JP3154727U - Skirting sheet - Google Patents
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Abstract
【課題】ブレースの斜めバーと布板との間の開口を確実に塞いで作業員や工具等の落下を防止し、軽量で容易に取り付けができ、安価な幅木シートを提供する。【解決手段】建枠2の建地パイプ2aの下方のグラビティロック同士に棒状の横桟部材を掛け渡して設け、シート下縁付近の下縁部に縁に沿って固定手段を設け、シート上縁付近の上縁部に棒状物を包んで保持する把持手段を設け、下縁部は歩み面より下で前記固定手段を介して布板に固定され、把持手段を設けた上縁部は上記横桟部材に固定され、布板と横桟部材との間に幅木シートを展張する。【選択図】図1An object of the present invention is to provide an inexpensive baseboard sheet that reliably closes an opening between an oblique bar of a brace and a cloth plate to prevent a worker or a tool from falling, and is lightweight and easily attached. SOLUTION: A bar-shaped crosspiece member is provided across gravity locks below a building pipe 2a of a building frame 2 and a fixing means is provided along the edge at the lower edge near the lower edge of the seat. A gripping means for wrapping and holding a rod-like object is provided at the upper edge near the edge, the lower edge is fixed to the cloth plate via the fixing means below the step surface, and the upper edge provided with the gripping means is the above A skirting sheet is stretched between the cloth plate and the horizontal beam member, fixed to the horizontal beam member. [Selection] Figure 1
Description
本考案は、建設現場等で仮設される枠組足場の開口部を塞いで落下を防止する落下防止具に関する。 The present invention relates to a fall prevention device that closes an opening of a frame scaffold temporarily installed at a construction site or the like to prevent the fall.
一般に建設業等で使用される枠組足場は、鳥居型や門形の建枠を所定間隔で並設し、それらの対向する建枠同士をその上下の端部で布板(足場板)およびX字形に交差するブレース(交差筋交い)により連結し、上方にはジョイントを用いて同様の建枠を上方に継ぎ足して必要な高さに組み立てられている。 Frame scaffolds generally used in the construction industry, etc. are torii-type and gate-shaped building frames arranged in parallel at predetermined intervals, and the opposing building frames are cloth plates (scaffolding plates) and X at their upper and lower ends. They are connected by braces (crossing crosses) intersecting in the shape of a letter, and the same building frame is added upward using a joint above and assembled to the required height.
ところが、ブレースの下方の斜めバーと、建枠同士の下端を連結するように取り付けられた布板との間に大きな開口が生じてしまうので、作業員が足を踏み外して転落したり、工具や部材を落下させてしまうといった労働災害が発生している。 However, since a large opening is created between the diagonal bar below the brace and the fabric board attached so as to connect the lower ends of the building frames, the worker falls off the foot, Occupational accidents such as dropping components have occurred.
このような背景から、横桟や幅木、メッシュシート等を上記開口を塞ぐように設置することが必要とされており、各種の落下防止具や方法が提案されている。 From such a background, it is necessary to install a horizontal rail, a skirting board, a mesh sheet or the like so as to close the opening, and various fall prevention tools and methods have been proposed.
開口部を塞ぐ目的で特許文献1に手摺り付き交差筋交いを用いた例が記載されている。この例では、開いた状態でX形となる交差筋交いのバーの下方端付近で係止して水平に掛け渡されるパイプによる手摺りは、左右両端部に設ける斜め撥ね上げの片に貫通孔を設け、ここに各バーを挿通させ、前記交差筋交いの各バーとともに重なり合うようにして折畳み可能に組み込んだものである。
For the purpose of closing the opening,
この手摺り付き交差筋交いによって、手摺りを筋交いと同時に容易に掛け渡したり撤去することができ、手摺りを足元の方に位置させて取り付ければ、作業員の転落防止することが可能としている。 By this crossing bracing with a handrail, it is possible to easily hand over or remove the handrail simultaneously with the bracing, and if the handrail is positioned and attached to the foot, it is possible to prevent the operator from falling.
