JP3170531U - 履物用ステッカー - Google Patents

Abstract

【課題】認知症等の人の徘徊が発生した時、早期に徘徊者等の発見と本人確認ができ夜間の交通事故などの危険を回避できるよう、徘徊者等が常に身に付け、昼間は勿論の事、夜間でも捜索時の目印になり、かつ安価に実現することができる履物用ステッカーを提供する。【解決手段】表面に、各自治体の象徴するマークやその自治体名の文字と事前に登録した徘徊者の登録番号を記入した黄色蛍光体の反射材のステッカーとで履物用ステッカーを構成している。【選択図】図１

Description

本考案は、認知症等徘徊者を早期発見する為の履物用ステッカーに関する考案である。

従来より認知症等の徘徊者や迷子を発見、保護する為に名前や連絡先の記入されたブレスレットやＧＰＳ機能のついた位置確認携帯端末機で位置を確認して発見、保護する器具がある。

しかしながら、従来のブレスレットや位置確認携帯端末機は認知症等の徘徊者本人が常に身につけていなければ意味がなく、ブレスレットは長袖の服を着ている場合、袖の中に隠れて見えにくい。

また、位置確認携帯端末機は高価でありバッテリーなどの寿命や充電など管理するのに経費もかかる。

以上のような理由から、認知症等徘徊者を発見するためのものであっても利用する人は少なく、認知症等徘徊者を早期に発見ことができなかった。

登録実用新案第３０６４５４２号公報 特許公開２００８−１０９２９４

本考案は、以上のような従来の欠点に鑑み、安価で、外出する時に常に身に着ける履物に貼るため、徘徊が発生した時、徘徊者を早期に発見する為の目印になる履物用ステッカーを提供する事を目的としている。

上記目的を達成するために、黄色蛍光体の反射材ステッカーの表面に各自治体の名前やマークの記載欄と事前に登録した本人確認の登録番号の記載欄を設けたことを特徴とする履物用ステッカーを構成としている。

本考案の履物用ステッカーは、黄色蛍光体の反射材なので昼間でも目立ち、夜間でも車等のライトに反射して光る為、捜索の目印になることから徘徊者の発見が容易であり、交通事故等からも回避できる。

また、事前に登録した各自治体の名前やマークや本人確認の登録番号から、発見時、徘徊者本人が喋れなくても、本人確認がすぐにできる。

また、本考案に係る製品は構成も簡単なため、容易に製作することができるので安価で供給することができる。

以上のことから、徘徊者本人及び徘徊者の家族やその関係者の金銭的負担、肉体的負担、精神的負担が軽減され、多くの人が利用することができる。

本考案を実施するための最良の第１の形態の正面図である。 本考案の断面図である。 本考案の履物に貼った時の使用例参考図である。

以下、本考案の形態を図に基づいて説明する。

図１は、本考案の正面図１であって、１ａは各自治体のマークで１ｂは各自治体の名前を記載する箇所である。１ｃは、各自治体に徘徊者の情報を事前登録した番号を記載する箇所である。

図２は、本考案１の断面図であって、２ａは前述のマークや名前、登録番号が印刷された部分を示している。２ｂは黄色蛍光体の反射材でその裏面に粘着剤２ｃを塗布し、この粘着剤２ｃの上に剥離紙２ｄを貼着する４層構造である。

図３は、本考案１を履物に貼った状態の使用例参考図である。

本考案は福祉に関する産業で利用される。

１ 本考案
１ａ 各自治体のマーク
１ｂ 各自治体の名前
１ｃ 各自治体に事前登録した番号
２ａ マークや名前、登録番号が印刷された部分
２ｂ 黄色蛍光体の反射材
２ｃ 粘着剤
２ｄ 剥離紙

Claims (1)

1. 認知症等徘徊者を早期発見、保護する為に、表面に各自治体の象徴するマークやその自治体名の文字と事前に登録した徘徊者の登録番号を配してあることを特徴とする、認知症等徘徊者の履物のかかと部分に貼る黄色蛍光体の反射材ステッカーである。

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