JP3158515U - 洗浄具 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数種の食器を簡単にかつくまなく洗浄可能な洗浄具を提供する。【解決手段】連続気泡の発泡樹脂からなる細長い洗浄具本体11と、洗浄具本体11の長手方向に挿通する所定硬度の軟質樹脂からなる細長い芯体12と、洗浄具本体11を覆う合成樹脂製のメッシュ袋13からなる。芯体12は、折り曲げ可能であり、復元弾性を有する。【選択図】図2
Description
この考案は、食器の洗浄に用いられる洗浄具に関する。
ブロック型の連続気泡の合成樹脂発泡体からなる洗浄具、いわゆる洗浄スポンジが、食器洗浄に汎用されている。
このような洗浄スポンジは握りやすく取り扱いが容易である一方で、コップのように開口が小さく底の深い食器(以下、コップ等と略す。)の内面を擦り洗いする場合は、その底部まで届きにくい洗い残しが生じる問題がある。
このような洗浄スポンジは握りやすく取り扱いが容易である一方で、コップのように開口が小さく底の深い食器(以下、コップ等と略す。)の内面を擦り洗いする場合は、その底部まで届きにくい洗い残しが生じる問題がある。
そこで、コップ等を擦り洗いする際には、その内面底部まで届くように柄付きのブラシを用いることが多い。
しかし、皿などのように、開口が大きく底の浅い通常の食器には洗浄スポンジを用い、コップ等には柄付きブラシを用いるとなると、洗浄作業時に複数の洗浄具を使い分ける必要があり面倒である。
しかし、皿などのように、開口が大きく底の浅い通常の食器には洗浄スポンジを用い、コップ等には柄付きブラシを用いるとなると、洗浄作業時に複数の洗浄具を使い分ける必要があり面倒である。
ところで洗浄スポンジを、コップ等の内面底部に届くように細長いスティック型にすることも考えられる。しかし洗浄スポンジ自体には保形性がほとんどないため、コップ等の底部に押し付けると簡単に折れ曲がってしまい、底部を十分に擦り洗いすることができない。
このため特許文献1のように、スティック型の洗浄スポンジの中心に、針金などの芯材を通して保形性を与えたものも考案されている。
この洗浄スポンジの用い方としては、皿などの通常の食器を洗う際には、芯材を折り曲げて洗浄スポンジ全体を二つ折り(V字型)にし、食器を挟み込むようにして外面と内面を同時にこすり洗いする。
その一方で、コップ等を洗う際には、その内面底部まで届くように芯材を曲げ戻して、洗浄スポンジ全体をスティック型に復元させる必要がある。
この洗浄スポンジの用い方としては、皿などの通常の食器を洗う際には、芯材を折り曲げて洗浄スポンジ全体を二つ折り(V字型)にし、食器を挟み込むようにして外面と内面を同時にこすり洗いする。
その一方で、コップ等を洗う際には、その内面底部まで届くように芯材を曲げ戻して、洗浄スポンジ全体をスティック型に復元させる必要がある。
実際には、複数種の食器を無作為に選択して順次洗浄作業をおこなってゆくことが多いため、この種の洗浄スポンジの場合、その芯材を繰り返し折り曲げまた曲げ戻して変形させなければならず、非常に手間がかかる。
そこで、この考案の解決すべき課題は、複数種の食器を簡単にかつくまなく洗浄可能な洗浄具を提供することである。
上記した課題を解決するため、考案にかかる洗浄具を、連続気泡の発泡樹脂からなる細長い洗浄具本体と、前記洗浄具本体の長手方向に挿通する軟質樹脂からなる細長い芯体と、を備えるスティック型のものとしたのである。そして前記芯体を、折り曲げ可能でありかつ復元弾性を有するものとしたのである。
この洗浄具で、コップ等の内面を洗う際には、スティック型の状態で洗浄具の一端部をにぎり、食器の開口から内部へと差し入れ、柄付きブラシと同様に長手方向に沿って往復動させる。
洗浄具は、芯体により保形性が付与されているため、その端面がコップ等の内面の底に押し当てられても容易には折れ曲がらず、底部までくまなく擦り洗いすることができる。
洗浄具は、芯体により保形性が付与されているため、その端面がコップ等の内面の底に押し当てられても容易には折れ曲がらず、底部までくまなく擦り洗いすることができる。
また、皿等の通常の食器を洗う際には、芯体を折り曲げて洗浄具全体を二つ折りにした状態で握り、食器を挟み込んで擦り付け、内外面を同時に洗浄する。
次いで、ふたたびコップ等を洗う場合には、洗浄具から手を離すと芯体の復元弾性により自動的に洗浄具はスティック型に戻る。この状態で洗浄具の一端部をにぎり直して上記作業をおこなう。