幅木の一例として、特許文献2に記載されているような枠組足場用幅木が提案されている。この幅木は、短冊状金属板を板材形状に成形する本体部と、この本体部の長手方向両端部に取り付けられ、本体部に接続される側と反対側端部に凸部と凹部が形成された接続部と、接続部の凸部の片面に取り付けられる円弧状の板ばね製のはさみ金具により構成され、円弧状の板ばね式はさみ金具によって建枠の脚柱を側面から挟んで枠組足場に取り付けるものである。
As an example of a baseboard, a baseboard scaffolding base as described in
この幅木によって、板付き布枠の側面に立ち上がり部が構成されるので足の踏み外しによる転落事故や、工具、器材の落下事故を防止することができ、建設現場における安全性が向上するとしている。 With this skirting board, a rising part is formed on the side of the fabric frame with a plate, so it is possible to prevent accidents caused by falling off of the foot or accidental dropping of tools and equipment, and to improve safety at the construction site. .
一方、シート状の落下防止具の一例として、特許文献3に記載されているような落下防止構造が提案されている。その構造は、可撓性を有する縦シート材と横シート材を結合して落下防止シートを形成し、複数の張り出しブラケットを足場本体に適宜間隔を設けて取り付け、足場本体の支柱間および張り出しブラケット間に水平支持バーを架設し、これらの水平支持バーに落下防止シートの上下両端部及び結合部を取り付け、落下防止シートを足場本体および張出しブラケットにL字状に張設したものである。
On the other hand, as an example of a sheet-like fall prevention tool, a fall prevention structure as described in
上記の落下防止構造により、作業者などが転落しても縦シートで足場の外側に飛び出すのを防止でき、横シートで転落を防止できるものとしている。 With the above-described fall prevention structure, even if an operator or the like falls, it can be prevented from jumping out of the scaffold with the vertical sheet, and the horizontal sheet can prevent the fall.
しかし、特許文献1の手摺り付き交差筋交いでは、ブレースと布板との開口に手摺りのみが掛け渡される構成であるため、作業員の転落防止には効果があっても、工具や小さな部材の落下を防ぐことはできない。
However, in the crossing with the handrail of
特許文献2の枠組足場用幅木では、幅木板本体を金属板で構成しているため、幅木自体の重量が重くなってしまう。決して広いとはいえない枠組足場内で長い金属板を取り扱うのは容易ではなく、機材の運搬の面でも効率的ではない。
In the skirting board for frame scaffolding of
特許文献3に記載の落下防止構造では、作業員や物品の落下を防止する効果は高いと思われるが、落下防止シートを張設するためにブラケットや水平支持バーなどの機材点数が多くなり、足場の組立や解体に手間がかかってしまう。
The fall prevention structure described in
建設現場等において枠組足場の機材コストを低く抑えなければならないのは常であり、極力機材の数が少なく、軽量で容易に取り付けができ、安価なものでなければ普及は難しい。 It is normal to keep the equipment cost of the framework scaffolding low at the construction site, etc., and the number of equipment is as small as possible, it can be easily installed with light weight, and it is difficult to disseminate unless it is inexpensive.
そこで本考案は、ブレースの下方の斜めバーと布板との間の開口を確実に塞いで作業員や工具等の落下を防止し、軽量で容易に取り付けができ、安価な幅木シートを提供することを目的とする。 Therefore, the present invention reliably closes the opening between the diagonal bar below the brace and the cloth board to prevent the fall of workers and tools, and provides a lightweight and easy-to-install skirting board sheet. The purpose is to do.
