JP3163901U - 集音具付き帽子 - Google Patents

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Abstract

【課題】耳に集音して周囲の音特に人の話し声が聞こえやすくなるのは勿論のこと、集音タイプの補聴器を付けていることが周囲の者に容易に察知されにくく、しかも、耳の周囲への取り付けも単に帽子を被る動作の中で簡単に行うことのできる集音具付き帽子を提供することにある。【解決手段】耳aに向かってくる音を集め且つ音が耳元を通過して後方に漏れるのを防ぐ集音カバー2を、帽子4の左右側面側から後部側にわたって取り付け、集音カバー2の内側面の両側の帽子装着時に耳aの後方となる箇所に耳後部集音反射片3をそれぞれ設けた。【選択図】 図5

Description

この考案は、帽子に集音カバーを取り付け、集音カバーの内側面に両側に耳後部音反射片を設けて、集音機能を高めると共に集音機能を有すると周囲の者にも察知されにくい集音具付き帽子に関するものである。
年齢が高くなるにしたがって一般に耳が聞こえにくくなることが知られている。そして耳が聞こえにくい人々のために、電気を使用した補聴器が市販されて実用に供されている。最近の電気式の補聴器は小型化が著しく、イヤホンを耳の穴に装着しても外部からは余り目立たない。
電気式の補聴器は電気によって外界からの音を増幅して大きな音にするが、増幅に伴い周囲の雑音も同時に拾って大きな音にするため、補聴器を付けている者にとっては本人が必要とする音のみを明瞭に聞き取ることができず、雑音がないような場所で使用する場合を除いて、電気式の補聴器を使用しても快適に音を聞き取ることは困難で不快感が生じるのが現状である。
しかも、電気式の補聴器は一般に高価であるが、性能の優れた補聴器では数十万円もする。数十万円もする非常に高価な補聴器は、これを使用する者の耳の状態に合わせて設定されるが、それでも前述したような雑音も同時に拾うために、快適に音を聞き取ることは困難である。
また、電気式の補聴器では耳穴に装着するイヤホンの電源となる小型の電池を必要とし、電池が消耗するたびに電池の交換が必要であり、叉交換する電池が非常に小さいので、年齢が高くなった者にとっては、電池の交換作業が面倒でもある。
そこで、この電気式の補聴器に代えて、外界からの音を耳に集める集音タイプのものとして、例えば特許文献1〜特許文献5に示されるようなものが考案されている。集音タイプは電気式の補聴器と異なり、外界の音を増幅するものではないので、増幅された雑音による不快感を抱くことはない。この集音タイプは、耳の周囲に集音板や集音カップなどを付ける構造になっている。
特開2005−275329 特開2006−157754 実開昭57−162700 実開昭62−199800 実開平2−1799
しかしながら、前述したように、集音タイプは耳の周囲に集音板や集音カップなどを付ける構造になっているので、集音タイプの補聴器を付けていることが周囲の者に容易に察知されやすい難点がある。また、一部の集音タイプの補聴器にあっては耳の周囲への取り付けが、特に高齢者にとっては面倒であった。
この考案は、上記のような課題に鑑み、その課題を解決すべく創案されたものであって、その目的とするところは、耳に集音して周囲の音特に人の話し声が聞こえやすくなるのは勿論のこと、集音タイプの補聴器を付けていることが周囲の者に容易に察知されにくく、しかも、耳の周囲への取り付けも単に帽子を被る動作の中で簡単に行うことのできる集音具付き帽子を提供することにある。
以上の課題を達成するために、この考案は、耳に向かってくる音を集め且つ音が耳元を通過して後方に漏れるのを防ぐ集音カバーを、帽子の左右側面側から後部側にわたって取り付け、集音カバーの内側面の両側の帽子装着時に耳の後方となる箇所に耳後部集音反射片をそれぞれ設けた手段よりなるものである。
課題を解決するための手段よりなるこの考案に係る集音具付き帽子によれば、帽子装着時に両耳の少し前方側から後頭部側を覆う集音カバーによって、音が耳元を通過して後方に漏れるのを防ぐと共に、集音カバーの内側面の両耳の後部側に位置する耳後部集音反射片によって耳元を通過して後方に漏れ音を耳の裏側で反射させることによって、耳に集音させることができ、周囲の音を聞き取れやすくすることができる。電気式補聴器と異なり雑音を増幅させることもないので不快感もなく、また、電池の交換などの煩わしさもなく、人の話し声が聞こえやすくなる。
