JP3159404U - プランター - Google Patents
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- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
【課題】半円筒形状の部材を用いた従来のプランターに比べて容量が大きく、安定して設置でき、装飾性の高い外観を持ち、モウソウチクを有効利用でき、且つ安価であるプランターを提供する。【解決手段】左右略平行に立設された2つの支持板2と、横設された第1胴部5,及び第2胴部8を備えてなるプランター1である。第1胴部5は、竹を分割して得た半円筒形状の第1底板及び第1側板を有し、軸方向両端が支持板2,2に連結され封止されている。また、第2胴部8は、竹を分割して得た半円筒形状の第2底板及び第2側板を有し、両支持板2,2に穿設された支持用孔2fに嵌挿され、軸方向両端が端面板12で封止されている。上記第1胴部5及び第2胴部8の材料にモウソウチクを用いると、使用用途の乏しい竹間伐材であるモウソウチクが有効利用される。【選択図】図1
Description
本考案は、植物を育成するためのプランターに関する。
プランターは、略直方体型のものが一般的であるが、門扉や塀へのハンギング等に向いている半円形のものなど、様々な材質、形状のものがある。
管を軸方向に2分割して得た半円筒状部材で作製された、半円筒状プランターも知られている。廃材の管を再利用して上記半円筒状プランターが作製されると、資源の有効利用に繋がる(例えば、特許文献1参照)。
管を軸方向に2分割して得た半円筒状部材で作製された、半円筒状プランターも知られている。廃材の管を再利用して上記半円筒状プランターが作製されると、資源の有効利用に繋がる(例えば、特許文献1参照)。
プランターは、従来プラスチック製や陶器のものが多く使用されており、人工的な印象を与えるものであった。しかし近年では、木材等の天然素材で作製されたものや、装飾性のある鉢カバー等も使用されている。
繁殖してその処分に困る真竹を活用し、有効利用した植栽用ポットも開示されている(例えば、特許文献2参照)。
また、竹の円筒形状を生かした天然竹製花器において、該天然竹筒花器の内部の非水平の底部材に、上面が水平になるように耐水性固形物を配置し、該耐水性固形物を含む竹筒花器の内部全面をうるしで着色したものも開示されている(例えば、特許文献3参照)。
繁殖してその処分に困る真竹を活用し、有効利用した植栽用ポットも開示されている(例えば、特許文献2参照)。
また、竹の円筒形状を生かした天然竹製花器において、該天然竹筒花器の内部の非水平の底部材に、上面が水平になるように耐水性固形物を配置し、該耐水性固形物を含む竹筒花器の内部全面をうるしで着色したものも開示されている(例えば、特許文献3参照)。
竹材の有効利用と用途拡大のために、竹を加圧展開して幅広な板を製造する方法が開示されている(例えば、特許文献4参照)。斯様な板のことを、以下、展開竹平板と称する。
上記特許文献1に記載の半円筒状プランターは、植え込み面積及び高さが等しい直方体状のプランターに比べて、容量が小さいので、根の成長が阻まれ、生育を阻害する虞があった。また、容量が小さく、栽培用土が少量しか入れられないと、水枯れし易かった。
ベランダ等にプランターを設置する場合、スペースが限られていることが多く、複数設置したい際には花台等の棚を置く必要があるが、花台等にプランターを設置すると、容易に移動できず、不便であった。
また、特許文献1に記載の半円筒状プランターは、高圧用金属製容器の廃品を再利用したものであり、人工的な印象を与える外観であった。
ベランダ等にプランターを設置する場合、スペースが限られていることが多く、複数設置したい際には花台等の棚を置く必要があるが、花台等にプランターを設置すると、容易に移動できず、不便であった。
また、特許文献1に記載の半円筒状プランターは、高圧用金属製容器の廃品を再利用したものであり、人工的な印象を与える外観であった。