請求項1の考案の幅木シートは、建枠2の建地パイプ2aの下方のグラビティロック同士に棒状の横桟部材6を掛け渡して設け、その建枠2の下端に位置する布板3と前記横桟部材6との間に展張する幅木シートであって、シート本体は可撓性を有する四角形状からなり、シート下縁付近の下縁部に縁に沿って固定手段を設け、シート上縁付近の上縁部に棒状物を包んで保持する把持手段を設け、シート下縁部は布板3側面の長手方向に沿うとともに、歩み面より下で前記固定手段を介して布板3に固定され、把持手段を設けたシート上縁部が上記横桟部材6に固定され、布板3と横桟部材6との間に展張されるものである。
The baseboard sheet of the invention of
請求項2の考案の幅木シートは、シート下縁部に設けた固定手段をフック状部材14とし、布板3側面下方の折り曲げ部分に引掛けることでシート下縁部を固定するようにしたものである。
The baseboard sheet of the invention of
請求項3の考案の幅木シートは、シート下縁部に設けた固定手段を、適宜間隔をあけてシート本体から突出して設けた紐で構成し、布板3裏側の補強桟3aに前記紐で縛ってシート下縁部を固定するようにしたものである。
The baseboard sheet of the invention of
請求項4の考案の幅木シートは、シート上縁部に設けた把持手段を、シート上縁を下方へ折り返してシート本体に縫合または溶着して袋縫い状に構成し、横桟部材6を内部に保持するようにしたものである。
The baseboard sheet of the invention of
請求項5の考案の幅木シートは、シート上縁部のシート面、またはシート上縁部から突出して設けたベルトに止着部材を設け、シート上縁部に設けた把持手段を、シート上縁部または前記突出して設けたベルトを下方へ折り返した際に、内側対面が止着部材により止着される構成とし、横桟部材6を内部に保持するようにしたものである。
The baseboard sheet of the invention of
請求項1の考案によれば、建枠の建地パイプの下方のグラビティロック同士に棒状の横桟部材を掛け渡して設け、可撓性を有するシート本体の下縁部に固定手段を設け、上縁部には棒状物を包んで保持する把持手段を設け、下縁部の固定手段と上縁部の把持手段とで、布板と横桟部材との間に幅木シートを展張するから、横桟部材と幅木シートだけで落下防止手段を構築でき、安価な幅木シートを提供することができる。
According to the invention of
また、開口を塞ぐ手段を金属板ではなくシートとしているから、軽量で折りたたむことができ、運搬や保管を効率的に行うことができる。さらに、可撓性を有するシートとしているので、異種の足場や足場組立時のずれにも柔軟に対応することができ、ブレースと布板との間の開口を確実に塞いで作業員や工具等の落下を防止することができる。 Further, since the means for closing the opening is not a metal plate but a sheet, it can be folded lightly and can be transported and stored efficiently. Furthermore, because it is a flexible sheet, it can flexibly cope with dissimilar scaffolds and misalignment during scaffold assembly, and it reliably closes the opening between the brace and the cloth board to ensure that workers, tools, etc. Can be prevented from falling.
請求項2の考案によれば、シート下縁部に設けた固定手段をフック状部材とし、布板側面下方の折り曲げ部分に引掛けることでシート下縁部を固定するようにしたから、取り付けが容易となる。 According to the second aspect of the present invention, the fixing means provided on the lower edge of the sheet is a hook-shaped member, and the lower edge of the sheet is fixed by being hooked on the bent portion on the lower side of the cloth plate. It becomes easy.
請求項3の考案によれば、シート下縁部に設けた固定手段を、適宜間隔をあけてシート本体から突出して設けた紐で構成し、布板裏側の補強桟に前記紐で縛ってシート下縁部を固定するようにしたから、取り付けが容易で確実に固定でき、作業員の接触や強風によって外れる危険性が少ない。
According to the invention of
請求項4の考案によれば、シート上縁部に設けた把持手段を、シート上縁を下方へ折り返してシート本体に縫合または溶着して袋縫い状に構成したから、横桟部材をあらかじめ折り返し部分に挿入しておくことができ、本考案の幅木シートの足場への取り付けをより簡素化できる。また、折り返し部分を縫合または溶着しているので、シートが破れない限りシート上縁部は横桟部材から不用意に外れるおそれがない。
According to the invention of
請求項5の考案によれば、シート上縁部のシート面、またはシート上縁部から突出して設けたベルトに止着部材を設け、シート上縁部に設けた把持手段を、シート上縁部または前記突出して設けたベルトを下方へ折り返した際に、内側対面が止着部材により止着される構成としたから、工具を使用することなくシート上縁部を横桟部材に容易に取り付けることができる。
According to the invention of
ブレースの斜めバーと布板との間の開口を確実に塞いで作業員や工具等の落下を防止し、軽量で容易に取り付けができ、安価な落下防止シートを提供するという目的を、幅木を可撓性を有するシートと棒状の横桟部材のみで構成したとともに、その足場への取り付けを容易にすることで実現した。 The purpose of the skirting board is to provide an inexpensive fall prevention sheet that reliably closes the opening between the diagonal bar of the brace and the cloth plate to prevent the fall of workers and tools, etc., and is light and easy to install. This is realized by only having a flexible sheet and a bar-shaped crosspiece member and facilitating the attachment to the scaffold.
