JP3153943B2 - 心臓電気生理学検査装置 - Google Patents
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- Electrotherapy Devices (AREA)
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば心臓カテーテル
検査室で血管造影等と同時或は単独で行われる不整脈の
心臓電気生理学検査装置に関するものである。
検査室で血管造影等と同時或は単独で行われる不整脈の
心臓電気生理学検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に心臓カテーテル検査室で血管造影
等と同時に或は単独で行われる不整脈の心臓電気生理学
検査(EPS)において、心腔内に先端に電極の付いた
カテーテルを1本又は複数本挿入し、心臓の電気的興奮
過程を時系列信号として記録し、異常伝搬の有無を判定
して診断を行い、或は電極から心腔内の特定部位に対し
て電気刺激を行って誘発された興奮過程を記録するよう
にしていた。最近では心臓の異常部位を特定し、病巣を
確定診断する検査で斯かる部位を焼灼する(アブレーシ
ョン)する方法も臨床研究として行われている。
等と同時に或は単独で行われる不整脈の心臓電気生理学
検査(EPS)において、心腔内に先端に電極の付いた
カテーテルを1本又は複数本挿入し、心臓の電気的興奮
過程を時系列信号として記録し、異常伝搬の有無を判定
して診断を行い、或は電極から心腔内の特定部位に対し
て電気刺激を行って誘発された興奮過程を記録するよう
にしていた。最近では心臓の異常部位を特定し、病巣を
確定診断する検査で斯かる部位を焼灼する(アブレーシ
ョン)する方法も臨床研究として行われている。
【0003】斯かるEPSにおいて、従来図3に示すよ
うな装置を用いて検査を行っている。図3において、X
線検査室Rx には心臓カテーテル寝台KBが配置される
と共に、この寝台KB付近にヘッドアンプ30及び刺激
出力部を有する刺激装置31が配置されている。検査時
には心臓カテーテル寝台KBに仰臥した被検者Mの心臓
内に、電気刺激用の1つ又は複数の電極を先端に取り付
けた例えば3本のカテーテルKTを挿入し、刺激装置3
1の例えば2本の刺激出力コードCs をカテーテルコネ
クタCk を介して2本のカテーテルKTに接続すると共
に、ヘッドアンプ30に心腔内心電図入力用コードCc
をカテーテルコネクタCk を介して全カテーテルKTの
各々に接続する。また、ヘッドアンプ30には、被検者
Mの両足首及び両肩部に装着された通常の心電図測定用
電極と接続された心電図入力用コードCh がコネクタC
n を介して接続される。カテーテルKTの電気刺激用電
極は心腔内心電図測定用電極として兼用されるようにな
っている。カテーテルKTを挿入する際、X線を連続し
て照射し、先端に付属した電極の設定位置を確認しなが
ら挿入する。
うな装置を用いて検査を行っている。図3において、X
線検査室Rx には心臓カテーテル寝台KBが配置される
と共に、この寝台KB付近にヘッドアンプ30及び刺激
出力部を有する刺激装置31が配置されている。検査時
には心臓カテーテル寝台KBに仰臥した被検者Mの心臓
内に、電気刺激用の1つ又は複数の電極を先端に取り付
けた例えば3本のカテーテルKTを挿入し、刺激装置3
1の例えば2本の刺激出力コードCs をカテーテルコネ
クタCk を介して2本のカテーテルKTに接続すると共
に、ヘッドアンプ30に心腔内心電図入力用コードCc
をカテーテルコネクタCk を介して全カテーテルKTの
各々に接続する。また、ヘッドアンプ30には、被検者
Mの両足首及び両肩部に装着された通常の心電図測定用
電極と接続された心電図入力用コードCh がコネクタC
n を介して接続される。カテーテルKTの電気刺激用電
極は心腔内心電図測定用電極として兼用されるようにな
っている。カテーテルKTを挿入する際、X線を連続し
て照射し、先端に付属した電極の設定位置を確認しなが
ら挿入する。
【0004】一方、X線検査室Rx に隣接する操作室R
o には、多用途監視記録装置(以下ポリグラフと云
う。)32が設置されている。ポリグラフ32は、信号
処理部33、レコーダ等の記録部34、CRT等のモニ
タ35、キーボード等の操作部36及び制御部37から
構成され、X線検査室Rx に設置されたヘッドアンプ3
0及び刺激装置31に、生体信号用コードC1 、トリガ
用コードC2 及び記録制御用コードC3 により仕切り壁
Wの配管等を通じて接続されている。