特許文献2に記載の植栽用ポットの容量は、竹を円筒形状のまま使用するため、竹本来の容量と変わらなかった。
特許文献3に記載の天然竹製花器は、生け花用の花器であり、栽培用土を入れる前提で作製した物ではなかった。また、上記天然竹製花器の容量は、竹を略円筒形状のまま使用するため、竹本来の容量と変わらないか、或いは小さかった。
かつて筍をとるために栽培されていたモウソウチクの竹林が放置された結果、繁殖力が異常に強いモウソウチクが周囲の植生に無秩序に侵入し、生態系が単純化する問題が起きている。また、モウソウチクは土壌保持力が低いため、崖崩れが起きやすくなるという問題も起きている。これら竹害の対策としてモウソウチクの間伐が行われ、伐採後のモウソウチクは竹間伐材として使用されている。しかし、その使用用途の乏しさが問題になっている。
特許文献2に記載の植栽用ポットは、径の小さな真竹を用いて作製されており、モウソウチクを使用するものではない。また、特許文献3に記載の天然竹製花器に使用される竹は少量であり、モウソウチクの有効利用には貢献しない。
特許文献2に記載の植栽用ポットは、径の小さな真竹を用いて作製されており、モウソウチクを使用するものではない。また、特許文献3に記載の天然竹製花器に使用される竹は少量であり、モウソウチクの有効利用には貢献しない。
これらの問題点に鑑み、本考案は、半円筒形状の部材を用いた従来のプランターに比べて容量が大きく、安定して設置でき、装飾性の高い外観を持ち、モウソウチクを有効利用でき、且つ安価であるプランターを提供することを課題とする。
上記課題を解決するための第1の考案は、
左右略平行に立設された2つの支持板,
竹を分割し内周面を上に向けて配置された半円筒形状の第1底板と、竹を2分割し内周面を相互略対向して配置されると共に、その下縁部が第1底板の上縁部に接合された半円筒形状の第1側板とを有し、軸方向両端が支持板に連結されて封止された第1胴部,
及び
竹を分割し内周面を上に向けて配置された半円筒形状の第2底板と、竹を2分割し内周面を相互略対向して配置されると共に、その下縁部が第2底板の上縁部に接合された半円筒形状の第2側板とを有し、両支持板に穿設された支持用孔に嵌挿され、軸方向両端が端面板で封止された第2胴部を備えてなることを特徴とするプランターである。
左右略平行に立設された2つの支持板,
竹を分割し内周面を上に向けて配置された半円筒形状の第1底板と、竹を2分割し内周面を相互略対向して配置されると共に、その下縁部が第1底板の上縁部に接合された半円筒形状の第1側板とを有し、軸方向両端が支持板に連結されて封止された第1胴部,
及び
竹を分割し内周面を上に向けて配置された半円筒形状の第2底板と、竹を2分割し内周面を相互略対向して配置されると共に、その下縁部が第2底板の上縁部に接合された半円筒形状の第2側板とを有し、両支持板に穿設された支持用孔に嵌挿され、軸方向両端が端面板で封止された第2胴部を備えてなることを特徴とするプランターである。
第2の考案は、
第1胴部及び第2胴部が、モウソウチクで作製されてなることを特徴とする第1の考案に係るプランターである。
第1胴部及び第2胴部が、モウソウチクで作製されてなることを特徴とする第1の考案に係るプランターである。
第3の考案は、
支持板及び端面板が、展開竹平板で作製されてなることを特徴とする第1又は第2の考案に係るプランターである。
支持板及び端面板が、展開竹平板で作製されてなることを特徴とする第1又は第2の考案に係るプランターである。
本考案のプランターは、半円筒形状の第1側板及び第2側板を、間隔をおいて夫々相互略対向配置し、しかもそれらの下縁部に接合された第1底板及び第2底板が垂設された構成であるから、竹を用いた従来の円筒形状及び半円筒形状プランターよりも大きな容量をもつ。容量が大きいと、より多くの栽培用土を入れられるので、水枯れが減る。また、根の伸長が阻害されにくいので、植物の生育も良くなる。