図1は、本考案の第一実施形態としての幅木シート10を枠組足場1の桁側と躯体側に設置したものである。枠組足場1は複数の門形をした建枠2が平行に立設され、その建枠2をブレース4で連結し、建枠2の上端間に布板3を載置して作業者の足場としたものである。
FIG. 1 shows a
建枠2は、主に垂直方向に平行な一対の建地パイプ2aと、建地パイプ2aの上端付近をつなぐ水平方向の横桟パイプ2bからなり、それらは円形鋼管によって構成されている。本実施例で示す建枠2は高さ約170cm、幅約122cm、その設置間隔は約183cmで、建地パイプ2aは直径42.7mmの鋼管である。
The
建枠2の2本の建地パイプ2aの上端には、中間が太くなった段付きパイプ状のジョイント5がそれぞれ挿入され、上に同様の建枠2が連結して挿入されることで上方へと枠組足場1が組み立てられてゆく。
Stepped pipe-shaped
ブレース4は円形パイプの両端部を平らに潰して貫通孔を設けた2本のバーを、その長さ中心で回動可能に軸着したもので、X字形に開いて建枠2間に掛け渡している。建枠2の2本の建地パイプ2aには、それぞれ内方に向かってグラビティロック2cと呼ばれる爪付きピンが上方、下方に2箇所突出して設けられており、ブレース4の端部に設けた貫通孔にグラビティロック2cが差し込まれることでブレース4が固定される。グラビティロック2cの先端付近に設けられた爪は、ピン内部からバネにより付勢されており、ブレース4の端部が奥までを差し込まれると、爪が起立してブレース4の抜け止めにもなっている。本実施例で示すグラビティロック2cの位置は、その下方の布板3の下端より約33cm上方に位置している。
The
布板3は長方形の薄鋼板の四辺を下方へ折り曲げて箱形とし、四隅の位置にフックを設けて建枠2の横桟パイプ2b間に掛け渡して歩み板としている。四辺を下方へ折り曲げた下端は、機材メーカーによっても異なるが、作業者のケガ防止や補強のために更に折り曲げられており、折り曲げ部分同士を対辺間に渡って短冊板状の補強桟3aを設けたものもある。
The
幅木シート10を取り付けるために、棒状の横桟部材として横桟6を建地パイプ2a間に設ける。図3に示すように横桟6は、ブレース4と同様に円形パイプの両端を平らに潰して、その平らな面に貫通孔を設けたもので、平行に立設した建枠2の下方のグラビティロック2c間に、ブレース4を取り付けた後に重ねるように差し込んで固定する。本実施例で示す横桟6は直径27.2mm、板厚1.6mmの鋼管で、端部貫通孔のピッチは建枠2の設置スパンに相当する約183cmとした。
In order to attach the
本実施例に係る幅木シート10の背面図を図7に示す。幅木シート10は主にシート本体11とその下縁部12に設けた固定手段と、上縁部13に設けた把持手段からなる。
FIG. 7 shows a rear view of the
シート本体11には、例えばポリエステル等の素材でできた横に長い長方形のメッシュシートを用いる。メッシュシートとすることで、可撓性があって容易に折りたたむことができ、軽量で取り扱いが容易となる。
For the
また、シートの素材には容易に破れない強度と防炎性、透光性を備えたものが望ましい。防炎性があれば溶接の火花が接触しても燃えにくいし、透光性があれば枠組足場1内の明るさを確保して安全に作業できる。シート本体11の横方向長さは、並設された建枠2間の内寸法程度にするのが望ましく、本実施例ではシートの長さは約176cm、高さ約57cmとした。また、本実施例ではメッシュシートを用いたが、もちろん遮蔽する目的で孔の無いシートを用いてもよい。
Further, it is desirable that the material of the sheet has strength, flameproofness, and translucency that cannot be easily broken. If it has flameproofness, it is hard to burn even if the welding sparks come into contact with it, and if it has translucency, the brightness in the
シート本体11の下縁11a付近の下縁部12には固定手段として、その縁に沿って3つのフック金具14をそれぞれ間隔をあけて設ける。フック金具14は鋼板をコの字に折り曲げたもので、図6のシート右側面図に示すように、上向き開口のコの字となるようシート下縁部12の面から鉤状に突出させ、シートの反対面に当板15を当ててフック金具14と当板15でシートを挟み、リベットで固定する。フック金具14のシート面から突出する高さは、布板側面下方の折り曲げ部分に十分引掛けることができる寸法とし、本実施例では高さ40mm、金具の幅は50mmとした。また、フック金具14を3つ設ける例を示したが、下縁11aにそって長い断面L字状の部材1本でもよく、シート本体11への取り付け方法も溶着や縫合により行ってもよい。
