JP3168373U - 団扇 - Google Patents

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Abstract

【課題】団扇としての風情やシナリ感を維持した状態で、平坦な印刷表面を達成できる団扇を提供する。【解決手段】使用者が手に持つ把持部と、適宜な輪郭形状を有する扇部20と、扇部の一方表面に貼着される表面紙と、を有して構成される。扇部20は、扇部の輪郭形状を形成する外周縁1と、外周縁1に向けて延びる複数本の骨格2と、隣接する骨格の間を接続する薄肉部3と、を有して構成され、薄肉部3及び骨格2は、表面紙と接する接触表面が平坦な同一平面に形成されている。【選択図】図2

Description

本考案は、団扇に関し、特に、平坦な表面を有してアイドル写真などを印刷しても表面状態に違和感のない応援団扇に関するものである。
例えば、人気アイドルグループのコンサート会場の観客は、登場するアイドルの写真が印刷された団扇を振ることで、自己アピールしつつ、お気に入りのアイドルを応援するのが一般的である。
このような場所で使用される団扇は、プラスチック製の基体に、アイドルの顔写真などを印刷した表面紙を貼着して構成されている。そして、プラスチック製の基体は、一般に、使用者が手に持つ把持部と、把持部から放射状に延びる複数本の骨格と、骨格の先端を円環状に接続する外周部と、を有して一体成形されている。
実用新案登録 第3029398号公報 実用新案登録 第2553471号公報
しかし、このような団扇において、隣接する骨格の隙間は空隙となっているので、プレス加工によって表面紙を貼着すると、表面紙が骨格の部分でやや隆起して全体として波打ってしまう。そのため、折角のアイドルの顔写真も、その表情が不自然なものとなり、その価値がやや減殺されてしまうという問題があった。
また、加圧することなく表面紙を骨格に貼着しようとすると作業効率が著しく悪化する。ここで、平坦なプラスチック板を使用して団扇の構成することもできるが、これでは、団扇としての風情に欠ける上に、使用時の団扇独特のシナリ感が消滅するので好ましくない。なお、特許文献1や特許文献2の構成は知られているが、上記の課題を解決できるものではない。
本考案は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、団扇としての風情やシナリ感を維持した状態で、平坦な印刷表面を達成でき、加圧工程を使用して表面紙の貼着作業を終えることができる団扇を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本考案は、使用者が手に持つ把持部と、適宜な輪郭形状を有する扇部と、扇部の一方表面に貼着される表面紙と、を有して構成される団扇であって、前記扇部は、扇部の輪郭形状を形成する外周縁と、外周縁に向けて延びる複数本の骨格と、隣接する骨格の間に形成された薄肉部と、を有して構成され、薄肉部及び骨格は、表面紙と接する接触表面が平坦な同一平面に形成されている。
本考案において、前記薄肉部が、表面紙との接触表面全体に形成されているか、前記薄肉部における表面紙との接触表面には、離散的に開口が形成されているのが好ましい。本考案において、外周縁と骨格と薄肉部とは、プラスチック材によって一体成形されるのが好適である。
また、前記薄肉部は、好ましくは、0.4mm以下の厚さに形成されているべきである。そして、前記骨格は、略台形状の断面形状に形成されているのが好ましい。また、前記骨格及び外周縁は、0.7〜1.1mmの肉厚に形成されているのが好適である。
上記した本考案によれば、加圧工程を経て製造しても、平坦な印刷表面を達成することができ、また、団扇としての風情やシナリ感を全く損なわない。
実施例に係る団扇を示す概略正面図である 図1の団扇を裏側から描いた概略背面図と、扇部の構成を説明する図面である。
以下、実施例に基づいて本考案を詳細に説明する。図1に示す通り、実施例の団扇FNは、使用者が手に持つ把持部10と、略円形や略矩形の輪郭を形成する扇部20と、扇部20の表裏面を覆って貼着される表面紙21及び裏面紙22とで構成されている。
特に限定されるものではないが、表面紙21には、例えば、アイドルなどの顔写真が鮮明に光沢印刷され、裏面紙22には、当該アイドルグループに関する情報などが記載されている。
図2(b)は、団扇FNを裏側から描いた概略背面図であり、扇部20から裏面紙22を除去した状態を示している。図示の通り、扇部20は、ここでは略円環状に形成された外周縁1と、外周縁1に向けて放射状に延びる複数本の骨格2・・・2と、隣接する骨格2・・・2の間を接続する薄肉部3と、複数本の骨格2・・・2の要を構成する基端部4と、基端部4に近接して円弧状に形成された弓部5と、を有して構成されている。
扇部20を構成する上記各部は、把持部10と共に、プラスチック材によって一体成形される。プラスチック材としては、ポリプロピレン(polypropylene)が好適に使用される。そして、一体成形された扇部20には、表面紙21及び裏面紙22がプレス加工によって貼着される。
本考案の扇部20は、基端部4と弓部5との間は、隣接する2本の骨格2,2や外周縁1との隙間が空隙となっているが、弓部5と外周縁1の間は、A−A断面図(図2(c))に示す通り、隣接する2本の骨格2,2の隙間が、薄肉部3によって埋められている。特に限定されないが、薄肉部3の肉厚Cは、0.4mm以下、好ましくは、0.2mm以下、更に好ましくは、0.05〜0.12mm程度に設定されている。
図2(d)のB−B断面図に示す通り、外周縁1は、その断面が変則台形状に形成され、上面1bの幅P1が5〜10mm程度、好ましくは、6〜8mm程度に設定されている。また、傾斜面の水平横幅P2は、2.5〜3.5mm程度に設定され、肉厚Tは、0.7〜1.1mm程度、好ましくは、0.85〜0.95mm程度に設定されている。
また、一部拡大図(図2(a))や、A−A断面図(図2(c))に示す通り、骨格2は、その断面が正台形状となっている。そして、台形の下面2aの横幅D1は、7〜10mm程度、上面2bの横幅D2は、2〜3mm程度に設定され、傾斜面の水平横幅P2は、外周縁1の場合と同じく、2.5〜3.5mm程度に設定されている。
外周縁1や骨格2や薄肉部3についての上記寸法は、適宜に変更可能であるが、何れにしても、薄肉部3の底面3aと、骨格2の底面2aと、外周縁1の底面1aと、で平坦な同一平面を構成している。そのため、プレス加圧によって表面紙21を貼着しても、薄肉部3、骨格2、及び外周縁1で形成される貼着面3a,2a,1a全体が均一に平坦であるので、これに貼着した表面紙21が波打つことがない。
図2(c)〜図2(d)に示す通り、骨格2の上面2bと、外周縁1の上面1bとで同一平面を構成している。そして、骨格2の厚さTは、外周縁1と同じく、0.7〜1.1mm程度、好ましくは、0.85〜0.95mm程度に設定されている。また、隣接する骨格2と骨格2の離間距離Wは、最も離間する骨格の最上部において10〜20mm程度、好ましくは、13〜17mm程度に設定されている。
そのため、外周縁1の上面1bと骨格2の上面2bとで構成される同一平面に貼着した裏面紙22についても、ほぼ平坦な貼着面を実現することができる。
実施例の団扇は、扇部20の外周縁1と骨格2が上記の通りに構成されているので、表面紙21が波打つことがなく、アイドル写真などを貼着しても、アイドルの表情が不自然に変形するおそれがない。また、裏面紙22についても、ほぼ平坦に貼着することができる。また、隣接する2本の骨格2の隙間を埋める薄肉部3の肉厚は、0.2mm以下であるので、団扇独特のシナリ感を損なうことがなく、また、使用材料がいたずらに増加することもない。また、この団扇は、そのプラスチック部分が成形型によって一体成形できるので、製造コストが上がることもない。また、表面紙21や裏面紙22の貼着処理も容易である。
以上、本考案の実施例について詳細に説明したが、具体的な記載内容は特に本考案を限定するものではない。例えば、上記した実施例では、隣接する2つの骨格2,2の隙間は、全て薄肉部3で埋められているが、必ずしも、この構成に限定されず、薄肉部3に適宜な開口穴HOを離散的に設けるのも好ましい(図2(e)参照)。
開口穴HOの形状は、特に限定されないが、例えば、表面紙21を貼着する平坦表面を阻害しない範囲で、隣接する骨格の間を、径方向に楕円状に延びる長穴とすることができる。また、表面紙21を貼着する平坦表面を阻害しない範囲で、多数の丸穴を散点状に形成しても良い。
また、骨格2や外周縁1の断面形状は、必ずしも台形状にする必要はなく、例えば、図2(e)のように矩形断面としても良い。このような構成を採ると、裏面紙22についても、その貼着面積を増やすことができ好ましい。更に、図2(e)のような構成を採ることで、表面側又は裏面側に向けて、団扇に張り(たわみ)が生じる可能性を低減することができる。
ここで、張りが生じる可能性を完全に解消するには、図2(f)や図2(g)に示すように、表面側と裏面側を実質的に同一構成にするのが好ましい。図2(f)の構成では、表面側と裏面側に、離散的且つ均一に薄肉部3を設けている。このような場合、必ずしも、上下対称の断面形状にする必要はなく、図2(g)のように、表面側の薄肉部と裏面側の薄肉部3を交互に設けるのも好適である。
図2(f)や図2(g)の構成を採る場合には、表面紙21だけでなく裏面紙22についても平坦な貼着表面を実現することができる。
なお、扇部の形状は、略円形や略矩形に限定されず、円弧形状や三角形状など任意の異形形状とすることができるのは勿論である。
10 把持部
20 扇部
21 表面紙
1 外周縁
2 骨格
3 薄肉部
FN 扇

