JP3174090U - 照明管の取り付け具及び照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子を有する照明管を天井や壁などに容易に取り付けることができ、作業性や安全性などを向上させることができる照明管の取り付け具及び照明装置を提供する。
【解決手段】取り付け具3aは、保持部として、第一の係止部32、この係止部32と対向して基部31に一体的に形成され、係止部32より弾性変形する係止部36、及び、回動可能に基部31に取り付けられ、係合により所定の位置に固定され、管体を保持する状態に係止部36を保持する保持部材37を有している。
【選択図】図5

Description

本考案は、照明管の取り付け具及び照明装置に関し、特に、発光素子を有する照明管を天井、壁面、棚等に容易に取り付けることができ、作業性や安全性などを向上させることができる照明管の取り付け具及び照明装置に関する。
従来、室内などの照明には、蛍光灯照明装置が広く用いられてきた。
この蛍光灯照明装置は、予め天井などに配設された蛍光灯器具と、光源として、その蛍光灯器具に取り付けられる蛍光灯とを有している。
近年、蛍光灯に代わる光源として、省エネ性及び耐久性に優れたLED照明管が注目されている。
LED照明管は、透明又は半透明の円筒管の中に、発光素子であるLED(Light Emitting Diode)を所定間隔で配置し、外部からの電源の供給を受けて、それらLEDを発光させるものである。このLED照明管は、通常、直管型の蛍光灯とほぼ同様の形状を有している。
なお、LED照明管のなかには、円筒管の両端に口金が設けられており、この口金に複数本(通常、二本)のピンが突設形成されてものがある。これにより、LED照明管は、既設の蛍光灯器具に取り付け可能となっている。
また、LEDなどの発光素子を有する照明管は、優れた省エネ性及び耐久性などにより、今後、広く普及すると考えられている。このため、発光素子を有する照明管や、照明管の取り付け具などの周辺機器などに関して、様々な技術が提案されている。
本考案に関連する技術として、たとえば、特許文献1には、円柱状の蛍光ランプを挟持する挟持部を有するランプ保持部材の技術が開示されている。このランプ保持部材どうしは、一方に突設された回転軸が他方に形成された通路部に挿入されることにより、回転やスライド可能に連結される。
また、特許文献2には、反射板の両端側に開設した貫通孔に嵌めて着脱可能に取り付けた取付金具によって蛍光灯に装着する反射カバーの技術が開示されている。この取付金具は、線状又は帯状の金属線からなり、蛍光灯を挟持する湾曲した挟み片と、挟み片に固定された座金と、座金に設けた抜止め片とによって構成されている。
また、特許文献3には、蛍光ランプを挟み込むように支持する線状支持部材と、該線状支持部材をはめ込む台座とを備えたランプホルダの技術が開示されている。
特開2008−66281号公報 特開2000−182428号公報 特開平8−273425号公報
しかしながら、上述した特許文献1〜3の技術は、本考案に関連する技術ではあるものの、発光素子を有する照明管を天井や壁などに容易に取り付けることができないといった問題があった。
また、グリッド構造の照明装置(複数の直管型照明管を並設した照明装置)の場合、複数の照明管を位置決めされた状態で設置する必要があり、このような場合であっても、容易に、かつ、位置決めされた状態で照明管を天井などに容易に取り付ける必要があった。
さらに、照明管が長い場合や、照明管の設置場所が高所である場合などにおいては、作業性や安全性などを向上させることも要望されていた。
本考案は、以上のような問題などを解決するために提案されたものであり、発光素子を有する照明管を天井、壁面、棚等に容易に取り付けることができ、作業性や安全性などを向上させることができる照明管の取り付け具及び照明装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本考案の照明管の取り付け具は、発光素子、及び、発光素子を収容する管体を有する照明管を天井、壁面、棚等に取り付ける照明管の取り付け具であって、固定用部分の形成された基部と、この基部に形成され、管体の胴部と係合して該管体を着脱可能に保持する保持部とを有し、取り付け具どうしを連結する連結部が、取り付け具の基部に形成された構成としてある。