複数の胴部を具備し、植え込み面積が広いので、より多くの植物を植栽できる。また、花台等の棚が不要で、コンパクトに設置でき、移動が容易になる。移動が容易になるので、日照条件や風向き等に合わせて好適な場所にプランターを配置できる。
竹を有効利用でき、天然素材の竹の風合いが生かされた装飾品として使用できる。
複数の胴部を具備し、植え込み面積が広いので、より多くの植物を植栽できる。また、花台等の棚が不要で、コンパクトに設置でき、移動が容易になる。移動が容易になるので、日照条件や風向き等に合わせて好適な場所にプランターを配置できる。
竹を有効利用でき、天然素材の竹の風合いが生かされた装飾品として使用できる。
第2の考案によると、使用用途の乏しい竹間伐材であるモウソウチクを有効利用でき、かつ安価に作製できる。
モウソウチクは、タケ類の中でも、大きな径を持ち、堅牢で、曲がらずに略真っ直ぐ伸びる特徴を有している。よって材料に用いると、容量が大きく堅牢で外観の良いプランターが作製できる。
モウソウチクは、タケ類の中でも、大きな径を持ち、堅牢で、曲がらずに略真っ直ぐ伸びる特徴を有している。よって材料に用いると、容量が大きく堅牢で外観の良いプランターが作製できる。
第3の考案によると、外観の大部分を占める第1胴部,第2胴部,支持板,及び端面板が竹材で作製されるので、プランター全体に統一感が生まれ、より一層装飾品としての価値が上がる。
以下に、本考案を実施するための形態を、実施例を示す図面を参照して詳細に説明する。尚、これらの実施例に、本考案は限定されるものではない。
本考案に係るプランター1は、図1から図4に示されるように、
左右略平行に立設された2つの支持板2,
竹を分割し内周面を上に向けて配置された半円筒形状の第1底板3と、竹を2分割し内周面を相互略対向して配置されると共に、その下縁部10が第1底板3の上縁部9に接合された半円筒形状の第1側板4,4とを有し、軸方向両端が支持板2,2に連結されて封止された第1胴部5,
及び
竹を分割し内周面を上に向けて配置された半円筒形状の第2底板6と、竹を2分割し内周面を相互略対向して配置されると共に、その下縁部10が第2底板6の上縁部9に接合された半円筒形状の第2側板7,7とを有し、両支持板2,2に穿設された支持用孔2fに嵌挿され、軸方向両端が端面板12で封止された第2胴部8を備えてなる。
左右略平行に立設された2つの支持板2,
竹を分割し内周面を上に向けて配置された半円筒形状の第1底板3と、竹を2分割し内周面を相互略対向して配置されると共に、その下縁部10が第1底板3の上縁部9に接合された半円筒形状の第1側板4,4とを有し、軸方向両端が支持板2,2に連結されて封止された第1胴部5,
及び
竹を分割し内周面を上に向けて配置された半円筒形状の第2底板6と、竹を2分割し内周面を相互略対向して配置されると共に、その下縁部10が第2底板6の上縁部9に接合された半円筒形状の第2側板7,7とを有し、両支持板2,2に穿設された支持用孔2fに嵌挿され、軸方向両端が端面板12で封止された第2胴部8を備えてなる。
支持板2は、展開竹平板を用いて、略平板状に形成された部材である。支持板2の上端中央付近には、取手部2aが延設され、該取手部2aには支持板2の表裏を連通する馬蹄形の取手用孔2bが穿設されている。また、支持板2の中央付近には、採光・通気用孔2dが穿設されている。支持板2の下端には、脚部2c,2cが、下方に向け延出されて設けられている。
支持板2に取手部2aを設けると、プランター1の運搬が容易になる。また、支持板2は、第1胴部5及び第2胴部8を所定高さに支持する機能を有しており、第2底板6がプランター1の設置面に接しないので、水はけが良くなる。風通しも良くなるので、プランター1の下部に汚れがたまりにくく、虫も寄り付きにくい。支持板2の下端に脚部2c,2cを設けると、更にプランター1の設置面に接する支持板2下端面の面積が小さくなり、水はけ,及び風通しがよくなる。
