JP3172703U - 流量測定用電子ユニット及び流量測定器 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を削減しユニットの小型化等を図れる流量測定用電子ユニット及び流量測定器等の提供。
【解決手段】流量測定用電子ユニットは、液体の流れに応じて回転する羽根車の回転を磁気のセンシングにより検出する磁気センサー回路30と、磁気センサー回路30からの信号の処理と表示制御処理を行う処理回路32とが、羽根車に対向する面である第1の面SF1に設けられる回路基板10と、回路基板10の第1の面SF1の裏面の第2の面SF2側に設けられ、処理回路32により表示制御されて画像を表示する表示部60と、表示部60と回路基板10とを接続するコネクター部70、72を含む。
【選択図】図3

Description

本考案は、流量測定用電子ユニット及び流量測定器等に関する。
従来より、水等の液体の流量を検出する水道メーターなどの流量測定器が知られている。水道メーターには、機械式水道メーター、ハイブリッド式水道メーター、電子式(ソリッドステート式)水道メーターがある。機械式水道メーターでは、流量の積算をギアにより行い、流量の表示を機械カウンターにより行う。ハイブリッド式水道メーターでは、流量の積算をギアとMCU(Micro Controller Unit)により行い、流量の表示を機械カウンターとLCD(Liquid Crystal Display)により行う。電子式水道メーターでは、流量の積算をMCUにより行い、流量の表示をLCDにより行う。電子式水道メーターの従来技術としては例えば特許文献1に開示される技術がある。
しかしながら、これまでの電子式水道メーターでは、センサー用基板と電子部品用基板が別個に存在し、また製品によっては表示用基板も別個に存在していた。このため、構成が煩雑であった。また、部品点数も多くなるため、高コスト化の原因となっていた。また、電子ユニットとしての消費電力が大きいため、大容量で大型の電池が必要になっていた。このため、必然的に製品形状も大きくなってしまうという課題があった。
特開2005−292096号公報
本考案の幾つかの態様によれば、部品点数を削減しユニットの小型化等を図れる流量測定用電子ユニット及び流量測定器等を提供できる。
本考案の一態様は、液体の流れに応じて回転する羽根車の回転を磁気のセンシングにより検出する磁気センサー回路と、前記磁気センサー回路からの信号の処理と表示制御処理を行う処理回路とが、前記羽根車に対向する面である第1の面に設けられる回路基板と、前記回路基板の前記第1の面の裏面の第2の面側に設けられ、前記処理回路により表示制御されて画像を表示する表示部と、前記表示部と前記回路基板とを接続するコネクター部と、を含む流量測定用電子ユニットに関係する。
本考案の一態様では、磁気センサー回路と、磁気センサー回路からの信号の処理及び表示制御処理を行う処理回路とが、羽根車に対向する面である回路基板の第1の面に設けられる。また、処理回路により表示制御されて画像を表示する表示部が、回路基板の第2の面に設けられる。そして更に表示部と回路基板とを接続するコネクター部が設けられる。このような構成にすれば、回路基板の第1の面に設けられた磁気センサー回路による磁気のセンシングにより、羽根車の回転を検出し、磁気センサー回路からの信号を処理回路において処理できる。そして、処理回路からの信号を、コネクター部を介して表示部に信号接続して、表示部に画像を表示できるようになる。この場合に本考案の一態様では、回路基板の第1の面に磁気センサー回路及び処理回路を設け、第1の面の裏面である第2の面側に表示部を設ける構成としている。このため、回路基板の枚数等を最小限に抑えて、部品点数を削減し、ユニットの小型化等を図れる流量測定用電子ユニットの提供が可能になる。
また本考案の一態様では、前記磁気センサー回路及び前記処理回路の電源を供給するための電池を含み、前記電池は、前記回路基板と前記表示部との間に設けられてもよい。
このようにすれば、回路基板と表示部の間に電池を配置して、磁気センサー回路や処理回路に電源を供給できるようになる。また、電池として、例えばコイン電池等のコンパクトな形状の電池を採用することも容易になる。
また本考案の一態様では、前記処理回路は、前記磁気センサー回路と前記処理回路とを接続する複数のセンサー用信号線が接続される複数のセンサー用信号端子を有し、前記複数のセンサー用信号端子は、前記処理回路の辺のうち前記磁気センサー回路に対向する第1の辺に設けられてもよい。
このようにすれば、磁気センサー回路と処理回路とを接続するセンサー用信号線をショートパスで接続できるようになり、回路基板での配線の簡素化等を図れるようになる。
また本考案の一態様では、前記処理回路は、前記処理回路と前記表示部とを接続する複数の表示部用信号線が接続される複数の表示部用信号端子を有し、前記表示部用信号端子は、前記処理回路の第2の辺、第3の辺及び第4の辺のうちの少なくとも1つの辺に設けられてもよい。
このようにすれば、処理回路の第2、第3、第4の辺のうちの少なくとも1つの辺を利用して、処理回路と表示部とを接続する表示部用信号線を配線できるようになり、回路基板での配線の簡素化等を図れるようになる。
