JP3159370U - 地上機器設置用ベースプレート - Google Patents

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Abstract

【課題】 部品点数の更なる削減を図ることが可能であり、構造が簡素化され且つ現場での設置作業を能率的に行い得る地上機器設置用ベースプレートの提供。【解決手段】 共同溝2の立ち上がり部(機器設置孔)4に設けられた縁部を有する頂版(基礎部分)3に設置されるとともに、頂版3に沿って取り付けられる枠状部11を備え、設置される地上機器の底面に対し、その一部に重なるように形成された止着部13が枠状部11の内側に連続して形成され、地上機器は頂版3に対し、枠状部11並びに止着部13を介在させた状態で設置されるようにして、部品点数の削減、構造の簡素化を図っている。【選択図】 図3

Description

本考案は、共同溝における地上機器設置用ベースプレートに係り、地下の共同構内に設けられる電線について、それらの変圧器や開閉器、通信ケーブル等の接続器等を収容する地上機器を設置する場合に利用され、特に共同溝の出口側の頂版と、地上機器とを連結する際の枠台として利用される地上機器設置用ベースプレートに関する。
従来、景観保護の観点などから電線等の地中化工事が進められているが、かかる場合、地下に共同溝を設置し、共同溝内に電線などを設置するようになっている。共同溝内に設置された電線は、地上の要所に配置された変圧器、開閉器等を備えた地上機器を介して電力需要先へ分配して引き込まれる。
共同溝には、地上方向へ向かう縦方向の立ち上がり部(機器設置孔)、並びに作業用の開口部(点検用孔)等が設けられているとともに、立ち上がり部並びに開口部には、コンクリートによって枠状に形成された頂版が基礎部分として設けられている。このうち、立ち上がり部から連通する頂版部分に地上機器を設置する一方、開口部には作業用のマンホール蓋が設置されている。
通常、頂版に地上機器を設置する場合は、地上機器と頂版との間にプレートなどが介在されているが、このようなプレートの一種として、特許第3012532号公報(特許文献1)には「地上機器の受枠等」に関する発明が記載されている。
同公報記載の発明は、共同溝の上端に平面視額縁状に形成された受枠本体を載置するとともに更に受枠本体に取付け蓋を設置し、この取付け蓋に地上機器の下端をボルト・ナットなどの締結具によって連結固定するように構成されている。さらに、地上機器と電線との配線を容易にするために、取付け蓋に配線用のアダプタを取り付けている。要するに、地上機器と共同溝との間にはコンクリート製の頂版部分を除き、受枠本体、取付け蓋、アダプタの3つの部材が介在されている。
また、特開平11―262148号公報(特許文献2)には、「機器据付用台座」に関する発明が開示されているが、同発明では地上に設置される機器類のサイズが異なることを考慮し、機器設置スペースおよび点検用スペースの枠部分を有する台座本体と、これらの機器設置スペース並びに機器設置スペースに対し着脱自在に取り付けられる蓋部材と、機器据付部材とを有して構成されている。これらの各機器を組み合わせることにより地上に設置される地上機器の大きさや種類を問わず、汎用的に対応することができるとされている。
特許第3012532号公報 特開平11―262148号公報
しかしながら、前述した特許文献1記載の「地上機器の受枠等」は、地上機器との間に複数の部材が必要であるため、受枠自体の構造が複雑化するとともに、且つ地上機器の設置に際して作業が煩雑になるという問題があった。
また、特許文献2記載の「機器据付用台座」は汎用性に優れる一面があるが、やはり、台座本体のほか、地上機器のサイズや据付条件に対応する機器据付部材が必要であり、地上機器の設置を行うにあたり、機器毎の部材の選定や工事現場での作業効率の悪化をもたらす懸念があった。
本考案は、このような諸事情に対処するために提案されたものであって、部品点数の更なる削減を図ることが可能であり、構造が簡素化され且つ現場での設置作業を能率的に行い得る地上機器設置用ベースプレートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の考案は、地下部分に構築された共同溝の地上部分に地上機器を設置する場合に用いられる地上機器設置用ベースプレートであって、共同溝の立ち上がり部(機器設置孔)に設けられた縁部を有する頂版(基礎部分)に設置されるとともに前記頂版に沿って取り付けられる枠状部を備え、設置される地上機器の底面に対し、その一部に重なるように形成された止着部が該枠状部の内側に連続して形成され、地上機器は前記頂版に対し、前記枠状部並びに止着部を介在させた状態で設置されるようにしたことを特徴とする。
請求項2記載の考案は、請求項1において、前記止着部には地上機器取付用のアンカーボルトが植設されていることを特徴とする。
