JP3175567U - Grinding equipment - Google Patents
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Abstract
【課題】機械的強度を維持しつつ、小型化及び軽量化を図り、操作性の向上及び狭いスペースでの作業を可能にした研削装置を提供する。
【解決手段】全体がへ字状をなす第1のフレーム部11と、該第1のフレーム部11の折曲部に対して基端側の基端片15に一体に設けられた第2のフレーム部12とを有し、折曲部で吊下機によって吊り下げられる本体フレーム10と、第1のフレーム部11の基端片15に回転可能に設けられた砥石22を有し、砥石22によって吊下機に吊り下げられた状態で被研削物を研削する研削部20と、第1のフレーム部11の折曲部に対して基端片15とは反対側の先端側の先端片16に取り付けられ、砥石22との間に架け渡された回転伝達部を介して砥石22を回転駆動する駆動モータ30と、第2のフレーム部12に取り付けられたハンドル40とを備える。
【選択図】図1The present invention provides a grinding apparatus capable of reducing the size and weight while maintaining the mechanical strength, improving the operability and working in a narrow space.
A first frame portion 11 having a generally U-shape and a second end portion integrally provided on a proximal end piece 15 with respect to a bent portion of the first frame portion 11. A main body frame 10 that has a frame portion 12 and is suspended by a hanging machine at a bent portion, and a grindstone 22 that is rotatably provided on a base end piece 15 of the first frame portion 11. The grinding part 20 that grinds the workpiece while being suspended by the suspension machine, and the distal end piece 16 on the distal end side opposite to the base end piece 15 with respect to the bent part of the first frame part 11. And a drive motor 30 that rotationally drives the grindstone 22 via a rotation transmission portion that is spanned between the grindstone 22 and a handle 40 that is attached to the second frame portion 12.
[Selection] Figure 1
Description
本考案は、吊下機によって吊り下げられた状態で、被研削物を研削する吊下型の研削装置に関する。 The present invention relates to a suspended grinding apparatus that grinds an object to be ground while being suspended by a suspension machine.
例えば、鋳型から取り出した状態の鋳造物は、製品として不要な部位である押湯、せき及びバリ等が形成されている。そこで、鋳造後の工程では、これらの不要部位の除去や粗面を平滑面とするために、グラインダ等の研削機を用いて研削処理が施される。 For example, a casting that has been taken out from a mold is formed with hot water, coughs, burrs, and the like that are unnecessary parts of the product. Therefore, in the post-casting process, a grinding process is performed using a grinder such as a grinder in order to remove these unnecessary portions and to make the rough surface a smooth surface.
このような研削処理は、サイズが大きく重量を有しており作業者が手に持つことが困難である鋳造物の場合、一般的に手持ち型のグラインダ等によって行う。しかしながら、手持ち型のグラインダ等によって行う研削処理は、不要部位の形状や大きさに比例して、作業時間や作業者の負担が増加する。そこで、本件出願人は、研削処理を短時間で行うことができるように、大径砥石を大容量の駆動モータで回転駆動可能であって、例えば、ホイスト式の天井クレーン等の吊下機によって吊り下げられた状態で、鋳造物等の被研削物を研削できる、所謂、吊下型の研削装置を既に製作及び販売している(非特許文献1)。 Such a grinding process is generally performed by a hand-held grinder or the like in the case of a casting that is large in size and heavy and difficult for an operator to hold. However, the grinding process performed by a hand-held grinder or the like increases the work time and the burden on the operator in proportion to the shape and size of the unnecessary part. Therefore, the present applicant can rotate the large-diameter grindstone with a large-capacity drive motor so that the grinding process can be performed in a short time, for example, by a hoisting machine such as a hoist type overhead crane. A so-called suspended grinding apparatus that can grind an object to be ground such as a cast in a suspended state has already been manufactured and sold (Non-Patent Document 1).
例えば、図13に示すように、従来の吊下型の研削装置100は、直線的な本体フレーム110と、被研削物を研削する砥石122を有する研削部120と、モータベース131を介して本体フレーム110に取り付けられ、研削部120を回転駆動する駆動モータ130と、本体フレーム110に一体に設けられたハンドル140とを備える。
For example, as shown in FIG. 13, a conventional suspended
しかしながら、この吊下型の研削装置100は、本体フレーム110が長くて大きいので、広い作業スペースが必要となり、更に、重量が重くて取り回し難い。
However, since the
更に、研削装置100は、ハンドル140が固定式であるために、作業姿勢に制約がある。更に、研削装置100は、例えば砥石122の交換のために吊下機から降ろして床に置く際に、置き台が必要となる。更に、研削装置100は、砥石122の交換を容易に行う為に、砥石カバー160の幅を広くしているので、研削処理の際に視界を遮る。更に、研削装置100は、研削部120の従動プーリと駆動モータ130の駆動プーリとを連結する連結ベルトのテンション調節の際に、モータベース131がずれ、連結ベルトのテンション調節の度に、各プーリの通りを出し直す作業が必要であり、その作業が面倒である。
Furthermore, since the
本考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、機械的強度を維持しつつ、小型化及び軽量化を図り、操作性の向上及び狭いスペースでの作業を可能にした研削装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-described problems, and provides a grinding apparatus that achieves reduction in size and weight while maintaining mechanical strength, improving operability, and enabling work in a narrow space. For the purpose.
