JP3161873U - Underwater exercise equipment - Google Patents
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Abstract
【課題】 プールのような深い水槽に比べて浅い浴槽内に貯留された水に浸かりつつ運動を行うことができる水中運動設備の提供。【解決手段】 浴槽1に設けられるフレーム6は、上下方向に沿って配置される支柱10と、浴槽1の底面の近傍に前後方向に沿って配置される水平腕11と、支柱10と水平腕11とを接続する接続腕12とを有する。水平腕11には、座部8が設けられており、その座面が浴槽1の底面から200mm以下の高さとされる。接続腕12には、一対のペダル7,7が回転可能に設けられており、利用者は、浴槽1内に貯留された水に浸かりつつ、座部8に座りペダル7を踏んで運動する、いわゆる自転車運動を行うことができる。【選択図】 図2PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an underwater exercise facility capable of exercising while immersed in water stored in a shallow bathtub as compared to a deep water tank such as a pool. SOLUTION: A frame 6 provided in a bathtub 1 includes a column 10 disposed along the vertical direction, a horizontal arm 11 disposed along the front-rear direction in the vicinity of the bottom surface of the bathtub 1, and a column 10 and a horizontal arm. 11 and a connecting arm 12 for connecting the terminal 11 to the terminal 11. The horizontal arm 11 is provided with a seat portion 8, and the seat surface has a height of 200 mm or less from the bottom surface of the bathtub 1. The connecting arm 12 is provided with a pair of pedals 7 and 7 so as to be rotatable, and the user sits on the seat 8 and steps on the pedal 7 while immersing in the water stored in the bathtub 1. So-called bicycle exercise can be performed. [Selection] Figure 2
Description
本考案は、浴室に設けられる運動用の設備に関するものである。 The present invention relates to an exercise facility provided in a bathroom.
周知のとおり、筋力強化やダイエットなどのために各種運動器具が使用されている。近年、これらの運動器具をプール内に取り付け、水中で運動ができるようになっている。 As is well known, various types of exercise equipment are used for strengthening muscles and dieting. In recent years, these exercise equipment has been installed in a pool and can be exercised in water.
しかしながら、従来の運動器具は、プールのように深い水槽でしか使用できなかった。そこで、本考案が解決しようとする課題は、プールのような深い水槽に比べて浅い浴槽内に貯留された水に浸かりつつ運動を行うことができる水中運動設備を提供することにある。 However, the conventional exercise equipment can only be used in a deep water tank like a pool. Therefore, a problem to be solved by the present invention is to provide an underwater exercise facility that can exercise while being immersed in water stored in a shallow bathtub as compared to a deep water tank such as a pool.
本考案は、前記課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の考案は、浴槽内に設けられるフレームに回転可能に保持されるクランク軸と、このクランク軸にクランクアームを介して接続される一対のペダルと、前記フレームに保持され、前記クランク軸よりも下方に配置される座部とを備えることを特徴とする水中運動設備である。 The present invention has been made to solve the above-mentioned problems, and the device according to claim 1 includes a crankshaft rotatably held by a frame provided in a bathtub, and a crankshaft interposed between the crankshaft and the crankshaft. A pair of pedals connected to each other and a seat portion held by the frame and disposed below the crankshaft.