次いで、ふたたびコップ等を洗う場合には、洗浄具から手を離すと芯体の復元弾性により自動的に洗浄具はスティック型に戻る。この状態で洗浄具の一端部をにぎり直して上記作業をおこなう。
このように、洗浄具を二つ折りにした状態から手を離すと自動的にスティック型に復帰するため、従来のように芯体を曲げ戻す必要がなくなる。したがって、手を持ちかえるだけで皿などの通常の食器も、コップなどの開口が小さく底の深い特殊な食器も、ひとつの洗浄具で簡単に洗浄することができる。
洗浄具の前記芯体は、軟質樹脂製のパイプであり、その軟質樹脂は、JIS K 6253に準拠するデュロメータタイプAによる硬度が、70〜98であるのが好ましい。
洗浄具は、前記洗浄具本体を覆う合成樹脂製のメッシュ袋をさらに備え、このメッシュ袋は、長手方向の半部にアルミ蒸着部を有するのがさらに好ましい。
複数種の食器を一つの洗浄具で簡単にかつくまなく洗浄可能となった。
以下、図面を参照しつつこの考案の実施形態について説明する。
図1および2に示す実施形態のスティック型の洗浄具10は、食器の擦り洗いに用いられるものであり、洗浄具本体11と、芯体12と、メッシュ袋13とから構成される。
図1および2に示す実施形態のスティック型の洗浄具10は、食器の擦り洗いに用いられるものであり、洗浄具本体11と、芯体12と、メッシュ袋13とから構成される。
洗浄具本体11は、連続気泡の発泡樹脂から形成されており、細長い円柱形の外観を呈している。発泡樹脂の材質は特に限定されないが、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリビニルアルコールが例示される。またその発泡度も特に限定されない。
この洗浄具本体11の中央部には、長手方向に延びる円柱形の孔が形成されている。
この洗浄具本体11の中央部には、長手方向に延びる円柱形の孔が形成されている。
芯体12は、軟質樹脂の円筒パイプから形成されており、洗浄具本体11の前記孔へと差し込まれている。
軟質樹脂の材質は特に限定されないが、ポリウレタン、エチレン酢酸ビニル共重合体、熱可塑性エラストマーが例示される。
軟質樹脂の材質は特に限定されないが、ポリウレタン、エチレン酢酸ビニル共重合体、熱可塑性エラストマーが例示される。
芯体12の弾性は、手で折り曲げ可能であり、かつ手を離すと速やかに復元可能なものに調整されている。
また、芯体12をなす軟質樹脂の硬度は特に限定されないが、JIS K 6253に準拠するデュロメータタイプAによる硬度が、70〜98であるのが好ましく、75〜85であるのが特に好ましい。芯体12が硬すぎると手で折り曲げにくく、柔らかすぎると食器に当てるだけで簡単に折れ曲がって洗浄作業をおこないにくいからである。
また、芯体12をなす軟質樹脂の硬度は特に限定されないが、JIS K 6253に準拠するデュロメータタイプAによる硬度が、70〜98であるのが好ましく、75〜85であるのが特に好ましい。芯体12が硬すぎると手で折り曲げにくく、柔らかすぎると食器に当てるだけで簡単に折れ曲がって洗浄作業をおこないにくいからである。
メッシュ袋13は、合成樹脂繊維の織物から形成された多孔性の袋体であり、端面が閉塞された円筒形をなして洗浄具本体11の全体を包み込んでいる。合成樹脂の材質は特に限定されないが、ポリエステル、ナイロンが例示される。繊維の繊度も特に限定されないが、マイクロファイバー(超極細繊維)が例示される。
このメッシュ袋13は、長手方向に2分割され、図中の右半部の外面にはアルミニウムが蒸着されてアルミニウム蒸着部13aとなり、左半部は合成樹脂繊維がそのまま露出して通常部となっている。
また、通常部とアルミニウム蒸着部13aとの境界部には、リング形の掛け紐13bが設けられ、洗浄具全体をフック等に吊り下げて、水きりをできるようになっている。
また、通常部とアルミニウム蒸着部13aとの境界部には、リング形の掛け紐13bが設けられ、洗浄具全体をフック等に吊り下げて、水きりをできるようになっている。
実施形態の洗浄具10の構成は以上のようであり、つぎに図3および図4を参照してその用い方について説明する。
まず図3のように、この洗浄具10で皿Dを洗う場合には、洗浄具10を二つ折り(V字型)に折り曲げて握り、皿Dの縁を挟み込むようにして擦り洗いする。これにより、皿Dの内面と外面が同時にきれいになる。
