JP3170230U - 互いに連結可能なプラスチック製ボトル - Google Patents

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Abstract

【課題】意匠性を備え、液漏れの心配もなく、取り扱い簡単で、製造工数も増加させることのない連結可能なボトルを提供する。【解決手段】ボトル本体2は、正面板3と背面板4が互いに平行で全体として太鼓状を呈し、正面板3の中心部には凸部11が、背面板4の中心部には凹部21が形成され、凸部11の前面板12、凹部21の前面板22は正面板3及び背面板4と平行で周壁部13,23は、いずれも前すぼみとなるテーパ面で構成され、角はR取りされている。各前面板12,22は、凸部側の方がわずかに小さい寸法のハート形で、周壁部13,23はいずれも傾斜角度5度とされている。ハート形はボトル本体に対して前後方向に見たときにほぼ半分の面積を占める大きさとされている。【選択図】図2

Description

本考案は、ボトル同士を前後方向に連結したり分離したりすることのできるプラスチック製ボトルに係り、特に、意匠性を備えさせる技術に関する。
従来、ボトル同士を連結する手法として、図3(A)〜(D)に示す様に、面ファスナで貼り合わせる手法(特許文献1)、ボトル外周に帯状に形成した蟻溝同士を上下方向に差し込み合う手法(特許文献2)、前後一方の面に段部を形成したボトル同士を段部同士を組み合わせる様に上下反転させて段部同士を当設させる手法(特許文献3)、凹凸を嵌め合わせる手法(特許文献4)が提案されている。
特許第2771840号(図2) 特許第2996605号(図1,図2) 特許第3615186号(図1,図3) 特開2005−164509号(図2)
特許文献1の手法は面ファスナを貼り付ける工数が増えるという問題や、分離したときに面ファスナが意匠性を損なうという問題がある。
特許文献2の手法は嵌め合いが不安定であるか逆に抜き差しが困難であったり、連結しても場所を取るなど、取り扱い上の問題がある。
特許文献3の手法は、上下反転するため、反転させた方のボトルから内容物が漏れ出すおそれはぬぐい去れず、分離した状態での保管には場所を取るという問題がある。
特許文献4の手法は、凹凸がいかにも連結用のもので意匠性に欠け、また、分離したときの邪魔なイメージを生じさせるという問題がある。
本考案は、意匠性を備え、かつ、液漏れの心配もなく、取り扱いが簡単で、製造工数も増加させることのない連結可能なボトルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本考案は、プラスチック製の口付きボトルであって、以下の構成を一体として備えることにより、互いに連結可能としたプラスチック製ボトルである。
(1)内容物を収容するボトル本体は、正面板と背面板が互いに平行で全体として太鼓状を呈すること。
(2)前記正面板の中心部にはボトル本体の外部に向かって飛び出す凸部が形成され、前記背面板の中心部にはボトル本体の内部に向かって窪んだ凹部が形成されていること。
(3)前記凸部は前記正面板と平行な前面板と該前面板の縁を取り囲む周壁部とからなり、前記凹部は前記背面板と平行な前面板と該前面板の縁を取り囲む周壁部とからなり、各周壁部は、いずれも前すぼみとなるテーパ面で構成され、前面板との接合部及び正面板又は背面板との接合部が、それぞれ面取り又はR取りされていること。
(4)前記凸部と前記凹部は前面板同士が同一形状とされ、前記凸部の前面板と前記凹部の前面板の寸法は、ほとんど同一で凸部側がわずかに小さくされると共に、前記周壁部の傾きはほぼ同一の傾斜角度とされていること。
(5)前記凸部及び前記凹部の各前面板は、図形の中心を一致させた真円以外の形状とされていること。
本考案のプラスチック製ボトルによれば、同一形状のボトル同士を、一方の凹部に対して背面側から他方の凸部を嵌め合わせて連結することができる。このとき、連結した状態においても正面の凸部と背面の凹部はボトル1個のときと同じ様に存在し、連結によって口が複数になって奥行きが大きくなっただけであるから、見た目に落ち着きがある。また、凸部と凹部は真円以外の形状、例えば、ハート形や星形などであるから、回転してしまうことがなく連結状態が安定する。連結時には面取り又はR取りされていることで、凸部の先端はすぼまり、凹部の後端は広がることで、スムーズな連結操作が可能となっている。また、凸部及び凹部が同一形状で正面板及び背面板と平行な前面板を備える構成なので、分離した状態のときにも嵩張るイメージは生じ難い。そして、立てたままで互いに連結できるから、液漏れの心配を抱かせることもない。
ここで、本考案のプラスチック製ボトルは、さらに、以下の構成をも備えることが望ましい。
(6)前記凸部及び前記凹部の各前面板は、図形の中心に向かってへこむ変曲点を一つ以上備えた形状とされていること。
かかる構成は、ハート形、星形、雲形など、意匠性に富んだ形状に多く見られ、こうした意匠性に富んだ形状における上述の変曲点が、連結されたボトル同士の回転を阻止する作用をより確実に発揮させる。よって、連結状態を安定させる作用がより確実になる。
また、本考案のプラスチック製ボトルは、さらに、以下の構成をも備えることが望ましい。
(7)前記凸部及び前記凹部の各前面板が、ボトル本体に対して前後方向に見たときにほぼ半分の面積を占める大きさとされていること。
この様に、大きな面積を占めることにより、凸部や凹部が連結のための凹凸であるというイメージを払拭し、意匠として楽しませる作用が大きくなる。
本考案によれば、意匠性を備え、かつ、液漏れの心配もなく、取り扱いが簡単で、製造工数も増加させることのない連結可能なボトルを提供することができる。
実施例1のプラスチック製ボトルを複数個互いに連結した状態を示し、一部断面で表した右側面図である。 実施例1のプラスチック製ボトルを示し、(A)は平面図、(B)は底面図、(C)は正面図、(D)は背面図、(E)は右側面図、(F)は中央縦端面図である。 従来技術の説明図である。
以下、本考案を実施するための形態を実施例で説明する。
実施例1を図1,2に示す。実施例1は、以下の構成をダイレクトブロー成形によって一体として備えさせることにより、互いに連結可能としたプラスチック製ボトル1である。
(1)内容物を収容するボトル本体2は、正面板3と背面板4が互いに平行で全体として太鼓状を呈すること。
(2)正面板3の中心部にはボトル本体の外部に向かって飛び出す凸部11が形成され、背面板4の中心部にはボトル本体の内部に向かって窪んだ凹部21が形成されていること。
(3)凸部11は正面板3と平行な前面板12とその縁を取り囲む周壁部13とからなり、凹部21は背面板4と平行な前面板22とその縁を取り囲む周壁部23とからなり、各周壁部13,23は、いずれも前すぼみとなるテーパ面で構成され、前面板12,22との接合部、正面板3との接合部、及び背面板4との接合部は、それぞれR取りされていること。
(4)凸部11と凹部21は前面板同士が同一形状とされ、凸部11の前面板12の方が凹部21の前面板22よりも0.05mm程度小さい寸法とされると共に、周壁部13,23の傾きはいずれも傾斜角度5度とされていること。
(5)凸部11及び凹部21の各前面板12,23は、図形の中心を一致させた真円以外の形状であって、(6)図形の中心に向かってへこむ変曲点を一つ以上備えた形状の内、今回はハート形とされ、(7)ボトル本体に対して前後方向に見たときにほぼ半分の面積を占める大きさとされていること。
このプラスチック製ボトル1によれば、図1に示す様に、同一形状のボトル同士を、一方の凹部に対して背面側から他方の凸部を嵌め合わせて連結することができる。このとき、連結した状態においても正面の凸部と背面の凹部はボトル1個のときと同じ様に存在し、連結によって口が複数になって奥行きが大きくなっただけであるから、見た目に落ち着きがある。また、凸部と凹部は真円以外の形状、例えば、ハート形や星形などであるから、回転してしまうことがなく連結状態が安定する。連結時には面取り又はR取りされていることで、凸部の先端はすぼまり、凹部の後端は広がることで、スムーズな連結操作が可能となっている。また、凸部及び凹部が同一形状で正面板及び背面板と平行な前面板を備える構成なので、分離した状態のときにも嵩張るイメージは生じ難い。そして、立てたままで互いに連結できるから、液漏れの心配を抱かせることもない。
また、大きなハート形の凸部及び凹部を備えることで、意匠性に富む。さらに、連結されたボトル同士の回転を阻止する作用が確実であって、見た目にも安心感を与える。加えて、前面板12,22が太鼓状のボトル本体2の正面板3及び背面板4と平行ですっきりとした印象を与える。そして、大きな面積を占めることにより、凸部や凹部が連結のための凹凸であるというイメージを払拭し、意匠として楽しませる作用が大きい。
以上、本考案の実施例について説明したが、本考案は上述した実施例に限られることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々の態様にて実施することができる。
例えば、凸部及び凹部の形状は、星、雲、動物、アルファベットなど種々選択することができ、内側にへこむ変曲点のない正六角形などとしても構わない。
液体を収納するボトルとして利用することができる。
1・・・プラスチック製ボトル
2・・・ボトル本体
3・・・正面板
4・・・背面板
11・・・凸部
12・・・前面板
13・・・周壁部
21・・・凹部
22・・・前面板
23・・・周壁部

