JP3157485U - 楽器ストラップ間隔保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】楽器を吊下げるための簡易構造を有する市販のストラップに、後付で、左右の間隔を保持する保持具を取付けることができる楽器ストラップ間隔保持具を提供する。【解決手段】この楽器ストラップ間隔保持具は、本体19の左右端部に形成される係止用切込み部21へ、ストラップ1の左右の平行部7を挿入して係止する。また、本体19の中央部に設けられる開閉式の閉鎖形状部分29を開いて、ストラップ1の左右の平行部7を通し、閉鎖形状部分29を閉じ、左右の平行部7を一つにまとめる。まとめることで、調整具13に無理な力が加わらず、長さを容易に調整できる。【選択図】図1

Description

この考案は、楽器を頸に吊下げるためのストラップに関し、特に、ストラップの左右の間隔を保持し頸が締付けられるのを緩和する間隔保持具の構造に関する。
サックスなどの重量のある楽器は、ベルト状のストラップを用いて、演奏者の頸に吊下げる。そして、図4(特許文献1に示される)のように、ストラップ101の左右の間隔を保持して、頸が締付けられるのを緩和する保持具103が用いられる。この保持具103は、棒状の両端に小さなリング105が固定され、この小さなリング105の中に、ストラップ101の左右の平行部107を通している。
この小さなリング105を通った左右の平行部107は、さらに、大きなリング109に連結され一つにまとめられる。この大きなリング109から下のベルト状の重ねた状態の部分111には、長さを調整する調整具113が設けられ、演奏者の好みにより楽器の上下位置が調整できる。
特開2008−304936
しかしながら、図4のストラップは、大きなリングの上下で、ベルト状の部品が別部品となり、構造を複雑にしている。
また、保持具や大きなリングは、あらかじめストラップに一体化されている。このためこのような保持具や大きなリングを有さない簡易構造を有する市販のストラップに、後付で、左右の間隔を保持する保持具を取付けることができない。よって、不経済である。
この考案は、以上の問題点を解決するために、簡易構造を有する市販のストラップに、後付で、左右の間隔を保持する保持具を取付けることができる楽器ストラップ間隔保持具を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、第一考案は、逆U字状の首掛け部分と、この首掛け部分の両下端に連続する平行部と、これら平行部を重ねた状態の部分の長さを調整する調整具と、この調整具の下方に設けられて楽器を吊下げる吊下げ具と、を有する楽器のストラップに用いられて、前記平行部の左右の間隔を保持し頸が締付けられるのを緩和する間隔保持具であって、本体と、この本体の左右端部に形成され前記平行部に係止する係止用切込み部と、前記本体の中央部に設けられ2つの前記平行部を通して一つにまとめる開閉式の閉鎖形状部分と、を有することを特徴とする楽器ストラップ間隔保持具である。
第二考案は、前記平行部は、ベルト状をなし、前記本体は、左右に長い板状をなし、前記係止用切込み部は、前記平行部を通すためのL字形状を有して、2つ設けられ、前記L字形状のうちベルト状の前記平行部が係止される辺部を並列にして配置され、前記開閉式の閉鎖形状部分は、カラビナ型の金具であることを特徴とする楽器ストラップ間隔保持具である。
第一、又は第二考案によれば、本体の左右端部に形成される係止用切込み部へ、ストラップの左右の平行部を挿入して係止する。また、本体の中央部に設けられる開閉式の閉鎖形状部分を開いて、ストラップの左右の平行部を通し、閉鎖形状部分を閉じ、左右の平行部を一つにまとめる。まとめることで、調整具に無理な力が加わらず、長さを容易に調整できる。よって、簡易構造を有する市販のストラップに、後付で、左右の間隔を保持する保持具を取付けることができる。