請求項2に記載の考案は、前記浴槽の深さは、700mm以下とされ、前記座部の座面は、前記浴槽の底面から200mmまでの高さに配置されることを特徴とする請求項1に記載の水中運動設備である。
The invention described in
請求項3に記載の考案は、前記フレームは、前記浴槽の底面から上方へ立設される支柱と、前記浴槽の底面に少なくとも一部を接地されて前記座部を支える水平腕と、前記支柱と前記水平腕とを接続する接続腕とを備え、前記接続腕に前記クランク軸が回転可能に保持されており、前記クランク軸には、前記ペダルを踏む負荷を調整可能な負荷部材が着脱可能に設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の水中運動設備である。
The invention according to
請求項4に記載の考案は、前記クランク軸には、一または複数の前記負荷部材が設けられ、前記各負荷部材は、前記クランク軸の回転方向へ開口する有底筒状とされることを特徴とする請求項3に記載の水中運動設備である。
According to a fourth aspect of the present invention, the crankshaft is provided with one or a plurality of the load members, and each of the load members has a bottomed cylindrical shape that opens in a rotation direction of the crankshaft. The underwater exercise facility according to
請求項5に記載の考案は、前記浴槽の外面および/または内面に、前記浴槽を出入りするための階段が形成されており、前記階段の歩行経路に沿って手摺りが設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4までのいずれか1項に記載の水中運動設備である。
The invention according to
請求項6に記載の考案は、前記浴槽には、この浴槽の外側へ突出して、前記浴槽と同じ高さの半円形状の腰掛け部が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4までのいずれか1項に記載の水中運動設備である。
The invention described in
さらに、請求項7に記載の考案は、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の水中運動設備が設けられる浴室と、この浴室に隣接して配置される脱衣場とを備えることを特徴とする温浴施設である。
Furthermore, the device described in
本考案によれば、プールのような深い水槽に比べて浅い浴槽内に貯留された水に浸かりつつ運動を行うことができる水中運動設備を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the underwater exercise | movement equipment which can exercise | move while being immersed in the water stored in the shallow bathtub compared with the deep water tank like a pool can be provided.
以下、本考案の水中運動設備について、実施例に基づき詳細に説明する。 Hereinafter, the underwater exercise facility of the present invention will be described in detail based on examples.
図1は、本考案の水中運動設備の一実施例を示す概略斜視図であり、後部上方から見た状態を示している。本実施例の水中運動設備は、水が貯留される浴槽1と、この浴槽1内に設けられる運動器具2とを備える。
FIG. 1 is a schematic perspective view showing an embodiment of the underwater exercise facility of the present invention, and shows a state seen from above the rear part. The underwater exercise facility of the present embodiment includes a bathtub 1 in which water is stored and an
浴槽1は、金属製とされ、表面がバフ仕上げされたものである。浴槽1は、上面に開口した前後に細長い略長方形の中空ボックス状とされ、深さが700mm以下とされる。図示例では、浴槽1は、その手前側隅部が短手方向に外方へ突出して形成され、この突出部内には、階段3が設けられ、その階段3の歩行経路に沿って、浴槽1の壁部に手摺り5が設けられる。また、浴槽1の突出部の外部には、前記階段3と対応して一段の階段4が設けられる。従って、利用者は、手摺り5を持って階段3,4を利用して、浴槽1を出入りすることができるため、容易かつ安全に浴槽1を出入りすることができる。
