JP3171735U - オー脚を一瞬で補正し美脚効果と足長効果を生み出す装着物 - Google Patents

Abstract

【課題】膝下Ｏ脚の対象者に対し、その症状に補正効果を与えこれを他者に視認されることをなくすための装着物を提供する。【解決手段】膝下Ｏ脚対象者の膝下、即ち膝関節部内側から下腿三等筋付近までに症状として見受けられる括れ形状に常時、特殊形状のパッド状の補正具の効果を反映させるためにサポーター、ソックス、ストッキング等、脚を覆い隠すものを媒体とし、これを内蔵又は固定、配置し脚の内側のラインを整えることにより、対象者の脚の形状の美観を高め、Ｏ脚に見えてしまうことを解決する。【選択図】図５

Description

当該考案は、膝下Ｏ脚の対象者に対し、その症状に補正効果を与えこれを他者に視認されることをなくすための装着物に関するものである。

Ｏ脚対象者は、足の外側に重心が傾きやすくなる特徴があり、特殊インソール単体もしくは内蔵した履物を用い重心のかかりやすい部分を内側に向け、バランスを整えることにより矯正をする効果を求めている。あくまで矯正を目的にしている。

骨盤又は脚全体もしくは局部的に圧迫、即ち圧力をかけバランスを整え矯正を求める、これは下着、ストッキング、ソックスタイプなどが存在するが、完全な矯正効果は確約していない。又、膝下Ｏ脚の矯正は困難である。長期間の使用により改善効果を求めている。

専用バンドで、膝部を締めつけその圧力により矯正を試みている製品も存在するが、成人した大人の骨格、関節に圧力をかけても大きな効果は期待できない。矯正の定義は、医療行為に近い位置に存在する。完全に矯正できる発明、考案は存在しない。具体的であり現実的であり安全な方法により改善を求める場合は、専門家、専門医などが薦めるエクササイズもしくは施術を試みるしかない。現在ある発明、考案全般に共通する現実性のある効果実績は対象者の症状の頻度による部分が大きく、効果を期待できても長期間の使用が求められる。加えて脚に大きな負担をかけてしまうばかりか、それを支える骨盤にまで影響を及ぼしかねない発明、考案も存在する。完全な結果を求める場合、形成外科医による手術しかない。発明、考案により生まれたすべてではないが、ほとんどが暫定的な効果になる場合が多い。Ｏ脚を矯正するために身体のバランスを崩しては、本末転倒である。

特開２００５−２３２６０８号公報

越田昭著 「Ｏ脚がなおる美脚に変わる」 主婦の友社 ２００１年

膝下Ｏ脚対象者の足の形状は、素足並びに市販されているロングパンツ類を着用した場合、足の湾曲が他者に如実に視認されてしまう点である。

当該考案は、特殊形状のパッド状の補正具を用い、それを内蔵又は固定、配置する媒体としてのサポーター、ソックス、ストッキングなど脚を覆う物との組み合わせによりＯ脚対象者の膝下、即ち膝関節内側及び下腿三等筋を含む周辺筋肉の発達により起こる内側への括れ形状を補正することを特徴とする。

Ｏ脚対象者の膝下部分に見受けられる括れ形状を補正するために考えられた特殊形状のパッド状の補正具は、対象者の膝から下の部分を直線に近い状態にまで補正するため、相乗効果として美脚、足長効果を著しく向上させる。即ち着用者が膝下Ｏ脚であることを他者に視認、意識をさせることがなくなるばかりではなく、第二、第三の効果をも生み出す。矯正を目的とする発明、考案は非常に多いが当該考案のような、Ｏ脚に見えないようにすることを目的とした発明、考案は非常に珍しく当然ではあるが、即効性を持ち 具体性のある効果を生み出せる点では、手軽であり、安全であり現実性という観点から今までに無い具体的な効果と新規性を持ち、即効性を求めがちな、日本人の感覚に沿うものであり経済効果を十分に期待できる。

膝下Ｏ脚対象者の脚の形状を示す正面図 膝下Ｏ脚を補正し美脚、足長効果を生む当該考案の使用状態を示す正面図 特殊形状のパッド状の補正具を内蔵したサポーターの正面図 特殊形状のパッド状の補正具を内蔵したサポーターの側面図 特殊形状のパッド状の補正具本体の正面図 特殊形状のパッド状の補正具本体の側面図

