JP3154940U

JP3154940U - 環状薬箱

Info

Publication number: JP3154940U
Application number: JP2009005909U
Authority: JP
Inventors: 賈樂吉; 張樂心
Original assignee: 賈樂吉; 張樂心
Priority date: 2009-08-20
Filing date: 2009-08-20
Publication date: 2009-10-29
Anticipated expiration: 2019-08-20

Abstract

【課題】環状薬箱を提供する。【解決手段】本環状薬箱１０は、箱及び下から上に重なって箱内に結合する位置決めリング１２、薬皿１３、回転リング１４、及び嵌め込みリング１５を含む。前述の位置決めリング、薬皿及び回転リングは、互いに係合し連結する。回転リングが作用力を受け回転する時、同時に位置決めリングと薬皿も動かし一緒に回転させる。その他、位置決めリングの底部には位置決め弾性片１２１を設置し、位置決め弾性片は、箱の底面に設置した位置決め係止槽１１２に係止し、しかも、位置決め係止槽に対して一方向に回転切替することしかできない。この構成により、回転リングが順次一方向に位置決め回転する回転方式によって、事前に薬皿内に収納した薬物を設定した順序に従って環状薬箱から取り出すことができる。【選択図】図１

Description

本考案は環状薬箱に関し、特に、一方向に位置決めする回動モデルを具え、事前に薬皿内に収納した薬物を設定した順序に従って薬箱内から取り出すことができ、薬を服用する人が薬箱内から必要な薬を容易且つ正確に取り出すことができる薬箱構造に関する。

現在の薬箱は、薬品を収納する機能を提供するだけで、多くの種類の薬品の供給に対して、どうすれば服用の間違いの確率を下げ、使用時の利便性を高めることができるのかという問題に関しては、今だ有効な理想的解決方法が見つかっていない。

上述の問題を解決するために、本考案は、一方向に位置決め回転する設計を採用し、事前に薬皿内に収納した薬物を設定した順序に従って薬箱内から取り出すことができ、薬を服用する人が薬箱内から必要な薬を容易且つ正確に取り出すことができる、環状薬箱を提出することを主な目的とする。

上述の目的を達成するために、本考案の環状薬箱は、主に、箱、位置決めリング、少なくとも一つの薬皿、回転リング、及び嵌め込みリングを含む。前記箱は、開口が上に向いた円形の凹溝を具え、凹溝底面には環状に配列した複数の位置決め係止槽を設置し、前記箱の側縁箇所には外部に突出した薬槽を具え、前記薬槽の上方には開口を有する。前記位置決めリングは前記箱内に収納し、前記位置決めリング底部には前記位置決め係止槽に係止する位置決め弾性片を設置し、前記位置決め弾性片は位置決め係止槽に対して一方向に回転切替することしかできない。前記少なくとも一つの薬皿は、前記箱内に収納し、前記位置決めリング上に重なって係合し、前記薬皿の皿面上には、円周に沿って取り囲むように設置した複数の収納パーティションを具え、薬物を収納することができる。前記回転リングは、前記箱内に収納し、前記薬皿上に重なって係合し、前記回転リングは、作用力を受けて回転することができる回転ヘッドを備え、前記嵌め込みリングは、前記回転リングの回転ヘッド外縁上に嵌め込まれる。

本考案の立体分解図である。本考案の立体組合図である。本考案の使用状態図である。

図１及び図２に示すように、本考案が提出する環状薬箱１０は、主に、箱１１、位置決めリング１２、少なくとも一つの薬皿１３、回転リング１４及び嵌め込みリング１５を含む。

前述の箱１１は、開口が上に向いた円形の凹溝１１１を有し、凹溝１１１底面には環状に配列した複数の位置決め係止槽１１２を設置する。その他、箱１１の側縁箇所には、外部に突出した薬槽１１３を具え、薬槽１１３の上方には開口１１４を具える。

前述の位置決めリング１２は箱１１内に収納することができ、位置決めリング１２底部には、位置決め係止槽１１２上に係止する位置決め弾性片１２１を設置する。位置決め弾性片１２１は、位置決め係止槽１１２に対して一方向に回転切換することしかできない。言い換えると、位置決めリング１２は、箱に対して、順時計回り又は反時計回りの内一方向の回転切替しかできず、逆方向の回転はできない。

前述の薬皿１３は、箱１１内に収納することができ、位置決めリング１２上に重なって係合する。薬皿１３の皿面上には、円周に沿って取り囲むように設置した複数の収納パーティション１３１を具え、それぞれ薬物を収納することができる。その内、薬皿１３上に設置した収納パーティション１３１底面は、外側が高く内側が低い斜面になっている。図に示すように、箱１１内には、重なって係合する少なくとも一つの薬皿１３を収納することができる。

