JP3175452U - ビックゴルフのクラブを一本にするヘッドとシャフト - Google Patents
ビックゴルフのクラブを一本にするヘッドとシャフト Download PDFInfo
- Publication number
- JP3175452U JP3175452U JP2011004775U JP2011004775U JP3175452U JP 3175452 U JP3175452 U JP 3175452U JP 2011004775 U JP2011004775 U JP 2011004775U JP 2011004775 U JP2011004775 U JP 2011004775U JP 3175452 U JP3175452 U JP 3175452U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- loft angle
- shaft
- shape
- golf
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Golf Clubs (AREA)
Abstract
【課題】クラブのヘッド部分を交換することやシャフト長さを伸縮できるようにする等で、一本で済むようにしたクラブのヘッドとシャフトの形状・構造を提供する。
【解決手段】ヘッド部分をドライバー型、アイアン型、サンドウェツジ、パターの4組として、ロフト角の変換構造と、ヘッド底板の水平確保構造を付加して、それにシャフト長さの伸縮構造を組合わせることによって、距離やコースの状況に応じたヘッドを選び、ロフト角やシャフトの伸縮を利用者が自分でセットすることで、従来のゴルフクラブを選定するのと、ほぼ同じことができる。
【選択図】図1−1
【解決手段】ヘッド部分をドライバー型、アイアン型、サンドウェツジ、パターの4組として、ロフト角の変換構造と、ヘッド底板の水平確保構造を付加して、それにシャフト長さの伸縮構造を組合わせることによって、距離やコースの状況に応じたヘッドを選び、ロフト角やシャフトの伸縮を利用者が自分でセットすることで、従来のゴルフクラブを選定するのと、ほぼ同じことができる。
【選択図】図1−1
Description
ゴルフは自然の中で楽しめるスポーツである。ゴルフのボールを大きく、軟らかくして、打ち易くすることでビッグゴルフ(別名 カントリーゴルフ)とし、一般化すると共にゴルフ場の利用拡大をも目指す。
このビッグゴルフ(カントリーゴルフ)に使用するクラブのヘッド部分を交換することやシャフト長さを伸縮できるようにする等で、一本で済むようにしたクラブのヘッドとシャフトの形状・構造に関するものである。
このビッグゴルフ(カントリーゴルフ)に使用するクラブのヘッド部分を交換することやシャフト長さを伸縮できるようにする等で、一本で済むようにしたクラブのヘッドとシャフトの形状・構造に関するものである。
従来のゴルフのクラブはドライバーは1〜5番、アイアンは1〜9番、ピッチングウエッジ、サンドウエッジ、パターから構成されており、多数のクラブを用いる。各クラブはヘッドのロフト角とシャフトの長さが固定されており、ヘッドとシャフトは一体構造となっている。
そして、その中の任意の14本のクラブを使用できると定められている。
そして、その中の任意の14本のクラブを使用できると定められている。
ゴルフの場合はボールが小さいので、芯に当てるには熟練が必要であり、またシャフトの「しなり」(弾力性)を利用もするので高度な技術が必要となり難しいスポーツである。
また、狙った距離やコースの状況に合わせて一打毎にクラブを選定している。このため、ドライバー、アイアン、パター等の多数のクラブを用意するのでかさばると共に全体重量も重くなり、持ち運びは大変でキャデイやカートを利用している。また、購入価格も高くなり身近なスポーツにはなり難かった
このため、ビックゴルフ(カントリーゴルフ)ではボールを大きくしスイートスポットを広げ、また軟らかくすることで打ち易くすると共に、ヘッド部分の交換とシャフト長さの伸縮を組み合わせてセットすることで、クラブの本数は一本で済むようにする。
また、狙った距離やコースの状況に合わせて一打毎にクラブを選定している。このため、ドライバー、アイアン、パター等の多数のクラブを用意するのでかさばると共に全体重量も重くなり、持ち運びは大変でキャデイやカートを利用している。また、購入価格も高くなり身近なスポーツにはなり難かった
