン・ス
ケジューラの接続待ち行列の1つを選択または選択解除
し、大域バックプレッシャ・コマンドはラウンド・ロビ
ン・スケジューラ(130)を停止または再始動する。
【0017】本発明の一部ではない効率αより呼制御と
組み合わせて、RBトラフィックの優先化スケジューリ
ングのオプションの成形及びポリシング機能を使用する
と、RBトラフィックのサービス品質は極めて低いセル
損失率(10-20未満)の最大セル遅延転送、ならび
に、関連する場合には、該トラフィックに対して保証さ
れる最大ピーク・ツー・ピークCDVを特徴とする。N
RBサービスの特性はスケジューラのタイプ(130)
によって決定される。ラウンド・ロビン・スケジューリ
ングは、周知の「最大最小アルゴリズム」の基準に従
い、すべてのNRB接続の間に残っている帯域幅の順当
な共用を保証する。NRBスケジューラが単純なFIF
Oの場合には、順当性は遵守されない。特に、すでに述
べたように、セル損失率は流れ制御機構を使用した場
合、その品質によって決定される。従来技術のホッピン
グ流れ制御は損失のないNRBサービスを保証する。
【0018】RB接続及びNRB接続によって生成され
た混合トラフィックをサポートする2つの優先化スケジ
ューリング機構を使用すると、図2に示した二重スケジ
ューリング機構は接続経路に沿ってネットワーク・ノー
ド及び各ノードにおける最小サービス接続のサポートを
可能とする。ATM探索機構(100)によって特定さ
れると、最小サービス接続のセルは中間待ち行列(10
1)が実施されている場合、これにに待ち行列化されて
から、専用最小サービス接続待ち行列(150)に待ち
行列化される。本発明の二重スケジューリング機構によ
れば、最小サービス接続の接続待ち行列は、各接続が少
なくともその最小大域幅で取得することを確実とするシ
ェーパ・ユニット(111)によってまずスケジュール
される。リーキー・バケットやカレンダなどの任意のタ
イプのシェーパを使用することができる。相補スケジュ
ーリング手法は前記接続の間に残っている利用可能な帯
域幅を共用する。この残余帯域幅はシェーパによってサ
ービスされない帯域幅である。最小サービストラフィッ
クのセル待ち行列解除は、最小帯域幅トラフィックと残
余共用帯域幅トラフィックを同じ態様で、すなわちセル
・スペース170で伝送することによって回避される。
好ましい実施の形態のセル・スペース170はフリップ
フロップ、すなわちスケジュールされた出力待ち行列を
平滑化する限定された空間である。共用資産(150な
どの最小サービス接続待ち行列及びセル・スペース17
0)にアクセスする接続の問題は、最小サービス接続の
待ち行列(150)が空でない場合に、最小サービス接
続の最小サービス・トラフィックを確実とする、最小サ
ービス接続がスケジュールした最小サービス接続の待ち
行列識別子をシェーパが待ち行列化する待ち行列群(1
74)の待ち行列を追加することによって解決される。
好ましい実施の形態において、シェーパは絶対時間(1
90)の制御下にあるが、相補スケジューリング手法
は、シェーパ(接続制御ブロックを含んでいる記憶装
置)と共用しているリソースにシェーパがアクセスでき
るたびに動作する。相補スケジューリングはシェーパ、
ATMセル探索(100)、セル伝送(120)及び着
信トラフィックの待ち行列化(101、140)などの
優先動作の領域からの動作によって瞬間的に停止される
(145)。相補スケジューリングが活動化するたび
に、かつセル・スペース(170)がいっぱいでなくな
ると同時に、優先機構機能(178)は、待ち行列群の
待ち行列が空でない(最小トラフィックがサービスされ
ている)場合に、待ち行列群174の待ち行列からレデ
ィ識別子を待ち行列解除する。レディ・セルは次いで、
この識別子に対応する最小サービス接続待ち行列150
から待ち行列解除され、セル・スペース170はレディ
・セルで満たされる。待ち行列群の待ち行列が空である
場合、相補スケジューリングによって選択された最小サ
ービス接続はラウンド・ロビン・スケジューラ(13
0)によってポイントされた待ち行列である。本発明の
好ましい実施の形態のスケジューラは待ち行列150間
で利用可能な帯域幅の順当な共用をもたらす。ただし、
本発明の目的によれば、ラウンド・ロビンα代わりに、
任意のスケジューラを使用することができる。
【0019】図3は最小サービス接続、ならびに本発明
の解決策によるRB及びNRB接続に対するサポートを
含んでいる混合環境を示す。ATMラベル探索機能(1
