JP3174567U - 多角錐形配列立体ネット - Google Patents

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Abstract

【課題】水、空気の濾過に適し、各種斜面形状の土壌での使用に適し、土壌中に設置する形で水と土の保全の土木工事に使用される多角錐形配列立体ネットを提供する。
【解決手段】縦繊維10と横繊維20で編んで形成する網状体30を備え、前記網状体30の表面、裏面にそれぞれ複数個が配列する多面錐形網状ノッチ40を有し、各多面錐形網状ノッチ40の内径を底部から開口部に向かって徐々に拡大した状態を呈し、前記網状ノッチ40の内壁に4つの単繊維部42と4つの交織部43を交互に配置し、向かい合う1組の単繊維部42はそれぞれ複数本の前記縦繊維を前記網状ノッチ40の奥の頂点部から底辺部まで並べて形成し、もう1組の単繊維部はそれぞれ複数本の横繊維を前記網状ノッチ40の奥の頂点部から底辺部まで並べて形成し、各交織部はそれぞれ複数本の縦繊維と複数本の横繊維を織って形成し、4つの交織部が前記網状ノッチ40の底部で集まる。
【選択図】図1

Description

本考案は多角錐形配列立体ネットに係り、特に水中または空気中の不純物の濾過、あるいは土木・植生工事に用いられる網状体の構造に関する。
一般に知られている水または空気用の濾過ネットには、不織布濾過ネットと編織濾過ネットがある。不織布濾過ネットは多くの層を重ねて構成されており、圧力差が高く、構造強度が不足し、損壊しやすく、また、濾過物質の環境によってはリサイクル利用できない。現在知られている通常のニットの濾過ネットは、圧力差が小さいという特性があるが、繊維を簡単に編んだ構造であることから構造強度がやはり不足し、受圧面積が小さく、単位面積当たりにかかる力が相対的に極めて大きくなるために損壊しやすく、また、粒子捕集性能が低い。したがって改良する必要に迫られている。
そのうえ、土壌は雨水に浸食されて流失しやすく、このような状況の発生を防ぐために、いわゆる植生ネットが機運に応じて登場した。植生ネットは、法面、植物植生等に関わる環境の保護育成工事など、主として水と土壌の保全に利用され、それにより土壌の直接的な雨水浸食による流失を防ぎ、水を浸透させ、土壌の養分を保持する。現在、研究或いは開発された周知の植生ネットは、特許文献1乃至特許文献6等に開示されている先行技術など多数ある。そのうち、特許文献1乃至特許文献3等は、主にサンドウイッチ式の網状マット構造で、上下のネット層の間に密集したヤシ繊維、不織布または綿状物質で構成される繊維層を設けて網状マットに十分な厚みと緩衝作用を持たせ、これにより雨水による土壌浸食を阻止し、水と土の保全と緑化植生の効果を発揮させる。しかしながら、サンドウイッチマット自体は土壌を収容するための有効な空間を持たず、主としてその大きくした厚みで土壌流失を防止するものであることから、厚みが大きく、空隙が小さいことにより、植物の根部の依り付きや生長に不利であり、また、上下の土壌の間に大きな隔たりができ、著しい断層現象が生じるおそれがある。