Claims (7)

  1. 使用者が手に持つ把持部と、適宜な輪郭形状を有する扇部と、扇部の一方表面に貼着される表面紙と、を有して構成される団扇であって、
    前記扇部は、扇部の輪郭形状を形成する外周縁と、外周縁に向けて延びる複数本の骨格と、隣接する骨格の間に形成された薄肉部と、を有して構成され、
    薄肉部及び骨格は、表面紙と接する接触表面が平坦な同一平面に形成されていることを特徴とする団扇。
  2. 前記薄肉部は、表面紙との接触表面全体に形成されている請求項1に記載の団扇。
  3. 前記薄肉部における表面紙との接触表面には、離散的に開口が形成されている請求項1に記載の団扇。
  4. 前記外周縁と、前記骨格と、前記薄肉部とは、プラスチック材料によって一体成形されている請求項1〜3の何れかに記載の団扇。
  5. 前記薄肉部は、0.4mm以下の厚さに形成されている請求項1〜4の何れかに記載の団扇。
  6. 前記骨格は、略台形状の断面形状に形成されている請求項1〜5の何れかに記載の団扇。
  7. 前記骨格及び外周縁は、0.7〜1.1mmの肉厚に形成されている請求項1〜6の何れかに記載の団扇。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019119796A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 株式会社ヤマダ 接着性ポリプロピレン系樹脂組成物および成形体

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