請求項3記載の考案は、請求項1又は2において、地上機器が設置される頂版の寸法、開口形状に応じて設置位置を変化させる位置調節用の締結孔が穿設されていることを特徴とする。
請求項4記載の考案は、請求項1〜3のうち、いずれかにおいて、前記枠状部は、後打雄ねじアンカーによって前記頂版上に固定されていることを特徴とする。
上述のように、各請求項記載の考案によれば、地上機器を共同溝の頂版上に設置するに際し、基本的に必要な部品はベースプレートのみで済むため、部品点数の削減によるコストダウンを図ることができる。また、現場での地上機器の設置作業についても、構造が簡素化されていることから、迅速且つ効率的に行うことが可能である。
本考案の第1の実施例に係る地上機器設置用ベースプレートを用いて設置された地上機器を示した斜視図である。 同じく、本考案の第1の実施例に係る地上機器設置用ベースプレートと地上機器との関係を示す分解斜視図である。 同じく、本考案の第1の実施例に係る地上機器設置用ベースプレートに対し、共同溝の立ち上がり部、頂版同士の位置関係を示す斜視図である。 同じく、本考案の第1の実施例に係る地上機器設置用ベースプレートを頂版3上に設置した場合の平面図である。 図4のA−A線に沿った断面図で頂版に取り付けられた本考案の第1の実施例に係る地上機器設置用ベースプレートの設置状況を示した図である。 本考案の第2の実施例に係る地上機器設置用ベースプレートの平面図である。である。 本考案の第3の実施例に係る地上機器設置用ベースプレートの平面図である。 本考案の第1の実施形態の地上機器設置用ベースプレートに対し、機器設置孔を閉塞する塞ぎプレートとの関係を示す分解斜視図である。
以下、本考案に係る地上機器設置用ベースプレートの好適な実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は本考案の第1の実施例に係る地上機器設置用ベースプレートを用いて設置された地上機器を示した斜視図、図2は地上機器と地上機器設置用ベースプレートとの関係を示す分解斜視図、図3は共同溝の立ち上がり部、頂版、及び機器設置用ベースプレート同士の位置関係を示す斜視図である。
図1〜3に示されるように、共同溝2は歩道や道路部分に沿って構築され、その要所には地上機器1を設置するための立ち上がり部(機器設置孔)4が設けられている。共同溝2はコンクリート製のU字断面を有し、地上部分と連絡する立ち上がり部4の上部に、枠状に経営された頂版3が地上機器1を設置する際の基礎部分として、縁部を備えて形成されている。地上機器1は、頂版3上に地上機器設置用ベースプレート(以下「ベースプレート」と略す)10を介在させた状態で据え付けられる。地上機器1とベースプレート10との間、並びにベースプレート10と頂版3との間にはコーキング材によって封止処理が施されている。
なお、図1〜図3では図示していないが、地上機器1を設置する際や、点検時等に使用する点検用孔が立ち上り部(機器設置孔)4に隣接して設けられる場合がある。
図4は頂版3上に設置されたベースプレート10の平面図、図5は図4のA−A線に沿った断面図で頂版3に取り付けられたベースプレート10の設置状況を示している。
図2及び図4に示されるように、ベースプレート10には平面視矩形の枠状部11を備え、頂版3に対して、後打雄ねじアンカーを利用して接続する際に利用する締結孔12,12・・が枠状部11に複数穿設されている。本実施形態では枠状部11の角部10A,10A・・に各2箇所の締結孔12,12が設けられているとともに、長辺部10Bに2箇所、短辺部10Cに1箇所ずつ設けられている。
図5に示されるように、ベースプレート10は締結孔12,12・・に、後打の雄ねじアンカーボルト5,5・・を挿通することによって、頂版3の適宜な位置に固定される。枠状部11は打ち抜き、或いは溶接などの方法によって製造され、耐食性を考慮し溶融亜鉛メッキが施されている。
また、ベースプレート10のうち、枠状部11の角部10Aから内側の部分には、止着部13,13・・が連続して形成され、これらの止着部13には地上機器10設置用のアンカーボルト14が植設されている。図4(a)に示されるように、地上機器10は枠状部11に対し、その底面のうち変圧器や分配器などの主要な機材が、点線Xで示される矩形の範囲内に重なりながら臨むようになっている。つまり、この点線Xで示される矩形の範囲は、共同溝2の機器設置孔4から地上機器10の上方に向けて、電線などを立ち上げて配線処理を行う際に、機器設置孔4との間で支障なく作業を実施できるように配慮された大きさ・形状になっている。地上機器1はアンカーボルト14を利用してワッシャ・ナットによってベースプレート10に固定され、結果的に頂版3上に据え付けられる。
また、点線Xで囲まれた矩形は、頂版3に寸法の誤差がある場合にも対応することが可能な範囲に設定されており、例えば、図4(b)では二点鎖線に示される位置から右方向にベースプレート10を移動させ、位置を調節しながらベースプレート10を頂版3上に設置する場合である。また、図4(c)は二点鎖線示される位置から上方向に、位置調節を行いながら設置する場合を示している。
