JP3164983B2 - 中継装置 - Google Patents
中継装置Info
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- JP3164983B2 JP3164983B2 JP27081894A JP27081894A JP3164983B2 JP 3164983 B2 JP3164983 B2 JP 3164983B2 JP 27081894 A JP27081894 A JP 27081894A JP 27081894 A JP27081894 A JP 27081894A JP 3164983 B2 JP3164983 B2 JP 3164983B2
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- Small-Scale Networks (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中継装置、特に回線接続
されたクライアント、サーバ間の無通信状態時に送受信
されるリクエスト、正常/否定レスポンスの接続監視情
報を制御するトラヒック制御機能を実行し、公衆回線の
回線使用料の削減を図る中継装置に関する。
されたクライアント、サーバ間の無通信状態時に送受信
されるリクエスト、正常/否定レスポンスの接続監視情
報を制御するトラヒック制御機能を実行し、公衆回線の
回線使用料の削減を図る中継装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図16は、従来の中継装置を用いたネッ
トワークシステムの構成図である。図16において、サ
ーバ側システムは、サーバ1と、サーバ1とクライアン
トとの通信を中継する中継装置5と、中継装置の設定等
ネットワークシステムを管理する管理装置7と、を伝送
媒体であるLAN9で接続し構成する。中継装置5には
ローカルコンソール3が接続されている。クライアント
側システムは、クライアント2と、クライアント2とサ
ーバとの通信を中継する中継装置4と、をLAN6で接
続し構成する。中継装置4にはローカルコンソール8が
接続されている。クライアント側システムとサーバ側シ
ステムを公衆回線10を介して接続しWANを構築す
る。なお、これ以降、中継装置からみて中継装置を含み
LANで接続されたローカルエリア側のシステムをLA
N側といい、公衆回線10を介して接続されている他の
システムをWAN側ということにする。
トワークシステムの構成図である。図16において、サ
ーバ側システムは、サーバ1と、サーバ1とクライアン
トとの通信を中継する中継装置5と、中継装置の設定等
ネットワークシステムを管理する管理装置7と、を伝送
媒体であるLAN9で接続し構成する。中継装置5には
ローカルコンソール3が接続されている。クライアント
側システムは、クライアント2と、クライアント2とサ
ーバとの通信を中継する中継装置4と、をLAN6で接
続し構成する。中継装置4にはローカルコンソール8が
接続されている。クライアント側システムとサーバ側シ
ステムを公衆回線10を介して接続しWANを構築す
る。なお、これ以降、中継装置からみて中継装置を含み
LANで接続されたローカルエリア側のシステムをLA
N側といい、公衆回線10を介して接続されている他の
システムをWAN側ということにする。
【0003】図17は、従来の中継装置を示したブロッ
ク構成図である。従来の中継装置は、CPUであり中継
装置における各種処理を実行する中央制御部21と、あ
るネットワークから受けたデータを他のネットワークに
送信する場合にフレームの宛先、フォーマット等のチェ
ックをするためにそのフレームを一時的に格納するため
のデータバッファ22と、中央制御部21で処理される
各種機能のプログラム又はプログラムが使用するデータ
が記憶されているメモリ23と、RS232C等で接続
されているローカルコンソールとの間で入出力の制御を
行うローカルコンソール制御部24と、本体に接続され
ているLAN1、・・・LANnそれぞれからのデータ
の送受信を行うLAN側制御部25a、・・・25n
と、本体に接続されているWAN1、・・・WANnそ
れぞれからのデータの送受信を行うWAN側制御部26
a、・・・26nと、各構成要素を接続する内部バス2
9と、から構成される。
ク構成図である。従来の中継装置は、CPUであり中継
装置における各種処理を実行する中央制御部21と、あ
るネットワークから受けたデータを他のネットワークに
送信する場合にフレームの宛先、フォーマット等のチェ
ックをするためにそのフレームを一時的に格納するため
のデータバッファ22と、中央制御部21で処理される
各種機能のプログラム又はプログラムが使用するデータ
が記憶されているメモリ23と、RS232C等で接続
されているローカルコンソールとの間で入出力の制御を
行うローカルコンソール制御部24と、本体に接続され
ているLAN1、・・・LANnそれぞれからのデータ
の送受信を行うLAN側制御部25a、・・・25n
と、本体に接続されているWAN1、・・・WANnそ
れぞれからのデータの送受信を行うWAN側制御部26
a、・・・26nと、各構成要素を接続する内部バス2
9と、から構成される。
【0004】従来のネットワーク構成において、クライ
アント2からサーバ1にログインする場合、クライアン
ト側からサーバに対して中継装置4、公衆回線10、中
継装置5を介して要求を送信し回線が接続される。クラ
イアント2がサーバ1にログインした後、クライアント
2からサーバ1に一定時間アクセスがないと、サーバ1
は、クライアント2が稼動中でありクライアント2とそ
の時点において接続中であるかを確認するために、クラ
イアント2に対してキープアライブ、又はウォッチドッ
グ等と呼ばれるリクエストを定期的に送信する。なお、
実際にはリクエスト等の接続監視情報を示すフィールド
が設けられたフレームがサーバ、クライアント間で送受
信されることになるが、説明上は「リクエストを送信す
る」等の表現を用いることにする。クライアント2は、
そのリクエストを受信するとサーバ1に対して正常レス
ポンスを送信し現在も稼働中であり接続を維持している
と応答する。このように、サーバ1、クライアント2間
で接続監視情報を送受信することで、サーバ1は、クラ
イアント2の稼働状態を確認する。
アント2からサーバ1にログインする場合、クライアン
ト側からサーバに対して中継装置4、公衆回線10、中
継装置5を介して要求を送信し回線が接続される。クラ
イアント2がサーバ1にログインした後、クライアント
2からサーバ1に一定時間アクセスがないと、サーバ1
は、クライアント2が稼動中でありクライアント2とそ
の時点において接続中であるかを確認するために、クラ
イアント2に対してキープアライブ、又はウォッチドッ
グ等と呼ばれるリクエストを定期的に送信する。なお、
実際にはリクエスト等の接続監視情報を示すフィールド
が設けられたフレームがサーバ、クライアント間で送受
信されることになるが、説明上は「リクエストを送信す
る」等の表現を用いることにする。クライアント2は、
そのリクエストを受信するとサーバ1に対して正常レス
ポンスを送信し現在も稼働中であり接続を維持している
と応答する。このように、サーバ1、クライアント2間
で接続監視情報を送受信することで、サーバ1は、クラ
イアント2の稼働状態を確認する。
【0005】図18は、クライアント、サーバ間のシー
ケンスの詳細を示した図であり、この手順について説明
する。
ケンスの詳細を示した図であり、この手順について説明
する。
【0006】クライアント2がサーバ1に対して回線接
続を要求すると、中継装置4は自動発呼機能を有してい
るので、公衆回線10、中継装置5を介してサーバ1に
回線接続要求を送信する。サーバ1は、その接続要求を
受認すると回線が接続されユーザデータの送受信が可能
となる。クライアント、サーバ間で一定時間の無通信状
態が続くと、サーバ1は、サーバ1の機能により前述し
たリクエストを送信する。リクエストは、中継装置5、
公衆回線10、中継装置4を介してクライアント2に送
信される。クライアント2は稼働中であるので、そのリ
クエストに対して正常レスポンスを返信する。
続を要求すると、中継装置4は自動発呼機能を有してい
るので、公衆回線10、中継装置5を介してサーバ1に
回線接続要求を送信する。サーバ1は、その接続要求を
受認すると回線が接続されユーザデータの送受信が可能
となる。クライアント、サーバ間で一定時間の無通信状
態が続くと、サーバ1は、サーバ1の機能により前述し
たリクエストを送信する。リクエストは、中継装置5、
公衆回線10、中継装置4を介してクライアント2に送
信される。クライアント2は稼働中であるので、そのリ
クエストに対して正常レスポンスを返信する。
【0007】ここで、クライアント2がダウンし未稼働
になったとすると、当然のことながら一定時間の無通信
状態が続くことになるので、サーバ1はリクエストを送
信することになる。サーバ1は、クライアント2からの
正常レスポンスを受信しないので、繰り返し定期的にリ
クエストを送信する。しかし、クライアント2からは正
常レスポンスが送られてこないので、いずれリトライア
ウトとなる。これにより、サーバ1はクライアント2が
ダウンしたと判断してクライアント2がログインしてい
るために確保していた資源を解放する。また、中継装置
4は、自動切断機能を有しているので、無通信状態が続
いたことを認識すると、自動的に実際の回線を切断す
る。自動切断することで回線使用料の無駄な課金を防止
する。
になったとすると、当然のことながら一定時間の無通信
状態が続くことになるので、サーバ1はリクエストを送
信することになる。サーバ1は、クライアント2からの
正常レスポンスを受信しないので、繰り返し定期的にリ
クエストを送信する。しかし、クライアント2からは正
常レスポンスが送られてこないので、いずれリトライア
ウトとなる。これにより、サーバ1はクライアント2が
ダウンしたと判断してクライアント2がログインしてい
るために確保していた資源を解放する。また、中継装置
4は、自動切断機能を有しているので、無通信状態が続
いたことを認識すると、自動的に実際の回線を切断す
る。自動切断することで回線使用料の無駄な課金を防止
する。
【0008】ここで、中継装置4、5が有する自動発呼
機能及び自動切断機能について説明する。中継装置4、
5は、ローカルエリア内のクライアント2又はサーバ1
からのデータ送信要求(リクエスト、接続要求を含む)
を受信した場合、このときに実際に回線が接続されてい
ないと自動的に回線を接続しデータを送信する。これが
自動発呼機能である。また、クライアント2、サーバ1
間が接続されていると認識されていても、中継装置4、
5は、回線使用料を削減するために一定時間通信がなけ
れば、自動的に回線を切断してしまう。これが自動切断
機能である。回線が切断されている状態でデータ送信要
求があると、自動発呼機能により改めて回線を接続しデ
ータを送信することになる。この機能により、無駄な課
金を防止し回線使用料の削減を図っている。
機能及び自動切断機能について説明する。中継装置4、
5は、ローカルエリア内のクライアント2又はサーバ1
からのデータ送信要求(リクエスト、接続要求を含む)
を受信した場合、このときに実際に回線が接続されてい
ないと自動的に回線を接続しデータを送信する。これが
自動発呼機能である。また、クライアント2、サーバ1
間が接続されていると認識されていても、中継装置4、
5は、回線使用料を削減するために一定時間通信がなけ
れば、自動的に回線を切断してしまう。これが自動切断
機能である。回線が切断されている状態でデータ送信要
求があると、自動発呼機能により改めて回線を接続しデ
ータを送信することになる。この機能により、無駄な課
金を防止し回線使用料の削減を図っている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
中継装置において、中継装置5が持つ自動切断を行うた
めのタイムアウト設定値が、サーバ1がリクエストの再
送時間周期より長ければ、自動切断する前にリクエスト
が再送されることとなり回線は接続されたままとなるの
で、リクエストを再送している間は回線使用料を削減す
ることはできないという問題があった。
中継装置において、中継装置5が持つ自動切断を行うた
めのタイムアウト設定値が、サーバ1がリクエストの再
送時間周期より長ければ、自動切断する前にリクエスト
が再送されることとなり回線は接続されたままとなるの
で、リクエストを再送している間は回線使用料を削減す
ることはできないという問題があった。
【0010】また、その逆に中継装置5が持つ前記タイ
ムアウト時間が、サーバ1におけるリクエストの再送時
間間隔より短ければ、リクエストの再送の度に実際の回
線は、自動切断機能により切断され、その後自動発呼機
能により接続されることになる。回線使用料を削減する
ことはできたとしても、リクエストの再送の度に呼設定
され回線接続が行われるため回線使用料を削減すること
はできないという問題があった。
ムアウト時間が、サーバ1におけるリクエストの再送時
間間隔より短ければ、リクエストの再送の度に実際の回
線は、自動切断機能により切断され、その後自動発呼機
能により接続されることになる。回線使用料を削減する
ことはできたとしても、リクエストの再送の度に呼設定
され回線接続が行われるため回線使用料を削減すること
はできないという問題があった。
【0011】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、公衆回線の回線使
用料を最小限に抑止することのできる中継装置を提供す
ることにある。
になされたものであり、その目的は、公衆回線の回線使
用料を最小限に抑止することのできる中継装置を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、請求項1記載の発明は、ネットワークシス
テムに含まれ、自動発呼機能及び自動切断機能を有し、
公衆回線を介して通信を行うクライアントとサーバとの
間で一定時間通信が行われなかった場合にサーバとクラ
イアントとの間で送受信される接続監視情報の中継を行
う中継装置において、各ポートの接続先が公衆回線側か
どうかを示す接続状態を記憶するポート状態テーブル
と、受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信
したポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポー
トの接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回
線を介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機
能を実行する手段と、サーバアドレス情報とクライアン
トアドレス情報と公衆回線側のポート番号とを含むエン
トリを登録するサーバ側監視テーブルとを有し、受信し
た接続監視情報のうち、公衆回線を介さずに接続された
サーバから公衆回線を介して接続されたクライアントに
対してのリクエストに対応するエントリが前記サーバ側
監視テーブルに登録されていない場合にのみ前記リクエ
ストを前記クライアントに対して送信するサーバ側リク
エスト受信処理を行うものである。
するために、請求項1記載の発明は、ネットワークシス
テムに含まれ、自動発呼機能及び自動切断機能を有し、
公衆回線を介して通信を行うクライアントとサーバとの
間で一定時間通信が行われなかった場合にサーバとクラ
イアントとの間で送受信される接続監視情報の中継を行
う中継装置において、各ポートの接続先が公衆回線側か
どうかを示す接続状態を記憶するポート状態テーブル
と、受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信
したポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポー
トの接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回
線を介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機
能を実行する手段と、サーバアドレス情報とクライアン
トアドレス情報と公衆回線側のポート番号とを含むエン
トリを登録するサーバ側監視テーブルとを有し、受信し
た接続監視情報のうち、公衆回線を介さずに接続された
サーバから公衆回線を介して接続されたクライアントに
対してのリクエストに対応するエントリが前記サーバ側
監視テーブルに登録されていない場合にのみ前記リクエ
ストを前記クライアントに対して送信するサーバ側リク
エスト受信処理を行うものである。
【0013】
【0014】請求項2記載の発明は、ネットワークシス
テムに含まれ、自動発呼機能及び自動切断機能を有し、
公衆回線を介して通信を行うクライアントとサーバとの
間で一定時間通信が行われなかった場合にサーバとクラ
イアントとの間で送受信される接続監視情報の中継を行
う中継装置において、各ポートの接続先が公衆回線側か
どうかを示す接続状態を記憶するポート状態テーブル
と、受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信
したポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポー
トの接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回
線を介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機
能を実行する手段と、サーバアドレス情報とクライアン
トアドレス情報と公衆回線側のポート番号とを含むエン
トリを登録するサーバ側監視テーブルを有し、受信した
接続監視情報のうち、公衆回線を介さずに接続されたサ
ーバから公衆回線を介して接続されたクライアントに対
してのリクエストに対応するエントリが前記サーバ側監
視テーブルに登録されている場合には、作成したダミー
の正常レスポンスを前記サーバに送信するサーバ側リク
エスト受信処理を行うものである。
テムに含まれ、自動発呼機能及び自動切断機能を有し、
公衆回線を介して通信を行うクライアントとサーバとの
間で一定時間通信が行われなかった場合にサーバとクラ
イアントとの間で送受信される接続監視情報の中継を行
う中継装置において、各ポートの接続先が公衆回線側か
