JP3156255U - ノートブック型パソコン用放熱移動載置台 - Google Patents
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Abstract
【課題】ノート型パソコンの熱放散処理と入力操作に於ける負荷を低減し、机上での移動を容易にし、更に、安全性も確保した載置台を提供する。【解決方法】ノート型パソコンが載置可能な大きさを有する載置台本体部の中間部に多数の孔を設けた凹型の溝形状を設ける事で熱放散する為の通気用開口孔、通気用空間を設ける。凹型の溝の底部両側に連続した突起部を設ける。載置台本体部底部4隅に一部突出したボールキャスターを収納した移動体部とを備える。【選択図】図3
Description
本考案は、ノートブック型パソコン用放熱移動載置台に関し、放熱方法、移動方法、入力操作の負荷を最
小限に抑える為の台座を備えた、ノートブック型パソコン用放熱移動載置台である。
小限に抑える為の台座を備えた、ノートブック型パソコン用放熱移動載置台である。
本考案は事務用、産業用、家庭用として利用するノートブック型パソコンを机上に置いて使用する際にパソ
コンより放熱される熱を載置台で放散し、且つパソコンを載せた状態で机上を自在に移動可能なノートブッ
ク型パソコン用放熱移動載置台に関する。
コンより放熱される熱を載置台で放散し、且つパソコンを載せた状態で机上を自在に移動可能なノートブッ
ク型パソコン用放熱移動載置台に関する。
現在のノートブック型パソコンの機能はデスクトップ型パソコンと同等程度と近くなり、携帯できる特色を備えていることから、個人、企業でもデスクトップ型パソコンからノートブック型パソコンに変更する動きが年々増加している。しかしながら、ノートブック型パソコンは小型で軽く携帯できるという利点を備えているものの、長時間の使用やアプリケーションの実行、周辺ディバイスの駆動が多すぎるとシステムの温度が高くなりすぎるという問題が生じる。デスクトップ型パソコンは後部、側面にファンが取り付けられ
本体内の熱を外部に放出仕組みになっているが、ノートブック型パソコンはコンパクトに作られている分、デスクトップ型パソコンのように放熱が出来ない。一般的なノートブック型パソコンは内部に適当な放熱装置が設置されているが、大量の熱が発生した時、ノートブック型パソコン自体で放熱はしているものの、空間が不足している状態下やノートブック型パソコンが直接デスク上に置かれている場合は、その底部が直接放熱できる空間も不足してしまう為、迅速に熱を逃がす事が出来ず、ノートブック型パソコン全体の機能に影響を及ぼし、時にはパソコンがフリーズしてしまう事さえある。
本体内の熱を外部に放出仕組みになっているが、ノートブック型パソコンはコンパクトに作られている分、デスクトップ型パソコンのように放熱が出来ない。一般的なノートブック型パソコンは内部に適当な放熱装置が設置されているが、大量の熱が発生した時、ノートブック型パソコン自体で放熱はしているものの、空間が不足している状態下やノートブック型パソコンが直接デスク上に置かれている場合は、その底部が直接放熱できる空間も不足してしまう為、迅速に熱を逃がす事が出来ず、ノートブック型パソコン全体の機能に影響を及ぼし、時にはパソコンがフリーズしてしまう事さえある。
日常的に行う様々な事務作業をパソコンを利用して効率的に行うことが可能で、事務機として必需品と成っ
て来ている。そして、パソコンの利用は要求に応じて行われるものであるから、ハードウェアーとして必
要な時に所望位置に容易に移動して使用できるものであることが要求される一方、不要な時はデッドスペー
スに容易に移動して配置できる事が望ましい。
て来ている。そして、パソコンの利用は要求に応じて行われるものであるから、ハードウェアーとして必
要な時に所望位置に容易に移動して使用できるものであることが要求される一方、不要な時はデッドスペー
スに容易に移動して配置できる事が望ましい。
従来から、パソコンを利用して机上で事務作業を行う際には、パソコン自体が机上を容易に移動できる物では無い為、机上の所定位置に配置して使用するか、或いは、利用者の便宜な位置に配置し直して使用する以外になかった。これは、ノートブック型パソコンについても同様であり、入力操作を効率よく行うには、最適な位置にセット出来る事が重要である。現在のノートブック型パソコンの重量が1〜3kgが主流であるが最適な位置に、女性、子供、老人など力の弱い者が何度となくノートブック型パソコンの机上移動を行うことは容易ではない。
この様なノートブック型パソコンの熱問題、移動の不便さは事務効率を低下させる要因となって非常に好ましくない。事務効率向上の観点から、ノートブック型パソコンを机上で熱放散させ、移動できる様にする事が切望される。
