JP3164235U - 高圧酸素、レーザー及び笑気ガスの三つを複合したインプラント機 - Google Patents

高圧酸素、レーザー及び笑気ガスの三つを複合したインプラント機 Download PDF

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Abstract

【課題】歯科治療時の患者の恐怖感や不安感を低下させ、手術時の治療効果を高め、術後の補助治療の効果を高める効果を有する高圧酸素、レーザー及び笑気ガスの三つを複合したインプラント機を提供する。【解決手段】歯科のインプラントの治療過程と設備に応用するもので、笑気ガス発生装置とレーザー発生装置と高圧酸素装置とを含む。インプラント手術前には先ず笑気ガス発生装置を使って患者に笑気ガスを吸入させて患者の情緒不安定の緩和、鎮静作用、緊張緩和に役立たせる。その後レーザー発生装置を使ったレーザー方式で処理し、術後には高圧酸素装置を用いて発生させる高圧酸素によって補助治療を行う。【選択図】図1

Description

本考案の「高圧酸素、レーザー及び笑気ガスの三つを複合したインプラント機」、はインプラント医療専用の新技術に係り、特にインプラント治療過程の序、中、終盤の何れをも改善するインプラント機である。
歯は、人体構造の中で非常に重要な一部分であると言える。それは咀嚼して食物を身体に入れる働きを有し、もし歯が健康でないなら、どんなに美味しい食物でも味気がないものとなる。また、歯の状況が良くない場合はよく食べることもできず、栄養摂取に影響を及ぼす事になるだろう。ただ、歯を守ることは非常に難しく、歯周病、虫歯、或いは衝撃を受ける等で歯を欠損する場合も多く、万一歯が欠損した後に補綴しないのなら、その隙間によって隣在歯が移動や傾斜を起こし、それに対応する歯もまた咬合力の欠乏により伸び、これにより歯の咬合状態に影響を与え、ひどい場合には頬の外観が変化してしまうことにもなる。
公知技術では歯の欠損には義歯を作り補綴する方法が取られるが、ブリッジの場合は義歯製作時に隣在歯の歯質を切削しもともと健康である歯もまた損傷することになるので実に理想的ではない。近年、医学界が発展させたインプラント技術は生体親和性の高いチタン金属材をスクリュー形状に作製したものを用い、外科手術で顎骨に植立した後、一定時間をかけてチタン金属材と顎骨を結合させ一体化するものであり、義歯の歯根として歯を支える。
インプラントの発展は既に成熟期に入るが、考案人は公知の医療技術には依然として向上すべき空間が存在すると考える。考案人は自身のインプラント医療に長年携わってきた臨床経験をもとに次の欠点を発見している。
(1)多くの患者にとり歯の診察には大きな恐怖感が伴う。毎回、診察椅子の上では何ともいえない不安や緊張にかられる。
(2)伝統的な歯科治療では、研磨機の発する雑音が患者の恐怖感を煽り易く、また、研磨機の治療効果には制限がある。
(3)伝統的なインプラント植立や歯科治療・手術後、傷口が癒合せずに感染や組織の腫れを起こすことがよく見られ、不快感を感じる等の欠点がある。
考案人は前記問題点に鑑み、解決の道を探すべく尽力し本考案の研究開発に至った。本考案の提出により、医療品質及び技術が向上し、歯科治療を受ける患者に二度と恐怖心を抱かせず、快適にしてあげられることを願う。
本考案の「高圧酸素、レーザー及び笑気ガスの三つを複合したインプラント機」の第一目的は、患者が歯科治療を受ける場合の恐怖感や不安感を低下させることにあり、本考案では手術前に笑気ガス発生装置を使って患者に笑気ガスを吸入させ、患者の情緒の安定、鎮静を促し、楽しい気持ちにさせて手術によるストレスや痛みを感じさせないようにする。
本考案の「高圧酸素、レーザー及び笑気ガスの三つを複合したインプラント機」の第二目的は、手術時の治療効果を高め伝統的な治療に存在する制限を突破することにあり、本考案ではレーザー発生装置によりレーザーを発生させて手術を行うが、レーザーには研磨機にある雑音はないため、患者に不安感を引き起こさせない他、レーザーによる歯科治療には卓越した効果が見られる。前記効果には、組織治療時間の短縮、感染の減少、伝統的方法と比較して出血が少ない、歯根アレルギーの減少、術後の不適応感の低下等が挙げられる。
本考案の「高圧酸素、レーザー及び笑気ガスの三つを複合したインプラント機」の第三目的は、術後の補助治療の効果を高めることにある。本考案では高圧酸素装置により高圧酸素ガスを発生させて傷口の癒合を加速させ、腫れを沈め、感染率を低下させる。
本考案の実施により、本考案人は患者に恐怖感を抱かせない治療の創出を目指し、現代科学技術と共に係わり合いながら、治療の詳細及び過程を適時理解し、歯科医と共に歯の健康を作り出し回復させることを願う。
本考案の「高圧酸素、レーザー及び笑気ガスの三つを複合したインプラント機」は、歯科治療時の患者の恐怖感や不安感を低下させ、手術時の治療効果を高め、術後の補助治療の効果を高める効果を有する。
本考案に関する設備の組立図である。
以下、添付図面を参照して本考案の実施の形態を詳細に説明する。
図1に示す通り、本考案の高圧酸素、レーザー及び笑気ガスの三つを複合したインプラント機1は、笑気ガス発生装置2とレーザー発生装置3と高圧酸素装置4を備え、患者5にインプラント手術の序、中、終盤等全治療過程における補助治療を提供する。
インプラント手術前、笑気ガス発生装置2によって発生させる笑気ガス(Nitrous
oxide、N2O)を患者5に吸入させて笑気ガス麻酔の作用を起こさせる。前記笑気ガスの基本的原理は、笑気ガスと酸素の異なる比率を用いて段階式に異なる深さの鎮静作用を起こさせるものであり、例えば笑気ガスと酸素の混合比率を3対7或いは4対6にする。患者5は笑気ガスを吸入すると大脳に愉快だと感じる感覚が生まれるため、歯科医の針や機械またはレーザーによるストレス、インプラント時の痛み等を感じなくなり、更に異なる深さの鎮静作用があるため、患者5は意識がはっきりしている状況の中、医師がどんな処置をしているのかを随時知る事ができ、気持ちは愉快で恐れを感じることがない。歯科治療が終了した後、笑気ガス発生装置2の酸素比率を100分の100に調整すると、約三分後には全ての鎮静作用がすっかり消える。非常に安全な薬物として全ての麻酔や鎮静剤の中で最も安全な物の一つである。
インプラント手術中、レーザー発生装置3によるレーザー光の使用は必要に応じて診療を行う。この種の低エネルギーのレーザー光は、高度に集中させたレーザービームを微細な光ファイバー管を使って口腔内に導き治療を行うもので、ミリメートルを単位とする小さな部位の治療に選択性で用いる。レーザーを使った口腔手術には少なくとも次の如き長所がある。まず、傷口の出血がほとんどないため、歯科医は治療箇所がよく見え、続けて治療を行える。次に、レーザー手術を行うのと同時に傷口の滅菌や止血が行え、一挙両得である。更に、患者はあまり痛みを感じず、傷口もあまり腫れず、癒合が早い。
インプラント手術後、高圧酸素装置4を用いて発生させる高圧酸素を患者5に提供する。一般に私達が吸入する酸素は1気圧下で約21%の酸素であるが、高圧酸素治療法では1気圧下で100%の純酸素を呼吸させる。高圧酸素は組織間の酸素分圧を高めて組織の血液欠乏や酸素欠乏現象を改善し、並びに繊維芽細胞の増殖、コラーゲンタンパク、肉芽組織、新血管の形成、血液循環の促進によって傷口癒合を加速させる。また、血漿に高濃度の酸素を溶け込ませる作用によって血管を收縮させ、組織間隙に水が貯まる水腫を抑え、腫れを失くす作用も有する。並びに、人体の免疫機能を高め、白血球の殺菌機能や抑菌機能を強化するため、前記高圧酸素を使っての歯科の傷口の手入れにおいて、インプラント手術後の難しい傷口癒合、傷口の感染、組織の脹れ等の悩みを効果的に解決し、患者の不適応感を和らげ、最良の治療効果を達成できる。
1 高圧酸素、レーザー及び笑気ガスの三つを複合したインプラント機
2 笑気ガス発生装置
3 レーザー発生装置
4 高圧酸素装置
5 患者

