JP3174280B2 - 自然発生アポe欠損高脂血症マウス - Google Patents
自然発生アポe欠損高脂血症マウスInfo
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Description
脳疾患など重篤な疾患の原因となることが明らかにされ
てきている。ヒトの高脂血症と同じまたは類似の病態を
発生させるモデル動物が存在するならば、高脂血症の発
症機序の解明、治療薬の開発にあたり、その寄与は大き
なものが期待される。
Lレセプターを欠損したWHHLウサギが知られている
(Watanabe,Y., 1980, Athrosclerosis,36:261-268)。
このウサギは、ヒトの家族性高コレステロール血症の格
好のモデルとなり、脂質代謝機構の解明に大きな役割を
果たしてきた。
質代謝関連の遺伝子を導入したトランスジェニックマウ
ス、遺伝子を破壊したノックアウトマウスなどが作出さ
れており、例えばアポEのノックアウトマウスも作出さ
れている(Piedrahita, J. A. et al. 1992, PNAS. 89,
4471-4475. および Zang, S. H. et al., 1992, Scie
nce 258, 468-471)。
提供されれば、ノックアウトマウスとの交配実験も可能
であり、高脂血症の原因解明の有用な情報源となると思
われるが、自然発生の高脂血症マウスの提供は依然なさ
れていない。
するマウスの作出に成功した。本発明はかかる知見に基
づくものである。
マウスの提供をその目的としている。
遺伝形質を有する自然発生高脂血症マウスである。 (a) 体の一部に脱毛および皮膚肥厚が認められ、ヒト
の黄色腫様を呈する。大動脈起始部に粥状硬化を認め
る。 (b) 静置血清は白濁し、血清コレステロール値は生下
時より極めて高い値を示し、3週齢では少なくとも1,
500mg/dl を示す。 (c) アポEタンパク質およびアポEmRNAは認めら
れない。 (d) 正常マウスには認められないIDL(中間比重リ
ポタンパク)が認められる。正常マウスと比較して、V
LDL(超低比重リポタンパク)の著しい増加と、HD
L(高比重リポタンパク)の著しい減少が認められる。
がんセンター研究所実験動物学研究室、埼玉県北足立郡
伊奈町大字小室818において継代維持されている。こ
の動物は、要求があれば、特許法施行規則第27条の3
の規定に準じて、出願人より提供される。
福島県郡山市で捕獲した日本産野生マウス(Mus muscul
us molossinus )に由来し、毛色は野生色(アグーチ)
である。このマウスを本発明者は、APOE Japan Mouseと
命名し、略称はAPOEJ マウスとした。また、遺伝子記号
をApoesm1stm とする。
2ケ月齢より腹部被毛の異常および眼瞼周囲と耳介後部
の脱毛が認められ、上肢前腕部の肥厚は顕著になる(図
1参照)。これらはヒトの高脂血症に観察される黄色腫
様である。ヒトではアキレス腱部位の肥厚が観察される
が、このマウスでは後肢アキレス腱部位の肥厚は軽微で
ある。
物を有する粥状硬化を認める。病変部皮膚では、真皮が
泡沫状となり、大型の空胞とマクロファージによって占
められ、著しく肥厚している。一部にはコレステロール
の針状結晶構造物を有するマクロフアージの集塊と多核
巨細胞を認める。また、剖検では大腸漿膜に針頭大の白
斑部が認められ、リンパ節様組織を呈する。
る。血清上層のクリーム層(カイロミクロン)は認めら
れない。
高値を示し、3週齢では1,500から1,900mg/
dl、4〜7ケ月齢では600から900mg/dl、9〜1
2ケ月齢では再び上昇して900から1,900mg/dl
を示す。
食時において90から140mg/dlを示す。
リルアミドゲルディスク電気泳動によれば、正常マウス
には認められないIDL(中間比重リポタンパク)が出
現する。また、正常マウスと比較してVLDL(超低比
重リポタンパク)の著しい増加とHDL(高比重リポタ
ンパク)の減少が観察される。LDL(低比重リポタン
パク)は本発明によるマウスおよび正常マウスにもほと
んど認められなかった。
ィングにより、アポEバンドは全く検出されない。ただ
し、正常マウスでは1本のアポEバンドが認められ、本
発明によるマウスと正常マウスとの交配F1マウスで
は、正常マウスのアポEバンドと同一の位置にほぼ半量
のアポEバンドが認められる。
行うと、アポEのmRNAの発現は認められない。ただ
し、正常マウスでは1本のmRNAバンドが認められ、
本発明によるマウスと正常マウスとの交配F1マウスで