なお、ベースプレート10に穿設される締結孔12,12・・は、本実施形態では円形の丸孔としているが、これに限らず、例えば長孔にするなど、ベースプレート10の設置に支障がない範囲で、調整幅を持たせた形状に形成するようにしてもよい。
以上説明した第1の実施形態によれば、頂版3上に直接、地上機器1を設置するのではなく、単一の部材であるベースプレート10を介在させるようにしているので、コンクリート製の頂版3に多少の精度不良や寸法の違いがある場合でも、地上機器1を正確に設置することが可能となる。また、部品点数は基本的にベースプレート10だけで済むため、製造コストの低減、在庫管理の効率化を図ることができる。
さらに、地上機器1は頂版3上に直接設置されているのではなく、ベースプレート10を介した上で頂版3に設置されているので、仮に、自動車による衝突事故があった場合、衝突時に地上機器1が衝撃を吸収しながら倒れ込んで移動し易くなっているので、自動車の乗員に対する安全性が向上している。
加えて、地上機器1を設置する場合の手順は、ベースプレート10を、頂版3に対し、後打雄ねじアンカー14によって固定した後に行うため、設置作業の単純化を図ることが可能であり、従来の複数の部材を用いての地上機器の設置に比較して、効率よく迅速に設置作業を行い得る利点がある。
図6は、本考案に係る第2の実施形態に係る地上機器設置用ベースプレート20の平面図である。同図に示されるベースプレート20は、前述した第1の実施形態におけるベースプレート10が設置される地上機器1の底面と概ね同一の面積を有していたのに対し、枠状部22には多少小型の地上機器を設置するとともに、その隣の枠状部24には、設置先の需要、要望等に応じ、更に小型の地上機器を並列して設置する場合に利用される。
図7は、本考案に係る第3の実施形態に係る地上機器設置用ベースプレート30の平面図である。同図に示されるベースプレート30は、2つの同一の開口面積の枠状部32,32が形成され、同一の底面積を有する2基の地上機器を設置する場合に用いられる。
図8は第1の実施形態のベースプレート10に対し、機器設置孔を閉塞する塞ぎプレート40を取り付ける場合の分解斜視図を示している。同図のように、場合によっては地上機器を設置するのではなく、取り急ぎ、機器設置孔をアンカーボルト14を利用してナット16によって塞ぎプレート40を取り付けて一旦閉塞しておき、電力需要先などの増加、変動等に応じ、後工事にて地上機器を設置することが考えられる。
以上説明したように、本実施形態の地上機器設置用ベースプレートによれば、コンクリート製の頂版3につき、厳密な寸法精度を要求することなく、地上機器を設置することが可能であり、部品点数の削減により大幅なコストの削減を図ることができる。
以上説明したように、本考案によれば、部品点数が少なくて済むとともに、現場での地上機器の設置作業を能率的に行うことが可能な地上機器設置用ベースプレートを提供することができる。
1 地上機器
2 共同溝
3 頂版
4 立ち上り部(機器設置孔)
5 後打雄ねじアンカー
10 地上機器設置用ベースプレート(第1の実施形態)
10A 角部
10B 長辺部
10C 短辺部
11 枠状部
12 締結孔
13 止着部
14 アンカーボルト
16 ナット
20 地上機器設置用ベースプレート(第2の実施形態)
22 24 枠状部
30 地上機器設置用ベースプレート(第3の実施形態)
32 枠状部
40 塞ぎプレート

Claims (4)

  1. 地下部分に構築された共同溝の地上部分に地上機器を設置する場合に用いられる地上機器設置用ベースプレートであって、
    共同溝の立ち上がり部(機器設置孔)に設けられた縁部を有する頂版(基礎部分)に設置されるとともに前記頂版に沿って取り付けられる枠状部を備え、
    設置される地上機器の底面に対し、その一部に重なるように形成された止着部が該枠状部の内側に連続して形成され、
    地上機器は前記頂版に対し、前記枠状部並びに止着部を介在させた状態で設置されるようにしたことを特徴とする地上機器設置用ベースプレート。
  2. 前記止着部には地上機器取付用のアンカーボルトが植設されていることを特徴とする請求項1に記載の地上機器設置用ベースプレート。
  3. 地上機器が設置される頂版の寸法、開口形状に応じて設置位置を変化させる位置調節用の締結孔が穿設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の地上機器設置用ベースプレート。
  4. 前記枠状部は、後打雄ねじアンカーによって前記頂版上に固定されていることを特徴とする請求項1〜3のうち、いずれか1項に記載の地上機器設置用ベースプレート。
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