JP3167108U - Juicer - Google Patents
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Abstract
【課題】清掃性に優れ、簡単な構造でジュースの滴下を抑制することができるジューサーを提供する。【解決手段】電動機が収容された本体2と、この本体2の上部に設けられた摺り下ろし部3と、この摺り下ろし部3の出口9の下方に設けられた注口部材10とを有し、前記注口部材10を前記摺り下ろし部3に対し可動としたジューサーであって、前記注口部材10に液溜め凹部13を設けると共に、前記注口部材10の注口11が高くなる状態とした際に、前記液溜め凹部13が、前記注口11に向かって高くなる部位Gを有するようにした。これによって、ジュースJの注出終了後に、前記注口部材10の注口11側を高くすることで、前記摺り下ろし部3の容器5に僅かに残ったジュースJが前記出口9から滴下したとしても、このジュースJの滴を前記液溜め凹部13に溜め、前記注口部材10からの滴下を抑制することができる。【選択図】図3PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a juicer which is excellent in cleanability and can suppress dripping of juice with a simple structure. SOLUTION: The main body 2 in which an electric motor is housed, a sliding down portion 3 provided on the upper portion of the main body 2, and a spout member 10 provided below an outlet 9 of the sliding down portion 3 are provided. A juicer in which the spout member 10 is movable with respect to the sliding down portion 3, and the spout member 10 is provided with a liquid reservoir recess 13 and the spout 11 of the spout member 10 is raised. At that time, the liquid storage recess 13 has a portion G that rises toward the spout 11. As a result, after the pouring of the juice J is completed, the spout 11 side of the spout member 10 is raised so that the juice J slightly remaining in the container 5 of the sliding down portion 3 is dropped from the outlet 9. Also, the juice J drops can be stored in the liquid reservoir recess 13 to suppress the drops from the spout member 10. [Selection diagram] Fig. 3
Description
本考案は、ジュースの滴下を抑制することができるジューサーに関するものである。 The present invention relates to a juicer that can suppress dripping of juice.
従来、この種のジューサーとして、電動機が収容された本体と、この本体の上部に設けられた研磨座(本願考案の摺り下ろし部に相当する)と、この研磨座の出口の下方に設けられたガイド溝(本願考案の注口部材に相当する)とを有し、このガイド溝を前記研磨座に対し揺動可能としたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。そして、このジューサーは、前記ガイド溝に嵌め込み体を有し、前記ガイド溝の注口側を上げることで、前記嵌め込み体を前記出口に嵌めて、この出口を閉鎖できるように構成されていた。そして、前記出口が閉鎖されることで、前記研磨座に残ったジュースが滴下しないようにすることができる。 Conventionally, as this type of juicer, a main body in which an electric motor is accommodated, a polishing seat provided on the upper portion of the main body (corresponding to the sliding-down portion of the present invention), and a lower portion of the outlet of the polishing seat are provided. There is known a guide groove (corresponding to the spout member of the present invention) that can swing with respect to the polishing seat (for example, see Patent Document 1). The juicer has a fitting body in the guide groove, and is configured to be able to close the outlet by fitting the fitting body to the outlet by raising the spout side of the guide groove. And the juice remaining on the polishing seat can be prevented from dripping by closing the outlet.
しかしながら、このようなジューサーは、前記ガイド溝の注口側を下げないで果物等を摺り下ろすと、搾り出されたジュースが前記研磨座内で溢れてしまう虞があった。そして、前記研磨座内でジュースが溢れると、このジュースが前記本体内に侵入して電動機等の電気部品を濡らしてしまう虞があった。また、このようなジューサーは、ジュースの滴下を防止するために、前記出口を閉鎖するための嵌め込み体が必要となるため、部品点数が増えるばかりでなく、清掃が面倒であるという問題もあった。 However, when such a juicer slid down fruit or the like without lowering the spout side of the guide groove, the squeezed juice may overflow in the polishing seat. If the juice overflows in the polishing seat, the juice may enter the main body and wet electric parts such as an electric motor. In addition, such a juicer requires a fitting body for closing the outlet in order to prevent the dripping of juice, so there is a problem that not only the number of parts is increased but also cleaning is troublesome. .