00)によって特定されたセルが最小サービス接続のセ
ルである場合、中間待ち行列(101)にバッファした
後、スケジューラ(130)とシェーパ(111)が到
達可能な接続待ち行列(150)に待ち行列化される。
次いで、最小サービス待ち行列は同じ構成要素によっ
て、図2に関して説明したようにしてスケジュールされ
る。セルがATMラベル探索機能によって特定された場
合には、RB接続が成形されているかどうかに応じて
(シェーパはRB接続ではオプションである)、RBセ
ルは接続待ち行列140に待ち行列化されるか、あるい
は直接RBサービス待ち行列160に待ち行列化され
る。RBトラフィックは図1で説明したようにしてスケ
ジュールされる。RBトラフィックの総予約帯域幅及び
最小サービス・トラフィックの総最小帯域幅は、接続許
可制御によって制御されて、これが送信リンク容量より
も低いままとなるようにする。セル・ラベル探索機能
(100)によって特定されたセルがNRB接続のセル
である場合には、中間待ち行列(101)にバッファさ
れた後、最小サービスの相補スケジューリングに使用さ
れるスケジューラ(130)が到達可能な接続待ち行列
(155)に待ち行列化される。NRB接続(155)
の待ち行列は、これが活動状態であり、かつ最小サービ
ス接続の待ち行列群(174)の待ち行列が空である場
合(最小トラフィックのサービスが行われていない場
合)に、スケジューラ(130)によってスケジュール
される。スケジューラ(130)には、これが処理して
いる待ち行列のタイプがわからない。したがって、最小
サービスに対する待ち行列(150、またはNRBの場
合には155)はスケジューラ(130)によって同じ
優先順位でスケジュールされる。
【0020】他の実施の形態において、最小サービス接
続の相補スケジューリング手法及びNRB接続のスケジ
ューリングは、交互処理などの一定の規則によって制御
される2種類のスケジューラ自体によって行われる。こ
の実施の形態の明白な特性はサービスのタイプにしたが
って利用可能帯域幅の共用を制御することである。2つ
のスケジューラが交互に動作している例において、各サ
ービス、すなわち最小サービス及びNRBサービスは、
必要に応じ、使用可能な帯域幅の半分を取得する。この
実施の形態において、サービスが実際に利用可能なもの
よりも狭い帯域幅を要求した場合、他のサービスはこの
帯域幅を利用することができる。上述の例において、N
RBサービスが必要とするものが利用可能な帯域幅の1
/4以下である場合、最小サービスは利用可能な帯域幅
の3/4を利用できる。
【0021】相補スケジューリング手法のスケジューラ
130は任意選択で流れ制御機構にサブミットされる
が、この利点は残余帯域幅では最小サービスの共用であ
り、NRBサービスではセル損失率の改善である。図3
に示すように、NRBサービスに関して、セル損失率が
改善されることである。図3に示すように、NRBスケ
ジューラ130はネットワーク・トラフィック流れ制御
が実行されている場合に、トラフィック流れ制御コマン
ド(195)にサブミットされる。従来技術として引用
された流れ制御の場合、大域バックプレッシャがスケジ
ューラ(130)を停止させ、これはシェーパによる最
小サービスの接続のみのスケジューリングをもたらす。
最小サービス接続はその最小帯域幅のみを取得する。同
様に、選択的「停止」バックプレッシャを受信した場
合、対応する接続待ち行列(最小サービスの場合15
0、NRBサービス接続の場合155)はもはやNRB
スケジューラ130によって選択されなくなり、選択的
に停止される最小サービス接続はその最小帯域幅のみを
取得する。要約すると、従来技術のホッピング・トラフ
ィック制御流れ機構を本発明のスケジューリング手法と
ともに使用した場合、最小サービスには損失がなくな
る。
【0022】図4はRB接続が成形された場合の本発明
の実施の形態に関連したシェーパの動作の流れを示す。
この図はRB接続のスケジューリング、及び最小サービ
ス接続の最小帯域幅を示している。各セル時間(20
5)において、1つの待ち行列がシェーパによって選択
され(判断208の右の分岐)、かつ選択された待ち行
列がRBサービスに属している場合(判断200の左の
分岐)、選択された待ち行列140が調べられる。これ
が空である場合、新しいセル時間を待つ。待ち行列14
0が空でない場合、待ち行列140内の対応するセルが
待ち行列解除され(202)、伝送のために待ち行列1