また本考案の一態様では、前記磁気センサー回路と前記処理回路とを接続する複数のセンサー用信号線が、互いにクロスせずに前記回路基板の前記第1の面に配線されてもよい。
このようにすれば、磁気センサー回路と処理回路とを接続するセンサー用信号線に対して例えば寄生容量等が寄生して、信号品質等が劣化するのを抑止できるようになる。
また本考案の一態様では、前記磁気センサー回路は、前記回路基板の前記第1の面において、前記羽根車に取り付けられた磁石に対応する第1の位置に設けられてもよい。
このようにすれば、羽根車に取り付けれた磁石からの磁気を、磁石に対応する第1の位置に設けられた磁気センサー回路により適正にセンシングして、羽根車の回転を検出できるようになる。
また本考案の一態様では、前記処理回路は、前記回路基板の前記第1の面において、前記第1の位置から所与の距離だけ離れた第2の位置に設けられてもよい。
このようにすれば、羽根車の回転を適正に検出できる第1の位置に磁気センサー回路を配置しながら、磁気センサー回路からの信号をショートパスで処理回路に入力できるようになる。
また本考案の一態様では、前記磁気センサー回路及び前記処理回路の第1の方向側に、前記コネクター部として、第1のコネクター部が設けられ、前記第1の方向の反対方向を第2の方向とした場合に、前記磁気センサー回路及び前記処理回路の前記第2の方向側に、前記コネクター部として第2のコネクター部が設けられてもよい。
このようにすれば、処理回路からの信号を、第1、第2のコネクター部を介して表示部に伝達できるようになる。
また本考案の一態様では、前記表示部は、前記第1のコネクター部及び前記第2のコネクター部により、前記回路基板の前記第2の面から所与の距離だけ離れた位置に支持されてもよい。
このようにすれば、第1、第2のコネクター部を支持部材として、表示部を支持して、回路基板に固定できるようになる。
また本考案の一態様では、前記第1のコネクター部及び前記第2のコネクター部には、前記処理回路と前記表示部とを接続する複数の表示部用信号線が配線されてもよい。
このようにすれば、第1、第2のコネクター部により表示部を支持しながら、表示部用信号線を介して、表示部と、表示部の表示制御を行う処理回路等とを信号接続できるようになる。
また本考案の一態様では、前記回路基板には、前記磁気センサー回路及び前記処理回路を覆うように防湿部材が設けられてもよい。
このようにすれば、羽根車側からの液体による湿気等から、磁気センサー回路、処理回路等を守ることが可能になる。
また本考案の他の態様は、上記のいずれかに記載の流量測定用電子ユニットと、前記羽根車とを含む流量測定器に関係する。
本実施形態の流量測定用の電子ユニットの構成例を示す斜視図。 本実施形態の流量測定用の電子ユニットの電池配置を示す斜視図。 本実施形態の流量測定用の電子ユニットを下方向から見た場合の斜視図。 コネクター部の一例を示す斜視図。 流量測定用の電子ユニットを有する流量測定器の構成例を示す斜視図。 流量測定用の電子ユニットを有する流量測定器の構成例を示す斜視図。 流量測定用の電子ユニットを有する流量測定器の分解斜視図。 処理回路の構成例。 羽根車の回転を磁気のセンシングにより検出する手法の説明図。 磁気センサー回路の構成例及び動作説明図。 磁気センサー回路の動作を説明するための信号波形例。 回路基板の信号配線例。 防湿部材で磁気センサー及び処理回路を覆う手法の説明図。
以下、本考案の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された本考案の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本考案の解決手段として必須であるとは限らない。
1.流量測定用電子ユニット。
図1、図2、図3は、本実施形態の流量測定用の電子ユニットの構成例を示す斜視図である。図2は電池20の配置を示す斜視図であり、図3は、図1のA1方向である下方向から見た斜視図である。なお本実施形態の流量測定用の電子ユニットは図1、図2、図3の構成に限定されず、その一部の構成要素を省略したり、他の構成要素を追加するなどの種々の変形実施が可能である。
本実施形態の流量測定用の電子ユニットは、回路基板10と、表示部60と、コネクター部70、72を含む。また図2に示すように電子ユニットは電池20を含む。
回路基板10は、各種の電子部品(回路素子)を表面に固定し、その部品間を配線で接続することで電子回路を構成する板状の基板(プリント基板等)である。図3では、回路基板10は、例えば円形形状となっている。なお、この場合の円形は真円である必要はない。また、図1に示すように、回路基板10には、後述するハウジング等に回路基板10を固定するための切り欠き部18等が設けられている。また回路基板10の形状として、円形以外の形状を採用してもよい。
図3に示すように、回路基板10の第1の面SF1には、磁気センサー回路30と処理回路32が設けられている。また、第1の面SF1には不揮発性の記憶部であるEEPROM34も設けられている。また回路基板10には、キャパシター、抵抗素子などの各種の受動素子や、外部との信号を接続するためのコネクター等を設けることができる。ここで、第1の面SF1は、後述する図5に示すように羽根車90(翼車)に対向する面(羽根車側の面)である。図5を例にとれば下方向を向く面である。