本考案は以上の問題点を解決し、清掃性に優れ、簡単な構造でジュースの滴下を抑制することができるジューサーを提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a juicer that solves the above-described problems, has excellent cleanability, and can suppress dripping of juice with a simple structure.
本考案の請求項1に記載のジューサーは、電動機が収容された本体と、この本体の上部に設けられた摺り下ろし部と、この摺り下ろし部の出口の下方に設けられた注口部材とを有し、前記注口部材を前記摺り下ろし部に対し可動としたジューサーにおいて、前記注口部材に液溜め凹部を設けると共に、前記注口部材の注口が高くなる状態とした際に、前記液溜め凹部が、前記注口に向かって高くなる部位を有するように構成したものである。
The juicer according to
また、本考案の請求項2に記載のジューサーは、請求項1において、前記注口部材の注口が低くなる状態とした際に、前記液溜め凹部全体が、前記注口に向かって低くなるように構成したものである。
The juicer according to
また、本考案の請求項3に記載のジューサーは、請求項2において、前記液溜め凹部を凹曲面状に形成したものである。 A juicer according to a third aspect of the present invention is the juicer according to the second aspect, wherein the liquid reservoir concave portion is formed in a concave curved surface shape.
更に、本考案の請求項4に記載のジューサーは、請求項3において、前記注口部材の注口が低くなる状態とした際に、前記液溜め凹部が前記出口の直下に位置するように構成したものである。
Furthermore, the juicer according to claim 4 of the present invention is configured such that, in
本考案の請求項1に記載のジューサーは、以上のように構成することにより、前記注口部材の注口側を低くした状態で、前記電動機を作動させて前記摺り下ろし部で果物等を摺り下ろすことで、搾り出されたジュースが前記出口を経由して前記注口部材から注出される。そして、ジュースの注出終了後に、前記注口部材の注口側を高くすることで、前記摺り下ろし部に僅かに残ったジュースが前記出口から滴下したとしても、このジュースの滴を前記液溜め凹部に溜め、前記注口部材からの滴下を抑制することができる。
The juicer according to
なお、前記注口部材の注口が低くなる状態とした際に、前記液溜め凹部全体が、前記注口に向かって低くなるように構成することで、前記液溜め凹部にジュースが殆ど残らないようにすることができるので、前記注口部材の清掃性を向上させることができる。 In addition, when it is set as the state where the spout of the said spout member becomes low, the said whole liquid reservoir recessed part is comprised so that it may become low toward the said spout, and almost no juice remains in the said liquid reservoir recessed part. Therefore, the cleaning property of the spout member can be improved.
また、前記液溜め凹部を凹曲面状に形成することで、前記注口部材を拭いた際にジュースを残らず拭き取ることができる。 Moreover, when the said liquid reservoir recessed part is formed in a concave curved surface shape, when the said spout member is wiped, it can wipe off without leaving juice.
更に、前記注口部材の注口が低くなる状態とした際に、前記液溜め凹部が前記出口の直下に位置するように構成することで、前記出口から流出したジュースが前記注口部材に当たった際に、ジュースが前記液溜め凹部の曲面に沿って滑らかに流れるので、ジュースの飛沫が飛び散らないようにすることができる。 Furthermore, when the spout of the spout member is lowered, the liquid reservoir recess is positioned immediately below the outlet, so that the juice that has flowed out of the outlet hits the spout member. When the juice flows, the juice smoothly flows along the curved surface of the liquid reservoir recess, so that the splash of juice can be prevented from being scattered.
以下、本考案の実施形態について、図1乃至図3に基づいて説明する。なお、以下の説明において、各図の左側を前、右側を後とする。1は本考案のジューサーである。このジューサー1は、本体2と、この本体2の上部に着脱可能に取り付けられる摺り下ろし部3とを有して構成される。そして、前記本体2は、その内部に電動機4を有する。また、前記摺り下ろし部3は、容器5と、容器蓋6と、押込棒7とを有して構成される。なお、前記押込棒7は、前記容器蓋6に設けられた筒状の投入口8に挿入される。また、前記容器5の下前部には、下向きの出口9及び注口部材10が設けられる。なお、前記注口部材10は、樋状に形成されると共に、前記出口9の下方に設けられる。また、前記注口部材10は、前記摺り下ろし部3の容器5に対し可動に設けられる。更に、前記容器5内には、前記電動機4によって回転させられる下ろし刃やフィルタ等(図示せず)が、着脱可能に収容される。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 3. In the following description, the left side of each figure is the front and the right side is the rear. 1 is a juicer of the present invention. The
前記注口部材10は、図2のように、注口11が低くなる姿勢と、図3のように、前記注口11が高くなる姿勢とを択一的に切り換えることができるように構成される。なお、本実施形態では、図2の状態と図3の状態とを択一的に選択するように構成したが、図2の状態から図3の状態まで無段階で調節できるように構成してもよい。また、前記注口部材10の後端には、後壁12が形成される。更に、前記注口部材10の注口11と後壁12との間には、滑らかな凹曲面状の液溜め凹部13が形成される。そして、この液溜め凹部13は、前記出口9のほぼ直下に位置する。特に、前記注口11を最も低くした図2の状態において、前記液溜め凹部13は、前記出口9の直下に位置する。また、前記注口11を最も低くした図2の状態において、前記液溜め凹部13は、その全体が前記注口11に向かって低くなるように構成される。一方、前記注口11を最も高くした図3の状態において、前記液溜め凹部13は、その前部に、前記注口11に向かって高くなる部位Gを有する。なお、前記注口11を最も高くした図3の状態であっても、前記注口部材10は、全体として前記注口11側がやや低くなるように傾斜する。
As shown in FIG. 2, the
次に、本実施形態の作用について説明する。まず、使用者は、前記注口部材10を、前記注口11が最も低くなる図2の状態にする。そして、使用者は、前記電動機4を作動させた後、前記投入口8から食材を投入し、これを図示しない下ろし刃に前記押込棒7を用いて押し付ける。前記電動機4の回転に伴って前記下ろし刃が回転するので、押し付けられた食材は、前記下ろし刃によって摺り下ろされる。そして、摺り下ろされた食材は、遠心力によって図示しないフィルタに運ばれ、ジュースJと絞り滓に分離される。そして、前記フィルタを通過したジュースJは、前記出口9から前記容器5外に流出する。更に、前記出口9から流出したジュースJは、前記出口9の下方に設けられる前記注口部材10から注出され、図示しないジュース受け容器に溜められる。
Next, the operation of this embodiment will be described. First, the user places the
なお、前述したように、図2の状態において、滑らかな凹曲面状の前記液溜め凹部13が前記出口9の直下に位置するので、前記出口9から落下したジュースJは、前記液溜め凹部13の曲面に沿って滑らかに方向転換する。従って、ジュースJが前記出口9から注口部材10に落下した際に、飛沫が飛び散りにくい。また、前述したように、図2の状態において、前記液溜め凹部13全体が前記注口11に向かって低くなるように構成されるので、前記出口9から落下したジュースJは、前記液溜め凹部13に殆ど残ることなく、前記注口11から前記ジュース受け容器に注がれる。従って、拭き取られるジュースJの量を少なくすることができるので、前記注口部材10は容易に清掃される。更に、前記液溜め凹部13が滑らかな凹曲面状であるので、前記液溜め凹部13及びその周辺の表面を濡らした水やジュースJを、拭き残すことなく容易に拭き取ることができる。
As described above, in the state of FIG. 2, the liquid
なお、前記注口部材10を図3の状態としたまま、食材を摺り下ろしてしまった場合、前記液溜め凹部13が前記出口9のほぼ直下に位置することで、前記液溜め凹部13の深さ分、前記出口と注口部材10との間隔が広いので、ジュースJの前記出口9からの流出が妨げられにくい。従って、ジュースJは、前記容器5内で溢れにくい。また、図3の状態であっても、前記注口11がやや下向きであるので、前記液溜め凹部13に溜めることができる量以上のジュースJが前記出口9から流出すれば、このジュースJは、前記注口11から前記ジュース受け容器に注がれる。但し、この際、少量のジュースJが前記液溜め凹部13に残る。なお、この残ったジュースJは、前記注口部材10を図2の状態にすることで、前記ジュース受け容器に注ぐことができる。
When the food material is slid down with the
食材を全て摺り下ろし終わったら、前記電動機4を停止させる。これによって、摺り下ろされた食材からのジュースJの遠心分離が終了する。そして、前記容器5内に残ったジュースJが前記出口9からほぼ流出し終わったら、前記注口部材10の注口11を高くして、図2の状態とする。なお、図2の状態でも、前記容器5内に僅かに残ったジュースJが、前記出口9から滴下する虞がある。しかしながら、前記液溜め凹部13が、前記注口11に向かって高くなる部位Gを有するので、この部位Gによって、ジュースJが前記注口11に流れることが妨げられる。これによって、前記出口9から滴下した少量のジュースJは、前記液溜め凹部13に溜められる。従って、前記ジュース受け容器に溜められたジュースJをコップ等に注ぐために、前記ジュース受け容器を前記注口部材10の下方から移動させても、前記出口9から滴下したジュースJをテーブル等に滴下させにくくすることができる。