机上のパソコンを移動させる方法として、底部に滑り材を付けた台座上にパソコンを設置して移動させる、或いは、キャスター付きの台座上にパソコンを設置して移動させる事が考えられる。これらの場合での滑り材を底部に取り付けた台座は机上表面の状態が滑りに大きく作用することがあり、一般的な机では、摩擦が係数が大きく使用しにくい。キャスター付きの台座の場合は机上での操作性、移動性、安定性、安全性の要求を同時に満たすかが重要となる。
一般的に使用されているキャスターは載置台底部に取り付けたときに高さが高くなり入力操作に支障をきたす事と所望する回転より良過ぎるために振動や少しの傾斜でも移動してしまい、別の固定装置がなければ、パソコンの机上での安定性、安全性が得られないという問題がある。
本考案は上記問題点を鑑みなされたものであって、載置したノートブック型パソコンの放熱処理と机上移動を容易にすると同時に多少の振動や傾斜では移動せず、仮に、机上よりキャスター部が外れても机上に於けるノートブック型パソコンの安全性を確保する事が出来るノートブック型パソコン用放熱移動載置台を提供する事を目的とする。
更に、本考案は通常のキャスター付き台座よりも高さを低くでき、ノートブック型パソコンの使用に支障をきたさない高さに載置する事が出来る、ノートブック型パソコン用放熱移動載置台を提供する事を目的とする。
本考案によるノートブック型パソコン用放熱移動載置台は、放熱性良好な金属性部材を使用し、熱放出を良くする為に多数の孔明けと所望形状に折り曲げ加工にする事より通気用開口孔と通気用空間を設け、更に、軽量化と頑強性を創設する。
ボールキャスターは小径であり、そのボールキャスターを収納した移動体部を載置台本体部の底面に取り付ける事で載置台を低く抑え、入力操作時に支障をきたさなくする。また、ボールキャスターは方向性が自在であり、一部突出したボールキャスターを収納した移動体部を載置台本体部下部4隅に取り付ける事により、水平に方向自在で移動を容易に行う事が出来ることが特徴です。
パソコン載置時にはボールキャスターが適度な摩擦係数となり多少の振動や傾斜による移動を止め、操作性、移動性の確保を容易にする事が特徴です。
衝撃、接触による机上よりの落下を防止する施策として、載置台本体部の中間部低面両側に連続した突起部を設け机上面との隙間を1ミリ程度にすることにより、ボールキャスターが机上面より外れても、載置台の傾きを微小に抑え且つ突起部と移動体部に組み込まれた滑り止材により、机上から落下を防ぐ仕組みでパソコンの安全性を確保する事が特徴です。
上述の構造により、載置するパソコンの高さを相当程度低くして望まれる高さとすることが可能で、ノートブック型パソコンの移動を容易に行え、操作性、安定性、安全性を確保し最適なパソコン環境を実現する。
その使用時には、本考案の放熱移動載置台は多数の放熱通気用開口孔と通気用空間溝を設ける事で、熱放散のための充分な通気空間を確保することが出来、パソコンから発せられる熱を通気空間より放熱し、熱放散効果を高め、ノートブック型パソコンから発生される熱による、フリーズ、誤作動を防止する。
入力操作時に最適な位置へ容易に配置ができ、入力操作者に係る負荷を軽減し事務効率を向上させる。更に、パソコンを使用しない時は、デッドスペースへの移動、配置を容易に行う事で、机上の有効スペースを確保し、事務効率を顕著に向上させる効果がある。
本考案に係るノートブック型パソコン放熱移動載置台の実施の形態について、図面に従って説明する。尚、以下の実施の形態は、本考案を具体化した一例であって本考案の技術的範囲を限定するものではない。図1は本考案に係るノートブック型パソコン用放熱移動載置台を1部カットした平面図を示し、図2は図1のA-A’断面図、図3は本考案の放熱移動載置台にノートパソコンを設置した側面図と放熱用空間、ケーブルの噛み込を防止した示した図、図4は机上面からキャスターボールが外れ、滑り止材と連続した突起部により、机上からの落下防止図である。
本考案に係るノートブック型パソコン用放熱移動載置台は図1、図3で示す如く、載置台本体部1、回転するキャスターであるボールキャスター3を収納し底部に滑り止材4を固着した移動体部2を載置台本体部1の下部4隅に取り付けたものからなる。本考案の放熱移動載置台の載置台本体部1は、熱伝導性、放熱性が良好で所定の厚みを有する金属部材を使用し、図1、図2、図3で示すように折り曲げ加工、孔明け加工、連続した突起部5を作る段押し加工を行い、孔明け加工で軽量化及び放熱通気用開口孔6により熱放散効果を向上させる。更に、滑り止材4と連続した突起部5で落下を防ぎ、安定性と安全性を確保する。載置台本体部1は図1、図2で示すように、折り曲げ加工、孔明け加工、連続した突起部5を作る段押し加工を施した物で、その載置台本体部1下部に移動体部2を取り付けて移動可能とする。
ボールキャスター3の回転によって、載置台本体部1は机上において水平に自在に移動できる。又、載置台本体部1が振動、衝撃でキャスターボール3が机上面より外れた場合には、載置台本体部1に施した連続した突起部5により、載置台の傾きを微小に抑える事が出来、滑り止材4を備えた移動体部2とで机上からノートブック型パソコン用放熱移動載置台の落下を防ぎパソコンの安全性を確保する。