は正常マウスのmRNAバンドと同一の位置にほぼ半量
のmRNAバンドが認められる。このことは、アポEの
DNAの欠損を示唆するものである。
すでにLusis, A. J.,et al (1987) J. Biol. Chem. 26
2: 7594-7604. によって明らかにされている。本発明に
よるマウスの交配実験によれば、高脂血症は常染色体劣
性遺伝様式によって発症し、単純なメンデル遺伝に従っ
た。すなわち、本発明によるマウスの本高脂血症は、ア
ポE遺伝子欠損のホモ接合個体によって発症する。一
方、ヘテロ接合個体の外観は正常であり、コレステロー
ル値および血清リポタンパク像も正常であった。
く、また重度になる傾向が強い。とくに雌では胸部の皮
膚肥厚が著しく、乳腺の腺房細胞は脂肪細胞に置換さ
れ、5対の乳頭のうち胸部の3対が泌乳不能になる傾向
が強い。したがって、継代維持はヘテロ接合雌個体とホ
モ接合個体の交配によって行う。この交配によって得ら
れる子のうち高脂血症の発症個体は雌雄共にすべてホモ
接合個体であり、外観上正常の個体は雌雄共にすべてヘ
テロ接合個体である。よって、次代を得るには同様にヘ
テロ接合雌個体とホモ接合雄個体による交配を行う。
4〜6週齢、すなわち交配時期までに前肢上腕の皮膚肥
厚の有無によって容易に行える。
値を示し、血清は白濁するので、微量の採血により、早
期にホモ個体を判定することも可能である。
よびホモ接合個体の胎児、新生児を得たい場合には、雌
雄ともホモ接合個体を交配に用いる。雌は胸部の皮膚異
常によって哺育不能になる傾向があるので、4〜5週齢
の早期にペアをつくり、初産時期を早くさせ哺育中も雄
を同居させることで、2〜3産が可能であり、多くの個
体が得られる。
型飼料(例えば、日本クレア製、CE−2)を与える。
ケージ交換は週1回程度行う。野生由来マウスであるた
めに、俊敏であり、ジヤンプ力も強いので、逃亡防止の
ためにケージ交換には注意を要する。水は給水瓶で与え
る。ケージ内に400ml程度の紙コップ(例えば尿検査
用)を横に入れてやることにより営巣し、繁殖性がよく
なる。SPF環境での飼育が原則であるが、センダイウ
イルス(HVJ)などの感染症には弱いので注意が必要
である。
点 本発明によるマウスと、アポEノックアウトマウスとの
種々の項目につき相違点は、次の第1表に示される通り
である。
る。ノザンブロッティングの結果から、いずれのマウス
もアポEを欠損するにも関わらず、アポEノックアウト
マウスはコレステロール値が500mg/dlであるの
に対して本発明によるマウスは1,800mg/dlを
越える。この値の差は、黄色腫様皮膚病変および粥状動
脈硬化の程度に反映している。すなわち、両者はアポE
の欠損という点で遺伝子型は共通であるが表現型として
のコレステロール値や黄色腫などの症状が大きく異な
る。このことは、アポEノックアウトマウスの遺伝的背
景がラボラトリーマウスC57BL/6J(Mus muscul
us domesticus )であり、本発明によるマウスが日本産
野生マウス由来(Mus musculus molossinus )であるこ
とと関係していると考えられる。高脂血症の発症には個
人差および人種差が存在する事が知られており、この様
な差異を考察するためのモデルとしても有用であると考
えられる。ちなみに、本発明によるマウスおよびアポE
ノックアウトマウスは、高脂肪食を負荷するとコレステ
ロール値はいずれのマウスも2,000mg/dlを越
える。
L、HDLなどのリポタンパクの構成アポリポタンパク
として存在し、血清脂質を輸送し、LDLレセプター
や、VLDLレセプターを通じて脂質の細胞内への取り
込みを行っている。アポEの欠損症は、ヒトのIII 型高
脂血症を呈するが、世界でも8例が報告されているに過
ぎないまれな疾患であり、同様のIII 型高脂血症の頻度
は我国では0.004%である。アポE2ホモ個体は約
1〜3%であり、その5%のヒトはIII 型高脂血症を発
症する。
と動脈硬化の原因および脂質代謝の機序の解明、血清脂
質降下剤の開発、栄養学研究などの分野において、疾患
モデル動物としての利用が期待される。
EノックアウトマウスとアポEの欠損という点において
共通であっても、コレステロール値、黄色腫などの症状
において大きく相違することから、本発明によるマウス
には、アポE以外の脂質代謝関連の原因遺伝子の存在が
予測される。また、本発明によるマウスは、遺伝的背景
という点においてアポEノックアウトマウスのような従
来のラボラトリーマウス(ほとんどがC57BL/6マ
ウスから作出される)とは大きく相違することから、従
