JP3165238U - 音声再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易的にテレビやラジオの音声出力を調整し、「音声を手元で聞きたい」、「音声をゆっくり聞きたい」、「音声をはっきり聞きたい」といったニーズに個別もしくは複合的に対応することで、健常者と高齢者とが同じテレビを同じ空間で楽しむことができる音声再生装置を提供する。【解決手段】音響機器の出力端子に接続され、音声信号をコードレスで送信する送信機1と、該送信機1からの信号を受信して音声信号を出力する受信機2とを備えた音声再生装置において、受信機2に、受信した信号を通常の速度よりも遅くして出力する話速変換機能を備えたものである。【選択図】図2

Description

本考案は、テレビの音声を離れた位置で明瞭に聴取する音声再生装置に関し、特に受信した音声信号を聞き取りやすい状態で出力する機能を備えたものに関する。
この種の装置として、特許文献1が知られている。この装置は、図1に示すように、テレビの音声信号を赤外線信号にて送信する送信機と、聴取者の近傍でこの赤外線信号を受信して音声出力する受信機とからなり、テレビから離れた位置でテレビの音声を聞き取ることができるため、高齢者や難聴者を中心に利用が広まっている。
ところで、テレビの音声は、話速が速すぎて高齢者や難聴者にとっては聞き取りにくいという指摘があった。これに対応するため、特許文献2のように、音声を聞き取りやすい速度にする話速変換機能を備えたテレビが提案されている。しかし、このような装置では、通常音声と高齢者向けに加工した音声とを選択して出力するようになっているため、健常者と高齢者が一緒にテレビを視聴するような場合、両者が満足できる環境にはならないという問題がある。また、話速変換機能を備えたテレビを新たに買い換えなければならないという点も問題である
登録実用新案第3053680号公報 特開平9−247563号公報
本考案は、現在使用しているテレビやラジオを用いて簡易的に音声出力を調整し、「音声を手元で聞きたい」、「音声をゆっくり聞きたい」、「音声をはっきり聞きたい」といったニーズに個別もしくは複合的に対応することで、健常者と高齢者とが同じテレビを同じ空間で楽しむことができる音声再生装置を提案することを目的とする。
このような課題を解決するために本考案は、音響機器の出力端子に接続され、音声信号をコードレスで送信する送信機と、該送信機からの信号を受信して音声信号を出力する受信機とを備えた音声再生装置において、受信機に、受信した信号を通常の速度よりも遅くして出力する話速変換機能を備えたものである。
また、前記受信機は、送信機からの信号を受信する受信部と、音声出力するスピーカと、中空状の収納部とを備え、卓上に載置した状態で収納部にリモコンなどを収納可能にし、スピーカを収納部とは逆面に設けたものである。
更に、前記受信機は、送信機からの信号を受信する受信部と、使用者の胸元近傍に装着するための装着部と、使用者に向けて音声出力するスピーカとを備え、装着部により受信機を使用者の胸元近傍に装着した姿勢で、スピーカが使用者側に指向するように配置されたものである。
また、前記受信機は、送信機からの信号を受信する受信部と、受信部で受信した音声を出力するスピーカと、スピーカを使用者の耳元近傍に装着するための装着部とを備え、装着部によりスピーカを使用者の耳元近傍に装着した姿勢で、スピーカが使用者の耳に指向するように配置されたものである。
本考案によれば、受信した音声の速度をゆっくりにすることができるため、高齢者や難聴者がテレビ等の音声を聞き取りやすくなる。また、音響機器そのものを購入する必要がないため、安価に話速変換を実現することができる。また、受信機を使用者の近くに配置できるようにポータブルな形状とし、リモコンや眼鏡などの収納部を備えたので、必要なものを包括的にまとめておくことができる。
更に、受信機を小型にし、使用者の胸元や耳元近傍に装着できるようにすることで、周囲への音声漏れが抑えられ、テレビ本体からの通常音声と受信機からのゆっくり音声が混合せず、健常者と高齢者が同じテレビを見ながら希望する音声を楽しむことができる。
従来の音声再生装置の使用状態を示す説明図である。 実施例1の音声再生装置を示す説明図である。 受信機2の外観図を示す説明図である。 実施例2を示す説明図である。 実施例3を示す説明図である。
