JP3162174U - 雨水取水装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】既設の縦雨樋に取り付けて、安価に製作し、枯葉等の大きな異物でも排除し、かつ、自動的で簡単に操作できる雨水取水装置を提供する。【解決手段】既設の縦雨樋に取り付け、フィルターを内蔵した金網筒を配置し、かつ、これによって濾過された後の雨水を集める集水溝を設置した内部構造を有する概ね円筒形の集水器、また、集水器に嵌め込み、通水管を芯に通した空洞のフロートを内包し、かつ、フロートの上昇によって、化学物質を多分に含む初期雨水を排水管より排出した後の通常雨水を取水管より取水する円筒形の分水器、更に、集水器に嵌め込み、かつ、分水器に排水管及び残水処理孔を通して、初期雨水を排水する排出器からなる。【選択図】図1

Description

この考案は、雨樋から集めた雨水を濾過し、かつ、初期の雨水を排水した後、通常雨水を取水する装置に関するものである。
家屋の屋根から雨水を雨樋に集め、かつ、これを貯水槽に溜めておくと、例えば、庭の植物・水洗トイレ・洗車・防火等の用水に利用できるので、水資源の有効活用となる。
ところが、雨水の利用には問題がある。雨水には、塵芥・汚れ・枯葉等の異物や酸性等の化学物質が混入し、特に、初期の降雨には多く含まれているからである。
そこで、雨水を濾過し、あるいは、初期の雨水を分離し、異物や化学物質を排除することによって、きれいな水を集める装置が必要となる。
この装置には、二つの態様がある。一つは、雨水を金網等に通して異物を排除する装置であり、他は、コックやパイプの切換操作で初期の雨水を分離する装置である。
しかし、これらの装置では満足できない。前者は、初期雨水を取水し、しかも、枯葉等の大きい異物を溜めるし、また、後者は、降雨の都度、初期雨水の終わった頃を身計り、パイプやコックを手動操作するので、手間がかかり面倒である。
この発明が解決しようとする問題点は、次の通りである。
先ず、家屋の屋根から雨樋に集めた雨水を有効活用するためには、雨水から塵芥・汚れ・枯葉等の異物や酸性等の化学物質を排除し、きれいな水にすることが必要である。
次に、雨水から異物や化学物質を濾過し、あるいは、分離する装置を安価に製造するためには、既存の雨樋に取り付けるだけの簡単なものとする必要がある。
最後に、初期雨水を排水し、しかも、枯葉等の大きな異物をも排除する装置であり、また、降雨の度に、初期雨水の終わり頃を身計り、パイプやコックの手動操作ではなく、自動的でかつ簡単に操作できる装置であることが必要である。
この考案が解決する手段は、次の通りである。
先ず、既存の縦雨樋(18)に取り付けて、フィルター(7)を内蔵した金網筒(9)を配置し、かつ、これによって雨水を濾過された後の雨水を集める集水溝(8)を設置した内部構造を有する集水器(1)である。
次に、集水器(1)に嵌め込み、通水管(13)を芯に通した空洞のフロート(12)を内包し、かつ、フロート(12)の上昇によって、化学物質を多分に含む初期雨水を排出した後の通常雨水を取水する分水器(2)である。
更に、集水器(1)に嵌め込み、かつ、分水器(2)に排水管(3)及び残水処理孔(17)を通して、初期雨水を排水する排出器(3)である.