取手部2aの下方で、かつ支持板2,2上部内側の相互略対向した位置に、第1胴部5の両端を嵌め込むための凹み2eが設けられている。また、採光・通気用孔2dと脚部2cの間には、第2胴部8の縦断面の形に等しいか、やや大きい支持用孔2fが水平方向に穿設されおり、該支持用孔2fに第2胴部8が嵌挿されている。支持板2の形状は、これらに限定されるものではなく、例えば、取手部2aを設けずに、取手用孔2bと採光・通気用孔2dを兼ねる略直方体状の孔を、凹み2eと支持用孔2fの間に設けてもよい。
支持板2の材料は、剛性を有するものであれば必ずしも展開竹平板に限られず、鉄,炭素鋼,ステンレス鋼等の金属、ポリ塩化ビニル,ポリエチレン等の合成樹脂、繊維強化プラスチック、セラミックス、コンクリート、木材、竹材、又は石材を用いることができる。
支持板2に取手部2aを設けると、プランター1の運搬が容易になる。また、支持板2は、第1胴部5及び第2胴部8を所定高さに支持する機能を有しており、第2底板6がプランター1の設置面に接しないので、水はけが良くなる。風通しも良くなるので、プランター1の下部に汚れがたまりにくく、虫も寄り付きにくい。支持板2の下端に脚部2c,2cを設けると、更にプランター1の設置面に接する支持板2下端面の面積が小さくなり、水はけ,及び風通しがよくなる。
取手部2aの下方で、かつ支持板2,2上部内側の相互略対向した位置に、第1胴部5の両端を嵌め込むための凹み2eが設けられている。また、採光・通気用孔2dと脚部2cの間には、第2胴部8の縦断面の形に等しいか、やや大きい支持用孔2fが水平方向に穿設されおり、該支持用孔2fに第2胴部8が嵌挿されている。支持板2の形状は、これらに限定されるものではなく、例えば、取手部2aを設けずに、取手用孔2bと採光・通気用孔2dを兼ねる略直方体状の孔を、凹み2eと支持用孔2fの間に設けてもよい。
支持板2の材料は、剛性を有するものであれば必ずしも展開竹平板に限られず、鉄,炭素鋼,ステンレス鋼等の金属、ポリ塩化ビニル,ポリエチレン等の合成樹脂、繊維強化プラスチック、セラミックス、コンクリート、木材、竹材、又は石材を用いることができる。
第1胴部5は、第1底板3及び第1側板4,4を具備している。第2胴部8は、第2底板6及び第2側板7,7を具備している。
第1底板3,第1側板4,第2底板6,及び第2側板7は、節の内側をくり抜いたモウソウチクで作製された半円筒形状の部材である。材料はモウソウチクに限定されず、剛性を有するものであれば良い。例えば、鉄,炭素鋼,ステンレス鋼等の金属、ポリ塩化ビニル,ポリエチレン等の合成樹脂、繊維強化プラスチック、セラミックス、陶器、コンクリート、木材,竹材,又は石材を用いることができる。
竹材を材料に用いる場合、第1側板4,及び第2側板7は、左右略対称の位置に節を配置すると外観が良い。
第1底板3の形状は、半円筒形状に限られず、上縁部9が第1側板4の下縁部10と略隙間なく接合できる形状であれば、溝形形状,又は平板状でもよい。また、第2底板6の形状も、半円筒形状に限られず、上縁部9が第2側板7の下縁部10と略隙間なく接合できる形状であれば、溝形形状,又は平板状でもよい。
第1底板3,及び第2底板6には、複数の水抜き用孔11,…が穿設されている。水抜き用孔11の数は1個以上であれば良く、その数を特に限定するものではない。
第1側板4,及び第2側板7の形状は、半円筒形状に限らず、中心角が鈍角の円弧状縦断面を有する溝形形状でもよい。
竹材を材料に用いる場合、第1側板4,及び第2側板7は、左右略対称の位置に節を配置すると外観が良い。
第1底板3の形状は、半円筒形状に限られず、上縁部9が第1側板4の下縁部10と略隙間なく接合できる形状であれば、溝形形状,又は平板状でもよい。また、第2底板6の形状も、半円筒形状に限られず、上縁部9が第2側板7の下縁部10と略隙間なく接合できる形状であれば、溝形形状,又は平板状でもよい。
第1底板3,及び第2底板6には、複数の水抜き用孔11,…が穿設されている。水抜き用孔11の数は1個以上であれば良く、その数を特に限定するものではない。
第1側板4,及び第2側板7の形状は、半円筒形状に限らず、中心角が鈍角の円弧状縦断面を有する溝形形状でもよい。