The bathtub 1 is made of metal and the surface is buffed. The bathtub 1 is formed in a substantially rectangular hollow box shape elongated in the front and rear directions opened on the upper surface, and has a depth of 700 mm or less. In the illustrated example, the bathtub 1 is formed so that the front side corner protrudes outward in the short direction, and a
浴槽1は、運動器具2が一台設けられる広さを有し、内部に、その長手方向に沿って、運動器具2が置かれる。その際、運動器具2の後端部が、浴槽1の後端部に配置される。図2から図6は、図1の運動器具2の一実施例を示す図であり、図2は使用状態を示す右側面図、図3は正面図、図4は平面図、図5は底面図、図6は縦断面図である。また、図7は、図1の運動器具2の一部を拡大して示す概略断面図である。本実施例の運動器具2は、利用者が、浴槽内で座部に座りペダルを踏んで運動する、いわゆる自転車運動を行うための器具である。
The bathtub 1 has a size in which one
本実施例の運動器具2は、浴槽1内に設けられるフレーム6と、フレーム6に回転可能に設けられる一対のペダル7,7と、フレーム6に設けられる座部8と、ペダル7を踏む負荷を与える負荷部材9とを主要部に備える。
The
フレーム6は、浴槽1の壁面の近傍に上下方向に沿って配置される支柱10と、浴槽1の底面の近傍に前後方向に沿って配置される水平腕11と、支柱10と水平腕11とを接続する接続腕12とを備える。
The
支柱10は、金属製のパイプにより形成されており、下端部が金属製の支持台13に固定される。支持台13は、左右方向に細長い略矩形状とされ、左右両端部に段部14,14が形成されている。支持台13は、長手方向が左右方向に沿うように配置され、左右方向略中央部に支柱10が立設される。
The
支持台13に形成された各段部14には、アジャスト脚15が設けられる。各アジャスト脚15は、浴槽1の底面への接地部となる受座16と、受座16から上方へ延出すると共に受座16に対し回転自在なネジ棒とを備える。このようなアジャスト脚15は、ネジ棒が支持台13の段部14に進退可能にねじ込まれて設けられる。従って、ネジ棒を回転させて、ネジ棒の突出量を調整することができる。
Each
支柱10の上下方向略中央部には、固定具17を介して、ハンドル18が設けられる。ハンドル18は、前後方向に沿って配置される金属製の第一パイプ19の先端部に、金属製の第二パイプ20が左右方向に沿って設けられて平面視略T字形とされている。ハンドル18の第一パイプ19は、側面視において円弧状に湾曲して形成されており、基端部には、略矩形板状のフランジ21が形成されている。ハンドル18の第二パイプ20の両端部には、ゴムなどで形成されたグリップ22が設けられる。
A
固定具17は、一対の矩形状のブロック体23,23を有している。各ブロック体23の一端面中央には、上下方向に沿って断面略半円形の縦溝24が形成されている。このような構成により、各ブロック体23の一端面同士が重ね合わされると、上下方向へ開口する円形の縦穴が現出する。
The
一対の各ブロック体23は、縦溝24に支柱10を配置した状態で、支柱10を挟み込むように設けられ、一方のブロック体23の他端面にハンドル18のフランジ21が重ね合わされる。そして、ハンドル18のフランジ21および一対のブロック体23,23を貫通するようにボルト25を挿し込み、ボルト25の先端部にナット26をねじ込むことで、支柱10に固定具17が取り付けられると共に、固定具17にハンドル18が取り付けられる。固定具17は、支柱10に対して着脱可能であり、固定具17の取付位置を変更することで、ハンドル18の高さを調整することができる。
Each of the pair of
支柱10の上下方向略中央部から後方へ延出して、接続腕12が設けられる。接続腕12は、金属製で略矩形筒状とされ、その前端部が、金属製の接続部材27を介して支柱10に取り付けられる。接続部材27は、前方へ開放する略コ字形状に屈曲された板状に形成されている。
A connecting
具体的には、接続部材27は、上下に離隔して配置される開放両端片28,28と、開放両端片28の後端部同士を架け渡す中央片29とにより形成されている。接続部材27の開放両端片28には、互いに対応して上下に沿って貫通穴30が形成されている。接続部材27は、開放両端片28の貫通穴30に支柱10が通された状態で、支柱10の上下方向略中央部に固定される。その際、接続部材27は、支柱10に取り付けられた固定具17よりも下方に配置される。接続腕12は、この接続部材27の中央片29に、その前端部が固定されて設けられ、後方へ水平に延出した後、後方へ行くに従って下方へ傾斜して設けられる。そして、この接続腕12の後端部に、水平腕11が接続される。
Specifically, the
水平腕11は、金属製で略矩形筒状に形成されており、軸線が前後方向に沿うように配置され、その前端部が接続腕12の後端部に固定されている。水平腕11の上面には、座部8が固定される。なお、座部8は、水平腕11に前後方向にスライド可能に設けられてもよい。水平腕11の後端部開口は、プラスチック製の蓋材31にて閉塞される。
The