特許文献4は、複数の層を重ね置いた格子状ネットを加熱溶融して一体化させたものであり、そのうちの一層の格子状ネットが凹凸の起伏のある、または波形を並べた立体構造になっている。立体波形構造を保持するために、プラスチックなどの比較的硬い素材を選んで製造されていることから、やや弾性に欠け、巻き取って運ぶのに不便である。特許文献5は、上層織物、下層織物、および上下層の織物間に位置する立体格子からなる立体格子式植生ネットである。当該上層・下層織物は2本以上の縦向きループと横向きループが連続的に上下に交差して織られた層が立体格子構造を呈する多数の網目のセルを有する。しかしながら、該先行技術は格子構造であり、周囲のフレームとなるだけで、上下の土壌層の水と土の保全のための覆いとはならず、底部の土壌は依然下方から流失するとみられ、効果は明らかでない。特許文献6は、ループ状繊維による網状立体植生マット構造で、線材を加工して上下層の交差した2つのループをはめ合わせて織って立体構造にしているが、該先行技術の構造は緩く、構造強度が不足し、水と土の保全効果が明らかでない。
上述の各種の周知技術をまとめてみると、おおむね次のような欠点が挙げられる。構造が緩く、強度が不足していて、損壊しやすい。さらには、土壌の効果的な保持、良好な排水性、通気性等の作用を兼ね備えていない。
上述の周知の水、空気の濾過ネットおよび植生ネットに表れた欠点を踏まえ、本考案者は積極的に努力を重ねて研究し、試験と試作を繰返し、ついに本考案の成果を生み出した。
台湾特許公告第484629号公報 台湾特許公告第576452号公報 台湾特許公告第M287042号公報 台湾特許公告第M249977号公報 台湾特許公告第M410754号公報 台湾特許公告第M406349号公報
そこで、本考案の第一目的は、構造強度が高く、変形や損壊が起こりにくく、巻き取って運びやすく、水、空気の濾過に適し、各種斜面形状の土壌での使用に適し、土壌中に設置する形で水と土の保全の土木工事に使用される多角錐形配列立体ネットを提供することである。
また、本考案の第二目的は、構造強度を大幅に高めた多角錐形立体ネットを提供することである。
さらに、本考案の第三目的は、粒子捕集の累積効果を高めた多角錐形立体ネットを提供することである。
上記の第一目的を達成するための技術的手段は、縦繊維と横繊維で編織して形成した網状体であり、網状体の表面、裏面にそれぞれ複数個を配列した多面錐形網状ノッチを有し、それぞれの多面錐形網状ノッチの内径を底部から開口部に向かって徐々に拡大している。
上記の第二目的を達成するための技術的手段は、この多面錐形のノッチを八面錐形網状のノッチにすることであり、各錐形網状ノッチの内壁は順序通りに4つの単繊維部と4つの交織部を交差させ、4つの単繊維部が2つずつ向かい合うようにし、向かい合う1組の単繊維部はそれぞれ複数本の縦繊維を網状ノッチノッチの奥の頂点部から底辺部まで並べて形成し、もう1組の単繊維部はそれぞれ複数本の横繊維を網状ノッチの奥の頂点部から底辺部まで並べて形成する。各交織部は隣り合う2つの単繊維部の間に置き、それぞれ複数本の縦繊維と複数本の横繊維を織って形成する。
上記の第三目的を達成するための技術的手段は、縦繊維と横繊維で編織して作る網状体であり、網状体の表面、裏面にそれぞれ複数個を配列した多面錐形網状ノッチを有し、網状ノッチの内側を複数本の細い繊維で端から端まで跨接交織する。細い繊維の径は縦繊維と横繊維よりも小さい。
本考案の多角錐形立体ネットは、構造強度が高く、変形や損壊が起こりにくく、巻き取って運びやすく、水、空気の濾過に適し、各種斜面形状の土壌での使用に適し、土壌中に設置する形で水と土の保全の土木工事に使用されると共に、粒子捕集の累積効果を高めることができるという効果を奏する。
