JP3159743B2 - 偏光及び複屈折測定装置 - Google Patents

偏光及び複屈折測定装置

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JP3159743B2 JP26426191A JP26426191A JP3159743B2 JP 3159743 B2 JP3159743 B2 JP 3159743B2 JP 26426191 A JP26426191 A JP 26426191A JP 26426191 A JP26426191 A JP 26426191A JP 3159743 B2 JP3159743 B2 JP 3159743B2
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レンズの偏光特性、
あるいは複屈折を測定する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光磁気ディスク装置の光学系は、レーザ
ー光がディスク面で反射するときの磁気カー効果による
偏光面の僅かな回転を光強度として検出することによ
り、信号の読み出しを行っている。使用されるレーザー
光は、偏光面の回転が最も検出し易い直線偏光である。
【0003】ここで、レンズ等の光学素子がレーザー光
の偏光状態を変化させてしまうような因子を持つ場合、
反射光が直線偏光から楕円偏光に変換されてしまい、信
号の強度が弱くなり、信号の読み出しを誤る虞がある。
【0004】従って、上記の光学系では各光学素子の偏
光への影響を正確に把握し、偏光に対する影響を信号読
み出しに支障がない程度の範囲に抑える必要がある。こ
のためには、まず、使用する光学素子の偏光特性を知る
ことが重要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
光学素子の偏光測定は反射面の他、透過型の素子では平
行平面が対象とされており、レンズの偏光を測定する装
置は使用されていなかった。
【0006】光学素子が偏光状態を変化させる要因とし
て、表面形状と内部の複屈折とがある。平行平面板の場
合には、表面形状による影響がないため、複屈折の情報
のみを取り出すことができる。しかし、レンズの場合に
は表面形状によっても偏光状態が変化するため、複屈折
の情報のみを取り出すことができなかった。
【0007】
【発明の目的】この発明は、上記の課題に鑑みてなされ
たものであり、レンズの偏光状態を測定するのに適した
偏光及び複屈折測定装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる偏光及
び複屈折測定装置は、上記の目的を達成させるため、被
検レンズとほぼ同一の屈折率をもち旋光性のない液体が
注入された液槽に被検レンズを浸して所定の広がりを持
つ偏光光束を入射させ、被検レンズを透過した光束を2
次元の受光手段により取り込み、被検レンズと受光手段
との間に設けられた検光子を透過光量を変化させるため
に回転させ、受光手段により取り込んだ光量を画素毎に
解析することにより偏光状態、複屈折を測定することを
特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を説明する。
【0010】
【実施例1】図1は、この発明にかかる偏光、及び複屈
折測定装置の実施例1を示す説明図である。
【0011】この装置は、所定の広がりを持った直線偏
光を被検レンズ20に入射させる光源部10と、被検レ
ンズ20を透過した光束の光路内に回転自在に設けられ
た検光子30と、検光子30を透過した光束を受光する
CCDセンサ等の二次元のイメージセンサ40と、この
イメージセンサ40の出力をA/D変換して記憶するフ
レームメモリ41と、少なくとも検光子30が3つの異
なる角度に設定された際に記憶されたフレームメモリ4
1のデータを解析するためのコンピュータ42と、解析
された結果を表示するディスプレイ43とを備えてい
る。
【0012】光源部10は、直線偏光を発生するレーザ
ー装置、あるいは偏光状態がランダムな光束を発する光
源と偏光子との組み合せた光源11と、この光源から発
した光束の径を拡大するビームエキスパンダー12とに
より構成される。
【0013】検光子30は、モータ44により自動的に
回転され、回転角度は角度センサ45によりコンピュー
タ42に入力される。
【0014】被検レンズ20は、液槽60内に配置され
ている。液槽60の蓋61には固定片62が設けられ、
被検レンズ20は固定片62により固定されて液槽内に
満たされたマッチング液63に浸されている。マッチン
グ液63は、被検レンズとほぼ同一の屈折率を有し、旋
光性を有しない液体である。
【0015】ポリメチルメタクリレート(アクリル)製
のプラスチックレンズを測定する場合には、例えばマッ
チング液63としてジメチルシリコンオイルとフェニル
メチルシリコンオイルとを混合した液を用いる。また、
