JP3173382U - 算数教育用機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】九九算、さらに複雑な計算に興味を持たせ、正解値を確認でき、さらに、スムーズに暗誦できるようにした算数教育用機器を提供する。
【解決手段】平面板及び数字を記入した裏表を有する多数の小片よりなり、上記平面板は、上記平面板の表面に縦方向及び横方向に直交する等間隔の多数の直線を引いて多数の升目を作成し、一つの角から縦方向及び横方向に引いた直線に1,2,3と順次升目ごとに升目の側方に数字を記入し、上記縦方向の直線の数字と上記横方向の直線の数字の交点に、上記縦方向直線の数字と上記横方向の直線の数字を掛け算した数値を記入した小片をおくことにより、練習する。
【選択図】図1

Description

本考案は、数字になじみ、算数に対する興味を引き出す算数教育用機器、特に九九や、さらに難しい十九掛ける十九のように掛け算をする際に練習する算数教育用機器に関する。
幼児には、算数の九九の練習が必須である。特に幼いときから九九に興味を持ち、さらに進歩して十九掛ける十九の掛け算をできるようにすることは、科学技術を進歩させる人材を育成するために必要なことであり、将来的に要望される事項である。
すなわち、インドはコンピュータソフトウエアの領域では、きわめて発達しており、世界中の注目の的であるが、この根本の資質を考えると、インドでは若年より算数の計算が十九掛ける十九を暗記し、暗証するように訓練されており、こういった訓練の賜物が、近年のソフトウエアの驚異的な発展の原動力となったことは否めない。
そういった意味でも、幼児が九九に興味を持ち、さらに発展して十九掛ける十九にまで暗証することができるような、興味深く簡易で安価な掛け算練習器の開発が望まれるところである。
特許文献1(特開平11−206955号公報)には、(イ)幼児が掛け算九九についてゲームを通して簡単に楽しみながら習熟できる事、(ロ)掛け算練習の他にゲーム自体が知性的な対象としてレベルの高い内容を有している事を課題として、(イ)盤上の駒として数字の書かれた掛け算駒足し算駒を用意し相手の1列の駒の両端を味方の2つの駒で挟んで列の数字の合計と挟んだ2石の数字の積(又は和)との比較によって相手の列の駒を裏返し反転できるとした。これによって1回の対局中掛け算足し算が何十回も練習できる。(ロ)内盤の外側に外周部を付加し外周部記号や外周駒を導入し又駒が縦横斜めに移動できるとしてゲームに逆転性や複雑多様性をもたせた、点が記載されている。
特許文献2(特開平8−202258号公報)には、小学低学年でも操作が容易で楽しく学習できる九九算練習器を提供することを目的として、盤1にピンP0~P9を立設する。該ピンP0~P9は所定半径の円の円周を略10等分した各位置に立設する。各ピンの立設位置には0から81の数字が各ピンに対して一方向に順次付与表示されている。数字「0」が付与されたピンP0に紐2を取り付ける。九九算の暗算を行い得られた答えの数が付与されているピンに紐を順次掛ける。各段の九九算を終了する毎に紐によって美しい図形が描かれる。この図形が変形しているか否かによって九九算の正誤が分かる。また、ピンに紐をかけるだけであるから操作が容易で小学低学年生でも容易に使用できる。と、記載されている。
特許文献3(特開2011−158701号公報)には、乗法九九の学習者にとって、掛ける数と掛けられる数の関係を確認する作業は、表によって行われている。この作業を探究活動として活用し、自らが数学的な規則性を発見する楽しさや思いもよらぬ数学的な奥行きを体験できる装置を開発することを課題として、積を和に直すことができる対数の概念を導入することにより、乗法九九の規則的な演算結果を視覚的に確認できる学習具を開発した。この乗法九九学習具は、九九の関係の全体を二次元的な図に表示した面を持つ表示体と重ねた状態で使用する滑尺とからなり、それぞれに同一縮尺の対数刻みの目盛が使用されている。段毎に滑尺の使用位置を設定するための機構としての印が表自体及び滑尺にあって、滑尺を位置決めすることによって、九九の積の値を読み取る等と記載されている。
特開平11−206955号公報 特開平8−202258号公報 特開2011−158701号公報
本考案は、九九算、さらに十九掛ける十九算の計算に興味を持たせるよう、平面板に好ましくは15〜21掛ける15〜21直交する直線を引き、予め暗誦した数値とこれらの直交する交点に正解値を記載した小片を比較することにより、正解値を確認でき、さらに、正解値を羅列した正解表と比べ合わせることにより、スムーズに暗誦できるようにした算数教育用機器を提供することを目的とする。