o には、多用途監視記録装置(以下ポリグラフと云
う。)32が設置されている。ポリグラフ32は、信号
処理部33、レコーダ等の記録部34、CRT等のモニ
タ35、キーボード等の操作部36及び制御部37から
構成され、X線検査室Rx に設置されたヘッドアンプ3
0及び刺激装置31に、生体信号用コードC1 、トリガ
用コードC2 及び記録制御用コードC3 により仕切り壁
Wの配管等を通じて接続されている。
【0005】斯かる構成においてEPSを行う際、X線
検査室Rx にて医師が被検者の心臓にX線により病巣を
探しながらその部位にカテーテルKTの電極が固定され
る。カテーテルKTの電極が固定されると、刺激装置3
1の操作者Aはヘッドアンプ30及び刺激装置31を操
作して感度、刺激条件等を設定して刺激信号の出力及び
心電図信号、心腔内心電図信号及び血圧信号等の測定の
準備を行う。操作室Ro にはポリグラフ32の操作者B
及び心電図信号の導出位置、刺激条件及び刺激信号付与
時の被検者Mの状態等の種々の検査経過を記録する記録
者Cが各々配置される。
検査室Rx にて医師が被検者の心臓にX線により病巣を
探しながらその部位にカテーテルKTの電極が固定され
る。カテーテルKTの電極が固定されると、刺激装置3
1の操作者Aはヘッドアンプ30及び刺激装置31を操
作して感度、刺激条件等を設定して刺激信号の出力及び
心電図信号、心腔内心電図信号及び血圧信号等の測定の
準備を行う。操作室Ro にはポリグラフ32の操作者B
及び心電図信号の導出位置、刺激条件及び刺激信号付与
時の被検者Mの状態等の種々の検査経過を記録する記録
者Cが各々配置される。
【0006】EPSが開始されると、操作室Ro の操作
者Bにより刺激信号の振幅、感度、周波数特性等の設定
がなされ、これらの条件に基づいてX線検査室Rx の操
作者Aがヘッドアンプ30及び刺激装置31の増幅度或
は刺激信号の出力条件等を設定して被検者Mに電気刺激
信号を付与する。また、通常、心電図信号、心腔内心電
図信号及び血圧信号等は電気刺激信号の付与前、付与中
及び付与後の各時点で測定される。
者Bにより刺激信号の振幅、感度、周波数特性等の設定
がなされ、これらの条件に基づいてX線検査室Rx の操
作者Aがヘッドアンプ30及び刺激装置31の増幅度或
は刺激信号の出力条件等を設定して被検者Mに電気刺激
信号を付与する。また、通常、心電図信号、心腔内心電
図信号及び血圧信号等は電気刺激信号の付与前、付与中
及び付与後の各時点で測定される。
【0007】このようにして測定された心電図信号、心
腔内心電図信号及び血圧信号等は、ヘッドアンプ30を
介してポリグラフ32に送られ、また、検査経過は記録
者により記録されて所定の診断、解析等が行われてい
た。
腔内心電図信号及び血圧信号等は、ヘッドアンプ30を
介してポリグラフ32に送られ、また、検査経過は記録
者により記録されて所定の診断、解析等が行われてい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の心臓電気生理学検査においては、微小な心腔内の異
常部位を発見する場合、カテーテルの電極位置を長時間
にわたってX線により連続監視を行うため、被検者、医
師及び操作者のX線被曝量が増大する不都合があった。
また、刺激装置とヘッドアンプが別体であるため、各種
のコード類が多数存在し接続に多くの時間を要すると共
に誤接続の危険性もあった。
来の心臓電気生理学検査においては、微小な心腔内の異
常部位を発見する場合、カテーテルの電極位置を長時間
にわたってX線により連続監視を行うため、被検者、医
師及び操作者のX線被曝量が増大する不都合があった。
また、刺激装置とヘッドアンプが別体であるため、各種
のコード類が多数存在し接続に多くの時間を要すると共
に誤接続の危険性もあった。
【0009】更に、EPSにおいて上述した種々の検査
経過の記録が必要となるが、従来のポリグラフに付属し
ている記録装置には波形等の補助となる印字機能が設け
られているのみで、各種の検査項目の記録は操作室の操
作者とは別に記録者を配置して記録を行うようにしてい
たため、X線検査室の操作者、操作室の操作者に加え記
録者の少なくとも3人の人員を要する不都合があった。
経過の記録が必要となるが、従来のポリグラフに付属し
ている記録装置には波形等の補助となる印字機能が設け
られているのみで、各種の検査項目の記録は操作室の操
作者とは別に記録者を配置して記録を行うようにしてい
たため、X線検査室の操作者、操作室の操作者に加え記
録者の少なくとも3人の人員を要する不都合があった。
【0010】従って、本発明は斯かる点に鑑み、EPS