また、本考案の照明装置は、発光素子、及び、発光素子を収容する管体を有する照明管と、上記の取り付け具とを備えた構成としてある。
本考案の照明管の取り付け具及び照明装置によれば、発光素子を有する照明管を天井、壁面、棚等に容易に取り付けることができ、作業性や安全性などを向上させることができる。
図1は、本考案の第一実施形態にかかる照明装置を説明するための概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)はA−A矢視図を示している。 図2は、本考案の第一実施形態にかかる照明装置の照明管を説明するための概略斜視図を示している。 図3は、本考案の第一実施形態にかかる照明装置の取り付け具を説明するための概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)は正面図を示しており、(c)は背面図を示しており、(d)は右側面図を示している。 図4は、本考案の第一実施形態にかかる照明装置の使用例を説明するための概略平面図を示している。 図5は、本考案の第二実施形態にかかる照明装置の取り付け具を説明するための概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)はB−B断面図を示しており、(c)はC−C断面図を示している。
[照明装置の第一実施形態]
図1は、本考案の第一実施形態にかかる照明装置を説明するための概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)はA−A矢視図を示している。
図1において、本実施形態の照明装置1は、一本のLED照明管2、及び、二個の取り付け具3などを備えた構成としてある。
なお、本実施形態では、二個の取り付け具3を用いて、一本のLED照明管2を取り付ける構成としてあるが、これに限定されるものではない。たとえば、図示してないが、LED照明管2が短い場合、一個の取り付け具3を用いて、一本のLED照明管2を取り付けてもよく、あるいは、LED照明管2が長い場合、三個以上の取り付け具3を用いて、一本のLED照明管2を取り付けてもよい。
(LED照明管)
図2は、本考案の第一実施形態にかかる照明装置の照明管を説明するための概略斜視図を示している。
図2において、LED照明管2は、LED21、回路基板22、LED21を収容する管体23、口金24、及び、電源コード25などを有している。
本実施形態では、発光素子として複数のLED21を使用しており、LED21は、所定値以上の電圧を印加すると発光する。
なお、LED21は、指向特性により、光の放射範囲が、一定の立体角の範囲に限られる。通常、回路基板22のうちLED21が配置された面から垂直な方向を中心とする一定の立体角の範囲が、光の放射範囲となる。
また、発光素子は、LED21に限定されるものではなく、たとえば、有機EL(エレクトロルミネッセンス)素子などでもよい。
回路基板22は、管体23の内部に配置された細長い矩形状であり、複数のLED21や、それらLED21に所定の電流を流すための電子回路(図示せず)が配設されている。
上記の電子回路は、通常、複数の電子部品とこれらを接続する配線とで構成されている。電子部品には、例えば、LED21に所定量の電流を流すための抵抗や、LED21に流れる電流を平準化するための平準化コンデンサなどがある。
管体23は、断面形状がほぼ円形の直管としてある。この管体23は、円弧状に形成された板部材を二枚組み合わせた構造としてあり、一方の板部材は、アルミニウムなどの金属製であり、他方の板部材は、透明又は半透明の樹脂製である。回路基板22は、LED21が他方の板部材を向くように、一方の板部材に取り付けられており、LED21からの光は、樹脂製の板部材を介して放射される。
なお、管体23は、断面形状がほぼ円形の直管であるが、これに限定されるものではない。たとえば、断面形状は、多角形、楕円、半円、あるいは、薄板状(断面がほぼ矩形状や三角形状などの薄板状)などでもよく、また、曲管や環状管などでもよい。