このため、ビックゴルフ(カントリーゴルフ)ではボールを大きくしスイートスポットを広げ、また軟らかくすることで打ち易くすると共に、ヘッド部分の交換とシャフト長さの伸縮を組み合わせてセットすることで、クラブの本数は一本で済むようにする。
考案のクラブはヘッド部分をドライバー型、アイアン型、サンドウェツジ、パターの4組として、前2型にはロフト角の変換構造とヘッド底面の水平確保構造を付加して、それにシャフト長さの伸縮構造を組み合わせることによって、距離やコースの状況に対応できるヘッドを選択し、ロフト角やシャフトの伸縮を自分でクラブにセットすることで、従来のゴルフクラブを選定するのと、ほぼ同じものを利用者がセットできるように考案したものである。
1.ビッグゴルフ(カントリーゴルフ)のクラブはコースの状況に応じて、ヘッドを選び、ロフト角を固定し、同時にシャフト長さも調整することで、一本のクラブで済ませることができる。
必要な用具は、交換するヘッドと、そのロフト角変換板、及び底面の水平確保板、取付・締付金具なので、かさばらず、重量も軽く、キャデイやカートに頼らずに自分で持運べ、一般的なスポーツの形態となる。
またクラブの購入価格が格段に安くなる。
2.ボールはゴルフボールより大きくし(58〜60mm)スイートスポットが大きくなり、また軟らかくして、重さはゴルフボールと同じ、又は以下とすることで打ち易くなる。
ボールの大きさがゴルフと野球やテニスなどとの中間的な大きさとなることで既成概念を払拭してプレイできる。
3.また、クラブはシャフトの「しなり」(弾力性)を利用することをせず、芯に当てるという打撃の原点に基づくようにすることで、ゴルフの入門スポーツとも云え、ゴルフ人口の増加やゴルフ場の利用拡大に役立つ。
4.ボールは大きいし、軟らかいのでグリーンやコースを荒らさない。
5.ゴルフより飛距離が短いので打数が多くなるので、9ホール(ハーフ)をゲームの単位とすることで、時間の短縮をでき、より多くの人がプレイできる。
6.ゴルファーが高齢となった場合に、ビックゴルフ(カントリーゴルフ)に切り替えることで無理なく年齢に応じたゴルフプレイを楽しめる。
7.ボールが大きく、軟らかくなることでプレイし易くなり、老若男女が無理なく楽しめるファミリースポーツとなる。
8.ヘツドの材質・形状をゴルフボールの硬さや大きさに対応するものに変えることで、本来のゴルフにも準用できる。
9.ボールは反発力の強いウレタン系の、スポーツや子供の遊具のボールが多種存在するので、ビックゴルフ専用に大きさと重さは規定し、構造はゴルフボールと同じく多様性を認めればよい。
10.ロフト角変換板や水平確保板を、またライ角を自分の体格に合ったものに作ることで、自分専用のクラブもできる。
11.グリーンを荒らさないようにホールインの代わりに二重のリングをセットし、外側の直径50cmのリングの中に入ったことでOKとし、内側の直径25cmのリングに入った場合はゴールドマークを付加して、打数が同じ場合はゴールドマークの獲得数が多い方を上位とすることでホールアウトを易しくできる。
必要な用具は、交換するヘッドと、そのロフト角変換板、及び底面の水平確保板、取付・締付金具なので、かさばらず、重量も軽く、キャデイやカートに頼らずに自分で持運べ、一般的なスポーツの形態となる。
またクラブの購入価格が格段に安くなる。
2.ボールはゴルフボールより大きくし(58〜60mm)スイートスポットが大きくなり、また軟らかくして、重さはゴルフボールと同じ、又は以下とすることで打ち易くなる。
ボールの大きさがゴルフと野球やテニスなどとの中間的な大きさとなることで既成概念を払拭してプレイできる。
3.また、クラブはシャフトの「しなり」(弾力性)を利用することをせず、芯に当てるという打撃の原点に基づくようにすることで、ゴルフの入門スポーツとも云え、ゴルフ人口の増加やゴルフ場の利用拡大に役立つ。
4.ボールは大きいし、軟らかいのでグリーンやコースを荒らさない。
5.ゴルフより飛距離が短いので打数が多くなるので、9ホール(ハーフ)をゲームの単位とすることで、時間の短縮をでき、より多くの人がプレイできる。
6.ゴルファーが高齢となった場合に、ビックゴルフ(カントリーゴルフ)に切り替えることで無理なく年齢に応じたゴルフプレイを楽しめる。
7.ボールが大きく、軟らかくなることでプレイし易くなり、老若男女が無理なく楽しめるファミリースポーツとなる。