を行う際、生体現象の検査測定における電気刺激の付与
及び測定を1元的に行うようにして、上記不都合点を解
消した心臓電気生理学検査装置を提供することを目的と
する。
を行う際、生体現象の検査測定における電気刺激の付与
及び測定を1元的に行うようにして、上記不都合点を解
消した心臓電気生理学検査装置を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の心臓電気生理学
検査装置は、例えば図1に示す如く、電気刺激信号出力
部1b 及び生体信号入力部1a とを有する信号入出力手
段1と、電気刺激信号を時分割して電気刺激信号出力部
1b に出力する刺激制御手段4、生体信号入力部1a よ
り生体信号を時分割して入力する信号処理手段3、並び
に刺激制御手段4及び信号処理手段3に所定の刺激信号
条件及び信号処理条件を出力する制御手段6とを具える
監視記録手段2と、信号入出力手段1及び監視記録手段
2に設けられ、電気刺激信号及び生体信号を伝送するイ
ンターフェース手段1c 、5とを具えるものである。
検査装置は、例えば図1に示す如く、電気刺激信号出力
部1b 及び生体信号入力部1a とを有する信号入出力手
段1と、電気刺激信号を時分割して電気刺激信号出力部
1b に出力する刺激制御手段4、生体信号入力部1a よ
り生体信号を時分割して入力する信号処理手段3、並び
に刺激制御手段4及び信号処理手段3に所定の刺激信号
条件及び信号処理条件を出力する制御手段6とを具える
監視記録手段2と、信号入出力手段1及び監視記録手段
2に設けられ、電気刺激信号及び生体信号を伝送するイ
ンターフェース手段1c 、5とを具えるものである。
【0012】
【作用】上記構成により、刺激信号出力部と生体信号入
力部とを信号入出力部として一体に構成してX線検査室
に配置し、この信号入出力部を操作室に配置した監視記
録装置に接続して制御できるようにしたので、被検者へ
の電気刺激信号の付与及び生体信号の測定を1人の操作
者で行うことができる。従って、X線検査室での操作者
が不要となるので、操作者に対するX線被曝が無くなる
と共にEPS全体の操作者の数も低減できる。
力部とを信号入出力部として一体に構成してX線検査室
に配置し、この信号入出力部を操作室に配置した監視記
録装置に接続して制御できるようにしたので、被検者へ
の電気刺激信号の付与及び生体信号の測定を1人の操作
者で行うことができる。従って、X線検査室での操作者
が不要となるので、操作者に対するX線被曝が無くなる
と共にEPS全体の操作者の数も低減できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の心臓電気生理学検査装置の一
実施例について、図1及び図2を参照して説明する。
尚、図3の従来構成と対応する部分には同一の参照符号
を付した。
実施例について、図1及び図2を参照して説明する。
尚、図3の従来構成と対応する部分には同一の参照符号
を付した。
【0014】図1は本発明の心臓電気生理学検査装置の
構成を示すブロック図である。同図において、1は信号
入出力部で、心電図用電極(図示せず)を介して検出さ
れる、例えば心電図信号、心腔内心電図信号及び血圧信
号等(以下、生体信号と云う)を入力して増幅する増幅
器を内蔵する生体信号入力部1a と、カテーテルKTの
先端部に取り付けられた刺激用の1つ又は複数の電極
(図示せず)を介して電気刺激信号を出力する刺激出力
部1b から構成されている。刺激用電極が心腔内心電図
用電極として兼用されることは従来と同様である。ま
た、1c はインターフェースで、通信コードCa を介し
て後述する監視記録装置2に接続され、生体信号、電気
刺激信号等の入出力を行う。
構成を示すブロック図である。同図において、1は信号
入出力部で、心電図用電極(図示せず)を介して検出さ
れる、例えば心電図信号、心腔内心電図信号及び血圧信
号等(以下、生体信号と云う)を入力して増幅する増幅
器を内蔵する生体信号入力部1a と、カテーテルKTの
先端部に取り付けられた刺激用の1つ又は複数の電極
(図示せず)を介して電気刺激信号を出力する刺激出力
部1b から構成されている。刺激用電極が心腔内心電図
用電極として兼用されることは従来と同様である。ま
た、1c はインターフェースで、通信コードCa を介し
て後述する監視記録装置2に接続され、生体信号、電気
刺激信号等の入出力を行う。
【0015】このように構成された信号入出力部1は、
図3に示した従来構成と同様にX線検査室Rx の心臓カ
テーテル寝台KBの近くに配置され、刺激出力コードC
s 、心電図入力コードCh 及び心腔内心電図入力コード
