JP3169256U - 水位測定装置 - Google Patents

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善男 松永
善男 松永
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Abstract

【課題】簡単な構成及び操作により、地盤の地下水位を正確に能率よく測定できる水位測定装置を提供する。【解決手段】下端に水位測定手段10を装着し、上端に掘進手段を有する中空ロッド20を備えた地下水位測定装置において、前記水位測定手段10は、下端に構成した円錐形状の掘進部11と、前記掘進部11の上面に固定した横穴13を備えた内管12と、前記内管12に嵌合して上下動して前記横穴13を開閉する外管15とからなり、前記外管15の上端を、前記中空ロッド20の下端に螺着して地下水位測定装置を形成する。上記地下水位測定装置を試験孔に挿入し、推定される地下水位レベルで中空ロッドをわずか上方に引き上げる。これにより、横穴13が開き、地下水が中空ロッド20内に侵入する。中空ロッド内に電気抵抗の変化を検出する深針を挿入し、正確な地下水位データを得る。【選択図】図2

Description

本考案は、地盤の事前調査等として地下水の水位を測定するための水位測定装置に関するものである。
最近では、住宅を建てる際に地質性状及び地盤強度と共に地下水位を調べることが行われている。この地盤調査には、従来よりスウェーデン式サウンディング試験が行われているが、この試験では引き抜いたロッド表面の時間経過に伴う乾きや、逆に孔壁に付いた水滴や泥等の付着により、本来の地下水による水濡れ位置が判別困難であったりするため、地下水位の測定方法として信頼性に乏しかった。
そのため、特許文献1においてスウェーデン式サウンディング試験後の孔(以下、試験孔と呼ぶ)を利用し、地盤の地下水位を正確に能率よく測定できる方法が提案されていた。
特開2010−145263号公報
前記特許文献1記載の発明は、長さ方向所定間隔置きに内外を透通する横穴を設けた中空ロッドを試験孔の所定の深さまで垂直に押し込み貫入させたのち、電気抵抗の変化を検出する機能を備える計測器に接続した計測用絶縁ケーブルを該中空ロッド内に挿入し、この絶縁ケーブルの先端側の電極部が中空ロッド内に浸入した地下水の水面に達した際の電極間の電気抵抗の変化を検出し、この検出時の該絶縁ケーブルの挿入長さから地下水位を測定することを特徴とする地下水位の測定方法である。
前記特許文献1記載の発明に使用する中空ロッドは、独自の中空ロッドを使用して地下水位を測定している。この場合、長さ方向所定間隔置きに内外を透通する横穴を設けてあるため、地中へ貫入の際に当該横穴から中空ロッド内に泥が入り目詰まりして、絶縁ケーブルが地下水の水面に達しないことが多かったため、作業性が悪く判定結果に充分な信頼性が得られないという問題点があった。
本考案は、上述の情況に鑑み考案されたもので、簡単な構成及び操作により、試験孔の地下水位を正確に能率よく測定できる水位測定装置を提供することを目的としている。
本考案は、下端に水位測定手段を装着し、上端に掘進手段を有する中空ロッドを備えた地下水位測定装置において、前記水位測定手段は、下端に構成した円錐形状の掘進部と、前記掘進部の上部に固定され横穴を有する内管と、前記内管に摺動可能に嵌合する外管とによって構成し、前記外管にピンを径方向に貫通固定すると共に、前記ピンを前記横穴に貫通させ、前記外管の上端を前記中空ロッドの下端に螺着したことを特徴とする。
本考案は、前記掘進手段を握り部とロッド部からなるボーリングバーによって構成し、前記中空ロッドの上端に装着したことを特徴とする。
請求項1記載の考案によれば、水位測定手段を円錐形状の掘進部と横穴を有する内管と外管とによって構成し、前記外管の上下動によって横穴を開閉するようにしたから、簡単な構成で操作も簡単でありながら、中空ロッドの地中貫入時の目詰まりを防ぎ、水位測定器による地盤の地下水位の測定が正確にできるという効果がある。
請求項2記載の考案によれば、前記掘進手段を握り部とロッド部からなるボーリングバーとしたため、中空ロッドを所望の孔中の深度まで容易かつ正確に貫入できる。
本考案の一実施形態の全体正面図である。 水位測定手段の拡大側面図である。 水位測定手段の拡大正面断面図である。 掘進手段の一部拡大断面図である。 本装置を用いた水位測定方法の説明図である。 本装置を用いた水位測定方法の説明図である。
図1は、本考案の一実施形態の全体正面図、図2は水位測定手段の拡大側面図、図3は水位測定手段の拡大正面断面図及び図4はボーリングバーの一部拡大断面図である。
本実施形態の地下水位測定装置は、中空ロッド20の下端に水位測定手段10を装着し、上端に掘進手段であるボーリングバー30を備えた構成である。
水位測定手段10は、下端に円錐形状の掘進部11を構成し、この掘進部11の上面11aに内管12の下端を固定してある。