自在に移動させる為の方策として、ボールキャスター3を机上面に於いて回転することにより移動させ、ボールキャスター3を回転させるには、移動体部2に形成された穴にボールキャスター3を収納し、その一部を突出させる状態に保持した移動体部2を、載置台本体部1の下部に取り付けすることにより、机上面との摩擦によりボールキャスター3は回転する仕組みである。ボールキャスター3が机上面において所定の摩擦係数の範囲になるようボールキャスター3の径、材質を決定する。ここで、所定の摩擦係数とは、放熱移動載置台にパソコンを載置した際に多少の振動や傾斜では放熱移動載置台が移動せずパソコン及びは放熱移動載置台の安定性が保たれ、且つ移動性が保たれる範囲である。所定範囲の摩擦係数となればその決定の仕方は任意である。
図3で示す如く、本考案の形状、構成、構造にすることで熱放散に必要な通気用開口孔と熱放散用空間を充分あける事が出来、放熱移動載置台に載置するパソコンの高さを相当程度低くして望まれる高さと移動することが可能となる。
移動体部2の素材、滑らかさ等も、ボールキャスター3との接触面において、所定の摩擦力を発揮できるものであれば適宜であり、素材は限定しない。移動体2の構造は使用するボールキャスター3の大きさにより、決定すればよい。
滑り止材4は移動体部2の底部に固着したものである。素材については、所定の摩擦係数以上の高いものであれば限定しないが、滑り止材4はノンスリップ性の高いものとする。
1 載置台本体部
2 移動体部
3 ボールキャスター
4 滑り止材
5 連続した突起部
6 通気用開口孔
7 ノート型パソコン
8 ケーブル類
9 机上
10 熱放散用空間
2 移動体部
3 ボールキャスター
4 滑り止材
5 連続した突起部
6 通気用開口孔
7 ノート型パソコン
8 ケーブル類
9 机上
10 熱放散用空間
Claims (4)
- 放熱を目的とした熱放出用空間及び通気用開口孔を設けたノート型パソコンが載置可能な大きさを有する載置台本体部と、該載置台本体部の下部4隅に設けられ、一部を突出させたボールキャスターと滑り止材が固着された移動体部と、を備え、該移動体部は、机上面を前記ボールキャスターが回転することにより前記載置台本体部を任意の方向、任意の位置へ自在に水平移動を可能にしたことを特徴とするノートブック型パソコン用放熱移動載置台。
- 前記載置台本体部は、熱伝導性、放熱性良好な金属性部材を用い、パソコン載置部及び移動体部を取り付ける部位を前後に備え、中間部を凹型に成形し、凹部がパソコン載置使用時の熱放出用空間を確保し、その凹部底部に多数の通気用開口孔を設けた事で机上面と前熱放出用空間との通気を行い放熱効果を上げる仕組みを設け、パソコンから発生する熱を放出放散させる特徴を持ち、更に、凹部底部両側に連続した突起部を設ける事で、机上からの落下を防ぐ機能を兼ね備えた請求項1記載のノートブック型パソコン用放熱移動載置台。
- 前記移動体部は、前記ボールキャスターを収納し、下面に滑り止材と前記ボールキャスターの一部を突出させる突出孔が設けられた請求項1記載のノートブック型パソコン用放熱移動載置台。
- 載置台の高さを低く抑え、振動、多少の傾斜では移動しない手段として、パソコン載置時に適度な摩擦係数を持ったボールキャスターを採用。更に、前記載置台本体部下端面とボールキャスター突出部の寸法差を2mm以下と机上にあるケーブル類の外径より小さくすることにより、移動時にケーブル類の噛み込みを防止し、併せて前期載置台本体部中間部下端面両側に設けた連続した突起部と机上面との隙間を1ミリ程度にすることにより、ボールキャスターが机上面より外れても、載置台の傾きを微小に抑え且つ突起部と前記移動体部に組み込まれた滑り止材により、机上から落下を防ぐ仕組みを有する請求項1〜3記載のノートブック型パソコン用放熱移動載置台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009005497U JP3156255U (ja) | 2009-08-04 | 2009-08-04 | ノートブック型パソコン用放熱移動載置台 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2009005497U JP3156255U (ja) | 2009-08-04 | 2009-08-04 | ノートブック型パソコン用放熱移動載置台 |
Publications (1)
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JP3156255U true JP3156255U (ja) | 2009-12-24 |
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