第1底板3の上縁部9と、第1側板4,4の下縁部10がワイヤで結着され、第1胴部5が形成されている。接合手段はこれに限らず、ボルト及びナット,ピン等の止着材で止着されてもよい。また、プランター1の容量を大きくするために、第1胴部5は、第1側板4,4が鉛直よりやや外側に傾いた状態で形成されていても良い。
第1胴部5の軸方向両端は、支持板2の凹み2eに嵌合され、封止されている。支持板2と第1胴部5の連結方法はこれに限らず、例えば、更に止着材で止着されていてもよい。また、溶接により接合されていてもよい。
第1胴部5の軸方向両端は、支持板2の凹み2eに嵌合され、封止されている。支持板2と第1胴部5の連結方法はこれに限らず、例えば、更に止着材で止着されていてもよい。また、溶接により接合されていてもよい。
第2底板6の上縁部9と、第2側板7,7の下端部6は、ワイヤで結着されている。接合手段はこれに限らず、ボルト及びナット,ピン等の止着材で止着されてもよい。また、プランター1の容量を大きくするために、第2胴部8は、第2側板7,7が鉛直よりやや外側に傾いた状態で形成されていても良い。
第2胴部8の軸方向両端部は、端面板12で封止されている。端面板12は、上端面板12a及び下端面板12bからなる。
第2側板7の両端は、図2に示すように、上部が突出するように斜めに削いだ形状であり、内周面に上端面板12aが図示しない止着材で止着されている。また、第2底板6の両端は、鉛直方向に切断された形状であり、当該切断面に下端面板12bが当接されて止着されている。第2側板7及び第2底板6の両端の形状と、端面板12の形状及び接合位置は、これに限るものではない。例えば、第2側板7及び第2底板6の両端面が鉛直状に切断された形状で、一体として形成された端面板12が、両端の内周面に止着材で止着されていても良い。また、接合方法は限定されるものではない。
第2胴部8の軸方向両端部は、端面板12で封止されている。端面板12は、上端面板12a及び下端面板12bからなる。
第2側板7の両端は、図2に示すように、上部が突出するように斜めに削いだ形状であり、内周面に上端面板12aが図示しない止着材で止着されている。また、第2底板6の両端は、鉛直方向に切断された形状であり、当該切断面に下端面板12bが当接されて止着されている。第2側板7及び第2底板6の両端の形状と、端面板12の形状及び接合位置は、これに限るものではない。例えば、第2側板7及び第2底板6の両端面が鉛直状に切断された形状で、一体として形成された端面板12が、両端の内周面に止着材で止着されていても良い。また、接合方法は限定されるものではない。
第1胴部5と第2胴部8の長手方向長さの比は、見た目が安定した印象を受けるように、黄金比に近い比とされているが、これに限定されるものではない。また、第2胴部8は、第1胴部5より容量が大きくされると、重心が下がり、安定する。
プランター1は、第1胴部5及び第2胴部8を各々1段ずつ有することに限られず、3段以上で構成されてもよい。
プランター1は、第1胴部5及び第2胴部8を各々1段ずつ有することに限られず、3段以上で構成されてもよい。
支持板2,第1胴部5,及び第2胴部8には、支柱用孔13を穿設することができる。例えば、図1及び図3に示される様に、第1側板4及び第2側板7の中央付近と、第2側板7の両端部に、縦支柱14a用の支柱用孔13を鉛直方向に穿設し、支持板2の上部両端付近,及び凹み2eの下方に、横支柱14b用の支柱用孔13を水平方向に穿設する。支柱用孔13の位置は、これらに限定されるものではなく、例えば、図3に示す凹み2eの下方に穿設された支柱用孔13と左右略対称の位置に、更に1個の支柱用孔13を穿設してもよい。また、支柱用孔13の数も、限定されるものではない。
