JP3173235U - 分離可能な霧化加湿器に用いられる電源コネクター - Google Patents

Abstract

【課題】分離可能な霧化加湿器において、簡単な構造で、操作しやすく、安全で信頼性が高い電源コネクターを提供する。
【解決手段】分離可能な霧化加湿器の電源コネクターは、ホルダーのトップカバーに固定され且つ絶縁的なコネクター本体４と、前記コネクター本体の上部に設けられた少なくとも二つの前記ＬＥＤとリード線を通じて接続される金属ターミナル４−１と、前記コネクター本体の下部に設けられた前記金属ターミナルとそれぞれ接続する金属バネピン４−２とを備える。さらに、前記ボトムケースの上にコネクター本体と相応しい位置に設けられた少なくとも二つのチューブと、チューブの内部に設けられた駆動回路と接続する金属接点とを備え、各金属バネピンがそれに相応しいチューブに挿入でき、且つ各金属接点と接触する。
【選択図】図３

Description

本考案は電源コネクターに関し、特に分離可能な霧化加湿器に用いられる電源コネクターに関する。

冬季の気候が乾燥で、特に我が国の北地方では、冬季になったら空気がとても冷たく乾燥する。乾燥の空気によって人の肌がぎらぎらしていて、口腔及び喉が調子の悪いと感じる。日常生活中、人々が通常に加湿器を利用して水を霧に形成して部屋の中に送風し、空気中の水分を増やし、空気の湿度を調整する。

特許文献１では、ホルダーとホルダーに設置したタンクを含み、前記したホルダーの上に設置した第一穴と、当該穴に設置した超音波水サンプラーと、ホルダーの上に設置したサブタンクと、前記したサブタンクの上に設置した気道及び霧排出口と、霧排出口の所にまた設置した扇風機とモーターと、タンク底部に設置した水出口と、前出した水出口に設置したバブルと、タンクの上部に開設したエア排出口を備える「加湿器」が開示されている。前記したエア排出口とホルダーの霧排出口が気道によって繋いで霧化された蒸気を部屋の中に送風するようにしている。しかし、このような加湿器のタンクは球形であり、サイズが大きく、装飾性が悪く、タンクがホルダーの上に固定され、加水時にそれを取外す必要があり、さらに、気道の両端がタンクとホルダーを繋いでいる為、加水に面倒をかけ、操作が不便となっていた。

上述問題を解決するため、考案者は一つの分離可能な霧化加湿器を提案し、ホルダーとホルダーの上に取付けたタンクを含み、前記タンクのカバーがキャラクター人間像と作られ、カバーの中に貯水ブロー（射出）プラスチックを設置し、キャラクターの両脚がそれぞれに前記ホルダーのトップカバーの上に取付けられ、そのうち一つの脚が貯水プロープラスチックのインナーチェンバーと繋いで、水をホルダーの中に注入でき、もう１本の脚に気道を内蔵している。ホルダーのブロワーが生じた気流により霧化された空気を気道とキャラクターの口を通じて部屋に送風し、その上キャラクターの二つ目と口につけたＬＥＤランプが点灯する。キャラクター霧化加湿器の動作時に美しい霧化の雰囲気を形成させる。当該分離可能な霧化加湿器の外形が美しく、製作しやすいが、加湿器の加水時に、タンクを含めるキャラクターがホルダーと繋いでいるトップカバーから取外す際、ＬＥＤがホルダー電源との接続問題については、まだ解決されていない。

ＺＬ ２００８１００６６０９３．２（中国発明特許）

本考案は、上述背景技術に存在する問題に鑑み、簡単な構造で、操作しやすい、安全・信頼性が高い分離可能な霧化加湿器に用いられる電源コネクターを提供することを目的とする。

本考案の目的は次の技術方案によって実現される。

本考案に係わる電源コネクターは、分離可能な霧化加湿器に用いられており、その霧化加湿器はホルダーとホルダーの上に取付けたタンクを含み、ホルダーがボトムケース及びボトムケースの上部開き口に被るボトムケースのトップカバーを含み、タンクがキャラクター人間像と作られ、キャラクター人間像の中に貯水中空成形品があり、キャラクターの目と口にそれぞれ一つのＬＥＤを設置し、前記ＬＥＤがリード線と電源コネクターによりボトムケース内部のコントローラーと接続し、前記電源コネクターは、ホルダーのトップカバーに固定され且つ絶縁的なコネクター本体（４）と、前記コネクター本体の上部に設けられた少なくとも二つの前記ＬＥＤとリード線を通じて接続される金属ターミナル（４−１）と、前記コネクター本体の下部に設けられた前記金属ターミナルとそれぞれ接続する金属バネピン（４−２）と、前記ボトムケースの上にコネクター本体と相応しい位置に設けられた少なくとも二つのチューブ（５）と、チューブの内部に設けられた駆動回路と接続する金属接点とを備え、各金属バネピンがそれに相応しいチューブに挿入でき、且つ各金属接点と接触することを特徴とする。