具体的には、磁気センサー回路30、処理回路32、EEPROM34の各回路を実現する各IC(集積回路装置)が、回路基板10の第1の面SF1に実装されている。これらの各ICには、磁気センサー回路30、処理回路32、EEPROM34の各回路を実現する各チップ(半導体チップ)が、モールド等に覆われて実装されている。なお磁気センサー回路30、処理回路32、EEPROM34をベアチップで実装することも可能である。また、図3では、磁気センサー回路30と処理回路32が、別々のICにより実現されているが、磁気センサー回路30及び処理回路32を1チップのICにより実現してもよい。この場合でも、その1チップのIC内の磁気センサー回路30及び処理回路32が、回路基板10の第1の面SF1に設けられていることになる。
磁気センサー回路30は、液体(狭義には水)の流れに応じて回転する羽根車(図5の90)の回転を磁気のセンシングにより検出するためのセンサーである。即ち、羽根車に取り付けられ、羽根車と共に回転する磁石からの磁気(磁界)の変化等を検出することで、羽根車(磁石)の回転(回転数、回転方向等)を検出する。この検出手法の詳細については後述の図9〜図11で詳述する。
磁気センサー回路30としては、例えばMR(MagnetoResistive)センサーなどを用いることができる。MRセンサーは、磁気(磁界)の強さに応じて抵抗値が変化する磁気抵抗素子を利用するセンサーである。なお、磁気センサー回路30として、リードスイッチ方式等の磁気センサーを用いてもよい。
処理回路32は、磁気センサー回路30からの信号の処理や、表示部60の表示制御処理などを行う。具体的には処理回路32は、磁気センサー回路30からの信号に基づいて、羽根車の回転数を求め、求められた回転数に基づいて、流量値を取得する流量積算処理や、瞬間流量値を取得する瞬間流量計測処理などを行う。或いは、過大流量検知や逆流検知や漏水検知や不使用検知などの処理も行う。また処理回路32は、表示部60の表示領域62に、流量計測器用の各種の画像(情報)を表示するための処理を行う。具体的には処理回路32は、表示部60を構成する液晶ディスプレイのセグメント電極やコモン電極の駆動信号を生成して、各種の画像を液晶ディスプレイに表示するための処理を行う。また処理回路32は、電池の電圧低下を検知する処理なども行う。この処理回路32の機能は、磁気センサー回路30用のAFE(Analog FrontEnd circuit)や表示部60の駆動用のドライバー回路などを備えたMCU(マイクロコンピューター)などにより実現できる。
表示部60は、回路基板10の第2の面SF2側に設けられ、処理回路32により表示制御されて画像を表示する。具体的には、表示部60は、第2の面SF2から所与の距離だけ離れた位置に設けられる。後述する図5を例にとれば、羽根車90側を下方向とした場合に、表示部60は、回路基板10の上方向において所与の距離だけ離れた位置に設けられる。ここで第2の面SF2は、第1の面SF1の裏面である。図5を例に取れば、第2の面SF2は、上方向を向く面であり、羽根車90とは逆側にある面である。
表示部60は、処理回路32により表示制御されて画像を表示する。具体的には、表示部60は、その表示領域62に、流量計測器用の各種の画像(情報)を表示する。例えば、流量、回転数、カウント数を表示する。また、過大流量警告、漏水警告、逆流警告、バッテリー低下警告などの種々の警告情報を表示する。この表示部60の機能は、例えば液晶ディスプレイなどにより実現できる。液晶ディスプレイとしては、例えば複数のセグメント電極(セグメント線)と複数のコモン電極(コモン線)を有し、数字、アルファベットなどの文字やアイコンを表示できるセグメントタイプの液晶ディスプレイを用いることができる。このセグメントタイプの液晶ディスプレイは、いわゆる電圧平均化法により駆動される。電圧平均化法は、液晶の光学応答の定常状態では透過率が印加電圧の実効値に依存することを利用した駆動方法である。なお、表示部60として、セグメントタイプ以外の液晶ディスプレイを用いたり、液晶ディスプレイ以外のディスプレイを用いることも可能である。
コネクター部70、72は、表示部60と回路基板10とを接続するための部材である。具体的には、コネクター部70、72は、回路基板10の第1の面SF1に実装される処理回路32等と表示部60との間の信号線74、76(表示部用信号線)を接続するための部材である。図1に示すように回路基板10には、穴部14、16が設けられており、コネクター部70、72の信号線74、76の先の突起部(図4の78)が、この穴部14、16に挿入されている。そして、回路基板10の第1の面SF1上では、この突起部の位置からの配線(プリント配線)が、処理回路32等に接続される。
また図2に示すように、本実施形態の流量測定用の電子ユニットは電池20を有する。具体的には、電池20と、電池20を回路基板10に取り付けるための電池ホルダー22(電池の取り付け部材)を有する。電池20は、磁気センサー回路30、処理回路32等の電源を供給するためのものである。図2では電池20として、コイン電池(コイン型リチウム電池等)が用いられている。即ち、従来の電子ユニットでは円柱形状の電池が設けられていたが、本実施形態の電子ユニットは低消費電力で形状がコンパクトであるため、電池20としてコイン電池を用いることができる。この電池20は、回路基板10の第2の面SF2に設けられた電池ホルダー22により固定されて、回路基板10と表示部60の間に設けられるようになる。