どうかを示す接続状態を記憶するポート状態テーブル
と、受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信
したポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポー
トの接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回
線を介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機
能を実行する手段と、サーバアドレス情報とクライアン
トアドレス情報と公衆回線側のポート番号とを含むエン
トリを登録するサーバ側監視テーブルを有し、受信した
接続監視情報のうち、公衆回線を介さずに接続されたサ
ーバから公衆回線を介して接続されたクライアントに対
してのリクエストに対応するエントリが前記サーバ側監
視テーブルに登録されている場合には、作成したダミー
の正常レスポンスを前記サーバに送信するサーバ側リク
エスト受信処理を行うものである。
【0015】請求項3記載の発明は、ネットワークシス
テムに含まれ、自動発呼機能及び自動切断機能を有し、
公衆回線を介して通信を行うクライアントとサーバとの
間で一定時間通信が行われなかった場合にサーバとクラ
イアントとの間で送受信される接続監視情報の中継を行
う中継装置において、各ポートの接続先が公衆回線側か
どうかを示す接続状態を記憶するポート状態テーブル
と、受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信
したポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポー
トの接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回
線を介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機
能を実行する手段と、サーバアドレス情報とクライアン
トアドレス情報と公衆回線側のポート番号とを含むエン
トリを登録するクライアント側監視テーブルを有し、受
信した接続監視情報のうち、公衆回線を介して接続され
たサーバから公衆回線を介さずに接続されたクライアン
トに対してのリクエストに対応するエントリが前記クラ
イアント側監視テーブルに登録されている場合には、当
該エントリを削除するとともに前記リクエストを前記ク
ライアントに送信するクライアント側リクエスト受信処
理を行うものである。
テムに含まれ、自動発呼機能及び自動切断機能を有し、
公衆回線を介して通信を行うクライアントとサーバとの
間で一定時間通信が行われなかった場合にサーバとクラ
イアントとの間で送受信される接続監視情報の中継を行
う中継装置において、各ポートの接続先が公衆回線側か
どうかを示す接続状態を記憶するポート状態テーブル
と、受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信
したポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポー
トの接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回
線を介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機
能を実行する手段と、サーバアドレス情報とクライアン
トアドレス情報と公衆回線側のポート番号とを含むエン
トリを登録するクライアント側監視テーブルを有し、受
信した接続監視情報のうち、公衆回線を介して接続され
たサーバから公衆回線を介さずに接続されたクライアン
トに対してのリクエストに対応するエントリが前記クラ
イアント側監視テーブルに登録されている場合には、当
該エントリを削除するとともに前記リクエストを前記ク
ライアントに送信するクライアント側リクエスト受信処
理を行うものである。
【0016】請求項4記載の発明は、ネットワークシス
テムに含まれ、自動発呼機能及び自動切断機能を有し、
公衆回線を介して通信を行うクライアントとサーバとの
間で一定時間通信が行われなかった場合にサーバとクラ
イアントとの間で送受信される接続監視情報の中継を行
う中継装置において、各ポートの接続先が公衆回線側か
どうかを示す接続状態を記憶するポート状態テーブル
と、受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信
したポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポー
トの接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回
線を介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機
能を実行する手段と、サーバアドレス情報とクライアン
トアドレス情報と公衆回線側のポート番号とを含むエン
トリを登録するクライアント側監視テーブルを有し、受
信した接続監視情報のうち、公衆回線を介さずに接続さ
れたクライアントから公衆回線を介して接続されたサー
バに対しての正常レスポンスに対応するエントリが前記
クライアント側監視テーブルに登録されていない場合に
は、前記正常レスポンスに対応するエントリを前記クラ
イアント側監視テーブルに登録するとともに前記正常レ
スポンスを前記サーバに送信するクライアント側正常レ
スポンス受信処理を行うものである。
テムに含まれ、自動発呼機能及び自動切断機能を有し、
公衆回線を介して通信を行うクライアントとサーバとの
間で一定時間通信が行われなかった場合にサーバとクラ
イアントとの間で送受信される接続監視情報の中継を行
う中継装置において、各ポートの接続先が公衆回線側か
どうかを示す接続状態を記憶するポート状態テーブル
と、受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信
したポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポー
トの接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回
線を介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機
能を実行する手段と、サーバアドレス情報とクライアン
トアドレス情報と公衆回線側のポート番号とを含むエン
トリを登録するクライアント側監視テーブルを有し、受
信した接続監視情報のうち、公衆回線を介さずに接続さ
れたクライアントから公衆回線を介して接続されたサー
バに対しての正常レスポンスに対応するエントリが前記
クライアント側監視テーブルに登録されていない場合に
は、前記正常レスポンスに対応するエントリを前記クラ
イアント側監視テーブルに登録するとともに前記正常レ
スポンスを前記サーバに送信するクライアント側正常レ
スポンス受信処理を行うものである。
【0017】請求項5記載の発明は、ネットワークシス
テムに含まれ、自動発呼機能及び自動切断機能を有し、
公衆回線を介して通信を行うクライアントとサーバとの
間で一定時間通信が行われなかった場合にサーバとクラ
イアントとの間で送受信される接続監視情報の中継を行
う中継装置において、各ポートの接続先が公衆回線側か
どうかを示す接続状態を記憶するポート状態テーブル
と、受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信
したポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポー
トの接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回
線を介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機
能を実行する手段と、サーバアドレス情報とクライアン
トアドレス情報と公衆回線側のポート番号とダミーのリ
クエストの連続送信回数である送信リトライカウンタと
を含むエントリを登録するクライアント側監視テーブル
を有し、受信した接続監視情報のうち、公衆回線を介さ
ずに接続されたクライアントから公衆回線を介して接続
されたサーバに対しての正常レスポンスに対応するエン
トリが前記クライアント側監視テーブルに登録されてい
る場合には、前記送信リトライカウンタを初期化するク
ライアント側正常レスポンス受信処理を行うものであ
る。
テムに含まれ、自動発呼機能及び自動切断機能を有し、
公衆回線を介して通信を行うクライアントとサーバとの
間で一定時間通信が行われなかった場合にサーバとクラ
イアントとの間で送受信される接続監視情報の中継を行
う中継装置において、各ポートの接続先が公衆回線側か
どうかを示す接続状態を記憶するポート状態テーブル
と、受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信
したポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポー
トの接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回
線を介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機
能を実行する手段と、サーバアドレス情報とクライアン
トアドレス情報と公衆回線側のポート番号とダミーのリ
クエストの連続送信回数である送信リトライカウンタと
を含むエントリを登録するクライアント側監視テーブル
を有し、受信した接続監視情報のうち、公衆回線を介さ
ずに接続されたクライアントから公衆回線を介して接続
されたサーバに対しての正常レスポンスに対応するエン
トリが前記クライアント側監視テーブルに登録されてい
る場合には、前記送信リトライカウンタを初期化するク
ライアント側正常レスポンス受信処理を行うものであ
る。
【0018】請求項6記載の発明は、ネットワークシス
テムに含まれ、自動発呼機能及び自動切断機能を有し、
公衆回線を介して通信を行うクライアントとサーバとの
間で一定時間通信が行われなかった場合にサーバとクラ
イアントとの間で送受信される接続監視情報の中継を行
う中継装置において、各ポートの接続先が公衆回線側か
どうかを示す接続状態を記憶するポート状態テーブル
と、受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信
したポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポー
トの接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回
線を介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機
能を実行する手段と、サーバアドレス情報とクライアン
トアドレス情報と公衆回線側のポート番号とを含むエン
トリを登録するサーバ側監視テーブルを有し、受信した
接続監視情報のうち、公衆回線を介して接続されたクラ
イアントから公衆回線を介さずに接続されたサーバに対
しての正常レスポンスに対応するエントリが前記サーバ
側監視テーブルに登録されていない場合には、前記正常
レスポンスに関するエントリを前記サーバ側監視テーブ
ルに登録するとともに前記正常レスポンスを前記サーバ
に送信するサーバ側正常レスポンス受信処理を行うもの
である。
テムに含まれ、自動発呼機能及び自動切断機能を有し、
公衆回線を介して通信を行うクライアントとサーバとの
間で一定時間通信が行われなかった場合にサーバとクラ
イアントとの間で送受信される接続監視情報の中継を行
う中継装置において、各ポートの接続先が公衆回線側か
どうかを示す接続状態を記憶するポート状態テーブル
と、受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信
したポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポー
トの接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回
線を介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機
能を実行する手段と、サーバアドレス情報とクライアン
トアドレス情報と公衆回線側のポート番号とを含むエン
トリを登録するサーバ側監視テーブルを有し、受信した
接続監視情報のうち、公衆回線を介して接続されたクラ
イアントから公衆回線を介さずに接続されたサーバに対
しての正常レスポンスに対応するエントリが前記サーバ
側監視テーブルに登録されていない場合には、前記正常
レスポンスに関するエントリを前記サーバ側監視テーブ
ルに登録するとともに前記正常レスポンスを前記サーバ
に送信するサーバ側正常レスポンス受信処理を行うもの
である。
【0019】請求項7記載の発明は、ネットワークシス
テムに含まれ、自動発呼機能及び自動切断機能を有し、
公衆回線を介して通信を行うクライアントとサーバとの
間で一定時間通信が行われなかった場合にサーバとクラ
イアントとの間で送受信される接続監視情報の中継を行
う中継装置において、各ポートの接続先が公衆回線側か
どうかを示す接続状態を記憶するポート状態テーブル
と、受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信
したポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポー
トの接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回
線を介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機
能を実行する手段と、サーバアドレス情報とクライアン
トアドレス情報と公衆回線側のポート番号とを含むエン
トリを登録するクライアント側監視テーブルを有し、受
信した接続監視情報のうち、公衆回線を介さずに接続さ
れたクライアントから公衆回線を介して接続されたサー
バに対しての否定レスポンスに対応するエントリが前記
クライアント側監視テーブルに登録されている場合に
は、当該エントリを前記クライアント側監視テーブルか
ら削除するとともに前記否定レスポンスを前記サーバに
送信するクライアント側否定レスポンス受信処理を行う
ものである。
テムに含まれ、自動発呼機能及び自動切断機能を有し、
公衆回線を介して通信を行うクライアントとサーバとの
間で一定時間通信が行われなかった場合にサーバとクラ
イアントとの間で送受信される接続監視情報の中継を行
う中継装置において、各ポートの接続先が公衆回線側か
どうかを示す接続状態を記憶するポート状態テーブル
と、受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信
したポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポー
トの接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回
線を介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機
能を実行する手段と、サーバアドレス情報とクライアン
トアドレス情報と公衆回線側のポート番号とを含むエン
トリを登録するクライアント側監視テーブルを有し、受
信した接続監視情報のうち、公衆回線を介さずに接続さ
れたクライアントから公衆回線を介して接続されたサー
バに対しての否定レスポンスに対応するエントリが前記
クライアント側監視テーブルに登録されている場合に
は、当該エントリを前記クライアント側監視テーブルか
ら削除するとともに前記否定レスポンスを前記サーバに
送信するクライアント側否定レスポンス受信処理を行う
ものである。
【0020】請求項8記載の発明は、ネットワークシス
テムに含まれ、自動発呼機能及び自動切断機能を有し、
公衆回線を介して通信を行うクライアントとサーバとの
間で一定時間通信が行われなかった場合にサーバとクラ
イアントとの間で送受信される接続監視情報の中継を行
う中継装置において、各ポートの接続先が公衆回線側か
どうかを示す接続状態を記憶するポート状態テーブル
と、受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信
したポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポー
トの接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回
線を介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機
能を実行する手段と、サーバアドレス情報とクライアン
トアドレス情報と公衆回線側のポート番号とを含むエン
トリを登録するサーバ側監視テーブルを有し、受信した
接続監視情報のうち、公衆回線を介して接続されたクラ
イアントから公衆回線を介さずに接続されたサーバに対
しての否定レスポンスに対応するエントリが前記サーバ
側監視テーブルに登録されている場合には、当該エント
リを前記サーバ側監視テーブルから削除するとともに前
記否定レスポンスを前記サーバに送信するサーバ側否定
レスポンス受信処理を行うものである。
テムに含まれ、自動発呼機能及び自動切断機能を有し、
公衆回線を介して通信を行うクライアントとサーバとの
間で一定時間通信が行われなかった場合にサーバとクラ
イアントとの間で送受信される接続監視情報の中継を行
う中継装置において、各ポートの接続先が公衆回線側か
どうかを示す接続状態を記憶するポート状態テーブル
と、受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信
したポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポー
トの接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回
線を介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機
能を実行する手段と、サーバアドレス情報とクライアン