来のラボラトリーマウスには見い出されない表現形質が
存在すると予測される。更に、アポEは、他のアポリポ
タンパクとは異なり肝臓のみならず脳でも産生され、神
経の維持、再生、修復に関係すると考えられており、最
近アルツハイマー病との関係が見出されている。従っ
て、本発明によるマウスは未知の原因遺伝子を探索する
ためのモデルとして多方面での利用が期待される。
近交系ラボラトリーマウス(Mus musculus domesticus
)のほとんどは、ヨーロッパの野生マウスを起源とし
ており、これらの近交系間の遺伝子多型率は約50%で
ある。一方、日本産野生マウス(Mus musculus molossi
nus )は、ヨーロッパの野生マウスとおよそ100万年
の遺伝的隔たりがあり2亜系間の多型率は約80%であ
り、亜系間交配による繁殖も容易である。従って、疾患
モデル動物を用いた遺伝子マッピングやポジショナルク
ローニングなどの解析において日本産野生マウス由来で
ある本発明によるマウスは貴重な遺伝子資源であるとい
える。
島県郡山市で採取した1匹の雄マウスと翌1989年に
採取した1匹の雌マウスに由来する。同年この雌雄を交
配し以後、兄妹交配によって近交系化を開始した。19
92年にF4代にてSPF化(特定の病原微生物に感染
していない状態)を行った。
1994年、F4代の1雌個体に被毛の異常を発見し
た。異常は腹部を横断する立毛による特徴的な毛並みと
乳頭周囲の脱毛であった(図2)。このマウスについて
検索を行うと同時に、この異常が遺伝的疾患であること
を想定して、両親および同腹の兄妹の交配実験によって
本高脂血症マウス系を分離、継代を行い、本発明による
マウスを得た。現在、近交系化の途上であり、世代数は
F4+F4(SPF化以降)+F6(突然変異以降)で
ある。
ィスク電気泳動法(リポタンパク検出キット、リポフォ
ー(登録商標)、株式会社常光製)を用いて行った。デ
ィスクゲル電気泳動は、10%アクリルアミドの分離用
ゲルに脂質染色液ズダンブラックと検体を含んだ濃縮ゲ
ルを重層し、トリス−ホウ酸緩衝液を用い、90Vの定
電圧で約30分泳動した。泳動終了後ただちに写真を撮
って記録した。
なわち、正常マウスと比較してVLDL(超低比重リポ
タンパク)の著しい増加とHDL(高比重リポタンパ
ク)の減少が観察され正常マウスには認められないID
L(中間比重リポタンパク)が確認された。LDL(低
比重リポタンパク)は本発明によるマウスおよび正常マ
ウスにもほとんど認められなかった。ちなみにLDLレ
セプターノックアウトマウスではLDLが認められた。
と抗ヒトアポE血清、ALP標識抗体を用いたイムノブ
ロット(フェノタイピングアポE判定キット(登録商
標)、株式会社常光製)によって行った。検体を3Mの
尿素、pH4.5〜8.0の5%アクリルアミド等電点
ゲル電気泳動によって分離し、泳動後タンパクをニトリ
セルロール膜に転写し、ブロッキングしたのち、第1抗
体反応、第2抗体反応、発色操作を行って検出した。
た。すなわち、本発明によるマウスにおいて、アポEバ
ンドは全く検出されなかった。ただし、正常マウスでは
1本のアポEバンドが認められ、本発明によるマウスと
正常マウスとの交配F1マウスでは、正常マウスのアポ
Eバンドと同一の位置にほぼ半量のアポEバンドが認め
られた。また、アポEノックアウトマウスのアポEバン
ドも全く検出されなかった。
ホルムアルデヒド−アガロ−スゲルで電気泳動し、アポ
EのcDNAをプローブに用いてノザンブロットを行っ
た。
た。すなわち、本発明によるマウスにおいて、アポEの
mRNAは全く発現していなかった。一方、正常マウス
では1本のmRNAバンドが、本発明によるマウスと正
常マウスとの交配F1マウスでは正常マウスのmRNA
バンドと同一の位置にほぼ半量のmRNAバンドを認め
た。また、アポEノックアウトマウスのmRNAも全く
発現していなかった。
ス(7ヶ月齢雌)の写真(生物の形態の写真)である。
眼瞼および耳介周囲の脱毛、前肢の皮膚肥厚が認められ
る。
スと正常マウスの写真(生物の形態の写真、左右ともに
2ヶ月齢雌)である。 左:異常マウス、腹部を横断する立毛と、乳頭周囲の脱
毛と肥厚が認められる。 右:正常マウス
清リポタンパクの存在および不存在を示した電気泳動写
真である。 レーン1:日本産野生由来正常マウス レーン2:自然発生アポE欠損高脂血症マウス レーン3:アポEノックアウトマウス レーン4:LDLレセプターノックアウトマウス
パクの存在および不存在を示した電気泳動写真である。 レーン1および2:自然発生アポE欠損高脂血症マウス レーン3および4:(正常マウス×自然発生アポE欠損