更に、集水器(1)・分水器(2)・排出器(3)は、透明の塩化ビニール等を素材とする円筒形とし、容易に故障を発見し、かつ、それぞれ嵌め込み式とし、修理や掃除を簡単にする。
この考案の効果は、次の通りである。
先ず、この考案は、雨水という自然の恵みを自然界の法則に則った原理を用いて授かるためのものであり、これを実現する最小の人工物である。
次に、異物や化学物質を排除した後のきれいな雨水は、例えば、庭の植物・水洗トイレ・洗車・防火等の用水に利用できるので、水資源を有効活用することになる。
更に、この装置は、既存の縦雨樋(18)に取り付けて接続して、雨水から異物や化学物質を排除するので、製造コストを安価にすることができる。
更に、この装置は、枯葉等の大きい異物でも排除できるし、また、手動式ではないので、自動的にかつ簡単に操作できる。
最後に、この装置は、透明の素材を用いるので、内部の仕組みや働きがわかり、故障の部位を見つけやすいし、また、嵌め込み式だから、修理や掃除もしやすい。
最良の実施例
この考案の最良の実施形態は、次の通りである。
既存の縦雨樋(18)に集水器(1)を取り付け、雨樋(18)から集めた雨水を濾過し、かつ、大きな枯葉等の異物を排除する。
集水器(1)は、金網張りの内側にフィルター(7)を設けた金網筒(9)を配置し、かつ、これによって濾過された雨水を集める集水溝(8)を設置する内部構造を有する。
この集水器(1)には、初期雨水と通常雨水を分離するための分水器(2)とこれらの残水を処理するための排出器(3)を嵌め込み接続する。
分水器(2)は、通水管(13)を芯に通した空洞のフロート(12)を内包し、また、初期雨水が溜まると、フロート(12)の上昇によって初期雨水を排水し、かつ、通常の雨水を取水する。
集水器(1)・分水器(2)・排出器(3)は、それぞれ、透明の塩化ビニール等を素材とした円筒であり、かつ、嵌め込み式となっている。
この考案の実施例は、次の通りである。
この考案は、雨水を濾過して異物を排除し、また、初期雨水を排水して化学物質を分離し、きれいな水を貯留しかつ利用するための、雨水の取水装置である。
この装置は、図1の通り、既存の縦雨樋(18)に取り付けた集水器(1)、また、この集水器(1)に嵌め込む分水器(2)及び排出器(3)からなる。
この装置は、透明の硬化塩化ビニール管等を素材とし、かつ、これらの管を嵌め込み接続する。故障を容易に発見し、また、修理や掃除を簡単にするためである。
第一に、集水器(1)は、図3の通り、雨水を濾過し、塵芥・汚れ・枯葉等の異物を排除する装置をいい、概ね円筒形であり、接続部(4)・本体部(5)・配水部(6)からなる。
先ず、接続部(4)は、適当な部位で輪切りにした縦雨樋(18)に取り付け、縦雨樋(18)と集水器(1)を接続する部分をいう。
接続部と縦雨樋の間に円筒形の補助接続部(21)を挟み、両者の調節をし、また、これを取出し金網筒の交換をする。
次に、本体部(5)は、雨水を濾過し異物を排除するための部分をいい、金網筒(9)を内部に配置し、かつ、集水溝(8)を設置する。
金網筒(9)は、図3の通り、スポンジ等を素材とするフィルター(7)を内側に設けて雨水を濾過し、また、円筒の側面を金網張りにして大きな枯葉等の異物をも排除する。
金網筒(9)は、経年によって金網やフィルターの濾過する力が衰えるとき、それを取り外して新しいものと交換できる。
集水溝(8)は、金網筒(9)を経て濾過された雨水を集めるために、集水器(1)の内部に廻らされた溝である。
最後に、配水部(6)は、集水溝(1)に集められた雨水を分水器(2)に配水するために、集水器(1)から下向きに突出した管である。
第二に、分水器(2)は、図4の通り、酸性等の化学物質を含む初期雨水を排水し、かつ、きれいな水を取水する装置をいい、円筒形である。
分水器(2)は、外部からみると、頭部には集水器(1)の配水部(6)を嵌め込み、かつ、底部には開口部を設けて蓋(16)をし、また、側面には排水管(11)及び残水処理孔(17)を排出器(3)に通し、かつ、取水管(10)を貯水槽に通したものである。