60に待ち行列化される。選択された待ち行列が最小サ
ービスに属している場合(判断200の右の分岐)、最
小サービスの最小スケジューリングの専用処理が開始さ
れる。待ち行列150が空である場合には、新しいセル
時間を待つ(判断212の右の分岐)。待ち行列150
が空でない場合には(判断212の左の分岐)最小サー
ビスが行われる。接続の制御ブロックで読み取られたキ
ュー・イン・キュー・ビット(QiQ)が、エラーを検
出するために調べられる(214)。QiQビットが設
定されていない場合には、選択された待ち行列の識別子
が待ち行列群(216)の待ち行列(174)に待ち行
列化され、QiQビットが設定される(218)。Qi
Qビットが最小サービス接続の制御ブロック内に設定済
みである場合、これは対応する待ち行列が待ち行列群
(174)の待ち行列に待ち行列化済みであることを意
味する。この場合、本発明の好ましい実施の形態におい
ては、要素を2回待ち行列に待ち行列化できないため、
動作を打ち切らなければならない。しかしながら、最小
サービスが大幅に遅延することを示すこのエラー事象の
発生する確率はきわめて低い(RBサービスのセル損失
率と同程度、すなわち10-20程度)。待ち行列群(1
74)の待ち行列を配列リストと置き換えることがで
き、このリストはすでにこれに属している待ち行列をさ
らに処理することを可能とするものである。しかしなが
ら、このような実施形態の場合、リストを使い切ると、
同じ問題に直面しなければならないこととなる。
【0023】図5は本発明の好ましい実施の形態に関連
した相補スケジューリングの動作の流れを示す。この図
はNRBサービス及び最小サービスのスケジューリング
の動作の流れを示す。待ち行列174が空でない場合
(判断220の左の分岐)、対応する最小サービス接続
待ち行列(150)が待ち行列群(174)の待ち行列
から待ち行列解除され(222)、状態「最小サービ
ス」が設定される(224)。判定220の結果がYe
sである場合、待ち行列群(174)の待ち行列は空で
あり、最小保証帯域幅にしたがってサービスを受けるの
を待っている最小サービス接続はない。これはスケジュ
ーラ130(好ましい実施の形態ではラウンド・ロビ
ン)がスケジューラと同じ優先順位を有している最小サ
ービス接続待ち行列(150)またはNRB接続待ち行
列(155)から1つの待ち行列を選択する(22
1)。待ち行列150及び155が空である場合には、
スケジューラには行う作業がなく(「作業なし」分
岐)、優先順位機構は再活動化される(ステップ220
へ進む)。それ以外の場合には、ステップ223におい
て、セル・スペース170が調べられ、いっぱいでない
場合には、選択された待ち行列が待ち行列解除され、セ
ル・スペース(170)に格納され、該当する場合に
は、セル・スペースがフル状態に設定される。「最小サ
ービス状態」が設定されている場合には(判断22
5)、最小サービスのインジケータがリセットされる
(226)。すなわち、選択した最小サービス待ち行列
のQiQビット及び「最小サービス状態」がリセットさ
れる。
【0024】図8は図5と同様、最小サービス及びNR
Bサービスにサービスを行うNRBセル処理を示す。図
5とは異なり、図3の記述で示唆されている好ましい実
施の形態にしたがって最小サービス接続とNRB接続の
間での利用可能帯域幅の共用を確実とする2つのスケジ
ューリング手法がある。この実施の形態をサポートする
アルゴリズムは、NRBスケジューラ130を活動化す
る図5のステップ221で説明されているものとは異な
っている。ステップ821はNRBスケジューラを活動
化するステップ221と置き換わる。ステップ821に
おいて、制御規則、たとえば、各スケジューラが交互に
動作するという規則にしたがって、2つのスケジューラ
のうち一方が選択される。選択されたスケジューラに応
じて、最小サービス接続にサービスする最小サービス・
スケジューラが活動化されるか(ステップ822)、あ
るいはNRB接続にサービスを行うNRBスケジューラ
が活動化される(ステップ823)。活動化されると、
選択されたスケジューラに行う作業があり(待ち行列1
50または155が空でない)、次のステップ223が
実行されるか、あるいは選択されたスケジューラに行う
作業がなく(待ち行列が空)、ステップ220が実行さ
れて、優先順位機構を活動化するかする。
【0025】図6はATMネットワーク要素600のア
ダプタ・カードでの本発明による入力及び出力トラフィ