Cc を介して被検者Mに装着されるカテーテルKT及び
心電図用電極に接続される。
図3に示した従来構成と同様にX線検査室Rx の心臓カ
テーテル寝台KBの近くに配置され、刺激出力コードC
s 、心電図入力コードCh 及び心腔内心電図入力コード
Cc を介して被検者Mに装着されるカテーテルKT及び
心電図用電極に接続される。
【0016】2は操作室Ro に配置される監視記録装置
で、以下のように構成される。3は信号処理部で、後述
する制御部6の指示により生体信号入力部1a から入力
される生体信号より雑音を除去するフィルタ処理、振幅
を制限するリミッタ処理及び感度等の設定を行う。4は
刺激制御部で、刺激出力部1bから生体に加える電気刺
激信号の振幅、刺激パターン及び刺激時間等の設定を制
御部6(後述)の指示により行う。
で、以下のように構成される。3は信号処理部で、後述
する制御部6の指示により生体信号入力部1a から入力
される生体信号より雑音を除去するフィルタ処理、振幅
を制限するリミッタ処理及び感度等の設定を行う。4は
刺激制御部で、刺激出力部1bから生体に加える電気刺
激信号の振幅、刺激パターン及び刺激時間等の設定を制
御部6(後述)の指示により行う。
【0017】5はインターフェースで、監視記録装置2
とX線検査室Rx に配置された信号入出力部1のインタ
ーフェース1c とを通信コードCa を介して接続し、生
体信号及び電気刺激信号等の通信を行う。
とX線検査室Rx に配置された信号入出力部1のインタ
ーフェース1c とを通信コードCa を介して接続し、生
体信号及び電気刺激信号等の通信を行う。
【0018】6は例えばマイクロコンピュータ等より成
る制御部で、記憶素子としてROM、RAM等を有し、
操作記録、編集、表示、記録及び装置全体の制御を行
う。またこの制御部6のROMには、信号入出力部1に
おける生体信号入力部1a の増幅度、周波数特性及び刺
激出力部1b の刺激信号の振幅、刺激パターン及び刺激
時間等の信号処理条件及び刺激条件等の処理プログラム
が予め格納されている。更に、RAMは、EPS実施中
の検査経過や測定データが一時的に記憶される。
る制御部で、記憶素子としてROM、RAM等を有し、
操作記録、編集、表示、記録及び装置全体の制御を行
う。またこの制御部6のROMには、信号入出力部1に
おける生体信号入力部1a の増幅度、周波数特性及び刺
激出力部1b の刺激信号の振幅、刺激パターン及び刺激
時間等の信号処理条件及び刺激条件等の処理プログラム
が予め格納されている。更に、RAMは、EPS実施中
の検査経過や測定データが一時的に記憶される。
【0019】7はRAM等より構成される記憶部で、制
御部6のRAMより転送されるEPS実施中の操作経
過、即ち、増幅器の感度、周波数特性の設定値、刺激条
件、刺激開始・停止時間等の検査経過のデータと共に測
定波形及び測定データが時系列に記憶されるようになっ
ている。
御部6のRAMより転送されるEPS実施中の操作経
過、即ち、増幅器の感度、周波数特性の設定値、刺激条
件、刺激開始・停止時間等の検査経過のデータと共に測
定波形及び測定データが時系列に記憶されるようになっ
ている。
【0020】8は操作部で、例えばキーボード等より構
成され、制御部6に格納された処理プログラムに基づい
て表示部10のモニタBに表示された、信号入出力部1
の所定の増幅度、感度等の信号処理条件及び電気刺激信
号の振幅、刺激時間等の刺激条件等をキー操作により設
定する。
成され、制御部6に格納された処理プログラムに基づい
て表示部10のモニタBに表示された、信号入出力部1
の所定の増幅度、感度等の信号処理条件及び電気刺激信
号の振幅、刺激時間等の刺激条件等をキー操作により設
定する。
【0021】9は例えばプリンター等の記録部で、測定
された生体信号波形或は測定データ等を記録紙上に記録
すると共にEPSの検査経過を記録する。
された生体信号波形或は測定データ等を記録紙上に記録
すると共にEPSの検査経過を記録する。
【0022】10は例えばCRT等より成る表示部で、
測定された生体信号波形やデータを表示するモニタA及
び操作部8により設定される刺激条件、信号処理条件の
設定項目或はEPSにおける検査経過等を表示して編集
を行うモニタBから構成されている。この表示部10は
いずれか一方のモニタA又はBで兼用するようにしても
よい。
測定された生体信号波形やデータを表示するモニタA及
び操作部8により設定される刺激条件、信号処理条件の
設定項目或はEPSにおける検査経過等を表示して編集
を行うモニタBから構成されている。この表示部10は
