JP3168998U - 殺菌消臭機能を有するごみ箱 - Google Patents

Abstract

【課題】殺菌消臭機能を有するごみ箱を提供する。【解決手段】殺菌消臭機能を有するごみ箱は、ごみ箱本体１、ごみ箱本体に対応する蓋２、蓋の底部に設けられた複数の紫外線照射素子３、ごみ箱本体の上端縁に設けられた感応素子４、ごみ箱本体に設けられ、紫外線照射素子と感応素子に電気的に接続される制御ユニット５、制御ユニットに設けられた電源供給装置を包含する。これにより、感応素子が蓋が閉じていることを検出した時、制御ユニットが紫外線照射素子を起動して内部に対して照射させて、消毒殺菌して消臭の効果を達成し、該蓋が閉じていない時は、紫外線照射を停止し、紫外線が漏洩して人体に危害を及ぼさないようにする。【選択図】図２

Description

本考案は一種の殺菌消臭機能を有するごみ箱に係り、特に、感応素子を利用してごみ箱本体が蓋で閉じられているか否かを検出し、紫外線照射素子をオン又はオフすることで、殺菌、消毒、消臭及び紫外線漏洩防止の効果を達成するごみ箱に関する。

環境保護意識の台頭に伴い、ゴミ分類が実施されるようになった。しかし、環境の汚れや害虫及び細菌の発生は徹底的には解決されていない。すなわち、開放式のごみ箱に蓋を取り付けても、ゴミの臭いの発散を抑制できるだけで、この抑制の能力も非常に有限であり、ゴミが厨房、トイレ或いは病院からの一般廃棄物である場合、通常腐敗しやすく、病原菌或いは害虫及び細菌を発生しやすい問題がある。さらに細菌やウイルスの突然変異を引き起こして、疾病の流行と拡散をもたらしやすい。特に現代の科学技術の発達により、ゴミの種類も多様となっており、特に化学成分或いは変質反応のゴミは、人体に対する傷害の危険が極めて高い。さらに流体或いは害虫による伝染により、地域性の広範囲の拡散を形成し、世界的流行の伝染病を引き起し、文明疫病と収拾し難いグローバルな問題を形成しうる。

次に、上述の問題により、市場には各種の殺菌消臭機能を有するごみ箱が販売されている。しかし、周知のものは、光触媒或いは紫外線装置を取り付けて続けて照射することで殺菌消毒の目的を達成する。これにより、ごみ箱を開ける時、光触媒或いは紫外線が外漏れし得て、光触媒或いは紫外線は人体に対して無害ではなく、長時間照射すると、人体に病変をもたらし得るため、殺菌消毒の効果を達成できるものの、人体の健康にマイナスの影響ももたらし、以上から、周知の技術は完全ではなく、実用性が大幅に下がった。

本考案の目的は一種の殺菌消臭機能を有するごみ箱を提供することにあり、それは、病原菌、害虫及び細菌の発生の問題を解決し、並びに感応素子によりごみ箱本体と蓋の開閉状態を検出し、制御ユニットに紫外線照射素子のオンオフを制御させ、並びにその照射時間を制御させることで、紫外線漏洩による人体への傷害を防止し、また、大部分の病原体及び伝染病の根源を除去し、人に安全、環境保護、及び健康的な生活環境をもたらすものとする。

本考案は一種の殺菌消臭機能を有するごみ箱を提供し、それは、ごみ箱本体、該ごみ箱本体に対応し蓋をすることができる蓋を包含する。

該蓋の底部には複数の紫外線照射素子が設けられている。該ごみ箱本体の上端縁には感応素子が設けられている。該ごみ箱本体に制御ユニットが設けられ、該制御ユニットは該紫外線照射素子と該感応素子に電気的に接続され、該感応素子により該蓋が閉じられているか否かを検出して該紫外線照射素子に通電するか否か及び通電時間を制御する。該制御ユニットには電源供給装置が設けられている。

上述の殺菌消臭機能を有するごみ箱において、該感応素子は押圧式感応素子或いは赤外線感応素子とされ得る。

上述の殺菌消臭機能を有するごみ箱において、該電源供給装置は電池、二次電池或いは外接式電源とされ得る。

これにより、該感応素子が該蓋が閉じていることを検出した時、該制御ユニットが該紫外線照射素子を起動して内部に対して照射させて、消毒殺菌して消臭の効果を達成する。該制御ユニットはまた上述の紫外線照射素子の通電時間を制御し、長時間の照射が必要でなければ、設定時間で提示にオフし、該蓋が閉じていない時は、紫外線照射を停止し、紫外線が漏洩して人体に危害を及ぼさないようにする。

本考案の構造表示図である。 本考案の操作状態図である。 本考案の別の操作状態図である。

本考案の技術内容、構造特徴、達成する目的を詳細に説明するため、以下に実施例を挙げ並びに図面を組み合わせて説明する。

まず、図１から図３を参照されたい。本考案の殺菌消臭機能を有するごみ箱は、ごみ箱本体１、蓋２、複数の紫外線照射素子３、感応素子４、制御ユニット５、及び電源供給装置５１を包含する。

