JP3160115U - 犬用の首輪装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】犬の位置を送波すると共に、該犬の周囲を音を送波することができる、簡便かつ嵩張らない犬用の首輪装置を提供する。【解決手段】首輪装置1は、GPS用のGPS受信部G1aと、GPS信号から算出された位置信号を送信する位置信号送信部11と、周囲の音を音信号として送信する音信号送信部31と、位置信号および音信号を空中に向って送波する送信アンテナASとを備えている。位置信号を送波する送信アンテナASは、送信アンテナASの先端から位置信号送信部までの第1の長さL1を持つ第1アンテナ部AS1で形成され、音信号を送波する送信アンテナASは、送信アンテナASが第1アンテナ部AS1に連なる位置信号送信部11から音信号送信部31までの付加部分Lpを第1アンテナ部AS1に加えた第2の長さL2を持つ第2アンテナ部AS2で形成されている。【選択図】図3
Description
本考案は訓練用や狩猟用に適した犬用の首輪装置に関するものである。
従来より、家畜などの移動体にGPS信号を受信する位置信号送信装置を装着し、当該家畜の位置を離れた場所から把握することが提案されている(特許文献1参照)。
ここで、前記GPS信号を用いた位置情報の算出方法は、全世界測位システム(Global Positioning System)に属する複数個のGPS衛星(人工衛星)からのGPS信号を受波し、当該受波されたGPS信号に基づき移動体の現在位置を算出するものである(特許文献2参照)。
ところで、近年、図5に示すように、犬の首輪Cに前記GPS信号を受波し、位置信号として犬の現在位置を送波する位置信号送信装置10を設けたものが提案されている。前記位置信号送信装置10が犬の位置信号を位置信号送信アンテナASから送波すると、操作者の持つ位置表示装置2の位置信号受信アンテナA1で前記位置信号を受波し、モニタ22に前記犬の位置が表示される。
一方、図示していないが、犬の首輪にマイクで拾った周囲の音を音信号として送波する音信号送信装置を設けたものが提案されている。前記音信号送信装置が前記音信号を音信号送信アンテナから送波すると、操作者の持つ音受信装置の音信号受信アンテナで前記音信号を受波し、スピーカから犬の周囲の音が出力される。
操作者は、前記スピーカから出る音に基づき、犬の周囲の音を聞くことができる。
操作者は、前記スピーカから出る音に基づき、犬の周囲の音を聞くことができる。
そこで、たとえば、狩猟用や訓練用に、前記位置信号送信装置10と、音信号送信装置とを1つの首輪に搭載することが考えられる。操作者は、音受信装置から出る犬が猪などと格闘している音を聞き付けると、位置表示装置2のモニタ22に表示された犬の位置に向って駆けつけ、訓練や狩猟などを行うことが考えられる。
ここで、位置信号は154MHz帯(VHF帯)で送信される。前記位置信号を送波するための棒状アンテナ(ホイップアンテナ)の長さは波長λの1/4の長さになる。
まず、位置信号の波長λは、電波の伝搬する速度(位相速度)は約30万km/s(約300Mm/s)のため、周波数fMHzに対するλmは下記の(1)式で求められる。 300(Mm/s)/154(MHz)=約1.9480(m) …(1)
つぎに、棒状アンテナの長さは以下の(2)式で求められる。
1.948(m)/4≒0.4870(m)≒48.7(cm) …(2)
したがって、位置信号を送波する棒状アンテナの長さは約48.7cmとなる。
まず、位置信号の波長λは、電波の伝搬する速度(位相速度)は約30万km/s(約300Mm/s)のため、周波数fMHzに対するλmは下記の(1)式で求められる。 300(Mm/s)/154(MHz)=約1.9480(m) …(1)