いずれか一方のモニタA又はBで兼用するようにしても
よい。
【0023】信号入出力部1の生体信号入力部1a より
入力される生体信号及び刺激出力部1b より出力される
電気刺激信号は、監視記録装置2の制御部6の指示によ
り信号処理部3及び刺激制御部4にて時分割され、夫々
のインターフェース1c 及び5を介して入出力されるよ
うになっている。
入力される生体信号及び刺激出力部1b より出力される
電気刺激信号は、監視記録装置2の制御部6の指示によ
り信号処理部3及び刺激制御部4にて時分割され、夫々
のインターフェース1c 及び5を介して入出力されるよ
うになっている。
【0024】次に、上述した構成の処理動作について図
2のフローチャートを参照しながら説明する。電源を投
入して検査を開始する。制御部6は、刺激パターンの選
択であるか否か判定し(ステップS1 )、刺激パターン
の選択であれば制御部6内のROMより予め格納された
刺激パターンを読み出して表示部10のモニタBに表示
し、操作者により操作部8を介して所定の刺激パターン
が選択される(ステップS2 )。選択された刺激パター
ンは、操作部8を介して刺激信号の振幅、刺激時間等の
所定の刺激条件等の設定が行われ(ステップS3 )、刺
激制御部4に転送され、更に制御部6内のRAMに一時
的に記憶されると共にモニタBに転送されて刺激パター
ンが表示される(ステップS4 )。また、選択された刺
激パターン及び刺激条件の設定が適正か否か判定され
(ステップS5 )、適正であれば刺激パターンの選択を
終了し、適正でない場合はステップS2 に戻り上記処理
を繰り返す。
2のフローチャートを参照しながら説明する。電源を投
入して検査を開始する。制御部6は、刺激パターンの選
択であるか否か判定し(ステップS1 )、刺激パターン
の選択であれば制御部6内のROMより予め格納された
刺激パターンを読み出して表示部10のモニタBに表示
し、操作者により操作部8を介して所定の刺激パターン
が選択される(ステップS2 )。選択された刺激パター
ンは、操作部8を介して刺激信号の振幅、刺激時間等の
所定の刺激条件等の設定が行われ(ステップS3 )、刺
激制御部4に転送され、更に制御部6内のRAMに一時
的に記憶されると共にモニタBに転送されて刺激パター
ンが表示される(ステップS4 )。また、選択された刺
激パターン及び刺激条件の設定が適正か否か判定され
(ステップS5 )、適正であれば刺激パターンの選択を
終了し、適正でない場合はステップS2 に戻り上記処理
を繰り返す。
【0025】ステップS1 で、刺激パターンの選択では
ないと判定された場合は、ステップS6 に移行し、刺激
開始か否か判定する。刺激開始の場合は、刺激制御部4
により設定された所定の刺激条件による刺激開始の処理
が行われ(ステップS7 )、設定された所定の刺激条件
の電気刺激信号が被検者Mに出力される(ステップS8
)。また、ステップS7 の刺激開始を示すデータは検
査経過データとして制御部6内のRAMに記憶される。
ないと判定された場合は、ステップS6 に移行し、刺激
開始か否か判定する。刺激開始の場合は、刺激制御部4
により設定された所定の刺激条件による刺激開始の処理
が行われ(ステップS7 )、設定された所定の刺激条件
の電気刺激信号が被検者Mに出力される(ステップS8
)。また、ステップS7 の刺激開始を示すデータは検
査経過データとして制御部6内のRAMに記憶される。
【0026】ステップS6 で刺激開始ではないと判定さ
れた場合には、ステップS9 へ進んで生体信号の処理で
あるか否か判定され、生体信号処理の場合はモニタBに
生体信号の設定項目が表示され、操作部8を介して設定
された生体信号入力部1a の感度、増幅度等の所定の信
号処理条件は、制御部6及び信号処理部3に転送される
(ステップS10)。設定された信号処理条件により電気
刺激信号付与前の生体信号、即ち心電図信号、心腔内心
電図信号及び血圧信号等の測定が行われる(ステップS
11)。次にステップS8 の処理により出力される電気刺
激信号を被検者Mに加え、刺激中の生体信号の測定が行
われ(ステップS12)、更に刺激後の生体信号の測定が
行われる(ステップS13)。上述のステップS11〜ステ
ップ13における生体信号データは、モニタAに転送さ
れ、波形や測定値のデータが表示されて異常等の監視が
行われると共に制御部6内のRAMに格納される。
れた場合には、ステップS9 へ進んで生体信号の処理で
あるか否か判定され、生体信号処理の場合はモニタBに
生体信号の設定項目が表示され、操作部8を介して設定
された生体信号入力部1a の感度、増幅度等の所定の信
