JP3173144U - 室内設置用赤外線遮断シート - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽光の赤外線(熱線)を効率良く遮断し、夏季の室温の上昇を抑え冷房費用の削減に貢献するもので、省エネルギー効果を上げる事が出来る赤外線遮断シートを提供する。
【解決手段】可視光線は透過させ、赤外線を遮断する半透明フイルムで構成され、太陽光に含まれる赤外線を遮断して、尚かつ可視光線を良く透過させるシートを用いて、ロールスクリーン状の赤外線遮断シートを実現する。巻き下ろし巻き上げを簡単にして、必要な時のみ赤外線を遮断する事が出来る。また、可視光線を良く透過させるので、昼間は室内から外の景色は良く見えて開放感は損なわない。
【選択図】図4

Description

プラスチックフイルムに金属を薄く蒸着する事により、紫外線、可視光線及び赤外線を制御しながら透過させる技術が確立したので、この技術を応用して誰でも手軽に使用できる赤外線遮断シートを実用化するもの。
金属の薄幕蒸着又はスパッタリング又はコーテングにより透過光線を制御できる技術が出来てきた。特に赤外線遮断についてはフイルムに結合させる金属に種類により大きな遮断効果がある事が解ってきた。可視光線透過率を出来るだけ保持しながら赤外線を遮断出来れば、建築物の遮熱効果が上がり、省エネルギー効果が期待できる。カラスに貼るウインドフイルムの研究と実用化で赤外線遮断が身近なものとなる。
ガラスに貼るウインドフイルムは、その施工には専門の知識と経験が必要である。このため、工場の窓やビルの窓には適しているが、一般家庭の窓には面積が小さく専門の工事業者が施工するには適していない。しかし、一般家庭でも太陽光の遮熱ニーズは高く、本考案による家庭で取り付けられる遮熱シートを提供するものである。
特開2007−255854号公報「クリーンベンチ」 特願2010−537857号公報「換気装置としてカーテンウオールを用いた建物の循環システム」
夏季太陽光の熱により室内の温度が上昇する、カーテンやブラインドで太陽光を遮蔽すると外部の景色が見えなくなる。この事は折角窓がありながら外の景色を見る事が出来ず、開放感を妨げる。
カーテンやブラインドで太陽光を遮蔽した場合、カーテンやブラインドに蓄熱してその熱が再放射するため室温が上昇して、折角の太陽光遮蔽効果が半減する。
太陽光遮蔽と同時に外の景色を見る事が出来る、ガラスに直接貼るウインドフイルムがあるが、専門の施工技術と高額の材料が必要で、一般家庭に普及するには費用負担が大きく、一般的には普及していない。
太陽光遮蔽のウインドフイルムは、網入りガラスに貼ると、ガラスと金属の熱膨張率差によりガラスの熱割れ現象が起きる場合がある。この判断には熱膨張率と外気温試算の専門知識が必要で、一般の家庭人で判断する事は困難である。
太陽光に含まれる赤外線を遮断し尚且つ可視光線を良く透過させるシートを用いて、ロールスクリーン状の赤外線遮断シートを考案した。巻き下ろし巻き上げを簡単にして、必要な時のみ赤外線を遮断する事が出来る。
赤外線遮断シートは可視光線を良く透過させるので、昼間は室内から外の景色は良く見えて開放感は損なわない。
夏季の太陽光を遮りたい時はロールスクリーンを下ろし、冬季の太陽光が欲しい時はロールスクリーンを上げる、この事で必要に応じてシートを上げ下ろしできるので最適な室内環境を保持できる。
ロールスクリーン状の赤外線遮断シートは取り付けは簡単である、家庭で取り付ける事が出来るので特別な専門知識や、施工業者に依頼する必要がないため低コストで設置出来る。
赤外線遮断シートは薄いフイルムで構成されており、フイルムに蓄える熱量は非常に少ない、この為熱の再放射が少なく室温の温度上昇を抑える。
赤外線遮断シートはロールに巻いて上げ下ろしをする器具に仕上げられているが、更に簡便な両面テープなどの取り付け方法で設置しても良い。目的は赤外線を遮断して外の景色が見えればその目的を達成する。
本考案の赤外線遮断シートは太陽光の赤外線(熱線)を効率良く遮断するものである。このため、夏季の室温の上昇を抑え冷房費用の削減に貢献するもので、省エネルギー効果を上げる事が出来る。また、冬季には暖房熱が輻射熱として室外に流出するのを遮断するため暖房効果を上げる。
図1はロールスクリーンの平面図 図2はロールスクリーンの断面図 図3は赤外線遮光シートの断面図 図4はロールスクリーンを窓枠に取り付けた断面図
赤外線遮断フイルムは既にウインドフイルムとして普及しつつある、金属蒸着と均一な粘着材塗布技術で、広く市場に受け入れられている。本考案はウインドフイルムと同じ機能を持ちながら、巻き上げ巻き下ろしが出来るように、更に厚いシートに仕上げている。この事で風や取り扱い中、皺や破れが起こらないよう丈夫なシートに仕上げている。
図1は、本考案の正面図である。窓の上部に設置して、下部引張り部(4)を操作して上げ下ろしをする。太陽光が差し込む時で赤外線を遮断したい時のみこのシートを下げて遮断する。この赤外線(熱線)遮断により、室内の温度上昇を抑える。
赤外線遮断シートを下げても外の景色は見えるようになっている。シートの機能は赤外線を遮断して気温上昇を抑えると同時に、可視光線を透過させるためである。
表1に示す通り,全太陽光線中の赤外線(熱線)を効率よく遮断する、表の赤外線遮断シートは、紫外線はほぼ遮断して、可視光線を約20%透過し、赤外線(熱線)を約15%透過させる。従って、可視光線透過により外の景色が見える。また、赤外線遮断率は85%となり、赤外線(熱線)を高効率で遮断するため、不必要な外からの赤外線を遮断して、必要な室内の赤外線(熱線)が輻射熱として窓から流失するのを防ぐ機能がある。
赤外線遮断シートを工場内の窓の取り付けると、大幅な省エネルギー機能を果たす、また、オフィスや一般住宅でもこの効果は発揮できる。取る付けが簡単で自分で取り付けると低コストで設置できる。設置後も夏はシートを下ろして冬はシートを上げるなど、必要に応じて自由に最適環境を作り出すことが出来る。
1 赤外線遮断シート
2 シート巻取り部
3 下部フレーム
4 下部引張り部
5 窓枠へ取り付け部
6 外向き合名フイルム
7 金属薄膜層
8 室内向き透明フイルム
9 太陽
10 入射赤外線
11 反射赤外線
12 室内に入る赤外線
13 可視光線
14 人間の目
15 窓ガラス
16 外壁
17 床

Claims (3)

  1. 可視光線は透過させ、赤外線を遮断する半透明フイルムで構成され、窓の室内側に設置して太陽光の熱戦を遮断しながら、外の景色が見られるようにした熱線遮断シート。
  2. 可視光線は透過させ、赤外線を遮断するシートをロールスクリーン状に組立て窓の室内側に取り付け、必要に応じて簡単に開閉できるようにした、前記請求項1記載の熱線遮断シート。
  3. 赤外線を遮断する事で夏季の太陽光線中の熱線を遮断するとともに、冬季は太陽光の熱線を室内に取り込むと同時に、必要に応じて暖房熱の輻射熱流失を防止する機能を持たせた、前記請求項1記載の熱線遮断シート。
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