JP3167820U - 腕保護構造 - Google Patents

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秀源 粘
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蓉蓉 陳
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Abstract

【課題】キーボードやマウス等入力インターフェースの操作時に、パッド作用及び腕保護効果を有する腕保護構造を提供する。【解決手段】カバー体1が具える基部11内部に支持板2を収容し、基部一側に使用者の手腕部位をカバーさせることができる締付部12を設け、支持板が具える2つ以上の第1係止部21及び第2係止部22の接続箇所に持ち上げ部23を形成し、且つ持ち上げ部、第1係止部及び第2係止部の間の下方に持ち上げ空間20を形成する。これにより、使用者がキーボード又はマウスを操作制御する時、支持板を介して手腕底側箇所に支持し、貼合状態を形成し、適当なパッド作用及び保護効果を提供する。また、消耗材料方式で各種異なる高さの支持板に交換でき、使用者の手腕が長期の姿勢不良で傷むことを防止し、且つ操作上の不快適を緩和、改善し、操作時の快適性を向上させる。【選択図】図2

Description

本考案は、腕保護構造に関し、特に、カバー体が具える基部内に支持板を収容し、支持板を介し、手腕底側箇所に支持させ、適当なパッド作用及び保護効果を提供し、使用者の手腕が長期的姿勢不良で傷むことを防止し、操作時の快適性を向上する腕保護構造に関する。
電子科学技術の絶え間ない進歩及びマルチメディア情報通信の急速な発展に伴い、各式電子装置は、人々の生活に浸透し、生活に不可欠な部分になっており、例えば、現在は、既に広範囲に使用されているパソコン、ノートブック型パソコン、携帯電話及びデジタルカメラ等であり、そのうち、パソコン、ノートブック型パソコンは、個人、家庭又はオフィスで必ず使用されるツールとなっており、一般の使用者は、キーボード及びマウスを介しパソコンの各作業の処理を操作するが、キーボード及びマウスのボタンは、安置する平板よりも高くなるので、使用者が操作時、手のひら部分を上向きに持ち上げて初めて、キーボート及びマウスを円滑に操作することができ、この種の手のひらが手腕を支店し、上向きに持ち上げる姿勢は、手腕の関節に圧迫を受け、長期になると、使用者が容易にマウスハンド(手根管症候群)の病になる。
また、市場では、使用者にキーボード及びマウスを操作させる時に手腕を寄りかからせることができるパッド又はマウスパッドがあるが、そのパッド又はマウスパッドは、何れも固定位置に安置され、使用者は、キーボード及びマウスを操作するため、手部をしばしば移動する必要があり、手腕を持ち上げ、マウスの広範囲の移動を行う時、手腕がパッド又はマウスパッドから離れ、操作時に同一姿勢を維持し、全工程の保護作用を提供することができず、且つパッド又はマウスパッドが移動できず、手部がマウスを持ち上げ配置を変更する動作にも影響を及ぼし、使用者のキーボード及びマウスの操作の不便をもたらし、パッド又はマウスパッドの実用性を大幅に低下させる。
上記のマウスの使用において発生する問題を解決するため、業者は、腕保護構造を開発し、図10に示すのは、従来の腕保護構造の立体分解図であり、図中から分かるように、従来の腕保護構造は、パッド体A二側のフックロッドA1上にそれぞれ使用者手部上に対応して被さることができる拘束帯A2を巻き付け、パッドA底部に滑動構造Bを設け、滑動構造Bは、底板Cを利用し、パッド体A底部に固定設置され、パッド体A底部の対応収容溝A3内に収容設置可能な複数のボールB1を有し、且つ各ボールB1底縁が底板Cの対応する貫通孔C1に突出し、螺子C3を利用し、孔C2を貫通し、底板Cをパッド体A底面上に固定設置し、且つ使用者がキーボード又はマウスを用いる時、パッド作用を提供し、且つ使用者手部が局部的に移動する時、パッド体Aに滑動構造BのボールB1を利用させることができ、その圧