また、管体23は、一部(他方の板部材)が透明又は半透明の樹脂製としてあるが、これに限定されるものではなく、たとえば、全体が透明又は半透明の材料(樹脂やガラスなど)であってもよい。
口金24は、管体23の端部を覆うほぼ円板状であり、嵌合、接着、溶着、螺着などにより管体23の端部に取り付けられる。本実施形態のLED照明管2は、既存の蛍光灯器具にも取り付けることができるように、口金24の端面に一対のピン(部品番号を付与せず)が突設されている。
なお、本実施形態では、一対のピン(LED21と電気的に接続されない、取り付け用のピン)を設けているが、これに限定されるものではなく、たとえば、一対のピンを設けない構成としてもよい。さらに、図示してないが、口金24を設ける代わりに、管体23の端部を半球状に形成してもよく、このようにすると、LED21の光が口金24に遮られることがなくなり、LED21から放射された光をより有効に利用でき、また、斬新なデザイン性などにより、照明装置1の付加価値を向上させることができる。
電源コード25は、一端が、LED用電源(図示せず)に接続されるとともに、他端が、管体23の内部に収められた回路基板22に接続されている。この電源コード25の他端側は、たとえば、管体23に形成された配線挿通部(図示せず)に挿入されている。
なお、LED用電源は、通常、商用交流電源の電圧値を所定の電圧値まで降圧する変圧器(トランス)や、交流を直流に変換する整流回路、整流された電流を平滑するための平滑回路などを備えている。
そして、電源コード25は、そのLED用電源から出力された直流電圧及び電流を、回路基板22に配設された電子回路及びLED21に供給する。ただし、回路基板22に配設された電子回路が交流により動作するときは、電源コード25は、交流電圧及び電流を、その電子回路に供給する。この場合、LED用電源は、その電子回路の動作に適した交流電圧及び電流を出力する回路構成とされる。
(取り付け具)
図3は、本考案の第一実施形態にかかる照明装置の取り付け具を説明するための概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)は正面図を示しており、(c)は背面図を示しており、(d)は右側面図を示している。
図3において、取り付け具3は、固定用部分としてのねじ用孔312、313の形成された基部31、及び、基部31に形成され、管体23の胴部と係合して該管体23を着脱可能に保持する保持部としての一対の係止部32などを有している。
また、取り付け具3の材料は、通常、樹脂であるが、これに限定されるものではなく、たとえば、アルミニウムなどの金属でもよい。
なお、図3に示す取り付け具3は、材料を軽減するための凹部や、型割りを容易にするための開口部などを省略してあるが、適宜、上記の凹部や開口部を形成してもよい。
基部31は、上方から見るとほぼ矩形状であり、ほぼ平坦な下面を有している。この下面は、LED照明管2が設置される天井や壁などと広い接触面積で接触するようにほぼ平坦としてあるが、これに限定されるものではなく、たとえば、設置場所の形状に対応した形状であってもよい。
また、基部31の中央に、管体23の形状に対応して湾曲した収容面311が形成されている。この収容面311は、断面形状がほぼ半円であり、中央に、LED照明管2の長手方向に沿って延びる複数(本実施形態では、6本)の滑り止め用凸部314が突設されている。この滑り止め用凸部314により、LED照明管2を強固に保持することができる。
ここで、好ましくは、滑り止め用凸部314をゴムなどの摩擦係数の大きい材料としてもよく、これにより、LED照明管2をより強固に保持することができる。
また、好ましくは、図2に示すように、管体23の一方の板部材に長手方向に延びる凹凸を形成し、これらの凹凸と滑り止め用凸部314が係合する構成としてもよく、これにより、LED照明管2が自転方向に回転するといった不具合を確実に防止することができる。
また、基部31は、中央にねじ用孔313が形成され、LED照明管2の長手方向と直交する方向の両側の二箇所にねじ用孔312が形成されている。これらのねじ用孔312、313には、通常、ねじやボルトなど(図示せず)が装入され、取り付け具3が天井や壁などに螺着される。