マッチング液63としては、他にセダー油、ちょうじ油
等の鉱物研究用浸液、Si(シリコン)オイル等が用い
られる。
【0016】光学素子が偏光状態を変化させる要因とし
ては、表面形状と内部の複屈折とがある。被検レンズ2
0をマッチング液63に浸すことにより、被検レンズ2
0の表面形状による影響を除き、内部の複屈折による影
響のみを取り出すことができる。したがって、非球面レ
ンズ等の形状が複雑な素子、あるいは結像しない素子に
ついても複屈折による影響を測定することができる。
【0017】上記の装置を用いて被検レンズの偏光特性
を測定する場合、光源を点灯させてマッチング液63に
浸された被検レンズ20に光束を透過させ、検光子30
を回転させる。
【0018】コンピュータ42は、角度センサ45の出
力から検光子30の回転角度が所定の値となった時点で
イメージセンサの出力をサンプリングし、フレームメモ
リ41に記憶させる。検光子30の回転による光束の強
度変化は、正弦的であると仮定できるため、少なくとも
3回の測定を行うことにより、各画素毎に光束の偏光状
態を測定することができる。
【0019】図2は、上記の構成の検光子30とイメー
ジセンサ40との間に結像レンズ13を設け、被検レン
ズ20の像がイメージセンサ40上に形成されるよう構
成した例を示している。
【0020】次に、偏光測定の原理について説明する。
楕円偏光を表現する場合には、図3に示すように、光の
進行方向に対向した面内での電界ベクトルの先端の描く
楕円の長半径a、短半径b、傾きψの3つのパラメータ
が必要である。a,bの何れか一方が0の場合には直線
偏光、a=bの場合には円偏光となる。
【0021】上記の楕円偏光を検光子を介して受光した
場合の強度Iは、検光子の回転角度をθとして、(1)
式で求めることができる。
【0022】 I=α+β・cos2(θ−ψ) …(1) 但し、 α=(a+b)/2 β=(a−b)/2 である。
【0023】強度Iは、検光子30の回転角度θの変化
に応じ、理想的には図4に示したように正弦的に変化す
る。ここで強度の最大値Imax、最小値Iminは、
それぞれ以下の式で表すことができる。
【0024】Imax=a Imin=b
【0025】(1)式には、偏光特性を表すα、β、ψ
の3つの未知変数が存在するため、少なくとも3つの異
なる角度位置に検光子30を回転させた際の出力強度I
を測定することにより、3つの未知数の値を求めること
ができる。ここでは、計算を簡単にするために、45゜
毎に4回の測定を行うこととする。4回の測定による強
度I0,I45,I90,I135は、それぞれ3つの
変数に対して以下のような関係がある。
【0026】 I0=α+β・cos(−2ψ)=α+β・cos2ψ I45=α+β・cos(90゜−2ψ)=α+β・sin2ψ I90=α+β・cos(180゜−2ψ)=α−β・cos2ψ I135=α+β・cos(270゜−2ψ)=α−β・sin2ψ これらの強度は、イメージセンサ40の各画素毎に独立
したデータとして測定され、測定を行う4つの角度毎に
画像情報としてフレームメモリ41に記憶される。コン
ピュータ42は、4回の測定が終了した時点で、4つの
強度データを用い、下式に従って各画素毎に偏光特性を
表現する変数を求める。
【0027】
【0028】解析が終了すると、例えば偏光の傾きψの
角度を明暗の階調に変換してディスプレイ43に表示
し、あるいはドットの大きさに変換してプリントアウト
する。解析された上記の変数は、画素毎の単一データと
してではなく、隣接する画素に対する相対的な相違とし
て意味を持ち、この相違を表示することにより、被検レ
ンズの偏光特性のバラツキを全体として視覚的に捉える
ことができる。
【0029】なお、測定の分解能は、イメージセンサ4
0の画素数に依存するが、近時の画素の高密度化に鑑み
れば、精度の高い測定を行うことができる。
【0030】上記の測定において被検レンズ表面の汚れ
等によりノイズが存在する場合には傾きψについては正
確に求めることができるが、α、βは正確には求めるこ
とができない。
【0031】例えば、被検レンズ上のノイズのないポイ
ントPとノイズのあるポイントQとを設定すると、ポイ
ントPからの光束を受光するイメージセンサの画素から
は、図5にPで示したような正弦波が出力され、ポイン
トQに対応する画素からは図5にQで示すような正弦波
が出力される。これらの正弦波は、ノイズの有無により
振幅が異なるが、波長は同一であり、2つの正弦波の位
相差、すなわち傾きψPとψQとの差は正確に求めるこ
とができる。
【0032】一方、ノイズの影響が無視できるときに
は、すなわち、α、βの値の信頼性が高いときには、直
線偏光を入射させた被検レンズからの射出光に基づき、
常光線と異常光線との位相差を求めることにより、被検
レンズの複屈折の情報をも得ることができる。
【0033】
【実施例2】図6は、この発明にかかる偏光及び複屈折
測定装置の実施例5を示したものである。
【0034】実施例1の装置は、測定対象となる被検レ