つぎに、棒状アンテナの長さは以下の(2)式で求められる。
1.948(m)/4≒0.4870(m)≒48.7(cm) …(2)
したがって、位置信号を送波する棒状アンテナの長さは約48.7cmとなる。
一方、音信号は144MHz帯(アマチュア無線帯)で送信される。当該周波数の波長と、前記音信号を送波するための棒状アンテナの長さとは下記の(3)および(4)式で求められる。
300(Mm/s)/144(MHz)≒2.0833(m) …(3)
2.08333(m)/4≒0.5208(m)≒52.08(cm) …(4)
したがって、音信号を送波する棒状アンテナの長さは約52.08cmとなる。
300(Mm/s)/144(MHz)≒2.0833(m) …(3)
2.08333(m)/4≒0.5208(m)≒52.08(cm) …(4)
したがって、音信号を送波する棒状アンテナの長さは約52.08cmとなる。
このように、位置信号を送波するための棒状アンテナと、音信号を送波するための棒状アンテナとの長さが異なるため、位置信号送信アンテナと、音信号送信アンテナの2本の送信用アンテナの端部を首輪に装着する必要がある。そのため2本の送信アンテナが突出して嵩張り不便である。
また、長い送信アンテナは猪などに食いちぎられたり、犬の目に刺さったりするおそれがある。
また、長い送信アンテナは猪などに食いちぎられたり、犬の目に刺さったりするおそれがある。
したがって、本考案の目的は、犬の位置を送波すると共に、該犬の周囲の音を送波することができる、簡便かつ嵩張らない犬用の首輪装置を提供することである。
前記目的を達成するために、本考案は、犬の首に装着する犬用の首輪装置であって、犬の首に装着される首輪本体と、GPS信号を受信するGPS用のGPS受信部と、GPS信号から算出された位置に関する位置信号を送信する位置信号送信部と、周囲の音を音信号に変換するマイクと、前記音信号を送信する音信号送信部と、前記位置信号送信部からの前記位置信号および前記音信号送信部からの前記音信号を空中に向って送波する送信アンテナとを備え、前記GPS受信部、位置信号送信部、マイクおよび音信号送信部とが前記首輪本体に固定され、ここにおいて、前記位置信号を送波する前記送信アンテナは、前記送信アンテナの先端から前記位置信号送信部までの第1の長さを持つ第1アンテナ部で形成され、前記音信号を送波する送信アンテナは、前記送信アンテナが前記第1アンテナ部に連なる前記位置信号送信部から前記音信号送信部までの付加部分を前記第1アンテナ部に加えた第2の長さを持つ第2アンテナ部で形成されていることを特徴とする。
本考案によれば、1本の送信アンテナで位置信号と音信号とを送波することができるので至便である。
また、前記音信号を送波する送信アンテナは、前記送信アンテナが前記第1アンテナ部に連なる前記位置信号送信部から前記音信号送信部までの付加部分を前記第1アンテナ部に加えた第2の長さを持つ第2アンテナ部で形成されているので、前記付加部分を首輪に沿って配置することで、首輪から飛び出したアンテナ部分を短くすることができる。そのため、送信アンテナが猪などに食いちぎられたり、犬の目に刺さったりするおそれが少なくなる。
また、前記音信号を送波する送信アンテナは、前記送信アンテナが前記第1アンテナ部に連なる前記位置信号送信部から前記音信号送信部までの付加部分を前記第1アンテナ部に加えた第2の長さを持つ第2アンテナ部で形成されているので、前記付加部分を首輪に沿って配置することで、首輪から飛び出したアンテナ部分を短くすることができる。そのため、送信アンテナが猪などに食いちぎられたり、犬の目に刺さったりするおそれが少なくなる。
なお、本考案において、「アンテナ」とは、電波を発射(送波)したり、電波を吸収(受波)したりするために空中に導線を張った装置のことをいう。
