JP3173015U - 補聴器 - Google Patents

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Abstract

【課題】警報装置を備えた補聴器を提供する。
【解決手段】本補聴器は、補聴器本体と前記補聴器本体の出力端子に接続コードを介して接続される別体のイヤホーンとを備えて成る補聴器において、前記補聴器本体に内蔵された補聴器用電源に電気的に接続された警報装置が前記補聴器本体に配設されたことを特徴とする。又、補聴器本体は、少なくとも、集音マイクと、警報音発生回路手段と、イヤホーンコード端子が抜き差し自在な音声出力端子とを備えたことを特徴とする。又、警報装置は、補聴器本体に設けられた警報用スイッチ手段31と前記補聴器本体に内蔵された警報器32とで構成されたことを特徴とする。又、警報器は電子音発生であることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本考案は警報装置を備えた補聴器に関するものである。
補聴器は難聴の人が常時携帯する必需品であり、一般に身体的な弱者である老人に携帯される。近時の東日本大震災の際には、地震や津波で倒壊した家屋等の瓦礫に閉じ込められた難聴の老人も少なくない。難聴の人には救助の人々の掛け声が届き難く、従って、即応した応答もままならないし、体力的にも弱いため、救助を求める声も大きくなく、しかも、長時間にわたって断続的に救助の声を発声させ続けることは極めて難しい。
補聴器を携帯する人、殊に身体的弱者である老人が救助を求めるのは、何も地震や津波等の天災時だけとは限らない。日常生活時においても、人目のつかない場所での、急な体調不良や転倒等による怪我や事故等、救助を必要とする場合は少なくないし、家庭内でも、家族との居室とが離れている場合もある。
又、人通りのある場所であっても、急な体調不良が生じた場合では、助け声を上げられなかったり、声を出しても周囲の人に気づいてもらえないことも少なくない。
本考案は、体力的弱者の難聴老人等が上記のような緊急事態が生じた際に、救助を求める警報音を発できる補聴器の提供を目的とする。
請求項1の補聴器の考案は、補聴器本体と前記補聴器本体の出力端子に接続コードを介して接続される別体のイヤホーンとを備えて成る補聴器において、前記補聴器本体に内蔵された補聴器用電源に電気的に接続された警報装置が前記補聴器本体に配設されたことを特徴とする。
請求項2の考案は、請求項1の補聴器において、補聴器本体は、少なくとも、集音マイクと、警報音発生回路手段と、イヤホーンコード端子が抜き差し自在な音声出力端子とを備えたことを特徴とする。
請求項3の考案は、請求項1又は請求項2の補聴器において、警報装置は、補聴器本体に設けられた警報用スイッチ手段と前記補聴器本体に内蔵された警報器とで構成されたことを特徴とする。
請求項4の考案は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の補聴器において、警報用スイッチ手段はON/OFF方向スライド式スイッチであることを特徴とする。
請求項5の考案は、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の補聴器において、警報器は電子音発生であることを特徴とする。
請求項6の考案は、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の補聴器において、補聴器本体にはラジオ受信装置が内蔵されたことを特徴とする。
請求項7の考案は、請求項6の補聴器において、ラジオ受信装置はAM及びFM受信機能を備えたことを特徴とする。
請求項8の考案は、請求項6又は請求項7の補聴器において、ラジオ受信装置の電源は補聴器用電源であることを特徴とする。
請求項9警報器は、請求項6乃至請求項8の何れかに記載の補聴器において、ラジオ受信装置のスピーカ音を補聴器本体の外部に通すよう前記補聴器本体の本体ケースに当該本体ケースを貫通するように無数の通孔が密集形成されたスピーカ音発生領域の前記本体ケース内側に設けられたことを特徴とする。
請求項1乃至請求項9の各考案によれば、何れも、体力的弱者である難聴老人等が常時携帯する補聴器を用いて、緊急事態の際に救助を求める警報音を発生させることにより、容易に救助を求めることができる。
例えば、地震や津波で倒壊した家屋等の瓦礫に閉じ込められたり、遭難したりした際に、救助を求める声に代えて電気的な警報音を発生させることにより、声を上げ得ない緊急事態に陥っても、容易に救助を求めることができるし、電池の電力が消耗するまでは、比較的長時間にわたって、スイッチ操作により断続的に救助を求め続けることができる。
又、日常生活時においても、救助を必要とする緊急事態の際には、屋外や家庭内においても、容易に救助を求めることができる。
請求項6乃至請求項9の各考案は、何れも、ラジオ受信装置を備えているので、日常的にラジオ放送を楽しむことができると共に、地震や津波、或いは台風や洪水等の天災や社会的混乱によって緊急事態に陥った際に、ラジオ放送を通じて所要の情報を得ることができる。
図1は本考案の補聴器の正面側斜視図である。 図2は本考案の補聴器の外側のケースカバーを閉じた状態の背面側斜視図である。 図3は本考案の補聴器の外側のケースカバーを外した状態の背面側斜視図である。 図4は本考案の補聴器の右側面図である。
本考案を実施するための最良の形態として、警報装置のみならずラジオ受信装置をも備えた補聴器の実施例を図1乃至図4に基づいて、以下説明する。
図1乃至図4において、符号1は補聴器であり、この補聴器1は、図示されている補聴器本体11と、当該補聴器本体11の出力端子12に接続コードを介して接続される図示されていない別体のイヤホーンとで構成された所謂ポケット型の補聴器(以下、ポケット型補聴器ともいう)であり、単に、拡聴器とも称される補聴器であって、所謂耳掛け式と呼ばれる高性能な補聴器とは異なる。