トアドレス情報と公衆回線側のポート番号とを含むエン
トリを登録するサーバ側監視テーブルを有し、受信した
接続監視情報のうち、公衆回線を介して接続されたクラ
イアントから公衆回線を介さずに接続されたサーバに対
しての否定レスポンスに対応するエントリが前記サーバ
側監視テーブルに登録されている場合には、当該エント
リを前記サーバ側監視テーブルから削除するとともに前
記否定レスポンスを前記サーバに送信するサーバ側否定
レスポンス受信処理を行うものである。
【0021】請求項9記載の発明は、ネットワークシス
テムに含まれ、自動発呼機能及び自動切断機能を有し、
公衆回線を介して通信を行うクライアントとサーバとの
間で一定時間通信が行われなかった場合にサーバとクラ
イアントとの間で送受信される接続監視情報の中継を行
う中継装置において、各ポートの接続先が公衆回線側か
どうかを示す接続状態を記憶するポート状態テーブル
と、受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信
したポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポー
トの接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回
線を介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機
能を実行する手段と、サーバアドレス情報とクライアン
トアドレス情報と公衆回線側のポート番号とダミーのリ
クエストの連続送信回数である送信リトライカウンタと
を含むエントリを登録するクライアント側監視テーブル
と、ダミーのリクエストの連続送信回数の上限値である
リクエストリトライ回数値とダミーのリクエストの送信
時間間隔を指定するリクエスト送信間隔とを登録するリ
クエスト制御テーブルと、を有し、前記クライアント側
監視テーブルに登録されているエントリに対し、当該エ
ントリの送信リトライカウンタが前記リクエストリトラ
イ回数値より小さい場合は、作成したダミーのリクエス
トを当該エントリに設定されているクライアントに送信
するクライアント監視処理を行うものである。
テムに含まれ、自動発呼機能及び自動切断機能を有し、
公衆回線を介して通信を行うクライアントとサーバとの
間で一定時間通信が行われなかった場合にサーバとクラ
イアントとの間で送受信される接続監視情報の中継を行
う中継装置において、各ポートの接続先が公衆回線側か
どうかを示す接続状態を記憶するポート状態テーブル
と、受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信
したポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポー
トの接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回
線を介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機
能を実行する手段と、サーバアドレス情報とクライアン
トアドレス情報と公衆回線側のポート番号とダミーのリ
クエストの連続送信回数である送信リトライカウンタと
を含むエントリを登録するクライアント側監視テーブル
と、ダミーのリクエストの連続送信回数の上限値である
リクエストリトライ回数値とダミーのリクエストの送信
時間間隔を指定するリクエスト送信間隔とを登録するリ
クエスト制御テーブルと、を有し、前記クライアント側
監視テーブルに登録されているエントリに対し、当該エ
ントリの送信リトライカウンタが前記リクエストリトラ
イ回数値より小さい場合は、作成したダミーのリクエス
トを当該エントリに設定されているクライアントに送信
するクライアント監視処理を行うものである。
【0022】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
中継装置において、前記クライアント監視処理は、ダミ
ーのリクエストを送信する度に当該エントリの送信リト
ライカウンタを加算するものである。
中継装置において、前記クライアント監視処理は、ダミ
ーのリクエストを送信する度に当該エントリの送信リト
ライカウンタを加算するものである。
【0023】請求項11記載の発明は、ネットワークシ
ステムに含まれ、自動発呼機能及び自動切断機能を有
し、公衆回線を介して通信を行うクライアントとサーバ
との間で一定時間通信が行われなかった場合にサーバと
クライアントとの間で送受信される接続監視情報の中継
を行う中継装置において、各ポートの接続先が公衆回線
側かどうかを示す接続状態を記憶するポート状態テーブ
ルと、受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受
信したポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポ
ートの接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆
回線を介して送信するか否かを決定するトラヒック制御
機能を実行する手段と、サーバアドレス情報とクライア
ントアドレス情報と公衆回線側のポート番号とダミーの
リクエストの連続送信回数である送信リトライカウンタ
とを含むエントリを登録するクライアント側監視テーブ
ルと、ダミーのリクエストの連続送信回数の上限値であ
るリクエストリトライ回数値を登録するリクエスト制御
テーブルと、を有し、前記クライアント側監視テーブル
に登録されているエントリに対し、当該エントリの送信
リトライカウンタがリクエストリトライ回数値以上の場
合は、作成した否定レスポンスを当該エントリに設定さ
れているサーバに送信するクライアント監視処理を行う
ものである。
ステムに含まれ、自動発呼機能及び自動切断機能を有
し、公衆回線を介して通信を行うクライアントとサーバ
との間で一定時間通信が行われなかった場合にサーバと
クライアントとの間で送受信される接続監視情報の中継
を行う中継装置において、各ポートの接続先が公衆回線
側かどうかを示す接続状態を記憶するポート状態テーブ
ルと、受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受
信したポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポ
ートの接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆
回線を介して送信するか否かを決定するトラヒック制御
機能を実行する手段と、サーバアドレス情報とクライア
ントアドレス情報と公衆回線側のポート番号とダミーの
リクエストの連続送信回数である送信リトライカウンタ
とを含むエントリを登録するクライアント側監視テーブ
ルと、ダミーのリクエストの連続送信回数の上限値であ
るリクエストリトライ回数値を登録するリクエスト制御
テーブルと、を有し、前記クライアント側監視テーブル
に登録されているエントリに対し、当該エントリの送信
リトライカウンタがリクエストリトライ回数値以上の場
合は、作成した否定レスポンスを当該エントリに設定さ
れているサーバに送信するクライアント監視処理を行う
ものである。
【0024】請求項12記載の発明は、請求項11記載
の中継装置において、前記クライアント監視処理は、当
該エントリを削除するものである。
の中継装置において、前記クライアント監視処理は、当
該エントリを削除するものである。
【0025】請求項13記載の発明は、請求項1乃至1
2のいずれかに記載の中継装置において、エントリが登
録されてからの時間を登録するタイマ値を登録するサー
バ側監視テーブル及びクライアント側監視テーブルと、
エントリの残存可能期間を設定するタイムアウト値を登
録するリクエスト制御テーブルと、を有し、前記タイマ
値が前記タイムアウト値に達したとき当該エントリを削
除するエントリタイムアウト監視処理を行うものであ
る。
2のいずれかに記載の中継装置において、エントリが登
録されてからの時間を登録するタイマ値を登録するサー
バ側監視テーブル及びクライアント側監視テーブルと、
エントリの残存可能期間を設定するタイムアウト値を登
録するリクエスト制御テーブルと、を有し、前記タイマ
値が前記タイムアウト値に達したとき当該エントリを削
除するエントリタイムアウト監視処理を行うものであ
る。
【0026】請求項14記載の発明は、請求項13記載
の中継装置において、ネットワークシステムに含まれる
管理装置のアドレス情報を記憶するリクエスト制御テー
ブルを有し、削除したエントリを、接続された少なくと
もローカルコンソール又はネットワークシステムを管理
する管理装置に表示させるものである。
の中継装置において、ネットワークシステムに含まれる
管理装置のアドレス情報を記憶するリクエスト制御テー
ブルを有し、削除したエントリを、接続された少なくと
もローカルコンソール又はネットワークシステムを管理
する管理装置に表示させるものである。
【0027】請求項15記載の発明は、請求項1乃至1
4のいずれかに記載の中継装置において、前記ポート状
態テーブルに記憶されている接続状態を公衆回線側から
それ以外に変更した場合に、前記サーバ側監視テーブル
又は前記クライアント側監視テーブルのその変更したポ
ートのポート番号が登録されている全てのエントリ又は
全エントリを、接続されたローカルコンソールから削除
可能としたものである。
4のいずれかに記載の中継装置において、前記ポート状
態テーブルに記憶されている接続状態を公衆回線側から
それ以外に変更した場合に、前記サーバ側監視テーブル
又は前記クライアント側監視テーブルのその変更したポ
ートのポート番号が登録されている全てのエントリ又は
全エントリを、接続されたローカルコンソールから削除
可能としたものである。
【0028】請求項16記載の発明は、請求項1乃至1
4のいずれかに記載の中継装置において、前記ポート状
態テーブルに記憶されている接続状態を公衆回線側から
それ以外に変更した場合に、前記サーバ側監視テーブル
又は前記クライアント側監視テーブルのその変更したポ
ートのポート番号が登録されている全てのエントリ又は
全エントリを、ネットワークシステムを管理する管理装
置から削除可能としたものである。
4のいずれかに記載の中継装置において、前記ポート状
態テーブルに記憶されている接続状態を公衆回線側から
それ以外に変更した場合に、前記サーバ側監視テーブル
又は前記クライアント側監視テーブルのその変更したポ
ートのポート番号が登録されている全てのエントリ又は
全エントリを、ネットワークシステムを管理する管理装
置から削除可能としたものである。
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【作用】以上のような構成を有する本発明に係る中継装
置において、請求項1記載の発明によれば、ポート状態
テーブルに各ポートが公衆回線側に接続されたかそうで
ないかを記憶しておくことで、公衆回線側のポートから
そうでないポートへの方向又は公衆回線側でないポート
から公衆回線側のポートへの方向の接続監視情報のみに
対して以下に示す各発明に係る適切な処理を提供するこ
とができる。
置において、請求項1記載の発明によれば、ポート状態
テーブルに各ポートが公衆回線側に接続されたかそうで
ないかを記憶しておくことで、公衆回線側のポートから
そうでないポートへの方向又は公衆回線側でないポート
から公衆回線側のポートへの方向の接続監視情報のみに
対して以下に示す各発明に係る適切な処理を提供するこ
とができる。
【0034】更に、サーバ側の中継装置がサーバからリ
クエストを受信したときサーバ側監視テーブルに当該リ
クエストに関するエントリが登録されていなければ、最
初のリクエストであると判断し、この場合のみリクエス
トを公衆回線を介してクライアントに実際に送信する。
クエストを受信したときサーバ側監視テーブルに当該リ
クエストに関するエントリが登録されていなければ、最
初のリクエストであると判断し、この場合のみリクエス
トを公衆回線を介してクライアントに実際に送信する。
【0035】請求項4記載の発明によれば、リクエスト
を受信したクライアントが正常レスポンスを返信し、ク
ライアント側監視テーブルに当該正常レスポンスに関す
るエントリが登録されていなければ、最初の正常レスポ
ンスであると判断し、この場合のみ正常レスポンスを公
衆回線を介してサーバに実際に送信する。また、クライ
アント側監視テーブルに当該正常レスポンスに関するエ
ントリを登録する。
を受信したクライアントが正常レスポンスを返信し、ク
ライアント側監視テーブルに当該正常レスポンスに関す
るエントリが登録されていなければ、最初の正常レスポ
ンスであると判断し、この場合のみ正常レスポンスを公
衆回線を介してサーバに実際に送信する。また、クライ
アント側監視テーブルに当該正常レスポンスに関するエ
ントリを登録する。
【0036】請求項6記載の発明によれば、公衆回線を
介して接続されたクライアントから受信した正常レスポ
ンスに関するエントリがサーバ側監視テーブルに登録さ
れていなければ、最初の正常レスポンスであると判断
し、サーバ側監視テーブルに当該正常レスポンスに関す
るエントリを登録する。
介して接続されたクライアントから受信した正常レスポ
ンスに関するエントリがサーバ側監視テーブルに登録さ
れていなければ、最初の正常レスポンスであると判断
し、サーバ側監視テーブルに当該正常レスポンスに関す
るエントリを登録する。
【0037】請求項2記載の発明によれば、リクエスト
に関するエントリがサーバ側監視テーブルに登録されて
いることから最初のリクエストでないと判断し、ダミー
の正常レスポンスをサーバに送信することで、サーバに
クライアントと正常に接続されているものとみなさせる
ことができる。公衆回線に実際にリクエストを送出しな
いので、回線使用料は課金されない。
に関するエントリがサーバ側監視テーブルに登録されて
いることから最初のリクエストでないと判断し、ダミー
の正常レスポンスをサーバに送信することで、サーバに
クライアントと正常に接続されているものとみなさせる
ことができる。公衆回線に実際にリクエストを送出しな
いので、回線使用料は課金されない。
【0038】請求項7記載の発明によれば、クライアン
ト側監視テーブルに対応するエントリがある場合は、ま
た、請求項8記載の発明によれば、サーバ側監視テーブ
ルに対応するエントリがある場合は、不要となるエント
リを削除するようにしたので、誤動作を防止するととも
に有限であるクライアント側監視テーブルの容量が膨大
になることを防止することができる。
ト側監視テーブルに対応するエントリがある場合は、ま
た、請求項8記載の発明によれば、サーバ側監視テーブ
ルに対応するエントリがある場合は、不要となるエント
リを削除するようにしたので、誤動作を防止するととも
に有限であるクライアント側監視テーブルの容量が膨大
になることを防止することができる。
【0039】請求項3記載の発明によれば、クライアン
ト側の中継装置において、クライアント側監視テーブル
に対応するエントリがあるのにもかかわらずリクエスト
を受信した場合は、エントリを削除するようにしたの
で、誤動作を防止するとともに有限であるクライアント
側監視テーブルの容量が膨大になることから防止するこ
とができる。
ト側の中継装置において、クライアント側監視テーブル
に対応するエントリがあるのにもかかわらずリクエスト
を受信した場合は、エントリを削除するようにしたの
で、誤動作を防止するとともに有限であるクライアント
側監視テーブルの容量が膨大になることから防止するこ
とができる。
【0040】クライアント側の中継装置において、クラ
イアント側監視テーブルに登録されているエントリの送
信リトライカウンタをチェックし、リクエストリトライ
回数値と比較する。請求項9記載の発明によれば、ダミ
ーのリクエストをリクエストの送信先であるクライアン
トにサーバの代わりに送信する。また、請求項10記載
の発明によれば、ダミーのリクエストの送信の度に送信
リトライカウンタを加算する。請求項5記載の発明によ
れば、クライアントから正常レスポンスを受信する度に
送信リトライカウンタを初期化するようにしたので、ク
ライアントが正常であることを確認することができる。
これにより、送信リトライカウンタがリトライリクエス
ト回数値以上になればクライアントが未稼働又は、クラ
イアントはサーバにログインし使用していないことがわ
かる。使用していれば送信リトライカウンタは初期化さ
れ接続は維持される。クライアントがサーバとの接続を
維持していないと認識したとき、請求項11記載の発明
によれば、否定レスポンスを作成しサーバに送信するよ
うにしたので、サーバにクライアントとの接続を切断す
るよう通知することができる。また、このとき、エント
リは不要となるので、請求項12記載の発明によれば、
当該エントリを削除するようにしたので、誤動作を防止
するとともに有限であるクライアント側監視テーブルの
容量が膨大になることから防止することができる。
イアント側監視テーブルに登録されているエントリの送
信リトライカウンタをチェックし、リクエストリトライ
回数値と比較する。請求項9記載の発明によれば、ダミ
ーのリクエストをリクエストの送信先であるクライアン
トにサーバの代わりに送信する。また、請求項10記載
の発明によれば、ダミーのリクエストの送信の度に送信
リトライカウンタを加算する。請求項5記載の発明によ
れば、クライアントから正常レスポンスを受信する度に
送信リトライカウンタを初期化するようにしたので、ク
ライアントが正常であることを確認することができる。
これにより、送信リトライカウンタがリトライリクエス
ト回数値以上になればクライアントが未稼働又は、クラ
イアントはサーバにログインし使用していないことがわ
かる。使用していれば送信リトライカウンタは初期化さ
れ接続は維持される。クライアントがサーバとの接続を
維持していないと認識したとき、請求項11記載の発明
によれば、否定レスポンスを作成しサーバに送信するよ
うにしたので、サーバにクライアントとの接続を切断す
るよう通知することができる。また、このとき、エント
リは不要となるので、請求項12記載の発明によれば、
当該エントリを削除するようにしたので、誤動作を防止
するとともに有限であるクライアント側監視テーブルの
容量が膨大になることから防止することができる。
【0041】また、請求項13記載の発明によれば、長
時間使用していないおそれのある回線を使用しているサ
ーバ及びクライアントに関するエントリを強制的に削除
