JP3159121U - 完全防水型直管蛍光灯 - Google Patents
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Abstract
【課題】防湿、防水効果、耐衝撃効果を強化し、利用範囲のさらなる拡大に効果のある完全防水型直管蛍光灯を提供する。【解決手段】冷陰極蛍光管を使用した直管型蛍光灯又はLEDを利用した直管型蛍光灯を、ポリカーボネイト製の円筒状の強化プラスチックチューブ内に収納する。蛍光灯に接続したソケットを中間に平板状のワッシャーを介在させて、片方の端縁に係止縁を形成した筒状のスリーブ内に収容し、かつ、強化プラスチックチューブの片方の端縁部に電源コード引き出し部を端末に有する合成ゴム製のキャップを、他端に電源コード引き出し部のない合成ゴム製のキャップをそれぞれ装着する。装着部分に、端縁部分を上方に折り曲げてビス穴を設けたステンレスバンドを配してビスで緊締し、ビス止め部分を係止部としてS字フック等で吊り下げることができるようにする。【選択図】図8
Description
本考案は、従来の一般家庭の照明器具として広く利用されている蛍光灯に比して大幅な省エネ、Co2削減効果及び長寿命で地球環境に優しいエコ製品であるとして注目を浴びている冷陰極蛍光管(Cold Cathode Fluorescent Lamp,通称CCFL)を利用した照明器具用の蛍光灯の防湿、防水及び耐衝撃性を能力を強化し、その利用範囲の拡大に極めて効果のある完全防水型冷陰極蛍光灯に関するものである。
従来の熱冷極蛍光管も冷陰極蛍光管も基本的には蛍光管であって、発光原理はほぼ同じであるが両者の大きな違いは電極の部分にあり、従来の蛍光灯は熱陰極蛍光管(Hot Cathode Fluorescent Lamp,通称HCFL)を利用した蛍光灯で、電極にフィラメントがあり、これを加熱して熱電子を放出し管内の水銀とかキセノンなどに当たって水銀を励起し、水銀が紫外線を放出し、紫外線がガラス管の内側に塗布された蛍光体にあたって可視光線になり、照明器具として利用されている。
これに対して、冷陰極蛍光管CCFLは熱陰極蛍光管HCFLとは電極の構造を異にしており、電極を加熱せずに電子を放出し、この電子が熱陰極管の電子と同様の作用をして可視光線となり蛍光灯として利用できる。
従来の蛍光灯と冷陰極蛍光管を利用した蛍光灯は上記のように非常によく似た構造をしているが、前者は電極の構造を小さくできないので液晶表示装置のバックライトには応用できないために一般家庭や事務所、工場などの照明器具として広く利用されている。
これに対して冷陰極蛍光管は電極の構造が簡単なため、非常に細い蛍光管とすることが可能であり、液晶表示装置などのバックライトとして広く使用されているが、熱陰極蛍光管と同様な照明用の蛍光灯としても利用されている。
ただ、従来の熱陰極蛍光管の蛍光灯も冷陰極蛍光管の蛍光灯も屋外や湿気の発生しやすい工場などで使用した場合に、防水、防湿対策が必要である。
ただ、従来の熱陰極蛍光管の蛍光灯も冷陰極蛍光管の蛍光灯も屋外や湿気の発生しやすい工場などで使用した場合に、防水、防湿対策が必要である。
また、通常蛍光灯を雨風にさらされている屋外や、湿気の発生しやすい工場内に設置した場合には、蛍光灯の上に雨よけを取り付けても、蛍光管とソケットの連結部分に湿気や雨が侵入し、漏電やさびの原因となって、火災が発生したり、耐久性の低下を引き起こしており、その対策が求められている。 また、近年LEDを利用した直管型の照明器具が開発され、蛍光灯として利用されているが同様の対策が求められている。
特開2000−133200及び特開2002−42724はともに液晶表示装置などのバックライトとして使用する冷陰極蛍光管に関するものであり、特開平11−204082は、冷陰極蛍光管の端部から外部リード線にかけて内面に熱溶融性接着剤を塗布した絶縁性チューブを使用して耐水性を強化した冷陰極蛍光管に関するものであり、本願が目的としている照明器具である蛍光灯全体の防湿、防水を目的としたものでないことは明白である。
本願は、近年一般照明器具として市販されている冷陰極蛍光管を利用した蛍光灯やLEDを利用した蛍光灯の利点を活かすとともに更に防湿、防水効果及び耐震、耐衝撃効果を強化することにより新たな利用分野、新たな顧客層の開拓ができる完全防水型の蛍光灯を開発するためになされたものである。