縮バネB2及びローラB3を組み合わせ、卓面で共に移動させ、それは、随時手腕にパッドの効果を提供し、操作上の不便を緩和、改善するが、各個人(大人又は子供など)の手腕部位の大きさが同一ではなく、更に手のひらが手腕を支点に上向き持ち上げる高さが異なり、要求に応じ、又は人体工学設計に基づき、各種異なる高さのパッド体Aに交換することができず、依然として手腕の関節が圧迫を受け、使用者の手腕が長期の姿勢不良で傷む問題を効率的に解決することが困難であり、且つ従来の腕保護構造は、構造全体が複雑で、構成部材が多く、製造組み立て時に鋳型の設計が容易でなく、全体の製造コストが上昇し、また、パッド体Aの大きく突出した形態であり、滑動構造Bに底板Cを組み合わせパッド体A上に組み立てることは、相当な精度が要求され、そうでなければ、緩みが生じ易く、構造安定性が良好でなくなる。また、パッド体Aの大部分は、シリコンゲル又は発砲スチロール利用されて形成され、長期の使用後、材質の老化又は変形により全体に交換が必要となり、且つパッド体Aが消耗材の方式で交換使用することができず、使用コストが上昇し、当業者が研究改善を望むところとなっている。
登録実用新案第3092341号公報
そこで考案者は、従来の腕保護構造の使用上の問題及び欠陥に鑑み、関連データを収集し、多くの評価及び考慮を経て、当業界に長年従事した研究開発経験を利用し、絶え間なく試作及び修正を行い、本願の腕保護構造を設計している。
本考案の目的は、カバー体が具える基部内部に支持板を収容し、基部一側に使用者の手腕部位をカバーさせることができる締付部を設け、支持板が具える第1係止部及び第2係止部の接続箇所に持ち上げ部を形成し、使用者がキーボード又はマウスを操作制御する時、支持板を介して手腕底側箇所に支持し、貼合状態を形成し、適当なパッド作用及び保護効果を提供し、このように、使用者の手腕部位に伴い移動でき、操作上の不便を招くことがないだけでなく、要求又は人体工学設計に基づき、消耗材料方式で各種高さの支持板を交換することができ、使用者の手腕が長期の姿勢不良で傷むことを防止し、且つ操作上の不快適を緩和、改善し、操作時の快適性を向上することができるようにすることである。
本考案のもう1つの目的は、支持板の持ち上げ部表面上において長辺方向に沿って間隔を置いて配列される複数の透過溝を設け、持ち上げ部に弾性、緩衝の効果を持たせ、支持板を異なる大きさの手腕部位の底箇所に支持し、緊密に貼合し、持ち上げ部を介して手腕部位の熱エネルギーを吸収した後、複数の透過溝により放熱を補助し、且つ操作上より快適であり、また、支持板は、プラスチック射出成形を利用し、一体に成型するか、金属材質をスパッタリング、湾折して一体に成型し、且つ全体構造が簡単であることにより、鋳型設計及び製造上の困難度を低減し、コストを効率的に節減できるようにすることである。
本考案のもう1つの目的は、使用者がキーボード又はマウスを操作する過程において、カバー体後側箇所に突設する突出部により基部が卓面上に係止する接触面積を減少し、使用者の手部が移動し易く、操作上の利便性を向上し、突出部に具える傾斜面を利用し、その掌が手腕を支点とし上向きに持ち上げる角度の範囲を制限し、手腕の関節が過度に圧迫され、コリを生じる状況を発生しないようにすることにある。
本考案の更にもう1つの目的は、カバー体の基部底部に挿入口を開設し、支持板を挿入口からカバー体内に挿入させ、カバー体上の締付部と垂直を形成させ、カバー体を支持板外部に挟持し、安定した貼合状態を呈させ、支持板に完全に遮蔽させ、外観の全体性、外面の美観を向上し、且つ全体設計を小型化し、且つ支持板がカバー体内部において簡易に分離でき、使用者が異なる材質又は色のカバー体を繰り返し交換し、洗浄使用でき、使用上の不便性を改善し、携帯又は収納時も相当便利であるようにすることである。
本考案の腕保護構造は、カバー体及び支持板を含み、該カバー体が具える基部内部に支持板を収容可能な収容空間を形成し、基部一側に手腕部位を被せ合わせることができる締付部を設け、該支持板は、2つ以上の第1係止部及び第2係止部を有し、第1係止部、第2係止部の接続箇所に手腕底側箇所に支持し、貼合状態を形成することができる持ち上げ部を形成し、且つ持ち上げ部、第1係止部及び第2係止部の間の下方に持ち上げ空間を形成する。