When all the ingredients have been slid down, the electric motor 4 is stopped. Thereby, the centrifugation of the juice J from the slid down foodstuff is complete | finished. When the juice J remaining in the
以上のように、本考案のジューサー1は、電動機4が収容された本体2と、この本体2の上部に設けられた摺り下ろし部3と、この摺り下ろし部3の出口9の下方に設けられた注口部材10とを有し、前記注口部材10を前記摺り下ろし部3に対し可動としたものであって、前記注口部材10に液溜め凹部13を設けると共に、前記注口部材10の注口11が高くなる状態とした際に、前記液溜め凹部13が、前記注口11に向かって高くなる部位Gを有するように構成したので、ジュースJの注出終了後に、前記注口部材10の注口11側を高くすることで、前記摺り下ろし部3の容器5に僅かに残ったジュースJが前記出口9から滴下したとしても、このジュースJの滴を前記液溜め凹部13に溜め、前記注口部材10からの滴下を抑制することができるものである。
As described above, the
また、本考案のジューサー1は、前記注口部材10の注口11が低くなる状態とした際に、前記液溜め凹部13全体が前記注口11に向かって低くなるように構成したことで、ジュースJの注出後にジュースJが前記液溜め凹部13に殆ど残らないようにすることができるので、前記注口部材10の清掃性を向上させることができるものである。
Further, the
また、本考案のジューサー1は、前記液溜め凹部13を凹曲面状に形成したことで、前記注口部材10を拭く際にジュースJ等を残らず拭き取ることができるものである。
In addition, the
更に、本考案のジューサー1は、前記注口部材10の注口11が低くなる状態とした際に、前記液溜め凹部13が前記出口9の直下に位置するように構成したことで、前記出口9から流出したジュースJが前記注口部材10に当たった際に、ジュースJが前記液溜め凹部13の曲面に沿って滑らかに流れるので、ジュースJの飛沫が飛び散らないようにすることができるものである。
Furthermore, the
なお、本考案は以上の実施形態に限定されるものではなく、考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、上記実施形態では、注口部材の一部を液溜め凹部としたが、図4及び図5に示すように、注口部材20全体を液溜め凹部23としてもよい。
In addition, this invention is not limited to the above embodiment, A various deformation | transformation implementation is possible within the range of the summary of invention. For example, in the above embodiment, a part of the spout member is a liquid reservoir recess, but the
1 ジューサー
2 本体
3 摺り下ろし部
4 電動機
9 出口
10,20 注口部材
11 注口
13,23 液溜め凹部
G 注口に向かって高くなる部位
DESCRIPTION OF
Claims (4)
この本体の上部に設けられた摺り下ろし部と、
この摺り下ろし部の出口の下方に設けられた注口部材とを有し、
前記注口部材を前記摺り下ろし部に対し可動としたジューサーにおいて、
前記注口部材に液溜め凹部を設けると共に、
前記注口部材の注口が高くなる状態とした際に、前記液溜め凹部が、前記注口に向かって高くなる部位を有するように構成したことを特徴とするジューサー。 A body containing an electric motor;
A sliding part provided at the top of the main body,
A spout member provided below the outlet of this sliding-down part,
In a juicer in which the spout member is movable relative to the sliding down part,
While providing a liquid reservoir recess in the spout member,
The juicer, wherein the liquid reservoir recess has a portion that becomes higher toward the spout when the spout of the spout member is in a raised state.
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JP2011000327U JP3167108U (en) | 2011-01-24 | 2011-01-24 | Juicer |
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JP2011000327U JP3167108U (en) | 2011-01-24 | 2011-01-24 | Juicer |
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2011
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