また図3に示すように、磁気センサー回路30は、回路基板10の第1の面SF1において、羽根車に取り付けられた磁石に対応する第1の位置P1に設けられる。例えば後述する図7に示すように、羽根車90には、その回転を検出するための磁石92が取り付けられている。具体的には、後述する図9に示すように、羽根車90の回転軸94の位置に磁石92が取り付けられており、磁気センサー回路30は、この磁石92からの磁気(磁界)の変化等を検出することで、羽根車90の回転を検知する。このため図3に示すように、磁気センサー回路30は、羽根車90の磁石92に対応する第1の位置P1に設けられる。
ここで、磁石92に対応する第1の位置P1は、例えば平面視(例えば図3のA1方向から見る視線)において磁石92の位置と一致(略一致)する位置である。例えば回路基板10が円形形状である場合には、第1の位置P1は円形形状の中心位置である。また第1の位置P1は、磁気センサー回路30が配置される代表位置(例えば配置中心となる位置)である。このような第1の位置P1に磁気センサー回路30を配置することで、羽根車90の回転を適正に検出できるようになる。
また図3に示すように、処理回路32は、回路基板10の第1の面SF1において、第1の位置P1から所与の距離だけ離れた第2の位置P2に設けられる。例えば回路基板10が円形形状である場合には、第2の位置P2は、円形形状の中心位置である第1の位置P1から離れた位置である。この第2の位置P2は、処理回路32が配置される代表位置(例えば配置中心となる位置)である。
このように第2の位置P2に処理回路32を配置すれば、羽根車90の回転を適正に検出できる第1の位置P1に磁気センサー回路30を配置しながら、磁気センサー回路30からの信号をショートパスで処理回路32に入力できるようになる。なお、EEPROM34も、回路基板10の第1の面SF1において、第1の位置P1から所与の距離だけ離れた第3の位置P3に配置される。また、前述のように磁気センサー回路30と処理回路32を1チップのICで構成した場合には、IC内の磁気センサー回路30が図3の第1の位置P1に配置され、IC内の処理回路32が第2の位置P2に配置されればよい。
また図3に示すように、本実施形態では、磁気センサー回路30及び処理回路32の第1の方向DR1側に、コネクター部として、第1のコネクター部70が設けられる。また第1の方向DR1の反対方向を第2の方向DR2とした場合に、磁気センサー回路30及び処理回路32の第2の方向DR2側に、コネクター部として第2のコネクター部72が設けられる。即ち、磁気センサー回路30及び処理回路32の両サイドに対応する位置に、第1、第2のコネクター部70、72が設けられる。そして表示部60は、第1のコネクター部70及び第2のコネクター部72により、回路基板10の第2の面SF2から所与の距離だけ離れた位置に支持される。即ち、第1、第2のコネクター部70、72により表示部60を支えながら、第1、第2のコネクター部70、72を介して表示部60を回路基板10に固定する。このようにすることで、第1、第2のコネクター部70、72を支持部材として、表示部60を支持して、回路基板10に固定し、表示部60と、回路基板10上の処理回路32等の電子部品とを、信号接続できるようになる。
また、図1、図2、図3に示すように、第1、第2のコネクター部70、72には、処理回路32と表示部60とを接続する複数の表示部用の信号線74、76が配線される。例えば第1、第2のコネクター部70、72に設けられた柱状の穴部に表示部用の信号線74、76が配線される。このようにすれば、第1、第2のコネクター部70、72により表示部60を支持しながら、この信号線74、76を介して、表示部60と、表示部60の表示制御を行う処理回路32等とを信号接続できるようになる。
図4は、本実施形態で使用されるコネクター部70(72)の一例を示す斜視図である。このコネクター部70は、例えばプラスチック等の硬質部材により形成され、その内部に、信号線74が設けられる。そして、コネクター部70の上方に設けられた穴部77に、表示部60の端子を挿入し、コネクター部70の下方に設けられた導電性の突起部78を、図1〜図3に示す回路基板10の穴部14に挿入する。こうすることで、表示部60と回路基板10との間での信号線の接続が可能になる。そして、回路基板10のプリント配線を介して、回路基板10の第1の面SF1に設けられた処理回路32等に信号線を接続することが可能になる。なおコネクター部70(72)の構成・構造は図4に限定されない。例えばコネクター部70としてフレキシブル基板等を用いる変形実施も可能である。
本実施形態の流量測定用の電子ユニットでは、低消費電力システムが実現できるソリューションを用いることで、従来よりも小型の電池(例えばコイン電池)で、同等のシステムを組めるようになっている。また、内部回路の最適化、端子配置の効率化の設計が施されたMCU(処理回路)を用いることで、部品点数削減や回路基板パターンの引き回しの減少を実現できるようになっている。このような背景の下で、本実施形態の流量測定用の電子ユニットでは、回路基板の一方の面(第1の面)に電子部品を実装し、その中央部に磁気センサー回路(磁気センサー)を実装する。そして、回路基板の他方の面(第2の面)側には、表示部(表示パネル)を設け、回路基板と表示部の間にコイン電池を設置する。