号処理条件は、制御部6及び信号処理部3に転送される
(ステップS10)。設定された信号処理条件により電気
刺激信号付与前の生体信号、即ち心電図信号、心腔内心
電図信号及び血圧信号等の測定が行われる(ステップS
11)。次にステップS8 の処理により出力される電気刺
激信号を被検者Mに加え、刺激中の生体信号の測定が行
われ(ステップS12)、更に刺激後の生体信号の測定が
行われる(ステップS13)。上述のステップS11〜ステ
ップ13における生体信号データは、モニタAに転送さ
れ、波形や測定値のデータが表示されて異常等の監視が
行われると共に制御部6内のRAMに格納される。
【0027】ステップS13による生体信号の測定が終了
したら、これらの一連の検査経過データ及び測定データ
を制御部6のRAMから記憶部7に転送し(ステップS
14)、表示部10のモニタBにこれらのデータを表示し
て編集作業を行い(ステップS15)、整理された検査経
過データ及び測定データを記録部9に送り記録(ステッ
プS16)を行ってEPSを終了する。
したら、これらの一連の検査経過データ及び測定データ
を制御部6のRAMから記憶部7に転送し(ステップS
14)、表示部10のモニタBにこれらのデータを表示し
て編集作業を行い(ステップS15)、整理された検査経
過データ及び測定データを記録部9に送り記録(ステッ
プS16)を行ってEPSを終了する。
【0028】このように本例においては、信号入出力部
1を生体信号入力部1a と刺激出力部1b とにより一体
に構成してX線検査室Rx に配置し、これを操作室Ro
に配置された監視記録装置2に接続して被検者Mへの電
気刺激信号の出力及び生体信号の入力を制御できるよう
にしたので、操作者は一人で済むことになり、操作性が
飛躍的に向上すると共にX線検査室の操作者に対するX
線被爆の危険性を回避できる。
1を生体信号入力部1a と刺激出力部1b とにより一体
に構成してX線検査室Rx に配置し、これを操作室Ro
に配置された監視記録装置2に接続して被検者Mへの電
気刺激信号の出力及び生体信号の入力を制御できるよう
にしたので、操作者は一人で済むことになり、操作性が
飛躍的に向上すると共にX線検査室の操作者に対するX
線被爆の危険性を回避できる。
【0029】尚、本発明は上述の実施例に限ることな
く、本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成
がとり得ることは勿論である。
く、本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成
がとり得ることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、信
号入出力部を生体信号入力部及び刺激出力部とにより一
体に構成してX線検査室に配置し、これを操作室に配置
した監視記録装置に接続して被検者への電気刺激信号の
出力、それに伴う生体信号の測定及び電気刺激信号の出
力前後の生体信号の測定を制御できるようにしたので、
操作者を大幅に低減できると共に操作者のX線被爆を防
止できる。
号入出力部を生体信号入力部及び刺激出力部とにより一
体に構成してX線検査室に配置し、これを操作室に配置
した監視記録装置に接続して被検者への電気刺激信号の
出力、それに伴う生体信号の測定及び電気刺激信号の出
力前後の生体信号の測定を制御できるようにしたので、
操作者を大幅に低減できると共に操作者のX線被爆を防
止できる。
【0031】また、信号入出力部と監視記録装置を電気
的に一体化させ、生体信号と電気刺激信号を時分割して
伝送するようにしたので、信号入出力部と監視記録装置
を接続するコードを1本化することができ、コード類の
接続時間も短縮されしかも誤接続の危険性を防止できる
効果がある。
的に一体化させ、生体信号と電気刺激信号を時分割して
伝送するようにしたので、信号入出力部と監視記録装置
を接続するコードを1本化することができ、コード類の
接続時間も短縮されしかも誤接続の危険性を防止できる
効果がある。
【図 1】本発明の心臓電気生理学検査装置の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図 2】実施例の処理動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図 3】従来の心臓電気生理学検査に使用される装置
の構成を示す概略図である。
の構成を示す概略図である。
