JP3166888U

JP3166888U - 卓上自動販売機

Info

Publication number: JP3166888U
Application number: JP2010005930U
Authority: JP
Inventors: 周久斉藤
Original assignee: 周久斉藤
Priority date: 2010-09-03
Filing date: 2010-09-03
Publication date: 2011-03-31
Anticipated expiration: 2020-09-03

Abstract

【課題】箱単位で購入したタバコを自宅、職場等の喫煙可能な場所において喫煙する場合に、一本単位でタバコを供給する卓上自動販売機を提供する。【解決手段】卓上自動販売機１は、タバコを補充するタバコ補充口２と、コイン投入口６と、タバコを供給する場合に作動させるタバコ取出しレバー３と、タバコ取出し口４と、コイン取出し口５とから構成する。箱単位のタバコを箱から取出して前記卓上自動販売機のタバコ補充口へ投入し、喫煙を欲する者は前記コイン投入口へコインの投入と併せて前記タバコ取出しレバーを押下げ作動させることにより前記タバコ取出し口へ一本単位で落下したタバコの確保を可能とする。また、卓上自動販売機の内部に貯留したコインを前記コイン取出し口より取出し可能とする。【選択図】図１

Description

本考案は、タバコの有害性を知りつつも、節煙、禁煙のできない喫煙者に、「タバコの箱売り」ではない、いわば「1本売りの卓上自動販売機」という方法とることで、節煙を可能とし、あわせて、「卓上自動販売機に投入したお金」は貯金箱になるため禁煙した場合にどの程度お金が貯めらるかも容易に計算でき、禁煙にもつなげられるもので、自動販売機の構造に関わる。

タバコの自動販売機は従来一箱単位で販売されている。また、タバコのパッケージにその有害性から「吸い過ぎに注意」等の表記がなされ、一定の注意を喚起している。（特許文献1）
一方、スーパーマーケットの店頭やゲームセンターなどには多く設置されている子供向けの「１コインでガチャン」とおもちゃがでてくる簡単な自動販売機もある。(特許文献2）

特開2007-316883号公報特開2003-267384号公報

しかしながら、特許文献1記載の自動販売機は箱単位で販売され、節煙、禁煙したいと思っている喫煙者には不便である。

また、特許文献２記載のような自動販売機も子供向けの商品が一般であり喫煙者には対応できないし、また「一本売り」する例も寡聞にして聞かない
今日、タバコの有害性は否定しがたく、喫煙、禁煙を考えている喫煙者も少なくない。この特許文献1および特許文献2の二つの技術を結合させ卓上タイプの「一本売り自動販売機」にすることにより、節煙、さらには禁煙を可能とし健康の増進に資することである。

タバコの自動販売機等により箱単位で購入したタバコを自宅、職場等の喫煙可能な場所おいて、タバコを当該箱より取り出して自動販売機へ格納することにより、禁煙若しくは節煙をする者に対して一本単位で供給可能とする構成とする。

このような構成とすることにより、喫煙者のいわば喫煙のクセを抑え禁煙若しくは節煙を可能にする。

従来は、タバコの有害性については販売者により、「吸い過ぎに注意」等の表記による喚起にとどまっていたが、「卓上型一本売り自動販売機」にすることにより、節煙さらには投入したお金は貯金箱を兼ね備え、タバコの消費金額も測定できるので、節煙からさらに禁煙にもつながりやすく、今日の禁煙という世界的な傾向に資することができる。

以下、本考案の卓上型自動販売機についてその最良の形態について図面に基づき説明する。

図1に示す符号１は卓上自動販売機であり、符号2はタバコの補充口、3はタバコ取出しレバー、4はタバコ取出し口、5はコイン取出し口、6はコイン投入口、７は正面の空きスペース、である。
購入した箱単位のタバコからタバコを取り出して、卓上自動販売機（１）のタバコ補充口（2）から装填する。
家族など節煙等に協力する場合に、より目的効果を高めるため、タバコ補充口（2）のフタ部分には南京錠などで鍵のかかるようにしてもよい。

市販のタバコの太さ、長さが銘柄によって異なるので、技術的に一本売り形式が共用できない場合は、それに対応するよう数種類のタバコの収納箱が必要となる。
コインがコイン投入口（6）に投入されたら、タバコ取出しレバー（3）の作動をとめていたフックがはずれ、このタバコ取出しレバー（3）を倒すと同時に、フックが元にもどるような構造となっている。

なお、タバコ取出しレバー（3）は、１コインで作動できるようにし、原則として、コインの識別機能は必要としないが、現在での日本におけるタバコ１本の値段が、およそ１０円から２０円位であることから、使用できるコインは１０円又は５０円を投入した時に作動できればよい。
タバコ取出しレバー（3）を倒すと、収納されていたタバコが１本、タバコ取出し口（4）から出てくる。
投入され、貯まったコインは、コイン取出し口（5）から随時取り出せるが、タバコの
補充口（2）のフタ部分と同様にコイン取出し口（5）のフタは南京錠等により施錠できる
ようにする。
なお、正面の空きスペース（7）には、i)タバコを補充した日付の書込み、本数などを記入できるラベルを貼る。ii)節煙等に関連する標語などのレッテルを貼る。

例えば、「吸いすぎに注意しましょう」、「１日２０本吸う人は、およそ１年で１０万円が煙となって消えていきます」「タバコのあのいやな匂いは、あなただけが感じない」
等々。さらにこの自動販売機の使用者自身の「禁煙等の誓い」として自由に書ける空白のステッカーも用意する。

基本的には先行する特許文献1の従来のタバコを一本売りに変更した自動販売機にし、特許文献2のように１コインで品物が出るものとし、自動販売機の大きさも卓上型にした
ものである。

本願考案を説明するための全体斜視図である。

１卓上自動販売機
２タバコの補充口
３タバコ取出しレバー
４タバコ取出し口
５コイン取出し口
６コイン投入口
７正面の空きスペース

Claims

タバコの自動販売機等により箱単位で購入したタバコを自宅、職場等の喫煙可能な場所において、
タバコを当該箱より取り出して自動販売機へ格納することにより、禁煙若しくは節煙をする者に対して一本単位で供給可能とすることを特徴とする、卓上自動販売機。