Three
シート本体11の上縁11b付近の上縁部13には把持手段として、フック金具14の直上の位置に止着部材としてのマジックテープ(登録商標、以下同様)16を3箇所設ける。マジックテープ16はそれぞれ幅100mmの帯状で、その幅方向をシート本体11の上縁11bの長さ方向にして、上縁11bからシート中間よりもやや下方までシート本体11に縫い付けて固定する。なお、本実施例では雌雄の区別がないフックとループの両方を備えたマジックテープを使用し、図7に示すマジックテープ16の上端から下端までの長さは約42cmとした。
The
上記のようにシート上縁11bから下方にむかってマジックテープ16を設けることで、シート上縁11bを下方へ折り返した際に、その内側対面同士が張り付いて固定される。帯状のマジックテープ16をシート中間よりもやや下方まで長めに設けることで、折り返しの長さが限定されないようにしておく。
By providing the
一方、シート本体11の正面左右の縁には、適宜メッシュシートのほつれ防止を施すとともに、それぞれ下隅とシート中間よりやや下に鳩目18を取り付けて、貫通孔を設けておく。鳩目には他の物とシートを縛って固定できるように紐19を通して固定しておく。
On the other hand, flaws of the mesh sheet are appropriately prevented at the left and right edges of the front surface of the
次に、以上のように構成した幅木シート10を枠組足場1に取り付ける方法を説明する。
Next, a method for attaching the
本考案に係る幅木シート10は、通常組み上げられた枠組足場1の2段目から上方へ使用する。まず、シート本体11の下縁11aを、布板2の桁側、躯体側の側面に沿うように垂らし、下縁部12に設けたフック金具14を布板2側面下方の折り曲げ部分に引掛ける。そして、フック金具14が外れないように、シート上縁11bを建地パイプ2a間に設けた横桟6の上に枠組足場1外側から被せて下方へ折り返し、その折り返し内側対面のマジックテープ16で固定する。このとき、シート上縁11bを固定するまで引っ張りながら行うことでピンと張った状態でシートを展張できる。また、展張する作業者は自分が載っている布板2の側面下端の折り曲げ部にフック金具14を引掛けるため、布板3から下方を覗き込む不安全行動となる。したがって、下段に補助作業員がいて、引掛けるための補助をしたり確認したりすることが望ましい。
The
なお、シート上縁11bから下方にむかって帯状のマジックテープ16をシート中間よりもやや下方まで長めに設けているので、折り返しの長さが限定されずに適当な張力でシートを展張できる。本実施例では布板3下端と横桟6との距離は約33cm、幅木シート10の開いた高さは約57cmだから、横桟6に巻き付けての上縁部13の折り返し長さは約20cmとなった。また、異なる建枠を使用して横桟6の位置が異なっても、折り返し長さを調節して取り付けることができる。さらに、本実施例では雌雄の区別の無いマジックテープ16を使用しているので、雌と雄のテープの位置を決める必要が無く、加工が面倒とならない。
Since the belt-
次に、シート本体11の左右の縁に設けた鳩目18と紐19で、それぞれ隣接する建地パイプ2aと結束する。そうすることで、万が一フック金具14が外れたり、マジックテープ16が外れたとしても幅木シート10が落下したり、風で飛ばされるおそれが無い。また、結束する際にシート本体11に左右方向に適当に張力を与えることができるから、建地パイプ2aと縁との隙間を無くすことができ、安全性が向上する。
Next, the
以上の内容で、本実施例に係る幅木シート10を枠組足場1に展張することができる。シート本体11の下縁部12は単に引掛けるだけのフック金具14で固定し、上縁部13は横桟6に折り返してマジックテープ16で固定するから、取り付けが非常に容易である。また、幅木シート10を取り外すのも逆の手順で簡単にできるので、作業者にとって負担が無い。
With the above contents, the skirting
また、以上の実施例ではシートの上縁11b付近の面にマジックテープ16を設けた例を示したが、上縁11b付近からマジックテープ付きベルトを突出して設け、そのベルトで横桟6を保持するようにしてもよい。
In the above embodiment, an example in which the