以下、本考案にかかる犬用の首輪装置を用いたシステムを図面にしたがって説明する。なお、以下の説明では、本装置を狩猟犬に用いた場合について例示して説明する。
図1は、狩猟犬の首に装着する狩猟犬用の首輪装置1、位置表示装置2および音受信装置4からなる狩猟犬用のシステムを示す。
前記首輪装置1を狩猟犬の首に装着し、位置表示装置2および音受信装置4をハンターが持つことにより、図4Aおよび図4Bに示すように位置表示装置2のモニタ22に狩猟犬の位置が表示されると共に、音受信装置4により狩猟犬の周囲の音を聞くことができる。
図1は、狩猟犬の首に装着する狩猟犬用の首輪装置1、位置表示装置2および音受信装置4からなる狩猟犬用のシステムを示す。
前記首輪装置1を狩猟犬の首に装着し、位置表示装置2および音受信装置4をハンターが持つことにより、図4Aおよび図4Bに示すように位置表示装置2のモニタ22に狩猟犬の位置が表示されると共に、音受信装置4により狩猟犬の周囲の音を聞くことができる。
狩猟犬用の首輪装置1:
図1に示すように、狩猟犬用の首輪Cには、首輪装置1が固着されている。
前記首輪装置1は、音信号送信装置3、バッテリ5、位置信号送信装置10、第1GPS受信部G1aおよび送信アンテナASを備えている。
位置信号送信装置10はバッテリ5と一体の筐体内に設けられており、首輪Cの装着時に重いバッテリ5が下になるように該首輪Cに固定されていると共に、バッテリ5の両側には、音信号送信装置3および第1GPS受信部G1aがそれぞれ首輪Cに固定されている。
図1に示すように、狩猟犬用の首輪Cには、首輪装置1が固着されている。
前記首輪装置1は、音信号送信装置3、バッテリ5、位置信号送信装置10、第1GPS受信部G1aおよび送信アンテナASを備えている。
位置信号送信装置10はバッテリ5と一体の筐体内に設けられており、首輪Cの装着時に重いバッテリ5が下になるように該首輪Cに固定されていると共に、バッテリ5の両側には、音信号送信装置3および第1GPS受信部G1aがそれぞれ首輪Cに固定されている。
送信アンテナAS;
図2に示すように、位置信号送信装置10には送信アンテナASの基部が取り付けられて第1アンテナ部AS1を構成していると共に、前記送信アンテナASの基部側には、音信号送信装置3から突設された送信アンテナASの付加部分AS2が接続されている。
図2に示すように、位置信号送信装置10には送信アンテナASの基部が取り付けられて第1アンテナ部AS1を構成していると共に、前記送信アンテナASの基部側には、音信号送信装置3から突設された送信アンテナASの付加部分AS2が接続されている。
送波用アンテナASの位置信号受信アンテナA1の基部は、首輪Cとバッテリ5との間に固定されている。第2アンテナ部AS2は首輪Cに固定されていると共に、位置信号受信アンテナA1側の端部は位置信号受信アンテナA1に接続されて、首輪Cとバッテリ5との間に固定されている。
したがって、送信アンテナASの基部は首輪Cに固定されていると共に、送信アンテナASの端部は首輪Cから離れるように設けられている。
なお、前記送信アンテナASは、猪などに食いちぎられることの防止や、狩猟犬の目に刺さらないように、たとえば、ゴムや合成樹脂などのエラストマーで被覆されている。
したがって、送信アンテナASの基部は首輪Cに固定されていると共に、送信アンテナASの端部は首輪Cから離れるように設けられている。
なお、前記送信アンテナASは、猪などに食いちぎられることの防止や、狩猟犬の目に刺さらないように、たとえば、ゴムや合成樹脂などのエラストマーで被覆されている。
位置信号送信装置10:
図3に示すように、位置信号送信装置10は、第1GPS受信部G1a、第1GPS位置算出部G1bおよび位置信号送信部11を備えている。第1GPS受信部G1aには第1GPS信号受信アンテナAG1が設けられていると共に、位置信号送信部11には送信アンテナASが設けられている。