ック・スケジューリングの使い方を示す。このネットワ
ーク要素はエンド・ユーザ602とエンド・ユーザ60
4の間で、RB、NRBまたは最小サービスなどのAT
Mトラフィックを切り替える。トラフィックはネットワ
ーク要素600に入り、ATMリンク632を介して送
信アダプタ・カード620に入る。送信アダプタ・カー
ドはまず、構成要素670のATM物理層を処理し、次
いで、データはDATA STORE構成要素660に
待ち行列化される。本発明の方法、いわゆる「ATM処
理」(650)を実施する装置は交換機インタフェース
640を介して本発明にしたがって、伝送のためのセル
を交換機610にスケジュールする。セルは内部リンク
630を介して交換機610に到達する。ネットワーク
切換え処理が交換機で行われると、セルは交換機から内
部リンク630を介して受信アダプタ(621)へ伝送
のために送られる。セルは交換機インタフェース640
及びデータ格納部660を介して、受信アダプタの本発
明のスケジューリング・アダプタ(650)へ搬送され
る。本発明にしたがってスケジュールされた後、セルは
構成要素670内で処理されるATM物理層を通過す
る。セルは次いで、ネットワーク要素600から出力A
TMリンク632上を宛先604へ送られる。
【0026】図7はABR接続をサポートする、本発明
のスケジューリング手法のネットワーク要素の実施形態
の1つを示す。ABRサービスをサポートするために、
スケジューリング手法は接続あたり測定機構と組み合わ
されて、EFCI(ExplicitForward Congestion Infor
mation:明示順方向輻輳情報)セル・マーキングまたは
ATMフォーラム仕様で規定されている相対速度マーキ
ングのいずれかを使用して、送信元へフィードバック情
報を与える。この組合せはABR接続経路のすべてのネ
ットワーク要素の受信アダプタ及び送信アダプタで実施
される。図7において、送信元(710)はデータ・セ
ルと制御セル(リソース管理(RM:Resource Managem
ent)セル)を宛先(720)へ送る。トラフィックは
図7において、2つのネットワーク要素(600)を横
切る。送信アダプタ(620)及び受信アダプタ(62
1)のATM処理層(650)に本発明のスケジューリ
ング手法を実施すると、宛先(720)はRMセルを送
信元(710)へ戻し、ABR制御ループ(730)を
閉じる。ATM処理(650)の待ち行列状況を使用し
た各アダプタ(741)の輻輳測定は、逆方向制御セル
の流れのRMセル・マーキング・プロセス(740、7
42)をトリガする。マーキング・プロセス740はR
M制御セルの輻輳指示ビット(CI:congestion indic
ation)と増加なし(NI:No Increase)ビット・フィ
ールドを使用し、送信元にもっとも近い、ネットワーク
の着信部におけるネットワーク要素に配置されたネット
ワーク要素のプロセス742はCIビットを使用しな
い。これはRM制御セルにおいて、最小セル速度に等し
い明示速度を示して、送信元に対して、そのトラフィッ
クを下げなければならないことを直接示す。
【0027】任意選択で、ホッピング・バックプレッシ
ャ機構(従来技術で記載されている)をABR経路の各
ノードに追加することができる。バックプレッシャ・コ
マンド(750)は1つのATM処理手法(650)か
ら上流のものに戻され、送信元に対するABRフィード
バック・プロセスをもトリガする同じ接続あたり測定機
構によってトリガされる。バックプレッシャの結果は上
流のパックプレッシャを受けたATM処理ユニット(6
50)がバックプレッシャを受けた接続の伝送速度を、
最大限、そのMCRまで下げることであり、この帯域幅
はATM処理ユニット650が保証している速度を表
す。これは輻輳の増加を直ちに回避するものとなる。最
後のホップでのバックプレッシャ・コマンドを送信元に
戻す着信ネットワークRMセル・マーキング・プロセス
(742)と組み合わせると、バックプレッシャ機構は
損失のないABRサービスをもたらす。
【0028】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0029】(1)パケット・ネットワーク・ノードに
て、最小限の帯域幅が接続の確立時に予約される最小サ
ービス接続のパケットを送受信する方法において、前記
最小サービス接続のパケットを専用最小サービス接続待
ち行列に受信するステップと、固定された時間間隔で処