8.ヘツドの材質・形状をゴルフボールの硬さや大きさに対応するものに変えることで、本来のゴルフにも準用できる。
9.ボールは反発力の強いウレタン系の、スポーツや子供の遊具のボールが多種存在するので、ビックゴルフ専用に大きさと重さは規定し、構造はゴルフボールと同じく多様性を認めればよい。
10.ロフト角変換板や水平確保板を、またライ角を自分の体格に合ったものに作ることで、自分専用のクラブもできる。
11.グリーンを荒らさないようにホールインの代わりに二重のリングをセットし、外側の直径50cmのリングの中に入ったことでOKとし、内側の直径25cmのリングに入った場合はゴールドマークを付加して、打数が同じ場合はゴールドマークの獲得数が多い方を上位とすることでホールアウトを易しくできる。
1.ヘッドの交換
ゴルフでは距離やコースの起伏などの状況に応じて、ドライバー、アイアン、サンドウェツジ、パターなどの多種類のクラブを使用するのでプレイ中の持ち運びが大変である。そして、買い揃えるのに多大な経費を要する。このためビッグゴルフ(カントリーゴルフ)ではヘッドの交換やシャフトを伸縮させることで、一本のクラブでもプレイできるようにクラブの形状・構造を考案したものであり
1.飛距離を出すことに重点を置いた ドライバー型(ライ角 60°)
2.確実な方向性に重点を置いた アイアン型(ライ角 60°)
3.サンドの中からの打ち上げに重点を置いた サンドウェツジ(ライ角 60°)
4.グリーン上の正確な転がしに重点を置いた パター(ライ角 75°)
の4組のヘッドを交換できるようにする。
そしてドライバー型、アイアン型はロフト角を変換することで数種のクラブとして使えるようにした。
ドライバー型 1番(ロフト角11°)、3番(ロフト角16°)、5番(ロフト角21°)
アイアン型 3番(ロフト角21°)、5番(ロフト角26°)、7番(ロフト角31°)、9番(ロフト角40°)
サンドウエッジ (ロフト角56°) パター (ロフト角90°)
図−1、図−2、図−3、図−4のようにヘッドをシャフトと分離し、ヘッド裏面のシャフト軸受けA、Bを通したシャフトを軸にヘッドが回転できるようにした。そして、底板には水平確保板を重ねることでロフト角に拘らずに水平を確保できる形状・構造をセットし、シャフト先端部は図−6−1のようにボルト・ナット構造とし、締付けることで打撃時のヘッドの飛び出し防止とヘッドとの一体化を補足するようにした。
また、図−1、図−2、図−3、図−4のように中央部にはヘッドとシャフトの一体化を図れるよう締め金具によりヘッドをシャフトに締め付ける形状・構造とし、併せて飛び出し防止を補足するようにした。シャフトの水平部分の中心高さはボールの半径に近づけてヘッドのぐらつきを防止するようにした。
ドライバ−型は飛距離を出すため、ヘッドは板厚を厚くして質量感のある形状・構造とし、感覚的にもゴルフのクラブに似た形状を用いることでゴルフ入門にふさわしいものとした。
サンドウェツジはロフト角が大きく、パターはライ角が大きく、それぞれ一本あれば良く、ロフト角変換板や水平確保板の交換は不要となるので、規定の角度でヘッドに一体化した形状・構造とし、取り付け手間を少なくすることもできる。
そしてヘッド中央部のシャフト軸受けA、B間は板厚を厚くし、打撃時の構造補強と衝撃吸収に対応させる。
2.ロフト角の変換構造
クラブを選定する際には狙う距離とボールの接地状況に対応できるロフト角のクラブを選んでいる。アイアン型を例にとると、ヘッドのロフト角を変換するには図1−2、図2−2、図3−2、図4−2のようにヘッド裏面のシャフト軸受けA、B間を半管状として滑りやすくし、シャフトの先端部の水平部分をシャフト軸受けA、Bを通し、ヘッドはこの水平シャフトを軸として回転できる。
図−6のようにシャフト水平部の根元に六角形状の部分を設け、この部分を図1−3、図2−3、図3−3、図4−3、のロフト角変換板の六角形の穴の中に差込み、ロフト角変換板を固定することでヘッドに沿う斜辺が希望のロフト角に固定されるので、これに沿わせたヘッドが希望のロフト角で固定されることになる。
ロフト角変換板は辺長がシャフト軸の中心より上下に張り出しているので回転できずに希望のロフト角で固定されることになる。また、図1−1、図2−1、図3−1、図4−1のように半円形状の締め金具をボルトで締付けることで確実にシャフトとヘッドを一体化させる。