このようにすると、LED照明管2を取り付け具3に保持した状態であっても、基部31の両側の二箇所のねじ用孔312を使用することにより、取り付け具3を固定でき、また、LED照明管2を取り付け具3に保持していない状態においては、基部31の中央の一箇所のねじ用孔313を使用することにより、取り付け具3を固定できる。すなわち、設置状況や設置条件などに応じて柔軟に対応することができ、使い勝手などを向上させることができる。
なお、固定用部分とは、通常、ねじ用孔312、313であるが、これに限定されるものではなく、固定に用いられる部分であればよい。たとえば、図示してないが、溝に挿入されることにより固定される板状部分や、接着剤が塗布される接着面を有する部分などであってもよい。
保持部としての一対の係止部32は、収容面311の両側(LED照明管2の長手方向と直交する方向の両側)に対向するように、基部31と一体的に形成されている。係止部32は、中央側に、管体23の形状に対応して湾曲した曲面(収容面311を周方向に延長した曲面)を有し、外側に、ねじ用凹部322の形成された斜面321を有している。また、係止部32の先端部どうしの距離は、管体23の直径より微小距離(係止部32及び/又は管体23が弾性変形する所定の距離(通常、0.数mm〜数mm))だけ短くなっている。
このようにすると、一対の係止部32及び/又は管体23を弾性変形させつつ、管体23を一対の係止部32の間に係入させることができ、係入されたLED照明管2は、一対の係止部32によって挟持される。また、取り付け具3の構造が単純化されており、廉価な照明装置1を提供することができる。
なお、「基部に形成される保持部」とは、通常、保持部(本実施形態では、一対の係止部32)が基部31と一体的に形成されることを意味するが、これに限定されるものではなく、たとえば、図示してないが、基部31とは別に製造された保持部が、基部31に取り付けられる構成であってもよい。
また、保持部(本実施形態では、一対の係止部32)の数量は、通常、少なくとも二つであるが、これに限定されるものではなく、たとえば、図示してないが、釣り針状の一つの保持部を有する取り付け具を二つ以上使用して、LED21を保持してもよい。
また、取り付け具3は、取り付け具3どうしを連結する連結部(本実施形態では、連結用凹部33及び連結用凸部34)が、基部31に形成されている。すなわち、取り付け具3は、基部31の正面(一方の所定の面とも呼ばれる。)の両側(LED照明管2の長手方向と直交する方向の両側)に、上方から見るとほぼT字状の連結用凹部33が形成され、基部31の背面(他方の所定の面とも呼ばれる。)の両側(LED照明管2の長手方向と直交する方向の両側)に、上方から見るとほぼT字状の連結用凸部34が形成されている。この連結用凸部34は、図4に示すように、連結用凹部33に嵌入され、取り付け具3どうしを連結する。
さらに、連結用凸部34は、基部31の切り欠かれた部分(切欠部341)に突設されており、連結用凸部34が連結用凹部33に嵌入されると、この切り欠かれた部分(切欠部341)は、連結用凹部33の形成された基部31の部分(角部331)と係合し、取り付け具3どうしの連結をより強固にすることができる。
このようにすると、図4に示すように、複数のLED照明管2を並べて設置する場合、連結用凸部34を連結用凹部33に係入させることによって、複数の取り付け具3を位置決めされた状態で、かつ、容易に取り付けることができる。したがって、グリッド構造の照明装置1a(複数の直管型のLED21を並設した照明装置)を容易に提供することができる。
また、図4においては、三本のLED照明管2を並設しているが、並設するLED照明管2の本数が、二本や四本以上の場合であっても、LED21の本数に容易に対応することができる。
なお、本実施形態では、一つの基部31に二つの係止部32が形成され、一本のLED21を保持する構成としてあるが、これに限定されるものではなく、たとえば、図示してないが、一つの基部31に四つ(あるいは六つ)の係止部32が形成され、二本(あるいは三本)のLED21を保持する構成としてもよい。