上述した課題を解決するために本考案に係る研削装置は、全体がへ字状をなす第1のフレーム部と、該第1のフレーム部の折曲部に対して基端側の基端片に一体に設けられた第2のフレーム部とを有し、該折曲部で吊下機によって吊り下げられる本体フレームと、上記第1のフレーム部の基端片に回転可能に設けられた砥石を有し、該砥石によって上記本体フレームが上記吊下機に吊り下げられた状態で被研削物を研削する研削部と、上記第1のフレーム部の折曲部に対して上記基端片とは反対側の先端側の先端片に取り付けられ、上記砥石との間に架け渡された回転伝達部を介して該砥石を回転駆動する駆動モータと、上記第2のフレーム部に取り付けられたハンドルとを備える。 In order to solve the above-described problems, a grinding apparatus according to the present invention includes a first frame portion that is formed in a generally U-shape, and a proximal end piece that is proximal to the bent portion of the first frame portion. A main body frame that is suspended by a hanging machine at the bent portion, and a grindstone that is rotatably provided on the base end piece of the first frame portion. A grinding part for grinding an object to be ground in a state where the main body frame is suspended from the suspension machine by the grindstone, and the base end piece with respect to the bent part of the first frame part Is attached to the tip piece on the opposite tip side, and a drive motor for rotating the grindstone via a rotation transmission portion spanned between the grindstone and a handle attached to the second frame portion With.
本考案に係る研削装置によれば、本体フレームの第1のフレーム部が全体がへ字状をなすように設けられていることにより、機械的強度を維持しつつ、小型化及び軽量化を図ることができ、操作性の向上及び狭いスペースでも作業を行うことができる。 According to the grinding apparatus according to the present invention, the first frame portion of the main body frame is provided so as to have a generally U-shape, thereby achieving reduction in size and weight while maintaining mechanical strength. It is possible to improve the operability and work in a narrow space.
以下、本考案を適用した研削装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。 Hereinafter, a grinding apparatus to which the present invention is applied will be described in detail with reference to the drawings.
図1及び図2に示すように、本考案を適用した研削装置1は、例えば、ホイスト式の天井クレーン等の吊下機によって吊り下げられた状態で被研削物2を研削する、所謂、吊下型の研削装置である。このような吊下型の研削装置1は、例えば、大型で重量があり作業者が手持ちすることが困難である被研削物2を研削する際に用いられる。ここでは、鋳型から取り出した鋳造物等の被研削物2に形成された、押湯、せき及びバリ等の製品に不要な部位を除去する際に用いられる。研削装置1は、吊下型の研削装置であるので、吊下機を操作することで、前後方向、左右方向及び上下方向に容易且つ自由に移動することができ、被研削物2に対して容易に位置合わせすることができる。更に、研削装置1は、被研削物2に対して位置合わせした後に、作業者によって前後方向及び/又は左右方向にスライドされることで、被研削物2の不要部位等を研削することができる。
As shown in FIGS. 1 and 2, a
具体的に、研削装置1は、図1及び図2に示すように、全体がへ字状をなし、吊下機によって吊り下げられる本体フレーム10と、本体フレーム10の基端側に回転可能に設けられ、被研削物2を研削する研削部20と、本体フレーム10の先端側に取り付けられ、研削部20を回転駆動する駆動モータ30と、本体フレーム10の基端側に本体フレーム10に対して上下方向の任意の角度に調節可能に取り付けられたハンドル40とを備える。
Specifically, as shown in FIGS. 1 and 2, the
本体フレーム10は、図3に示すように、全体がへ字状をなす第1のフレーム部11と、第1のフレーム部11の上面側に一体に設けられた第2のフレーム部12と、第1のフレーム部11の下面側に一体に設けられたリブ部13とで構成されている。第1のフレーム部11、第2のフレーム部12及びリブ部13は、例えば、鋳造により充分な機械的強度を有して一体に形成されている。
As shown in FIG. 3, the
全体がへ字状をなす第1のフレーム部11は、折曲部14よりも基端側の基端片15と、折曲部14よりも先端側の先端片16とで構成されている。基端片15及び先端片16は、板状に形成されており、一体に設けられている。また、基端片15の下面15aと先端片16の下面16aには、リブ部13が形成されている。リブ部13は、図4に示すように、板状に形成されており、基端片15及び先端片16と略直交するように、基端片15及び先端片16に一体に設けられている。
The
また、図3に示すように、基端片15の上面15bには、第2のフレーム部12が一体に設けられている。第2のフレーム部12は、断面略矩形状の長尺部材であって、この長手方向の一端12aにハンドル40が角度調節可能に取り付けられる。また、基端片15の下面15aの取付部19には、被研削物2を研削する研削部20が取り付けられる。更に、先端片16の上面16bには、モータベース31を介して研削部20を回転駆動する駆動モータ30が取り付けられる。研削部20、駆動モータ30及びモータベース31については後述する。
Further, as shown in FIG. 3, the
