JP3164521U - 2種類の保温温度のお湯が常時利用出来て、更に安全性を高めた電気ポット - Google Patents

2種類の保温温度のお湯が常時利用出来て、更に安全性を高めた電気ポット Download PDF

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Abstract

【課題】2個の内蔵タンクを設け、異なる湯温のお湯が目的により、即座に利用できる電気ポットを提供する。【解決手段】電気ポット本体容器5自体は、内蔵タンク6、及び7を2個並べて、収容可能な大きさと形状にし、各2個の内蔵タンクには、従来の内蔵タンクと同じく、加熱ヒーター、保温ヒーター、揚湯装置、導湯管を設け、本体上面に、各内蔵タンク内のお湯の保温温度(高温湯3段階、低温湯3段階の合計6段階)が設定、表示可能なボタン、及び異なる温度のお湯吐出までの機能に連携する全ての操作ボタン機能を設ける。お湯を吐出する際には、各タンク毎に専用の揚湯ポンプにて、揚湯したお湯は、導湯管とY字型接続部とを経て共通の吐出口まで導く様に配管して、設定した任意の保温温度のお湯が、一つの吐出口で、利用出来る様にする。【選択図】図1

Description

本考案は、1種類のお湯保温しか出来ない電気ポット、又は電気魔法瓶(以下「電気ポット」と言う。)に、内蔵の1個目の貯湯タンクと、同等機能、構造(加熱、保温、導湯、吐出等)を有した2個目の内蔵タンクを追加(増設)した電気ポットに関するものである。
一般家庭はもちろんのこと、学校・企業の職場・飲食店・その他施設・各種団体等について、それらの飲食に関連する場所に於いては、必ずと言えるほど電気ポットが、広く利用されている現在である。
電気的に加熱沸騰し、任意に設定した希望のお湯温度を一定保温する、電気ポットは、様々な機能、構造を持ったものが開発され、お茶・ホットコーヒー・インスタント食品等を調理する際等に、無くてはならない家庭電化製品として、広く普及している。
これらの電気ポットは、本体内に内蔵の貯湯(湯槽)タンク(以下内蔵タンクと言う。)にあらかじめ水又は、低温のお湯等を注いで通電し、任意の希望湯温になるよう、定められた操作をすると、タンク底部の加熱ヒーターにより、内部の水、又はお湯を沸騰させ、その後希望の温度にて、保温状態を保つ事が可能で、常時その温度のお湯が利用出来るようになっている。
しかし、これら従来の電気ポットは、内蔵タンクが1個の構造の為、保温するお湯の温度は、1種類に限定される。
尚、一部の機種には、あらかじめ保温中のお湯が高温の場合で、新たに希望する湯温が低温である時等は、その旨、湯温の設定変更操作をすることで、本体に内蔵された冷却機能により、希望する低温度のお湯に変更出来、逆に低温のお湯を保温中だった場合は、内蔵の加熱装置により沸騰させて、希望の湯温を提供する機能を持った電気ポットも開発されているが、これについても湯温の変化を待たねばならないという、欠点があり、即応性は非常に悪い。
要するに、従来の電気ポットは、お湯を沸かし一定温度に保温貯湯をする内蔵タンクの数は、図2に示すように1個のみであり、この1個目の内蔵タンクと同じ機能、構造(加熱、保温、導湯、吐出など)を備えた、2個目の内蔵タンクを、図1の様に、加えた電気ポットは、無かった。
出願番号 :特許出願2005−204492 公開番号 :特許公開2007−20711 出願人 :象印マホービン株式会社 発明の名称 :電気ポット 出願番号 :特許出願2002−147581 公開出願 :特許公開2003−339541 出願人 :細川訓子 発明の名称 :用途別ボタン付き給湯ポット
実用新案文献1
出願番号 :実用新案出願 平8−5419
登録番号 :登録実用新案 第3034373号
実用新案権者:株式会社アドバンテスト
考案の名称 :インテリジェント電気ポット
実用新案文献1
出願番号 :実用新案出願2007−4656
登録番号 :登録実用新案第3135013号
実用新案権者:元山科技工業股▲分▼有限公司
考案の名称 :電気ポット
従来の電気ポットは、本体内蔵のタンク内に貯湯したお湯の保温温度が、最大98℃程度を最高温域に、中温域〜低温域(38℃程度)まで、数段階に設定されたボタンの操作により、任意の湯温に事前設定が出来る仕様になっている。
しかし、これらの電気ポットは、その都度設定したお湯温度の1種類のみの湯温の利用しか可能で無く、目的に因っては、熱すぎたり、ぬるすぎたり、湯温がどちらか一方に片寄っているので利用範囲が狭まれます。
つまり、高温に設定してあった場合は、熱い煎茶を飲む時等は、大変都合良く利用出来るものの、引き続き家族の一員が、飲み薬を服用するために、低温度のお湯を利用したい場合においては、多少の好みの違いがあるにしても、通常内服薬を口に含み、そのまま直接飲み下しやすい適度な、お湯温度としては、低温域(約38℃〜45℃位)のぬるめのお湯を利用しているのが一般的と思われる。
このように即時(同時)に2種類の異なる保温温度のお湯を利用したい機会は、日常生活では、多々発生する。
目的によっては、湯温が熱すぎてそのまま利用出来ず、時間をかけて適温になるまで、自然に冷めるのを待つか、前記[背景技術]の項で記述したように、冷却や、加熱機能に依り、希望温度(ぬるいお湯)にしてくれるのを待つ等しかありません。