水平腕11の左右両側壁の前後方向略中央部には、略L字形状の脚部32が形成されている。具体的には、脚部32は、水平腕11の左右両側壁から外方へ延出した後、下方へ延出している。各脚部32の先端部には、アジャスト脚33が設けられる。アジャスト脚33は、前述したものと同様に、受座34とネジ棒35とを備えており、脚部32の先端部にネジ棒35がねじ込まれて設けられる。
A substantially L-shaped
水平腕11の左右両側壁には、前記脚部32よりも後方部にハンドル36が設けられる。ハンドル36は、金属製のパイプを湾曲して形成されており、基端部に略矩形板状のフランジ37が形成されている。ハンドル36は、基端部のフランジ37が水平腕11の側壁に重ね合わされてネジ38で取り付けられる。具体的には、ハンドル36は、水平腕11の左右両側壁から外方へ延出した後、前方へ行くに従って上方へ傾斜し、さらに前方へ行くに従って下方へ傾斜している。
本実施例では、接続腕12と支持台13とを架け渡す補助腕39が設けられる。補助腕39は、金属製で略矩形筒状に形成されており、前端部が支持台13の後面の左右方向略中央に接続される一方、後端部が接続腕12の傾斜部の略中央に接続される。具体的には、補助腕39は、支持台13の後面から後方へ延出した後、接続腕12に向けて、後方へ行くに従って上方へ傾斜している。
In the present embodiment, an
図6や図7に示すように、接続腕12の傾斜部は、前後両端部を残して、上下方向に開口すると共に、左右両側壁の上下両端部には、段部が形成されている。具体的には、接続腕12の左右側壁の上下端部は、左右方向内側へ水平に延出した後、上下方向外側へ延出して、段部が形成されている。このようにして段部が形成されることで、図7に示すように、接続腕12には、左右方向内側へ開口する凹部40が形成される。
As shown in FIGS. 6 and 7, the inclined portion of the connecting
接続腕12の左右側壁の前後方向略中央部には、それぞれ円形の貫通穴41が左右方向に沿って形成されている。この各貫通穴41にはめ込まれるように、第一軸受42が設けられる。第一軸受42は、金属製の略円筒状とされ、その基端部にはフランジが形成されている。第一軸受42は、先端部が貫通穴41に差し込まれると共にフランジが凹部40底面に重ね合わされた状態で、接続腕12に固定される。
Circular through-
第一軸受42の内穴にはめ込まれるように、第二軸受43が設けられる。第二軸受43は、ジュラコン製の略円筒状とされ、その基端部にはフランジが形成されている。第二軸受43は、先端部が第一軸受42の内穴に差し込まれると共にフランジが第一軸受42のフランジに重ね合わされた状態で、第二軸受43のフランジを介して第一軸受42のフランジにネジ44をねじ込むことで、第一軸受42に固定される。
A
このようにして固定された第二軸受43,43の内穴に、金属製の略円柱状のクランク軸45が回転自在にはめ込まれて保持される。その際、クランク軸45の両端部は、接続腕12の左右両側壁から外方へ突出している。このクランク軸45の両端部は、断面略矩形状に形成されており、この両端部には、クランクアーム46を介してペダル7が設けられる。
A substantially
各クランクアーム46は、金属製とされる。図7に示すように、各クランクアーム46は、左右方向内側へ開口する略長方形の中空ボックス状に形成されており、先端部が先端側へ行くに従って浅くなるように形成されている。また、側面視(図2)では、各クランクアーム46は、長手方向両端部が略円弧状に形成され、先端側へ行くに従って幅が細くなるように形成されている。
Each crank
各クランクアーム46の底壁の基端部には、左右方向外側へ開口した凹部47が形成されている。クランクアーム46の内部には、板状の固定部材48が、前記凹部47の底壁に重ね合わされた状態で固定される。固定部材48には、左右方向内側へ開口して、前記クランク軸45の突出部がはめ込まれる凹部49が形成されている。そして、クランクアーム46に固定された固定部材48の凹部49に、クランク軸45の突出部がはめ込まれた状態で、凹部47,49の底壁を介して、クランク軸45の突出部にネジ50がねじ込まれることで、クランクアーム46がクランク軸45に一体回転可能に固定される。
A
クランクアーム46の先端部には、穴が左右方向に沿って形成されており、この穴に丸棒状の軸部51の基端部がはめ込まれて固定される。図示例では、筒状の固定部材52がクランクアーム46の先端内部に固定されており、この固定部材52に軸部51の基端部がはめ込まれて固定される。
A hole is formed in the distal end portion of the
ペダル7は、プラスチック製とされ、図2に示すように、上面が上方へ円弧状に緩やかに膨出した略矩形板状に形成されている。ペダル7には、左右方向に沿って円形の貫通穴53が形成されており、その貫通穴53に軸部51が通された状態で、貫通穴53よりも大径の円板54を介して、軸部51の先端部にネジ55をねじ込むことで、ペダル7が軸部51に回転可能に保持される。
The
クランク軸45には、支持部材56を介して、複数(図示例では六個)の負荷部材9,9,…が設けられる。図8は、支持部材56に負荷部材9を取り付けた状態を示す斜視図であり、一部を分解して示している。また、図9および図10は、支持部材56への負荷部材9の取付部を示す図であり、図9は概略断面図、図10は図9の分解図である。
The