本考案は下記の特徴を有する。
(1)カバー体及び支持板を含み、
該カバー体が具える基部内部に支持板を収容可能な収容空間を形成し、基部一側に手腕部位を被せ合わせることができる締付部を設け、
該支持板は、2つ以上の第1係止部及び第2係止部を有し、第1係止部、第2係止部の接続箇所に手腕底側箇所に支持し、貼合状態を形成することができる持ち上げ部を形成し、且つ持ち上げ部、第1係止部及び第2係止部の間の下方に持ち上げ空間を形成する腕保護構造。
(2)前記カバー体の基部底部に支持板をその内に挿入させることができる挿入口を開設する(1)に記載の腕保護構造。
(3)前記カバー体の締付部が第1拘束帯及び第2拘束帯を有し、且つ第1拘束帯、第2拘束帯の端部にミシン縫い、接着接合又は一体に成型する方式で基部と一体に結合し、第1拘束帯、第2拘束帯の基部から離れる一端に相対活動突き合わせ接合する定位部材を設け、第1拘束帯及び第2拘束帯の間に手腕部位と被せ合わさることができる套接空間を巻き付けるように形成する(1)に記載の腕保護構造。
(4)前記カバー体の締付部の定位部材は、相互に嵌合するフック、粘着帯又は相互に磁性吸着する複数の磁石であることができる(3)に記載の腕保護構造。
(5)前記支持板は、カバー体の締付部と垂直を形成し、且つ支持板の持ち上げ部は、突起状又は傾斜凸形状を呈することができる(1)に記載の腕保護構造。
(6)前記支持板が具える厚さが3〜5mmであり、支持板の全長が75〜85mmであり、高さが11〜16mmであり、且つ第1係止部の長さが8〜13mmであり、第2係止部の長さが12〜17mmであり、持ち上げ部の曲率半径は、35〜55であることができる(1)に記載の腕保護構造。
(7)前記支持板が具える厚さが4mmであり、支持板の全長が80mmであり、高さが11mm、13mm又は16mmであり、且つ第1係止部の長さが10mmであり、第2係止部の長さが15mmであり、持ち上げ部の曲率半径は、41.51mm又は50.45mmであることができる(1)に記載の腕保護構造。
(8)前記支持板の持ち上げ部は、傾斜凸形状を呈し、第1係止部、第2係止部の間に所定の挟み角を形成し、且つ所定の挟み角が鈍角であることができる(1)に記載の腕保護構造。
(9)前記支持板の持ち上げ部表面上に長辺方向に沿って間隔を置いて配列される風数の透過溝を設ける(1)に記載の腕保護構造。
(10)前記カバー体は、織物、人口繊維、皮又はプラスチック材質から形成されることができる(1)に記載の腕保護構造。
(11)前記支持板は、プラスチック、木質又は金属材質から形成される(1)に記載の腕保護構造。
本考案の腕保護構造は、カバー体が具える基部内部に支持板を収容し、基部一側に使用者の手腕部位をカバーさせることができる締付部を設け、支持板が具える第1係止部及び第2係止部の接続箇所に持ち上げ部を形成し、使用者がキーボード又はマウスを操作制御する時、支持板を介して手腕底側箇所に支持し、貼合状態を形成し、適当なパッド作用及び保護効果を提供し、このように、使用者の手腕部位に伴い移動でき、操作上の不便を招くことがないだけでなく、要求又は人体工学設計に基づき、消耗材料方式で各種高さの支持板を交換することができ、使用者の手腕が長期の姿勢不良で傷むことを防止し、且つ操作上の不快適を緩和、改善し、操作時の快適性を向上することができる。
本考案の立体外観図である。 本考案の立体分解図である。 本考案の支持板の側面図である。 本考案の組み立て前の立体外観図である。 本考案の組み立て時の側面断面図である。 本考案の組み立て後の側面断面図である。 本考案の好適実施例の立体外観図である。 本考案の他の実施例の支持板の立体外観図である。 本考案の他の実施例の支持板の側面図である。 従来の腕保護構造の立体分解図である。
上記目的及び構造を達成する為に本考案が採用する技術手段及びその効果について、図面に併せて本考案の好適実施例を挙げ、その構造及び機能を以下に詳細に説明する。