本考案に係る多角錐形立体ネットの全体斜視図である。 本考案の一つの八面錐形網状ノッチの説明図である。 本考案に係る網状体の実施例1の局部立体図である。 本考案に係る網状体の実施例1の局部平面図である。 本考案に係る網状体の実施例2の局部立体図である。 複数本の縦繊維又は横繊維を三角形のこぎり歯形の波状を描くように並べて配置した状態の説明図である。 複数本の縦繊維又は横繊維を梯子形のこぎり歯形の波状を描くように並べて配置した状態の説明図である。 本考案の局部断面図である。 水または空気の濾過に適する本考案の局部断面の説明図である。 水と土の保全に適する本考案の局部断面の説明図である。 本考案の網状体を土壌中に設置して水と土の保全に利用される説明図である。 本考案の網状体を土壌中に設置して水と土の保全に利用される説明図である。 多面錐形網状ノッチの内側に細い繊維を付加した状態の説明図である。 本考案の網状体の実施例1の実物の部分写真である。 本考案の網状体の実施例2の実物の部分写真である。
<本考案により第一目的を達成した具体的な実施例>
本考案の第一目的を達成し、構造強度を高めた具体的な一実施例については、図1、図3乃至図5を参照。本考案の多角錐形配列立体ネットは、縦繊維10と横繊維20を編んで形成され、網状体30の構造となっており、網状体30は水または空気の濾過が可能で、土壌中に設置すると(図10乃至図12を参照)水と土の保全に利用でき、養分を含む土壌を留めおいて植物の生長を促す。
縦繊維10と横繊維20は単繊維でも複数本の繊維を撚り合わせた繊維でもよく、本考案で良好であった実施例は、縦繊維10と横繊維20の径が5000デニール〜100000デニール(0.5mm〜10mm)で、編んだ網状体が単繊維織物(織物厚さ0.5mm〜100mm)である。
その編織パターンは、網状体30の表裏両面にそれぞれ複数個を配列した多面錐形網状ノッチ40を有し、各多面錐形網状ノッチ40の内径が底部から開口部まで徐々に拡大する形にする。多面錐形網状ノッチ40が隣どうし緊密に結びつき、かつ、表裏両面の多面錐形網状ノッチ40が緊密に交差し、構造強度が高いハニカム構造を形成することにより、構造強度が効果的に高まる。
また、本考案の網状体30の土壌収容量を高めるための本考案の一実施例では、多面錐形網状ノッチ40の最大深度と最大幅の比の値は0.3以上である。さらに、織物構造によりひだ折り濾過の効果が生まれ、濾過面積を増やすことができる。以上により、深層濾過、低圧損、高濾過の効果が実現される。
<本考案により第二目的を達成した具体的な実施例>
本考案の第二目的を達成するために、図1、図3乃至図5に示すように、網状ノッチの底部に比較的密な面状交織構造を形成し、構造強度および水と土の保全効果を高めると同時に、濾過速度を上げ、大小不均一な織り密度で本創作品の多角錐形配列立体ネットを形成している。
その具体的な一実施例は、縦繊維10と横繊維20で編んで形成する網状体30の構造をしており、編織パターンは、複数本の縦繊維10を三角のこぎり歯形の波状(組合せは図6を参照)または梯子形のこぎり歯形の波状(組合せは図7を参照)を描くように並べて配置し、複数本の横繊維20も三角のこぎり歯形波状(組合せは図6を参照)または梯子形のこぎり歯形の波状(組合せは図7を参照)を描くように並べて配置し、縦繊維10と横繊維20を互いに垂直に、かつ波の高さをそろえて置き、重なった部分で交差させて織り、両者の波の凹部が多面錐形網状ノッチ40になるようにする。