このようにすることで、従来は複数枚必要であった回路基板が1枚で済むようになる。従って、流量測定用の電子ユニットやこれを含む流量測定器の構成を簡素化でき、コストの削減やシステムの小型化等を実現することに成功している。
2.流量測定器
図5、図6、図7は、本実施形態の流量測定器の斜視図である。この流量測定器は、図1〜図3で説明した本実施形態の流量測定用の電子ユニットと、羽根車90を有する。また、電子ユニットや羽根車を収納するためのハウジング102、104等を有する。
羽根車90は、本実施形態の流量測定用の電子ユニットの回路基板10の下方に配置される。この羽根車90は、水等の液体の流れに応じて回転するものであり、その回転が、回路基板10の下方側の第1の面SF1に設けられた磁気センサー回路30により検出される。具体的には、後述する図9に示すように、羽根車90の回転軸94に対応して設けられた磁石92からの磁気の変化や大きさを検出することで、羽根車90の回転数等が検出される。この羽根車は、図7等に示すように、下方側のハウジング104内に収納される。
前述のように、本実施形態の流量測定用の電子ユニットは、回路基板10とコネクター部70、72と表示部60を有する。そして、これらの部材により構成される電子ユニットは、図7等に示すように、上方側のハウジング102内に収納される。そして、電子ユニットの上方には、蓋部100が設けられ、これにより、ハウジング102内に電子ユニットが密閉されて格納されるようになる。この場合に、電子ユニット側のハウジング102の内部と、羽根車90側のハウジング104の内部とを隔離するための機能を、例えば回路基板10に持たせてもよい。即ち、羽根車90側のハウジング104の内部からの液体が、電子ユニット側のハウジング102の内部に浸水しないようにする隔離機能を、回路基板10に持たせる。もちろん、回路基板10の下方に、このような隔離機能を実現する部材を更に設けてもよい。
以上のように本実施形態の流量測定用の電子ユニットが設けられた流量測定器では、電子ユニットの部品点数が少なく、その構成がシンプルであることから、流量測定器自体の部品点数を少なくすることができ、その構成もシンプルにすることが可能になる。これにより、流量測定器の低コスト化や信頼性の向上等を図れるようになる。また、電子ユニットを小型化できることで、流量測定器の小型化も図れるようになる。
なお、既存の流量測定器(例えば地中に既に埋められている水道メーター等)に対して、本実施形態の流量測定用の電子ユニットを用いる場合には、既存の流量測定器を構成するハウジング内に、本実施形態の電子ユニットを組み込めばよい。この場合に、既存の流量測定器とのサイズを合わせるのには、図1のコネクター部70、72の高さを調整することで対応できる。例えば既存の流量測定器のサイズ(高さ方向でのサイズ)が大きい場合には、それに合わせてコネクター部70、72の高さ方向の長さを大きくすればよい。
3.処理回路
次に本実施形態の電子ユニットに用いられる処理回路32の詳細について説明する。図8に処理回路32の構成例を示す。なお本実施形態の処理回路32は図8の構成に限定されず、その一部の構成要素を省略したり、他の構成要素を追加するなどの種々の変形実施が可能である。
図8の処理回路32は、AFE(アナログフロントエンド回路)40、CPU42(プロセッサー部、CPUコア)、ドライバー回路44を含む。また、I/F(インターフェース)回路45、RTC(リアルタイムクロック)回路46、記憶部48等を含むことができる。
AFE40は、磁気センサー回路30からの信号に対する各種のアナログ処理を行う。磁気センサー回路30からの信号は複数のセンサー用信号端子50を介して、AFE40に入力される。具体的には、AFE40には図示しないコンパレーター回路が設けられる。そして、このコンパレーター回路により、後述の図10に示す磁気センサー回路30からの信号SAとSANのコンパレート処理を行う。また、磁気センサー回路30からの信号SBとSBNのコンパレート処理を行う。そして、これらのコンパレーター処理の結果に基づいて、図5の羽根車90の回転数(回転角度)や回転方向(正回転、逆回転)などが検出される。
CPU42は、AFE40での検出結果に基づいて種々の演算処理を行って、流量値等を取得する。例えば羽根車90の回転数に基づいて、流量値を取得したり、瞬間流量値を取得する演算処理を行う。またCPU42は、過大流量や逆流や漏水等を検知するための処理を行う。
ドライバー回路44は、表示部60の表示制御処理を行う。具体的には、表示部60に設けられたセグメント電極やコモン電極を駆動するための駆動信号を生成する。このドライバー回路44は、例えばセグメント電極に出力されるセグメント用の駆動信号やコモン電極に出力されるコモン用の駆動信号を出力する複数の出力回路(出力セル)と、この出力回路を制御する制御回路を含むことができる。これらの駆動信号は、複数の表示部用信号端子52を介して表示部60に出力される。具体的には、駆動信号は、表示部用信号端子52からコネクター部70、72を介して表示部60に出力される。これにより表示部60の表示領域62に、流量計測器用の各種の画像が表示されるようになる。