また、連結用凹部33及び連結用凸部34を、上方から見るとほぼT字状の形状としてあるが、この形状に限定されるものではなく、たとえば、位置決めされた状態で、取り付け具3どうしが連結される形状であればよい。さらに、連結用凹部33及び連結用凸部34が形成される位置も、適宜、変更することができる。
また、取り付け具3は、LED21の落下を防止する落下防止手段としての落下防止用ワイヤ30(図1参照)及び一対のワイヤ係合部35を有するとよい。この落下防止用ワイヤ30は、両端部が外側に折り曲げられ、中央付近が管体23の直径にほぼ対応する曲率半径で半円状に形成されている。また、一対のワイヤ係合部35は、上方から見ると中央側に曲がったほぼ鉤状であり、基部31の正面のほぼ中央部に対向して突設されている。
落下防止用ワイヤ30は、LED照明管2が係止部32に係入された後、図1(b)に示すように、両端側の直線部分が、ばね力により外側に付勢された状態で一対のワイヤ係合部35に係止される。係止された落下防止用ワイヤ30は、両端部が外側に折り曲げられているので、地震や経年変化などによって、LED21が落下するといった不具合を確実に防止することができる。
上記構成の照明装置1は、図1に示すように、天井や壁などに一対の取り付け具3を螺着し、LED照明管2を一対の係止部32に係入し、落下防止用ワイヤ30を取り付けることにより、容易にLED21を設置することができる。また、取り付け具3は、一体成形により製造されるので、廉価な照明装置1を提供することができる。
さらに、グリッド構造の照明装置1aは、図4に示すように、連結用凸部34を連結用凹部33に係入させることにより取り付け具3どうしを連結できるので、位置決めされた状態で、かつ、容易に複数のLED21を設置できる。
以上説明したように、本実施形態の照明装置1によれば、LED21を天井、壁面、棚等に容易に取り付けることができる。また、照明装置1は、LED21の本数を容易に増減できるグリッド構造の照明装置1aとしても適用でき、利便性などを向上させることができる。
[照明装置の第二実施形態]
図5は、本考案の第二実施形態にかかる照明装置の取り付け具を説明するための概略図であり、(a)は平面図を示しており、(b)はB−B断面図を示しており、(c)はC−C断面図を示している。
本実施形態の照明装置は、上述した第一実施形態の照明装置1と比べると、取り付け具3の代わりに、図5に示す取り付け具3aを備えた点などが相違する。
なお、本実施形態の他の構成は、照明装置1とほぼ同様としてある。
また、図5に示す取り付け具3aは、材料を軽減するための凹部や、型割りを容易にするための開口部などを省略してあるが、適宜、上記の凹部や開口部を形成してもよい。ただし、係止部36の形状を理解しやすいように、開口部323を図示してある。
また、取り付け具3aは、第一実施形態の取り付け具3と比べると、一方の(本実施形態では、左側の)係止部32の代わりに、仮止め用の係止部36(仮止め用係止部とも呼ばれる。)及び保持部材37を有する点などが相違する。なお、取り付け具3aの他の構成は、取り付け具3とほぼ同様としてある。
したがって、図5において、図3と同様の構成部分については同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
第一実施形態の取り付け具3は、保持部として、一対の係止部32を有していたが、本実施形態の取り付け具3aは、保持部として、第一の(本実施形態では、右側の)係止部32、この係止部32と対向して基部31に一体的に形成され、係止部32より弾性変形する係止部36、及び、回動可能に基部31に取り付けられ、係合により所定の位置に固定され、管体23を保持する状態に係止部36を保持する保持部材37を有している。
係止部36は、先端部が係止部32とほぼ対応する形状であるが、側面方向から見ると、下部が基部31とつながっているほぼ矩形板状であり、板ばねのように機能し、係止部32と比べると容易に弾性変形する。これにより、保持部材37が所定の位置から回動して離れているとき(二点鎖線で示すように回動しているとき)、第一実施形態より小さな力で管体23を係入させたり、あるいは、取り外すことができる。