すなわち、本考案は、平面板及び数字を記入した裏表を有する多数の小片よりなり、上記平面板は、上記平面板の表面に縦方向及び横方向に直交する等間隔の多数の直線を引いて多数の升目を作成し、一つの角から縦方向及び横方向に引いた直線に1,2,3と順次升目ごとに升目の側方に数字を記入し、上記縦方向の直線の数字と上記横方向の直線の数字の交点に、上記縦方向直線の数字と上記横方向の直線の数字を掛け算した数値を記入した小片をおくことにより、練習する算数教育用機器である。
また、本考案においては、小片の表に縦方向直線の数字と上記横方向の直線の数字を掛け算した数値を記入し、裏面に縦方向直線の数字と上記横方向の直線の数字を記入した正解を確認することが出来る小片を用いることができる。
さらに本考案は、1の1,2の2,3の3・・・の交点を通る傾斜する直線、及び縦方向10と横方向10の線、縦方向15と横方向15の線、縦方向20と横方向20の線・・・を他の線と区別する色の直線又は太い直線とし、上記多数の小片が、上記平面板の縦1〜9及び横1〜9までの正方形内の数値に含まれる多数の小片、上記平面板の縦10〜15及び横10〜15に含まれる数値の多数の小片、上記平面板の縦16〜21及び横16〜21に含まれる含まれる数値の多数の小片・・・のグループ分けし、それぞれを初級、中級、上級・・・として色分けし、別々の袋又は容器に入れて計算することを特徴とする算数教育用機である。
また本考案においては、本体とは別途、正解値を表にした付録表を添付することができる。
さらに本考案においては、平面板の多数の升目の欄外に線で囲いを設け、奇数、偶数、素数、数列、因数分解という表示を囲いの中に表示することができる。
また本考案においては、平面板の材質が磁性体であり、小片が磁石とすることができる。
本考案によれば、九九や、十九掛ける十九算を興味深く練習できるとともに、繰り返し繰り返しやれば、自然と掛け算の計算力が付き、また、初級、中級、上級と段階的に進めることができ、頭の訓練になる。
は、算数教育用機の平面図を示したものである。 は、多数の小片の実施例を示したものである。 は、正解値を表にした付録表である。 は、欄外に奇数、偶数、素数、数列、因数分解という囲いを設けた算数教育用機である。
図1は、一実施例の平面図を示したものである。左角から、縦方向に順に例えば1から21まで平行な横方向の直線を引き、これと交差する横方向に順に1から21の縦方向の直線を引く。直線の端部には、縦方向及び横方向に順に1から21の数字を記入する。
図示のように、1の1、2の2、3の3・・・21の21の斜めの交点には、傾斜する直線を記入するのが好ましい。また、図示のように、縦方向9の線、横方向9の線には、他と区別できるように幅太い線によって記入され、同様に縦方向15の線、横方向15の線も幅太い線によって記入され、横15の線も幅太い線によって、他の線と区別できるように記入されている。
1から9によって囲まれている領域は、いわゆる九九算の領域であり、初級領域である。
10から15によって囲まれる領域は、難度なかごろで、中級領域である。16から21によって囲まれる領域は、非常に難しい領域で、上級領域である。したがって、これらの領域ごとに、色を変えるようにして、明瞭に区別するのが好ましい。
図2は、図1の交点に置く、例えば囲碁における碁石や、将棋のおける駒のようなもので、小片状になっている。好ましくは、円形であるが、これに限らず、正方形、三角形、星型、台形等でも良い。
図に示すように、表に図2には、小片の表に、縦方向の端部に小さく12と記載し、横方向の端部に小さく9と記入したものが表示されている。そして、裏には、9掛ける12の値である108が記入されている。
図2の(ロ)には、同じく小片の表に、縦方向の端部に小さく17と記入され、横方向の端部に小さく11と記入されたものが表示されている。そして、裏面には、11掛ける17の値である187が記入されている。
図3は、正解表を一覧表に図示したものである。9掛ける12であれば、縦9の欄と横12の欄の交差する升を見ればよい。そうすると、9掛ける12の正解である108であることが分かる。同様に、11掛ける17であれば、縦の11の欄と横の17の欄の交差する枡を見れば、正解が187であることが分かる。そのように、掛ける数と掛けられる数の交点の升を見ることによって、その掛け算値が分かるようになっている。