冷陰極蛍光管(CCFL)及びインバーター電源部を内蔵し、冷陰極蛍光管の背面に反射板を配し、照射面をプラスチックの透明カバーで覆った直管型の蛍光灯あるいはLEDを利用した直管型蛍光灯全体を、ポリカーボネイト製の円筒状の強化プラスチックチューブ(以下強化プラスチックチューブと称す)内に収納するとともに、該蛍光灯に接続したソケットを中間に平板状のワッシャーを介在させて片方の端縁を内側に張出して係止縁を形成した筒状のスリーブ(以下スリーブと称す)内に収容するとともに強化プラスチックチューブの片方の端縁部に電源コード引き出し部を端末に有する合成ゴム製のキャップ(以下キャップと称す)を、また、該強化プラスチックチューブの他端に電源コード引き出し部のない合成ゴム製のキャップを嵌合し、さらにこの嵌合部に端縁部分を上方に折り曲げてビスで締止できるようにしたステンレスバンド(以下ステンレスバンドと称す)を配してビスで緊締し、該ビス止め部分を係止部としてS字フック等で吊り下げることができるようにしたものである。
本願は、冷陰極蛍光管(CCFL)を使用した蛍光灯やLEDを利用した蛍光灯が従来の熱陰極管(HCFL)を利用した蛍光灯に比して、極めて細型の蛍光灯に形成できる特徴を活かすことを目的に開発されたもので、防湿、防水及び耐衝撃性を強化することにより、本来冷陰極蛍光管の特徴である長寿命、低消費電力の特徴を更に強化することができ、屋外や湿気の発生しやすい工場などでの照明器具として積極的採用を促すことができるので新たな利用分野、新たな客層の開拓にすばらしい効果を発揮できるものである。
以下の実施例においては冷陰極蛍光管を利用した蛍光灯を例に本願の実施例を詳述します。 LEDを利用した蛍光灯についても応用できることは勿論である。
以下図面によって実施例を詳述する。
冷陰極蛍光管1及びインバーター電源部2を内蔵し、冷陰極蛍光管1の背面に反射板3を配し、照射面をプラスチックの透明カバー4で覆った直管型の蛍光灯5全体を、ポリカーボネイト製の円筒状強化プラスチックチューブ6内に収納するとともに、該蛍光灯5に接続したソケット7を中間に平板状のワッシャー8を介在させて、片方の端縁を内側に張出して係止縁9を形成した筒状のスリーブ10内に収容し、かつ、強化プラスチックチューブ6の片方の端縁部に電源コード11を相通する電源コード引き出し部12を端末に有する合成ゴム製のキャップ13を装着し、他端に電源コード引き出し部12のない合成ゴム製のキャップ13‘を嵌合する。 なお、図面中21は蛍光灯の電極を示す。
冷陰極蛍光管1及びインバーター電源部2を内蔵し、冷陰極蛍光管1の背面に反射板3を配し、照射面をプラスチックの透明カバー4で覆った直管型の蛍光灯5全体を、ポリカーボネイト製の円筒状強化プラスチックチューブ6内に収納するとともに、該蛍光灯5に接続したソケット7を中間に平板状のワッシャー8を介在させて、片方の端縁を内側に張出して係止縁9を形成した筒状のスリーブ10内に収容し、かつ、強化プラスチックチューブ6の片方の端縁部に電源コード11を相通する電源コード引き出し部12を端末に有する合成ゴム製のキャップ13を装着し、他端に電源コード引き出し部12のない合成ゴム製のキャップ13‘を嵌合する。 なお、図面中21は蛍光灯の電極を示す。
強化プラスチックチューブ6内にスリーブ10を介在させることにより、蛍光灯5に接続したソケット7の圧力を面積の広いスリーブ10で均等にキャップ13、13‘に分散できるので、スリーブ10の耐久性を強化することができる。
強化プラスチックチューブ6とその末端に装着したキャップ13、13‘との接合分に、端縁部分14を上方に折り曲げてビス止めできるビス穴15を設けたステンレスバンド16を配してビス17で緊締し、該ビス止め部分を係止部18としてS字フック(略)等で吊り下げることができるようにする。
なお、キャップ13を強化プラスチックチューブ6に装着する前にソケット7に接続されている電源コード11を挿通しておく。 また、電源コード11を挿通した際に電源コード引き出し部12の空隙から湿気や水が浸入しないようにシリコンその他の粘着剤やコーキング剤などを充填したり、インシュロックなどで緊締しておくとより防水防湿効果が完全となる。
冷陰極蛍光管1に連結するソケット7の外側面に凸条部19を設け、かつ、強化プラスチックチューブ6の端縁部に該凸条部19に相応する凹条溝20を、また、スリーブ10の端縁部にも凹条溝20を設け、ソケット7の凸条部19を両凹条溝に嵌合させることにより、蛍光灯5、スリーブ10、強化プラスチックチューブ6とキャップ13が一体化し、蛍光灯5が内部で移動するのを防止することができる。
1 冷陰極蛍光管
2 インバーター電源部
3 反射板
4 透明カバー
5 蛍光灯
6 強化プラスチックチューブ
7 ソケット
8 ワッシャー
9 係止縁
10 スリーブ
11 電源コード