Claims (3)

  1. プラスチック製の口付きボトルであって、以下の構成を一体として備えることにより、互いに連結可能としたプラスチック製ボトル。
    (1)内容物を収容するボトル本体は、正面板と背面板が互いに平行で全体として太鼓状を呈すること。
    (2)前記正面板の中心部にはボトル本体の外部に向かって飛び出す凸部が形成され、前記背面板の中心部にはボトル本体の内部に向かって窪んだ凹部が形成されていること。
    (3)前記凸部は前記正面板と平行な前面板と該前面板の縁を取り囲む周壁部とからなり、前記凹部は前記背面板と平行な前面板と該前面板の縁を取り囲む周壁部とからなり、各周壁部は、いずれも前すぼみとなるテーパ面で構成され、前面板との接合部及び正面板又は背面板との接合部が、それぞれ面取り又はR取りされていること。
    (4)前記凸部と前記凹部は前面板同士が同一形状とされ、前記凸部の前面板と前記凹部の前面板の寸法は、ほとんど同一で凸部側がわずかに小さくされると共に、前記周壁部の傾きはほぼ同一の傾斜角度とされていること。
    (5)前記凸部及び前記凹部の各前面板は、図形の中心を一致させた真円以外の形状とされていること。
  2. さらに、以下の構成をも備えることを特徴とする請求項1記載のプラスチック製ボトル。
    (6)前記凸部及び前記凹部の各前面板は、図形の中心に向かってへこむ変曲点を一つ以上備えた形状とされていること。
  3. さらに、以下の構成をも備えることを特徴とする請求項1又は2記載のプラスチック製ボトル。
    (7)前記凸部及び前記凹部の各前面板が、ボトル本体に対して前後方向に見たときにほぼ半分の面積を占める大きさとされていること。
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