まず図3のように、この洗浄具10で皿Dを洗う場合には、洗浄具10を二つ折り(V字型)に折り曲げて握り、皿Dの縁を挟み込むようにして擦り洗いする。これにより、皿Dの内面と外面が同時にきれいになる。
つぎにこの洗浄具10でコップCを洗う場合には、図3のように二つ折りされた洗浄具10から手を離し、その芯体12の復元弾性でもって元のスティック型に復元させる。
さらに図4のように、スティック型になった洗浄具10の一端部をにぎり直して、コップCの開口から内部へと差し込んで往復動させて擦り洗いする。洗浄具10は細長いため、コップCの内面の底部にまで届き、くまなく洗浄することが可能である。
さらに図4のように、スティック型になった洗浄具10の一端部をにぎり直して、コップCの開口から内部へと差し込んで往復動させて擦り洗いする。洗浄具10は細長いため、コップCの内面の底部にまで届き、くまなく洗浄することが可能である。
ここで、洗浄具10の外面はメッシュ袋で構成され、その右半部が洗浄力の強いアルミ蒸着部、左半部が洗浄力の弱い通常部となっているため、コップCを洗う場合には、その汚れ具合や汚れの種類に応じて、左半部を握ってアルミ蒸着部13aで擦り洗いするのと、右半部を握って通常部で擦り洗いするのを使い分けることが可能である。
また、皿Dを洗う場合には、内外面のうち、汚れのひどいほうの面にアルミ蒸着部13aを当て、汚れのましなほうの面に通常部を当てて挟み込んで擦ると、洗浄作業の効率がよく皿Dを傷付けることもない。
また、皿Dを洗う場合には、内外面のうち、汚れのひどいほうの面にアルミ蒸着部13aを当て、汚れのましなほうの面に通常部を当てて挟み込んで擦ると、洗浄作業の効率がよく皿Dを傷付けることもない。
このようにして、手を持ちかえる(握りなおす)だけで、皿などの通常の食器も、コップなどの開口が小さく底の深い特殊な食器も、ひとつの洗浄具で簡単に洗浄することができる。また、コップ等を洗う際にも内面底まで届いてくまなく洗浄することができる。
ここで、芯体12を軟質樹脂製のパイプに代えて、軟質樹脂製の棒としてもよい。
洗浄具本体11は、細長いスティック型の形状であればよく、円柱形に代えて角筒形、楕円柱形、半円柱形などとしてもよい。
また、メッシュ袋13を省略して、芯体12と洗浄具本体11のみから洗浄具10を構成してもよい。
洗浄具本体11は、細長いスティック型の形状であればよく、円柱形に代えて角筒形、楕円柱形、半円柱形などとしてもよい。
また、メッシュ袋13を省略して、芯体12と洗浄具本体11のみから洗浄具10を構成してもよい。
10 洗浄具
11 洗浄具本体
12 芯体
13 メッシュ袋
13a アルミニウム蒸着部
13b 掛け紐
D 皿
C コップ
11 洗浄具本体
12 芯体
13 メッシュ袋
13a アルミニウム蒸着部
13b 掛け紐
D 皿
C コップ
Claims (4)
- 連続気泡の発泡樹脂からなる細長い洗浄具本体11と、
前記洗浄具本体の長手方向に挿通する軟質樹脂からなる細長い芯体12と、を備え、
前記芯体12は、折り曲げ可能でありかつ復元弾性を有する洗浄具。 - 前記芯体12は、軟質樹脂製のパイプである請求項1に記載の洗浄具。
- 前記芯体12の軟質樹脂は、JIS K 6253に規定するデュロメータタイプAによる硬度が、70〜98である請求項1または2に記載の洗浄具。
- 前記洗浄具本体11を覆う合成樹脂製のメッシュ袋13をさらに備え、このメッシュ袋は長手方向の半部にアルミニウム蒸着部13aを有する請求項1から3のいずれかに記載の洗浄具。
Priority Applications (1)
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JP2010000350U JP3158515U (ja) | 2010-01-22 | 2010-01-22 | 洗浄具 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014147453A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Satoko Kobayashi | 払拭具 |
JP2016137178A (ja) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | キクロン株式会社 | 洗浄具 |
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