本実施例では、多面錐形網状ノッチ40を八面錐形網状ノッチ41(組合せは図2のモデルを参照)にすることで、受圧面積を大きくして圧力を下げるのみならず、耐久性を高めるとともに粒子累積の速度と効率を高めることができた(組合せは図9を参照)。この各八面錐形網状ノッチ41の内壁は交互に交差し並ぶ4つの単繊維部42と4つの交織部43からなり、単繊維部42は2面ずつ向かい合い、向かい合う単繊維部42はそれぞれ複数本の縦繊維10を八面錐形網状ノッチ41の奥の頂点部から底辺部まで並べて形成し、もう1組の単繊維部42はそれぞれ複数本の横繊維20を八面錐形網状ノッチ41の奥の頂点部から底辺部まで並べて形成する。各交織部43は隣り合う2つの単繊維部42の間に位置し、それぞれ複数本の縦繊維10と複数本の横繊維20を交織して形成する。そのうち、2組の交織部43は八面錐形網状ノッチ41の中心線を軸として対称で、2組の単繊維部42は八面錐形網状ノッチ41の中心線を軸として対称である。また、表面または裏面の隣り合う2つの多面錐形網状ノッチ40は縦繊維10または横繊維20で隣接する。
図3と図4および図14は、本考案により構造強度を高めた具体的な一実施例を示しており、交織部43の各縦繊維10を少なくとも3本の連続して隣り合った横繊維20と1本ずつ順に上下に交差させる方式で織って接触させ(図示した例では、交織部43は少なくとも7列の交織点を有し、1列につき3個の直線上に並ぶ交織点を有する)、各横繊維20も少なくとも3本の連続して隣り合った縦繊維10と1本ずつ順に上下に交差させる方式で織って接触させている(図示した例では、交織部43は少なくとも7列の交織点を有し、1列につき3個の直線上に並ぶ交織点を有する)。また、交織部43の最大幅と繊維の径の比の値は4より小さい。この具体的な実施例および本考案の別の比較的良好な実施例に基づく、八面錐形網状ノッチノッチ41の最大深度と2組の短繊維42の最大幅との比の値は、0.3以上である(最も良いのは0.5以上)。
図5および図15は、本考案により構造強度を高めた具体的な一実施例を示しており、交織部43の各縦繊維10を少なくとも5本の連続して隣り合った横繊維20と1本ずつ順に上下に交差させる方式で織って接触させ(図示した例では、交織部43は少なくとも7列の交織点を有し、1列につき5個の直線上に並ぶ交織点を有する)、各横繊維20も少なくとも5本の連続して隣り合った縦繊維10と1本ずつ順に上下に交差させる方式で織って接触させている(図示した例では、交織部43は少なくとも7列の交織点を有し、1列につき5個の直線上に並ぶ交織点を有する)。
<本考案のその他の実施例>
良好な構造強度、高土壌容量を備え、雨水の透過性および空気や温度等の調整力を向上させるために、本考案の多角錐形配列立体ネットの一実施例では、図1、3、4および8に示すように、縦繊維10と横繊維20で編んで形成する網状体30の構造にし、編織パターンは、複数本の縦繊維10を三角のこぎり歯形波状(組合せは図6を参照)または梯子形のこぎり歯形波状(組合せは図7を参照)を描くように並べて配置し、複数本の横繊維20も三角のこぎり歯形波状(組合せは図6を参照)または梯子形のこぎり歯形波状(組合せは図7を参照)を描くように並べて配置し、縦繊維10と横繊維20を互いに垂直に、かつ波の高さをそろえて置き、重なった部分で交差させて織り、両者の波の凹部が多面錐形網状ノッチ40になるようにする。
本実施例では、網状体30の表面の1つの八面錐形網状ノッチ41の両隣の交織部43が、その裏面の両隣の八面錐形網状ノッチ41の交織部43を共有しており、また、その表面の両隣の八面錐形網状ノッチ41の短繊維部42およびその裏面の対応する両隣の八面錐形網状ノッチ41の短繊維部42とで囲まれた空隙44ができている。