12 電源コード引き出し部
13 キャップ
13‘ 電源コード引き出し部のないキャップ
14 端縁部分
15 ビス穴
16 ステンレスバンド
17 ビス
18 係止部
19 凸条部
20 凹条溝
21 蛍光灯の電極
2 インバーター電源部
3 反射板
4 透明カバー
5 蛍光灯
6 強化プラスチックチューブ
7 ソケット
8 ワッシャー
9 係止縁
10 スリーブ
11 電源コード
12 電源コード引き出し部
13 キャップ
13‘ 電源コード引き出し部のないキャップ
14 端縁部分
15 ビス穴
16 ステンレスバンド
17 ビス
18 係止部
19 凸条部
20 凹条溝
21 蛍光灯の電極
Claims (4)
- 冷陰極蛍光管を利用した直管型の蛍光灯あるいはLEDを利用した直管型蛍光灯を、ポリカーボネイト製の円筒状の強化プラスチックチューブ内に収納するとともに、該蛍光灯に接続したソケットを中間に平板状のワッシャーを介在させた状態で、片方の端縁を内側に張出して係止縁を形成した筒状のスリーブ内に収容し、かつ、該強化プラスチックチューブの片方の端縁部には電源コード引き出し部を端末に有する合成ゴム製のキャップを、他端に電源コード引き出し部のない合成ゴム製のキャップを装着したことを特徴とする完全防水型直管蛍光灯。
- 強化プラスチックチューブとその末端に装着したキャップとの接合部に、端縁部分を上方に折り曲げてビス止めできるビス穴を設けたステンレスバンドを配してビスで緊締し、該ビス止め部分を係止部としてS字フック等で吊り下げることができるようにしたことを特徴とする請求項1記載の完全防水型直管蛍光灯。
- 蛍光灯に連結するソケットの外側面に凸条部を設け、強化プラスチックチューブの端縁部及びスリーブに該ソケットの凸条に対応する位置に凹状溝を設けてこれらを嵌合させ、強化プラスチックチューブ内に内装した蛍光灯を固定できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の完全防水型直管蛍光灯。
- 強化プラスチックチューブ、外側面に凸条部を設けたソケット、あるいは凸条を設けないソケット、端縁に凹条溝を形成したスリーブ、あるいは凹条溝を設けないスリーブ、電源コード引き出し部を端末に有する合成ゴム製キャップ、電源コード引き出し部を有しない合成ゴム製キャップ、ステンレスバンド及びビスからなる直管型蛍光灯の完全防水対策用部品セット
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009008901U JP3159121U (ja) | 2009-11-24 | 2009-11-24 | 完全防水型直管蛍光灯 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009008901U JP3159121U (ja) | 2009-11-24 | 2009-11-24 | 完全防水型直管蛍光灯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009008901U Expired - Fee Related JP3159121U (ja) | 2009-11-24 | 2009-11-24 | 完全防水型直管蛍光灯 |
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JP (1) | JP3159121U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102162592A (zh) * | 2011-03-30 | 2011-08-24 | 吴红阳 | 具有防水功能的led灯 |
KR101434586B1 (ko) | 2014-03-25 | 2014-08-26 | (주)대영전장시스템 | 수밀 구조와 연결 구조를 가진 야외용 조명 장치 |
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2009
- 2009-11-24 JP JP2009008901U patent/JP3159121U/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101434586B1 (ko) | 2014-03-25 | 2014-08-26 | (주)대영전장시스템 | 수밀 구조와 연결 구조를 가진 야외용 조명 장치 |
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