以下、本考案の実施例1について図面を基に説明する。図1は音声再生装置のブロック図である。
本発明に係る音声伝達装置は、音声信号を赤外線信号で送信する送信機1と、この送信機1が発信する赤外線信号を受信して音声信号を出力する受信機2とから構成され、送信機1をテレビTのイヤホン端子又はライン端子に接続し、取り込んだ音声信号を赤外線信号に変換して送信し、受信機2でその赤外線信号を受信して音声として再生するものである。
送信機1は、電源入切及び電流変換を行う電源部3と、テレビの音声信号を変調する変調部4と、変調した音声信号を赤外線発光する赤外線発光素子5を備えている。電源部3は、商用交流電源をDC電源に変換する機能と、テレビTからの音声が入切するのに合わせて電源を入切する機能を備えている。
受信機2は、送信機1の発光部5からの赤外線信号を受信する赤外線受光素子6と、受光素子6で受信した赤外線信号を音声信号に復調する復調部7と、復調された音声信号を増幅する増幅部8と、復調された音声信号の高音域を強調する高音域増幅部9と、復調された音声信号の話速をゆっくりにする話速変換部10と、音声信号を出力するスピーカ11とを備えている。高域信号増幅部9は、主に高齢者や難聴者が聞き取りにくいとされる高域周波数帯(2〜4KHz)を他レベルに比べて15dB程度増幅するものであり、音域強調スイッチ12により「通常」と「はっきり」が切り替えられる。話速変換部10は、原音声を有音区間と無音区間とに区切り、有声区間の伸長処理と無音区間の短縮処理を行い、テレビ映像と音声とのズレを抑えながらゆっくりした音声で変換するもので、話速変換スイッチ13により「通常」と「ゆっくり」が切り替えられる。
尚、話速変換の具体的な処理方法については、特許第3357742号や特許第3373933号等で開示されている。
図3は受信機2の外観図を示す説明図である。
受信機2のケーシングは、平面視で前円後方形状をなし、前円部は、上面に音域強調スイッチ12・話速変換スイッチ13・音量調整つまみ14を備えた操作パネル15を備え、前面にスピーカ11、一側面に電源スイッチ16と出力端子17を備えている。また後方形部は、テレビのリモコンや眼鏡等が収納できる上面を開放した収納部18を形成し、収納部18の開口縁には受光素子6が所定間隔で複数埋設され、その表面に半透明のカバー19が取り付けられている。
実施例1は以上のように構成されるものであり、送信機1をテレビTの音声出力端子及び電源に接続して邪魔にならない場所(例えばテレビ上面)に設置し、受信機2を使用者近くの卓上に載置して使用される。送信機1は、テレビTから音声が出力されると連動して電源が入り、変調部4で変調した音声信号を赤外線発光素子5から赤外線発光する。受信機2は、電源スイッチ16を入れると送信機1からの赤外線信号を受信し、復調部7で復調した音声信号をスピーカ11から出力する。このとき操作パネル15で音域強調スイッチ12を押すと、高音域を増幅した音声が出力され、話速変換スイッチ13を押すと、速度を遅くした音声が出力される。これにより、テレビからの通常音声・はっきり音声・ゆっくり音声・はっきり/ゆっくり音声を選択することができる。
続いて、本考案の実施例2について図面を基に説明する。図4は本考案の実施例2を示す説明図である。尚、実施例2において、実施例1と受信機の構造が異なっている。
受信機20は、側面視縦長で上部にいくにつれて順次前傾する形状をなし、上面にスピーカ21、前面に受光部22・音域強調スイッチ23・話速変換スイッチ24・電源スイッチ25、一側面に音量調整つまみ26と出力端子27、背面に使用者の胸ポケット等に取り付けるためのクリップ28、底面に入力端子29をそれぞれ備えている。
受光部22は、複数の受光素子からなり、この受光素子が配設された面は半透過性のカバーにより覆われており、送信機1からの赤外線信号を受光しやすくしている。スピーカ21は、水平に対して背面側が低くなるように傾斜させた上面に取り付けられており、受信機20を装着した使用者が音声出力を受けやすいようになっている。クリップ28は、受信機20の装着状態に関係なく、スピーカ21が使用者の耳に指向するよう、回転自在に設けられている。これにより、音声の散乱が軽減し、使用者に対してより鮮明な音声信号を提供することができる。