良好な構造強度を備え、雨水透過性と粒子捕集累積効果を向上させるための多角錐形配列立体ネットとして、本考案の多角錐形配列立体ネットの具体的な一実施例を図13に示す。これは縦繊維10と横繊維20で織って形成する網状体30であり、網状体30の両面にそれぞれ多面錐形網状ノッチ41を複数個配列し、多面錐形網状ノッチ41の内側を複数本の細い繊維45で端から端まで跨接交織する。細い繊維45の径は繊維10と横繊維20より小さい。これにより毛細管現象が生じて不織布と同様の効果が備わり、初期濾過効率が高まる。
10:縦繊維
20:横繊維
30:網状体
40:多面錐形網状ノッチ
41:八面錐形網状ノッチ
42:単繊維部
43:交織部
44:空隙
45:細い繊維

Claims (10)

  1. 縦繊維と横繊維で編んで形成する網状体を備える多角錐形配列立体ネットであって、
    前記網状体の表面、裏面にそれぞれ複数個が配列する多面錐形網状ノッチを有し、各多面錐形網状ノッチの内径を底部から開口部に向かって徐々に拡大した状態を呈することを特徴とする多角錐形配列立体ネット。
  2. 前記多面錐形網状ノッチは八面錐形網状ノッチで、前記八面錐形網状ノッチの内壁に4つの単繊維部と4つの交織部を交互に配置し、向かい合う1組の単繊維部はそれぞれ複数本の前記縦繊維を前記八面錐形網状ノッチの奥の頂点部から底辺部まで並べて形成し、もう1組の単繊維部はそれぞれ複数本の横繊維を前記八面錐形網状ノッチの奥の頂点部から底辺部まで並べて形成し、各交織部はそれぞれ複数本の縦繊維と複数本の横繊維を織って形成し、4つの交織部が前記八面錐形網状ノッチの底部で集まることを特徴とする、請求項1に記載の多角錐形配列立体ネット。
  3. 前記交織部の各縦繊維を少なくとも3本の連続して隣り合う前記横繊維と交織接触し、かつ、各横繊維を少なくとも3本の連続して隣り合う前記縦繊維と交織し接触することを特徴とする、請求項2に記載の多角錐形配列立体ネット。
  4. 縦繊維と横繊維で編んで形成する網状体を備える多角錐形配列立体ネットであって、
    前記網状体の表面、裏面にそれぞれ複数個が配列する多面錐形網状ノッチを有し、各多面錐形網状ノッチの開口部は広がっており、この多面錐形網状ノッチは八面錐形網状ノッチであり、この八面錐形網状ノッチの内壁に4つの単繊維部と4つの交織部を交互に配置し、向かい合う1組の単繊維部はそれぞれ複数本の縦繊維を八面錐形網状ノッチの奥の頂点部から底辺部まで並べて形成し、もう1組の単繊維部はそれぞれ複数本の横繊維を八面錐形網状ノッチの奥の頂点部から底辺部まで並べて形成し、各交織部はそれぞれ複数本の前記縦繊維と複数本の前記横繊維を織って形成し、4つの交織部が八面錐形網状ノッチの底部で集まり、かつ、交織部の各縦繊維を少なくとも3本の連続して隣り合う前記横繊維と交織接触し、各横繊維を少なくとも3本の連続して隣り合う前記縦繊維と交織接触することを特徴とする多角錐形配列立体ネット。
  5. 前記交織部の各縦繊維を少なくとも5本の連続して隣り合う横繊維と交織接触し、かつ各横繊維を少なくとも5本の連続して隣り合う縦繊維と交織接触することを特徴とする、請求項4に記載の多角錐形配列立体ネット。
  6. 縦繊維と横繊維で編んで形成する網状体を備える多角錐形配列立体ネットであって、