考案を実地するための形態

特殊形状のパッド状の補正具を必要最低限度の大きさにすることで、着用状態であることを他者に視認、意識をさせず、効果を求めるにあたり使用者の努力も必要とせず、瞬時にＯ脚対策と美脚効果、足長効果を与えることを実現している。図５のパッド状の補正具は、着用者の脚に負荷を与えるものではなく、あくまで美しいラインを生み出す目的で考案された形状であり、着用者の体に全く負荷を与えない物である。即ち、老若男女を問わず効果を実感できることも確約する。特殊形状のパッド状の補正具は、考案の目的を達成するために必要にして十分でありうれば、材質の指定は無く、選択肢が幅広い、加えてパッド状の補正具を内蔵又は固定、配置するための媒体も考案の目的、用途を達成できるものであればサポーター、ソックス、ストッキングなど選択肢が幅広く、使用者の使用目的、使用用途、使用環境にも幅広く対応できることを実現する。

図１から見取れる膝下Ｏ脚対象者の膝下、即ち膝関節部内側から下腿三等筋付近に共通して起こる内側方向への括れ形状に対して、特殊形状のパッド状の補正具が括れ全体を補い、Ｏ脚に見えなくすると同時に美脚効果、足長効果を同時に与えることができる。

図２で装着状態が確認できるが、装着すると同時にＯ脚対象者の脚の形状に作用し脚の内側のラインが整えられることにより、美脚、足長効果を相乗効果として生み出す。ジーンズパンツ類を含むロングパンツ全般の着用時の効果は絶大であり、装着物の存在を他者に認識される可能性が極めて低い。

図２で確認できる装着状態からも見取れるが、使用者の脚に対して負荷を全く与えることがなく、老若男女を問わず使用することが可能で安全である。

図３及び図４は、サポーターに特殊形状のパッド状の補正具を内蔵した状態となるが、サポーター以外のソックス、ストッキングなど多種、多様に変化させることが可能であり、使用者の使用目的、使用用途、使用環境により選択肢が広く、その点において柔軟性を実現している。

図５及び図６で確認できる特殊形状のパッド状の補正具は、衝撃を受け止め和らげるものではないため、材質が多種、多様から選択できる特徴があり選択肢が広く、その点においても柔軟性に優れることを実現した。

当該考案は、日本人に多いとされる膝下Ｏ脚対象者に対して効果を発揮するが、稀に医師による専門的治療を必要とするほどの症状の方が存在し、そのような方々にも補正具の大きさを調整することで対応が可能であるが、治療又は矯正具ではないため、根本的な解決は与えられない。しかし補正具の大きさの変化により、他者からの視認性を和らげることは可能であるため、Ｏ脚治療中の方々の日常生活の範囲内で役立つ可能性が高い。具体性と現実性から考え、医療分野でも目的により使用が可能である。Ｏ脚には関係しないが、乳癌などで乳房を切除された方を対象に開発されたパッドが、現在では視覚的部分の豊胸効果を謳い、一般向けに改良され商品として世界中で経済効果をもたらし、現在も高い評価と需要があることは周知の事実である。

１ 膝下Ｏ脚対象者に共通した特徴の膝関節部内側から下腿三等筋及び周辺筋肉の括れ
２ 特殊形状のパッド状の補正具を内蔵又は固定、配置するためのサポーター
３ サポーターに内蔵された特殊形状のパッド状の補正具

Claims (4)

1. Ｏ脚を補正するための特殊形状のパッド状の補正具は、Ｏ脚対策と同時に、美脚、足長効果を生み出すもので、衝撃を受け止めるものではないため、多種、多様な材質によって作成できる特徴をもつ。
2. Ｏ脚対策と同時に美脚形成、視覚的な足長効果の増幅を生み出すため、使用者の使用目的、使用用途、使用環境は様々であり、特殊形状のパッド状の補正具を内蔵又は固定、配置を助ける媒体をサポーター、ソックス、ストッキング等、多種、多様に変化できる特徴をもつ、即ち使用者に多くの選択肢を与えることができる。
3. 考案の効果を最大限に使用者に与えるため、特殊形状のパッド状の補正具は、使用者の脚の長さ、太さ、Ｏ脚の頻度により、その大きさを変化させられる特徴をもつ。例としてＳ、Ｍ、Ｌなどのサイズ設定も可能であり、長さ、横幅、厚み等の外観の形状寸法を変化させ、使用者に適正な状態のものを必要に応じて与えられる特徴をもつ。
4. 主に膝下Ｏ脚に高い補正効果を求め、相乗効果として、美脚、足長効果を生み出すことを目的として考案されているため、使用者の膝下部、即ち膝関節部内側から下腿三等筋を含む周辺筋肉の括れ形状に補正具を反映させて効果を求めるが、今までに、この部位に補正具を用いＯ脚補正効果を試みている発明、考案は、見当たらないため、この点も当該考案の独自の特徴として強く主張する。

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