I/F回路45は、例えばSPI、UART、I2Cなどの通信インターフェースを実現する回路である。このI/F回路45により、例えば無線による遠隔検針システムなどの実現が可能になる。
RTC(リアルタイムクロック)回路46は、計時処理を行う回路である。このRTC回路46により、CPU42を介在させることなく、計時処理を低消費電力で実現することが可能になる。
記憶部48は、各種の情報を記憶するものであり、例えばRAM等により実現される。CPU42は、この記憶部48を作業領域として、各種の処理を行う。また、記憶部48は、表示部60に表示される画像のデータも記憶する。
4.磁気センサー回路
次に本実施形態の流量測定用の電子ユニットに用いられる磁気センサー回路30の詳細について説明する。
本実施形態の電子ユニットでは、図9、図7に示すように、羽根車90の回転軸94に対して磁石92が取り付けられている。そして、液体の流れに応じて羽根車90が回転すると、羽根車90の回転軸94に取り付けられた磁石92も回転する。磁気センサー回路30は、この時の磁石92からの磁気(磁界)の変化を検出して、羽根車90の回転を検出する。
図10に、磁気センサー回路30の構成例を示す。図10の磁気センサー回路30はMRセンサーの例であり、磁気抵抗素子R1〜R4とR5〜R8を有する。これらの磁気抵抗素子R1〜R4、R5〜R8は、磁気によって抵抗値が変化する抵抗素子である。磁気抵抗素子R1〜R4は四角形に接続されて、第1のホイーストンブリッジ回路を構成している。同様に、磁気抵抗素子R5〜R8も四角形に接続されて、第2のホイーストンブリッジ回路を構成している。
例えば、図10の信号SA、SANは磁気センサー回路30から出力されて、処理回路32に入力される。そして、前述したように処理回路32のAFE40には、信号SAとSANのコンパレーター処理を行うコンパレーター回路が設けられており、信号SAはコンパレーター回路の非反転入力端子に入力され、信号SANは反転入力端子に入力される。
そして図10において磁気抵抗素子R2、R4を横切るように磁界(磁束)H3が発生したとする。この場合には、R2、R4の抵抗値はrからr+Δrに変化するが、R1、R3の抵抗値はrのまま変化しない。従って、上述のコンパレーター回路の非反転入力端子に入力される信号SAの電圧は上昇し、反転入力端子に入力される信号SANの電圧は低下する。この結果、AFE40に設けられたコンパレーター回路の出力は、例えばLレベルからHレベルに変化する。
一方、図10ににおいて磁気抵抗素子R1、R3を横切るように磁界H1が発生したとする。この場合には、R1、R3の抵抗値はrからr+Δrに変化するが、R2、R4の抵抗値はrのまま変化しない。従って、コンパレーター回路の非反転入力端子に入力される信号SAの電圧は低下し、反転入力端子に入力される信号SANの電圧は上昇するため、コンパレーター回路の出力は、例えばHレベルからLレベルに変化する。
このように、羽根車90が回転することで磁石92が回転し、図10のように磁界が変化すると、これに伴い信号SA、SANの電圧が変化する。従って、この信号SA、SANのコンパレート処理を行うことで、羽根車90の回転を検出できるようになる。この場合に、例えば磁気抵抗素子R1〜R4により構成される第1のホイーストンブリッジ回路は、磁界の向きが180度回転した場合にも、同じような検出を行うため、正回転と逆回転を区別できない。この点、図10では、磁気抵抗素子R1〜R4により構成される第1のホイーストンブリッジ回路に加えて、磁気抵抗素子R5〜R8により構成される第2のホイーストンブリッジ回路を更に設けており、R5〜R8の配置方向が、R1〜R4の配置方向に対して45度だけずれている。これにより、R1〜R4に構成される第1のホイーストンブリッジ回路からの信号SA、SANと、R5〜R8に構成される第2のホイーストンブリッジ回路からの信号SB、SBNを組み合わせることで、正回転と逆回転の区別も可能になる。なお、図11には、信号SA、SAN、SB、SBNの信号波形例を示す。図11において、ROTHは回転磁界の角度であり、VPPは各信号のピーク・トゥー・ピーク電圧である。
5.磁気センサー回路、処理回路間の信号配線
次に、磁気センサー回路30と処理回路32の間の信号線の配線例について説明する。
本実施形態では図3に示すように、回路基板10の第1の面SF1に、磁気センサー回路30と処理回路32が実装される。そして、回路基板10の第1の面SF1には、これらの磁気センサー回路30と処理回路32を接続する信号線(プリント配線)が配線される。この場合に回路基板10への電子部品の配置や信号線の配線をシンプルにするためには、磁気センサー回路30、処理回路32の間の信号線の配線もシンプルにすることが望ましい。このようにすることで、流量測定用の電子ユニットの構成の簡素化や小型化等を図れるようになる。
具体的には図8に示すように、処理回路32は、磁気センサー回路30と処理回路32とを接続する複数のセンサー用の信号線が接続される複数のセンサー用の信号端子50を有する。ここで、センサー用の信号線は、例えば図10、図11で説明した信号SA、SAN、SB、SBNの信号線などである。