そのうち、該ごみ箱本体１は、ゴミ或いは台所ゴミなどの各種の廃棄物を収容するのに用いられる。

該蓋２は、該ごみ箱本体１に対応してそれを閉じることができ、且つ該蓋２はペダル式開放蓋、手動開放蓋、或いは感応式開放蓋とされる。図２及び図３に示される実施例はペダルを具えたペダル式開放蓋のごみ箱とされる。

該紫外線照射素子３は、該蓋２の底部に設けられて、ごみ箱本体１内部に紫外線を照射して消毒、殺菌を行うのに用いられ、これにより、臭気の源を除去し、且つ該紫外線照射素子３は紫外線ランプ或いは紫外線ＬＥＤとされる。

該感応素子４は、該ごみ箱本体１の上端縁に設けられ、蓋２が閉じているか否かを検出するのに用いられ、且つ該感応素子４は押圧式感応素子或いは赤外線感応素子とされる。

該制御ユニット５は、該ごみ箱本体１に設置され、且つそれは該紫外線照射素子３と該感応素子４に電気的に接続される。該感応素子４が該蓋２が該ごみ箱本体１を閉じていることを検出すると、該制御ユニット５は上述の紫外線照射素子３を通電させ、それにごみ箱本体１内部に対して紫外線を照射させる。且つ該制御ユニット５は通電時間を設定可能で、長時間殺菌消毒が不要である時は、提示に上述の紫外線照射素子３をオフする。該感応素子４が該蓋２が該ごみ箱本体１を閉じていないことを検出すると、該制御ユニット５は該紫外線照射素子３をオフとし、蓋２が開放されている時、或いは蓋２が確実に閉じられていない時に、紫外線が漏洩して人体に危害を及ぼさないようにする。

該電源供給装置５１は、該制御ユニット５に設置され、それは該紫外線照射素子３、該感応素子４及び該制御ユニット５の動作に必要な電源を提供する。且つ該電源供給装置５１は電池、二次電池、或いは外接式電源とされる。

本考案の操作状態について、図２を参照されたい。該蓋２がペダルが踏まれることで開放された時、該感応素子４は該蓋２が開放状態であることを検出し、該制御ユニット５に強制的に紫外線照射素子３をオフさせ、これにより紫外線の漏洩を防止し、ひいては紫外線の人体に対する危害を防止する。

図３に示されるように、該感応素子４により該蓋２が該ごみ箱本体１を閉じていることが検出されると、該制御ユニット５は該紫外線照射素子３を駆動してごみ箱本体１の内部に対して紫外線を照射させ、これにより、殺菌、消毒を実行し、これにより消臭する。

且つ該制御ユニット５は、さらに該紫外線照射素子３の照射時間を制御でき、長時間消毒殺菌する必要がなければ、提示にオフして、不必要な電力消耗を防止する。

以上の説明からわかるように、本考案は伝統的なごみ箱における、ゴミが病原菌、害虫及び細菌を発生させる問題、特に、厨房、トイレ或いは病院の一般廃棄物、或いは高温多湿の場所のゴミが大部分の疾病発生の根源となる問題に対して、簡単な病原菌、害虫及び細菌発生防止、並びにそれによる消臭を行うことができる。且つ、本考案は感応素子４と制御ユニット５の設置により、有効に紫外線照射素子３のオンオフタイミングを制御し、これにより紫外線の漏洩を防止する。さらに本考案は蓋を有する任意のゴミ箱に取り付けられ、広く利用でき、本考案の設置により、環境を改善でき、生活品質を向上し、人々に、より健康的な生活環境を提供できる。

以上述べたことは、本考案の実施例にすぎず、本考案の実施の範囲を限定するものではなく、本考案の権利請求の範囲に基づきなし得る同等の変化と修飾は、いずれも本考案の権利のカバーする範囲内に属するものとする。

１ ごみ箱本体
２ 蓋
３ 紫外線照射素子
４ 感応素子
５ 制御ユニット
５１ 電源供給装置

Claims (3)

1. 殺菌消臭機能を有するごみ箱において、ごみ箱本体、該ごみ箱本体を閉じられる蓋を包含し、
   該蓋の底部には複数の紫外線照射素子が設けられ、該ごみ箱本体の上端縁に感応素子が設けられ、該ごみ箱本体に制御ユニットが設けられ、該制御ユニットは該紫外線照射素子と該感応素子に電気的に接続され、該感応素子により該蓋が閉じられているか否かを検出して該紫外線照射素子に通電するか否か及び通電時間を制御し、該制御ユニットに電源供給装置が設けられたことを特徴とする、殺菌消臭機能を有するごみ箱。
2. 請求項１記載の殺菌消臭機能を有するごみ箱において、該感応素子は押圧式感応素子或いは赤外線感応素子とされることを特徴とする、殺菌消臭機能を有するごみ箱。
3. 請求項１記載の殺菌消臭機能を有するごみ箱において、該電源供給装置は電池、二次電池或いは外接式電源とされることを特徴とする、殺菌消臭機能を有するごみ箱。

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