JP3153531U - 箒 - Google Patents

Abstract

【課題】 狭い所、取りずらい塵、ホコリを寄せて掃くために、穂先の平面部の先端の形状を変えてゴミ等を掃きやすく、集めやすいように、更にゴミをチリトリに入れ易い箒を提供する。【解決手段】 柄（１）の頸部（２）に折曲した肩（３）を有する剛毛又は合成樹脂製毛（４）の箒を設け、図１のような中心より一方向に少し寄った箇所から左右に角度を設けて先端部を尖らせ、階段のすみ、タイルのめじ、アスファルトの道、玄関、ベランダ等の端（角）を難なく砂、土をはきだせるように、又、ゴミ等を掃きやすく、集めやすいように角度を設けた構造にし、狭いところ石ころ等の上 砂の中 石ころ等の間のごみ取り、細い溝、植木・鉢植え等の株間のごみ取り等、狭い部分等の掃除を容易にできる事を特徴とする箒。【選択図】図１

Description

本考案は、床面、階段、めじ、アスファルトの道等を清掃するのに用いる箒で、箒の掃き面に角度を付け、この角度を使うことにより、ごみを掃き集めやすく、又ごみをちりとりにも入れやすくした、床や庭などを掃き掃除するための箒に関するものである。

従来、箒の掃き部は平面であり、広範囲の地面などを掃くための長柄ほうきとしては、一般に、竹ぼうきが用いられている。竹ぼうきは、周知のように、多数本の竹の小枝を束ねて丸竹の柄の先端に取り付けた構造である。ここで多数本の竹の小枝は、円錐状に拡がった状態で纏められ、基端部分で竹柄に緊締固着されている。しかし、竹の小枝には小さな節が多数あるため、扱い難く折れ易い欠点がある。又、床や庭などを掃き掃除するための箒としては、従来より、椰子の葉脈などの植物繊維や合成樹脂繊維等からなる多数の繊維を扁平に束ね、穂先の幅が広い略台形の形に形成し、該穂体の基端部にカバーを介して取り付けられた柄とからなるものが知られている。

考案の解決しようとする課題

従来は次ぎのような欠点があった。
掃部が平面なため、箒でごみを掃き集めるのに手間がかかり、更に掃く時塵が剛毛又は、合成樹脂製毛の両側から逃げるので、何度も掃かなければならなかった、又、掃き集めたごみをチリトリに入れる際、ごみを逃してしまう等、又、階段のすみ、タイルのめじ、アスファルトの道、玄関、ベランダ等の端（角）を難なく砂、土を掃き出せるように、更に狭いところ石ころ等の上、砂の中、石ころ等の間のごみ取り細い溝植木・鉢植え等の株間のごみ取り等、狭い部分等の掃除が大変である等の問題があった。本考案は、これらの欠点を解消することを目的とするものである。

問題を解決するための手段

本考案は、上記目的を達成するために、柄（１）の頸部（２）に折曲した肩（３）を有する剛毛（４）を設けた構成からなり、階段のすみ、タイルのめじ、アスファルトの道、玄関、ベランダ等の端（角）を難なく砂、土、を掃き出せ、狭い所、取りずらい塵、ホコリを寄せて掃き出せるように、箒は、合成樹脂製毛または天然の繊維の適量を揃え、かつ偏平にして結束して穂先を構成してなる箒において、前記穂先の先端部箒のはき面を図１のような中心部より一方向に少し寄せた箇所に左右に角度を設けて尖らせ、ゴミ等を掃きやすく、集めやすい角度をもたせた構造にしたことにより問題点を解決している。

考案の効果

上述のように、本考案の箒は、先端部が平坦でなく、左右に角度を持っているので、狭いところ、取りづらい塵等、ゴミを逃さず掃き集めやすく、更にチリトリにも収納しやすいので、清掃作業を早く終える事ができる。その結果、早く掃ける。また、早く掃けるのでほこりの舞いあがりが少なくてすむ等、塵取りに掃きとるのに楽になる効果が期待できる。

本考案の箒は、上記のように、繊維を揃えて偏平に構成された穂先の先端を平坦でなく、その中心より一方向によった箇所の中心の先端部を尖らせ、その尖った先端部から左右に角度を設けた構造、図１にしたので、階段のすみ、タイルのめじ、アスファルトの道、ベランダ等の端（角）を難なく、狭いところ、石ころ等の上、砂の中、石ころ等の間のごみ取り、細い溝、植木・鉢植え等の株間のごみ取り等にも即座に対応でき、その他、用途に応じて極めて便利な箒である。

本考案の平面図 本考案の右側面図

１ 柄
２ 頚部
３ 折曲した肩部
４ 剛毛又は合成樹脂製毛

Claims (1)

1. 柄（１）の頸部（２）に折曲した肩（３）を有する剛毛又は合成樹脂製毛（４）で構成され、階段のすみ、タイルのめじ、アスファルトの道、玄関、ベランダ等の端（角）を難なく砂、土をはきだせるように箒を設け、その掃面の中心より左右の一方向によった部分を先端部とし、その先端部より左右に角度を設け、先端部を尖らせた事を特徴とする箒。

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