理する第一のスケジューラの制御の下で、最小サービス
接続の待ち行列が最小予約帯域幅での接続における最小
予約帯域幅の値に対応する速度にしたがって送信をスケ
ジュールするステップと、前記第一のスケジューラによ
って接続されたそれぞれの最小サービス接続の待ち行列
の識別子を識別子待ち行列に格納するステップと、第二
のスケジューラの制御の下で、最小サービス接続の待ち
行列が前記第一のスケジューラによってスケジュールさ
れないように、送信をスケジュールするステップと、前
記識別子待ち行列から識別子を読みとるステップと、読
み取られたそれぞれの識別子に対応する最小サービス接
続の待ち行列の最初のパケットを送信するステップと、
前記識別子待ち行列が空きの場合には、前記第二のスケ
ジューラによってそれぞれの最小サービス接続の待ち行
列待ち行列の最初のパケットを送信するステップとを含
む、パケット送受信方法。 (2)さらに、非予約帯域幅接続のパケットを専用非予
約帯域幅接続待ち行列に受信するステップと、前記第二
のスケジューラの制御の下で、非予約帯域幅接続待ち行
列の送信をスケジュールするステップとを含む、接続時
に確立される帯域幅がない非予約帯域幅接続のパケット
の送受信をさらに支持する(1)記載の方法。 (3)さらに、予約帯域幅接続のパケットを予約帯域幅
接続待ち行列に受信するステップと、前記予約帯域幅接
続待ち行列の第一のパケットを送信するステップであっ
て、前記最小サービス接続待ち行列からのパケットの送
信は前記予約帯域幅接続待ち行列が空きになるまで不可
能であるステップとを含む、接続の確立時に固定帯域幅
が予約される予約帯域幅接続のパケットの送受信をさら
に支持する(1)記載の方法。 (4)さらに、前記第一のスケジューラの制御の下で、
予約帯域幅接続の予約帯域幅の値に対応する速度にした
がって予約帯域幅接続間の待ち行列の送信をスケジュー
ルするステップとを含む(3)記載の方法。 (5)さらに、非予約帯域幅接続のパケットを専用非予
約帯域幅接続待ち行列に受信するステップと、前記第二
のスケジューラの制御の下で、非予約帯域幅接続待ち行
列の送信をスケジュールするステップとを含む、接続時
に確立される帯域幅がない非予約帯域幅接続のパケット
の送受信をさらに支持する(3)記載の方法。 (6)前記パケット・ネットワーク・ノードが送信元終
端システムと宛て先終端システムとの間の最小サービス
接続を支持する経路上に位置し、前記経路は、前記送信
元終端システムから前記宛て先終端システムまで送ら
れ、前記送信元終端システムに戻る制御パケットを伝送
する制御ループを形成するものであって、前記最小サー
ビス接続待ち行列のそれぞれに格納されるパケット数を
決定することにより前記最小サービス接続の待ち行列の
レベルを測定するステップと、前記待ち行列のレベルが
所定の待ち行列の閾値を超えた場合、前記宛て先終端シ
ステムから前記送信元終端システムまで戻る前記制御パ
ケット内のビット状態をセットするステップとを含む
(1)記載の方法 (7)前記パケット・ネットワーク・ノードが前記送信
元終端システムに隣接した前記経路上に位置し、前記待
ち行列のレベルが所定の待ち行列レベルの閾値を超えた
場合、接続確立時に予約される最小帯域幅を、前記宛て
先終端システムから前記送信元終端システムまで戻って
いる前記制御パケットの専用領域に格納するステップを
含む(6)記載の方法。 (8)接続の確立時に最小限の帯域幅が予約される最小
限サービス接続、固定帯域が接続確立時に予約される予
約帯域幅接続及び接続確立時に帯域が予約されていない
非予約帯域幅接続のトラフィック・セルを非同期転送モ
ード(ATM)ネットワーク・ノードで送受信する装置
において、最小サービス接続、予約帯域幅接続及び非予
約帯域幅接続での取得セルを専用サービス・タイプ接続
待ち行列に格納する受信機と、固定された時間間隔で処
理する第一のスケジューラであって、最小予約帯域幅接
続の最小予約帯域幅の値及び予約帯域幅接続の予約帯域
幅の値に対応する速度にしたがって最小サービス接続待
ち行列及び予約帯域幅接続待ち行列の送信をスケジュー
ルする第一のスケジューラと、 前記第一のスケジュー
ラによってスケジュールされたそれぞれの最小サービス
接続待ち行列の識別子を格納する識別子待ち行列と、前
記第一のスケジューラによってスケジュールされない非
予約帯域幅接続待ち行列及び最小サービス接続待ち行列
の送信をスケジュールする第二のスケジューラと、前記
予約帯域幅接続待ち行列が空きでない場合には前記予約