図3に示すように、位置信号送信装置10は、第1GPS受信部G1a、第1GPS位置算出部G1bおよび位置信号送信部11を備えている。第1GPS受信部G1aには第1GPS信号受信アンテナAG1が設けられていると共に、位置信号送信部11には送信アンテナASが設けられている。
GPS信号による位置情報取得原理:
第1GPS信号受信アンテナAG1で同時に受波した少なくとも3つのGPS衛星からのGPS信号は第1GPS受信部G1bに送られる。第1GPS受信部G1bはマイクロコンピュータからなり、前記3つ以上のGPS信号に基づき当該受波位置を周知の方法で算出する。
第1GPS信号受信アンテナAG1で同時に受波した少なくとも3つのGPS衛星からのGPS信号は第1GPS受信部G1bに送られる。第1GPS受信部G1bはマイクロコンピュータからなり、前記3つ以上のGPS信号に基づき当該受波位置を周知の方法で算出する。
すなわち、第1GPS受信部G1bは、少なくとも3つのGPS衛星からの電波の送波時と、第1GPS受信部G1bが受波した受波時との時間差に基づいて、各GPS衛星からの距離を求め、三角測量の原理によって移動体の位置を算出する。第1GPS受信部G1bは算出した位置信号を位置信号送信部11に送る。前記位置信号は、緯度および経度情報などからなる。
位置信号送信部11は、前記位置信号を送信アンテナASを介して位置信号を周囲に送波する。前記位置信号の送波用の送信アンテナASは、該送信アンテナASの先端から位置信号送信部11までの第1の長さL1を持つ第1アンテナ部AS1で構成されている。
音信号送信装置3:
音信号送信装置3は、マイク30および音信号送信部31および送信アンテナASを備えている。
マイク30によって拾われた周囲の音は、音信号として音信号送信部31に送られる。音信号送信部31は、前記音信号を送信アンテナASを介して周囲に送波する。
前記音信号の送波用の送信アンテナASは、送信アンテナASが前記第1アンテナ部AS1に連なる位置信号送信部11から音信号送信部31までの付加部分Lpを前記第1アンテナ部AS1に加えた第2の長さL2の長さを持つ。
音信号送信装置3は、マイク30および音信号送信部31および送信アンテナASを備えている。
マイク30によって拾われた周囲の音は、音信号として音信号送信部31に送られる。音信号送信部31は、前記音信号を送信アンテナASを介して周囲に送波する。
前記音信号の送波用の送信アンテナASは、送信アンテナASが前記第1アンテナ部AS1に連なる位置信号送信部11から音信号送信部31までの付加部分Lpを前記第1アンテナ部AS1に加えた第2の長さL2の長さを持つ。
送信アンテナASの要部の説明:
前述したように、位置信号は154MHz帯で送波され、音信号は144MHz帯で送波される。そのため、154MHz帯に対応する棒状アンテナ(ホイップアンテナ)の長さと、144MHzに対応する棒状アンテナの長さが異なる。
前述したように、位置信号は154MHz帯で送波され、音信号は144MHz帯で送波される。そのため、154MHz帯に対応する棒状アンテナ(ホイップアンテナ)の長さと、144MHzに対応する棒状アンテナの長さが異なる。
前述したように、位置信号を送波する送信アンテナASは、送信アンテナASの先端から位置信号送信部11までの長さを持つ154MHz帯に対応する長さの第1アンテナ部AS1で形成されている。
一方、音信号を送波する送信アンテナASは、前記第1アンテナ部AS1に連なる位置信号送信部11から音信号送信部31までの付加部分Lpを前記第1アンテナ部AS1に加えた144MHz帯に対応する第2の長さL2に形成されている。
図2の破線で示すように、前記第1アンテナ部AS1と第2アンテナ部AS2とは、バッテリ5が首輪Cに取り付けられた部分で互いに接合されている。