高脂血症マウス)F1 レーン5および6:日本産野生由来正常マウス レーン7および8:アポEノックアウトマウス
示した電気泳動写真(ノーザンブロット)である。 レーン1:(アポEノックアウトマウス×自然発生アポ
E欠損高脂血症マウス)F1 レーン2:正常C57BL/6マウス レーン3:(正常C57BL/6マウス×アポEノック
アウトマウス)F1 レーン4:アポEノックアウトマウス レーン5:日本産野生由来正常マウス レーン6:(正常マウス×自然発生アポE欠損高脂血症
マウス)F1 レーン7:自然発生アポE欠損高脂血症マウス
Claims (2)
- 【請求項1】以下の劣性遺伝形質を有する、自然発生高
脂血症マウスAPOE Japan Mouse。 (a) 体の一部に脱毛および皮膚肥厚が認められ、ヒト
の黄色腫様を呈する。大動脈起始部に粥状硬化を認め
る。 (b) 静置血清は白濁し、血清コレステロール値は生下
時より極めて高い値を示し、3週齢では少なくとも1,
500mg/dl を示す。 (c) アポEタンパク質およびアポEmRNAは認めら
れない。 (d) 正常マウスには認められないIDL(中間比重リ
ポタンパク)が認められる。正常マウスと比較して、V
LDL(超低比重リポタンパク)の著しい増加と、HD
L(高比重リポタンパク)の著しい減少が認められる。 - 【請求項2】請求項1に記載のマウスの子孫であって、
以下の劣性遺伝形質を有する自然発生高脂血症マウス。 (a) 体の一部に脱毛および皮膚肥厚が認められ、ヒト
の黄色腫様を呈する。大動脈起始部に粥状硬化を認め
る。 (b) 静置血清は白濁し、血清コレステロール値は生下
時より極めて高い値を示し、3週齢では少なくとも1,
500mg/dl を示す。 (c) アポEタンパク質およびアポEmRNAは認めら
れない。 (d) 正常マウスには認められないIDL(中間比重リ
ポタンパク)が認められる。正常マウスと比較して、V
LDL(超低比重リポタンパク)の著しい増加と、HD
L(高比重リポタンパク)の著しい減少が認められる。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30127896A JP3174280B2 (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 自然発生アポe欠損高脂血症マウス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30127896A JP3174280B2 (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 自然発生アポe欠損高脂血症マウス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10117631A JPH10117631A (ja) | 1998-05-12 |
JP3174280B2 true JP3174280B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=17894906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30127896A Expired - Lifetime JP3174280B2 (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | 自然発生アポe欠損高脂血症マウス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3174280B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101672842B1 (ko) * | 2014-11-28 | 2016-11-04 | 한용호 | 인조 속눈썹용 어플리케이터 |
-
1996
- 1996-10-25 JP JP30127896A patent/JP3174280B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101672842B1 (ko) * | 2014-11-28 | 2016-11-04 | 한용호 | 인조 속눈썹용 어플리케이터 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10117631A (ja) | 1998-05-12 |
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