また図12に示すように、矩形の処理回路32(処理回路のIC)は、第1〜第4の辺S1〜S4を有する。ここで第3の辺S3は第1の辺S1に対向する辺であり、第4の辺S4は第2の辺S2に対向する辺である。また、第2、第4の辺S2、S4は、第1、第3の辺S1、S3に対して直交(交差)する。
この場合に、図12に示すように、処理回路32の複数のセンサー用の信号端子50は、処理回路の辺S1〜S4のうち、磁気センサー回路32に対向する第1の辺S1に設けられる。即ち、第1の辺S1に沿うように、複数のセンサー用の信号端子50が配列されて配置される。そして、磁気センサー回路30と処理回路32とを接続する複数のセンサー用の信号線54が、互いにクロスせずに回路基板10の第1の面SF1に配線される。
このようにすることで、磁気センサー回路30と処理回路32とを接続する複数のセンサー用の信号線54(SA、SAN、SB、SBN等)を、ショートパスで接続できるようになる。従って、これらの信号線54に寄生する寄生容量、寄生抵抗等を低減することが可能になり、寄生容量、寄生抵抗等に起因する信号特性の劣化を抑制できる。また、センサー用の信号線54が互いにクロスしないように配線されることで、これらの信号線54の間での容量カップリング等も最小限に抑えることが可能になり、信号特性の劣化を抑制できるようになる。また、磁気センサー回路30と処理回路32の信号接続がシンプルになり、回路基板10のシンプルな信号配線を実現できるようになる。
また図8に示すように、処理回路32は、処理回路32と表示部60とを接続する複数の表示部用の信号線が接続される複数の表示部用の信号端子52を有する。表示部60がセグメントタイプの液晶ディスプレイである場合を例にとれば、表示部用の信号線は、セグメント駆動信号やコモン駆動信号の信号線である。
そして、これらの表示部用の信号端子(セグメント端子、コモン端子)は、処理回路32の第2の辺S2、第3の辺S3及び第4の辺S4のうちの少なくとも1つの辺に設けられる。図12を例にとれば、表示部用の信号端子52−1は第2の辺S2に設けられ、表示部用の信号端子52−2は第3の辺S3に設けられる。即ち、第2の辺S2に沿うように、複数の表示部用の信号端子52−1が配列されて配置され、第3の辺S3に沿うように、複数の表示部用の信号端子52−2が配列されて配置される。なお、一部の表示部用の信号端子52−3を第1の辺S1に設けてもよい。
このようにすれば、センサー用の信号端子50が配置される辺S1以外の辺S2、S3、S4を有効活用して、表示部用の信号端子52を配置できるようになり、回路基板10の信号配線の簡素化等を実現できる。特に、表示部用の信号端子52は、例えば表示部60のセグメント電極やコモン電極の個数分だけ必要になるため、その端子数が多くなる。この点、図12では、センサー用の信号端子50が配置される辺S1以外の辺S2、S3等を有効活用にして、多数の表示部用の信号端子52を配置している。従って、端子数が多い表示部用の信号端子52についても容易に配置することが可能になり、端子配置や信号配線の簡素化を図れる。例えば図3のように処理回路32を回路基板10の第1の面SF1に実装した場合に、処理回路32からの表示部用の信号線(セグメント駆動信号線、コモン駆動信号線)を、回路基板10に設けられた両サイドの穴部14、16に簡素に配線できるようになる。従って、処理回路32から、コネクター部70、72を介した表示部60への信号配線の接続も簡素化でき、電子ユニットの構成のシンプル化や小型化等を実現できるようになる。
なお、図13は、本実施形態の流量測定用の電子ユニットを側方から見た図である。図13に示すように本実施形態では、回路基板10には、磁気センサー回路30及び処理回路32を覆うように防湿部材36が設けられる。具体的には、回路基板10の第1の面SF1に防湿部材36が形成されている。即ち薄い皮膜の防湿部材36(防湿層)が、磁気センサー回路30、処理回路32(及びEEPROM34)を覆うように形成されている。この防湿部材36は、例えばシリコン等の防湿性の素材で、回路基板10の第1の面SF1をコーティングすることなどにより形成できる。
このようにすれば、例えば図5、図6において、羽根車90側のハウジング104の内部の水等の液体による湿気等から、磁気センサー回路30、処理回路32等を守ることが可能になる。また、ハウジング104の内部からの液体が、ハウジング102の内部に浸水しないようにする隔離機能を、回路基板10に持たせることも容易になる。なお、図13では、回路基板10の第1の面SF1側に防湿部材36を形成しているが、第2の面SF2側に防湿部材を形成してもよい。例えば図2の電池20や電池ホルダー22を覆うように防湿部材を形成する。このようにすることで、液体による湿気等から、電池20等を守ることが可能になる。