図2の破線で示すように、前記第1アンテナ部AS1と第2アンテナ部AS2とは、バッテリ5が首輪Cに取り付けられた部分で互いに接合されている。
なお、図3に示す前記位置信号送信装置10および音信号送信装置3はバッテリ5によって駆動されている。
位置表示装置2:
前記位置表示装置2は、位置信号受信アンテナA1、位置信号受信部20、マイコン21、モニタ22、第2GPS信号受信アンテナAG2、第2GPS受信部G2aおよび第2GPS位置算出部G2bを備えている。マイコン21は、CPU21aおよびメモリ21bを備えている。
前記位置表示装置2は、位置信号受信アンテナA1、位置信号受信部20、マイコン21、モニタ22、第2GPS信号受信アンテナAG2、第2GPS受信部G2aおよび第2GPS位置算出部G2bを備えている。マイコン21は、CPU21aおよびメモリ21bを備えている。
位置信号受信部20は、位置信号受信アンテナA1が受波した位置信号をマイコン21に送る。マイコン21は、前記位置信号から、位置信号送信装置10の位置、すなわち、狩猟犬の位置をモニタ22に表示させる。
一方、第2GPS信号受信アンテナAG2で同時に受波した少なくとも3つのGPS衛星からのGPS信号は第2GPS受信部G2bに送られる。第2GPS受信部G2bは前記3つ以上のGPS信号に基づき位置表示装置2の受波位置を算出し、位置表示装置2の位置信号をマイコン21に送る。
なお、マイコン21に第2GPS位置算出部G2bの機能を持たせてもよい。
なお、マイコン21に第2GPS位置算出部G2bの機能を持たせてもよい。
マイコン21は、メモリ21bから予め記憶された地図を読み出し、図4に示すモニタ22に地図を表示させると共に、前記狩猟犬の位置信号と位置表示装置2の位置信号とに基づき、狩猟犬の位置dと位置表示装置2の位置hとを前記地図上に重ね合わせて表示させる。
モニタ22には、地図や地図の縮尺、狩猟犬の位置dおよびハンターの位置(位置表示装置2の位置)hなどが表示される。
モニタ22には、地図や地図の縮尺、狩猟犬の位置dおよびハンターの位置(位置表示装置2の位置)hなどが表示される。
図4Bに示すように、狩猟犬の位置dが移動すると、その移動軌跡が連続する○印によって表示されるようにしてもよい。
音受信装置4:
図3に示す音受信装置4は、音信号受信アンテナA2、音信号受信部41、アンプ42およびスピーカ43を備えている。音信号受信部41は、音信号受信アンテナA2が受波した音信号をアンプ42に送る。アンプ42は、前記音信号に基づき狩猟犬の周囲の音をスピーカ43から出力する。
図3に示す音受信装置4は、音信号受信アンテナA2、音信号受信部41、アンプ42およびスピーカ43を備えている。音信号受信部41は、音信号受信アンテナA2が受波した音信号をアンプ42に送る。アンプ42は、前記音信号に基づき狩猟犬の周囲の音をスピーカ43から出力する。
本装置の用い方:
まず、図1に示す首輪装置1を狩猟犬の首に取り付けると、重いバッテリ5により、送信アンテナASが略鉛直方向に向く。かかる状態で、本首輪装置1のスイッチをONに設定する。
一方、ハンターは、位置表示装置2および音受信装置4の電源(図示せず)をONに設定して猟を開始する。
まず、図1に示す首輪装置1を狩猟犬の首に取り付けると、重いバッテリ5により、送信アンテナASが略鉛直方向に向く。かかる状態で、本首輪装置1のスイッチをONに設定する。
一方、ハンターは、位置表示装置2および音受信装置4の電源(図示せず)をONに設定して猟を開始する。
図3に示す位置信号送信装置10の第1GPS信号受信アンテナAG1がGPS衛星からのGPS信号を受波すると、第1GPS受信部G1aを経て第1GPS受信部G1bにより位置信号が生成され、位置信号送信部11から送信アンテナASにより当該位置信号が周囲に送波される。