図2及び図5に示すように、縦支柱14aと横支柱14bの上部には、アーチ型支柱14c又は円形支柱14dが連結されてもよい。図5に示すように、アーチ型支柱を配設すると、蔓性植物15の栽培が可能である。また、蔓性植物15と、他の植物を組合わせて植栽することもできる。図2に示すように、プランター1の上方に円形支柱14dを連結すると、当該支柱をLEDランプや電球で装飾してイルミネーションとしても使用できる。支柱14の形状は、これらに限定されず、栽培する植物に合わせて配置できる。
第1胴部5,第2胴部8,支持板2,及び端面板12で形成される植付用空間16には、栽培用土17が入れられ、任意の植物18が植栽される。栽培用土17の種類は特に限定されず、腐葉土、培養土等任意の栽培用土を用いることができる。また、第2胴部8の両端付近は、支持板2,2の外側に位置し、上方が開放されているので、第2胴部8の上端から第1胴部5の下端の距離より背丈が大きい植物を栽培することができる。
第1胴部5,第2胴部8,支持板2,及び端面板12で形成される植付用空間16には、栽培用土17が入れられ、任意の植物18が植栽される。栽培用土17の種類は特に限定されず、腐葉土、培養土等任意の栽培用土を用いることができる。また、第2胴部8の両端付近は、支持板2,2の外側に位置し、上方が開放されているので、第2胴部8の上端から第1胴部5の下端の距離より背丈が大きい植物を栽培することができる。
尚、プランター1は、建物のベランダ,バルコニー,公園,庭等の屋外に限らず、屋内にも設置できる。また、取手部2aを設けたので、持ち運びやすく、容易に設置場所が変えられる。
第1胴部5,及び第2胴部8の材料にモウソウチクを使用し、更に支持板2の材料に展開竹平板を用いると、プランター1の外観の大部分が竹製になるので、統一感が生まれ、竹製品としての装飾性が高まる。
設置する場所や、栽培する植物18の種類を考慮して、プランター1を着色してもよい。任意色の塗料を塗っても良く、又は外観の劣化が気になる場合は、竹の柄や、その他任意の模様をプリントしたフィルム等を貼ってもよい。
第1胴部5,及び第2胴部8の材料にモウソウチクを使用し、更に支持板2の材料に展開竹平板を用いると、プランター1の外観の大部分が竹製になるので、統一感が生まれ、竹製品としての装飾性が高まる。
設置する場所や、栽培する植物18の種類を考慮して、プランター1を着色してもよい。任意色の塗料を塗っても良く、又は外観の劣化が気になる場合は、竹の柄や、その他任意の模様をプリントしたフィルム等を貼ってもよい。
以下、本考案の参考例について説明するが、実施例と同一部分には同一符号を付して、詳細な説明は省略する。
参考例のプランター1’は、図6に示されるように、
左右略平行に立設された2つの支持板2,
上部が開放された溝形形状の底板21と、竹を分割し内周面を相互略対向して配置されると共に、その下縁部10が底板21の上縁部9に接合された半円筒形状の側板22,22とを有し、軸方向両端部が支持板2,2に連結されて封止された胴部23からなる。
左右略平行に立設された2つの支持板2,
上部が開放された溝形形状の底板21と、竹を分割し内周面を相互略対向して配置されると共に、その下縁部10が底板21の上縁部9に接合された半円筒形状の側板22,22とを有し、軸方向両端部が支持板2,2に連結されて封止された胴部23からなる。
支持板2は、展開竹平板を材料にした略平板状の部材である。支持板2の上端中央付近には、取手部2aが上方に延設され、該取手部2aには支持板2の表裏を連通する馬蹄形の取手用孔2bが穿設されている。また、支持板2の下端には、脚部2c,2cが垂設されている。
支持板2は、側板22の両端部の内周面、及び底板21の両端面に、図示しない止着材で止着され、胴部23の軸方向両端部を封止している。支持板2の形状は、これらに限定されるものではない。また、止着手段も限定されるものではない。
側板22は、節の内側をくり抜いたモウソウチクで作製された半円筒形状の部材である。
底板21の形状は、上縁部9が、側板22の下縁部10と略隙間なく接合できる形状であれば、上部が開放された溝形形状に限られない。底板21には、複数の水抜き用孔11,…が穿設されている。水抜き用孔11の数は1個以上であれば良く、その数を特に限定するものではない。