前記内管12の側面2ケ所には径方向に貫通する横穴13を設け、この横穴13で内管12の内部と外部とが連通している。
前記内管12の外側には外管15を摺動可能に嵌合してあり、この外管15が内管12に対して上下動することによって、横穴13が開閉するのである。また、外管15は上端に設けたネジ部16で中空ロッド20の下端のネジ部21にネジ留めされている。
前記外管15の下部には、径方向に貫通してピン14を固定してある。このピン14を、前記内管12の2個の横穴13に貫通することによって、外管15を内管12に上下動可能に取り付けている。
中空ロッド20は、下端に外管15のネジ部16と螺合するネジ部21が設けられている。また、上端にもネジ部(図示せず)が構成されているため、短い中空ロッド20を複数本継ぎ足して深い地点、例えば10mまで貫入できるのである。
図1及び図4に掘進手段としてのボーリングバー30を示す。このボーリングバー30は中空ロッド20を地中に貫入する際に、その上端に装着して使用されるものであり、中空ロッド20の上端に連結部33を介して固定されるロッド部32と、このロッド部32の上端に嵌合される握り部31とからなる。
使用に際しては、握り部31を両手でつかみ上下動させて、ロッド部32の上端を叩くことで、中空ロッド20に地中への貫入力を与えるのである。
図5及び図6は本装置を用いた水位測定方法の説明図である。
水位測定の前段階として、図5(a)で示すようにスウェーデン式サウンディング試験後の試験孔を確保する。
次いで図5(b)で示すように、先端に水位測定手段10を備えた水位測定装置を試験孔40に挿入し地盤GLの所定深さまで垂直に打撃押入させる。このとき、外管15の下端が掘進部11の上面11aを強く押しながら掘進していくため、外管15と掘進部11の間隙から泥や水が浸入せず、したがって中空ロッド20に泥が入って目詰まりを起こす恐れはない。
この掘進に際しては、掘進部11の先端が尖っていることと、中空ロッド20の上部に装着したボーリングバー30を利用することで速やかに打ち込むことができるため、試験孔40の孔壁が軟弱な地盤等によって部分的に塞がるような状態であっても、中空ロッド20を充分に深く貫入できるのである。
次いで図5(c)で示すように、中空ロッド20が地下水位WLまで貫入すると、中空ロッド20をわずか上方に引き上げて外管15を上方に移動(ボーリングバーの軽い逆打ち)させる。このとき、外管15は内管12に対して摺動可能に嵌合しているから、外管15が上方移動しても内管12は移動せず、外管15によって閉塞されていた横穴13が開く(図2参照)。
そして横穴13から地下水が外管15を通って中空ロッド20の内部に浸入し、約10分程度で中空ロッド20内の水面が地下水位WLと同レベルに達して安定化する。
次いで図5(d)、図6に示すように、電気抵抗の変化を検出する機能を備える水位測定器45の先端に設けた探針(テストリード)41を絶縁ケーブル42の先端に取り付けて、中空ロッド20内の上方から挿入して地下水位WLまで下ろす。
そして、この探針41が中空ロッド20内の地下水位WLに達すると、水の導電性による電気抵抗の変化が水位測定器45にて検出されて表示され、このときの絶縁ケーブル42の挿入長さから、地下水位WLを正確に判定できるのである。
このように本実施形態によれば、中空ロッド20内が目詰まりを起こす恐れはないから、探針41はスムーズに挿入され確実に地下水位WLに到達して正確な測定が可能となるのである。
10 水位測定手段
11 掘進部
12 内管
13 横穴
14 ピン
15 外管
16 ネジ部
20 中空ロッド
21 ネジ部
30 ボーリングバー(掘進手段)
40 試験孔
41 探針(テストリード)
45 水位測定器

Claims (2)

  1. 下端に水位測定手段を装着し、上端に掘進手段を有する中空ロッドを備えた地下水位測定装置において、
    前記水位測定手段は、下端に構成した円錐形状の掘進部と、前記掘進部の上部に固定され横穴を有する内管と、前記内管に摺動可能に嵌合する外管とによって構成し、
    前記外管にピンを径方向に貫通固定すると共に、前記ピンを前記横穴に貫通させ、前記外管の上端を前記中空ロッドの下端に螺着したことを特徴とする地下水位測定装置。
  2. 前記掘進手段を握り部とロッド部からなるボーリングバーによって構成し、前記中空ロッドの上端に装着したことを特徴とする請求項1記載の地下水位測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107084760A (zh) * 2017-05-17 2017-08-22 江苏省地矿地热能有限公司 一种地下水位水温检测装置
CN107190720A (zh) * 2017-06-07 2017-09-22 深圳市工勘岩土集团有限公司 地下水位观测成井钻

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