1 信号入出力部 1a 生体信号入力部 1b 刺激出力部 1c 、5 インターフェース 2 監視記録装置 3 信号処理部 4 刺激制御部 6 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/0428 A61B 5/0402
Claims (1)
- 【請求項1】電気刺激信号出力部及び生体信号入力部と
を有する信号入出力手段と、 電気刺激信号を時分割して上記電気刺激信号出力部に出
力する刺激制御手段、上記生体信号入力部より生体信号
を時分割して入力する信号処理手段、並びに上記刺激制
御手段及び上記信号処理手段に所定の刺激信号条件及び
信号処理条件を出力する制御手段とを具える監視記録手
段と、 上記信号入出力手段及び上記監視記録手段に設けられ、
上記電気刺激信号及び生体信号を伝送するインターフェ
ース手段とを具えることを特徴とする心臓電気生理学検
査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30720092A JP3153943B2 (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 心臓電気生理学検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30720092A JP3153943B2 (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 心臓電気生理学検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06154182A JPH06154182A (ja) | 1994-06-03 |
JP3153943B2 true JP3153943B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=17966249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30720092A Expired - Fee Related JP3153943B2 (ja) | 1992-11-17 | 1992-11-17 | 心臓電気生理学検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3153943B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013022149A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Fukuda Denshi Co Ltd | 医療システム |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6078706A (en) * | 1998-09-22 | 2000-06-20 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Quasi-static fiber pressure sensor |
JP2016063854A (ja) * | 2014-09-22 | 2016-04-28 | フクダ電子株式会社 | 電気生理学的検査システム |
JP6839937B2 (ja) * | 2016-07-14 | 2021-03-10 | フクダ電子株式会社 | 心臓電気刺激装置 |
JP6862116B2 (ja) * | 2016-07-14 | 2021-04-21 | フクダ電子株式会社 | 心臓電気刺激装置 |
JP6731297B2 (ja) * | 2016-07-14 | 2020-07-29 | フクダ電子株式会社 | 心臓電気刺激システム |
-
1992
- 1992-11-17 JP JP30720092A patent/JP3153943B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013022149A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Fukuda Denshi Co Ltd | 医療システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06154182A (ja) | 1994-06-03 |
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Legal Events
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