前記の出力端子12は図示されていないイヤホーンコードの端子が抜き差し自在な音声出力端子であり、この補聴器本体11には、この出力端子(音声出力端子)12と、集音マイク13と、補聴器用電源14(以下、電源ともいう)としての電池、この例では単4乾電池2本と、2本の乾電池が収納される電池ホルダー15と、図示されていない警報音発生回路手段等が内蔵(配設)されている。
警報装置3(31〜32及び12)は、前記の補聴器本体11に内蔵(配設)されており、前記の補聴器用電源14に電気的に接続され、当該電源14を共用電源としている。
そして、この警報装置3(31〜32及び12)は、補聴器本体11の一方の側面側に設けられた警報用スイッチ手段31と、当該補聴器本体11に内蔵された警報器32(図3及び図4参照)と前記の音声出力端子12とを備えている。
警報装置3の警報用スイッチ手段31は、図において図の上下方向にスライドさせてON/OFFするスライド式スイッチを用いられているが、勿論、このスライド式スイッチは一例であり、これに限定されず、他の適当なスイッチを用いてもよい。
尚、各図において、警報用スイッチ手段31は、下方向にスライドされたOFF状態である。
警報装置3の警報器32は、電子音を発生させる発生器を用いているが、これも、勿論、警報発生手段としての一例であり、他の適当な警報音を発生させる警報発生手段、例えば、電気振動式ブザー等を用いてもよい。
この警報器32は、補聴器本体11に内蔵されている後述のラジオ受信装置4のスピーカ音発生領域41、即ち、この実施例では図3及び図4に示すように、ラジオ音声であるスピーカ音を外部に通すように、補聴器本体11の本体ケース13の適所に、当該本体ケース13を貫通するように無数の通孔を密集させて形成されたスピーカ音発生領域41(図3及び図4)の前記本体ケース13の内側(図4)に設けられている。
尚、当該スピーカ音発生領域41が形成されている本体ケース13の面(図3)は、図1乃至図2の比較から分かるように、スピーカ音発生領域41(図3)に形成された無数の通孔と連通する通孔14が形成されたカバーケース15(図2)で開閉自在に覆われている。
図1において、実施例のラジオ受信装置4を簡単に説明する。
図中の符号42は周波数を上げる周波数上げ操作ボタン、43は周波数を下げる周波数下げ操作ボタン、44は所望の周波に固定して記憶させる周波数記憶固定操作ボタンであり、周波数上げ操作ボタン42と周波数下げ操作ボタン43とを適宜押し操作することにより希望の周波数を設定(選局)することができ、その設定を周波数記憶固定操作ボタン44を押し操作することにより記憶させて保存することができる。
又、符号45は音量を上げる音量上げ操作ボタン、46は音量を下げる音量下げ操作ボタンであり、音量上げ操作ボタン45と音量下げ操作ボタン46とを適宜押し操作することにより希望の音量に設定することができる。
このラジオ受信装置4は、AM及びFM受信機能を備えた一般的な装置であり、電源は警報装置3の場合と同様に補聴器用電源14を共用電源としている。
又、図1乃至図3にいて、符号47は、補聴器ONと、ラジオONと,補聴器及びラジオOFFの三段切り替えのスライド式スイッチであり、符号48は補聴器の音量調節ダイヤルである。
この実施例の警報装置3では、警報用スイッチ手段31がONにスイッチされると、補聴器用電源14から電気が警報音発生回路手段(図示せず)に供給され、当該回路がON状態となって、警報器32から所定の音量例えば100dBで、所定の警報音例えば「ピー・ピー・ピー・・・」と断続的に電子音が発生するように、予め前記の警報音発生回路手段(図示せず)に設定されている。
この実施例の補聴器によれば、体力的弱者である難聴老人等が常時携帯する補聴器を用いて、緊急事態の際に救助を求める警報音を発生させることができ、声を上げ得ない緊急事態に陥った際には、家庭等の屋内や屋外等場所を選ばずに、容易に救助を求めることができる。
又、この実施例の補聴器によれば、警報装置と共にラジオ受信装置を備えているので、日常的にラジオ放送を楽しむことができるし、地震や津波、或いは台風や洪水等の天災や社会的混乱によって緊急事態に陥った際には、ラジオ放送を通じて所要の情報を得ることもできる利点がある。
又、この実施例の補聴器は上記のようにラジオ受信装置4を備えているが、本考案の警報装置3を備えた補聴器においては、ラジオ受信装置4とは電気的には無関係に構成され・配設されているから、必ずしもラジオ受信装置を備える必要はない。
ラジオ受信装置4を備えていない場合には、警報装置3の警報器32は、この実施例の補聴器本体11に内蔵されている後述のラジオ受信装置4のスピーカ音発生領域41のような、即ち、この実施例の図3及び図4に示すように、ラジオ音声であるスピーカ音を外部に通すように、補聴器本体11の本体ケース13の適所に、当該本体ケース13を貫通するように無数の通孔を密集させて形成されたスピーカ音発生領域41(図3及び図4)と同様に、本体ケース13の適所に、当該本体ケース13を貫通するように無数の通孔を密集させて形成した警報音発生領域(図示せず)を設けて、この警報音発生領域が形成された本体ケース13の内側に、例えば図4のように警報器32を配設すればよい。
尚、警報器32の配設は勿論この実施例に限らず補聴器本体の適所に適宜配設すればよいし、警報器32も電子音発生器に限らず、他の適当な警報音発生手段を用いてもよい。
本考案は、警報装置の設置スペースを得難い所謂耳掛け式補聴器を除き、設置スペースを確保できる補聴器に広く利用することができる。
1 補聴器
11 補聴器本体
12 出力端子(警報装置)
13 本体ケース(補聴器本体)
14 補聴器用電源(警報装置)
15 カバケース(補聴器本体)
3 警報装置
31 警報用スイッチ手段(警報装置)
32 警報器(警報装置)
4 ラジオ受信装置
41 スピーカ音発生領域(警報音発生領域)