帯域幅接続から、前記識別子待ち行列に格納されたそれ
ぞれの識別子に対応する前記最小サービス接続から又は
前記予約大域幅接続待ち行列及び前記識別子待ち行列の
双方が空きの場合には前記非予約帯域幅接続から前記ス
ケジュールされた待ち行列の第一のセルを送信する送信
機とを含む送受信装置。 (9)ATMネットワーク上で伝送されるATMセルを
送受信ネットワーク・アダプタであって、 前記ネット
ワークは、送信元及び宛て先である終端のシステムと、
スイッチと、及び最小サービス接続、予約帯域幅接続及
び非予約帯域幅接続を支持し、最小帯域幅は接続確立時
に予約されるネットワーク・リンクとを含むネットワー
クであって、前記アダプタは、前記送信元及び宛て先で
ある終端のシステムに送信及び受信する前記ATMセル
物理層インターフェースを含み、前記インターフェース
は、ネットワーク・アダプタで前記ATMセルを待ち行
列化するデータ格納手段と接続され、前記データ格納手
段は、前記送信元及び宛て先終端システムとスイッチ他
の間の前記ATMセルの伝送をスケジュールするATM
セル・プロセッサと接続され、前記ATMセルプロセッ
サは、最小サービス接続、予約帯域幅接続及び非予約帯
域幅接続のの取得セルを専用サービス・タイプ接続待ち
行列に格納する受信機と、固定された時間間隔で処理す
る第一のスケジューラであって、最小予約帯域幅接続の
最小予約帯域幅の値及び予約帯域幅接続の予約帯域幅の
値に対応する速度にしたがって最小サービス接続待ち行
列及び予約帯域幅接続待ち行列の送信をスケジュールす
る第一のスケジューラと、前記第一のスケジューラによ
ってスケジュールされたそれぞれの最小サービス接続待
ち行列の識別子を格納する識別子待ち行列と、前記第一
のスケジューラによってスケジュールされない非予約帯
域幅接続待ち行列及び最小サービス接続待ち行列の送信
をスケジュールする第二のスケジューラと、前記予約帯
域幅接続待ち行列が空きでない場合には前記予約帯域幅
接続から、前記識別子待ち行列に格納されたそれぞれの
識別子に対応する前記最小サービス接続から又は前記予
約大域幅接続待ち行列及び前記識別子待ち行列の双方が
空きの場合には前記非予約帯域幅接続から前記スケジュ
ールされた待ち行列の第一のセルを送信する送信機とを
有し、前記アダプタは、さらに前記スイッチに送受信さ
れるATMセルを処理するスイッチ・インターフェース
であって前記スイッチ及び前記ATMセル・プロセッサ
に接続されたスイッチインターフェースとを含む、ネッ
トワーク・アダプタ。
【図面の簡単な説明】
【図1】ネットワークにおいてRB及びNRB混合トラ
フィックをスケジュールする解決策を示す図である。
【図2】本発明方法によるネットワーク・ノードにおけ
る最小サービス・トラフィックのスケジューリングを示
す図である。
【図3】本発明方法によるネットワーク・ノードにおけ
るRB、NRB及び最小サービスの混合トラフィックの
スケジューリングを示す図である。
【図4】本発明により最小サービスのRB及び最小帯域
幅をスケジューリングする基本動作を説明する流れ図で
ある。
【図5】本発明により最小サービス接続の最小帯域幅ト
ラフィック、最小サービス接続のNRBトラフィック及
び残余帯域幅トラフィックをサービスする基本動作を説
明する流れ図である。
【図6】ネットワーク・ノードにおける本発明の実施形
態の一つを示す図である。
【図7】オプションのネットワーク流れ制御を備えたA
BRサービスに使用される、本発明による最小サービス
のサポートを示す図である。
【図8】相補スケジューリングに関して2つのスケジュ
ーリング手法を使用して最小サービス及びNRBサービ
スをサービスする基本動作を説明する流れ図である。
【符号の説明】
100 ATMラベルの探索 101 中間待ち行列 110 ポリシング機能 111 成形機能 120 セル伝送機能 130 NRBサービス 140 RB接続待ち行列 145 RBトラフィック 147 優先動作 155 NRB接続待ち行列 160 RBサービス待ち行列 170 NRBセル・スペース 190 絶対タイミング・セル間間隔 195 NRBトラフィック
フロントページの続き (72)発明者 ダニエル・オルサッティ フランス ル・ドファン・ブレー ア レ・デ・ブーロー11 (72)発明者 ファブリス・フェルプランケン フランス 06200 ニース ルート・ ド・サン・ローラン1706 (56)参考文献 特開 平9−36912(JP,A) 特表 平11−500295(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 H04L 12/28