この様に冷める、又は冷ますめで、時間的に待てない(急ぎの場合)時、どうしているか?というと、止む無く冷たい水道水等を加えて、温度調整してから飲用するか、最悪の時は、冷たい水道水をそのまま我慢して、飲み薬の服用に使用したりしている現状を耳にしますが、これでは服用の有り方や、生水故、健康上を意識したら、快適な利用方法とは言えません。
せめて同時に「熱めのお湯・低目のお湯」と、2種類の温度のお湯を選択して、利用することが出来ないか?
また、本考案による課題解決をするに当たり、併せて解決したい課題として、従来の電気ポットは、本体形状を平面的にみると、その多くが円形もしくは、ややくぼんだだけの形状をしていているが、その結果注ぎ口(吐湯口)の真下の位置に相当する本体の前に、お湯を受ける急須等の器を置くにあたり、その器の大きさによっては、本体正面壁面との離隔が以外と狭く、それが原因で、お湯を注ぎ損ねて、器の外にこぼすことが多く、熱湯を扱う上で考察すると、安全性に欠ける点があり、ややもすると、お湯を受けそこない、慌ててテーブル上を拭いたりしている事象もまま見られる。
本考案は、以上のように「異なる保温温度のお湯が同時に利用が出来ない、さらに、大きめの器に安心してお湯を注ぐ事が出来ない。」という課題と問題点がある。
電気ポット本体の内部に、従来の電気ポットが有する1個目の貯湯(湯槽)タンク(1)と、それに付随する全ての機能(加熱、及び保温・吐湯機能など)装備を、そのまま併せ持った2個目の内蔵タンク(2)を増設することで、お湯の利用目的に合わせて、事前に設定した希望温度である、2種類の温度のお湯が、常時利用出来るようにした。
尚、熱いお湯、低いお湯、それぞれの使用量を比較すると、一般的に高温設定に保温設定したお湯の利用量よりも、低温のお湯の方が、通常一般家庭内に当てはめてみると、利用目的に伴う、消費量は、低い温度のお湯の方が、少な目と想定出来る。
このことから、1個目内蔵タンク(1)を、高温湯用に大きめの内容量タンクとし、2個目の内蔵タンク(2)を、内容量が小さいものにし、これにより、電気ポット本体の総容量・総重量の軽量化(コンパクト化)、それによる材料コストの削減を図ることとした。
この際、内蔵タンク(1)、及び内蔵タンク(2)を並列に内蔵し本体内部に設ける事に関し、本体の形状(本体正面壁面)を、上方からみて、凹状型の曲面(くぼみ)(3)にすることで、お湯を注ぐ際に受ける器(湯のみ、コップ、急須等)を、本体正面の曲面(くぼみ)(3)に沿って、お湯を受ける器を置けば、注ぎ口の直下と、本体壁面との間に、離隔が生じ、器を置くスペースに余裕を持たせることが出来るようにした。
この様に、合計2個のタンクを内蔵することで生じる2種類のお湯が供給できる便利さと、お湯を受ける際、器の外へのお湯のこぼれを減少させることで、安全・安心性を併せ持った電気ポットにした。
使用するお湯の目的により、例えば熱い煎茶を飲むには高温に保温設定したお湯を利用し、薬を内服するには、飲み下し易い、低温に保温設定したお湯を利用することが同時に出来る。
このように利用目的に合わせ2段階の温度に保温されたお湯を、即時に、安心して、利用が可能になる為、利便性・安全性が格段に向上する。
又、お湯を吐出する際、お湯を受けるに、大きめの急須等の場合も、本体のくぼみ(3)面に出来たスペースにより従来型より、安心、安全性が増す。
この考案の一実施形態を、図1に示す。
電気ポットに内蔵する2個目のタンク(2)も、従来開発されているところの、ステンレス製真空湯槽内蔵タンク(1)と同じ機能、構造(お湯を沸騰させる為の加熱ヒーター、及び一定の温度に保温するためのセンサー付き加熱ヒーター、揚湯装置、導湯装置)の設備を個別に設け、それによる独立した導湯管は、吐出口近くで導湯管相互をY字型接続することにより、揚湯、及び導湯したお湯を共有の吐出口(ノズル)を経て、本体外へ、お湯を吐出させることが出来る構造とする。
又、本体正面壁面の曲面(くぼみ)(3)は、内蔵タンクの形状に沿った曲面とする。
本考案に関わる図面については、下記の通りです。
この考案の一実施形態を示す正面図である。 従来技術の形態を示す正面図である。 この考案の一実施形態を示す斜視図である。 この考案の一実施形態を示す内蔵タンクの設置形態の断面図である。 この考案の一実施形態を示す本体上部操作部を示す、正面図である。 この考案の一実施形態を示す本体外部の部品等を示す、正面図である。
1 従来の電気ポット本体
2 吐出口(注ぎノズル)
3 内蔵タンク
4 残量表示窓
5 本考案の電気ポット本体
6 本考案の内蔵タンク(高温湯用)
7 本考案の内蔵タンク(低温湯用)
8 高温湯用加熱ヒーター
9 低温湯用加熱ヒーター
10 曲面(くぼみ)
11 上蓋開閉ボタンノブ
12 保温温度設定表示ランプ(98℃)
13 保温温度設定表示ランプ(90℃)
14 保温温度設定表示ランプ(80℃)
15 保温選択ボタン(高温域)
16 再沸騰表示ランプ
17 節電表示ランプ
18 給湯ボタン(高温域)
19 給湯ロック/解除ボタン
20 ロック解除表示ランプ
21 給湯ボタン(低温域)
22 保温選択ボタン(低温域)
23 保温温度設定表示ランプ(60℃)
24 保温温度設定表示ランプ(45℃)
25 保温温度設定表示ランプ(38℃)
26 Y字型導湯管接続部
27 導湯管
28 高温湯残量確認窓
29 低温湯残量確認窓
30 回転台(本体最下部分)