図1、図2、図3、図4が示すのは、それぞれ本考案の立体外観図、立体分解図、支持板の側面図及び組み立て前の立体外観図であり、図から分かるように、本考案は、カバー体1及び支持板2を含む。
該カバー体は、基部11を有し、基部11内部に収容空間10を形成し、且つ収容空間10底部に支持板2をその内に挿入させることができる挿入口111を開設し、基部11一側に第1拘束帯121及び第2拘束帯122を有する締付部12を設け、第1拘束帯121、第2拘束帯122の端部は、ミシン縫い、接着剤接合又は直接一体に成型する方式を利用し、基部11と結合して一体にすることができ、且つ第1拘束帯121、第2拘束帯122の基部11から離れる他側に相対活動突き合わせ接合する定位部材123を設け、定位部材123は、相互に嵌合するフック、粘着帯又は相互に磁性吸着可能な複数の磁石であることができ、第1拘束帯121、第2拘束帯122は、相互に活動的に突き合わせ接合し、一体になることができ、第1拘束帯121及び第2拘束帯122の間に使用者の手腕と被せ合わさることができ、且つ前後貫通状を呈する套接空間120を巻き付けるように形成することができる。
該支持板2は、カバー体1の締付部12と垂直を形成し、支持板2は、2つ以上の第1係止部21及び第2係止部22を有し、第1係止部21及び第2係止部22の接続箇所に突起状を呈する持ち上げ部23を形成し、且つ持ち上げ部23、第1係止部21及び第2係止部22の間の下方箇所に左右に貫通状を呈する持ち上げ空間20を形成する。
更に、上記カバー体1は、織物、人口繊維、皮、シリコンゲル又はその他の弾性伸縮又は軟質材料から形成されることができ、且つカバー体1が利用可能な基部11一側箇所の締付部12は、締付ベルト、縄、接着帯の形式であることができ、本考案の好適な具体的実施例のカバー体1の締付部12は、第1拘束帯121及び第2拘束帯122を有し、第1拘束帯121、第2拘束帯122は、定位部材(例えば、粘着帯又は複数の磁石)を利用し、相互に活動的に突き合わせ接合し、一体になることができ、但し、実際の応用時は、これに限定するものではなく、第1拘束帯121、第2拘束帯122は、直接一体に形成されることができる。但し、この種の結合方式は、使用者の手腕部位の大きさの違いにより締付部12の締付度を適当に調整することができ、使用者がカバー体1を手腕部位上に簡易に被せ合わせ、緊密、貼合状態を形成することが可能となるものである。また、支持板2は、プラスチック、木材又は金属材質から形成されることができ、所定の厚さt=3〜5mmを有し、支持板2の全長Dは、75〜85mmであり、所定の高さHが11〜16mmであり、その第1係止部21の長さd1が8〜13mmであり、第2係止部22の長さd2が12〜17mmであることができ、第1係止部21及び第2係止部22の接続箇所の突起状の持ち上げ部23の曲率半径Rは、35〜55であることができ、本考案の明細書及び図面内容の簡易な修飾及び同一効果を成す構造の変化は、同様に何れも本考案の範囲内に含まれるものである。
図4、図5、図6、図7に示すのは、それぞれ本考案の組み立て前の立体外観図、組み立て時の側面断面図、組み立て後の側面断面図及び好適実施例の立体外観図であり、図から分かるように、上記の鋼製部材を組み立てる時、先ず支持板2をカバー体1の基部11内部に収容し、即ち、支持板2を基部11底部の挿入口111から収容空間10内に挿入し、カバー体1の締付部12と垂直を形成させ、カバー体1の基部を支持板2外部を挟持し緊密した貼合状態を呈するように被覆することができ、支持板2を完全に遮蔽し、そのカバー体1表面上に如何なる組み合わせの開口も露出させず、外観の全体性、外面の美観を向上し、全体設計を小型化し、且つ支持板2は、カバー体1内部で簡易に分解でき、使用者が異なる材質又は色のカバー体1に繰り返し交換し、洗浄使用することに便利であり、使用上の不便を改善し、且つ携帯又は収納時何れも相当に便利であり、本考案の全体の組み立てを完成する。
図2、図3、図7、図8、図9を同時に参照し、それは、それぞれ本考案の立体分解図、支持板の側面図、好適実施例の立体外観図、他の好適実施例の支持板の立体外観図及び側面図であり、図から分かるように、上記の構成部材の使用時、先ず使用者の手腕底側をカバー体1の基部11上に寄りかからせ、締付部12の第1拘束帯121及び第2拘束帯122を介し、手腕外部に巻き付け、手腕を第1拘束帯121及び第2拘束帯122の間に形成される套接空間120に被せ合わせた後、第1拘束帯121、第2拘束帯122上の定位鋼製部材123(例えば、フック、粘着帯及び複数の磁石)が相対活動突き合わせ接合を呈し、即ち、カバー体1を手腕部位に被せ合わせることができ、その基部11を支持板2を介して手腕底側に係止し、緊密、貼合状態を形成し、このように、使用者の手部が卓面又は台上でキーボード又はマウスを操作する(図7参照)時、カバー体1がその内部の支持板2に組み合わさり、使用者の手腕部位に適当なパッド作用及び保護効果を提供し、この種の方式は、使用者の手腕部位に伴って移動し、操作時の同一姿勢を維持できるだけでなく、使用者の操作上の不便をもたらすことがなく、要求又は人体工学設計に基づき、各種異なる高さ、型式の支持板2に交換でき、使用者の手腕が長期姿勢不良で傷むことを防止し、且つ操作上の不快的を緩和、改善し、操作時の快適性を向上することができる。
使用者がキーボード又はマウスを操作する過程において、カバー体1の挿入口111の後側箇所に傾斜面1121を具える突出部112を突設し、基部11の卓面上に軽視する接触面積を減少し、使用者の手部を移動し易くし、操作上の利便性を増加し、突出部112が具える傾斜面1121を利用し、その掌が手腕を支点とし上向きに持ち上げる角度の範囲を制限し、手腕の関節が過度の圧迫を受け、コリを生じる状況の発生を招かないようにする。
本考案の支持板2は、実際の使用時、前記の効果を達成する為、支持板2の好適実施例の寸法を例示し、本願の以下の請求範囲を支持し、そのうちの支持板2の具体的実施例の所定の厚さt=4mm、全長D=80mm、幅(図示せず)=40mm、所定の高さH=11mm、13mm又は16mmであり、所定の高さHに合わせ、その第1係止部21の長さd1が10mmであり、第2係止部22の長さd2が15mmであることができ、且つ第1係止部21及び第2係止部22の接続箇所の持ち上げ部23の曲率半径Rが41.51mm又は50.45mmであることができる。また、支持板2の持ち上げ部23は、具体実施例では、突起状を呈するが、実際の応用時、持ち上げ部23は、「へ」の字に傾斜凸形状を呈することができ、第1係止部21、第2係止部22との間に形成する所定の挟み角θが鈍角であり、且つ該持ち上げ部23表面上で長辺方向に沿って間隔を置いて配列される複数の透過溝231を設けることができ、支持板2の各角にそれぞれガイド角形状を呈する設計であることができ、即ち、透過溝231の構造設計により、持ち上げ部23に弾性、緩衝の効果を持たせ、これにより、支持板2に異なる大きさの手腕部位底側に支持し、より緊密に貼合するようにし、持ち上げ部23を介し手腕部位の熱エネルギーを吸収した後、複数の透過溝231から外部に向けて迅速に発散し、放熱を補助し、且つ操作において、より快適である。また、支持板2は、プラスチック射出成形により一体に成型するか、金属材質をスパッタリング、湾折し一体に成型し、且つ全体構造が簡単であり、鋳型設計及び製造上の困難度を低減することができ、コストを効率的に削減し、カバー体1の任意の消耗方式を組み合わせ、各種高さ、型式の支持板2に交換することができ、この種の公式は、使用者の手腕部位の姿勢又は高さの違いが生じる長期姿勢不良で傷む問題を効率的に解決し、鋼製部材の形状又は組み立て上の制限を受けず、使用者が支持体2を組み立て又は迅速に交換することに便利である。