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パケット・ネットワーク・ノードにて、最
    小限の帯域幅が接続の確立時に予約される最小サービス
    接続のパケットを送受信する方法において、 前記最小サービス接続のパケットを専用最小サービス接
    続待ち行列に受信するステップと、 固定された時間間隔で処理する第一のスケジューラの制
    御の下で、最小サービス接続の待ち行列が最小予約帯域
    幅での接続における最小予約帯域幅の値に対応する速度
    にしたがって送信をスケジュールするステップと、 前記第一のスケジューラによって接続されたそれぞれの
    最小サービス接続の待ち行列の識別子を識別子待ち行列
    に格納するステップと、 第二のスケジューラの制御の下で、最小サービス接続の
    待ち行列が前記第一のスケジューラによってスケジュー
    ルされないように、送信をスケジュールするステップ
    と、 前記識別子待ち行列から識別子を読みとるステップと、 読み取られたそれぞれの識別子に対応する最小サービス
    接続の待ち行列の最初のパケットを送信するステップ
    と、 前記識別子待ち行列が空きの場合には、前記第二のスケ
    ジューラによってそれぞれの最小サービス接続の待ち行
    列待ち行列の最初のパケットを送信するステップとを含
    む、パケット送受信方法。
  2. 【請求項2】さらに、 非予約帯域幅接続のパケットを専用非予約帯域幅接続待
    ち行列に受信するステップと、 前記第二のスケジューラの制御の下で、非予約帯域幅接
    続待ち行列の送信をスケジュールするステップとを含
    む、 接続時に確立される帯域幅がない非予約帯域幅接続のパ
    ケットの送受信をさらに支持する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】さらに、 予約帯域幅接続のパケットを予約帯域幅接続待ち行列に
    受信するステップと、 前記予約帯域幅接続待ち行列の第一のパケットを送信す
    るステップであって、前記最小サービス接続待ち行列か
    らのパケットの送信は前記予約帯域幅接続待ち行列が空
    きになるまで不可能であるステップとを含む、 接続の確立時に固定帯域幅が予約される予約帯域幅接続
    のパケットの送受信をさらに支持する請求項1記載の方
    法。
  4. 【請求項4】さらに、前記第一のスケジューラの制御の
    下で、予約帯域幅接続の予約帯域幅の値に対応する速度
    にしたがって予約帯域幅接続間の待ち行列の送信をスケ
    ジュールするステップとを含む請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】さらに、 非予約帯域幅接続のパケットを専用非予約帯域幅接続待
    ち行列に受信するステップと、 前記第二のスケジューラの制御の下で、非予約帯域幅接
    続待ち行列の送信をスケジュールするステップとを含
    む、 接続時に確立される帯域幅がない非予約帯域幅接続のパ
    ケットの送受信をさらに支持する請求項3記載の方法。
  6. 【請求項6】前記パケット・ネットワーク・ノードが送
    信元終端システムと宛て先終端システムとの間の最小サ
    ービス接続を支持する経路上に位置し、前記経路は、前
    記送信元終端システムから前記宛て先終端システムまで
    送られ、前記送信元終端システムに戻る制御パケットを
    伝送する制御ループを形成するものであって、 前記最小サービス接続待ち行列のそれぞれに格納される
    パケット数を決定することにより前記最小サービス接続
    の待ち行列のレベルを測定するステップと、 前記待ち行列のレベルが所定の待ち行列の閾値を超えた
    場合、前記宛て先終端システムから前記送信元終端シス
    テムまで戻る前記制御パケット内のビット状態をセット
    するステップとを含む請求項1記載の方法
  7. 【請求項7】前記パケット・ネットワーク・ノードが前
    記送信元終端システムと近隣の前記経路上に位置し、 前記待ち行列のレベルが所定の待ち行列レベルの閾値を
    超えた場合、接続確立時に予約される最小帯域幅を、前
    記宛て先終端システムから前記送信元終端システムまで