支持部材56は、クランク軸45にはめ込まれて固定される連結部材57と、この連結部材57に設けられる二枚の板材58,58とにより構成される。連結部材57は、断面六角形の棒状とされ、軸線に沿って円形の貫通穴59が形成されている。連結部材57の軸方向略中央部には、円板状のフランジ60が形成されている。
The
各板材58は、連結部材57のフランジ60よりも大径な略円板状に形成されており、中央部には、その板面と垂直に、連結部材57がはめ込まれる六角形の貫通穴61が形成されている。各板材58には、周方向等間隔に、六つの差込溝62が径方向外側へ開口して形成されている。一方の板材58には、差込溝62の近傍に、径方向に離隔して二つのネジ挿通穴63,63が形成されている。また、他方の板材58には、ネジ挿通穴63と対応する位置に、ネジ穴64が形成されている。
Each
二枚の板材58は、連結部材57の軸方向両端部から、貫通穴61に連結部材57を通してはめ込まれる。そして、連結部材57のフランジ60を挟んだ状態で、一方の板材58およびフランジ60を介して、他方の板材58にネジ65がねじ込まれることで、各板材58が連結部材57に取り付けられる。取付状態では、各板材58に形成された差込溝62,62同士が重なり合っている。つまり、各板材58の差込溝62,62同士は、左右方向に対応して配置されている。このような構成の支持部材56は、連結部材57の貫通穴59にクランク軸45が通された状態で、連結部材57の周側壁を介してクランク軸45にネジ66をねじ込むことで、クランク軸45に一体回転可能に固定される。図7に示すように、支持部材56は、クランク軸45の軸方向略中央部に固定されて、接続腕12の傾斜部の左右両側壁間に配置される。
The two
各負荷部材9は、金属製とされる。各負荷部材9は、有底の略長方形の筒状とされ、長手方向一端部が一端側へ行くに従って浅くなるように形成されている。各負荷部材9の底壁の長手方向一端部には、長手方向に細長い略長方形状の貫通穴67が形成されている。各負荷部材9の底壁には、その板面と垂直に、貫通穴67を挟んだ短手方向両側に2つずつネジ挿通穴68が形成されている。
Each
各負荷部材9の底壁には、略T字形状の取付部材69が貫通して設けられる。取付部材69は、負荷部材9を支持部材56に取り付けるためのものであり、略矩形板状の一片70と、一片70に立設される略長方形の板状の他片71とから構成される。取付部材69の一片70の四隅には、その板面と垂直にネジ穴72が形成されている。そして、取付部材69の一片70が負荷部材9の底壁の内面に重ね合わされると共に、負荷部材9の貫通穴67に取付部材69の他片71を貫通させた状態で、負荷部材9のネジ挿通穴68を介して、取付部材69の一片70のネジ穴72にネジ73をねじ込むことで、負荷部材9に取付部材69が取り付けられる。一方、取付部材69の他片71には、その板面と垂直に、二つのネジ挿通穴74,74が長手方向に離隔して形成されている。
A substantially T-shaped
取付部材69が取り付けられた負荷部材9は、その長手方向一端部から、取付部材69の他片71が板材58,58間に配置されつつ、板材58の差込溝62に差し込まれる。この差込状態において、一方の板材58のネジ挿通穴63および取付部材69の他片71のネジ挿通穴74を介して、他方の板材58のネジ穴64にネジ75がねじ込まれることで、負荷部材9が支持部材56に取り付けられる。このようにして、六つの負荷部材9は、支持部材56に対して、周方向等間隔に着脱可能に取り付けられる。この際、各負荷部材9の開口は、同一周方向に向けられている。
The
支持部材56に取り付けられることで、各負荷部材9は、クランク軸45に一体回転可能に保持される。その際、各負荷部材9の開口は、図6における反時計方向に向けられている。図6や図7に示すように、クランク軸45に保持された各負荷部材9は、カバー76内に収容される。
By attaching to the
ところで、補助腕39は、接続腕12の傾斜部と同様にして、上下方向に開口すると共に、左右両側壁の上下両端部には、段部が形成されている。具体的には、補助腕39の左右側壁の上下端部は、左右方向内側へ水平に延出した後、上下方向外側へ延出して、段部が形成されている。補助腕39や接続腕12に形成された各段部には、それらの開口を覆うようにして、中空状のカバー76が着脱可能に設けられる。
By the way, the
具体的には、補助腕39や接続腕12に形成された各段部の垂直片77の外面に、板状の保持部材78が重ね合わされた状態で固定される。そして、接続腕12の傾斜部の上方への開口を覆うようにして、略半円形の中空ボックス状の第一カバー79が、段部に固定された保持部材78にネジ80で取り付けられる。また、接続腕12の傾斜部の下方への開口と、補助腕39の上方への開口とにより形成された逆くの字状の開口を覆うようにして、側面視扇状の略コ字形の第二カバー81が、段部に固定された保持部材78にネジ80で取り付けられる。さらに、接続腕12の傾斜部の下方への開口と、補助腕39の下方への開口とにより形成された逆V字状の開口を覆うようにして、側面視扇状の略コ字形の第三カバー82が、段部に固定された保持部材78にネジ80で取り付けられる。第三カバー82の下端部には、複数の水抜き穴83が形成されている。これにより、カバー76内の水を外部へ排出できる。
Specifically, the plate-shaped holding