Claims (9)

  1. 補聴器本体と前記補聴器本体の出力端子に接続コードを介して接続される別体のイヤホーンとを備えて成る補聴器において、
    前記補聴器本体に内蔵された補聴器用電源に電気的に接続された警報装置が前記補聴器本体に配設されたことを特徴とする補聴器。
  2. 補聴器本体は、少なくとも、集音マイクと、警報音発生回路手段と、イヤホーンコード端子が抜き差し自在な音声出力端子とを備えたことを特徴とする請求項1の補聴器。
  3. 警報装置は、補聴器本体に設けられた警報用スイッチ手段と前記補聴器本体に内蔵された警報器とで構成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2の補聴器。
  4. 警報用スイッチ手段はON/OFF方向スライド式スイッチであることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の補聴器。
  5. 警報器は電子音発生であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の補聴器。
  6. 補聴器本体にはラジオ受信装置が内蔵されたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の補聴器。
  7. ラジオ受信装置はAM及びFM受信機能を備えたことを特徴とする請求項6の補聴器。
  8. ラジオ受信装置の電源は補聴器用電源であることを特徴とする請求項6又は請求項7の補聴器。
  9. 警報器は、ラジオ受信装置のスピーカ音を補聴器本体の外部に通すよう前記補聴器本体の本体ケースに当該本体ケースを貫通するように無数の通孔が密集形成されたスピーカ音発生領域の前記本体ケース内側に設けられたことを特徴とする請求項6乃至請求項8の何れかに記載の補聴器。


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