さらに、第二考案によれば、ストラップの左右の平行部を、係止用切込み部の並列に配置された辺部へ、波状に係止でき、しっかりと係止できる。また、開閉式の閉鎖形状部分をカラビナ型の金具とすることで、装置のコストを抑えることができる。
(A)この考案の第一実施形態を使用状態で示す全体図、(B)は(A)のB部拡大図、(C)は(A)のC部拡大図である。 この考案の第二実施形態を使用状態で示す全体図である。 図2の間隔保持具を示す拡大図である。 従来例を示すストラップの全体図である。
[第一実施形態]
この考案の第一実施形態を、図1に示す。すなわち、簡易構造を有する市販のストラップ1に、本実施形態の間隔保持具3を後付で取付けた使用状態を示す。
同図(A)に示すように、この市販のストラップ1は、逆U字状の首掛け部分5は、ベルト状を有する。この首掛け部分5の両下端に、ベルト状を有する左右の平行部7が連続する。これら左右の平行部7は、互いに重ねられた状態になって、下端の折返し位置9から折り返され、この折返された部分11が調整具13によって把持される。調整具13の位置を移動することで折返された部分11の長さが調整され、よって、演奏者の好みにより楽器15の上下位置が調整できる。先端の折返し位置9には、フック状の吊下げ具17が設けられて、楽器15を吊下げる。
しかし、サックスなどの楽器15は、重量があり、左右の平行部7によって、演奏者の頸が締付けられる。そこで、本実施形態の間隔保持具3を後付で取付ける。
すなわち、間隔保持具3は、本体19が、左右に長い板状をなす。そして、同図(B)に示すように、本体19の左右端部に係止用切込み部21が形成される。これらの係止用切込み部21が、ストラップ1の左右の平行部7に係止する。係止用切込み部21は、平行部7を通すためのL字形状を有する。L字形状の始端23は、本体19の上辺に直角に切り込むことで、平行部7を挿入するための切込み辺部25を形成する。切込み辺部25に直角に連続して、平行部7を最終的に係止する係止辺部27が形成される。
本体19の中央部に開閉式の閉鎖形状部分29が設けられる。同図(C)に示すように、この開閉式の閉鎖形状部分29は、キーホルダー型の丸い金具31であり、本体19の孔33に通されたリング35に取付けられる。金具31へ、複数のキーの孔を通して保持させるように、2つの平行部7を通して一つにまとめる。
「第一実施形態の作用効果」
以上の第一実施形態によれば、本体19の左右端部に形成される係止用切込み部21へ、ストラップ1の左右の平行部7を挿入して係止する。また、本体19の中央部に設けられる開閉式の閉鎖形状部分29を開いて、ストラップ1の左右の平行部7を通し、閉鎖形状部分29を閉じ、左右の平行部7を一つにまとめる。まとめることで、調整具13に無理な力が加わらず、ストラップ1の折返された部分11の長さを容易に調整できる。よって、簡易構造を有する市販のストラップ1に、後付で、ストラップ1を分解などせずに、左右の間隔を保持する保持具3を取付けることができる。
[第二実施形態]
この考案の第二実施形態を、図2,図3に示す。第一実施形態に比べて、ストラップ1、係止用切込み部21、および開閉式の閉鎖形状部分29の形状などが異なる。
すなわち、簡易構造を有する市販のストラップ1に、本実施形態の間隔保持具3を後付で取付けた使用状態を示す。
図2に示すように、この市販のストラップ1は、逆U字状の首掛け部分5は、幅広で肉厚のベルト状を有する。この首掛け部分5の両下端に、幅が細く肉薄のベルト状を有する左右の平行部7が連続する。これら左右の平行部7は、互いに重ねられた状態になって、先端の折返し位置9から折り返され、この折返された部分11が調整具13によって把持される。調整具13の位置を移動することで折返された部分11の長さが調整され、よって、演奏者の好みにより楽器15の上下位置が調整できる。先端の折返し部分には、吊下げ具17が設けられて、楽器15を吊下げる。