ンズの表面に汚れ等が存在する場合には、これがノイズ
となって被検レンズの複屈折を正確に測定し難い。ま
た、実施例1の装置は被検レンズに直線偏光を入射させ
ているため、プラスチック等の被検レンズを測定する場
合、入射光が被検レンズの固有偏光に一致すると偏光状
態が変化を受けずに透過し、複屈折を測定し得ない。
【0035】実施例2は、被検レンズの表面に汚れがあ
る場合にも正確に複屈折を測定することができ、かつ、
被検レンズの固有偏光によらずに複屈折を測定できる装
置を提供する。
【0036】この装置は、所定の広がりを持った直線偏
光を発する光源部10と、光源部から発した光束を円偏
光に変換する第1のλ/4板31と、被検レンズ20を
透過した光束を直線偏光に近い楕円偏光に変換する移相
子としての第2のλ/4板32と、光路内に回転自在に
設けられた検光子30と、検光子30を透過した光束を
受光するCCDセンサ等の二次元のイメージセンサ40
とを備えている。イメージセンサ40の出力は、A/D
変換されてフレームメモリ41に記憶され、コンピュー
タ42により解析されて複屈折の情報としてディスプレ
イ43に表示される。
【0037】光源部10は、実施例1と同様に光源11
とビームエキスパンダー12とにより構成される。
【0038】第2のλ/4板32は、コンピュータ42
からの指示により、モータ46を介して少なとも2つの
角度に設定できるよう光軸回りに回動自在に設けられて
いる。
【0039】検光子30は、モータ44により自動的に
回転され、回転角度は角度センサ45によりコンピュー
タ42に入力される。
【0040】被検レンズ20は、実施例1と同様に液槽
60内に満たされたマッチング液63に浸されている。
【0041】上記の装置を用いて被検レンズの偏光特性
を測定する場合、第1,第2のλ/4板31,32の間
に被検レンズ20を配置し、この被検レンズ20に円偏
光を入射させ、射出した光束を第2のλ/4板32、検
光子30を介して受光する。
【0042】複屈折を持つ被検レンズに円偏光を入射さ
せると、被検レンズの遅相軸と進相軸との屈折率の違い
によって直交2軸の進行速度が異ならされることによ
り、楕円偏光となって射出される。この楕円偏光を再び
λ/4板等の移相子を透過させることにより直線偏光に
近い楕円偏光とし、検光子を透過させる。
【0043】検光子を回転させることにより、受光され
る光量が正弦的に変化するため、この変化を複数のポイ
ントでサンプリングすることにより、偏光の状態が測定
できる。円偏光を入射させた場合には、直線偏光を用い
た場合と違って被検レンズは不感方向を持たず、何れの
方向での測定でも偏光特性の測定が可能である。
【0044】なお、測定光が直線偏光に近いほど、イメ
ージセンサ40に達する光量の変化が大きくなり、測定
の精度が向上する。そこで、移相子としては、より直線
偏光に近い楕円偏光を作る上で、λ/4板が適当であ
る。
【0045】光束の偏光状態は、実施例1と同様の方法
により測定することができる。
【0046】前述したように、強度のみに基づいて偏光
特性を測定する場合には、被検レンズの上に汚れ等があ
った場合にもこれが強度変化として捉えられるため、信
号にノイズが乗り、正確な偏光特性の測定が行えない。
【0047】ノイズの影響を考慮すると、検出される光
強度Iは、和のノイズns、積のノイズnmとして、 I=α+ns+(β+nm)・cos2(θ−ψ) で表すことができる。このようなノイズがあると、α、
βを正確に求めることができない。但し、偏光楕円の主
軸の傾きψはノイズの影響を受けずに正確に求めること
ができる。
【0048】ここで、和のノイズとは、光学的には例え
ば測定光以外の照明光等の光がイメージセンサ40に入
射することにより生ずるノイズをいい、電気的には例え
ばテレビ信号のオフセット調整の不備によって発生する
ノイズを指す。また、積のノイズとは、光学的には照明
ムラ等によって生じるノイズをいい、電気的にはCCD
の画素間の感度のバラツキ等によるノイズを指す。
【0049】複屈折を測定するためには、複屈折の軸方
向とリターデーション量とを求める必要がある。この発
明の方法では、上記のψを移相子の設定角度を変化させ
て少なくとも2回解析する。
【0050】第1段階では、第2のλ/4板32の中性
軸を第1のλ/4板31の中性軸に対して45度に設定
する。コンピュータ42は、角度センサ45の出力から
検光子30の回転角度が所定の値となった時点でイメー
ジセンサ40の出力をサンプリングし、フレームメモリ
41に記憶させる。
【0051】第2段階では、第2のλ/4板32の中性
軸を第1のλ/4板31の中性軸に対して0度に設定す
る。そして、第1段階と同様に少なくとも検光子の回転
角度の異なる3箇所でイメージセンサ10の出力をサン
プリングし、各画素毎に光束の偏光状態を測定する。
【0052】コンピュータ42は、フレームメモリ41
に記憶された各画素単位の強度情報に基づいて第1段階
でのψに相当する値ξと、第2段階でのψに相当する値