小片には、縦方向の直線の数字と横方向の直線の数字を掛け合わせた数を用意し、表面には1〜縦方向の直線の数字と横方向の直線の数字を掛け合わせた数、例えば21路であれば、1〜441の数字を用意し、表面には、当該数字を表示し、裏面にはどの数字とどの数字の掛け算で得られる数か、素数か等を表示しておくと、正解が解るばかりか、数に対する興味が深くなるものである。
また、質問用の?マークを付けた小片も用意しておくと家庭等でゲーム感覚で遊べることが出来る。
練習者が、この練習器を使用するのは、最初に練習するには、初級領域、中級領域、上級領域に分け、異なった色の袋又は容器にそれぞれ対応する多数の小片を入れ、初級領域の袋又は容器には対応する多数の初級の小片をいれ、シャッフルしておく。また、中級領域の袋又は容器には対応する多数の中級の小片をいれ、シャッフルしておく。同様に、上級領域の袋又は容器には対応する多数の上級の小片をいれて、シャッフルしておく。
つぎに、練習者が、中級領域において練習する際、袋又は容器から、例えば、任意の小片、図2の(イ)を掴んできた場合、9と12の交点に置く。そうして、暗算とか、空字で正解を推測する。そして、裏を開ければ正解の回答と合っているかどうかを確かめる。
これを繰り返すことにより、算数の暗算能力又は計算能力の向上が期待できる。
初級が完全にできるようになると、中級に進み、中級が完全にできるようになると、上級に進む。このように、十九掛ける十九が完全にできるようになると、領域ごとの区別をはずし、全体でシャッフルし、全体で掛け算の練習ができる。
図3は、全体の正解全体表で、図1、図2で示した多数の小片で練習するのに、困難なとき、取り早くやりたいとき、早く見たいときなどに使うと良い。
小片だけでは、正解が手早く見れないときがある。いちいち、個々の小片を探すのではなくて、正解だけを手早く見るときに非常に便利である。そんなとき、図3の正解表を図1の算数教育用機器の下、又は側方に置いておき、開けて手早く確認することができる。
また、図4に示す欄外に奇数、偶数、素数、数列、因数分解という囲いを設けた算数教育用機器の例である。ここでは、数には掛け算によっては、得られない数が存在する事実や、偶数や奇数や素数があることを学び、数列では?を当てるゲームができ、数に対する感覚が一段と増す効果が期待できる。
1桁に加え、2桁の計算も楽しく興味深くできる掛け算数教育用機器を提供することで、幼少の頃から数に対する感覚を養い、幼児の掛け算能力の向上を図り、未来のコンピュータソフトウエア等の関連業務の予備人員を増加することを図ることができる。

Claims (6)

  1. 平面板及び数字を記入した裏表を有する多数の小片よりなり、上記平面板は、上記平面板の表面に縦方向及び横方向に直交する等間隔の多数の直線を引いて多数の升目を作成し、一つの角から縦方向及び横方向に引いた直線に1,2,3と順次升目ごとに升目の側方に数字を記入し、上記縦方向の直線の数字と上記横方向の直線の数字の交点に、上記縦方向直線の数字と上記横方向の直線の数字を掛け算した数値を記入した小片をおくことにより、練習する算数教育用機器。
  2. 小片の表に縦方向直線の数字と上記横方向の直線の数字を掛け算した数値を記入し、裏面に縦方向直線の数字と上記横方向の直線の数字を記入した小片を用いる正解を確認することが出来る請求項1に記載した算数教育用機器。
  3. 1の1,2の2,3の3・・・の交点を通る傾斜する直線、及び縦方向10と横方向10の線、縦方向15と横方向15の線、縦方向21と横方向21の線・・・を他の線と区別する色の直線又は太い直線とし、上記多数の小片が、上記平面板の縦1〜9及び横1〜9までの正方形内の数値に含まれる多数の小片、上記平面板の縦10〜15及び横10〜15に含まれる数値の多数の小片、上記平面板の縦16〜21及び横16〜21に含まれる数値の多数の小片・・・のグループ分けし、それぞれを初級、中級、上級・・・として色分けし、別々の袋又は容器に入れて計算することを特徴とする算数教育用機器。
  4. 請求項1〜3に記載したいずれかの考案において、付録表として正解値を表にしたものを添付して、常に正解表と合っているかどうか確かめることができる算数教育用機器。
  5. 平面板の多数の升目の欄外に線で囲いを設け、奇数、偶数、素数、数列、因数分解という表示を囲いの中に表示する請求項1ないし請求項4に記載した算数教育用機器。
  6. 平面板の材質が磁性体であり、小片が磁石である請求項1ないし請求項5に記載した算数教育用機器。
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