図3に示すように、間隔保持具3は、本体19が、左右に長い板状をなすが、中央部分が浅いV字状に屈曲する。そして、本体19の左右端部に係止用切込み部21が形成される。これらの係止用切込み部21が、ストラップ1の左右の平行部7に係止する。係止用切込み部21は、平行部7を通すためのL字形状を有する。L字形状は2つ設けられる。L字形状の始端23は、本体19の上辺又は下辺に直角に切り込むことで、平行部7を挿入するための切込み辺部25を形成する。切込み辺部25に直角に連続して、平行部7を最終的に係止する係止辺部27が形成される。2つの係止辺部27は、互いに、概略並列になるように配置される。
本体19の中央部に開閉式の閉鎖形状部分29が設けられる。この開閉式の閉鎖形状部分29は、カラビナ型の金具37である。すなわち、D型をした金具31で、D型の一辺には、バネによって開閉する開閉片39が設けられる。
「第二実施形態の作用効果」
以上の第二実施形態によれば、第一実施形態の作用効果に加え、以下の作用効果を有する。
すなわち、ストラップ1の左右の平行部7を、係止用切込み部21の並列に配置された係止辺部27へ、波状に係止でき、しっかりと係止できる。また、開閉式の閉鎖形状部分29をカラビナ型の金具37とすることで、開閉動作が容易になり、ストラップ1の左右の平行部7を容易に一つにまとめることができる。また、装置のコストを抑えることができる。
「他の実施形態」
以上の実施形態では、開閉式の閉鎖形状部分29は、キーホルダー型の丸い金具31やD型を有するカラビナ型の金具37であったが、開閉式であれば、形状は問われない。すなわち、四角形や三角形、さらには円筒状や円錐台型筒状であっても良い。
また、以上の実施形態では、係止用切込み部21は、ストラップ1の平行部7を通すためのL字形状を有するものであったが、他の実施形態では、L字形状には限らず、他の形状、例えばT字形状でもよい。この場合に、T字形状の始端は、本体19の上辺又は下辺に直角に切り込むことで、平行部7を挿入するための切込み辺部を形成する。この切込み辺部が、T字形状の中央の辺部となる。切込み辺部に直角に、左右に連続して、平行部7を最終的に係止する係止辺部が形成され、よってT字形状となる。
1…ストラップ、3…間隔保持具、5…首掛け部分、7…平行部、9…折返し位置、11…折返しの部分、13…調整具、15…楽器、17…吊下げ具、19…本体、21…係止用切込み部、23…始端、25…切込み辺部、27…係止辺部、29…閉鎖形状部分、31…金具、33…孔、35…リング、37…カラビナ型の金具、101…ストラップ、103…保持具、105…小さなリング、107…平行部、109…大きなリング、111…重ねた状態の部分、113…調整具。

Claims (2)

  1. 逆U字状の首掛け部分と、この首掛け部分の両下端に連続する平行部と、これら平行部を重ねた状態の部分の長さを調整する調整具と、この調整具の下方に設けられて楽器を吊下げる吊下げ具と、を有する楽器のストラップに用いられて、前記平行部の左右の間隔を保持し頸が締付けられるのを緩和する間隔保持具であって、本体と、この本体の左右端部に形成され前記平行部に係止する係止用切込み部と、前記本体の中央部に設けられ2つの前記平行部を通して一つにまとめる開閉式の閉鎖形状部分と、を有することを特徴とする楽器ストラップ間隔保持具。
  2. 前記平行部は、ベルト状をなし、前記本体は、左右に長い板状をなし、前記係止用切込み部は、前記平行部を通すためのL字形状を有して、2つ設けられ、前記L字形状のうちベルト状の前記平行部が係止される辺部を並列にして配置され、前記開閉式の閉鎖形状部分は、カラビナ型の金具であることを特徴とする請求項1に記載の楽器ストラップ間隔保持具。
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