また、係止部36は、先端側の外面に、第二の係合部373と係合する第二の係合凸部361が突設されている。
また、保持部材37は、左側の端部の両側面に、回動用凸部371が突設されており、回動用凸部371が基部31の凹部(部品番号を付与せず)に係入されることにより、基部31に対して回動する。この保持部材37は、係止部36の方向の両側に、第一の係合凸部372の突設された側板375を有しており、保持部材37を係止部36の方向に回動させると、第一の係合凸部372は、基部31に形成された第一の係合凹部315と係合する。また、保持部材37は、該保持部材37のほぼ中央部に、ねじ用凹部376が形成されており、さらに、ねじ用凹部376より係止部36の方向において、第二の係合部373が係止部36の方向に突設され、取手374が上方に突設されている。
なお、保持部材37は、回動可能に基部31に取り付けられているが、これに限定されるものではなく、たとえば、図示してないが、係止部36の方向に沿って往復移動可能に、基部31に取り付けられていてもよい。
また、保持部材37は、第一の係合凸部372及び第二の係合部373が、第一の係合凹部315及び第二の係合凸部361にそれぞれ係合することにより、所定の位置に固定される構成としてあるが、これに限定されるものではなく、たとえば、図示してないが、ばねなどにより付勢されることによって、所定の位置に保持される構成としてもよい。
さらに、本実施形態では、第一の係合凸部372及び第二の係合部373、並びに、第一の係合凹部315及び第二の係合凸部361を成形する構成としてあるが、これに限定されるものではなく、たとえば、第一の係合凸部372と第一の係合凹部315、あるいは、第二の係合部373と第二の係合凸部361の一方のみを成形してもよい。
上記構成の照明装置は、まず、天井や壁などに一対の取り付け具3aが螺着される。次に、保持部材37の固定を解除した状態で、LED照明管2を係止部32と係止部36との間に係入させて仮止めし、続いて、保持部材37を係止部36の方向に回動させて、第一の係合凸部372及び第二の係合部373を第一の係合凹部315及び第二の係合凸部361にそれぞれ係合させることにより、所定の位置に固定する。これにより、LED照明管2は、係止部32及び係止部36によって確実に保持される。さらに、LED照明管2が長く、かつ、LED照明管2の設置場所が高所である場合などにおいては、小さな力でLED照明管2を仮止めでき、また、仮止めした状態で、保持部材37を操作できるので、作業ミスなどによりLED照明管2を落下させるといった事故を効果的に抑制することができる。
また、LED照明管2の取り外しを行う際、まず、所定の位置に固定された保持部材37を係止部36の方向と反対の方向に回動させて固定を解除し、次に、仮止め状態にあるLED照明管2を係止部32と係止部36との間から容易に取り外すことができる。
以上説明したように、本実施形態の照明装置によれば、第一実施形態の照明装置1、1aとほぼ同様の効果を奏するとともに、LED照明管2の取り付けを行う際には、第一実施形態より小さな力で、LED照明管2を係止部32と係止部36との間に係入させて仮止めすることができ、また、第一実施形態より小さな力で、仮止め状態のLED照明管2を係止部32と係止部36との間から取り外すことができる。すなわち、LED照明管2が長い場合や、LED照明管2の設置場所が高所である場合などにおいて、作業性や安全性などを大幅に向上させることができる。
[照明管の取り付け具の一実施形態]
また、本考案は、照明管の取り付け具の考案としても有効である。
本実施形態の照明管の取り付け具は、上述した取り付け具3とほぼ同様な構成としてあり、LED21、及び、LED21を収容する管体23などを有するLED21を、天井や壁などに容易に取り付けることができる。
なお、本実施形態の照明管の取り付け具は、取り付け具3とほぼ同様な構成としてあるので、その詳細な説明を省略する。
このように、本実施形態の照明管の取り付け具によれば、LED21を天井、壁面、棚等に容易に取り付けることができるとともに、また、LED21の本数を容易に増減できるグリッド構造の照明装置にも適用でき、利便性などを向上させることができる。