前記コネクター本体（４）は射出プラスチックであることを特徴とする。

前記チューブ内部の設けられた金属接点が金属ネジのトップであり、当該金属ネジがボトムケースを通して前記チューブの中に挿入し、金属ネジのボトムがリード線によって駆動回路と接続することを特徴とする。

本考案に係わるもう一つの電源コネクターは、分離可能な霧化加湿器に適用され、前記霧化加湿器はホルダーとホルダーの上に取付けたタンクを含み、ホルダーがボトムケース及びボトムケースの上部開き口に被るボトムケースのトップカバーを含み、タンクがキャラクター人間像と作られ、キャラクター人間像の中に貯水中空成形品があり、キャラクターの目と口にそれぞれ一つのＬＥＤを設置し、前記ＬＥＤがリード線と電源コネクターによりボトムケース内部のコントローラーと接続し、前記電源コネクターは、一対の金属接触パッド（８）及びそれぞれに二つの金属接触パッドと接触する一対の弾性金属パッド（７）を備え、前記一対の金属接触パッド（８）は、それぞれにホルダートップカバーフレームの内壁の上に固定され、内壁と貼り合わせし、前記一対の弾性金属パッド（７）は、ボトムケースの上部縁の外壁に嵌めて、その突き出した部分がそれぞれにボトムケーストップカバーの内壁に設置した金属接触パッドと接触し、前記一対の金属接触パッド（８）は、一つの上部コネクター及びリード線によって前記ＬＥＤと接続し、前記一対の弾性金属パッド（７）は、一つの下部コネクター及びリード線によって駆動回路と接続することを特徴とする。

本考案の効果は次の通りである。

本考案は分離可能な霧化加湿器の特徴を考慮して、電源コネクターをコネクター本体（及び金属バネピン）とチューブ（及び金属接点）とに分けて、又は金属パッドをお互いに接触して通電する方法が採用されている。本考案の電源コネクターは、金属バネピンが金属接点との接触箇所、又は金属接触パッドが弾性金属パッドとの接触箇所とも霧範囲以外の場所に位置しているため、霧によるショートなどのトラブルを低減し、接触が安全、安定となる。また、本考案は構造が簡単で、加工コストも低い。

分離可能な霧化加湿器の分解示す図。 本考案の実施例１に関わる電源コネクターの取付構造分解図。 本考案の実施例１におけるコネクター本体及び金属バネピンの取付構造図。 本考案の実施例１におけるチューブの取付構造図。 本考案の実施例２に関わる電源コネクターの取付構造分解図。 実施例２における金属接触パッドが弾性金属パッドと接触する時の構造図。

次は本考案の具体的実施例と添付図を参照しながら、本考案の技術方案についてさらに説明する。ただし、本考案がこれらの実施例に限られない。

図１、図２に示すように、分離可能な霧化加湿器の電源コネクターは、霧化加湿器に用いられている。前記霧化加湿器はホルダーとホルダーに取り付けたタンクを含み、ホルダーはボトムケース１及びボトムケースの上部開き口をカバーするホルダートップカバー２を含み、ボトムケースの中にコントローラー及びコントローラーによる制御された オシレーターとファンが設けられている（従来技術であるため、詳細な説明を省略する）。ボトムケースの側辺に電源ジャック６が設けられ、一つのスィッチ（周知部品であるため、図示を省略）が前記電源ジャックとコントローラーとの間に直列に接続されている。前記タンクのカバー（フロントカバー１１、リアーカバー１３を含む）がキャラクター人間像に作られ（図１が（公序良俗違反につき、不掲載）であるが、ほかのキャラクター人間像でもよい）、カバー内部が貯水中空成形品１２（または射出プラスチック）であり、前記タンクのフロントカバーとリアーカバーが前記貯水中空成形品の上に係合されている。タンクの下部がキャラクターの２脚であり、この二つ脚がそれぞれに前記加湿器のホルダートップカバーの二つ取付穴に取り付けられ、そのうち１本の脚がボトムケースに注水し、それから水がオシレーターによって霧となり、ファンより貯水中空成形品のもう１本の脚内部の気道に送入して部屋の中まで排出し（図面から一目瞭然であるため、図１に貯水中空成形品の当該脚の図示を省略）、部屋内部の空気を加湿する。

