JP3171313U - 保温効果と立体感を向上させる構造から成る衣服構造 - Google Patents

保温効果と立体感を向上させる構造から成る衣服構造 Download PDF

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Abstract

【課題】温暖効果と立体感が向上される衣服構造を提供する。【解決手段】外表面と内表面を有し、裏地11と表布12及びサンドイッチ層13とからなり、上記裏地が、衣服の内表面になり、上記表布が、衣服の外表面になり、上記サンドイッチ層が、裏地と表布との間に設置され、上記サンドイッチ層が、繊維糸を重ねて成型される連続立て式繊維の繊維体で、上記立て式繊維の方向が、裏地から表布へ向かう方向であり、上記繊維体が、加熱により、繊維糸を収縮させて互いに結合され、直接に、適当な厚みに生産でき、または、より薄いサイズに裁断でき、これにより、衣服は、温暖と透気効果を両立でき、また、より優れた弾性や支持性及び立体感が得られる。【選択図】図2

Description

本考案は、衣服に関し、特に、温暖効果と立体感が向上される衣服構造に関する。
一般のブレザーコートやベスト、ジャケット及びオーバー等の衣服は、主として、裏地や表布等の部材からなり、より防寒できるため、裏地と表布との間に、精製綿や綿毛或いは他の温暖材質が充填されるが、精製綿が充填された場合は、防寒温暖効果が良くなく、また、洗濯に不適で、容易に水解によって変形し、そして、透気しなくて、平らに敷いているため、綿層が、時間が立つとともに、薄くなり、そのため、ユーザーが、良い着用品質を得ることができず、また、綿毛が充填された場合は、透気効果が得られるが、高価でありながら、分布が不均一による隙間が発生したことがあるため、衣服の防寒温暖効果に悪影響を与える。
本考案者は、上記欠点を解消するため、慎重に研究し、また、学理を活用して、有効に上記欠点を解消でき、設計が合理である本考案を提案する。
本考案の主な目的は、衣服の裏地と表布との間に、連続立て式繊維の繊維体からなるサンドイッチ層を増設することにより、衣服に、温暖と透気効果を両立することができ、同じ厚みで、温暖効果が向上され、同じ温暖効果である場合、より軽薄になる利点が得られる衣服構造を提供する。
本考案の他の目的は、衣服の裏地と表布との間に、連続立て式繊維の繊維体からなるサンドイッチ層を増設することにより、より良い弾性や支持性及び立体感が実現され、また、洗濯に適合でき、変形しにくく、着用寿命が向上される衣服構造を提供する。
請求項1の考案は、外表面と内表面を有し、裏地と表布及びサンドイッチ層とからなり、上記裏地が、衣服の内表面になり、上記表布が、衣服の外表面になり、上記サンドイッチ層が、裏地と表布との間に設置され、衣服であって、上記サンドイッチ層が、繊維糸を重ねて成型される連続立て式繊維の繊維体で、上記立て式繊維の方向が、裏地から表布へ向かう方向であり、上記繊維体が、加熱により、繊維糸を収縮させて互いに結合され、直接に、適当な厚みに生産でき、または、より薄いサイズに裁断でき、上記サンドイッチ層が、裏地と表布に重ねて一体に結合される、ことを特徴とする提升温暖効果と立体感が向上される衣服構造である。
請求項2の考案は、上記サンドイッチ層と裏地及び表布が、格状や帯状或いは図柄模様に縫製されて一体に結合されることを特徴とする請求項1に記載の提升温暖効果と立体感が向上される衣服構造である。
請求項3の考案は、上記サンドイッチ層と裏地及び表布が、粘着により、一体に結合されることを特徴とする請求項1に記載の提升温暖効果と立体感が向上される衣服構造である。
請求項4の考案は、上記サンドイッチ層と裏地及び表布が、高周波加圧ロールにより、一体に結合されることを特徴とする請求項1に記載の提升温暖効果と立体感が向上される衣服構造である。
請求項5の考案は、上記サンドイッチ層が、弾性に対する要求に応じて、繊維糸のデニールや含量割合を調整できることを特徴とする請求項1に記載の提升温暖効果と立体感が向上される衣服構造である。
請求項6の考案は、上記サンドイッチ層に使用された繊維糸の断面が、十字形であることを特徴とする請求項1に記載の提升温暖効果と立体感が向上される衣服構造である。
請求項7の考案は、上記サンドイッチ層に使用された繊維糸の断面が、中空形であることを特徴とする請求項1に記載の提升温暖効果と立体感が向上される衣服構造である。
請求項8の考案は、上記サンドイッチ層に使用された繊維糸の断面が、円形であることを特徴とする請求項1に記載の提升温暖効果と立体感が向上される衣服構造である。
以下、図面を参照しながら、本考案の特徴や技術内容について、詳しく説明するが、それらの図面等は、参考や説明のためであり、本考案は、それによって制限されることが無い。
以下、図面を参照しながら、本考案のより良い実施例について詳しく説明する。
図1乃至図3を参照しながら、本考案に係る温暖効果と立体感が向上される衣服1は、外表面1aと内表面1bを有し、上記衣服1は、内表面1bである裏地11と外表面1aである表布12及びサンドイッチ層13からなり、上記サンドイッチ層13は、裏地11と表布12との間に設置され、また、上記サンドイッチ層13は、繊維糸が、オープニングや梳綿された後、連続立て式繊維の繊維体Aに成型され、上記立て式繊維の方向が、裏地11から表布12への方向で、それから、ベーキングされることにより、その繊維糸が、材質のホットメルト特性により、収縮されて互いに結合され、直接に、適当な厚み(6-60mm)で、弾性や高回復性を有するシート状に生産されることができ、また、より薄いサイズ(2-10mm)のシート状に裁断することができる。
上記サンドイッチ層13が、裏地11と表布12との間に敷かれ、格状(帯状や各種類の図柄模様等)に縫製されて、裏地11と表布12とが、一体に結合され、そして、切り分けられて模様に縫製されると、本考案の衣服1が作成され、本考案によれば、上記サンドイッチ層13の連続立て式繊維により、衣服1に、温暖と透気の効果が両立され、また、衣服1は、より良い弾性や支持性及び立体感が得られる。
また、上記サンドイッチ層13も、図4のように、裏地11と表布12との間に敷かれて、粘着により裏地11と表布12とに、一体に結合されても良く、或いは、高周波加圧ロールにより、裏地11と表布12とに、一体に結合されても良い。
上記サンドイッチ層13は、異なる弾性の要求に応じて、繊維糸のデニールや含量割合を調整して、必要とする弾性を有するものに作成されることができる。
また、図5乃至図7を参照しながら、上記サンドイッチ層13に使用された繊維糸は、断面が、十字形や中空形或いは円形でもよく、繊維糸の断面が中空形である時、より良い温暖効果が得られ、また、上記サンドイッチ層13に使用された繊維糸が、一般繊維糸に、機能性繊維が添加されても良く、例えば、遠赤外繊維(温暖)や竹炭繊維(消臭)等で、より良い機能効果が得られる。
また、上記表布12の底層の下に、更に、一層の透気薄膜(上に、数多い微細穴がある)でもよく、水分子(大きい)や水蒸気分子(小さい)の大きさが異なる原理を利用して、体内の湿気を排出でき、また、外部から水分が衣服に入ることを防止でき、特に、スキーや山登り、運動及び屋外用途の衣服に適合し、温暖や蒸し暑い防止や防雨機能が得られ、その上、粘着や高周波により結合することにより、縫製の隙間から、外部の水分を衣服内に侵入することができる。
上記の具体的な実施例によれば、本考案は、次の利点が得られる。
1、本考案に係る衣服1は、裏地11と表布12との間に、サンドイッチ層13が設置され、上記サンドイッチ層13が、連続立て式繊維の繊維体Aからなるため、温暖と透気効果を両立でき、同じ厚みでも、温暖効果が向上され、また、同じ温暖効果においても、より、軽薄の利点が得られ、ユーザーがより優れた着用品質が実現される。
2、本考案に係る衣服1は、裏地11と表布12との間に、サンドイッチ層13が設置され、上記サンドイッチ層13が、連続立て式繊維の繊維体Aからなるため、より優れた弾性や支持性及び立体感が得られ、洗濯に適合し、また、容易に変形しなくて、着用壽命が向上される。
そのため、本考案は、より進歩的かつより実用的で、法に従って実用新案登録請求を出願する。
以上は、ただ、本考案のより良い実施例であり、本考案は、それによって制限されることが無く、本考案に係わる考案登録請求の範囲や明細書の内容に基づいて行った等価の変更や修正は、全てが、本考案の考案登録請求の範囲内に含まれる。
本考案に係る衣服は、ブレザーコートである場合の実施例図 本考案の立体分解図 本考案の立体組み立て図 本考案のほかの実施例の断面図 本考案に係るサンドイッチ層に使用される繊維糸の断面図 本考案に係るサンドイッチ層に使用される繊維糸の断面図 本考案に係るサンドイッチ層に使用される繊維糸の断面図
1 衣服
1a 外表面
1b 内表面
11 裏地
12 表布
13 サンドイッチ層
A 繊維体

