JP3160313U - 蚊取ラケットの感電防止構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザに心理的恐怖を与えず、製造コストが低く、ユーザが感電する危険性がない蚊取ラケットの感電防止構造を提供する。【解決手段】蚊取ラケットの感電防止構造は、筐体1と、筐体1のフレーム内に設けられた多数の貫通孔11と、筐体1が両面に接続されたラケットフレーム21とを備え、貫通孔11は、各辺長が多くとも10mmの多辺形であり、薄型起立片から構成されている。よって、ラケットを振ると貫通孔11の中に蚊がスムーズに入り、蚊取ラケット2のラケットフレーム21の中のフレーム内の電撃網22により蚊に電撃を与えることができる。【選択図】図2
Description
本考案は、蚊取ラケットに係り、特に、蚊取ラケットの感電防止構造に関する。
人々は常に蚊に刺されることに悩まされていた。蚊を退治するために、様々な化学殺虫剤が使用されていたが、殺虫剤に含まれる化学物質の毒性は人体及び環境に害を与えた。これに鑑み、蚊に電撃を加えて蚊の行動能力を失わすことができ、容易に捕獲して殺すことができる蚊取ラケットが開発された。
従来の蚊を電撃する蚊取ラケットは、単網式であり、主にフレームの中に配置された多数の金属線により電撃網が構成されている。互いに隣接した線が異なる極性を備えており、虫体が接触すると、互いに隣接した異なる極性の金属線に虫体が接触し、導電により感電する。
しかし、金属線が露出されているため、ユーザが不用意に触れたり、児童が金属線に誤って触れたりして感電する虞があった。そのため、一般のユーザは、蚊取ラケットを使用する際、感電するのではないかという心理的恐怖があった。
一般に、蚊取ラケットの出力電圧値は、ユーザが感電して事故が起きることを防ぐために(即ち、人体に致命的ダメージを与えたり傷害が発生したりしないように)、低く設定されていた。しかし、電圧が低い場合、1回の電撃で蚊を殺すことができず、一時的に行動能力を失わすことしかできず、蚊が行動能力を回復して飛んで行ってしまう虞があったため、行動能力が失われた蚊を探し出し、潰して殺す必要があった。
また、一度の電撃により蚊を殺すことができずに手で潰して殺す場合、多くの病原菌が含まれた蚊の体液が手に付いて感染する虞があり、蚊取ラケットの所望の目的及び効果を達成することはできなかった。
上述の欠点を改善するために、フレームの中に2層又は3層の金属線で電撃網を構成し、隣接した電撃網が異なる極性を有する多層式の網式構造が開発された。これにより、互いに隣接した任意の2つの電撃網に虫体が触れるだけで導電し、蚊に電撃を与えることができる。また、ユーザは、隣接した電撃網に触れないため、人体が不用意に電撃される危険性を下げることができる。
しかし、2つの電撃網に虫体が接触しなければ感電しなかったため、蚊に電撃を与える成功率が低く、効果が悪かった。また、多層網の設計は、製造コストを増大させる上、電撃網が露出しているため、感電するのではないかという心理的恐怖を無くすことはできなかった。
本考案は上述の点に鑑みて為されたもので、その目的は、ユーザに心理的恐怖を与えず、製造コストが低く、ユーザが感電する危険性がない蚊取ラケットの感電防止構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、筐体と、前記筐体のフレーム内に設けられた多数の貫通孔と、前記筐体が両面に接続されたラケットフレームと、を備え、前記筐体の前記貫通孔は、薄型起立片からなり、前記ラケットフレーム内に電撃網が配置され、前記筐体の前記貫通孔に身体が通らず、前記薄型起立片の高さによって、ユーザが前記電撃網に触れることがなく、感電することを防ぐことを特徴とする蚊取ラケットの感電防止構造が提供される。
また、前記筐体の前記貫通孔が多辺形であることが好ましい。
また、前記筐体の前記貫通孔の各辺長が多くとも10mmであることが好ましい。
また、前記筐体のサイズは、前記ラケットフレームに対応することが好ましい。
本考案の蚊取ラケットの感電防止構造は、ユーザに心理的恐怖を与えず、製造コストが低く、ユーザが感電する危険性がないという効果を奏する。
以下、本考案の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本考案が限定されるものではない。
以下、図1〜図5を参照する。図2に示すように、筐体1のサイズは、取り付ける蚊取ラケット2のラケットフレーム21に対応させる。筐体1のフレーム内には、多数の貫通孔11が設けられている。貫通孔11は、各辺長が多くとも10mmの多辺形であり、薄型起立片から構成されている。
本実施形態の筐体1は、蚊取ラケット2のラケットフレーム21の両面にそれぞれ接続されている。
上述した本実施形態は、以下(A)〜(F)の効果を得る。
(A)筐体1の貫通孔11が薄型起立片から構成されているため、ラケットを振ると貫通孔11の中に蚊がスムーズに入り、蚊取ラケット2のラケットフレーム21の中のフレーム内の電撃網22により蚊に電撃を与えることができる。
(A)筐体1の貫通孔11が薄型起立片から構成されているため、ラケットを振ると貫通孔11の中に蚊がスムーズに入り、蚊取ラケット2のラケットフレーム21の中のフレーム内の電撃網22により蚊に電撃を与えることができる。
(B)貫通孔11が薄型起立片から構成されているため、風抵抗係数を有効に下げ、蚊取ラケットをスムーズに振ることができる。
(C)筐体1の貫通孔11に身体が通らず、薄型起立片の高さが高いため、電撃網22に触れることがない。そのためユーザが感電することを防ぐ。
(D)使用する際、ユーザに心理的恐怖を与えない。
(E)製造コストが高い多層の電撃網構造を使用する必要がない。
(F)筐体1が有する防護により、人体が感電する危険性がないため、蚊取ラケットの出力電圧値を高めることができ、1回の電撃で蚊を殺すことができる。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
1 筐体
2 蚊取ラケット
11 貫通孔
21 ラケットフレーム
22 電撃網
2 蚊取ラケット
11 貫通孔
21 ラケットフレーム
22 電撃網
Claims (5)
- 筐体と、
前記筐体のフレーム内に設けられた多数の貫通孔と、
前記筐体が両面に接続されたラケットフレームと、を備えることを特徴とする、
蚊取ラケットの感電防止構造。 - 前記筐体の前記貫通孔が多辺形であることを特徴とする、
請求項1に記載の蚊取ラケットの感電防止構造。 - 前記筐体の前記貫通孔の各辺長が多くとも10mmであることを特徴とする、
請求項2に記載の蚊取ラケットの感電防止構造。 - 前記筐体の前記貫通孔は、薄型起立片からなることを特徴とする、
請求項1に記載の蚊取ラケットの感電防止構造。 - 前記筐体のサイズは、前記ラケットフレームに対応することを特徴とする、
請求項1に記載の蚊取ラケットの感電防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009009201U JP3160313U (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 蚊取ラケットの感電防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009009201U JP3160313U (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 蚊取ラケットの感電防止構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3160313U true JP3160313U (ja) | 2010-06-24 |
Family
ID=54863505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009009201U Expired - Fee Related JP3160313U (ja) | 2009-12-25 | 2009-12-25 | 蚊取ラケットの感電防止構造 |
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JP (1) | JP3160313U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPWO2012086253A1 (ja) * | 2010-12-24 | 2014-05-22 | 株式会社タケダ | 蚊誘引機 |
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2009
- 2009-12-25 JP JP2009009201U patent/JP3160313U/ja not_active Expired - Fee Related
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