前述の回転リング１４は、箱１１内に収納することができ、薬皿１３の上方に重なって係合する。回転リング１４上端には回転ヘッド１４１を具え、使用者は手で握って回転させることができる。

嵌め込みリング１５は、回転リング１４の回転ヘッド１４１の外縁上の中空リングに嵌め込むことで、回転リング１４の上方を覆い、箱１１と螺合又は噛み合わせ等の方式で相互に結合することができ、又、位置決めリング１２、薬皿１３、及び回転リング１４を、箱内１１に位置決めすることができる。

図１に示すように、箱１１内に取り付けた位置決めリング１２、薬皿１３、及び回転リング１４は、すべて、対向する接合面上に、相互に嵌め込むことができる位置決め孔２１と位置決めピン２２を整合させて設置することで、位置決めリング１２、薬皿１３及び回転リング１４を、相互に係合して連結し、同時に回転させることができる。

この構成により、薬を服用する人が回転リング１４を握り図２内の矢印が示す方向に回転させる時、本考案の環状薬箱１０は、一方向且つ区割り位置決めの回転モデルを提供し、回転リング１４が順次一方向に位置決め回転する回転方式によって、事前に薬皿１３内に収納した薬物３０を設定した順序に従って環状薬箱１０の薬槽１１３から取り出し、更に、薬槽１１３上方に設置した開口１１４から取り出すことができる（図３に図示）。

上述したように、本考案が提出する従来技術と異なる革新的な環状薬箱は、事前に薬皿１３内に収納した薬物３０を設定した順序に従って薬箱１０内から取り出すことができ、薬を服用する人が薬箱１０内から必要な薬を容易且つ正確に取り出すことができる。環状薬箱１０内に保存した薬物３０を見やすくするために、箱１１は、透明な材料で製造した透明の箱を採用することができる。

上記内容は本考案で行うことができる実施例に過ぎず、本考案の実施の範囲を限定するものではないため、本考案の登録請求の範囲に基づいた等価変更若しくは補正は、全て本考案の登録請求の範囲内に含まれるものとする。

１０環状薬箱
１１箱
１２位置決めリング
１３薬皿
１４回転リング
１５嵌め込みリング
２１位置決め孔
２２位置決めピン
１１１凹溝
１１２位置決め係止槽
１１３薬槽
１１４開口
１２１位置決め弾性片
１３１収納パーティション
１４１回転ヘッド

Claims

環状薬箱であって、箱、位置決めリング、少なくとも一つの薬皿、回転リング、及び嵌め込みリングを含み、
前記箱は、開口が上に向いた円形の凹溝を具え、凹溝底面には環状に配列した複数の位置決め係止槽を設置し、前記箱の側縁箇所には外部に突出した薬槽を具え、前記薬槽上方には開口を具え、
前記位置決めリングは、前記箱内に収納し、前記位置決めリング底部には前記位置決め係止槽に係止する位置決め弾性片を設置し、前記位置決め弾性片は、前記位置決め係止槽に対して一方向に回動切替することしかできず、
前記少なくとも一つの薬皿は、前記箱内に収納し、前記位置決めリング上に重なって係合し、前記薬皿の皿面上には、円周に沿って取り囲むように設置した複数の収納パーティションを具え、薬物を収納することができ、
前記回転リングは、前記箱内に収納し、前記薬皿上に重なって係合し、前記回転リングは、作用力を受けて回転する回転ヘッドを具え、
前記嵌め込みリングは、前記回転リングの回転ヘッドの外縁上に嵌め込まれることを特徴とする、環状薬箱。
請求項１に記載の環状薬箱であって、その内、前記薬皿上に設置した収納パーティションの底面は外側が高く内側が低い斜面になっていることを特徴とする、環状薬箱。
請求項１に記載の環状薬箱であって、その内、前記位置決めリングと前記薬皿は、接合面上に、互いに嵌め込むことができる位置決め孔と位置決めピンを整合させて設置することを特徴とする、環状薬箱。
請求項１に記載の環状薬箱であって、その内、前記薬皿と前記回転リングは、接合面上に、互いに嵌め込むことができる位置決め孔と位置決めピンを整合させて設置することを特徴とする、環状薬箱。
請求項１に記載の環状薬箱であって、その内、前記箱内には、相互に重なって係合する複数の複數を収納して設置することを特徴とする、環状薬箱。
請求項５に記載の環状薬箱であって、その内、前記複数の薬皿は、接合面上に、互いに嵌め込むことができる位置決め孔と位置決めピンを整合させて設置することを特徴とする、環状薬箱。
請求項１に記載の環状薬箱であって、その内、前記箱は透明な箱であることを特徴とする、環状薬箱。