以上のような構成の運動器具2は、その下端部に設けられたアジャスト脚15,33を介して、浴槽1の底面に置かれる。その際、アジャスト脚15,33を伸縮させることで高さが調整できる。運動器具2の座部8は、フレーム6の水平腕11に固定されているため、座面が浴槽1の下端部に配置される。すなわち、座部8は、クランク軸45よりも下方に配置される。本実施例では、浴槽1の底面から運動器具2の座部8の座面までの高さaが200mmまでとされる。
The
以上のように構成された水中運動設備を使用する場合、浴槽1内に水を貯留する。これにより、運動器具2が水中に配置され、カバー76とフレーム6との間の隙間や、カバー76に形成された水抜き穴83から、カバー76内に水が入り込む。なお、貯留された水の水温は、34〜37℃とされる。
When the underwater exercise equipment configured as described above is used, water is stored in the bathtub 1. As a result, the
利用者は、座部8に座り、各ペダル7に足を載せる。なお、利用者が座部8に座った状態では、水面は利用者の胸辺りで、利用者の顔は水面より上方にあり、呼吸は通常と同様にできる。そして、ハンドル18またはハンドル36を持って、自転車を漕ぐのと同様にペダル7を踏むことで、クランク軸45が図6における反時計方向に回転し、クランク軸45に一体回転可能に保持された各負荷部材9が、水を掻きながら回転する。
The user sits on the
従って、ペダル7を漕ぐ際に、各負荷部材9が水の抵抗を受けるため、利用者に負荷を与えることができる。各負荷部材9は、支持部材56に着脱可能に取り付けられているため、支持部材56への取付個数を調整することができる。これにより、ペダル7を踏む負荷を調整することができる。なお、本実施例の運動器具2では、浴槽1内から外部へ水を排出すると、カバー76内の水は、カバー76とフレーム6との間の隙間や、カバー76に形成された水抜き穴83から外部へ排出される。
Therefore, when the
図11は、図1の水中運動設備が設けられた温浴施設の一実施例を示す配置図である。この図に示すように、温浴施設は、前後左右が壁で囲まれた一つのフロアの一部が、前後に区画されて、前側の領域が浴室84とされる一方、後側の領域が脱衣場85とされる。脱衣場85と浴室84との間には、ドア86が設けられており、互いに出入り可能とされている。
FIG. 11 is a layout view showing an embodiment of a warm bath facility provided with the underwater exercise facility of FIG. As shown in this figure, the warm bath facility has a part of one floor surrounded by walls on the front, rear, left and right sides, and the front area is a
脱衣場85は、略矩形状とされ、その後壁にドア87が形成されて出入り可能とされている。また、脱衣場85には、洗面台88、脱衣箱89およびトイレ90が設けられる。
The
浴室84は、略矩形状とされ、図11における奥側端部に、略矩形状の浴槽91と本実施例の水中運動設備とが隣接して設けられる。本実施例の水中運動設備の浴槽1は、下端部が床面に埋め込まれて設けられる。また、浴室84の前側端部には、二つの介護用浴槽92,92が左右に離隔して配置される。さらに、浴室84の手前側端部には、三つの洗い場93,93,93が設けられる。
The
図12は、本考案の水中運動設備の変形例を示す概略斜視図であり、後部上方から見た状態を示している。本変形例の水中運動設備も、基本的には前記実施例と同様の構成である。そこで、以下においては、両者の異なる点を中心に説明し、対応する箇所には同一の符号を付して説明する。 FIG. 12 is a schematic perspective view showing a modification of the underwater exercise facility of the present invention, and shows a state seen from above the rear part. The underwater exercise facility of this modification is basically the same as that of the above embodiment. Therefore, in the following description, differences between the two will be mainly described, and corresponding portions will be described with the same reference numerals.
前記実施例では、浴槽1に階段3,4が設けられたが、本変形例では、浴槽1を出入りするための腰掛け部94が浴槽1に設けられる。具体的には、浴槽1は、上面に開口した前後に細長い略長方形の中空ボックス状とされ、手前側隅部に短手方向に沿って外方へ突出して腰掛け部94が形成されている。腰掛け部94は、浴槽1と同じ高さであり、浴槽1から外方へ半円形状に突出している。
In the said Example, although the