また、折曲部14には、図1及び図3に示すように、吊下機のフック部に係合される取付部材17が取り付けられる取付部18が形成されている。取付部18は、ブロック状に形成されており、図5に示すように、上面18aに取付部材17を締結するネジ穴18bが複数個形成されている。ここでは、ネジ穴18bは、第1のフレーム部11の長手方向と略直交する幅方向に所定の間隔をあけて2個形成されている。なお、ネジ穴18bの数及び配置は、上述したものに限定されるものではなく、適宜変更可能である。
Moreover, as shown in FIG.1 and FIG.3, the
この取付部18に取り付けられる取付部材17は、例えば鋼材等からなり、図1に示すように、取付部18の上面18aに配置される第1の取付片17aと、吊下機のフック部に係合される第2の取付片17bとで構成されている。
The
第1の取付片17aは、正面視略コ字状に形成され、底面に、取付部18のネジ穴18bに対応する位置に、長孔状の貫通孔17cが複数個形成されている。取付部材17は、第1の取付片17aが取付部18の上面18a上に配置された後に、ネジ17dが第1の取付片17aの貫通孔17cを介して取付部18のネジ穴18bに螺合されることで、取付部18に取り付けられる。この際、取付部材17は、貫通孔17cが長孔状に形成されているので、取付部18の上面18a上を移動させることで、当該研削装置1の前後の重量バランスを容易に調整することができる。
The
第2の取付片17bは、例えば第1の取付片17aの側面に溶接等によって一体に設けられ、吊下機のフック部に係合される貫通孔17eが複数個形成されている。ここでは、貫通孔17eは、第1のフレーム部11の幅方向に所定の間隔をあけて2個形成されている。貫通孔17eには、吊下機のフック部に係止され、先端にフック部3aが設けられたワイヤー又はチェーン等のロープ部材3bがマスタリング3cに複数個設けられたクレーンスリング部材3のフック部3aが係合される。
The
したがって、研削装置1は、取付部材17が取付部18に取り付けられ、取付部材17の貫通孔17eにクレーンスリング部材3のフック部3aが係合されることで、吊下機によって吊り下げることができる。この際、研削装置1は、重心バランスを考慮して、取付部材17が取付部18に取り付けられているので、優れた平衡安定性を確保することができる。更に、研削装置1は、取付部材17に幅方向に所定の間隔をあけて貫通孔17eが2個形成されているので、2点吊りされる。したがって、研削装置1は、優れた平衡安定性を確保することができる。
Therefore, the grinding
なお、取付部材17には、貫通孔17eが1個だけ形成されるようにしてもよく、3個以上形成されるようにしてもよい。すなわち、取付部材17には、貫通孔17eが少なくとも1個されていればよい。
The
また、クレーンスリング部材3は、マスタリング3cに、ワイヤー又はチェーンに代えて又は加えて、胴体部を回転させることで全長が調整可能なターンバックルを設けるようにしてもよい。これにより、研削装置1は、ターンバックルの全長を調整することで、研削部20の水平度又は被研削物2に対する平行度を容易且つ高精度に設定することができる。更に、研削装置1は、ターンバックルの全長を調整することで、研削部20を水平又は被研削物2に対して所望の角度に容易且つ高精度に傾けることができる。
In addition, the
また、図6に示すように、第1のフレーム部11の基端片15の下面15aには、被研削物2を研削する研削部20が取り付けられる。
As shown in FIG. 6, a grinding
研削部20は、基端片15の下面15aに回転可能に支持される回転軸21と、回転軸21に着脱可能に取り付けられ、被研削物2を研削する砥石22とで構成されている。
The grinding
回転軸21は、その一端が基端片15の正面視左側方へと突出され、他端が基端片15の正面視右側方へと突出された状態で、基端片15の下面15aに形成された取付部19内に収納された軸受23によって回転可能に支持されている。また、回転軸21は、一端側の突出部位に砥石22が着脱可能に取り付けられている。更に、回転軸21は、他端側の突出部位に従動プーリ51が取り付けられている。
One end of the
従動プーリ51は、後述する駆動モータ30側の駆動プーリ52と連結ベルト53とにより回転伝達機構50を構成し、回転伝達機構50を介して駆動モータ30の回転出力が伝達され、回転軸21を一体に回転駆動させる。回転軸21は、駆動モータ30の回転出力により、砥石22を一体に回転させる。
The driven
砥石22は、回転軸21に対して従来周知の着脱構造により着脱されている。砥石22は、例えば、外径が355mm、厚さが50mm、取付孔径が38.1mm、最高使用周速度が50M/s以上の円盤状砥石を用いる。なお、砥石22は、これに限定されるものではなく、例えば、被研削物2の種類や形状、駆動モータ30の能力等に応じて適宜変更可能である。
The
このような研削部20が取り付けられる取付部19は、図3に示すように、基端片15の下面15aの基端側に、基端片15の幅方向に向けて断面円筒状に形成されている。具体的には、図6に示すように、取付部19には、回転軸21を回転可能に支持する軸受23が収納される一対の軸受収納部19a,19aと、これら一対の軸受収納部19a,19aを連通させ、回転軸21が挿通される連通部19bとで構成されている。取付部19は、軸受収納部19a,19aに収納された軸受23によって、内部に挿通された回転軸21を回転可能に支持する。
As shown in FIG. 3, the
また、図1に示すように、第1のフレーム部11の先端片16には、研削部20を回転駆動する駆動モータ30が取り付けられている。
Further, as shown in FIG. 1, a
駆動モータ30は、従来の研削装置に一般的に用いられる駆動モータが用いられている。例えば、駆動モータ30は、出力2.2Kw、無負荷回転速度が1分間1730回転程度の特性を有する三相交流モータが用いられる。駆動モータ30は、モータ操作部80のオン/オフ操作によって起動/停止が行われるとともに、回転出力が回転伝達機構50により研削部20に伝達されて砥石22を回転させる。このような駆動モータ30は、図6に示すように、その出力軸30aを先端片16に対して正面視右側方へ突出させて、モータベース31を介して先端片16の上面16bに取り付けられている。
As the
また、駆動モータ30は、出力軸30aの突出部位に駆動プーリ52が取り付けられている。駆動プーリ52は、上述した研削部20側の従動プーリ51と連結ベルト53とにより回転伝達機構50を構成し、駆動モータ30の回転出力を砥石22に伝達する。
Moreover, the
回転伝達機構50は、駆動モータ30に電源が供給されて出力軸30aが回転されると、この出力軸30aと一体の駆動プーリ52を回転させ、駆動プーリ52の回転が連結ベルト53を介して従動プーリ51に伝達されてこの従動プーリ51を回転させる。そして、回転伝達機構50は、従動プーリ51が一体の回転軸21を回転させることで、砥石22を回転させる。
When the power is supplied to the