してサーバ内の資源又は中継装置の有限容量のテーブル
を解放し他のユーザに使用させることができる。
時間使用していないおそれのある回線を使用しているサ
ーバ及びクライアントに関するエントリを強制的に削除
してサーバ内の資源又は中継装置の有限容量のテーブル
を解放し他のユーザに使用させることができる。
【0042】また、請求項14記載の発明によれば、管
理装置又はローカルコンソールにエントリを削除した旨
を通知する。これにより、異常等が発生した場合であっ
てもネットワーク管理者等にその旨を即座に知らせるこ
とができる。
理装置又はローカルコンソールにエントリを削除した旨
を通知する。これにより、異常等が発生した場合であっ
てもネットワーク管理者等にその旨を即座に知らせるこ
とができる。
【0043】また、請求項15、16記載の発明によれ
ば、管理装置又はローカルコンソールからポートの接続
先が公衆回線側からそれ以外に変更され不要となったク
ライアント側監視テーブル又はサーバ側監視テーブルに
登録されているエントリを削除する。これにより、誤動
作を防止するとともに有限であるクライアント側監視テ
ーブルの容量が膨大になることから防止することができ
る。
ば、管理装置又はローカルコンソールからポートの接続
先が公衆回線側からそれ以外に変更され不要となったク
ライアント側監視テーブル又はサーバ側監視テーブルに
登録されているエントリを削除する。これにより、誤動
作を防止するとともに有限であるクライアント側監視テ
ーブルの容量が膨大になることから防止することができ
る。
【0044】
【0045】
【0046】
【実施例】実施例1. 以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施
例を説明する。なお、従来例と同様の要素には同じ符号
を付け説明を省略する。
例を説明する。なお、従来例と同様の要素には同じ符号
を付け説明を省略する。
【0047】図1は、本発明に係る中継装置の一実施例
を用いたネットワークシステムの構成図である。従来例
に対して規模の大きなシステムとしたが、管理装置10
7、ローカルコンソール103、108、208及び中
継装置105、104、204以外は既知の手段であ
る。本実施例におけるサーバ側システムは、サーバ1
と、クライアント3と、管理装置107と、本実施例の
特徴でありローカルコンソール103が接続された中継
装置105と、がLAN9に接続されている。本実施例
におけるクライアント側システムは、2台の中継装置が
設置されている。中継装置104は、ローカルコンソー
ル108と、ポート番号P1、P2、P3のポートにL
AN16、LAN6及び公衆回線10がそれぞれ接続さ
れており、LAN16にはサーバ14が、LAN6には
クライアント2が、接続されている。中継装置204
は、ローカルコンソール208と、ポート番号P1、P
2のポートにLAN26及び公衆回線10がそれぞれ接
続されており、LAN26にはクライアント12が接続
されている。なお、図1では、サーバ側システムにクラ
イアント3が、クライアント側システムにサーバ14が
含まれているが、後述する動作説明を考慮して、また従
来例と比較するためにそれぞれサーバ側システム、クラ
イアント側システムと称することにする。
を用いたネットワークシステムの構成図である。従来例
に対して規模の大きなシステムとしたが、管理装置10
7、ローカルコンソール103、108、208及び中
継装置105、104、204以外は既知の手段であ
る。本実施例におけるサーバ側システムは、サーバ1
と、クライアント3と、管理装置107と、本実施例の
特徴でありローカルコンソール103が接続された中継
装置105と、がLAN9に接続されている。本実施例
におけるクライアント側システムは、2台の中継装置が
設置されている。中継装置104は、ローカルコンソー
ル108と、ポート番号P1、P2、P3のポートにL
AN16、LAN6及び公衆回線10がそれぞれ接続さ
れており、LAN16にはサーバ14が、LAN6には
クライアント2が、接続されている。中継装置204
は、ローカルコンソール208と、ポート番号P1、P
2のポートにLAN26及び公衆回線10がそれぞれ接
続されており、LAN26にはクライアント12が接続
されている。なお、図1では、サーバ側システムにクラ
イアント3が、クライアント側システムにサーバ14が
含まれているが、後述する動作説明を考慮して、また従
来例と比較するためにそれぞれサーバ側システム、クラ
イアント側システムと称することにする。
【0048】図2は、本実施例に係る中継装置を示した
ブロック構成図である。本実施例における中継装置は、
回線の使用の制御に関する情報を管理するテーブル27
を設けたことを特徴としている。その他の構成は従来と
同様であり、一般的なマルチポートのルータと同等の機
能を有している。テーブル27は、更にポート状態テー
ブル27a、リクエスト制御テーブル27b、サーバ側
監視テーブル27c及びクライアント側監視テーブル2
7dに分かれている。
ブロック構成図である。本実施例における中継装置は、
回線の使用の制御に関する情報を管理するテーブル27
を設けたことを特徴としている。その他の構成は従来と
同様であり、一般的なマルチポートのルータと同等の機
能を有している。テーブル27は、更にポート状態テー
ブル27a、リクエスト制御テーブル27b、サーバ側
監視テーブル27c及びクライアント側監視テーブル2
7dに分かれている。
【0049】図3(a)は、後述する振り分け処理で使
用するポート状態テーブルが示されている。図3(a)
に示したポート状態テーブルには、各中継装置105、
104、204に設けられたポート毎の接続状態が予め
記憶されており、本実施例においては各ポートの接続先
が公衆回線側つまりWAN側の場合を“ON”に、ポー
トの接続先がLAN側のようにWAN以外の場合を“O
FF”に、それぞれ設定する。図4は、図1の構成によ
る接続状態を表したポート状態テーブルを示している。
その他のテーブルの詳細は追って説明する。
用するポート状態テーブルが示されている。図3(a)
に示したポート状態テーブルには、各中継装置105、
104、204に設けられたポート毎の接続状態が予め
記憶されており、本実施例においては各ポートの接続先
が公衆回線側つまりWAN側の場合を“ON”に、ポー
トの接続先がLAN側のようにWAN以外の場合を“O
FF”に、それぞれ設定する。図4は、図1の構成によ
る接続状態を表したポート状態テーブルを示している。
その他のテーブルの詳細は追って説明する。
【0050】図5は、本実施例においてフレームを受信
したときの中継装置におけるトラヒック制御機能におけ
る各処理への振り分け処理を示したフローチャートであ
り、以下、中継装置が有する各種テーブルを説明しなが
ら、本実施例における中継装置が接続監視情報を受信し
たときの処理について説明する。
したときの中継装置におけるトラヒック制御機能におけ
る各処理への振り分け処理を示したフローチャートであ
り、以下、中継装置が有する各種テーブルを説明しなが
ら、本実施例における中継装置が接続監視情報を受信し
たときの処理について説明する。
【0051】本実施例において特徴的なことは、接続監
視情報の入ったフレーム(以下、接続監視制御フレーム
という)を受信した場合、受信した接続監視情報の種
別、接続監視情報を受信したポートの接続状態及び接続
監視情報を送信するポートの接続状態の組合せにより接
続監視情報を公衆回線を介して送信するか否かを決定し
それぞれの処理に振り分けることである。これにより、
前記組合せに応じた後述する適切な処理が行えるととも
に、不要な場合には本実施例において特徴とする処理を
提供しないので中継処理動作に影響を与えない。
視情報の入ったフレーム(以下、接続監視制御フレーム
という)を受信した場合、受信した接続監視情報の種
別、接続監視情報を受信したポートの接続状態及び接続
監視情報を送信するポートの接続状態の組合せにより接
続監視情報を公衆回線を介して送信するか否かを決定し
それぞれの処理に振り分けることである。これにより、
前記組合せに応じた後述する適切な処理が行えるととも
に、不要な場合には本実施例において特徴とする処理を
提供しないので中継処理動作に影響を与えない。
【0052】以下、クライアント側システムのクライア
ント2からサーバ側システムのサーバ1にログインした
場合を例にして、接続監視情報を受信したときに行うべ
き振り分け処理を説明する。
ント2からサーバ側システムのサーバ1にログインした
場合を例にして、接続監視情報を受信したときに行うべ
き振り分け処理を説明する。
【0053】クライアント2から一定時間アクセスがな
いと、サーバ1はクライアント2に対してリクエストを
送信する。この際、サーバ1側の中継装置105は、L
AN9側からリクエストを受信し(ステップ101)、
それをWAN側に送出することになるので、サーバ側リ
クエスト受信処理を行うことになる(ステップ10
3)。フレームの発信元及び送信先は、そのフレームの
内容を参照することで判別することができる。クライア
ント2側の中継装置104は、公衆回線10を介したW
AN側からリクエストを受信し(ステップ101)、そ
れをLAN6側に送出することになるので、クライアン
ト側リクエスト受信処理を行うことになる(ステップ1
04)。
いと、サーバ1はクライアント2に対してリクエストを
送信する。この際、サーバ1側の中継装置105は、L
AN9側からリクエストを受信し(ステップ101)、
それをWAN側に送出することになるので、サーバ側リ
クエスト受信処理を行うことになる(ステップ10
3)。フレームの発信元及び送信先は、そのフレームの
内容を参照することで判別することができる。クライア
ント2側の中継装置104は、公衆回線10を介したW
AN側からリクエストを受信し(ステップ101)、そ
れをLAN6側に送出することになるので、クライアン
ト側リクエスト受信処理を行うことになる(ステップ1
04)。
【0054】クライアント2は、リクエストを受信した
とき正常にサーバ1との間に回線を接続していればサー
バ1に正常レスポンスを返信する。この際、クライアン
ト2側の中継装置104は、LAN6側から正常レスポ
ンスを受信し(ステップ105)、それをWAN側に送
出することになるので、クライアント側正常レスポンス
受信処理を行うことになる(ステップ107)。サーバ
1側の中継装置105は、WAN側から正常レスポンス
を受信し(ステップ105)、それをLAN9側に送出
することになるので、サーバ側正常レスポンス受信処理
を行うことになる(ステップ108)。
とき正常にサーバ1との間に回線を接続していればサー
バ1に正常レスポンスを返信する。この際、クライアン
ト2側の中継装置104は、LAN6側から正常レスポ
ンスを受信し(ステップ105)、それをWAN側に送
出することになるので、クライアント側正常レスポンス
受信処理を行うことになる(ステップ107)。サーバ
1側の中継装置105は、WAN側から正常レスポンス
を受信し(ステップ105)、それをLAN9側に送出
することになるので、サーバ側正常レスポンス受信処理
を行うことになる(ステップ108)。
【0055】また、クライアント2は、例えばサーバ1
からリクエストを受信したときにはサーバ14にログイ
ンしていたとすると、サーバ14からのリクエストに対
しては正常レスポンスを返信するが、サーバ1からのリ
クエストに対しては、現在ログインしていないという応
答をするために否定レスポンスを返信する。クライアン
ト2側の中継装置104は、LAN6側から否定レスポ
ンスを受信すると(ステップ109)、クライアント側
否定レスポンス受信処理を行い(ステップ111)、サ
ーバ1側の中継装置105は、WAN側から否定レスポ
ンスを受信すると(ステップ109)、サーバ側否定レ
スポンス受信処理を行うことになる(ステップ11
2)。各中継装置105、104、204が、接続監視
情報を含まないフレームを受信したときは、そのフレー
ムをそのまま中継する(ステップ113)。
からリクエストを受信したときにはサーバ14にログイ
ンしていたとすると、サーバ14からのリクエストに対
しては正常レスポンスを返信するが、サーバ1からのリ
クエストに対しては、現在ログインしていないという応
答をするために否定レスポンスを返信する。クライアン
ト2側の中継装置104は、LAN6側から否定レスポ
ンスを受信すると(ステップ109)、クライアント側
否定レスポンス受信処理を行い(ステップ111)、サ
ーバ1側の中継装置105は、WAN側から否定レスポ
ンスを受信すると(ステップ109)、サーバ側否定レ
スポンス受信処理を行うことになる(ステップ11
2)。各中継装置105、104、204が、接続監視
情報を含まないフレームを受信したときは、そのフレー
ムをそのまま中継する(ステップ113)。
【0056】以上のように、振り分け処理を行うわけで
あるが、本実施例の中継装置における振り分け処理は、
前述したようにポート状態テーブルの接続状態を参照し
て行うことを特徴としている。すなわち、接続状態が異
なる方向への送信、つまり“ON”から“OFF”又は
“OFF”から“ON”の方向への接続監視制御フレー
ムの送信は、詳細は後述するが本発明の目的を達成する
べくトラヒック制御機能における上記各処理(ステップ
103、104、107、108、111、112)を
行い、そうでない場合、すなわちステップ102、10
6、110で判別するように、接続監視制御フレームで
あってもONからON又はOFFからOFFの方向への
場合は、そのフレームを本実施例の特徴である各処理を
提供せずにそのまま中継するようにした(ステップ11
3)。ONからONの方向とは、例えば中継装置105
においてポートP2から受信してポートP3へ送信する
ときのようなWAN側からWAN側への単なる中継であ
り、OFFからOFFの方向とは、例えば中継装置10
4においてポートP1から受信してポートP2へ送信す
るときのような中継装置に接続されているLAN側から
LAN側への中継である。前者の場合はONからOFF
又はOFFからONの方向への処理を行う本実施例にお
ける中継装置で各種処理が行われることから重複処理を
避けるためであり、後者の場合は公衆回線10を介さな
いので課金の対象にならないからである。従って、同じ
接続状態となる組合せの場合は、トラヒック制御機能を
動作させずに従来と同様の中継のみを行わせるようにし
た。
あるが、本実施例の中継装置における振り分け処理は、
前述したようにポート状態テーブルの接続状態を参照し
て行うことを特徴としている。すなわち、接続状態が異
なる方向への送信、つまり“ON”から“OFF”又は
“OFF”から“ON”の方向への接続監視制御フレー
ムの送信は、詳細は後述するが本発明の目的を達成する
べくトラヒック制御機能における上記各処理(ステップ
103、104、107、108、111、112)を
行い、そうでない場合、すなわちステップ102、10
6、110で判別するように、接続監視制御フレームで
あってもONからON又はOFFからOFFの方向への
場合は、そのフレームを本実施例の特徴である各処理を
提供せずにそのまま中継するようにした(ステップ11
3)。ONからONの方向とは、例えば中継装置105
においてポートP2から受信してポートP3へ送信する
ときのようなWAN側からWAN側への単なる中継であ
り、OFFからOFFの方向とは、例えば中継装置10
4においてポートP1から受信してポートP2へ送信す
るときのような中継装置に接続されているLAN側から
LAN側への中継である。前者の場合はONからOFF
又はOFFからONの方向への処理を行う本実施例にお
ける中継装置で各種処理が行われることから重複処理を
避けるためであり、後者の場合は公衆回線10を介さな
いので課金の対象にならないからである。従って、同じ
接続状態となる組合せの場合は、トラヒック制御機能を
動作させずに従来と同様の中継のみを行わせるようにし
た。
【0057】このように、ポート状態テーブルを設けた
ことで、マルチポートの中継装置であっても各ポート毎
に接続監視情報の種別及び送受信先に応じた適切なトラ
ヒック制御機能を提供することができる。
ことで、マルチポートの中継装置であっても各ポート毎
に接続監視情報の種別及び送受信先に応じた適切なトラ
ヒック制御機能を提供することができる。
【0058】次に、前述と同様、クライアント側システ
ムのクライアント2からサーバ側システムのサーバ1に
ログインした場合を例にして、トラヒック制御機能を構
成する上記各処理、すなわちサーバ側リクエスト受信処
理、クライアント側リクエスト受信処理、クライアント
側正常レスポンス受信処理、サーバ側正常レスポンス受
信処理、クライアント側否定レスポンス受信処理及びサ
ーバ側否定レスポンス受信処理のそれぞれについて説明
する。最初に、上記各処理で使用する各中継装置に設け
られる各テーブルについて説明する。
ムのクライアント2からサーバ側システムのサーバ1に
ログインした場合を例にして、トラヒック制御機能を構
成する上記各処理、すなわちサーバ側リクエスト受信処
理、クライアント側リクエスト受信処理、クライアント
側正常レスポンス受信処理、サーバ側正常レスポンス受
信処理、クライアント側否定レスポンス受信処理及びサ
ーバ側否定レスポンス受信処理のそれぞれについて説明
する。最初に、上記各処理で使用する各中継装置に設け
られる各テーブルについて説明する。
【0059】図3(b)は、トラヒック制御機能に使用
するパラメータを設定するリクエスト制御テーブルであ
り、後述するサーバ側監視テーブル及びクライアント側
監視テーブルに登録されているエントリの残存可能期間
を設定するタイムアウト値、クライアント監視処理にお
いてダミーのリクエストを送信する時間間隔であるリク
エスト送信間隔、クライアント監視処理等で使用されダ
ミーのリクエストの連続送信回数の上限値であるリクエ
ストリトライ回数値及びネットワークシステムに含まれ
る全ての管理装置のアドレス情報である。本実施例にお
けるネットワークシステムにおいては管理装置107の
みなので、1つのフィールドのみが設定されることにな
る。各フィールドには、予め適切な又は既知である値が
設定されている。
するパラメータを設定するリクエスト制御テーブルであ
り、後述するサーバ側監視テーブル及びクライアント側
監視テーブルに登録されているエントリの残存可能期間
を設定するタイムアウト値、クライアント監視処理にお
いてダミーのリクエストを送信する時間間隔であるリク
エスト送信間隔、クライアント監視処理等で使用されダ
ミーのリクエストの連続送信回数の上限値であるリクエ
ストリトライ回数値及びネットワークシステムに含まれ
る全ての管理装置のアドレス情報である。本実施例にお
けるネットワークシステムにおいては管理装置107の
みなので、1つのフィールドのみが設定されることにな
る。各フィールドには、予め適切な又は既知である値が
設定されている。
【0060】図3(c)は、公衆回線側のクライアント
と接続しているサーバに関する情報を登録するサーバ側
監視テーブルであり、リクエストの発信元であるサーバ
のアドレスを登録するサーバアドレス情報、リクエスト
の送信先となるクライアントのアドレスを登録するクラ
イアントアドレス情報、接続状態が“ON”のポート番
号、エントリが登録されてからの時間を登録するタイマ
値である。
と接続しているサーバに関する情報を登録するサーバ側
監視テーブルであり、リクエストの発信元であるサーバ
のアドレスを登録するサーバアドレス情報、リクエスト
の送信先となるクライアントのアドレスを登録するクラ
イアントアドレス情報、接続状態が“ON”のポート番
号、エントリが登録されてからの時間を登録するタイマ
値である。
【0061】図3(d)は、公衆回線側のサーバと接続
しているクライアントに関する情報を登録するクライア
ント側監視テーブルであり、サーバ側監視テーブルと同
様のサーバアドレス情報、クライアントアドレス情報、
ポート番号、タイマ値及びダミーのリクエストの連続送
信回数である送信リトライカウンタである。クライアン
ト側監視テーブル及びサーバ側監視テーブルは、接続監
視情報の送受信の有無に応じて登録/削除される。
しているクライアントに関する情報を登録するクライア
ント側監視テーブルであり、サーバ側監視テーブルと同
様のサーバアドレス情報、クライアントアドレス情報、
ポート番号、タイマ値及びダミーのリクエストの連続送
信回数である送信リトライカウンタである。クライアン
ト側監視テーブル及びサーバ側監視テーブルは、接続監
視情報の送受信の有無に応じて登録/削除される。
【0062】また、図6はサーバ側リクエスト受信処
理、図7はクライアント側リクエスト受信処理、図8は
クライアント側正常レスポンス受信処理、図9はサーバ
側正常レスポンス受信処理、図10はクライアント側否
定レスポンス受信処理、図11はサーバ側否定レスポン
ス受信処理のフローチャートである。
理、図7はクライアント側リクエスト受信処理、図8は
クライアント側正常レスポンス受信処理、図9はサーバ
側正常レスポンス受信処理、図10はクライアント側否
定レスポンス受信処理、図11はサーバ側否定レスポン
ス受信処理のフローチャートである。
【0063】まず、クライアント側システムのクライア
ント2からサーバ側システムのサーバ1にログインした
後、サーバ1が始めてクライアント2にリクエストを送
信すしたときからの処理について順に説明する。
ント2からサーバ側システムのサーバ1にログインした
後、サーバ1が始めてクライアント2にリクエストを送
信すしたときからの処理について順に説明する。
【0064】中継装置105がサーバ1からリクエスト
を受信すると、図5に示した振り分け処理により最初に
サーバ側リクエスト受信処理が実行される。図6におい
て、自中継装置が持つサーバ側監視テーブルにそのリク
エストに該当するサーバ1及びクライアント2のエント
リがあるかないかを検索する(ステップ201)。最初
は当該リクエストに対応するエントリは登録されていな
いので、受信したリクエストをWAN側のクライアント
2に送信する(ステップ203)。
を受信すると、図5に示した振り分け処理により最初に
サーバ側リクエスト受信処理が実行される。図6におい
て、自中継装置が持つサーバ側監視テーブルにそのリク
エストに該当するサーバ1及びクライアント2のエント
リがあるかないかを検索する(ステップ201)。最初
は当該リクエストに対応するエントリは登録されていな
いので、受信したリクエストをWAN側のクライアント
2に送信する(ステップ203)。
【0065】中継装置104はWAN側からリクエスト
を受信すると、図5に示した振り分け処理によりクライ
アント側リクエスト受信処理が実行される。図7におい
て、中継装置104が持つクライアント側監視テーブル
にそのリクエストに該当するサーバ1及びクライアント
2のエントリがあるかないかを検索する(ステップ30
1)。最初は当該リクエストに対応するエントリは登録
されていないので、受信したリクエストをそのままクラ
イアント2に送信する(ステップ304)。
を受信すると、図5に示した振り分け処理によりクライ
アント側リクエスト受信処理が実行される。図7におい
て、中継装置104が持つクライアント側監視テーブル
にそのリクエストに該当するサーバ1及びクライアント
2のエントリがあるかないかを検索する(ステップ30
1)。最初は当該リクエストに対応するエントリは登録
されていないので、受信したリクエストをそのままクラ
イアント2に送信する(ステップ304)。
【0066】クライアント2がリクエストを受信する
と、正常であれば正常レスポンスを返信する。これによ
りクライアント側正常レスポンス受信処理が実行され
る。図8において、中継装置104は、クライアント2
から正常レスポンスを受信すると、クライアント側監視
テーブルにその正常レスポンスに該当するサーバ1及び
クライアント2のエントリがあるかないかを検索する
(ステップ401)。最初は当該正常レスポンスに対応
するエントリは登録されていないので、この時点でクラ
イアント側監視テーブルにエントリを登録する(ステッ
プ403)。サーバアドレス情報及びクライアントアド
レス情報は接続監視制御フレームから、ポート番号はポ
ート状態テーブルのうち接続状態が“ON”である方の
受信したポートのポート番号または送信するポートのポ
ート番号から、それぞれ得ることができる。また、タイ
マ値及び送信リトライカウンタは初期値の“0”を登録
する。その後、受信した正常レスポンスをWAN側のサ
ーバ1に送信する(ステップ405)。
と、正常であれば正常レスポンスを返信する。これによ
りクライアント側正常レスポンス受信処理が実行され
る。図8において、中継装置104は、クライアント2
から正常レスポンスを受信すると、クライアント側監視
テーブルにその正常レスポンスに該当するサーバ1及び
クライアント2のエントリがあるかないかを検索する
(ステップ401)。最初は当該正常レスポンスに対応
するエントリは登録されていないので、この時点でクラ
イアント側監視テーブルにエントリを登録する(ステッ
プ403)。サーバアドレス情報及びクライアントアド
レス情報は接続監視制御フレームから、ポート番号はポ
ート状態テーブルのうち接続状態が“ON”である方の
受信したポートのポート番号または送信するポートのポ
ート番号から、それぞれ得ることができる。また、タイ
マ値及び送信リトライカウンタは初期値の“0”を登録
する。その後、受信した正常レスポンスをWAN側のサ
ーバ1に送信する(ステップ405)。
【0067】中継装置105はWAN側から正常レスポ
ンスを受信すると、図5に示した振り分け処理によりサ
ーバ側正常レスポンス受信処理が実行される。図9にお
いて、中継装置105が持つサーバ側監視テーブルにそ
の正常レスポンスに該当するサーバ1及びクライアント
2のエントリがあるかないかを検索する(ステップ50
1)。最初は当該正常レスポンスに対応するエントリは
ないので、この時点でサーバ側監視テーブルにエントリ
を登録する(ステップ503)。サーバアドレス情報及
びクライアントアドレス情報は接続監視制御フレームか
ら、ポート番号はポート状態テーブルのうち接続状態が
“ON”である方の受信したポートのポート番号または
送信するポートのポート番号から、それぞれ得ることが
できる。また、タイマ値は初期値の“0”を登録する。
その後、受信した正常レスポンスをそのままサーバ1に
送信する(ステップ505)。
ンスを受信すると、図5に示した振り分け処理によりサ
ーバ側正常レスポンス受信処理が実行される。図9にお
いて、中継装置105が持つサーバ側監視テーブルにそ
の正常レスポンスに該当するサーバ1及びクライアント
2のエントリがあるかないかを検索する(ステップ50
1)。最初は当該正常レスポンスに対応するエントリは
ないので、この時点でサーバ側監視テーブルにエントリ
を登録する(ステップ503)。サーバアドレス情報及
びクライアントアドレス情報は接続監視制御フレームか
ら、ポート番号はポート状態テーブルのうち接続状態が
“ON”である方の受信したポートのポート番号または
送信するポートのポート番号から、それぞれ得ることが
できる。また、タイマ値は初期値の“0”を登録する。
その後、受信した正常レスポンスをそのままサーバ1に
送信する(ステップ505)。
【0068】このようにして、サーバ側監視テーブルに
当該リクエストに関するエントリが登録されていないこ
とから最初のリクエストであることが判断することがで
きる。なお、リクエスト又は正常レスポンスに関するエ
ントリとは、サーバ側監視テーブルのサーバアドレス情
報及びクライアントアドレス情報に指定されたサーバ及
びクライアントの組合せを送受信先とするエントリのこ
とである。そして、最初のリクエストに関しては、回線
を介してサーバ1からクライアント2に送られ、その返
信として最初の正常レスポンスがクライアント2からサ
ーバ1に送られることになる。最初の正常レスポンスで
あるかどうかは、クライアント側監視テーブルに当該正
常レスポンスに関するエントリが登録されていないこと
から判断することができる。そして、中継装置105の
サーバ側監視テーブル及び中継装置104のクライアン
ト監視テーブルに新たにエントリが動的に登録されるこ
とになる。これにより、各側の中継装置104、105
は、サーバ1とクライアント2とが接続されたことを認
識することができる。
当該リクエストに関するエントリが登録されていないこ
とから最初のリクエストであることが判断することがで
きる。なお、リクエスト又は正常レスポンスに関するエ
ントリとは、サーバ側監視テーブルのサーバアドレス情
報及びクライアントアドレス情報に指定されたサーバ及
びクライアントの組合せを送受信先とするエントリのこ
とである。そして、最初のリクエストに関しては、回線
を介してサーバ1からクライアント2に送られ、その返
信として最初の正常レスポンスがクライアント2からサ
ーバ1に送られることになる。最初の正常レスポンスで
あるかどうかは、クライアント側監視テーブルに当該正
常レスポンスに関するエントリが登録されていないこと
から判断することができる。そして、中継装置105の
サーバ側監視テーブル及び中継装置104のクライアン
ト監視テーブルに新たにエントリが動的に登録されるこ
とになる。これにより、各側の中継装置104、105
は、サーバ1とクライアント2とが接続されたことを認
識することができる。
【0069】次に、サーバ1がクライアント2にリクエ
ストを再送するときの処理について説明する。
ストを再送するときの処理について説明する。
【0070】中継装置105は、サーバ1から再送され
たリクエストを受信すると、サーバ側リクエスト受信処
理を実行する。図6において、サーバ側監視テーブルに
そのリクエストに該当するサーバ1及びクライアント2
のエントリがあるかないかを検索する(ステップ20
1)。サーバ側監視テーブルにはすでにエントリが登録
されているので、最初のリクエストでないことを認識す
ることができる。この場合、本実施例における中継装置
105は、そのリクエストをWAN側に送信せずにダミ
ーの正常レスポンスを作成し(ステップ204)、それ
をサーバ1に送信する(ステップ205)。ダミーの正
常レスポンスは、サーバ側監視テーブルにサーバアドレ
ス情報及びクライアントサーバ情報が登録されているの
で、容易に作成することができる。従って、サーバ1に
してみれば、クライアント2から送られてくるのと同様
の正常レスポンスを受信することになるので、クライア
ント2と接続されているものとみなすことになり、サー
バ1は、クライアント2との接続をリトライアウトによ
り終了させることはない。特に、サーバ側リクエスト受
信処理においては、公衆回線10にリクエストを送出し
ないので、課金されることはない。
たリクエストを受信すると、サーバ側リクエスト受信処
理を実行する。図6において、サーバ側監視テーブルに
そのリクエストに該当するサーバ1及びクライアント2
のエントリがあるかないかを検索する(ステップ20
1)。サーバ側監視テーブルにはすでにエントリが登録
されているので、最初のリクエストでないことを認識す
ることができる。この場合、本実施例における中継装置
105は、そのリクエストをWAN側に送信せずにダミ
ーの正常レスポンスを作成し(ステップ204)、それ
をサーバ1に送信する(ステップ205)。ダミーの正
常レスポンスは、サーバ側監視テーブルにサーバアドレ
ス情報及びクライアントサーバ情報が登録されているの
で、容易に作成することができる。従って、サーバ1に
してみれば、クライアント2から送られてくるのと同様
の正常レスポンスを受信することになるので、クライア
ント2と接続されているものとみなすことになり、サー
バ1は、クライアント2との接続をリトライアウトによ
り終了させることはない。特に、サーバ側リクエスト受
信処理においては、公衆回線10にリクエストを送出し
ないので、課金されることはない。
【0071】なお、ネットワークシステムに従来の中継
装置が含まれていた場合等、クライアント側監視テーブ
ルにエントリがあるのにもかかわらずリクエストを受信
する場合もあり得る。この場合は、図7に示したように
エントリを削除して(ステップ303)、受信したリク
エストをそのままクライアント2に送信する(ステップ
304)。エントリを削除することにより、誤動作を防
止するとともに有限であるクライアント側監視テーブル
の容量が膨大になることから防止することができる。
装置が含まれていた場合等、クライアント側監視テーブ
ルにエントリがあるのにもかかわらずリクエストを受信
する場合もあり得る。この場合は、図7に示したように
エントリを削除して(ステップ303)、受信したリク
エストをそのままクライアント2に送信する(ステップ
304)。エントリを削除することにより、誤動作を防
止するとともに有限であるクライアント側監視テーブル
の容量が膨大になることから防止することができる。
【0072】また、ステップ404及びステップ504
において、エントリが登録できなかった場合、正常レス
ポンスをサーバ1に送信しないが、登録できないのにも
かかわらず仮に送信してしまうと、サーバ1からクライ
アント2にリクエストの再送があった場合、公衆回線1
0を介してそのリクエストが送信されてしまい、そのた
めに今後の接続監視処理に回線使用料がかかってしまう
ことになるので、また正常なトラヒック制御機能が発揮
されていないので、これを回避するためにそのフレーム
は廃棄し送信しないことにした。
において、エントリが登録できなかった場合、正常レス
ポンスをサーバ1に送信しないが、登録できないのにも
かかわらず仮に送信してしまうと、サーバ1からクライ
アント2にリクエストの再送があった場合、公衆回線1
0を介してそのリクエストが送信されてしまい、そのた
めに今後の接続監視処理に回線使用料がかかってしまう
ことになるので、また正常なトラヒック制御機能が発揮
されていないので、これを回避するためにそのフレーム
は廃棄し送信しないことにした。
【0073】次に、否定レスポンスの受信処理について
説明する。
説明する。
【0074】図10において、クライアント側システム
に配置された中継装置104は、LAN6側から否定レ
スポンスを受信すると、中継装置104が持つクライア
ント側監視テーブルにその否定レスポンスに該当するサ
ーバ1及びクライアント2のエントリがあるかないかを
検索する(ステップ601)。エントリが登録されてい
れば、そのエントリを削除する(ステップ603)。削
除することにより有限容量のテーブル使用効率の向上を
図ることができる。そして、受信した否定レスポンスを
そのままクライアント側監視テーブルに設定されている
ポート番号、つまりWAN側のサーバ1に送信する(ス
テップ604)。
に配置された中継装置104は、LAN6側から否定レ
スポンスを受信すると、中継装置104が持つクライア
ント側監視テーブルにその否定レスポンスに該当するサ
ーバ1及びクライアント2のエントリがあるかないかを
検索する(ステップ601)。エントリが登録されてい
れば、そのエントリを削除する(ステップ603)。削
除することにより有限容量のテーブル使用効率の向上を
図ることができる。そして、受信した否定レスポンスを
そのままクライアント側監視テーブルに設定されている
ポート番号、つまりWAN側のサーバ1に送信する(ス
テップ604)。
【0075】図11において、中継装置105はWAN
側から否定レスポンスを受信すると、自中継装置が持つ
サーバ側監視テーブルにその否定レスポンスに該当する
サーバ1及びクライアント2のエントリがあるかないか
を検索する(ステップ701)。エントリが登録されて
いれば、そのエントリを削除した後(ステップ70
3)、受信した否定レスポンスをそのままサーバ1に送
信する(ステップ704)。削除することにより有限容
量のテーブル使用効率の向上を図ることができる。
側から否定レスポンスを受信すると、自中継装置が持つ
サーバ側監視テーブルにその否定レスポンスに該当する
サーバ1及びクライアント2のエントリがあるかないか
を検索する(ステップ701)。エントリが登録されて
いれば、そのエントリを削除した後(ステップ70
3)、受信した否定レスポンスをそのままサーバ1に送
信する(ステップ704)。削除することにより有限容
量のテーブル使用効率の向上を図ることができる。
【0076】サーバ1は、クライアント2からの否定レ
スポンスを受信すると、クライアント2がログインして
いたという状態を解放することができる。
スポンスを受信すると、クライアント2がログインして
いたという状態を解放することができる。
【0077】以上のように、本実施例によれば、サーバ
1からの最初のリクエストをクライアント2に送信した
のち正常レスポンスを受信することにより、サーバ側監
視テーブルに正常レスポンスに関するエントリを登録す
るようにした。そして、エントリ登録後にサーバ1から
同じクライアント2に対してのリクエストの送信を受信
すると、ダミーの正常レスポンスをサーバ1に送信する
ようにしたので、サーバ1にとってはあたかもクライア