    前記網状体の表面、裏面にそれぞれ複数個が配列する多面錐形網状ノッチを有し、各該多面錐形網状ノッチの開口部は広がっており、複数本の縦繊維を波形状に並べて配置し、複数本の横繊維を波形状に並べて配置し、多面錐形網状ノッチは八面錐形網状ノッチであり、前記八面錐形網状ノッチの内壁に4つの単繊維部と4つの交織部を交互に配置し、向かい合う1組の単繊維部はそれぞれ複数本の縦繊維を八面錐形網状ノッチの奥の頂点部から底辺部まで並べて形成し、もう1組の単繊維部はそれぞれ複数本の横繊維を八面錐形網状ノッチの奥の頂点部から底辺部まで並べて形成し、各交織部はそれぞれ複数本の前記縦繊維と複数本の前記横繊維を織って形成し、4つの交織部が八面錐形網状ノッチの底部で集まり、かつ、交織部の各縦繊維を少なくとも5本の連続して隣り合う前記横繊維と交織接触し、各横繊維を少なくとも5本の連続して隣り合う前記縦繊維と交織接触することを特徴とする多角錐形配列立体ネット。
  7. 多面錐形網状ノッチの内側を複数本の細い繊維で跨接交織し、この細い繊維の径は縦繊維および横繊維より小さいことを特徴とする、請求項1、4、又は6の何れか1項に記載の多角錐形配列立体ネット。
  8. 縦繊維と横繊維で編んで形成する網状体を備える多角錐形配列立体ネットであって、
    前記網状体の表面、裏面にそれぞれ複数個が配列する多面錐形網状ノッチを有し、各該多面錐形網状ノッチの開口部は広がっており、複数本の縦繊維を波形状に並べて配置し、複数本の横繊維を波形状に並べて配置し、多面錐形網状ノッチは八面錐形網状ノッチであり、この八面錐形網状ノッチの内壁に4つの単繊維部と4つの交織部を交互に配置し、向かい合う1組の単繊維部はそれぞれ複数本の縦繊維を八面錐形網状ノッチの奥の頂点部から底辺部まで並べて形成し、もう1組の単繊維部はそれぞれ複数本の横繊維を八面錐形網状ノッチの奥の頂点部から底辺部まで並べて形成し、各交織部はそれぞれ複数本の前記縦繊維と複数本の前記横繊維を織って形成し、4つの交織部が網状ノッチの底部で集まり、かつ、交織部の各縦繊維を少なくとも3本の連続して隣り合う横繊維と交織接触し、各横繊維を少なくとも3本の連続して隣り合う縦繊維と交織接触し、八面錐形網状ノッチの内側を複数本の細い繊維で跨接交織し、この細い繊維の径は縦繊維および横繊維より小さいことを特徴とする多角錐形配列立体ネット。
  9. 縦繊維と横繊維で編んで形成する網状体を備える多角錐形配列立体ネットであって、
    前記網状体の表面、裏面にそれぞれ複数個が配列する多面錐形網状ノッチを有し、各該多面錐形網状ノッチの開口部は広がっており、複数本の縦繊維を波形状に並べて配置し、複数本の横繊維を波形状に並べて配置し、多面錐形網状ノッチは八面錐形網状ノッチであり、この八面錐形網状ノッチの内壁に4つの単繊維部と4つの交織部を交互に配置し、向かい合う1組の単繊維部はそれぞれ複数本の縦繊維を八面錐形網状ノッチの奥の頂点部から底辺部まで並べて形成し、もう1組の単繊維部はそれぞれ複数本の横繊維を八面錐形網状ノッチの奥の頂点部から底辺部まで並べて形成し、各交織部はそれぞれ複数本の前記縦繊維と複数本の前記横繊維を織って形成し、4つの交織部が八面錐形網状ノッチの底部で集まり、かつ、交織部の各縦繊維を少なくとも5本の連続して隣り合う横繊維と交織接触し、各横繊維を少なくとも5本の連続して隣り合う縦繊維と交織接触し、八面錐形網状ノッチの内側を複数本の細い繊維で跨接交織し、この細い繊維の径は縦繊維および横繊維より小さいことを特徴とする多角錐形配列立体ネット。
  10. 前記網状体の表面の1つの八面錐形網状ノッチの両隣の交織部がその裏面の両隣の八面錐形網状ノッチの交織部を共有しており、さらに、表面の両隣の八面錐形網状ノッチの単繊維部および裏面の対応する両隣の八面錐形網状ノッチの単繊維部とで囲まれた空隙を形成することを特徴とする、請求項2、4、6、8、又は9の何れか1項に記載の多角錐形配列立体ネット。
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