JP3166398U - 導管バルーン式小腸内視鏡 - Google Patents
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Abstract
【課題】動力システムを改良するとともに、導管の滑道を内蔵式に設置することにより、外付式滑道の変位し滑り易いという欠点を克服可能且つその機能を更に完備可能な導管バルーン式小腸内視鏡を提供する。【解決手段】検出部、正圧支援機２２、ホストコンピュータ１９、ディスプレイ、冷光源１８、急速反応部２１及びプリンタ２０を順次接続して構成される導管バルーン式小腸内視鏡において、検出部を超細主検出鏡と円環状外動力部とにより構成し、超細主検出鏡の外側を円環状外動力部で覆い、円環状外動力部内に４つの滑動可能な導管７を設ける。【選択図】図２
Description
本考案は、医療器具に関し、特に、普通外科及び消化内科に直接応用される医療器具に関する。
従来、小腸疾病の分野では、小腸疾病に対する診断及び治療について、最も早く出現したのはカプセル内視鏡であるが、その応用は非常に局限的であり、腸内状況を大まかに観察し了解することしかできず、又、腸の疾病を治療するという目的を達成することができない。近年では、日本においてダブルバルーン式小腸内視鏡が発明され、小腸疾病の診断及び治療を基本的に満足させることが可能となったが、当該原理による小腸内視鏡は、腸内で運行する場合の相対変位が短く、操作時間が長くて、バルーンが老化し破裂し易い。導管バルーン式小腸内視鏡は、動物実験を経て動力システムを改良したものであり、現有の導管式小腸鏡の動力システムは、外滑道式構造を採用しており、使用中に不安定であり、変位し滑り易いため、検出不便の原因となっている。
本考案は、動力システムを改良するとともに、導管の滑道を内蔵式に設置することにより、外付式滑道の変位し滑り易いという欠点を克服可能且つその機能を更に完備可能な導管バルーン式小腸内視鏡を提供することを目的とする。
本考案に係る導管バルーン式小腸内視鏡は、検出部、正圧支援部、ホストコンピュータ、ディスプレイ、光源、急速反応部及びプリンタを順次接続して構成され、検出部は、超細主検出鏡と円環状外動力部とにより構成され、超細主検出鏡は、外側を円環状外動力部に覆われ、円環状外動力部は、内部に４つの滑動可能な導管を含むことを特徴とする。
超細主検出鏡は細長い円管状であり、その内部に生体組織検査通路と光源入力・画像出力ルートとを有する。
導管の切断面は１／４に近い円環状であり、導管の先端は密閉され、先端の側壁に開口を有し、開口部に膨張可能なバルーンを有する。
本考案によれば、微創の基礎上に、無創傷医療という新理念が創始され、患者がメスによる手術を受けずとも、一部の腸疾病の手術を完了可能であり、患者の苦痛や経済負担を軽減するとともに、生活品質を高めることが可能となる。又、改良された動力システムは、導管式バルーン小腸内視鏡の機能を完備させるとともに、その構造が簡単であるので、容易に加工製造可能となる。
以下に、図面を参照して、本考案について詳しく説明する。
図２において、各部分を接続し消毒した後、ホストコンピュータ１９、プリンタ２０、急速反応部２１、正圧支援機２２及び冷光源１８をオンにする。そして、静脈麻酔状態で、口を経て動物体内に検出部を挿し込み、方向制御ボタンにより回転させ、腸の走向に沿って更に小腸内視鏡を押し進める。十二指腸を経て、空腸に入り、多少の距離を経た後、小腸内視鏡を押し進められなくなった場合、１２時と６時に位置する２つの導管７が加圧し始め、１２時と６時のバルーンが膨張して腸壁を押する。操作者が体外で２つの加圧開始の導管を引くと、導管は後方に一定距離移動する。この場合、３時と９時に位置する別の導管が加圧し始め、操作者がそれを先の１２時と６時の作業箇所まで引き、正圧を保つ。この時、先の二つの導管（１２時と６時に位置する導管）が正圧を閉じて、バルーンが縮み、腸壁から離れ、操作者により開始部位に押し進められる。このように、小腸全体の観察及び検出が完成するまで、操作を繰り返す。
１ 冷光源出力点
２ 画像採集ウィンドウ
３ 生体組織検査孔
４ ノズル
５ 回転部
６ バルーン
７ 導管
８ 送気・進水孔ボタン
９ 吸気・吸水孔ボタン
１０ 生体組織検査電気焼灼入口
１１ 接眼鏡
１２ 外部送気孔
１３ 吸気吸水孔
１４ アース孔
１５ 排気排水孔
１６ 外部冷光源伝入孔
１７ 画像情報伝出端
１８ 冷光源
１９ ホストコンピュータ
２０ プリンタまたはディスプレイ
２１ 急速反応部
２２ 正圧支援機
２ 画像採集ウィンドウ
３ 生体組織検査孔
４ ノズル
５ 回転部
６ バルーン
７ 導管
８ 送気・進水孔ボタン
９ 吸気・吸水孔ボタン
１０ 生体組織検査電気焼灼入口
１１ 接眼鏡
１２ 外部送気孔
１３ 吸気吸水孔
１４ アース孔
１５ 排気排水孔
１６ 外部冷光源伝入孔
１７ 画像情報伝出端
１８ 冷光源
１９ ホストコンピュータ
２０ プリンタまたはディスプレイ
２１ 急速反応部
２２ 正圧支援機
Claims (3)
- 検出部、正圧支援部、ホストコンピュータ、ディスプレイ、光源、急速反応部及びプリンタを順次接続して構成される導管バルーン式小腸内視鏡であって、
前記検出部は、超細主検出鏡と円環状外動力部とにより構成され、
前記超細主検出鏡は、外側を前記円環状外動力部に覆われ、
前記円環状外動力部は、内部に４つの滑動可能な導管を含む
ことを特徴とする導管バルーン式小腸内視鏡。 - 前記超細主検出鏡は、細長い円管状であり、その内部に生体組織検査通路と光源入力・画像出力ルートとを有することを特徴とする請求項１記載の導管バルーン式小腸内視鏡。
- 前記導管の切断面は１／４に近い円環状であり、該導管の先端は密閉され、前記先端の側壁に開口を有し、該開口部に膨張可能なバルーンを有することを特徴とする請求項１記載の導管バルーン式小腸内視鏡。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| CN200920351612XU CN201572076U (zh) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | 导管球囊式小肠镜 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3166398U true JP3166398U (ja) | 2011-03-03 |
Family
ID=42691956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010008272U Expired - Fee Related JP3166398U (ja) | 2009-12-28 | 2010-12-20 | 導管バルーン式小腸内視鏡 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3166398U (ja) |
| CN (1) | CN201572076U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106821294B (zh) * | 2017-02-24 | 2018-12-28 | 刘金华 | 肠道辅助检查装置 |
-
2009
- 2009-12-28 CN CN200920351612XU patent/CN201572076U/zh not_active Expired - Fee Related
-
2010
- 2010-12-20 JP JP2010008272U patent/JP3166398U/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| CN201572076U (zh) | 2010-09-08 |
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