実施例2は以上のように構成されるものであり、使い方としては実施例1と同様である。
尚、卓上スタンドを付属して、実施例1のように卓上に設置して複数の使用者で音声を聴取することも可能である。また、入力端子を備えて集音マイクを接続して、周囲の会話を取り込んで聞き取りやすくしたり、外部機器(ステレオやラジオ等)を接続して、音楽や番組を楽しんだりするといった使い方も可能である。
続いて、本考案の実施例3について図面を基に説明する。図5は本考案の実施例3を示す説明図である。尚、実施例3において、内部構造やその他周辺機器は実施例2と同じである。
受信機30は、上面に首掛けストラップ31が着脱される構成になっている。
すなわち、上面を挟んだ左右に雌型コネクタ32,32を備え、両端に雄型コネクタ33,33を備えたストラップ31を接続して使用される。使用者は、このストラップ31によって受信機30を首からぶら下げ、スピーカ34からの音声出力を聴取するのである。
また、高度難聴者に対して、更に耳元で音声を出力できるように、ストラップ31に小型スピーカ35,35を取り付け可能にしている。この場合、小型スピーカ35,35のケーブル36を出力端子37に接続した状態で、クリップ38,38等の取付手段によりストラップ31の希望位置に取り付けるようにする。尚、ストラップ31内の適宜位置に小型スピーカを内蔵しても良い。この場合、ケーシングのスピーカから出力するのか、ストラップのスピーカから出力するのかを選択するスイッチを設け、使用者や使用状況に応じて切り替えるようにする。
実施例3は以上のように構成されるものであり、ストラップ31によって受信機30を首からぶら下げることができる。この場合、場所の移動や体勢の切り替えの度に受信機を近くに移動させる煩わしさが解消され、常に耳元付近でテレビ音声を聴取することが可能になる。また、ストラップに小型スピーカを取り付けるようにすれば、高度な難聴者であっても十分に音声を聞き取ることができ、利用範囲を広めることができる。
尚、これら実施例1乃至3は、音声信号を赤外線信号に変調して送受信するものについて説明したが、電波信号にFM変調して送受信するものでも良い。また、テレビのイヤホン端子又はライン端子に接続するのではなく、スピーカ面にマイクを貼付して音声信号をピックアップするようにしても良く、送受信の形態や音声信号の抽出方法には特に限定がない。
1 送信機
2 受信機
3 電源部
4 変調部
5 赤外線発光素子
6 赤外線受光素子
7 復調部
8 増幅部
9 高音域増幅部
10 話速変換部
11 スピーカ
12 音域強調スイッチ
13 話速変換スイッチ
14 音量調整つまみ
15 操作パネル
16 電源スイッチ
17 出力端子
18 収納部

Claims (4)

  1. テレビの出力端子に接続し、音声信号をワイヤレスで送信する送信機と、該送信機からの信号を受信して音声信号を出力する受信機とを備えた音声再生装置において、
    前記受信機に、受信した信号を通常の速度よりも遅くして出力する話速変換機能を備えたことを特徴とする音声再生装置。
  2. 上記請求項1記載の音声再生装置において、前記受信機は、送信機からの信号を受信する受信部と、音声出力するスピーカと、中空状の収納部とを備え、
    卓上に載置した状態で前記収納部にリモコンなどを収納可能にし、前記スピーカを収納部とは逆面に設けたことを特徴とする音声再生装置。
  3. 上記請求項1記載の音声再生装置において、前記受信機は、送信機からの信号を受信する受信部と、使用者の胸元近傍に装着するための装着部と、使用者に向けて音声出力するスピーカとを備え、
    前記装着部により受信機を使用者の胸元近傍に装着した姿勢で、前記スピーカが使用者側に指向するように配置されていることを特徴とする音声再生装置。
  4. 上記請求項1記載の音声再生装置において、前記受信機は、送信機からの信号を受信する受信部と、該受信部で受信した音声を出力するスピーカと、該スピーカを使用者の耳元近傍に装着するための装着部とを備え、
    前記装着部によりスピーカを使用者の耳元近傍に装着した姿勢で、前記スピーカが使用者の耳に指向するように配置されていることを特徴とする音声再生装置。
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