Claims (5)

  1. 笑気ガス(Nitrous
    oxide、N2O)の混合酸素を患者に吸入させて麻酔の役割を果たす笑気ガス発生装置と、
    低エネルギーのレーザー光を生じさせて、高度に集中させたレーザービームを微細な光ファイバー管を使って口腔内に導き治療を行わせるレーザー発生装置と、
    高圧酸素を発生させて患者に純酸素を呼吸させる高圧酸素装置とを含むことによりなる高圧酸素、レーザー及び笑気ガスの三つを複合したインプラント機。
  2. 前記笑気ガス発生装置により提供される笑気ガスは手術前に患者に吸入させることを特徴とする請求項1記載の高圧酸素、レーザー及び笑気ガスの三つを複合したインプラント機。
  3. 前記笑気ガス及び酸素の混合比率は3対7或いは4対6とすることを特徴とする請求項1或いは2記載の高圧酸素、レーザー及び笑気ガスの三つを複合したインプラント機。
  4. 前記高圧酸素装置は手術後に高圧純酸素を患者に呼吸させることを特徴とする請求項1記載の高圧酸素、レーザー及び笑気ガスの三つを複合したインプラント機。
  5. 前記高圧酸素装置は、1大気圧下で100%的純酸素を呼吸させることを示すことを特徴とする請求項1或いは4記載の高圧酸素、レーザー及び笑気ガスの三つを複合したインプラント機。
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