ント2が送信した正常レスポンスを受信したように見せ
かけることができる。これにより、サーバ1は通常の接
続監視情報の送受信を行うことができる。また、本実施
例における中継装置は、エントリが登録されていること
で最初でないと判断したリクエストをWAN側に送信し
ないので、かつ中継装置の自動切断機能により実際の回
線は切断されているので、公衆回線10を実際に使用し
ていないことになる。その結果回線使用料は課金される
ことはない。また、以上のことから明らかなように、自
動切断機能におけるタイムアウトと本実施例におけるタ
イムアウトとの時間長は全く関係ない。
1からの最初のリクエストをクライアント2に送信した
のち正常レスポンスを受信することにより、サーバ側監
視テーブルに正常レスポンスに関するエントリを登録す
るようにした。そして、エントリ登録後にサーバ1から
同じクライアント2に対してのリクエストの送信を受信
すると、ダミーの正常レスポンスをサーバ1に送信する
ようにしたので、サーバ1にとってはあたかもクライア
ント2が送信した正常レスポンスを受信したように見せ
かけることができる。これにより、サーバ1は通常の接
続監視情報の送受信を行うことができる。また、本実施
例における中継装置は、エントリが登録されていること
で最初でないと判断したリクエストをWAN側に送信し
ないので、かつ中継装置の自動切断機能により実際の回
線は切断されているので、公衆回線10を実際に使用し
ていないことになる。その結果回線使用料は課金される
ことはない。また、以上のことから明らかなように、自
動切断機能におけるタイムアウトと本実施例におけるタ
イムアウトとの時間長は全く関係ない。
【0078】次に、サーバ1からのリクエストに対し
て、中継装置105がダミーの正常レスポンスで応答し
ているときのクライアント側の中継装置104が行うク
ライアント監視処理について説明する。
て、中継装置105がダミーの正常レスポンスで応答し
ているときのクライアント側の中継装置104が行うク
ライアント監視処理について説明する。
【0079】図12は、本実施例におけるクライアント
監視処理のフローチャートである。この処理は、タイマ
の割り込みによって定期的に行われる処理である。
監視処理のフローチャートである。この処理は、タイマ
の割り込みによって定期的に行われる処理である。
【0080】まず、前述したクライアント側監視テーブ
ルに登録されたエントリの送信リトライカウンタをチェ
ックする(ステップ801)。この値がリクエスト制御
テーブルに設定されたリクエストリトライ回数値より小
さい場合、ダミーのリクエストを作成し(ステップ80
3)、送信リトライカウンタに1を加算する(ステップ
804)。一方、送信リトライカウンタがリクエストリ
トライ回数値以上の場合、否定レスポンスを作成し(ス
テップ805)、該当するエントリを削除する(ステッ
プ806)。この処理をクライアント側監視テーブルに
登録されている全てのエントリに対して行う(ステップ
807)。
ルに登録されたエントリの送信リトライカウンタをチェ
ックする(ステップ801)。この値がリクエスト制御
テーブルに設定されたリクエストリトライ回数値より小
さい場合、ダミーのリクエストを作成し(ステップ80
3)、送信リトライカウンタに1を加算する(ステップ
804)。一方、送信リトライカウンタがリクエストリ
トライ回数値以上の場合、否定レスポンスを作成し(ス
テップ805)、該当するエントリを削除する(ステッ
プ806)。この処理をクライアント側監視テーブルに
登録されている全てのエントリに対して行う(ステップ
807)。
【0081】このクライアント監視処理のダミーのリク
エストに対して、クライアント2は、正常であれば正常
レスポンスを送信してくることになるので、図8に示し
たクライアント正常レスポンス受信処理のステップ40
6において送信リトライカウンタを初期化する、つまり
ゼロクリアを行う。従って、クライアント2が正常であ
れば、ステップ804で送信リトライカウンタに加算し
てもすぐクリアされることになる。クライアント2が否
定レスポンスを送信してくれば、図11に示したクライ
アント否定レスポンス受信処理が実行され、その結果、
当該エントリが削除され、否定レスポンスがサーバ1に
送信される。また、クライアント2がダウンしているな
どしてダミーのリクエストに対して何ら応答がないとき
は、送信リトライカウンタは、クライアント正常レスポ
ンス受信処理が実行されないことから初期化されること
はないので、いずれリクエストリトライ回数値以上にな
り中継装置104が作成する否定レスポンスがサーバ1
に送信されることになる。中継装置105が否定レスポ
ンスを受信したときの処理は前述したとおりである。ま
た、上記クライアント監視処理は、図3(b)に示した
リクエスト制御テーブルのリクエスト送信間隔に設定さ
れた時間の間隔で定期的に行われる。
エストに対して、クライアント2は、正常であれば正常
レスポンスを送信してくることになるので、図8に示し
たクライアント正常レスポンス受信処理のステップ40
6において送信リトライカウンタを初期化する、つまり
ゼロクリアを行う。従って、クライアント2が正常であ
れば、ステップ804で送信リトライカウンタに加算し
てもすぐクリアされることになる。クライアント2が否
定レスポンスを送信してくれば、図11に示したクライ
アント否定レスポンス受信処理が実行され、その結果、
当該エントリが削除され、否定レスポンスがサーバ1に
送信される。また、クライアント2がダウンしているな
どしてダミーのリクエストに対して何ら応答がないとき
は、送信リトライカウンタは、クライアント正常レスポ
ンス受信処理が実行されないことから初期化されること
はないので、いずれリクエストリトライ回数値以上にな
り中継装置104が作成する否定レスポンスがサーバ1
に送信されることになる。中継装置105が否定レスポ
ンスを受信したときの処理は前述したとおりである。ま
た、上記クライアント監視処理は、図3(b)に示した
リクエスト制御テーブルのリクエスト送信間隔に設定さ
れた時間の間隔で定期的に行われる。
【0082】このように、本実施例によれば、最初のサ
ーバ1からのリクエストに対する正常レスポンスを受信
し対応するエントリが登録された後は、クライアント側
システムの中継装置104がサーバ1に代わってクライ
アント監視処理によりリクエストを定期的にクライアン
ト2に送信し監視するようにした。従って、サーバ1か
らの最初のリクエスト以降のリクエストを受信しなくて
もクライアント2を監視できるようになったので、公衆
回線10を実際に使用しなくてすむようになり回線使用
料は課金されない。そして、クライアント2がダウンし
たとしても中継装置104がサーバ1に対して否定レス
ポンスを作成し送信するので、サーバ1に否定レスポン
スを確実に送信することができる。
ーバ1からのリクエストに対する正常レスポンスを受信
し対応するエントリが登録された後は、クライアント側
システムの中継装置104がサーバ1に代わってクライ
アント監視処理によりリクエストを定期的にクライアン
ト2に送信し監視するようにした。従って、サーバ1か
らの最初のリクエスト以降のリクエストを受信しなくて
もクライアント2を監視できるようになったので、公衆
回線10を実際に使用しなくてすむようになり回線使用
料は課金されない。そして、クライアント2がダウンし
たとしても中継装置104がサーバ1に対して否定レス
ポンスを作成し送信するので、サーバ1に否定レスポン
スを確実に送信することができる。
【0083】従って、図1に示したように、ネットワー
クシステムのサーバ側システムとクライアント側システ
ムの両側に本実施例における中継装置を配置すれば、最
初の正常レスポンスの送信後は、ダミーの正常レスポン
ス及びダミーのリクエストをサーバ及びクライアントそ
れぞれに送信するようになるので、最初のリクエスト及
び正常レスポンスを送信した後から否定レスポンスが送
信されるまでの間、接続監視情報の送受信は、公衆回線
10を介して全く行われることはないので、回線使用料
を最小限に削減することができる。
クシステムのサーバ側システムとクライアント側システ
ムの両側に本実施例における中継装置を配置すれば、最
初の正常レスポンスの送信後は、ダミーの正常レスポン
ス及びダミーのリクエストをサーバ及びクライアントそ
れぞれに送信するようになるので、最初のリクエスト及
び正常レスポンスを送信した後から否定レスポンスが送
信されるまでの間、接続監視情報の送受信は、公衆回線
10を介して全く行われることはないので、回線使用料
を最小限に削減することができる。
【0084】図13は、本実施例におけるエントリタイ
ムアウト監視処理のフローチャートであり、以下、図を
用いて本処理について説明する。エントリタイムアウト
監視処理は、サーバ側監視テーブル又はクライアント側
監視テーブルに登録されたエントリが所定時間、本実施
例においてはリクエスト制御テーブルに設定されたタイ
ムアウト値に達したときに、当該エントリを強制的に削
除することを特徴としている。これにより、例えば、ク
ライアントからサーバにログインしたまま放置されたと
きなどサーバ内の資源又は中継装置の有限容量のテーブ
ル使用効率の向上を図ることができる。
ムアウト監視処理のフローチャートであり、以下、図を
用いて本処理について説明する。エントリタイムアウト
監視処理は、サーバ側監視テーブル又はクライアント側
監視テーブルに登録されたエントリが所定時間、本実施
例においてはリクエスト制御テーブルに設定されたタイ
ムアウト値に達したときに、当該エントリを強制的に削
除することを特徴としている。これにより、例えば、ク
ライアントからサーバにログインしたまま放置されたと
きなどサーバ内の資源又は中継装置の有限容量のテーブ
ル使用効率の向上を図ることができる。
【0085】サーバ側監視テーブル又はクライアント側
監視テーブルにエントリが新たに登録される際、ゼロク
リアされたタイマ値が設定されることは前述した。この
タイマ値は、エントリが登録されてからの時間を示すフ
ィールドであり、エントリタイムアウト監視処理におい
て逐次インクリメントされる(ステップ901)。タイ
マ値がタイムアウト値に達したとき(ステップ90
2)、管理装置107及びローカルコンソール103、
108、208又はその一方にサーバアドレス情報とク
ライアントアドレス情報を含んだアラームを送信するこ
とにより、クライアントがログインしたままであったこ
と等を通知する(ステップ903)。アラーム通知先の
管理装置107のアドレスは、リクエスト制御テーブル
に登録されている。そして、当該エントリを削除する
(ステップ904)。上記処理を全てのエントリに対し
て行う(ステップ905)。
監視テーブルにエントリが新たに登録される際、ゼロク
リアされたタイマ値が設定されることは前述した。この
タイマ値は、エントリが登録されてからの時間を示すフ
ィールドであり、エントリタイムアウト監視処理におい
て逐次インクリメントされる(ステップ901)。タイ
マ値がタイムアウト値に達したとき(ステップ90
2)、管理装置107及びローカルコンソール103、
108、208又はその一方にサーバアドレス情報とク
ライアントアドレス情報を含んだアラームを送信するこ
とにより、クライアントがログインしたままであったこ
と等を通知する(ステップ903)。アラーム通知先の
管理装置107のアドレスは、リクエスト制御テーブル
に登録されている。そして、当該エントリを削除する
(ステップ904)。上記処理を全てのエントリに対し
て行う(ステップ905)。
【0086】このようにして、実際にログインしたサー
バを使用していないおそれのあるクライアント及びその
ログイン先となるサーバに関するエントリを削除し、サ
ーバ内の資源又は中継装置の有限容量のテーブルを解放
し他のユーザに使用させることができる。なお、本実施
例では、実際に長時間クライアントがサーバにログイン
して、サーバを使用している可能性もあるので、強制的
にサーバに否定レスポンスを送信しない。
バを使用していないおそれのあるクライアント及びその
ログイン先となるサーバに関するエントリを削除し、サ
ーバ内の資源又は中継装置の有限容量のテーブルを解放
し他のユーザに使用させることができる。なお、本実施
例では、実際に長時間クライアントがサーバにログイン
して、サーバを使用している可能性もあるので、強制的
にサーバに否定レスポンスを送信しない。
【0087】ところで、中継装置104、105、20
4のポート接続を変更したとき、ポート状態テーブルの
接続状態を変更する必要がある。特に、接続状態を公衆
回線側からそれ以外に変更した場合、つまり“ON”か
ら“OFF”に変更した場合は、サーバ側監視テーブル
とクライアント側監視テーブルには接続状態が“ON”
のポート番号が登録されているので、各テーブルに登録
されている当該ポート番号を含む全てのエントリを削除
する必要がある。また、誤動作を確実に防止するために
も各テーブルに登録されている全エントリを削除したい
場合もあり得る。本実施例においては、管理装置107
及びローカルコンソール103、108、208から削
除することができるようにした。管理装置107及びロ
ーカルコンソール103、108、208にエントリ削
除機能を持たせることで、各中継装置104、105、
204の誤動作、また各テーブルが不要なエントリで膨
大となることから防止することができる。
4のポート接続を変更したとき、ポート状態テーブルの
接続状態を変更する必要がある。特に、接続状態を公衆
回線側からそれ以外に変更した場合、つまり“ON”か
ら“OFF”に変更した場合は、サーバ側監視テーブル
とクライアント側監視テーブルには接続状態が“ON”
のポート番号が登録されているので、各テーブルに登録
されている当該ポート番号を含む全てのエントリを削除
する必要がある。また、誤動作を確実に防止するために
も各テーブルに登録されている全エントリを削除したい
場合もあり得る。本実施例においては、管理装置107
及びローカルコンソール103、108、208から削
除することができるようにした。管理装置107及びロ
ーカルコンソール103、108、208にエントリ削
除機能を持たせることで、各中継装置104、105、
204の誤動作、また各テーブルが不要なエントリで膨
大となることから防止することができる。
【0088】また、本実施例において、前述したポート
状態テーブル及びリクエスト制御テーブルの内容は、予
め記憶されているとしたが、管理装置107及びローカ
ルコンソール103、108、208により動的に設定
することができるようにした。これにより、運用、負荷
等に応じた設定値にすることができる。
状態テーブル及びリクエスト制御テーブルの内容は、予
め記憶されているとしたが、管理装置107及びローカ
ルコンソール103、108、208により動的に設定
することができるようにした。これにより、運用、負荷
等に応じた設定値にすることができる。
【0089】また、本実施例においては、前述した各処
理で使用されるポート状態テーブル、サーバ側監視テー
ブル、クライアント側監視テーブル及びリクエスト制御
テーブルの内容を管理装置107及びローカルコンソー
ル103、108、208に表示させることを特徴とし
ている。これにより、容易にメンテナンスを行うことが
できる。
理で使用されるポート状態テーブル、サーバ側監視テー
ブル、クライアント側監視テーブル及びリクエスト制御
テーブルの内容を管理装置107及びローカルコンソー
ル103、108、208に表示させることを特徴とし
ている。これにより、容易にメンテナンスを行うことが
できる。
【0090】図14は、本発明に係る中継装置の一実施
例を用いた他のネットワークシステムの構成図である。
図14において、サーバ側システムには本実施例におけ
る中継装置205と公衆回線10との間に本発明に係る
機能を持たない従来からの中継装置5が配置され、同様
にクライアント側システムには本実施例における中継装
置204と公衆回線10との間に本発明に係る機能を持
たない従来からの中継装置4が配置されている。
例を用いた他のネットワークシステムの構成図である。
図14において、サーバ側システムには本実施例におけ
る中継装置205と公衆回線10との間に本発明に係る
機能を持たない従来からの中継装置5が配置され、同様
にクライアント側システムには本実施例における中継装
置204と公衆回線10との間に本発明に係る機能を持
たない従来からの中継装置4が配置されている。
【0091】本実施例のように、中継装置204、20
5の各ポートに公衆回線10が直接接続されてなくても
対応可能である。すなわち、ポート状態テーブルにおい
て、公衆回線側、図14によれば中継装置204、20
5のポート番号P2の設定値を“ON”、ポート番号P
1の設定値を“OFF”にすれば、上記第1実施例で説
明した各種処理の機能を発揮させることができる。
5の各ポートに公衆回線10が直接接続されてなくても
対応可能である。すなわち、ポート状態テーブルにおい
て、公衆回線側、図14によれば中継装置204、20
5のポート番号P2の設定値を“ON”、ポート番号P
1の設定値を“OFF”にすれば、上記第1実施例で説
明した各種処理の機能を発揮させることができる。
【0092】例えば、サーバ1からクライアント2にリ
クエストを送信するとき、最初のリクエストは、中継装
置205を介して中継装置5に届くが、従来の中継装置
5は、そのままWAN側に送信する。そのリクエスト
は、中継装置4を介して中継装置204、そしてクライ
アント2に届く。クライアント2からの正常レスポンス
は、その逆のルートでサーバ1に送られることになる
が、このとき中継装置204、205は、それぞれクラ
イアント側監視テーブル及びサーバ側監視テーブルにエ
ントリを登録する。これ以降、最初でないリクエストに
対してはサーバ1と中継装置205との間で、クライア
ント2の監視はクライアント2と中継装置204との間
でそれぞれやりとりされるので、何ら問題はない。ま
た、否定レスポンスに関しては、従来の中継装置4、5
はそのまま公衆回線10及び中継装置204、205に
中継するので、何ら問題はない。
クエストを送信するとき、最初のリクエストは、中継装
置205を介して中継装置5に届くが、従来の中継装置
5は、そのままWAN側に送信する。そのリクエスト
は、中継装置4を介して中継装置204、そしてクライ
アント2に届く。クライアント2からの正常レスポンス
は、その逆のルートでサーバ1に送られることになる
が、このとき中継装置204、205は、それぞれクラ