なお、回転伝達機構50は、上述したように駆動プーリ52と従動プーリ51との間に連結ベルト53を掛け合わせた、所謂、ベルト伝達機構により構成したが、かかるベルト伝達機構に限定されるものではない。回転伝達機構50は、例えば、駆動プーリ52と従動プーリ51に複数のベルト溝を形成し、複数本の連結ベルトを掛け合わせた多連ベルト伝達機構や、チェーンを掛け合わせた、所謂、チェーン伝達機構等、他の適宜の回転伝達機構を採用するようにしてもよい。
The
モータベース31は、図7に示すように、上面31aに駆動モータ30が取り付けられ、先端片16の上面16bに取り付けられる。モータベース31は、例えば鋼材からなり、先端片16及び駆動モータ30よりも幅広な略矩形板状に形成されている。
As shown in FIG. 7, the
また、モータベース31には、駆動モータ30を固定する第1の固定孔32が複数個形成されている。第1の固定孔32は、例えば、ネジ孔であって、駆動モータ30に形成されている取付孔30bに対応する位置に複数個形成されている。ここでは、駆動モータ30には、取付孔30bが4個形成され、モータベース31には、第1の固定孔32が4個形成されている。なお、取付孔30b及び第1の固定孔32の数及び配置は、適宜変更可能である。モータベース31は、上面31aに駆動モータ30が配置された後に、ネジ33が駆動モータ30側から取付孔30bを介して第1の固定孔32に締結されることで、上面31aに駆動モータ30が取り付けられる。
The
更に、モータベース31には、モータベース31を先端片16の上面16bに固定する第2の固定孔34が複数個形成されている。第2の固定孔34は、例えば、ネジ孔であって、先端片16の上面16bに形成された長孔状の取付孔16cに対応する位置に複数個形成されている。ここでは、先端片16の上面16bには、長孔状の取付孔16cが4個形成され、モータベース31には、取付孔16cに対応する位置に、第2の固定孔34が4個形成されている。なお、取付孔16c及び第2の固定孔34の数及び配置は、適宜変更可能である。モータベース31は、例えば、上面31aに駆動モータ30が取り付けられて、先端片16の上面16bに配置された後に、ネジ35が先端片16側から取付孔16cを介して第2の固定孔34に締結されることで、先端片16の上面16bに取り付けられる。なお、第1の固定孔32及び第2の固定孔34は通し穴であって、駆動モータ30とモータベース31、モータベース31と先端片16は、それぞれ、ボルト及びナットで締結されるようにしてもよい。
Further, the
更に、モータベース31の下面31bには、ガイド部31cが形成されている。ガイド部31cは、モータベース31の下面31bに長手方向に向けて凹状に形成されている。ガイド部31cは、モータベース31が先端片16の上面16bに配置された際に、先端片16の上面16bに先端片16の長手方向に向けて凸状に形成されたガイドレール36に係合される。すなわち、モータベース31は、先端片16に対してインロー形状で組み合わされる。ガイド部31cは、ガイドレール36に係合されることで、モータベース31が研削部20に対して近接離間する方向(長手方向)に移動される場合に、ガイドレール36によってガイドされる。これにより、モータベース31は、先端片16の上面16b上を研削部20に対して近接離間する方向に平行に移動することができる。
Further, a
従来の研削装置100では、図13に示すように、連結ベルトのテンション調整を行う場合、モータベース131が本体フレーム110の長孔状の取付孔にボルト及びナットによって仮止めされているだけであるので、モータベース131を研削部120に対して近接離間する方向に移動させると、モータベース131がずれて駆動プーリと従動プーリとの平行度が狂ってしまう。このため、従来の研削装置100では、本体フレーム110のモータベース131の長手方向の両側面に対応する位置にそれぞれ一対のテンション調整用ボルト137を設けて、4つのテンション調整用ボルト137の突出量を調整して、連結ベルトのテンション調整を行いつつ、駆動プーリと従動プーリの平行度の再調整を行い、プーリの通りを設定し直す必要がある。
In the conventional
これに対して、モータベース31は、ガイド部31cがガイドレール36に係合されていることで、先端片16の上面16b上を研削部20に対して近接離間する方向に平行に移動することができる。したがって、研削装置1では、連結ベルト53のテンション調整を行う際に平行度の再調整を行う必要がない。よって、研削装置1では、従来の研削装置100よりも、容易に連結ベルト53のテンション調整を行うことができ、テンション調整の作業時間を短縮することができる。
On the other hand, the
更に、図1に示すように、研削装置1では、モータベース31の長手方向の何れかの側面に対応する位置に連結ベルト53のテンション調整を行う調整用ボルト37を1個設ければよい。ここでは、図8に示すように、取付部18の側面18cに調整用ネジ孔18dが形成され、調整用ボルト37を1個設けている。そして、研削装置1では、この調整用ネジ孔18dに調整用ボルト37を螺合し、調整用ボルト37の取付部18に対する突出量を調整して、モータベース31を研削部20に対して近接離間する方向に平行に移動させて、連結ベルト53のテンション調整を行う。したがって、研削装置1では、従来の研削装置100よりも、容易に連結ベルト53のテンション調整を行うことができる。更に、研削装置1では、従来の研削装置100よりも、構成を簡素化でき、部品点数を削減することができ、コストを低減することができる。
Further, as shown in FIG. 1, in the
また、図1及び図2に示すように、第2のフレーム部12の一端12aには、ハンドル40が第2のフレーム部12に対して上下方向の任意の角度に調節可能に取り付けられている。
As shown in FIGS. 1 and 2, a
ハンドル40は、図9(A)及び図9(B)に示すように、平面視略コ字状の操作部41と、操作部41に一体に設けられた取付部42とで構成されている。操作部41は、金属材等からなる断面略円形状又は角状のパイプ部材を折り曲げ加工又は溶接等することによって形成されている。具体的には、操作部41は、連結部41aと、連結部41aの両端部に連結部41aと略直交するように設けられた一対の把持部41b,41bとを有する。取付部42は、金属材等からなる所定の長さを有する断面略円形状又は角状のパイプ部材で構成されている。取付部42は、一端部42aが連結部41aと一体に設けられている。この際、操作部41は、例えば、把持部41bが取付部42に対して平面視で略平行となり側面視で上下方向に所定の角度を有するように設けられている。
As shown in FIGS. 9A and 9B, the
更に、取付部42の他端部42b又はその近傍には、連結部41aの軸線方向と略平行に突設された係合軸部43が形成されている。係合軸部43は、第2のフレーム部12の一端12aに形成された断面半円形状のハンドルポスト孔45aに配置された後に、ハンドルポスト孔45aと、第2のフレーム部12の一端12aに取り付けられたハンドルポスト44の断面半円形状のハンドルポスト孔45bとによって狭持される。これにより、ハンドル40は、第2のフレーム部12の一端12aに取り付けられる。
Furthermore, an engaging