前記タンクカバーの上にキャラクターの目、口を設置し、前記貯水中空成形品外壁上のキャラクターの二つ目と相応しい位置にそれぞれにＬＥＤが取り付けられている。コントローラーはＬＥＤが異なる色、異なる周波数の光を出射し、動作時に（公序良俗違反につき、不掲載）の目が青い（或いは白い、緑）で、断水時に（公序良俗違反につき、不掲載）の目が青い（或いは白い、緑）から赤い（黄色い）に変えるように、色の変化を制御する。（公序良俗違反につき、不掲載）の目が赤色又は黄色になった時間が一定の時間（例えば５秒）を超えた場合には、ＬＥＤの電源が切断される。キャラクターの口が貯水中空成形品の脚部の気道と接続し、霧がこの口から部屋の中に吹き出される。

本考案の改良部分とは、タンクへの加水がより簡単にするため、ＬＥＤとコントローラーの間に電源コネクターを直列的に接続していたところにある。その構造は次の実施例にて実現されている。

図２、図３、図４に示すように、実施例１に係わる電源コネクターは、ホルダートップカバーに固定する絶縁的なコネクター本体４（射出成形）と、当該コネクター本体４の上部に設けられた少なくとも二つ（添付図面では三つとなっている）の金属ターミナル４−１と、各金属ターミナルがそれぞれにリード線３によってＬＥＤと接続し（ボトムケーストップカバーに少なくとも一つの線引き穴を開設し、リード線がこの穴より引き出す）、当該コネクター４の下部に設けられた各ターミナルとそれぞれ接続する金属バネピン４−２とを備え、ボトムケース上のコネクター本体と相応しい位置に少なくとも二つのチューブ５を設置し（チューブ外壁が絶縁でショートの発生を防げる）、チューブ内部に駆動回路と接続する金属接点を設けている。各金属バネピンが素早くそれに相応しいチューブの中に差し込んで金属接点と接触する。

前記チューブ内部の金属接点は金属ネジ５−１のトップであり、当該金属ネジがボトムケースを通して前記チューブの中に差し込んでおり、金属ネジの底部がリード線によって駆動回路と接続されている。

加湿器のタンクに水を加える時、トップカバーの上にタンクが設けられたキャラクターを取外し、この時、キャラクターの脚部に取り付けたコネクター本体の金属バネピンがボトムベース上のチューブ内の金属接点からはずれ、ＬＥＤの電源が切断される。タンクに水が一杯になったら、キャラクターをトップカバーに取り付け、このとき、キャラクター脚部のコネクター本体の金属バネピンがチューブに挿入して金属接点と接触し、ＬＥＤの電源が接続される。

図５、図６に示すように、実施例２に係わる電源コネクターは、一対の金属接触パッド８及びそれぞれに二つの金属接触パッド８と接触する一対の弾性金属パッド７を備えている。二つの金属接触パッド８は、それぞれにホルダートップカバーフレームの内壁に固定され且つ内壁と貼り合わせている。二つの弾性金属パッド７はボトムケースの上部縁の外壁に嵌め込み、その突き出した部分がそれぞれにボトムケーストップカバーの内壁に設置した金属接触パッドと接触し、ボトムベースのトップカバーを閉める時に、各金属接触パッド８が相応しい弾性金属パッド７と接触して回路が接続される。二つの金属接触パッド８がコネクター及びリード線によって前記ＬＥＤと接続し、二つの弾性金属パッド７がコネクター及びリード線によって駆動回路と接続される。

前記コネクターは、相互接続によって導電できるオス９−１とメス９−２を含み、タンクを取外す時、メス９−１をオス９−２から抜き出して、タンクがホルダートップカバーから外れる。当該コネクターは通用部品であり、市場から購入できる。

加湿器のタンクに水を加える必要がある場合には、ホルダートップカバーを開け、このとき、電源コネクターの金属接触パッドと弾性金属パッドとが離れ、電源が切断される。ホルダートップカバーを閉める時、金属接触パッドが弾性金属パッドと接触し、ＬＥＤの電源が接続される。

１ ボトムケース
２ ホルダートップカバー
３ リード線
４ コネクター本体
４−１ 金属ターミナル
４−２ 金属バネピン
５ チューブ
５−１ 金属ネジ
７ 弾性金属パッド
８ 金属接触パッド

図１、図２に示すように、分離可能な霧化加湿器の電源コネクターは、霧化加湿器に用いられている。前記霧化加湿器はホルダーとホルダーに取り付けたタンクを含み、ホルダーはボトムケース１及びボトムケースの上部開き口をカバーするホルダートップカバー２を含み、ボトムケースの中にコントローラー及びコントローラーによる制御された オシレーターとファンが設けられている（従来技術であるため、詳細な説明を省略する）。ボトムケースの側辺に電源ジャック６が設けられ、一つのスィッチ（周知部品であるため、図示を省略）が前記電源ジャックとコントローラーとの間に直列に接続されている。前記タンクのカバー（フロントカバー１１、リアーカバー１３を含む）がキャラクター人間像に作られ、カバー内部が貯水中空成形品１２（または射出プラスチック）であり、前記タンクのフロントカバーとリアーカバーが前記貯水中空成形品の上に係合されている。タンクの下部がキャラクターの２脚であり、この二つ脚がそれぞれに前記加湿器のホルダートップカバーの二つ取付穴に取り付けられ、そのうち１本の脚がボトムケースに注水し、それから水がオシレーターによって霧となり、ファンより貯水中空成形品のもう１本の脚内部の気道に送入して部屋の中まで排出し（図面から一目瞭然であるため、図１に貯水中空成形品の当該脚の図示を省略）、部屋内部の空気を加湿する。