イアント側監視テーブル及びサーバ側監視テーブルにエ
ントリを登録する。これ以降、最初でないリクエストに
対してはサーバ1と中継装置205との間で、クライア
ント2の監視はクライアント2と中継装置204との間
でそれぞれやりとりされるので、何ら問題はない。ま
た、否定レスポンスに関しては、従来の中継装置4、5
はそのまま公衆回線10及び中継装置204、205に
中継するので、何ら問題はない。
【0093】従って、本発明に係る中継装置は、ポート
状態テーブルの公衆回線側のポートの接続状態を“O
N”にすれば、公衆回線側のクライアント2との間では
上記第1実施例で説明したトラヒック制御機能を発揮さ
せることができ、回線使用料を最小限に削減することが
できる。
状態テーブルの公衆回線側のポートの接続状態を“O
N”にすれば、公衆回線側のクライアント2との間では
上記第1実施例で説明したトラヒック制御機能を発揮さ
せることができ、回線使用料を最小限に削減することが
できる。
【0094】図15は、本発明に係る中継装置の一実施
例を用いた他のネットワークシステムの構成図である。
図15において、サーバ側システムは、他のネットワー
クシステムと同様、サーバ1と公衆回線10との間に本
実施例における中継装置205が配置されているが、ク
ライアント側システムには本実施例における中継装置が
配置されていない。
例を用いた他のネットワークシステムの構成図である。
図15において、サーバ側システムは、他のネットワー
クシステムと同様、サーバ1と公衆回線10との間に本
実施例における中継装置205が配置されているが、ク
ライアント側システムには本実施例における中継装置が
配置されていない。
【0095】本実施例によれば、このようなネットワー
クシステムの構成であっても本発明に係るトラヒック制
御機能を発揮することができる。すなわち、サーバ1か
らの最初のリクエストに対する正常レスポンスは、前述
と同様、クライアント2から返信されてくる。この後
は、サーバ側監視テーブルにエントリが登録されるの
で、サーバ側リクエスト受信処理により公衆回線10に
リクエストが送信されることはない。従って、クライア
ント2がサーバ1にログインしたままの状態であっても
自動切断機能により回線使用料は課金されない。また、
クライアント2からの否定レスポンスは、そのまま送信
されるので、サーバ側監視テーブルからエントリを削除
することができる。仮に、クライアント2が無応答にな
ったとしても前述したエントリタイムアウト監視処理に
よりいずれエントリは削除されることになるので、何ら
問題はない。
クシステムの構成であっても本発明に係るトラヒック制
御機能を発揮することができる。すなわち、サーバ1か
らの最初のリクエストに対する正常レスポンスは、前述
と同様、クライアント2から返信されてくる。この後
は、サーバ側監視テーブルにエントリが登録されるの
で、サーバ側リクエスト受信処理により公衆回線10に
リクエストが送信されることはない。従って、クライア
ント2がサーバ1にログインしたままの状態であっても
自動切断機能により回線使用料は課金されない。また、
クライアント2からの否定レスポンスは、そのまま送信
されるので、サーバ側監視テーブルからエントリを削除
することができる。仮に、クライアント2が無応答にな
ったとしても前述したエントリタイムアウト監視処理に
よりいずれエントリは削除されることになるので、何ら
問題はない。
【0096】従って、本発明に係る中継装置は、クライ
アント側システムに本発明に係る中継装置が配置されて
いないとしても、公衆回線を介して接続されたクライア
ント2との間では上記第1実施例で説明したトラヒック
制御機能を発揮させることができ、回線使用料を最小限
に削減することができる。
アント側システムに本発明に係る中継装置が配置されて
いないとしても、公衆回線を介して接続されたクライア
ント2との間では上記第1実施例で説明したトラヒック
制御機能を発揮させることができ、回線使用料を最小限
に削減することができる。
【0097】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、ポート状態テーブルを設け、公衆回線側のポート
からそうでないポートへの方向又は公衆回線側でないポ
ートから公衆回線側のポートへの方向の接続監視情報の
みに対して適切な処理を提供することが可能となる。
れば、ポート状態テーブルを設け、公衆回線側のポート
からそうでないポートへの方向又は公衆回線側でないポ
ートから公衆回線側のポートへの方向の接続監視情報の
みに対して適切な処理を提供することが可能となる。
【0098】更に、サーバ側監視テーブルに当該リクエ
ストに関するエントリが登録されていないことから最初
のリクエストであることが判断できるので、この場合の
みリクエストを公衆回線を介してクライアントに実際に
送信することが可能となる。
ストに関するエントリが登録されていないことから最初
のリクエストであることが判断できるので、この場合の
みリクエストを公衆回線を介してクライアントに実際に
送信することが可能となる。
【0099】請求項2記載の発明によれば、最初のリク
エストでないとき、ダミーの正常レスポンスをサーバに
送信することで、サーバにクライアントと正常に回線接
続されているものとみなさせることが可能となる。これ
により、公衆回線を実際に使用しなくてもサーバ、クラ
イアント間の回線を維持しつつ回線使用料は課金されな
いという効果を奏することができる。
エストでないとき、ダミーの正常レスポンスをサーバに
送信することで、サーバにクライアントと正常に回線接
続されているものとみなさせることが可能となる。これ
により、公衆回線を実際に使用しなくてもサーバ、クラ
イアント間の回線を維持しつつ回線使用料は課金されな
いという効果を奏することができる。
【0100】請求項3記載の発明によれば、クライアン
ト側監視テーブルに対応するエントリがあるのにもかか
わらずリクエストを受信した場合は、エントリを削除す
るようにしたので、誤動作を防止するとともに有限であ
るクライアント側監視テーブルの容量が膨大になること
から防止することが可能となる。
ト側監視テーブルに対応するエントリがあるのにもかか
わらずリクエストを受信した場合は、エントリを削除す
るようにしたので、誤動作を防止するとともに有限であ
るクライアント側監視テーブルの容量が膨大になること
から防止することが可能となる。
【0101】請求項4記載の発明によれば、クライアン
ト側監視テーブルに当該正常レスポンスに関するエント
リが登録されていないことから最初の正常レスポンスで
あることが判断できるので、この場合のみ正常レスポン
スを公衆回線を介してサーバに実際に送信することが可
能となる。また、正常レスポンスを送信しクライアント
側監視テーブルに当該正常レスポンスに関するエントリ
を登録することで、公衆回線を介して接続されたサーバ
との間に回線が接続したことを認識することが可能とな
る。
ト側監視テーブルに当該正常レスポンスに関するエント
リが登録されていないことから最初の正常レスポンスで
あることが判断できるので、この場合のみ正常レスポン
スを公衆回線を介してサーバに実際に送信することが可
能となる。また、正常レスポンスを送信しクライアント
側監視テーブルに当該正常レスポンスに関するエントリ
を登録することで、公衆回線を介して接続されたサーバ
との間に回線が接続したことを認識することが可能とな
る。
【0102】請求項5記載の発明によれば、サーバから
最初のリクエストを受信した後にクライアントから正常
レスポンスを受信する度に送信リトライカウンタを初期
化するようにしたので、クライアントが正常であること
を確認しつつ回線を維持することが可能となる。
最初のリクエストを受信した後にクライアントから正常
レスポンスを受信する度に送信リトライカウンタを初期
化するようにしたので、クライアントが正常であること
を確認しつつ回線を維持することが可能となる。
【0103】請求項6記載の発明によれば、公衆回線を
介して接続されたクライアントから受信した正常レスポ
ンスに関するエントリがサーバ側監視テーブルに登録さ
れていないことから最初の正常レスポンスであることが
判断できるので、この場合にサーバ側監視テーブルに当
該正常レスポンスに関するエントリを登録することで、
当該クライアントとの間に回線が接続したことを認識す
ることが可能となる。
介して接続されたクライアントから受信した正常レスポ
ンスに関するエントリがサーバ側監視テーブルに登録さ
れていないことから最初の正常レスポンスであることが
判断できるので、この場合にサーバ側監視テーブルに当
該正常レスポンスに関するエントリを登録することで、
当該クライアントとの間に回線が接続したことを認識す
ることが可能となる。
【0104】請求項7、8記載の発明によれば、クライ
アント側監視テーブル又はサーバ側監視テーブルに対応
するエントリがある場合は、不要となるエントリを削除
するようにしたので、誤動作を防止するとともに有限で
あるクライアント側監視テーブルの容量が膨大になるこ
とから防止することが可能となる。
アント側監視テーブル又はサーバ側監視テーブルに対応
するエントリがある場合は、不要となるエントリを削除
するようにしたので、誤動作を防止するとともに有限で
あるクライアント側監視テーブルの容量が膨大になるこ
とから防止することが可能となる。
【0105】請求項9記載の発明によれば、サーバから
最初のリクエストを受信した後にダミーのリクエストを
リクエストの送信先であるクライアントにサーバの代わ
りに送信するようにしたので、当該クライアントが回線
を維持しているかどうかを確認させることが可能とな
る。
最初のリクエストを受信した後にダミーのリクエストを
リクエストの送信先であるクライアントにサーバの代わ
りに送信するようにしたので、当該クライアントが回線
を維持しているかどうかを確認させることが可能とな
る。
【0106】請求項10記載の発明によれば、ダミーの
リクエストの送信の度に送信リトライカウンタをインク
リメントするようにしたので、当該クライアントがサー
バと接続した回線を使用していない場合、送信リトライ
カウンタをリトライリクエスト回数値以上にすることが
可能となる。
リクエストの送信の度に送信リトライカウンタをインク
リメントするようにしたので、当該クライアントがサー
バと接続した回線を使用していない場合、送信リトライ
カウンタをリトライリクエスト回数値以上にすることが
可能となる。
【0107】請求項11記載の発明によれば、クライア
ントがサーバとの回線を維持していないと認識したとき
に否定レスポンスを作成しサーバに送信するようにした
ので、サーバにクライアントとの回線を切断するよう通
知することが可能となる。
ントがサーバとの回線を維持していないと認識したとき
に否定レスポンスを作成しサーバに送信するようにした
ので、サーバにクライアントとの回線を切断するよう通
知することが可能となる。
【0108】請求項12記載の発明によれば、不要とな
るエントリを削除するようにしたので、誤動作を防止す
るとともに有限であるクライアント側監視テーブルの容
量が膨大になることから防止することが可能となる。
るエントリを削除するようにしたので、誤動作を防止す
るとともに有限であるクライアント側監視テーブルの容
量が膨大になることから防止することが可能となる。
【0109】請求項13記載の発明によれば、長時間使
用していないおそれのある回線を使用しているサーバ及
びクライアントに関するエントリを強制的に削除するこ
とで、確保されている伝送路の帯域を解放し他のユーザ
に使用させることが可能となる。
用していないおそれのある回線を使用しているサーバ及
びクライアントに関するエントリを強制的に削除するこ
とで、確保されている伝送路の帯域を解放し他のユーザ
に使用させることが可能となる。
【0110】請求項14記載の発明によれば、管理装置
又はローカルコンソールにエントリを削除した旨を通知
するようにしたので、異常等が発生した場合であっても
ネットワーク管理者等にその旨を即座に知らせることが
可能となる。
又はローカルコンソールにエントリを削除した旨を通知
するようにしたので、異常等が発生した場合であっても
ネットワーク管理者等にその旨を即座に知らせることが
可能となる。
【0111】請求項15、16記載の発明によれば、管
理装置又はローカルコンソールからポートの接続先が公
衆回線側からそれ以外に変更され不要となったクライア
ント側監視テーブル又はサーバ側監視テーブルに登録さ
れているエントリを削除するようにしたので、誤動作を
防止するとともに有限であるクライアント側監視テーブ
ルの容量が膨大になることから防止することが可能とな
る。
理装置又はローカルコンソールからポートの接続先が公
衆回線側からそれ以外に変更され不要となったクライア
ント側監視テーブル又はサーバ側監視テーブルに登録さ
れているエントリを削除するようにしたので、誤動作を
防止するとともに有限であるクライアント側監視テーブ
ルの容量が膨大になることから防止することが可能とな
る。
【0112】
【0113】
【図1】 本発明に係る中継装置の一実施例を用いたネ
ットワークシステムの構成図である。
ットワークシステムの構成図である。
【図2】 本発明に係る中継装置を示したブロック構成
図である。
図である。
【図3】 本実施例の中継装置が持つ各種テーブルの内
容を示した図である。
容を示した図である。
【図4】 図1に示したネットワークシステムにおける
接続状態を表したポート状態テーブルの内容を示した図
である。
接続状態を表したポート状態テーブルの内容を示した図
である。
【図5】 本実施例においてフレームを受信したときの
中継装置におけるトラヒック制御機能における各処理へ
の振り分け処理を示したフローチャートである。
中継装置におけるトラヒック制御機能における各処理へ
の振り分け処理を示したフローチャートである。
【図6】 本実施例におけるサーバ側リクエスト受信処
理を示したフローチャートである。
理を示したフローチャートである。
【図7】 本実施例におけるクライアント側リクエスト
受信処理を示したフローチャートである。
受信処理を示したフローチャートである。
【図8】 本実施例におけるクライアント側正常レスポ
ンス受信処理を示したフローチャートである。
ンス受信処理を示したフローチャートである。
【図9】 本実施例におけるサーバ側正常レスポンス受
信処理を示したフローチャートである。
信処理を示したフローチャートである。
【図10】 本実施例におけるクライアント側否定レス
ポンス受信処理を示したフローチャートである。
ポンス受信処理を示したフローチャートである。
【図11】 本実施例におけるサーバ側否定レスポンス
受信処理を示したフローチャートである。
受信処理を示したフローチャートである。
【図12】 本実施例におけるクライアント監視処理を
示したフローチャートである。
示したフローチャートである。
【図13】 本実施例におけるエントリタイムアウト監
視処理を示したフローチャートである。
視処理を示したフローチャートである。
【図14】 本発明に係る中継装置の一実施例を用いた
他のネットワークシステムの構成図である。
他のネットワークシステムの構成図である。
【図15】 本発明に係る中継装置の一実施例を用いた
他のネットワークシステムの構成図である。
他のネットワークシステムの構成図である。
【図16】 従来の中継装置を用いたネットワークシス
テムの構成図である。
テムの構成図である。
【図17】 従来の中継装置を示したブロック構成図で
ある。
ある。
【図18】 従来におけるクライアントとサーバ間のシ
ーケンスを示した図である。
ーケンスを示した図である。
1,14 サーバ、2,3,12 クライアント、8,
103,108,208 ローカルコンソール、4,
5,104,105,204,205 中継装置、6,
9,16,26 LAN、7,107 管理装置、10
公衆回線、27テーブル、27a ポート状態テーブ
ル、27b リクエスト制御テーブル、27c サーバ
側監視テーブル、27d クライアント側監視テーブ
ル、29内部バス。
103,108,208 ローカルコンソール、4,
5,104,105,204,205 中継装置、6,
9,16,26 LAN、7,107 管理装置、10
公衆回線、27テーブル、27a ポート状態テーブ
ル、27b リクエスト制御テーブル、27c サーバ
側監視テーブル、27d クライアント側監視テーブ
ル、29内部バス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−183583(JP,A) 特開 昭60−186953(JP,A) 日経コミュニケーション第162号、日 経BP社、第48−56頁 日経コミュニケーション第164号、日 経BP社、第44−51頁 日経コミュニケーション第152号、日 経BP社、第62−65頁 日経コミュニケーション第172号、日 経BP社、第96−97頁 日経オープンシステム第4号、日経B P社、第119−129頁 古河電工時報第92号、古河電気工業株 式会社,第75−82頁 NEC技報第47巻第2号,株式会社N ECクリエイティブ,第57−63頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/66 H04L 12/46
Claims (16)
- 【請求項1】 ネットワークシステムに含まれ、自動発
呼機能及び自動切断機能を有し、公衆回線を介して通信
を行うクライアントとサーバとの間で一定時間通信が行
われなかった場合にサーバとクライアントとの間で送受
信される接続監視情報の中継を行う中継装置において、 各ポートの接続先が公衆回線側かどうかを示す接続状態
を記憶するポート状態テーブルと、 受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信した
ポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポートの
接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回線を
介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機能を
実行する手段と、 サーバアドレス情報とクライアントアドレス情報と公衆
回線側のポート番号とを含むエントリを登録するサーバ
側監視テーブルと、 を有し、 受信した接続監視情報のうち、公衆回線を介さずに接続
されたサーバから公衆回線を介して接続されたクライア