ハンドル40を第2のフレーム部12の一端12aに取り付けるハンドルポスト44は、図3に示すように、金属材からなる直方体部材で構成されている。ハンドルポスト44は、第2のフレーム部12の一端12aと当接する一側面44aのハンドルポスト孔45aに対向する位置に、ハンドルポスト孔45aと略同径の断面半円形状のハンドルポスト孔45bが形成されている。ハンドルポスト孔45bは、ハンドルポスト44が第2のフレーム部12の一端12aに取り付けられた際に、第2のフレーム部12のハンドルポスト孔45aとで、断面略円形状のハンドルポスト孔45を形成する。ハンドルポスト孔45は、係合軸部43と略同じ径又はやや小さな径となるように形成されている。
As shown in FIG. 3, the
更に、第2のフレーム部12の一端12aには、ハンドルポスト44を締結するためのネジ孔12bが複数個形成されている。また、ハンドルポスト44には、ネジ孔12bと対応する位置に、貫通孔44bが形成されている。ここでは、ネジ孔12b及び貫通孔44bは、それぞれ、2個形成されている。なお、ネジ孔12b及び貫通孔44bの数は、適宜変更可能である。ハンドルポスト44は、ネジ46がハンドルポスト44側から貫通孔44bを介して第2のフレーム部12の一端12aのネジ孔12bに締結されることで、第2のフレーム部12の一端12aに取り付けられる。ここでは、一方のネジ46として、クランプレバーを用いている。これにより、作業者は、工具がなくともネジ46を締め付けたり緩めたりすることを自在に行うことができる。
Furthermore, a plurality of
したがって、ハンドル40は、係合軸部43が第2のフレーム部12のハンドルポスト孔45aに配置され、第2のフレーム部12に対して上下方向に所定の角度を有するように設定された後に、第2のフレーム部12の一端12aにハンドルポスト44が取り付けられることで、係合軸部43がハンドルポスト孔45aとハンドルポスト44のハンドルポスト孔45bとによって狭持され、第2のフレーム部12の一端12aに取り付けられる。
Accordingly, after the
よって、研削装置1は、ハンドルポスト44を第2のフレーム部12の一端12aに締結するネジ46を緩めたり締めたりすることで、ハンドル40を第2のフレーム部12に対して上下方向の任意の角度に調節することができる。したがって、研削装置1は、作業者の身長や作業内容等に応じて、自由に角度調節することができ、作業姿勢の制約が無くなり、操作性の向上を図ることができる。
Therefore, the grinding
更に、研削装置1は、図10に示すように、ハンドル40を第2のフレーム部12に対して略直交するように角度調節することで、例えば、砥石22の交換で吊下機から降ろした際に、従来の研削装置100とは異なり、置き台が無くとも直接的に床4等に置くことができる。したがって、研削装置1は、従来の研削装置100よりも、砥石22の交換作業を容易に行うことができる。
Furthermore, as shown in FIG. 10, the grinding
更に、図1に示すように、操作部41の一方の把持部41bには、モータ操作部80が取り付けられている。モータ操作部80は、図9(A)に示すように、操作部41の一方の把持部41bに設けられたホルダ41c上に取り付けられる。モータ操作部80は、駆動モータ30に電源供給のオン/オフ操作を行うスイッチを有し、例えば、作業者によってオン操作されると、駆動モータ30が回転駆動し、オフ操作されると、駆動モータ30の回転駆動が停止される。モータ操作部80は、操作部41の把持部41bに取り付けられるようにすることで、手元で操作することができ、作業中でも容易に操作を行うことができる。
Furthermore, as shown in FIG. 1, a
更に、図1に示すように、操作部41の他方の把持部41bには、クレーン操作部81が取り付けられている。クレーン操作部81は、図9(B)に示すように、操作部41の他方の把持部41bに設けられたホルダ41d上に取り付けられる。クレーン操作部81は、吊下機を前後方向、左右方向及び上下方向に移動させるための操作を行うスイッチを有する。クレーン操作部81は、作業者によって操作されると、吊下機を前後方向、左右方向に移動し、又は、吊下機から引き出されているロープ部材の引出量が変化することで、研削装置1が前後方向、左右方向及び上下方向に移動される。クレーン操作部81は、操作部41の把持部41bに取り付けられるようにすることで、手元で操作することができ、作業中でも容易に操作を行うことができる。
Further, as shown in FIG. 1, a
また、図1及び図11に示すように、第1のフレーム部11の正面視左側方(図1及び図11中においては右側)の側面には、砥石22の上部を覆う砥石カバー60が取り付けられている。
Further, as shown in FIGS. 1 and 11, a
具体的に、砥石カバー60は、板金等によって半円筒状に形成され、内部に砥石22を収納する第1のカバー部61と、板金等によって半円形状に形成され、第1のカバー部61にヒンジ部62を介して開閉自在に連結された第2のカバー部63とで構成されている。第1のカバー部61は、図3に示すように、例えば、第1のフレーム部11のリブ部13に形成されたカバー取付部13a、取付部18に形成されたカバー取付部18e及び第2のフレーム部12に形成されたカバー取付部12c等に、ネジ等の締結部材によって取り付けられている。
Specifically, the
更に、第1のカバー部61には、図1及び図11に示すように、外周部にノブ64が少なくとも1個設けられている。ここでは、ノブ64は、砥石22を挟んでヒンジ部62と対称の位置に1個、この対称の位置とヒンジ部62との略中間位置に1個、合計2個設けられている。なお、ノブ64の数及び配置は、適宜変更可能である。ノブ64は、第2のカバー部63に対して近接離間する方向に回動可能に設けられている。また、第2のカバー部63には、ノブ64と対応する位置に、ノブ64が係合される被係合部65が設けられている。被係合部65は、例えば、第2のカバー部63の縁部63aから外側に突出した突部65aにノブ64の直径と略同じ幅の切込部65bが形成されており、この切込部65bにノブ64が係合される。
Further, as shown in FIGS. 1 and 11, the
したがって、砥石カバー60は、図1に示すように、第2のカバー部63が第1のカバー部61を閉塞し、ノブ64を第2のカバー部63側に回動して被係合部65に係合することで、砥石22の上部を覆うことができるとともに、閉じた状態を維持することができる。よって、砥石カバー60は、例えば研削加工時に、作業者の危険防止を図り、砥石22の塵埃等の付着及び飛散を低減することができる。
Therefore, as shown in FIG. 1, in the
また、砥石カバー60は、図11に示すように、ノブ64を第2のカバー部63と離間する側に回動することで、ノブ64と被係合部65との係合状態を解除することができ、更に、第2のカバー部63をヒンジ部62を中心に第1のカバー部61から離間する方向に回動することで、砥石22の側面を露出させることができる。よって、砥石カバー60は、従来の研削装置100よりも、容易に砥石22の交換作業を行うことができる。更に、砥石カバー60は、従来の研削装置100よりも幅を狭くすることができ、研削処理の際に視界を遮ることを防止することができる。なお、砥石カバー60は、第1のカバー部61に被係合部65を設け、第2のカバー部63にノブ64を設けるようにしてもよい。
Further, as shown in FIG. 11, the
また、図3に示すように、第1のフレーム部11の基端片15には、砥石22の交換の際に、回転軸21の回転を規制する固定ピン90が挿通される貫通孔15dが形成されている。この貫通孔15dは、外部と取付部19の連通部19bとが連通されるように形成されている。更に、回転軸21には、図6に示すように、貫通孔15dと対応する位置に、回転規制穴21aが形成されている。回転軸21は、図12に示すように、砥石22の交換の際に、貫通孔15dと回転規制穴21aとに亘って固定ピン90が係合され、回転が規制される。したがって、研削装置1は、砥石22の交換の際に、固定ピン90によって回転軸21の回転を規制することができ、容易に砥石22の交換を行うことができる。
As shown in FIG. 3, the
また、図1及び図2に示すように、第1のフレーム部11の正面視右側方(図1及び図2においては左側)の側面には、回転伝達機構50を覆う回転伝達機構カバー70が取り付けられている。回転伝達機構カバー70は、駆動プーリ52と従動プーリ51と連結ベルト53とを覆うように、板金等によって有底楕円筒状に形成されている。このような回転伝達機構カバー70は、図3に示すように、例えば、第1のフレーム部11の基端片15に形成されたカバー取付部15c、第1のフレーム部11の先端片16に形成されたカバー取付部16d及び取付部18に形成されたカバー取付部18e等に、ネジ等の締結部材によって取り付けられている。回転伝達機構カバー70は、回転伝達機構50の駆動プーリ52と従動プーリ51と連結ベルト53とを覆うことで、回転伝達機構50を保護し、作業者の危険防止を図り、回転伝達機構50の塵埃等の付着を低減することができる。
Further, as shown in FIGS. 1 and 2, a rotation transmission mechanism cover 70 that covers the
次に、以上のような構成を有する研削装置1の動作について説明する。具体的には、研削装置1を床4に置いた状態から、被研削物2を研削するまでの動作について説明する。
Next, the operation of the
先ず、研削装置1は、図10に示すように、ハンドル40が第2のフレーム部12に対して略直交するように角度調節されて直接的に床4に置かれている状態で、取付部18に取り付けられた取付部材17の貫通孔17e,17eに、吊下機のフック部に係止されたクレーンスリング部材3のフック部3aが係合される。
First, as shown in FIG. 10, the grinding
次いで、研削装置1は、図1及び図2に示すように、作業者によってクレーン操作部81が操作され、上方に移動され、吊下機によって吊り下げられる。次いで、研削装置1は、作業者によって、第2のフレーム部12の一端12aとハンドルポスト44とを締結するネジ46が緩められ、ハンドル40が第2のフレーム部12に対して上下方向の任意の角度に設定された後に、ネジ46が締め直されて、ハンドル40が第2のフレーム部12に対して上下方向の任意の角度に調節される。
Next, as shown in FIGS. 1 and 2, in the
次いで、研削装置1は、作業者によって、クレーン操作部81が操作され、前後方向、左右方向及び上下方向に移動され、被研削物2に対して位置合わせが行われる。この際、研削装置1は、作業者によって、ターンバックルの全長が調整されて、砥石22の水平度や被研削物2に対する平行度が調整され、又は、砥石22を水平度や被研削物2に対して所望の角度に傾けるように調整される。
Next, in the
次いで、研削装置1は、作業者によって、モータ操作部80でオン操作され、駆動モータ30が回転駆動され、駆動モータ30の回転出力が回転伝達機構50によって研削部20へと伝達して砥石22が回転駆動される。次いで、研削装置1は、作業者によって、把持部41b,41bが把持されて、前後方向及び/又は左右方向にスライドされ、被研削物2の不要部位等が研削される。
Next, the grinding
以上のようにして研削装置1は、吊下機によって吊り下げされた状態で被研削物2の不要部位等を研削する。
As described above, the grinding
本考案を適用した研削装置1は、第1のフレーム部11が全体がへ字状をなすように設けられているので、従来の研削装置100の本体フレーム110よりも小型化及び軽量化を図ることができ、装置全体で従来の研削装置100よりも小型化及び軽量化を図ることができる。したがって、研削装置1は、操作性が向上し、狭い作業スペースで作業することができる。更に、研削装置1は、第1のフレーム部11が下面全体に亘ってリブ部13が設けられているので、全体がへ字状をなすように設けられていても、充分な機械的強度を有することができる。
In the
また、研削装置1は、ハンドルポスト44を第2のフレーム部12の一端12aに締結するネジ46を緩めたり締め直したりすることで、ハンドル40を第2のフレーム部12に対して上下方向の任意の角度に調節することができる。したがって、研削装置1は、作業者の身長や作業内容等に応じて、自由に角度調節することができ、作業姿勢の制約が無くなり、操作性の向上を図ることができる。
Further, the grinding
更に、研削装置1は、ハンドル40を第2のフレーム部12に対して略直交するように角度調節することで、例えば、砥石22の交換で吊下機から降ろした際に、従来の研削装置100とは異なり、置き台が無くとも直接的に床4等に置くことができる。したがって、研削装置1は、従来の研削装置100よりも、砥石22の交換作業を容易に行うことができる。
Furthermore, the grinding
更に、研削装置1は、内部に砥石22を収納する第1のカバー部61と、第1のカバー部61にヒンジ部62を介して開閉自在に連結された第2のカバー部63とを有し、砥石22の一部を覆う砥石カバー60を備え、第1のカバー部61及び第2のカバー部63のうちの何れか一方には、ノブ64が設けられ、他方には、ノブ64が係合される被係合部65が設けられているので、ノブ64と被係合部65との係合状態を解除し、第2のカバー部63をヒンジ部62を中心に第1のカバー部61から離間する方向に回動することで、砥石22の側面を露出させることができる。したがって、研削装置1は、砥石22の交換の際に、砥石カバー60を本体フレーム10から取り外す必要がなく、従来の研削装置100よりも、容易に砥石22の交換作業を行うことができる。
Further, the grinding
更に、研削装置1は、回転軸21が外周面に回転規制穴21aを有し、第1のフレーム部11の基端片15の回転規制穴21aに対応する位置に貫通孔15dが形成されているので、貫通孔15dと回転規制穴21aとに亘って固定ピン90が係合されることで、回転軸21の回転を規制することができる。したがって、研削装置1は、砥石22の交換の際に、固定ピン90によって回転軸21の回転を規制することができ、容易に砥石22の交換を行うことができる。
Further, in the
更に、研削装置1は、モータベース31には第1のフレーム部11の先端片16の上面16bに研削部20に対して近接離間する方向に形成されたガイドレール36に係合されるガイド部31cが形成されているので、モータベース31が研削部20に対して近接離間する方向に移動される場合に、ガイドレール36によってガイドされ、モータベース31が砥石22に対して近接離間する方向に平行に移動することができる。したがって、研削装置1では、連結ベルト53のテンション調整を行う際に平行度の再調整を行う必要がなく、容易に連結ベルト53のテンション調整を行うことができ、テンション調整の作業時間を短縮することができる。
Further, the grinding
なお、吊下機は、ホイスト式の天井クレーンに限定されるものでなく、その他の天井クレーンやポスト形のジブクレーン等、研削装置1を吊り下げることができるものであれば如何なるものであってもよい。
The suspension machine is not limited to a hoist type overhead crane, and any other suspension crane or post type jib crane can be used as long as it can suspend the
更に、本考案を適用した研削装置1は、図面を参照して説明した上述した実施の形態に示す研削装置1に限定されるものではなく、本明細書に添付した実用新案登録請求の範囲及びその主旨を逸脱することなく、構成要件について種々の変更及び置換を行うことができる。
Further, the grinding
1 研削装置、2 被研削物、3 クレーンスリング部材、3a フック部、3b ロープ部材、3c マスタリング、4 床、10 本体フレーム、11 第1のフレーム部、12 第2のフレーム部、12a 一端、12b ネジ孔、12c カバー取付部、13 リブ部、13a カバー取付部、14 折曲部、15 基端片、15a 下面、15b 上面、15c カバー取付部、15d 貫通孔、16 先端片、16a 下面、16b 上面、16c 取付孔、16d カバー取付部、17 取付部材、17a 第1の取付片、17b 第2の取付片、17c 貫通孔、17d ネジ、17e 貫通孔、18 取付部、18a 上面、18b ネジ穴、18c 側面、18d 調整用ネジ孔、18e カバー取付部、19 取付部、19a 軸受収納部、19b 連通部、20 研削部、21 回転軸、21a 回転規制穴、22 砥石、23 軸受、30 駆動モータ、30a 出力軸、30b 取付孔、31 モータベース、31a 上面、31b 下面、31c ガイド部、32 第1のネジ孔、33 ネジ、34 第2のネジ孔、35 ネジ、36 ガイドレール、37 調整用ボルト、40 ハンドル、41 操作部、41a 連結部、41b 把持部、41c ホルダ、41d ホルダ、42 取付部、42a 一端部、42b 他端部、43 係合凸部、44 ハンドルポスト、44a 一側面、44b 貫通孔、45 ハンドルポスト孔、46 ネジ、50 回転伝達機構、51 従動プーリ、52 駆動プーリ、53 連結ベルト、60 砥石カバー、61 第1のカバー部、62 ヒンジ部、63 第2のカバー部、63a 縁部、64 ノブ、65 被係合部、65a 突部、65b 切込部、70 回転伝達機構カバー、80 モータ操作部、81 クレーン操作部、90 固定ピン DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Grinding device, 2 Workpiece, 3 Crane sling member, 3a Hook part, 3b Rope member, 3c Mastering, 4 Floor, 10 Main body frame, 11 1st frame part, 12 2nd frame part, 12a One end, 12b Screw hole, 12c Cover mounting portion, 13 Rib portion, 13a Cover mounting portion, 14 Bending portion, 15 Base end piece, 15a Lower surface, 15b Upper surface, 15c Cover mounting portion, 15d Through hole, 16 Tip piece, 16a Lower surface, 16b Upper surface, 16c mounting hole, 16d cover mounting portion, 17 mounting member, 17a first mounting piece, 17b second mounting piece, 17c through hole, 17d screw, 17e through hole, 18 mounting portion, 18a upper surface, 18b screw hole , 18c side surface, 18d adjusting screw hole, 18e cover mounting portion, 19 mounting portion, 19a bearing housing portion, 19 Communication part, 20 Grinding part, 21 Rotating shaft, 21a Rotation restricting hole, 22 Grinding stone, 23 Bearing, 30 Drive motor, 30a Output shaft, 30b Mounting hole, 31 Motor base, 31a Upper surface, 31b Lower surface, 31c Guide part, 32 1 screw hole, 33 screw, 34 second screw hole, 35 screw, 36 guide rail, 37 adjustment bolt, 40 handle, 41 operation part, 41a connecting part, 41b gripping part, 41c holder, 41d holder, 42 mounting Part, 42a one end part, 42b other end part, 43 engagement convex part, 44 handle post, 44a one side, 44b through hole, 45 handle post hole, 46 screw, 50 rotation transmission mechanism, 51 driven pulley, 52 drive pulley, 53 connecting belt, 60 grinding wheel cover, 61 first cover part, 62 hinge part, 63 second cover Part, 63a edge part, 64 knob, 65 engaged part, 65a protrusion, 65b notch part, 70 rotation transmission mechanism cover, 80 motor operation part, 81 crane operation part, 90 fixing pin
Claims (7)
上記第1のフレーム部の基端片に回転可能に設けられた砥石を有し、該砥石によって上記本体フレームが上記吊下機に吊り下げられた状態で被研削物を研削する研削部と、
上記第1のフレーム部の折曲部に対して上記基端片とは反対側の先端側の先端片に取り付けられ、上記砥石との間に架け渡された回転伝達部を介して該砥石を回転駆動する駆動モータと、
上記第2のフレーム部に取り付けられたハンドルとを備えることを特徴とする研削装置。 A first frame part having a generally U-shape, and a second frame part integrally provided on a proximal end piece on the proximal side with respect to the bent part of the first frame part; A main body frame suspended by a suspension machine at the bent portion;
A grinding part that has a grindstone rotatably provided on a base end piece of the first frame part, and grinds an object to be ground in a state where the main body frame is suspended from the suspension machine by the grindstone;
The grindstone is attached to the distal end piece on the side opposite to the base end piece with respect to the bent portion of the first frame portion, and the grindstone is connected to the grindstone via a rotation transmission portion. A drive motor for rotational driving;
A grinding apparatus comprising: a handle attached to the second frame portion.
上記砥石カバーは、内部に上記砥石を収納する第1のカバー部と、該第1のカバー部にヒンジ部を介して開閉自在に連結され第2のカバー部とを有し、
上記第1のカバー部及び上記第2のカバー部のうちの何れか一方には、ノブが設けられ、他方には、該ノブが係合される被係合部が係合され、
上記第1のカバー部及び上記第2のカバー部は、上記ノブが上記係合部に係合されることで、閉じた状態が維持されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の研削装置。 A grindstone cover attached to the first frame portion and covering a part of the grindstone;
The grindstone cover includes a first cover portion that houses the grindstone therein, and a second cover portion that is openably and closably connected to the first cover portion via a hinge portion,
One of the first cover part and the second cover part is provided with a knob, and the other is engaged with an engaged part to which the knob is engaged,
The first cover part and the second cover part are maintained in a closed state when the knob is engaged with the engaging part. Grinding equipment.
上記回転軸は、外周面に回転規制穴を有し、上記第1のフレーム部の基端片に形成された貫通孔と該回転規制穴とに亘って固定ピンが係合されて、回転が規制されることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の研削装置。 The grinding part further includes a rotating shaft that is rotatably supported by the base end piece of the first frame part and to which the grindstone is detachably attached,
The rotation shaft has a rotation restricting hole on an outer peripheral surface, and a fixing pin is engaged between the through hole formed in the base end piece of the first frame portion and the rotation restricting hole, so that the rotation shaft is rotated. 4. The grinding apparatus according to claim 1, wherein the grinding apparatus is regulated.
上記モータベースは、上記第1のフレーム部の先端片の上面に上記砥石に対して近接離間する方向に形成されたガイドレールに係合されるガイド部を有することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の研削装置。 A motor base for attaching the drive motor to the tip piece of the first frame portion;
The said motor base has a guide part engaged with the guide rail formed in the direction which adjoins and separates with respect to the said grindstone on the upper surface of the front-end | tip piece of the said 1st frame part, The 1st thru | or characterized by the above-mentioned. 4. The grinding apparatus according to any one of 4 above.
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