前記タンクカバーの上にキャラクターの目、口を設置し、前記貯水中空成形品外壁上のキャラクターの二つ目と相応しい位置にそれぞれにＬＥＤが取り付けられている。コントローラーはＬＥＤが異なる色、異なる周波数の光を出射し、動作時にキャラクターの目が青い（或いは白い、緑）で、断水時にキャラクターの目が青い（或いは白い、緑）から赤い（黄色い）に変えるように、色の変化を制御する。キャラクターの目が赤色又は黄色になった時間が一定の時間（例えば５秒）を超えた場合には、ＬＥＤの電源が切断される。キャラクターの口が貯水中空成形品の脚部の気道と接続し、霧がこの口から部屋の中に吹き出される。

Claims (5)

1. 電源コネクターであって、分離可能な霧化加湿器に用いられ、前記霧化加湿器はホルダーとホルダーの上に取付けたタンクを含み、ホルダーがボトムケース及びボトムケースの上部開き口に被るボトムケースのトップカバーを含み、タンクがキャラクター人間像と作られ、キャラクター人間像の中に貯水中空成形品があり、キャラクターの目と口にそれぞれ一つのＬＥＤを設置し、前記ＬＥＤがリード線と電源コネクターによりボトムケース内部のコントローラーと接続し、
   前記電源コネクターは、
   ホルダーのトップカバーに固定され且つ絶縁的なコネクター本体（４）と、
   前記コネクター本体の上部に設けられた少なくとも二つの前記ＬＥＤとリード線を通じて接続される金属ターミナル（４−１）と、
   前記コネクター本体の下部に設けられた前記金属ターミナルとそれぞれ接続する金属バネピン（４−２）と、
   前記ボトムケースの上にコネクター本体と相応しい位置に設けられた少なくとも二つのチューブ（５）と、
   チューブの内部に設けられた駆動回路と接続する金属接点とを備え、
   各金属バネピンがそれに相応しいチューブに挿入でき、且つ各金属接点と接触することを特徴とする電源コネクター。
2. 前記コネクター本体（４）は射出プラスチックであることを特徴とする請求項１に記載の電源コネクター。
3. 前記チューブ内部の設けられた金属接点が金属ネジのトップであり、当該金属ネジがボトムケースを通して前記チューブの中に挿入し、金属ネジのボトムがリード線によって駆動回路と接続することを特徴とする請求項１に記載の電源コネクター。
4. 電源コネクターであって、分離可能な霧化加湿器に用いられ、前記霧化加湿器はホルダーとホルダーの上に取付けたタンクを含み、ホルダーがボトムケース及びボトムケースの上部開き口に被るボトムケースのトップカバーを含み、タンクがキャラクター人間像と作られ、キャラクター人間像の中に貯水中空成形品があり、キャラクターの目と口にそれぞれ一つのＬＥＤを設置し、前記ＬＥＤがリード線と電源コネクターによりボトムケース内部のコントローラーと接続し、
   前記電源コネクターは、
   一対の金属接触パッド（８）及びそれぞれに二つの金属接触パッドと接触する一対の弾性金属パッド（７）を備え、
   前記一対の金属接触パッド（８）は、それぞれにホルダートップカバーフレームの内壁の上に固定され、内壁と貼り合わせし、
   前記一対の弾性金属パッド（７）は、ボトムケースの上部縁の外壁に嵌めて、その突き出した部分がそれぞれにボトムケーストップカバーの内壁に設置した金属接触パッドと接触し、
   前記一対の金属接触パッド（８）は、一つの上部コネクター及びリード線によって前記ＬＥＤと接続し、
   前記一対の弾性金属パッド（７）は、一つの下部コネクター及びリード線によって駆動回路と接続することを特徴とする電源コネクター。
5. 前記コントローラーは、断水時にキャラクターの目が青色又は白色から赤色又は黄色に変えるようにＬＥＤの色を制御し、前記キャラクターの目が赤色又は黄色になった時間が所定時間を超えた場合には、ＬＥＤの電源が切断されることを特徴とする請求項１又は４に記載の電源コネクター。

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