ηとを求める。
【0053】ここで、リターデーションがπ/2より小
さいと仮定すると、直線偏光に近い偏光のψを測定する
のみで以下の原理に基づいてリタデーションδと軸方向
θとを求めることができる。
【0054】リタデーションδ、軸方向θの複屈折を有
する被検レンズに左円偏光を入射させ、被検レンズを射
出した光束を45度に設定したλ/4板を透過させた場
合の出力光X45は、以下のベクトルで表すことができ
る。
【0055】
【式1】
【0056】この出力光X45の偏光楕円の長軸方向ξ
は、(2)式の通りである。 tan2ξ=tanδcos2θ …(2) また、λ/4板の角度を0度とすると、出力光X0は、
以下の式のとおりとなる。
【0057】
【式2】
【0058】観測系の座標を45度回転させると、出力
光X0−45は式3のとおりとなる。
【0059】
【式3】
【0060】このとき検出される楕円偏光の軸方向η
は、 tan2η=tanδsin2θ …(3) で表現できる。
【0061】δ、θは、(2)式と(3)式とから以下
のように求められる。
【0062】
【式4】
【0063】上記の演算は、イメージセンサの各画素毎
に実行され、被検レンズの全域の複屈折情報を一度に解
析することができる。
【0064】解析が終了すると、例えばリタデーション
δを明暗の階調に変換してディスプレイ43に表示し、
あるいはドットの大きさに変換してプリントアウトす
る。これにより、被検レンズの複屈折のバラツキを全体
として視覚的に捉えることができる。
【0065】なお、上記の例では、第2のλ/4板32
を回転させることにより第1、第2段階の測定を行なっ
ているが、予め中性軸の方向が異なる2枚のλ/4板を
用意しておき、これらを交換することにより各段階の測
定を行なってもよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、レンズの形状に基づく偏光状態の変化を相殺し、レ
ンズ内の複屈折による影響のみを取り出すことができ
る。したがって、レンズが光束の偏光状態に対して与え
る影響、あるいはレンズの複屈折の情報を正確に検出す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明にかかる偏光、及び複屈折測定装置
の実施例1を示す説明図である。
【図2】 実施例1の変形例を示す説明図である。
【図3】 偏光楕円を示すグラフである。
【図4】 検光子の回転による受光手段の受光量変化を
示すグラフである。
【図5】 検光子の回転による受光手段の受光量変化を
示すグラフである。
【図6】 この発明にかかる偏光、及び複屈折測定装置
の実施例2を示す説明図である。
【符号の説明】 10…光源 20…被検レンズ 30…検光子 40…CCDイメージセンサ(受光手段) 42…コンピュータ 60…液槽 63…マッチング液
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 11/00 - 11/02 G01J 3/00 - 4/04 G01J 7/00 - 9/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検レンズとほぼ同一の屈折率をもち旋光
    性のない液体が注入された液槽と、 該液槽に浸された前記被検レンズに所定の広がリを持つ
    偏光光束を入射させる光源と、 2次元に配列した画素を有し、前記被検レンズを透過し
    た光束を取り込む受光手段と、 前記被検レンズと前記受光手段との間に設けられ、透過
    光量を変化させるために回転される検光子と、 前記受光手段により取り込んだ情報を解析することによ
    り偏光状態、複屈折を測定する解析手段とを有すること
    を特徴とする偏光及び複屈折測定装置。
  2. 【請求項2】前記検光子を少なくとも3つの異なる角度
    に設定し、各設定角度での前記受光手段の各画素毎の強
    度をサンプリングするサンプリング手段を有し、前記解
    析手段は、前記検光子の回転による受光手段の検出光量
    の強度変化を正弦的な変化であると仮定し、サンプリン
    グした強度により各画素に対応する部分の被検レンズの
    偏光特性を判断することを特徴とする請求項1に記載の
    偏光及び複屈折測定装置。
  3. 【請求項3】前記光源と前記被検レンズとの間に第1の
    移相子を設け、前記被検レンズと前記検光子との間に第
    2移相子を設け、前記第2の移相子を少なくとも2つの
    異なる角度に設定し、各設定角度での前記解析手段の解
    析結果を総合して前記被検レンズの複屈折を測定する測
    定手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の偏光
    及び複屈折測定装置。
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