次に、本考案の第二実施形態について説明する。図8に示すのは、本考案の第二実施形態として幅木シート30を枠組足場1の桁側と躯体側に設けたものである。枠組足場1の構成は実施例1と略同様であるが、布板3にその側面下端同士を対辺間に渡って短冊板状の補強桟3aを設けたものを使用する。
Next, a second embodiment of the present invention will be described. FIG. 8 shows a second embodiment of the present invention in which a
本実施例に係る幅木シート30の背面図を図12に示す。幅木シート本体31は実施例1と略同じようにメッシュシートを用い、下縁31aにはその全長に渡ってほつれ防止を施すとともに、下縁部32として下縁31aよりやや上の位置に適宜間隔をあけて鳩目34を取り付けて貫通孔を設ける。鳩目34には他の物とシートを縛って固定できるように紐35を通して固定しておく。
A rear view of the
シート本体の上縁31b付近の上縁部33には把持手段として、その縁に沿って袋縫い状を形成する。まず、シート上縁31bを縁と平行に約150mm程度下方へ折り返して重ね合わせ、縁付近で折り目と平行に縫合する。そうすることで、左右両端が開口した袋縫い状となる。
The
シート本体31の左右の縁には、実施例1と同様にほつれ防止処理と鳩目34による貫通孔をそれぞれ2箇所設け、紐35を取り付けておく。
In the left and right edges of the sheet
以上のような内容で第二実施形態としての幅木シート30を構成する。本実施例で示す幅木シート30の仕上がり寸法は、横の長さ約176cm、高さ約39cmとした。次にその取り付け方法について説明する。
The skirting
まず、本実施例の幅木シート30の上縁部33は袋縫い状となっているので、予め横桟部材としての横桟6を上縁部33に挿入して通しておく。そして、通した横桟6を桁側、躯体側それぞれの建地パイプ2a間に掛け渡して固定する。以上の構成で上縁部33は把持手段によって横桟6に固定され、下縁部32は布板3側面に沿って下方へ垂れ下がることになる。
First, since the
次に、幅木シート30を取り付ける段の下段にいる作業者が、上方から垂れ下がるシート下縁部32を下方へ引っ張り、下縁部32に設けた紐35で頭上の布板裏側の補強桟3aに結束して固定する。その際、幅木としての機能を損なわないように布板3側面はシート本体31と弛み無く接していることが望ましく、下縁部32に設けた紐35の長さや結束場所を相応に調節するとよい。本実施例では実施例1同様に布板3下端と横桟6との距離は約33cm、幅木シート30の高さは約39cmとしたので、下縁部32の鳩目34と紐35は布板3の側面下方の折り曲げ部分に位置し、その場所にある補強桟3aに縛って固定するようにした。また、シート左右の縁に設けた鳩目34と紐35は、取り付け方法とその効果は実施例1と同様である。
Next, an operator at the lower stage of the stage to which the
以上の内容で、本実施例に係る幅木シート30を枠組足場1に展張することができる。幅木シート30の上縁部33は予め挿入しておいた横桟6で固定し、下縁部32は紐35で布板3の補強桟3aに縛って固定しているから、工具を使用しなくても容易に幅木シート30を展張することができる。また、シート自体も折り返しての縫合や鳩目34と紐35を設ける加工だけでよく、安価に幅木シートを製作できる。
With the above contents, the skirting
次に、本考案の第三実施形態について説明する。図13に示すのは、本考案の第三実施形態として幅木シート50を枠組足場1の桁側と躯体側に設けたものである。枠組足場1の構成は実施例2と同様であるが、建地パイプ2aのグラビティロック2dが実施例2と比べてやや高い位置にあり、その布板3下端との距離は約41cmである。
Next, a third embodiment of the present invention will be described. FIG. 13 shows a third embodiment of the present invention in which a
本実施例に係る幅木シート50の背面図を図16に示す。幅木シート本体51は実施例1と略同じようにメッシュシートを用い、下縁51aにはその全長に渡ってほつれ防止を施すとともに、下縁部52として下縁51aよりやや上の位置に適宜間隔をあけて鳩目54を取り付けて貫通孔を設ける。鳩目54には他の物とシートを縛って固定できるように紐55を通して固定しておく。これらの構成は実施例2と同様である。
FIG. 16 shows a rear view of the
シート本体の上縁51b付近の上縁部53には把持手段として、その縁に沿って袋縫い状を形成する。まず、シート上縁51bを縁と平行に約240mm程度下方へ折り返して重ね合わせ、縁付近で折り目と平行に縫合する。さらに、その折り返し代の中間付近で同様に折り目と平行に縫合する。そうすることで、左右両端が上下2段に開口した袋縫い状の把持手段を構成する。一方、シート本体51の左右の縁には、実施例2と同様にほつれ防止処理と鳩目54による貫通孔をそれぞれ2箇所設け、紐55を取り付けておく。
The
以上のような内容で第三実施形態としての幅木シート50を構成する。本実施例で示す幅木シート50の仕上がり寸法は、横の長さ約176cm、上段の袋縫い状の上端から下縁51aまでの長さは約48cm、下段の袋縫い状の上端から下縁51aまでの長さは約39cmとした。
The skirting
次にその取り付け方法について説明する。本実施例の幅木シート50の上縁部53は上下2段の袋縫い状となっており、予め横桟部材としての横桟6を上の段に挿入して通しておく。そして、通した横桟6を桁側、躯体側それぞれの建地パイプ2aのグラビティロック2d間に掛け渡して固定する。そうすると、シートの仕上がり寸法と横桟6、布板3との位置関係は実施例2と略同じとなるから、下縁部52と左右の縁を同じように紐55で縛って固定する。
Next, the attachment method will be described. The
本実施例の幅木シート50の構成と使用方法は実施例2と略同じであるが、上縁部53を2段の袋縫い状としたことで、展張したときの横桟6と幅木シート50の下縁51aとの間の長さを2段階に調節することができる。すなわち、グラビティロックの位置が建枠の種類によって異なる場合、その位置が高い場合は、上縁部53の上段の袋縫い状の部分に横桟6を挿入し、低い場合は下段の袋縫い状の部分に横桟6を挿入することで、シートの下縁部が不必要に下方へ余るのを防止し、布板3の補強桟3aに固定する際に、略同じ位置で固定することができる。したがって、実施例2のような布板3下端と横桟6との距離が約33cmの場合では下段を使用することで、下縁部52の鳩目54と紐55は本実施例と同様の位置となる。また、下段の袋縫い状の部分を使用した場合は、その上段の部分が余分となって垂れ下がるが、適宜紐などで固定しておけばよい。
The construction and usage of the
以上の本考案の第三実施形態としての幅木シート50では、実施例2同様に、シート自体を折り返しての縫合や鳩目54と紐55を設ける加工だけでよく、安価に幅木シートを製作できるとともに、グラビティロックの位置が異なる建枠にも取り付けることができる。
In the
以上の本考案は上記の各実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々の変更が可能である。例えば、シート下縁部の固定手段と上縁部の把持手段は本実施例の記載に限らず、固定手段として紐を設け、把持手段としてマジックテープを用いる構成でもよい。 The present invention described above is not limited to the above-described embodiments, and various modifications can be made within the scope of the gist. For example, the fixing means for the lower edge of the sheet and the gripping means for the upper edge are not limited to those described in this embodiment, and a configuration in which a string is provided as the fixing means and a magic tape is used as the gripping means may be used.
2 建枠
2a 建地パイプ
3 布板
3a 補強桟
4 ブレース
6 横桟部材
14 フック状部材
2 building frame
2a
14 Hook-shaped member
Claims (5)
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JP2009005658U JP3154727U (en) | 2009-08-10 | 2009-08-10 | Skirting sheet |
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-
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