分水器(2)は、内部からみると、内壁に数条の溝を縦に掘り、また、図4の通り、通水管(13)を芯に通した空洞のフロート(12)を内包するものである。
フロート(12)は、分水器(2)の中を上下動する。フロート(12)の上下動を安定、特に、初期雨水を排出させる時間を調節するために、通水管(13)の下部に錘(14)を固定して付着する。
初期雨水は、図2の通り、内壁の溝及び通水管(13)を通り、分水器(2)の下部に溜まると、この水圧により、フロート(12)を徐々に押し上げ、また、フロート(12)の上部に流入する初期雨水を排水管(11)より排出器(3)に排水する。
雨水の上昇に伴って、フロート(12)は、取水管(10)の下端で上昇を止め、排水管(11)を塞ぐことになるので、雨水の溜り場を生じ、通常の雨水は、取水管(10)を経て取水されて貯水槽に溜められる。
降雨が止み雨水の流入がなくなると、雨水は、内壁の溝及び通水管(13)を通り、残水処理孔(17)より次第に流出する。これに伴って、フロート(12)は、徐々に下がり、残水もなくなると、底部に戻る。
雨水は、大雨時、集水器(1)で濾過され、集水溝(8)から分水器(2)に流れ、小雨時よりも、早く取水されるし、また、これで処理できない雨水は、塵芥・枯葉等の異物とともに、排出器(3)から流出する。
これに対し、雨水は、小雨時、分水器(2)に時間を費やして溜り、また、これに伴って、初期雨水の排水にも時間を要するので、大雨時よりも、きれいな雨水を取水することができる。
分水器(2)の底部に開口部を設け、フロート(12)の調節や交換を容易にし、また、これに蓋(16)を捻じ込み、外れにくいものとする。この蓋の内側の頭部にスポンジ等を素材とするフィルター(15)を設置し、雨水から塵芥等を濾過する。
分水器(2)の最下部には、極小の管である残水処理管(17)を設置し、雨水の残水を排出器(3)に排水する。
第三に、排出器(3)は、図5の通り、集水器(1)の本体部(5)に嵌め込み、雨水の残水を排水し、また、分水器(2)の排水管(11)及び残水処理孔(17)からの初期雨水等を排出する装置をいい、円筒形である。
本考案の装置の横断面図である。 本考案の装置の作動状態の横断面図である。 本考案の装置の集水器の横断面図である。 本考案の装置の分水器の横断面図である。 本考案の装置の排出器の横断面図である。
1 集水器
2 分水器
3 排出器
4 接続部
5 本体部
6 配水部
7 フィルター1
8 集水溝
9 金網筒
10 取水管
11 排出管
12 フロート
13 通水管
14 錘
15 フィルター2
16 蓋
17 残水処理孔
18 縦雨樋
19 雨水の流れ
20 フロートの上下動
21 補助接続部

Claims (3)

  1. 既存の縦雨樋に取り付け、フィルターを内蔵した金網筒を配置し、かつ、これによって濾過された後の雨水を集める集水溝を設置した内部構造を有する概ね円筒形の集水器、また、集水器に嵌め込み、通水管を芯に通した空洞のフロートを内包し、かつ、フロートの上昇によって、化学物質を多分に含む初期雨水を排水管より排出した後の通常雨水を取水管より取水する円筒形の分水器、更に、集水器に嵌め込み、かつ、分水器に排水管及び残水処理孔を通して、初期雨水を排水する排出器からなる雨水取水装置。
  2. 透明の硬貨塩化ビニール管等を素材にして、故障の箇所を容易に発見し、かつ、それぞれ嵌め込み式にして、修理や掃除を簡単にするために、それぞれ別個の集水器・分水器・排水器を特徴とする、請求項1の雨水集水装置。
  3. 集水器の内部に配置しあるいは取出しできるものとした、フィルターを内蔵した金網筒を特徴とする、請求項1の雨水集水器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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