腰掛け部94と対応するようにして、浴槽1内には、一段の階段95が設けられる。また、浴槽1の壁部の手前側隅部には、短手方向に沿って手摺り96が設けられる。以上のような構成のため、利用者は、腰掛け部94に外方を向いて座り、座った状態のまま身体を回転させて浴槽1内を向いた後、階段95を利用して浴槽1内に入ることができる。浴槽1内から出るときは、これとは逆に、腰掛け部94に内方を向いて座り、座った状態のまま身体を回転させればよい。従って、利用者は、容易かつ安全に浴槽1内を出入りすることができる。
A one-
本実施例の水中運動設備によれば、水に浸かった状態で自転車漕ぎ運動ができ、食事や排泄などの日常生活動作の向上や健康維持の促進を図ることができる。また、本実施例の水中運動設備によれば、運動器具2において座部8が下端部に配置されているため、浴槽1内に設置した際、座部8が浴槽1の底面に近い位置に配置される。これにより、浴槽1の水深が比較的浅くても、身体が水に浸かった状態でペダル7を漕ぐことが可能とされる。
According to the underwater exercise facility of the present embodiment, a bicycle rowing exercise can be performed in a state of being immersed in water, and daily life operations such as meals and excretion can be improved and health maintenance can be promoted. Moreover, according to the underwater exercise facility of the present embodiment, since the
本実施例の水中運動設備によれば、各個人の体力などに応じて、負荷を調整することが可能である。また、負荷部材9や支持部材56の構成は簡易であり、補修や修理などが容易である。
According to the underwater exercise facility of this embodiment, it is possible to adjust the load according to the physical strength of each individual. Further, the configuration of the
本実施例の水中運動設備によれば、省スペースで容易に浴室84に設置することができる。また、本実施例の水中運動設備によれば、浴室84を、通常の浴室のように身体を洗ったり、湯舟に浸かったりすることができると共に、健康維持のための運動ができる施設とすることができる。
According to the underwater exercise facility of this embodiment, it can be easily installed in the
本考案の水中運動設備は、前記実施例の構成に限らず、適宜変更可能である。たとえば、浴槽1の形状は、略長方形状に限らず、適宜に変更可能である。また、浴槽1の深さは、比較的浅底であればよく、適宜に変更可能である。さらに、前記実施例では、運動器具2は、高さ調整可能な構成とされたが、高さ調整できない構成としてもよい。この場合も、浴槽1の底面から運動器具2の座部8の座面までの高さaが200mmまでとされる。
The underwater exercise facility of the present invention is not limited to the configuration of the above embodiment, and can be changed as appropriate. For example, the shape of the bathtub 1 is not limited to a substantially rectangular shape, and can be changed as appropriate. Moreover, the depth of the bathtub 1 should just be a comparatively shallow bottom, and can be changed suitably. Furthermore, in the said Example, although the
1 浴槽
3 階段
4 階段
5 手摺り
6 フレーム
7 ペダル
8 座部
9 負荷部材
10 支柱
11 水平腕
12 接続腕
45 クランク軸
46 クランクアーム
84 浴室
85 脱衣場
94 腰掛け部
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (7)
このクランク軸にクランクアームを介して接続される一対のペダルと、
前記フレームに保持され、前記クランク軸よりも下方に配置される座部と
を備えることを特徴とする水中運動設備。 A crankshaft rotatably held by a frame provided in the bathtub;
A pair of pedals connected to the crankshaft via a crank arm;
An underwater exercise facility comprising: a seat held by the frame and disposed below the crankshaft.
前記座部の座面は、前記浴槽の底面から200mmまでの高さに配置される
ことを特徴とする請求項1に記載の水中運動設備。 The depth of the bathtub is 700 mm or less,