ントに対してのリクエストに対応するエントリが前記サ
ーバ側監視テーブルに登録されていない場合にのみ前記
リクエストを前記クライアントに対して送信するサーバ
側リクエスト受信処理を行うことを特徴とする中継装
置。 - 【請求項2】 ネットワークシステムに含まれ、自動発
呼機能及び自動切断機能を有し、公衆回線を介して通信
を行うクライアントとサーバとの間で一定時間通信が行
われなかった場合にサーバとクライアントとの間で送受
信される接続監視情報の中継を行う中継装置において、 各ポートの接続先が公衆回線側かどうかを示す接続状態
を記憶するポート状態テーブルと、 受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信した
ポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポートの
接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回線を
介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機能を
実行する手段と、 サーバアドレス情報とクライアントアドレス情報と公衆
回線側のポート番号とを含むエントリを登録するサーバ
側監視テーブルと、 を有し、 受信した接続監視情報のうち、公衆回線を介さずに接続
されたサーバから公衆回線を介して接続されたクライア
ントに対してのリクエストに対応するエントリが前記サ
ーバ側監視テーブルに登録されている場合には、作成し
たダミーの正常レスポンスを前記サーバに送信するサー
バ側リクエスト受信処理を行うことを特徴とする中継装
置。 - 【請求項3】 ネットワークシステムに含まれ、自動発
呼機能及び自動切断機能を有し、公衆回線を介して通信
を行うクライアントとサーバとの間で一定時間通信が行
われなかった場合にサーバとクライアントとの間で送受
信される接続監視情報の中継を行う中継装置において、 各ポートの接続先が公衆回線側かどうかを示す接続状態
を記憶するポート状態テーブルと、 受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信した
ポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポートの
接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回線を
介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機能を
実行する手段と、 サーバアドレス情報とクライアントアドレス情報と公衆
回線側のポート番号とを含むエントリを登録するクライ
アント側監視テーブルと、 を有し、 受信した接続監視情報のうち、公衆回線を介して接続さ
れたサーバから公衆回線を介さずに接続されたクライア
ントに対してのリクエストに対応するエントリが前記ク
ライアント側監視テーブルに登録されている場合には、
当該エントリを削除するとともに前記リクエストを前記
クライアントに送信するクライアント側リクエスト受信
処理を行うことを特徴とする中継装置。 - 【請求項4】 ネットワークシステムに含まれ、自動発
呼機能及び自動切断機能を有し、公衆回線を介して通信
を行うクライアントとサーバとの間で一定時間通信が行
われなかった場合にサーバとクライアントとの間で送受
信される接続監視情報の中継を行う中継装置において、 各ポートの接続先が公衆回線側かどうかを示す接続状態
を記憶するポート状態テーブルと、 受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信した
ポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポートの
接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回線を
介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機能を
実行する手段と、 サーバアドレス情報とクライアントアドレス情報と公衆
回線側のポート番号とを含むエントリを登録するクライ
アント側監視テーブルと、 を有し、 受信した接続監視情報のうち、公衆回線を介さずに接続
されたクライアントから公衆回線を介して接続されたサ
ーバに対しての正常レスポンスに対応するエントリが前
記クライアント側監視テーブルに登録されていない場合
には、前記正常レスポンスに対応するエントリを前記ク
ライアント側監視テーブルに登録するとともに前記正常
レスポンスを前記サーバに送信するクライアント側正常
レスポンス受信処理を行うことを特徴とする中継装置。 - 【請求項5】 ネットワークシステムに含まれ、自動発
呼機能及び自動切断機能を有し、公衆回線を介して通信
を行うクライアントとサーバとの間で一定時間通信が行
われなかった場合にサーバとクライアントとの間で送受
信される接続監視情報の中継を行う中継装置において、 各ポートの接続先が公衆回線側かどうかを示す接続状態
を記憶するポート状態テーブルと、 受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信した
ポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポートの
接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回線を
介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機能を
実行する手段と、 サーバアドレス情報とクライアントアドレス情報と公衆
回線側のポート番号とダミーのリクエストの連続送信回
数である送信リトライカウンタとを含むエントリを登録
するクライアント側監視テーブルと、 を有し、 受信した接続監視情報のうち、公衆回線を介さずに接続
されたクライアントから公衆回線を介して接続されたサ
ーバに対しての正常レスポンスに対応するエントリが前
記クライアント側監視テーブルに登録されている場合に
は、前記送信リトライカウンタを初期化するクライアン
ト側正常レスポンス受信処理を行うことを特徴とする中
継装置。 - 【請求項6】 ネットワークシステムに含まれ、自動発
呼機能及び自動切断機能を有し、公衆回線を介して通信
を行うクライアントとサーバとの間で一定時間通信が行
われなかった場合にサーバとクライアントとの間で送受
信される接続監視情報の中継を行う中継装置において、 各ポートの接続先が公衆回線側かどうかを示す接続状態
を記憶するポート状態テーブルと、 受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信した
ポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポートの
接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回線を
介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機能を
実行する手段と、 サーバアドレス情報とクライアントアドレス情報と公衆
回線側のポート番号とを含むエントリを登録するサーバ
側監視テーブルと、 を有し、 受信した接続監視情報のうち、公衆回線を介して接続さ
れたクライアントから公衆回線を介さずに接続されたサ
ーバに対しての正常レスポンスに対応するエントリが前
記サーバ側監視テーブルに登録されていない場合には、
前記正常レスポンスに関するエントリを前記サーバ側監
視テーブルに登録するとともに前記正常レスポンスを前
記サーバに送信するサーバ側正常レスポンス受信処理を
行うことを特徴とする中継装置。 - 【請求項7】 ネットワークシステムに含まれ、自動発
呼機能及び自動切断機能を有し、公衆回線を介して通信
を行うクライアントとサーバとの間で一定時間通信が行
われなかった場合にサーバとクライアントとの間で送受
信される接続監視情報の中継を行う中継装置において、 各ポートの接続先が公衆回線側かどうかを示す接続状態
を記憶するポート状態テーブルと、 受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信した
ポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポートの
接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回線を
介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機能を
実行する手段と、 サーバアドレス情報とクライアントアドレス情報と公衆
回線側のポート番号とを含むエントリを登録するクライ
アント側監視テーブルと、 を有し、 受信した接続監視情報のうち、公衆回線を介さずに接続
されたクライアントから公衆回線を介して接続されたサ
ーバに対しての否定レスポンスに対応するエントリが前
記クライアント側監視テーブルに登録されている場合に
は、当該エントリを前記クライアント側監視テーブルか
ら削除するとともに前記否定レスポンスを前記サーバに
送信するクライアント側否定レスポンス受信処理を行う
ことを特徴とする中継装置。 - 【請求項8】 ネットワークシステムに含まれ、自動発
呼機能及び自動切断機能を有し、公衆回線を介して通信
を行うクライアントとサーバとの間で一定時間通信が行
われなかった場合にサーバとクライアントとの間で送受
信される接続監視情報の中継を行う中継装置において、 各ポートの接続先が公衆回線側かどうかを示す接続状態
を記憶するポート状態テーブルと、 受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信した
ポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポートの
接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回線を
介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機能を
実行する手段と、 サーバアドレス情報とクライアントアドレス情報と公衆
回線側のポート番号とを含むエントリを登録するサーバ
側監視テーブルと、 を有し、 受信した接続監視情報のうち、公衆回線を介して接続さ
れたクライアントから公衆回線を介さずに接続されたサ
ーバに対しての否定レスポンスに対応するエントリが前
記サーバ側監視テーブルに登録されている場合には、当
該エントリを前記サーバ側監視テーブルから削除すると
ともに前記否定レスポンスを前記サーバに送信するサー
バ側否定レスポンス受信処理を行うことを特徴とする中
継装置。 - 【請求項9】 ネットワークシステムに含まれ、自動発
呼機能及び自動切断機能を有し、公衆回線を介して通信
を行うクライアントとサーバとの間で一定時間通信が行
われなかった場合にサーバとクライアントとの間で送受
信される接続監視情報の中継を行う中継装置において、 各ポートの接続先が公衆回線側かどうかを示す接続状態
を記憶するポート状態テーブルと、 受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信した
ポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポートの
接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回線を
介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機能を
実行する手段と、 サーバアドレス情報とクライアントアドレス情報と公衆
回線側のポート番号とダミーのリクエストの連続送信回
数である送信リトライカウンタとを含むエントリを登録
するクライアント側監視テーブルと、 ダミーのリクエストの連続送信回数の上限値であるリク
エストリトライ回数値とダミーのリクエストの送信時間
間隔を指定するリクエスト送信間隔とを登録するリクエ
スト制御テーブルと、 を有し、 前記クライアント側監視テーブルに登録されているエン
トリに対し、当該エントリの送信リトライカウンタが前
記リクエストリトライ回数値より小さい場合は、作成し
たダミーのリクエストを当該エントリに設定されている
クライアントに送信するクライアント監視処理を行うこ
とを特徴とする中継装置。 - 【請求項10】 請求項9記載の中継装置において、 前記クライアント監視処理は、ダミーのリクエストを送
信する度に当該エントリの送信リトライカウンタを加算
することを特徴とする中継装置。 - 【請求項11】 ネットワークシステムに含まれ、自動
発呼機能及び自動切断機能を有し、公衆回線を介して通
信を行うクライアントとサーバとの間で一定時間通信が
行われなかった場合にサーバとクライアントとの間で送
受信される接続監視情報の中継を行う中継装置におい
て、 各ポートの接続先が公衆回線側かどうかを示す接続状態
を記憶するポート状態テーブルと、 受信した接続監視情報の種別、接続監視情報を受信した
ポートの接続状態及び接続監視情報を送信するポートの
接続状態の組合せにより前記接続監視情報を公衆回線を
介して送信するか否かを決定するトラヒック制御機能を
実行する手段と、 サーバアドレス情報とクライアントアドレス情報と公衆
回線側のポート番号とダミーのリクエストの連続送信回
数である送信リトライカウンタとを含むエントリを登録
するクライアント側監視テーブルと、 ダミーのリクエストの連続送信回数の上限値であるリク
エストリトライ回数値を登録するリクエスト制御テーブ
ルと、 を有し、 前記クライアント側監視テーブルに登録されているエン
トリに対し、当該エントリの送信リトライカウンタがリ
クエストリトライ回数値以上の場合は、作成した否定レ
スポンスを当該エントリに設定されているサーバに送信
するクライアント監視処理を行うことを特徴とする中継
装置。 - 【請求項12】 請求項11記載の中継装置において、 前記クライアント監視処理は、当該エントリを削除する
ことを特徴とする中継装置。 - 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれかに記載の
中継装置において、 エントリが登録されてからの時間を登録するタイマ値を
登録するサーバ側監視テーブル及びクライアント側監視
テーブルと、 エントリの残存可能期間を設定するタイムアウト値を登
録するリクエスト制御テーブルと、 を有し、 前記タイマ値が前記タイムアウト値に達したとき当該エ
ントリを削除するエントリタイムアウト監視処理を行う
ことを特徴とする中継装置。 - 【請求項14】 請求項13記載の中継装置において、 ネットワークシステムに含まれる管理装置のアドレス情
報を記憶するリクエスト制御テーブルを有し、 削除したエントリを、接続された少なくともローカルコ
ンソール又はネットワークシステムを管理する管理装置
に表示させることを特徴とする中継装置。 - 【請求項15】 請求項1乃至14のいずれかに記載の
中継装置において、 前記ポート状態テーブルに記憶されている接続状態を公
衆回線側からそれ以外に変更した場合に、前記サーバ側
監視テーブル又は前記クライアント側監視テーブルのそ
の変更したポートのポート番号が登録されている全ての
エントリ又は全エントリを、接続されたローカルコンソ
ールから削除可能としたことを特徴とする中継装置。 - 【請求項16】 請求項1乃至14のいずれかに記載の
中継装置において、 前記ポート状態テーブルに記憶されている接続状態を公
衆回線側からそれ以外に変更した場合に、前記サーバ側
監視テーブル又は前記クライアント側監視テーブルのそ
の変更したポートのポート番号が登録されている全ての
エントリ又は全エントリを、ネットワークシステムを管
理する管理装置から削除可能としたことを特徴とする中
継装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27081894A JP3164983B2 (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 中継装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27081894A JP3164983B2 (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 中継装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08139721A JPH08139721A (ja) | 1996-05-31 |
JP3164983B2 true JP3164983B2 (ja) | 2001-05-14 |
Family
ID=17491446
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27081894A Expired - Fee Related JP3164983B2 (ja) | 1994-11-04 | 1994-11-04 | 中継装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3164983B2 (ja) |
-
1994
- 1994-11-04 JP JP27081894A patent/JP3164983B2/ja not_active Expired - Fee Related
Non-Patent Citations (7)
Title |
---|
NEC技報第47巻第2号,株式会社NECクリエイティブ,第57−63頁 |
古河電工時報第92号、古河電気工業株式会社,第75−82頁 |
日経オープンシステム第4号、日経BP社、第119−129頁 |
日経コミュニケーション第152号、日経BP社、第62−65頁 |
日経コミュニケーション第162号、日経BP社、第48−56頁 |
日経コミュニケーション第164号、日経BP社、第44−51頁 |
日経コミュニケーション第172号、日経BP社、第96−97頁 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08139721A (ja) | 1996-05-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |