JP3170155U - 高齢者の転倒防止メロディーコール - Google Patents

Abstract

【課題】音の出る製品で高齢者の立ち上がりを未然に察知して、迅速に近づいて転倒防止が可能なメロディーコールを提供する。
【解決手段】本体に音の電子部品を組込み、本体の両方に紐をつける。片方に高齢者の衣服にクリップ（洗濯バサミ）で挟む紐（３０Ｃｍ未満）を付け、もう片方に車椅子・ベッドに固定する紐（結ぶため１０Ｃｍ×１０Ｃｍ）を付ける。
【選択図】図１

Description

本考案は、高齢者の転倒を未然に防ぐための用具である。

特徴として、既存の福祉用具に同じような用途の商品はあるものの、センサーの機能（部品が高価）を搭載したものが多く商品の値段が高いため、経営に厳しい福祉現場では、必要な高齢者に対して多数購入ができない。

▲１▼置き引き防止ブザー ▲２▼ちかん防止ブザー

高齢者を介護している現場では、認知症の症状として不穏行為（勝手に動き回る）が多々あり、自分の下肢筋力の低下による立位・歩行ができないにもかかわらず、椅子や車椅子、ベッドより降りようとする。
その結果、転倒し骨折をしてしまい入院して手術を受けることがある。もっと危険なことは脳挫傷などで、即死亡するケースもある。
介護職員は、全員には２４時間の対応はできないため頻度の多い方には、センサーマットを設置し未然に防いでいるが、その商品は高価なため多く購入できない。

既存の商品は高齢者が動こうとして足を付着したときセンサーが作動して、職員の手持ちの機種（ピッチ）に電波で知らせる商品であるが、考案製品は、高齢者の衣類に片方のクリップを挟み、もう一方を音の出る電子部品搭載の製品（メロディーコール）に付けて、高齢者が動いて引っ張ったときに製品から外れて音（メロディーコール）で知らせるものである。

ベッドに寝ているときは、ベッド柵にとパジャマに設置し、車椅子に座っているときは椅子の座面と高齢者の腰部分の衣類につけて、動いたとき（立とうとしたとき）に作動（メロディーコール）して、迅速に近づき転倒防止行動がとれる。
音のセンサー部品は、▲１▼音量も調整ができる ▲２▼メロディーが選べる として製品に搭載し、一つのフロアーに何種類かの音があっても識別できるものにする。
高齢者には音でびっくりしないように優しいメロディーで知らせる効果がある。
音の出る電子部品は、市場に出回っている割と安価な物もある。

・本考案の正面図である。・本発明の使用状態を示す断面図である。

以下、本考案の実態の形態について説明する。
（イ）、高齢者の衣類に付けるクリップは洗濯バサミ位の大きさで、紐の長さは３０Ｃｍ未満にする。それは、高齢者の首にまとわり付いたときの危険防止策である。
（ロ）、本製品は、小型で手軽に設置でき、落としても割れない樹脂製品の容器で作られる。

１、本体 （音発生部品・電池）
２、クリップ
３、接続紐
４、本体固定（紐）

Claims (1)

1. 考案製品は、音（メロディーコール）を出す電子部品を内臓し、通常は電流が流れないようになっている箇所に２００ｇ（約鶏卵３個の重さ）の力で引っ張ったときに外れ（抜ける）電流が流れて音（メロディーコール）が出る。
   電子部品は、音量・メロディーが選択できる。

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