支持板2は、側板22の両端部の内周面、及び底板21の両端面に、図示しない止着材で止着され、胴部23の軸方向両端部を封止している。支持板2の形状は、これらに限定されるものではない。また、止着手段も限定されるものではない。
側板22は、節の内側をくり抜いたモウソウチクで作製された半円筒形状の部材である。
底板21の形状は、上縁部9が、側板22の下縁部10と略隙間なく接合できる形状であれば、上部が開放された溝形形状に限られない。底板21には、複数の水抜き用孔11,…が穿設されている。水抜き用孔11の数は1個以上であれば良く、その数を特に限定するものではない。
支持板2,底板21,及び側板22の材料は、これらに限定されるものではなく、剛性を有するものであればよい。例えば、鉄,炭素鋼,ステンレス鋼等の金属、ポリ塩化ビニル,ポリエチレン等の合成樹脂、繊維強化プラスチック、セラミックス、陶器、コンクリート、木材,竹材,又は石材を用いることができる。
側板22の材料にモウソウチクを使用し、更に支持板2の材料に展開竹平板を用いると、プランター1’の外観の大部分が竹製になるので、統一感が生まれ、竹製品としての装飾性が高まる。
側板22の材料にモウソウチクを使用し、更に支持板2の材料に展開竹平板を用いると、プランター1’の外観の大部分が竹製になるので、統一感が生まれ、竹製品としての装飾性が高まる。
1,1’ プランター
2 支持板
2a 取手部
2b 取手用孔
2c 脚部
2d 採光・通気用孔
2e 凹み
2f 支持用孔
3 第1底板
4 第1側板
5 第1胴部
6 第2底板
7 第2側板
8 第2胴部
9 上縁部
10 下縁部
11 水抜き用孔
12 端面板
12a 上端面板
12b 下端面板
13 支柱用孔
14 支柱
14a 縦支柱
14b 横支柱
14c アーチ型支柱
14d 円形支柱
15 蔓性植物
16 植付用空間
17 栽培用土
18 植物
21 底板
22 側板
23 胴部
2 支持板
2a 取手部
2b 取手用孔
2c 脚部
2d 採光・通気用孔
2e 凹み
2f 支持用孔
3 第1底板
4 第1側板
5 第1胴部
6 第2底板
7 第2側板
8 第2胴部
9 上縁部
10 下縁部
11 水抜き用孔
12 端面板
12a 上端面板
12b 下端面板
13 支柱用孔
14 支柱
14a 縦支柱
14b 横支柱
14c アーチ型支柱
14d 円形支柱
15 蔓性植物
16 植付用空間
17 栽培用土
18 植物
21 底板
22 側板
23 胴部
Claims (3)
- 左右略平行に立設された2つの支持板,
竹を分割し内周面を上に向けて配置された半円筒形状の第1底板と、竹を2分割し内周面を相互略対向して配置されると共に、その下縁部が第1底板の上縁部に接合された半円筒形状の第1側板とを有し、軸方向両端が支持板に連結されて封止された第1胴部,
及び
竹を分割し内周面を上に向けて配置された半円筒形状の第2底板と、竹を2分割し内周面を相互略対向して配置されると共に、その下縁部が第2底板の上縁部に接合された半円筒形状の第2側板とを有し、両支持板に穿設された支持用孔に嵌挿され、軸方向両端が端面板で封止された第2胴部を備えてなることを特徴とするプランター。 - 第1胴部及び第2胴部が、モウソウチクで作製されてなることを特徴とする請求項1に記載のプランター。
- 支持板及び端面板が、展開竹平板で作製されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載のプランター。
Priority Applications (1)
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JP2010001202U JP3159404U (ja) | 2010-02-26 | 2010-02-26 | プランター |
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