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本考案の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本考案の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義または同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また流量測定用電子ユニット、流体測定器の構成、動作も本実施形態で説明したものに限定に限定されず、種々の変形実施が可能である。例えば本実施形態の流量測定用電子ユニット、流体測定器は、水以外の液体の流量の検出にも適用できる。
SF1 第1の面、SF2 第2の面、DR1 第1の方向、DR2 第2の方向、
P1 第1の位置、P2 第2の位置、P3 第3の位置、R1〜R8 磁気抵抗素子、
S1〜S4 第1〜第4の辺、
10 回路基板、14、16 穴部、18 切り欠き部、20 電池、
22 電池ホルダー、30 磁気センサー回路、32 処理回路、34 EEPROM、
36 防湿部材、40 AFE、42 CPU、44 ドライバー回路、
45 I/F回路、46 RTC回路、48 記憶部、50 センサー用信号端子、
52(52−1〜52−3) 表示部用信号端子、54 信号線、
60 表示部、62 表示領域、70 第1のコネクター部、
72 第2のコネクター部、74、76 信号線、77 穴部、78 突起部、
90 羽根車、92 磁石、94 回転軸、100 蓋部、
102、104 ハウジング

Claims (12)

  1. 液体の流れに応じて回転する羽根車の回転を磁気のセンシングにより検出する磁気センサー回路と、前記磁気センサー回路からの信号の処理と表示制御処理を行う処理回路とが、前記羽根車に対向する面である第1の面に設けられる回路基板と、
    前記回路基板の前記第1の面の裏面の第2の面側に設けられ、前記処理回路により表示制御されて画像を表示する表示部と、
    前記表示部と前記回路基板とを接続するコネクター部と、
    を含むことを特徴とする流量測定用電子ユニット。
  2. 請求項1において、
    前記磁気センサー回路及び前記処理回路の電源を供給するための電池を含み、
    前記電池は、
    前記回路基板と前記表示部との間に設けられることを特徴とする流量測定用電子ユニット。
  3. 請求項1又は2において、
    前記処理回路は、
    前記磁気センサー回路と前記処理回路とを接続する複数のセンサー用信号線が接続される複数のセンサー用信号端子を有し、
    前記複数のセンサー用信号端子は、
    前記処理回路の辺のうち前記磁気センサー回路に対向する第1の辺に設けられることを特徴とする流量測定用電子ユニット。
  4. 請求項3において、
    前記処理回路は、
    前記処理回路と前記表示部とを接続する複数の表示部用信号線が接続される複数の表示部用信号端子を有し、
    前記表示部用信号端子は、
    前記処理回路の第2の辺、第3の辺及び第4の辺のうちの少なくとも1つの辺に設けられることを特徴とする流量測定用電子ユニット。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記磁気センサー回路と前記処理回路とを接続する複数のセンサー用信号線が、互いにクロスせずに前記回路基板の前記第1の面に配線されることを特徴とする流量測定用電子ユニット。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記磁気センサー回路は、
    前記回路基板の前記第1の面において、前記羽根車に取り付けられた磁石に対応する第1の位置に設けられることを特徴とする流量測定用電子ユニット。
  7. 請求項6において、
    前記処理回路は、
    前記回路基板の前記第1の面において、前記第1の位置から所与の距離だけ離れた第2の位置に設けられることを特徴とする流量測定用電子ユニット。
  8. 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
    前記磁気センサー回路及び前記処理回路の第1の方向側に、前記コネクター部として、第1のコネクター部が設けられ、
    前記第1の方向の反対方向を第2の方向とした場合に、前記磁気センサー回路及び前記処理回路の前記第2の方向側に、前記コネクター部として第2のコネクター部が設けられることを特徴とする流量測定用電子ユニット。
  9. 請求項8において、
    前記表示部は、
    前記第1のコネクター部及び前記第2のコネクター部により、前記回路基板の前記第2の面から所与の距離だけ離れた位置に支持されることを特徴とする流量測定用電子ユニット。
  10. 請求項8又は9において、
    前記第1のコネクター部及び前記第2のコネクター部には、
    前記処理回路と前記表示部とを接続する複数の表示部用信号線が配線されることを特徴とする流量測定用電子ユニット。
  11. 請求項1乃至10のいずれかにおいて、
    前記回路基板には、前記磁気センサー回路及び前記処理回路を覆うように防湿部材が設けられることを特徴とする流量測定用電子ユニット。
  12. 請求項1乃至11のいずれかに記載の流量測定用電子ユニットと、
    前記羽根車とを含むことを特徴とする流量測定器。
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