しかも、帽子の後部側に取り付けられている集音カバーは、一見すると日除けカバーにも似ているので、集音タイプの補聴器を付けていることが周囲の者に容易に察知されることもない。
加えて、両耳への装着は単に帽子を被るのみで簡単容易に達成され、さらに耳後部集音反射片の調整は帽子を被った状態で、両手で耳後部集音反射片を掴んで耳の後部側での動作で簡単に行うことができる等、極めて実用的有益なる効果を奏するものである。
この考案を実施するための形態を示す集音具付き帽子の正面図である。 この考案を実施するための形態を示す集音具付き帽子の側面図である。 この考案を実施するための形態を示す集音具付き帽子の底面図である。 この考案を実施するための形態を示す集音具付き帽子の正断面図である。 この考案を実施するための形態を示す集音具付き帽子の側断面図である。
以下、図面に記載の考案を実施するための形態に基づいて、この考案をより具体的に説明する。
図において、集音具付き帽子1は、耳aに集音して周囲の音特に人の話し声が聞こえやすくなるのは勿論のこと、集音タイプの補聴器を付けていることが周囲の者に容易に察知されにくく、しかも、耳aの周囲への取り付けも単に帽子4を被る動作の中で簡単に行うことができる特徴を備えている。
集音具付き帽子1は、耳aに向かってくる音を集め且つ音が耳元を通過して後方に漏れるのを防ぐ集音カバー2と、集音カバー2の内側面の両側にそれぞれ設けられた耳後部集音反射片3とから構成される。
集音カバー2は、帽子4の左右側面側から後部側にわたって取り付けられている。集音カバー2は、帽子4を被った時に左右の側頭部及び後頭部を覆う位置にあり、そしてその左右のカバー前端21が耳aよりも前側に位置するように取り付けられている。集音カバー2はその上端が帽子4の鍔41の根本側と帽子4の内周縁42が交わる部分に逢着されて、帽子4に一体化されている。
集音カバー2の表面には帽子4と同じような柄の生地で被覆されており、帽子4と違和感がないようなデザインとなっている。集音カバー2の内部には少し硬めの例えばプラスチック材が取り付けられていて、このプラスチック材で集音カバー2が帽子4の左右側面側から後部側にわたって略半円弧状の形状を維持できるようになっている。
耳後部集音反射片3は、耳元を通過して後方に漏れ音を耳aの裏側で反射させる機能を果たすものである。耳後部集音反射片3は、集音カバー2の内側面の両側の帽子4の装着時に耳aの後方となる箇所にそれぞれ設けられている。
耳後部集音反射片3はその根本側が集音カバー2の内側面に例えば逢着されて一体化されている。また、耳後部集音反射片3はその逢着された根本側を中心として前後に可動する構造になっていて、帽子4を被った者の耳aの位置に合わせて、その向きを簡単に調整可能できるようになっている。
次に、上記考案を実施するための形態の構成に基づく集音具付き帽子の使用方法について以下説明する。
本願の集音具付き帽子1は、単に頭に帽子4を被せるのみで、簡単に集音具として機能する。つまり、集音具付き帽子1を頭に装着すると、集音カバー2は両耳a,aの外側を覆う位置にある。また、そのとき、集音カバー2の左右のカバー前端21は両耳a,aよりも少し前方に出ている。
しかも、集音カバー2の左右のカバー前端21は両耳aより左右の外側方に向けて広がっているので、その広がった分だけ、外部の音を余計に集めることができる。このため、両耳aで直に外部の音を聞く場合に比べての音量が多くなるので、耳aが一般に聞こえにくい者でも、外部の音が聞き取れやすくなる。
しかも、集音カバー2は一見すると側頭部から後頭部側を覆う日除けカバー或いは防寒具に似ているので、本願の集音具付き帽子1を被っていても、集音具を付けていると周囲の者に簡単に察知されることもない。このため、集音具付き帽子1を安心して被ることができる。そして、外部の音も聞き取れやすくなるのである。
なお、この考案は上記考案を実施するための形態に限定されるものではなく、この考案の精神を逸脱しない範囲で種々の改変をなし得ることは勿論である。
1 集音具付き帽子
2 集音カバー
21 カバー前端
3 耳後部集音反射片
4 帽子
41 鍔
42 内周縁
a 耳

Claims (1)

  1. 耳に向かってくる音を集め且つ音が耳元を通過して後方に漏れるのを防ぐ集音カバーを、帽子の左右側面側から後部側にわたって取り付け、集音カバーの内側面の両側の帽子装着時に耳の後方となる箇所に耳後部集音反射片をそれぞれ設けたことを特徴とする集音具付き帽子。
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