Claims (8)

  1. 外表面と内表面を有し、裏地と表布及びサンドイッチ層とからなり、上記裏地が、衣服の内表面になり、上記表布が、衣服の外表面になり、上記サンドイッチ層が、裏地と表布との間に設置され、衣服であって、
    上記サンドイッチ層が、繊維糸を重ねて成型される連続立て式繊維の繊維体で、上記立て式繊維の方向が、裏地から表布へ向かう方向であり、上記繊維体が、加熱により、繊維糸を収縮させて互いに結合され、直接に、適当な厚みに生産でき、または、より薄いサイズに裁断でき、上記サンドイッチ層が、裏地と表布に重ねて一体に結合される、
    ことを特徴とする提升温暖効果と立体感が向上される衣服構造。
  2. 上記サンドイッチ層と裏地及び表布が、格状や帯状或いは図柄模様に縫製されて一体に結合されることを特徴とする請求項1に記載の提升温暖効果と立体感が向上される衣服構造。
  3. 上記サンドイッチ層と裏地及び表布が、粘着により、一体に結合されることを特徴とする請求項1に記載の提升温暖効果と立体感が向上される衣服構造。
  4. 上記サンドイッチ層と裏地及び表布が、高周波加圧ロールにより、一体に結合されることを特徴とする請求項1に記載の提升温暖効果と立体感が向上される衣服構造。
  5. 上記サンドイッチ層が、弾性に対する要求に応じて、繊維糸のデニールや含量割合を調整できることを特徴とする請求項1に記載の提升温暖効果と立体感が向上される衣服構造。
  6. 上記サンドイッチ層に使用された繊維糸の断面が、十字形であることを特徴とする請求項1に記載の提升温暖効果と立体感が向上される衣服構造。
  7. 上記サンドイッチ層に使用された繊維糸の断面が、中空形であることを特徴とする請求項1に記載の提升温暖効果と立体感が向上される衣服構造。
  8. 上記サンドイッチ層に使用された繊維糸の断面が、円形であることを特徴とする請求項1に記載の提升温暖効果と立体感が向上される衣服構造。
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