また、上記は、本考案の好適実施例であるだけであり、本考案の請求範囲を制限するものではなく、本考案は、カバー体1の基部11内部に支持板2を収容し、即ち、使用者の手腕底側を基部11上に寄りかからせることができ、基部11一側の締付部12を介し、手腕部位に被せ合わせ、使用者がキーボード又はマウスを操作する時、カバー体1により支持板2を組み合わせ、手腕に適当なパッド作用及び保護効果を提供することができ、このように、手部に伴い移動でき、操作上の不便を生じず、要求又は人体工学設計に基づき、消耗方式で各種異なる高さ、型式の支持板2に交換でき、使用者の手腕部位が長期姿勢不良で傷むことを防止し、操作時の快適性を向上し、且つ支持板2全体構造が簡単であり、モジュール設計及び製造上の困難度を低減し、コストを効率的に節減し、カバー体1との組み立て又は迅速交換に便利であり、実用性及び快適性において広範囲な効果を達成し、製品競争力を具え、前記効果を達成する形式は、何れも本考案に含まれ、この種の簡易な修飾及びその同等な効果の構造の変化は、何れも本考案の班内に含まれる。
1 カバー体
10 収容空間
11 基部
111 挿入口
112 突出部
1121 傾斜面
12 締付部
120 ソケット空間
121 第1拘束帯
122 第2拘束帯
123 定位部材
2 支持板
20 持ち上げ空間
21 第1係止部
22 第2係止部
23 持ち上げ部
231 透過溝
A パッド体
A1 フックロッド
A2 拘束帯
A3 収容溝
B 滑動構造
B1 ボール
B2 バネ
B3 ローラ
C 底板
C1 貫通孔
C2 孔
C3 螺子

Claims (11)

  1. カバー体及び支持板を含み、
    該カバー体が具える基部内部に支持板を収容可能な収容空間を形成し、基部一側に手腕部位を被せ合わせることができる締付部を設け、
    該支持板は、2つ以上の第1係止部及び第2係止部を有し、第1係止部、第2係止部の接続箇所に手腕底側箇所に支持し、貼合状態を形成することができる持ち上げ部を形成し、且つ持ち上げ部、第1係止部及び第2係止部の間の下方に持ち上げ空間を形成する腕保護構造。
  2. 前記カバー体の基部底部に支持板をその内に挿入させることができる挿入口を開設する請求項1に記載の腕保護構造。
  3. 前記カバー体の締付部が第1拘束帯及び第2拘束帯を有し、且つ第1拘束帯、第2拘束帯の端部にミシン縫い、接着接合又は一体に成型する方式で基部と一体に結合し、第1拘束帯、第2拘束帯の基部から離れる一端に相対活動突き合わせ接合する定位部材を設け、第1拘束帯及び第2拘束帯の間に手腕部位と被せ合わさることができる套接空間を巻き付けるように形成する請求項1に記載の腕保護構造。
  4. 前記カバー体の締付部の定位部材は、相互に嵌合するフック、粘着帯又は相互に磁性吸着する複数の磁石であることができる請求項3に記載の腕保護構造。
  5. 前記支持板は、カバー体の締付部と垂直を形成し、且つ支持板の持ち上げ部は、突起状又は傾斜凸形状を呈することができる請求項1に記載の腕保護構造。
  6. 前記支持板が具える厚さが3〜5mmであり、支持板の全長が75〜85mmであり、高さが11〜16mmであり、且つ第1係止部の長さが8〜13mmであり、第2係止部の長さが12〜17mmであり、持ち上げ部の曲率半径は、35〜55であることができる請求項1に記載の腕保護構造。
  7. 前記支持板が具える厚さが4mmであり、支持板の全長が80mmであり、高さが11mm、13mm又は16mmであり、且つ第1係止部の長さが10mmであり、第2係止部の長さが15mmであり、持ち上げ部の曲率半径は、41.51mm又は50.45mmであることができる請求項1に記載の腕保護構造。
  8. 前記支持板の持ち上げ部は、傾斜凸形状を呈し、第1係止部、第2係止部の間に所定の挟み角を形成し、且つ所定の挟み角が鈍角であることができる請求項1に記載の腕保護構造。
  9. 前記支持板の持ち上げ部表面上に長辺方向に沿って間隔を置いて配列される風数の透過溝を設ける請求項1に記載の腕保護構造。
  10. 前記カバー体は、織物、人口繊維、皮又はプラスチック材質から形成されることができる請求項1に記載の腕保護構造。
  11. 前記支持板は、プラスチック、木質又は金属材質から形成される請求項1に記載の腕保護構造。
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