ハンターが所持する位置表示装置2の第2GPS信号受信アンテナAG2がGPS衛星からのGPS信号を受波すると、第2GPS受信部G2aを経て第2GPS位置算出部G2bにより位置信号が生成され、マイコン21に送られる。
マイコン21は、メモリ21bから地図情報を読み出し、前記位置信号受信アンテナA1が受波した位置信号(猟犬からの位置信号)に基づく猟犬の位置dと、位置表示装置2の第2GPS信号受信アンテナAG2が受波した位置信号(ハンターの位置信号)に基づくハンターの位置hとを前記地図上に合成し、図4Aに示すようにモニタ22に表示させる。
マイコン21は、メモリ21bから地図情報を読み出し、前記位置信号受信アンテナA1が受波した位置信号(猟犬からの位置信号)に基づく猟犬の位置dと、位置表示装置2の第2GPS信号受信アンテナAG2が受波した位置信号(ハンターの位置信号)に基づくハンターの位置hとを前記地図上に合成し、図4Aに示すようにモニタ22に表示させる。
一方、音信号送信装置3のマイク30が拾った音信号は音信号送信部31を経て送信アンテナASにより当該音信号が周囲に送波される。
ハンターが所持する音受信装置4の音信号受信アンテナA2が当該音信号を受波し、アンプ42で増幅され、スピーカ43から猟犬の周囲の音が発せられる。
ハンターが所持する音受信装置4の音信号受信アンテナA2が当該音信号を受波し、アンプ42で増幅され、スピーカ43から猟犬の周囲の音が発せられる。
猟犬が猪などの獲物と格闘を始めると、前記音信号送信装置3のスピーカ43から吠え越えなどの音が聞こえる。ハンターは、スピーカ43からの音が猟犬と獲物との格闘音であると判断した場合には、図4Bに示すように、モニタ22に表示された猟犬の位置dに向って進み、獲物を発見した後、狩猟を行う。
本考案の犬用の首輪装置は、たとえば、犬の訓練用や狩猟用に用いることができる。
1:首輪装置
C:首輪
G1a:GPS受信部
11:位置信号送信部
30:マイク
31:音信号送信部
AS:送信アンテナ
AS1:第1アンテナ部
Lp:付加部分
AS2:第2アンテナ部
C:首輪
G1a:GPS受信部
11:位置信号送信部
30:マイク
31:音信号送信部
AS:送信アンテナ
AS1:第1アンテナ部
Lp:付加部分
AS2:第2アンテナ部
Claims (1)
- 犬の首に装着する犬用の首輪装置であって、
犬の首に装着される首輪本体と、
GPS信号を受信するGPS用のGPS受信部と、
GPS信号から算出された位置に関する位置信号を送信する位置信号送信部と、
周囲の音を音信号に変換するマイクと、
前記音信号を送信する音信号送信部と、
前記位置信号送信部からの前記位置信号および前記音信号送信部からの前記音信号を空中に向って送波する送信アンテナとを備え、
前記GPS受信部、位置信号送信部、マイクおよび音信号送信部とが前記首輪本体に固定され、
ここにおいて、前記位置信号を送波する前記送信アンテナは、前記送信アンテナの先端から前記位置信号送信部までの第1の長さを持つ第1アンテナ部で形成され、
前記音信号を送波する送信アンテナは、前記送信アンテナが前記第1アンテナ部に連なる前記位置信号送信部から前記音信号送信部までの付加部分を前記第1アンテナ部に加えた第2の長さを持つ第2アンテナ部で形成されていることを特徴とする犬用の首輪装置。
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JP2016049037A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | 古野電気株式会社 | 生物用監視装置 |
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