    戻っている前記制御パケットの専用領域に格納するステ
    ップを含む請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】接続の確立時に最小限の帯域幅が予約され
    る最小限サービス接続、固定帯域が接続確立時に予約さ
    れる予約帯域幅接続及び接続確立時に帯域が予約されて
    いない非予約帯域幅接続のトラフィック・セルを非同期
    転送モード(ATM)ネットワーク・ノードで送受信す
    る装置において、 最小サービス接続、予約帯域幅接続及び非予約帯域幅接
    続での取得セルを専用サービス・タイプ接続待ち行列に
    格納する受信機と、 固定された時間間隔で処理する第一のスケジューラであ
    って、最小予約帯域幅接続の最小予約帯域幅の値及び予
    約帯域幅接続の予約帯域幅の値に対応する速度にしたが
    って最小サービス接続待ち行列及び予約帯域幅接続待ち
    行列の送信をスケジュールする第一のスケジューラと、
    前記第一のスケジューラによってスケジュールされた
    それぞれの最小サービス接続待ち行列の識別子を格納す
    る識別子待ち行列と、 前記第一のスケジューラによってスケジュールされない
    非予約帯域幅接続待ち行列及び最小サービス接続待ち行
    列の送信をスケジュールする第二のスケジューラと、 前記予約帯域幅接続待ち行列が空きでない場合には前記
    予約帯域幅接続から、前記識別子待ち行列に格納された
    それぞれの識別子に対応する前記最小サービス接続から
    又は前記予約大域幅接続待ち行列及び前記識別子待ち行
    列の双方が空きの場合には前記非予約帯域幅接続から前
    記スケジュールされた待ち行列の第一のセルを送信する
    送信機とを含む送受信装置。
  9. 【請求項9】ATMネットワーク上で伝送されるATM
    セルを送受信ネットワーク・アダプタであって、 前記
    ネットワークは、送信元及び宛て先である終端のシステ
    ムと、スイッチと、及び最小サービス接続、予約帯域幅
    接続及び非予約帯域幅接続を支持し、最小帯域幅は接続
    確立時に予約されるネットワーク・リンクとを含むネッ
    トワークであって、 前記アダプタは、前記送信元及び宛て先である終端のシ
    ステムに送信及び受信する前記ATMセル物理層インタ
    ーフェースを含み、 前記インターフェースは、ネットワーク・アダプタで前
    記ATMセルを待ち行列化するデータ格納手段と接続さ
    れ、 前記データ格納手段は、前記送信元及び宛て先終端シス
    テムとスイッチ他の間の前記ATMセルの伝送をスケジ
    ュールするATMセル・プロセッサと接続され、 前記ATMセルプロセッサは、 最小サービス接続、予約帯域幅接続及び非予約帯域幅接
    続のの取得セルを専用サービス・タイプ接続待ち行列に
    格納する受信機と、 固定された時間間隔で処理する第一のスケジューラであ
    って、最小予約帯域幅接続の最小予約帯域幅の値及び予
    約帯域幅接続の予約帯域幅の値に対応する速度にしたが
    って最小サービス接続待ち行列及び予約帯域幅接続待ち
    行列の送信をスケジュールする第一のスケジューラと、 前記第一のスケジューラによってスケジュールされたそ
    れぞれの最小サービス接続待ち行列の識別子を格納する
    識別子待ち行列と、 前記第一のスケジューラによってスケジュールされない
    非予約帯域幅接続待ち行列及び最小サービス接続待ち行
    列の送信をスケジュールする第二のスケジューラと、 前記予約帯域幅接続待ち行列が空きでない場合には前記
    予約帯域幅接続から、前記識別子待ち行列に格納された
    それぞれの識別子に対応する前記最小サービス接続から
    又は前記予約大域幅接続待ち行列及び前記識別子待ち行
    列の双方が空きの場合には前記非予約帯域幅接続から前
    記スケジュールされた待ち行列の第一のセルを送信する
    送信機とを有し、 前記アダプタは、さらに前記スイッチに送受信されるA
    TMセルを処理するスイッチ・インターフェースであっ
    て前記スイッチ及び前記ATMセル・プロセッサに接続
    されたスイッチインターフェースとを含む、 ネットワーク・アダプタ。
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