また、本考案の照明管の取り付け具は、本実施形態に限定されるものではなく、たとえば、上述した取り付け具3aとほぼ同様な構成としてもよい。このようにすると、上述したように、小さな力で、LED照明管2を係止部32と係止部36との間に係入させて仮止めすることができ、また、小さな力で、仮止め状態のLED照明管2を係止部32と係止部36との間から取り外すことができるので、作業性や安全性などを大幅に向上させることができる。
以上、本考案の照明管の取り付け具及び照明装置について、好ましい実施形態などを示して説明したが、本考案に係る照明管の取り付け具及び照明装置は、上述した実施形態などにのみ限定されるものではなく、本考案の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、図示してないが、取り付け具3、3aは、電源コード25を収納する溝や、電源コード25を天井や壁などの裏側に通すためのケーブル用孔などが形成される構成としてもよい。このようにすると、デザイン性や使い勝手を向上させることができる。
また、図示してないが、LED照明管2が、電源コード25の代わりに、オスコネクタを有し、取り付け具3、3aが、前記オスコネクタと接続されるメスコネクタ、及び、LED用電源と前記メスコネクタとを接続するケーブルを有する構成としてもよい。このようにすると、LED照明管2を取り付け具3、3aに取り付けると、電気的にも接続されるので、取り付け具3、3aの付加価値を向上させることができる。
1、1a 照明装置
2 LED照明管
3、3a 取り付け具
21 LED
22 回路基板
23 管体
24 口金
25 電源コード
30 落下防止用ワイヤ
31 基部
32 係止部
33 連結用凹部
34 連結用凸部
35 ワイヤ係合部
36 係止部
37 保持部材
311 収容面
312 ねじ用孔
313 ねじ用孔
314 滑り止め用凸部
315 第一の係合凹部
321 斜面
322 ねじ用凹部
323 開口部
331 角部
341 切欠部
361 第二の係合凸部
371 回動用凸部
372 第一の係合凸部
373 第二の係合部
374 取手
375 側板
376 ねじ用凹部

Claims (7)

  1. 発光素子、及び、前記発光素子を収容する管体を有する照明管を天井、壁面、棚等に取り付ける照明管の取り付け具であって、
    固定用部分の形成された基部と、
    この基部に形成され、前記管体の胴部と係合して該管体を着脱可能に保持する保持部と
    を有し、
    前記取り付け具どうしを連結する連結部が、前記取り付け具の基部に形成されたことを特徴とする照明管の取り付け具。
  2. 前記連結部が、連結用凹部及び連結用凸部を有することを特徴とする請求項1に記載の照明管の取り付け具。
  3. 前記連結用凹部が、前記基部の一方の所定の面の両側に形成され、前記連結用凸部が、前記基部の他方の所定の面の両側に形成されたことを特徴とする請求項2に記載の照明管の取り付け具。
  4. 前記連結用凹部及び前記連結用凸部が、T字状に形成されたことを特徴とする請求項2又は3に記載の照明管の取り付け具。
  5. 前記保持部が、前記基部に一体的に形成された第一の係止部、この第一の係止部と対向して前記基部に一体的に形成され、該第一の係止部より弾性変形する仮止め用係止部、及び、移動可能に前記基部に取り付けられ、係合により所定の位置に固定され、前記管体を保持する状態に前記仮止め用係止部を保持する保持部材を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の照明管の取り付け具。
  6. 前記取り付け具が、前記照明管の落下を防止する落下防止手段を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の照明管の取り付け具。
  7. 発光素子、及び、前記発光素子を収容する管体を有する照明管と、
    上記請求項1〜6のいずれか一項に記載の取り付け具と
    を備えたことを特徴とする照明装置。
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