The underwater exercise facility according to claim 1, wherein the seat surface of the seat portion is disposed at a height of 200 mm from the bottom surface of the bathtub.
前記接続腕に前記クランク軸が回転可能に保持されており、
前記クランク軸には、前記ペダルを踏む負荷を調整可能な負荷部材が着脱可能に設けられる
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の水中運動設備。 The frame includes a support column erected upward from the bottom surface of the bathtub, a horizontal arm that is grounded at least partially on the bottom surface of the bathtub and supports the seat, and a connection that connects the support column and the horizontal arm. With arms,
The crankshaft is rotatably held by the connecting arm,
The underwater exercise facility according to claim 1 or 2, wherein a load member capable of adjusting a load of stepping on the pedal is detachably provided on the crankshaft.
前記各負荷部材は、前記クランク軸の回転方向へ開口する有底筒状とされる
ことを特徴とする請求項3に記載の水中運動設備。 The crankshaft is provided with one or a plurality of the load members,
The underwater exercise facility according to claim 3, wherein each of the load members has a bottomed cylindrical shape that opens in a rotation direction of the crankshaft.
前記階段の歩行経路に沿って手摺りが設けられている
ことを特徴とする請求項1〜請求項4までのいずれか1項に記載の水中運動設備。 Steps for entering and exiting the bathtub are formed on the outer surface and / or the inner surface of the bathtub,
The underwater exercise facility according to any one of claims 1 to 4, wherein a handrail is provided along the walking path of the stairs.
ことを特徴とする請求項1〜請求項4までのいずれか1項に記載の水中運動設備。 The said bathtub is protruded to the outer side of this bathtub, and the semicircle shaped seat part of the same height as the said bathtub is formed. Any one of Claim 1 to 4 characterized by the above-mentioned. The listed underwater exercise equipment.
この浴室に隣接して配置される脱衣場と
を備えることを特徴とする温浴施設。 A bathroom provided with the underwater exercise facility according to any one of claims 1 to 6,
A bathing facility characterized by comprising a dressing room arranged adjacent to the bathroom.
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020010875A (en) * | 2018-07-19 | 2020-01-23 | 株式会社ジェイエスエス | Exercise tool for underwater |
KR102247749B1 (en) * | 2020-03-05 | 2021-05-04 | 황보근성 | Bathtub apparatus for aquatic exercise |
CN113576295A (en) * | 2021-08-23 | 2021-11-02 | 浦江县人民医院 | Old person exercises footbath |
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2010
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