JP3166689U

JP3166689U - 石突き

Info

Publication number: JP3166689U
Application number: JP2010008565U
Authority: JP
Inventors: 山下　宏; 宏山下
Original assignee: 山下　宏; 宏山下
Priority date: 2010-12-21
Filing date: 2010-12-21
Publication date: 2011-03-17
Anticipated expiration: 2020-12-21

Abstract

【課題】子供等が、石突きをわざと道路や地面に当てて磨耗させたり、ふざけて傘を振り回した時等に石突きが身体に当たる危険が少ない石突きを提供する。【解決手段】石突き１が、脱着用オネジ部と脱着用メネジ部でネジ留めして構成される傘２において、脱着用メネジ部を有する石突き１の外観が、立体形状にキャラクターデザインされている。【選択図】図１

Description

本考案は、傘の石突きに関し、立体形状にキャラクターデザインされた外観を有する石突きに関する。

従来、傘の石突きは樹脂製の円錐台形状のものが多く、使用時に雨が傘の内側に入らないような機能的形状としたものであった。

一方で傘をテーブルに置いたり、壁に立てかけたりした場合、石突きが滑るため、石突きの先端に滑り止め部材が、キャップ式としてはめ込んで滑り止めになる用具が提案されている。

実用新案登録第３１５８３６６号

しかしながら、樹脂製の円錐台形状の石突きは、特に子供等が使用する場合、石突きをわざと道路や地面に当てて磨耗させたり、ふざけて傘を振り回した時等に石突きが身体に当たると大変危ないものであった。

又、石突きの先端に滑り止め部材がキャップ式としてはめ込んで滑り止めとした用具も、石突きのオネジ部やメネジ部を利用して形成するものではなく、あくまでもキャップとして石突きに更に被せて使用するもので、外観も味気が無いという欠点があった。

問題点を解決するための手段

上記課題を解決するために本考案は、石突き（１）が、脱着用オネジ部（４）と脱着用メネジ部（５）でネジ留めして構成される傘（２）において、脱着用メネジ部（５）を有する石突き（１）の外観が、立体形状にキャラクターデザインされている。
本考案は以上のような構成からなる石突き（１）である。

考案の効果

本考案の石突きは以上のような構成であるため、元々の傘に付いていた樹脂製の円錐台形状の石突きをネジ部分で外して、本考案の石突きと取り替える。なお、外観が立体形状にキャラクターデザインされているため、石突きを道路や地面にわざと当てて磨耗することもほとんど解消される。

又、立体形状にキャラクターデザインされているため、人に当たっても危なくない安全なものとなる。

副次的効果として、キャラクターデザインされたものの種類が多いほど、他人の傘と区別もつきやすくなり、傘の使用時にも外観が可愛らしいため、傘自体を大切に扱うものとなる。

本考案の一実施例を示す斜視図である。本考案の一実施例を示す斜視図である。本考案の一実施例を示す断面図である。

本考案における石突きの大きさ、デザイン、材質、製造方法等は特に限定されることはない。

又、脱着用メネジ部のネジ山のピッチや深さは、交換する元々の石突きのものと同一になるよう形成しておくのが良い。

立体形状にキャラクターデザインされる外観としては、樹脂成形されるものが生産性やコストの観点から好ましい。

キャラクターデザインされる立体形状の外観としては、例えば犬、猫等の動物やアニメキャラクター等、様々なものが挙げられるが、種類のバリエーションを増やしておいて、使用者自らが好きなものを選択して取り替えられるものが好ましい。

なお、石突きに滑り止め効果を持たせるために、天然ゴム、合成ゴム又はエラストマー樹脂材料から形成しても良い。
以下、実施例と図に基づき説明する。

以下、本考案の一実施例を図１、図２及び図３で説明するが、これによって本考案は何ら限定されるものではない。

図１は、本考案の一例の斜視図である。石突き（１）が、猫の顔の外観で立体的にキャラクターデザインされており、傘（２）の先端に取り付けられて反対には柄（３）がある状態を示している。

図２は傘（２）の脱着用オネジ部（４）において図１の猫の外観を有する本考案の石突き（１）をネジ留めして装着した状態を示している。

図３は、図１の猫の外観を有する本考案の石突き（１）の断面図を示しており、脱着用メネジ部（５）が設けられているのがわかる。

産業上の利用の可能性

石突きの外観が立体形状にキャラクターデザインされているため、子供等が石突きをわざと道路や地面に当てて磨耗することがほとんど無くなる。

更に、立体形状のキャラクターデザインに形成されているため、人に当たっても危険の少ない安全な石突きとなる。

又、様々なキャラクターデザインとすることが出来るため、デザインの違うもので他人の傘と区別がつきやすくなり、使用時も可愛らしく、傘自体を大切に扱う副次的効果もある。

特に、天然ゴム、合成ゴム又はエラストマー樹脂材料から形成された石突きであれば、地面や床に触れてもそのグリップ力で滑りにくくなる効果もある。

１石突き２傘３柄４脱着用オネジ部
５脱着用メネジ部

Claims

石突き（１）が、脱着用オネジ部（４）と脱着用メネジ部（５）でネジ留めして構成される傘（２）において、脱着用メネジ部（５）を有する石突き（１）の外観が、立体形状にキャラクターデザインされている事を特徴とする傘（２）の石突き（１）。
前記石突き（１）が、合成樹脂、天然ゴム、合成ゴム又はエラストマー樹脂材料から形成される事を特徴とする請求項１に記載の石突き（１）。