Claims (6)

  1. 本体内部に、計2個の内蔵タンクを設けたことを特徴とする電気ポット。
  2. 従来の電気ポットが有する機能、装備(保温装置、温度センサー装置、再沸騰装置等)を、そのまま装備させた、計2個の内蔵タンクを設けることで、高温湯、及び低温湯の、異なる温度のお湯が常時提供出来ることを特徴とする電気ポット。
  3. 本体上面に、2個の内蔵タンク内のお湯を、高温用、低温用に操作出来る保温温度設定、吐出させるなどに必要な、全ての操作ボタンを設けたことを特徴とする電気ポット
  4. 各内蔵タンクより揚湯したお湯を、導湯管(27)と、それを接続するY字型接続部(26)経て、吐出口(ノズル)まで導く、装備を設けたことを特徴とした電気ポット。
  5. 計2個のタンクからの導湯管(27)は、吐出口近くで、相互をY字型導管接続部(26)を設けたことを特徴とした電気ポット。
  6. 本体正面壁面の水平方向に、曲面くぼみ(10)を設け、吐出口直下に、お湯を受けるための茶器などを置く際に、スペースが広く確保できる事を特徴とする電気ポット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104921595A (zh) * 2014-03-19 2015-09-23 陆光耀 无千沸水大储量定时开关机的饮水机

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