アイアン型はロフト角が3番 21°、5番 26°、7番 31°、9番 40°となるロフト角変換板を選び、ロフト角変換板は表裏を使うことで3番と5番、7番と9番のロフト角変換板が、それぞれ一枚づつのとなり、二枚のロフト角変換板で済む。
ドライバー型もアイアン型と同様のやり方ができる。ドライバー型はロフト角が1番11°、3番 16°、5番 21°となるロフト角変換板を選び、1番と3番を組みとし、5番は単独とする。
サンドウェツジの場合はロフト角が56°と大きいのでロフト角変換板は組合せが難しく、一本あれば良いので、単独でロフト角やライ角の変換を行ったほうが゛良い。図3−1のようにロフト角変換板はヘッドの一部として一体化し、ロフト角変換板の取付け工程を減らすことができる。
パターもロフト角が90°と大きく、またライ角は75°としたいので、他のクラブと違いすぎ、また一本あれば良いので単独でロフト角の変換を行ったほうが良い。図4−1のようにロフト角変換板はヘッドの一部として一体化し、ロフト角変換板の取付け工程を減らすことができる。またライ角は図4−2のようにシャフトを15°傾けて取付けられるようにすれば良い。
3.ヘッド底面の水平確保
ゴルフのクラブを選定し打撃に入る場合、クラブを何度も地面に置きフォームを確認して打つことになる。この時ヘッドを地面に置いて実際のロフト角の感覚を確かめているのである。要はヘッド底板を地面に置いた場合、接地面との水平感覚を掴めないと打ち辛いのである。この心配を解消するためロフト角変換に合わせてヘッド底板の水平を保つことができる形状・構造が必要であり、選択したクラブの打球方向や距離を確信できるのである。このため、水平確保板を蝶番構造で図1−3−2、図1−3−3、図2−3−2、図2−3−3、図2−3−4のように底面端部に取付け、アイアン型の場合は逆バネ蝶番によって自然に閉じるようにして、差込んだ水平確保板を押えるようにする。ドライバー型は底板が長いので、更にスプリングを取付けて閉じるようにすれば良い。底板には図1−2、図2−2のように突起を付け、一方では水平確保板には穴をあけて、突起にはめることで水平確保板の固定と飛び出し防止とする。
また、ヘッドの水平確保板をはめる箇所の軸受けA、Bの角度はいちばん大きいロフト角とし、アイアンの場合は9番とし、7番、5番、3番はロフト角の差分の角度を持った水平確保板を交換すればよい。ドライバーの場合は5番とし、3番、1番はロフト角の差分の角度を持った水平確保板を交換すればよい。
水平確保板はヘッド底面より、わずかに上げておくことで蝶番構造はヘッドの裏側であることでもあり、打撃時の衝撃を直接に受けずに済む。この場合、ボールが大きいのでヘッドの底端部が多少浮いても、また芝生上での動作なので感覚的には無視できる。
4.シャフト長さの伸縮構造
ドライバーとパターではシャフトの長さが最大で約30cmの差がある。しかし、ビックゴルフ(カントリーゴルフ)はゴルフ入門と捉え、ドライバーは長さを控えることで20cm位の伸縮ができれば充分に対応できる。このため、クラブを一本で済むには20cmの伸縮を目標とする。(ドライバー、アイアン独自のクラブを持つ場合は伸縮の差は、更に小さくて済む)
伸縮をさせるための形状・構造は図5−1、図5−2で示すように、シャフトの上部の握りの部分を二重構造とし、上下にスライドさせることで伸縮ができる。そして、打撃時にシャフトが抜け出さないように、また二重構造の一体化を図るために、図5−2のようにネジ式の二重構造とし、一回転で1cmの伸縮ができる程度のネジ山とすることで取り扱い易くする。そして、被せる側の下部に縦に切れ目を入れて、この切れ目のある部分を締め金具によって締付けることでシャフトの抜け出し防止と共に二重構造の一体化を確実にする。
ゴルフでは距離やコースの起伏などの状況に応じて、ドライバー、アイアン、サンドウェツジ、パターなどの多種類のクラブを使用するのでプレイ中の持ち運びが大変である。そして、買い揃えるのに多大な経費を要する。このためビッグゴルフ(カントリーゴルフ)ではヘッドの交換やシャフトを伸縮させることで、一本のクラブでもプレイできるようにクラブの形状・構造を考案したものであり
1.飛距離を出すことに重点を置いた ドライバー型(ライ角 60°)
2.確実な方向性に重点を置いた アイアン型(ライ角 60°)
3.サンドの中からの打ち上げに重点を置いた サンドウェツジ(ライ角 60°)
4.グリーン上の正確な転がしに重点を置いた パター(ライ角 75°)
の4組のヘッドを交換できるようにする。
そしてドライバー型、アイアン型はロフト角を変換することで数種のクラブとして使えるようにした。
ドライバー型 1番(ロフト角11°)、3番(ロフト角16°)、5番(ロフト角21°)
アイアン型 3番(ロフト角21°)、5番(ロフト角26°)、7番(ロフト角31°)、9番(ロフト角40°)
サンドウエッジ (ロフト角56°) パター (ロフト角90°)
図−1、図−2、図−3、図−4のようにヘッドをシャフトと分離し、ヘッド裏面のシャフト軸受けA、Bを通したシャフトを軸にヘッドが回転できるようにした。そして、底板には水平確保板を重ねることでロフト角に拘らずに水平を確保できる形状・構造をセットし、シャフト先端部は図−6−1のようにボルト・ナット構造とし、締付けることで打撃時のヘッドの飛び出し防止とヘッドとの一体化を補足するようにした。
また、図−1、図−2、図−3、図−4のように中央部にはヘッドとシャフトの一体化を図れるよう締め金具によりヘッドをシャフトに締め付ける形状・構造とし、併せて飛び出し防止を補足するようにした。シャフトの水平部分の中心高さはボールの半径に近づけてヘッドのぐらつきを防止するようにした。
ドライバ−型は飛距離を出すため、ヘッドは板厚を厚くして質量感のある形状・構造とし、感覚的にもゴルフのクラブに似た形状を用いることでゴルフ入門にふさわしいものとした。
サンドウェツジはロフト角が大きく、パターはライ角が大きく、それぞれ一本あれば良く、ロフト角変換板や水平確保板の交換は不要となるので、規定の角度でヘッドに一体化した形状・構造とし、取り付け手間を少なくすることもできる。
そしてヘッド中央部のシャフト軸受けA、B間は板厚を厚くし、打撃時の構造補強と衝撃吸収に対応させる。
2.ロフト角の変換構造
クラブを選定する際には狙う距離とボールの接地状況に対応できるロフト角のクラブを選んでいる。アイアン型を例にとると、ヘッドのロフト角を変換するには図1−2、図2−2、図3−2、図4−2のようにヘッド裏面のシャフト軸受けA、B間を半管状として滑りやすくし、シャフトの先端部の水平部分をシャフト軸受けA、Bを通し、ヘッドはこの水平シャフトを軸として回転できる。
図−6のようにシャフト水平部の根元に六角形状の部分を設け、この部分を図1−3、図2−3、図3−3、図4−3、のロフト角変換板の六角形の穴の中に差込み、ロフト角変換板を固定することでヘッドに沿う斜辺が希望のロフト角に固定されるので、これに沿わせたヘッドが希望のロフト角で固定されることになる。
ロフト角変換板は辺長がシャフト軸の中心より上下に張り出しているので回転できずに希望のロフト角で固定されることになる。また、図1−1、図2−1、図3−1、図4−1のように半円形状の締め金具をボルトで締付けることで確実にシャフトとヘッドを一体化させる。
アイアン型はロフト角が3番 21°、5番 26°、7番 31°、9番 40°となるロフト角変換板を選び、ロフト角変換板は表裏を使うことで3番と5番、7番と9番のロフト角変換板が、それぞれ一枚づつのとなり、二枚のロフト角変換板で済む。
ドライバー型もアイアン型と同様のやり方ができる。ドライバー型はロフト角が1番11°、3番 16°、5番 21°となるロフト角変換板を選び、1番と3番を組みとし、5番は単独とする。
サンドウェツジの場合はロフト角が56°と大きいのでロフト角変換板は組合せが難しく、一本あれば良いので、単独でロフト角やライ角の変換を行ったほうが゛良い。図3−1のようにロフト角変換板はヘッドの一部として一体化し、ロフト角変換板の取付け工程を減らすことができる。
パターもロフト角が90°と大きく、またライ角は75°としたいので、他のクラブと違いすぎ、また一本あれば良いので単独でロフト角の変換を行ったほうが良い。図4−1のようにロフト角変換板はヘッドの一部として一体化し、ロフト角変換板の取付け工程を減らすことができる。またライ角は図4−2のようにシャフトを15°傾けて取付けられるようにすれば良い。
3.ヘッド底面の水平確保
ゴルフのクラブを選定し打撃に入る場合、クラブを何度も地面に置きフォームを確認して打つことになる。この時ヘッドを地面に置いて実際のロフト角の感覚を確かめているのである。要はヘッド底板を地面に置いた場合、接地面との水平感覚を掴めないと打ち辛いのである。この心配を解消するためロフト角変換に合わせてヘッド底板の水平を保つことができる形状・構造が必要であり、選択したクラブの打球方向や距離を確信できるのである。このため、水平確保板を蝶番構造で図1−3−2、図1−3−3、図2−3−2、図2−3−3、図2−3−4のように底面端部に取付け、アイアン型の場合は逆バネ蝶番によって自然に閉じるようにして、差込んだ水平確保板を押えるようにする。ドライバー型は底板が長いので、更にスプリングを取付けて閉じるようにすれば良い。底板には図1−2、図2−2のように突起を付け、一方では水平確保板には穴をあけて、突起にはめることで水平確保板の固定と飛び出し防止とする。
また、ヘッドの水平確保板をはめる箇所の軸受けA、Bの角度はいちばん大きいロフト角とし、アイアンの場合は9番とし、7番、5番、3番はロフト角の差分の角度を持った水平確保板を交換すればよい。ドライバーの場合は5番とし、3番、1番はロフト角の差分の角度を持った水平確保板を交換すればよい。
水平確保板はヘッド底面より、わずかに上げておくことで蝶番構造はヘッドの裏側であることでもあり、打撃時の衝撃を直接に受けずに済む。この場合、ボールが大きいのでヘッドの底端部が多少浮いても、また芝生上での動作なので感覚的には無視できる。
4.シャフト長さの伸縮構造
ドライバーとパターではシャフトの長さが最大で約30cmの差がある。しかし、ビックゴルフ(カントリーゴルフ)はゴルフ入門と捉え、ドライバーは長さを控えることで20cm位の伸縮ができれば充分に対応できる。このため、クラブを一本で済むには20cmの伸縮を目標とする。(ドライバー、アイアン独自のクラブを持つ場合は伸縮の差は、更に小さくて済む)
伸縮をさせるための形状・構造は図5−1、図5−2で示すように、シャフトの上部の握りの部分を二重構造とし、上下にスライドさせることで伸縮ができる。そして、打撃時にシャフトが抜け出さないように、また二重構造の一体化を図るために、図5−2のようにネジ式の二重構造とし、一回転で1cmの伸縮ができる程度のネジ山とすることで取り扱い易くする。そして、被せる側の下部に縦に切れ目を入れて、この切れ目のある部分を締め金具によって締付けることでシャフトの抜け出し防止と共に二重構造の一体化を確実にする。
1.シャフト
2.ロフト角変換板
3.軸受けA
4.軸受けB
5.底板
6.水平確保板
7.補強板
8.締め金具
9.ナット
10.逆バネ蝶番
11.突起
2.ロフト角変換板
3.軸受けA
4.軸受けB
5.底板
6.水平確保板
7.補強板
8.締め金具
9.ナット
10.逆バネ蝶番
11.突起
Claims (1)
- ゴルフ場の開放感あふれる自然を、多くの人が楽しめるように、ゴルフボールを大きく、軟らかくし、扱い易くしたビックゴルフ(別名 カントリーゴルフ)に使用するクラブを一本で済むようにクラブの形状・構造を
1.ヘッド部分をドライバー型、アイアン型、サンドウェツジ、パターの4組を交換できる形状・構造とする。
飛距離を出すための質量感あるヘッド ドライバー
確実な方向性を捉えるヘッド アイアン
サンドから確実に打上げるヘッド サンドウェツジ
グリーン上を正確に転がすヘッド パター
2.ロフト角の変換構造
シャフトの根元部の断面を六角型とし、ここに任意のロフト角変換板を取り付けるこ とでロフト角が固定でき、同時にヘッドの回転を防止しすることもできるロフト角変換 の形状・構造
3.ヘッド底板の水平確保構造
ロフト角の変換に対応して、ヘッドの底板が水平を保持できるように、ロフト角に応 じた水平確保板を差込むことで水平を確保できるヘッド底板の水平確保の形状・構造
4.シャフト長さの伸縮構造
シャフトの握りの部分をネジ構造の二重構造とし、回転させることでシャフト長さを 伸縮させ、ネジが噛み合うことで飛び出しを防止できる形状・構造
という四つの特徴を持つ形状・構造を有することで、ヘッドの交換、ロフト角の変換、底板の水平確保、シャフト長さの伸縮、の組合せを任意にセットすることで多種類のクラブを持つと同じことになり、このような形状・構造を特徴としたクラブ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011004775U JP3175452U (ja) | 2011-07-28 | 2011-07-28 | ビックゴルフのクラブを一本にするヘッドとシャフト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011004775U JP3175452U (ja) | 2011-07-28 | 2011-07-28 | ビックゴルフのクラブを一本にするヘッドとシャフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3175452U true JP3175452U (ja) | 2012-05-17 |
Family
ID=48002494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011004775U Expired - Fee Related JP3175452U (ja) | 2011-07-28 | 2011-07-28 | ビックゴルフのクラブを一本にするヘッドとシャフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3175452U (ja) |
-
2011
- 2011-07-28 JP JP2011004775U patent/JP3175452U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6959971B2 (ja) | 取外し可能なフェースおよび/または内部支持構造を有するゴルフクラブヘッドまたは他のボール打撃デバイス | |
US9272193B1 (en) | Golf putter | |
US7988566B2 (en) | Soft golf club head | |
US8435135B2 (en) | Golf club head or other ball striking device having removable or interchangeable body member | |
CN102215918B (zh) | 用于高尔夫球杆头和杆身的可释放连接 | |
US7708658B2 (en) | Rotational and retractable golf putting device | |
US7338394B2 (en) | Golf tee | |
US20100267496A1 (en) | Basketball shooting training device | |
US20070293341A1 (en) | Golf club | |
US20140106908A1 (en) | Ball tossing game and methods of play | |
KR100921857B1 (ko) | 사면을 이용한 골프퍼터 | |
US6190272B1 (en) | Soccer-golf | |
JP3175452U (ja) | ビックゴルフのクラブを一本にするヘッドとシャフト | |
KR101425049B1 (ko) | 타구방향정렬 기능을 갖는 골프 퍼터 | |
KR100742186B1 (ko) | 골프용 퍼터 | |
US20200246669A1 (en) | Golf tee | |
US20130090182A1 (en) | Golf club head or other ball striking device with adjustable weighting | |
US6645084B1 (en) | Golf club with attached training wheel | |
TWM555237U (zh) | 高爾夫球桿的桿頭 | |
JP3213044U (ja) | スナックゴルフのクラブを一本とするヘッドとシャフト | |
KR101027652B1 (ko) | 연습용 골프클럽 | |
US11577136B2 (en) | Sports training device, system, and method of use | |
CN104117195A (zh) | 一种多功能高尔夫挥杆体验及练习装置 | |
KR200401467Y1 (ko) | 골프용 퍼터 | |
WO2017125792A1 (en) | An improved tee for ball sports |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120215 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150418 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |